台風19号被災で長期休館中「川崎市市民ミュージアム」の仮囲いに、「INTERNATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI」のライブペイント作品が展示
【Reporter:はつしも】
川崎市市民ミュージアムは、「令和元年台風19号」による浸水で収蔵品に多大なる被害が発生し、長期休館中です。
現在、ミュージアム前の広場が仮囲いで覆われ、仮設の建物で収蔵品の修復作業が進められているところです。
このたび、その仮囲いにグラフィティアーティストのライブペイント作品が展示されました。
■長期休館中の川崎市市民ミュージアム
■ライブペイント作品展示のご案内
ストリートカルチャー系アーバンスポーツのフェスティバル「INTERNATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI」が、2019年11月9日・10日に川崎駅周辺で開催されました。
本イベントではブレイクダンスやBMX、パルクールなどのスポーツ競技が行われるとともに、「DRAGON76」「WOOD」「GOSPEL」の3人のグラフィティアーティストによる路上ライブイベントが開催されました。
グラフィティとは、スプレーやマーカーなどを使ってストリートに絵を描くカルチャーです。
無許可で建造物等にグラフィティを描くのは違法行為ですが、世界的に有名なところでは「バンクシー」など、作品そのものには芸術性が認められるものもあります。
法的な問題を解決するため、近年は合法的にグラフィティーアーティストに活動の場を提供する試みも進められています。
今回は、川崎市市民ミュージアムの仮囲いに、「DRAGON76」「WOOD」「GOSPEL」の3氏の路上ライブペインティング作品が掲示されました。
■「DRAGON76」のライブペインティング作品
■「WOOD」のライブペインティング作品
■「GOSPEL」の作品
川崎市市民ミュージアムの仮囲いには、3氏の作品とともに、紹介文と「INTERNSATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI」でのライブペインティングの様子が掲示されています。
それぞれに力のこもった、迫力ある作品です。
アーティストの「WOOD」氏は、川崎市在住ということです。
グラフィティーアーティストだけでなく、ブレイクダンサーとしても活動されているということです。
■修復作業が進められている川崎市市民ミュージアムの仮設施設
川崎市市民ミュージアムは長期休館が続き、まだ再開館にはかなりの時間を要するようです。
そんな中でも、川崎市内の学校に出張してアート関連のワークショップを実施するなど、市民ミュージアムとしての活動は継続されています。
館内の展示ができない分、仮囲いのスペースを使ってアートの発信をされていくことは、とても良いのではないでしょうか。
【関連リンク】
・川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ホビー・カルチャー 川崎市市民ミュージアム
(令和元年台風19号関連)
・2019/9/9エントリ 台風15号が武蔵小杉周辺に爪痕、倒木・看板落下・工事防護壁崩落・停電に加え鉄道運休で武蔵小杉駅に行列
・2019/9/24エントリ 台風17号の強風により武蔵小杉の今井神社で大規模な枝折れが発生、早朝から撤去作業を実施
・2019/10/11エントリ 大型の台風19号が12日(土)首都圏に接近:JR・東急線が昼頃までに運休、東急ストア・ららテラス・グランツリー等武蔵小杉の商業施設が臨時休業を決定
・2019/10/13エントリ 台風19号通過により武蔵小杉周辺が冠水、JR武蔵小杉新駅は設備故障で運行再開後も全列車が通過に
・2019/10/14エントリ 台風19号により今井神社など各地で倒木が発生、15号・17号からのダメージ蓄積も注意
・2019/10/15エントリ 台風19号:武蔵小杉駅新南口の本日供用開始に長蛇の列、駅前エプロント・サイゼリヤ・ワンズガーデンはビル浸水で当面休業に
・2019/10/16エントリ 台風19号:川崎市社会福祉協議会が「川崎市災害ボランティアセンター」をエポックなかはらに開設、10月17日(木)よりボランティア受付を開始
・2019/10/17エントリ 10/19・20「コスギフェスタ2019」10/20「なかはら“ゆめ”区民祭」が台風19号影響により中止決定、「武蔵小杉カレースタンプラリー」は続行に
・2019/10/19エントリ 「コスギフェスタ2019」中止に伴う「トリックオアトリートスタンプラリー」お菓子引き換えを実施、武蔵小杉に仮装の子どもたちも集まる
・2019/10/20エントリ 台風19号による浸水被害地・上丸子山王町周辺の復旧作業続く、川崎市市民ミュージアム休館中の等々力緑地には大量の災害ごみが収集
・2019/10/28エントリ 台風19号:今井神社の倒木撤去が完了、直撃で転落した狛犬は無事台座に復旧
・2019/11/18エントリ 令和元年台風19号で川崎市市民ミュージアムに72億円の被害、川崎市が収蔵品修復の寄附金を受付開始
・2019/11/27エントリ 令和元年台風19号により水没「新丸子東地下通路」が部分復旧で供用開始、エレベーターは交換のため2020年夏頃まで使用停止に
・2019/12/19エントリ 「2019年川崎市10大ニュース」が発表:第1位は「台風19号被害」、川崎フロンターレルヴァンカップ初優勝は第2位に
・2020/1/3エントリ 「令和元年台風19号」で長期休業、野村不動産武蔵小杉ビルの「サイゼリヤ」「ワンズガーデン」が営業再開、「エプロント」も1/6営業再開へ
・2020/1/18エントリ 上丸子山王町のブックカフェ「COYAMA」が台風19号浸水被害から復活、ギャラリーで「本の帯」がテーマの企画展も開催
・2020/1/19エントリ 令和元年台風19号の倒木で損傷、今井神社の手水舎屋根が修復完了し金色に
(川崎市市民ミュージアム関連)
・武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ホビー・カルチャー 川崎市市民ミュージアム
・2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
・2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
・2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
・2016/9/12エントリ 川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開
・2016/12/18エントリ 川崎市市民ミュージアム「アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート:「毛糸のお城」が逍遥展示空間に出現
・2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
・2017/4/4エントリ 「川崎市市民ミュージアム」が指定管理者制度によりリニューアルオープン、4月16日(日)まで「スプリングイベント」を開催中
・2017/5/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで5月中の休日に「古代の火おこし体験」を開催中、5月7日(日)にアイルランドの名作アニメーション「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を小中学生無料で上映
・2017/6/28エントリ タバ作戦最寄りの「武蔵小杉の映画館」、川崎市市民ミュージアム映像ホールに「シン・ゴジラ」再上陸!7月の毎週末に川崎市ゆかりのゴジラ作品を連続上映
・2017/7/28エントリ 川崎市市民ミュージアムで開催中「からくりトリックの世界」でトリック3Dアート写真を撮ろう!/7月29日(土)「シン・ゴジラ」が最終2回上映
・2017/68/5エントリ 川崎市市民ミュージアムで、バケツ稲を栽培中。「ミュージアムで田んぼ」で元気に育つ稲とメダカたち
・2017/12/16エントリ 「2017川崎フロンターレ展」が本日スタート、後援会会員限定エリアにJ1優勝のシャーレ・小林悠選手MVP・得点王トロフィーなどが集結
・2018/1/11エントリ 1月14日(日)終了「2017川崎フロンターレ展」での退団選手への寄せ書きと、スマホアプリによる選手とのバーチャル記念撮影
・2018/1/14エントリ 東急バス×川崎フロンターレ「Paint it Blue Bus!!」が完成、溝の口~武蔵小杉~川崎駅間運行に先立ち市民ミュージアムで本日お披露目
・2018/4/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで「中井精也鉄道写真展 笑顔あふれる『ゆる鉄』ワールド」が開催、川崎市や武蔵小杉駅の鉄道ジオラマ展示・休日には子ども向けワークショップも
・2018/7/7エントリ 川崎市市民ミュージアムで「かこさとしのひみつ展」が本日スタート、「からすのパンやさん」「だるまちゃん」関連イベントも順次開催
・2018/7/10エントリ 川崎市市民ミュージアムで「SHISHAMO展」がスタート、川崎フロンターレや地域とも歩む活動を振り返る
・2018/7/14エントリ 川崎市市民ミュージアムにて「かこさとしのひみつ展」「SHISHAMO展」と同時開催、「昔のくらしと家庭の道具」で日本の生活発展を追体験
・2018/10/19エントリ 武蔵小杉に超A級スナイパー登場。川崎市市民ミュージアムが企画展コラボ「ゴルゴ13×武蔵小杉」特製クリアファイルをコスギフェスタで配布決定
・2018/11/2エントリ 川崎市市民ミュージアム「ゴルゴ13」企画展レポート:名作「海に向かうエバ」の全原画を展示、11月3日(土)はさいとう・たかを先生サイン会を開催し入場無料に
・2018/12/15エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2018川崎フロンターレ展」が本日開幕。スワロフスキー製の風呂桶が燦然と輝き、後援会員限定エリアにJ1連覇のシャーレを展示
・2018/12/26エントリ 川崎市市民ミュージアム「2018川崎フロンターレ展」に家長昭博選手MVP・7選手のベストイレブン表彰トロフィーなどが追加展示、ブルーサンタ仕様のふろん太・カブレラも登場
・2018/12/15エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2018川崎フロンターレ展」が本日開幕。スワロフスキー製の風呂桶が燦然と輝き、後援会員限定エリアにJ1連覇のシャーレを展示
・2019/1/4エントリ 川崎市市民ミュージアムで「ビッグコミック50周年展」を開催中、1月13日「新春超ビッグ対談 さいとう・たかを × ちばてつや」の参加申込が1月5日(土)締切に
・2019/3/9エントリ 「画業50周年記念展 竹宮惠子 カレイドスコープ」が川崎市市民ミュージアムで開催中、本日開催の竹宮先生トークショー取材レポート
・2019/3/19エントリ 川崎市市民ミュージアムの鉄道ジオラマ模型で再現、川崎市臨海部から武蔵小杉など南武線の風景
・2019/4/29エントリ 川崎市市民ミュージアムで企画展「岩合光昭写真展 ねこづくし」が開幕、「島の猫」シリーズが初の集約展示
・2019/7/26エントリ 川崎市市民ミュージアムで企画展「こびとづかんの世界」が開催、なばたとしたかさんのサイン会やライブペイントワークショップも7月28日(日)実施
川崎市市民ミュージアムは、「令和元年台風19号」による浸水で収蔵品に多大なる被害が発生し、長期休館中です。
現在、ミュージアム前の広場が仮囲いで覆われ、仮設の建物で収蔵品の修復作業が進められているところです。
このたび、その仮囲いにグラフィティアーティストのライブペイント作品が展示されました。
■長期休館中の川崎市市民ミュージアム
■ライブペイント作品展示のご案内
ストリートカルチャー系アーバンスポーツのフェスティバル「INTERNATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI」が、2019年11月9日・10日に川崎駅周辺で開催されました。
本イベントではブレイクダンスやBMX、パルクールなどのスポーツ競技が行われるとともに、「DRAGON76」「WOOD」「GOSPEL」の3人のグラフィティアーティストによる路上ライブイベントが開催されました。
グラフィティとは、スプレーやマーカーなどを使ってストリートに絵を描くカルチャーです。
無許可で建造物等にグラフィティを描くのは違法行為ですが、世界的に有名なところでは「バンクシー」など、作品そのものには芸術性が認められるものもあります。
法的な問題を解決するため、近年は合法的にグラフィティーアーティストに活動の場を提供する試みも進められています。
今回は、川崎市市民ミュージアムの仮囲いに、「DRAGON76」「WOOD」「GOSPEL」の3氏の路上ライブペインティング作品が掲示されました。
■「DRAGON76」のライブペインティング作品
■「WOOD」のライブペインティング作品
■「GOSPEL」の作品
川崎市市民ミュージアムの仮囲いには、3氏の作品とともに、紹介文と「INTERNSATIONAL STREET FESTIVAL KAWASAKI」でのライブペインティングの様子が掲示されています。
それぞれに力のこもった、迫力ある作品です。
アーティストの「WOOD」氏は、川崎市在住ということです。
グラフィティーアーティストだけでなく、ブレイクダンサーとしても活動されているということです。
■修復作業が進められている川崎市市民ミュージアムの仮設施設
川崎市市民ミュージアムは長期休館が続き、まだ再開館にはかなりの時間を要するようです。
そんな中でも、川崎市内の学校に出張してアート関連のワークショップを実施するなど、市民ミュージアムとしての活動は継続されています。
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