川崎フロンターレがアウェイ横浜FC戦で5-1大勝しリーグ首位キープ、ビジター席無し「超厳戒態勢」でふろん太が観戦動画を配信
【Reporter:はつしも】
昨日、2020明治安田生命J1リーグ第5節「川崎フロンターレvs横浜FC戦」がアウェイのニッパツ三ツ沢球技場で開催されました。
両クラブとも「ボールを保持する」スタイル同士の対決となり、後半の立ち上がりに押し込まれる展開もあったものの、ケガから復帰した小林悠選手・三笘薫選手の投入から流れが変わりました。
三笘薫選手が得意とするドリブルから獲得したPKなどで立て続けに得点し、結果的には5-1の大勝に終わりました。
小林悠選手はPKを含む2得点で、復帰後即結果を出したことになります。
これにより、川崎フロンターレはJ1リーグで単独首位を保ちました。
■Jリーグtwitter 横浜FCvs川崎ハイライト動画
なお、この試合は第4節に引き続き、新型コロナウイルス影響により入場者数を5,000人以下に制限し、ビジター席は設けない「超厳戒態勢」レギュレーションでの開催となりました。
そのため、入場者数は2,733人にとどまり、川崎からの応援はスポーツコンテンツのネット配信サービス「DAZN」による観戦に限定されました。
そのような観戦形態の楽しみを少しでも増やそうということで、川崎フロンターレではマスコットキャラクターの「ふろん太」が観戦動画の配信を行い、視聴者からの「投げ銭」も受け付ける企画を実施していました。
本エントリでは箸休め程度に、その様子を記録として残しておきたいと思います。
■ふろん太の観戦動画配信スタジオ
まずこちらが、ふろん太の動画配信スタジオです。
スタジオ…と申しますかクラブ事務所の1室だと思うのですが、そこからビデオ会議サービス「Zoom」での配信がスタートしました。
■得点時はタオルマフラーを回して歓喜
■得点した選手のカード
得点時は、タオルマフラーを回して歓喜し、得点した選手のカードを掲げてくれます。
これは後半78分、PKによる家長昭博選手の得点ですね。
なお、前節のレポート記事でもお伝えした通り、現在のスタジアムではチャント(応援歌)を歌う、鳴り物を使う、手拍子、そしてタオルマフラーを回すなどの「アクティブな応援行為」が禁止されています。
ほぼ「拍手」しか許容されていない状況ですが、今回の動画配信のような個室や、各ご家庭内であればタオルマフラーも回すことができるというわけです。
■下田北斗選手のチャントに合わせた踊り
再開後のJリーグでは、通常3名までの交代枠が5名(交代回数は3回まで)に拡大されています。
長期休止を挟んだことによる過密日程に配慮したもので、これにより控え選手の活躍が例年よりも増えています。
この試合では競争の激しい中盤の下田北斗選手が途中出場しました。
下田北斗選手のチャントには、歌に合わせた踊りがついているのですが、こちらもスタジアムでは踊ることができません。
今回はふろん太が、動画配信で踊ってくれました。
■途中交代選手のカード
川崎フロンターレは、非常に選手層が厚いのが特長です。
ボランチ(アンカー)は現在、東京五輪代表の中心と目される田中碧選手がファーストチョイスになっているようですが、守田英正選手も日本代表(A代表)選出経験のある「代表クラス」の選手です。
今回はサイドバックでの途中出場となりました。
またセンターバックの山村和也選手も、ジェジエウ選手の負傷により今回がリーグ再開後初のメンバー入り、途中出場となりました。
■感情豊かなふろん太
ふろん太はピンチやチャンスごとに、非常に感情豊かなリアクションを示します。
DAZNの音が入って配信すると同社の権利を侵害してしまうため、無音での放送なのですが、DAZN観戦と合わせて見ていると意外と楽しめました。
■勝利を目前にした「アバンテ」
さて、5-1の4点リードでアディショナルタイムに入ると、勝利はほぼ動きません。
そんな勝利目前のタイミングで、スタジアムでの定番になっている「アバンテ」の踊りも勿論披露されました。
この踊りの歌は、trfの「CRAZY GONNA CRAZY」が原曲になっています。
川崎フロンターレのイベントにtrfの「DJ KOO」さんが登場するのは、そんなご縁によるものです。
■試合終了
■配信も終了
試合が終了し、ふろん太による配信も終了です。
今回は登場しなかったマスコットキャラクター「カブレラ」の人形とともに、配信終了のご挨拶です。
また次回は7月22日(水)の第6節「ベガルタ仙台戦」のアウェイゲーム、7月26日(日)、第7節「湘南ベルマーレ戦」のホームゲームです。
アウェイゲームは、またふろん太の動画配信が行われるかもしれません。
ホームゲームはマスコットも等々力陸上競技場に来場することができますので、ふろん太も動画配信ではなく、現地でのお仕事となるでしょう。
■第4節「柏戦」でのふろん太・カブレラ・コムゾー来場
■第4節「柏戦」でのソーシャルディスタンスを確保した客席
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ゲーム記録 第5節横浜FC戦
(川崎フロンターレの新型コロナ取り組み関連)
・2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付
・2020/4/15エントリ 川崎フロンターレが新型コロナウイルス対策でオリジナルマスク販売、需要急減の陸前高田市・キャンプ地等の物産紹介にビデオ会議背景画像を配布
・2020/4/29エントリ 武蔵小杉駅北口「フロカフェ」前で等々力陸上競技場「ファンキーズ」がカレー弁当を5/6まで販売、ハズレなしくじで川崎フロンターレ選手サイン等プレゼント
・2020/5/6エントリ 「みんな負けない。ここにまた帰ってくる。」フロンターレ・ブレイブサンダース・レッドロケッツ・レッドウェーブのメッセージが等々力緑地に展示
・2020/6/2エントリ 川崎フロンターレがオリジナルマスクの子供サイズを販売、新たにマスコットデザインを追加
・2020/7/1エントリ 川崎フロンターレが7/4リーグ再開で街を青く染める「Paint it Blue 2020」実施、当日ユニ・グッズ着用により武蔵小杉周辺16店舗で優待サービス提供
・2020/7/4エントリ J1リーグ再開緒戦で川崎フロンターレが鹿島に勝利、無観客試合「リモートマッチ」を盛り上げる取り組みが展開
・2020/7/11エントリ 等々力陸上競技場で140日ぶり有観客試合:川崎フロンターレが柏撃破し暫定首位に、フロンパークも縮小開催
昨日、2020明治安田生命J1リーグ第5節「川崎フロンターレvs横浜FC戦」がアウェイのニッパツ三ツ沢球技場で開催されました。
両クラブとも「ボールを保持する」スタイル同士の対決となり、後半の立ち上がりに押し込まれる展開もあったものの、ケガから復帰した小林悠選手・三笘薫選手の投入から流れが変わりました。
三笘薫選手が得意とするドリブルから獲得したPKなどで立て続けに得点し、結果的には5-1の大勝に終わりました。
小林悠選手はPKを含む2得点で、復帰後即結果を出したことになります。
これにより、川崎フロンターレはJ1リーグで単独首位を保ちました。
■Jリーグtwitter 横浜FCvs川崎ハイライト動画
ハイライト動画
— Jリーグ (@J_League) July 18, 2020
明治安田生命J1リーグ 第5節
横浜FCvs川崎F
1-5#Jリーグ#横浜FCvs川崎フロンターレ
試合レポートはこちら https://t.co/il677b5GnH pic.twitter.com/Dq8GiCVGG5
なお、この試合は第4節に引き続き、新型コロナウイルス影響により入場者数を5,000人以下に制限し、ビジター席は設けない「超厳戒態勢」レギュレーションでの開催となりました。
そのため、入場者数は2,733人にとどまり、川崎からの応援はスポーツコンテンツのネット配信サービス「DAZN」による観戦に限定されました。
そのような観戦形態の楽しみを少しでも増やそうということで、川崎フロンターレではマスコットキャラクターの「ふろん太」が観戦動画の配信を行い、視聴者からの「投げ銭」も受け付ける企画を実施していました。
本エントリでは箸休め程度に、その様子を記録として残しておきたいと思います。
■ふろん太の観戦動画配信スタジオ
まずこちらが、ふろん太の動画配信スタジオです。
スタジオ…と申しますかクラブ事務所の1室だと思うのですが、そこからビデオ会議サービス「Zoom」での配信がスタートしました。
■得点時はタオルマフラーを回して歓喜
■得点した選手のカード
得点時は、タオルマフラーを回して歓喜し、得点した選手のカードを掲げてくれます。
これは後半78分、PKによる家長昭博選手の得点ですね。
なお、前節のレポート記事でもお伝えした通り、現在のスタジアムではチャント(応援歌)を歌う、鳴り物を使う、手拍子、そしてタオルマフラーを回すなどの「アクティブな応援行為」が禁止されています。
ほぼ「拍手」しか許容されていない状況ですが、今回の動画配信のような個室や、各ご家庭内であればタオルマフラーも回すことができるというわけです。
■下田北斗選手のチャントに合わせた踊り
再開後のJリーグでは、通常3名までの交代枠が5名(交代回数は3回まで)に拡大されています。
長期休止を挟んだことによる過密日程に配慮したもので、これにより控え選手の活躍が例年よりも増えています。
この試合では競争の激しい中盤の下田北斗選手が途中出場しました。
下田北斗選手のチャントには、歌に合わせた踊りがついているのですが、こちらもスタジアムでは踊ることができません。
今回はふろん太が、動画配信で踊ってくれました。
■途中交代選手のカード
川崎フロンターレは、非常に選手層が厚いのが特長です。
ボランチ(アンカー)は現在、東京五輪代表の中心と目される田中碧選手がファーストチョイスになっているようですが、守田英正選手も日本代表(A代表)選出経験のある「代表クラス」の選手です。
今回はサイドバックでの途中出場となりました。
またセンターバックの山村和也選手も、ジェジエウ選手の負傷により今回がリーグ再開後初のメンバー入り、途中出場となりました。
■感情豊かなふろん太
ふろん太はピンチやチャンスごとに、非常に感情豊かなリアクションを示します。
DAZNの音が入って配信すると同社の権利を侵害してしまうため、無音での放送なのですが、DAZN観戦と合わせて見ていると意外と楽しめました。
■勝利を目前にした「アバンテ」
さて、5-1の4点リードでアディショナルタイムに入ると、勝利はほぼ動きません。
そんな勝利目前のタイミングで、スタジアムでの定番になっている「アバンテ」の踊りも勿論披露されました。
この踊りの歌は、trfの「CRAZY GONNA CRAZY」が原曲になっています。
川崎フロンターレのイベントにtrfの「DJ KOO」さんが登場するのは、そんなご縁によるものです。
■試合終了
■配信も終了
試合が終了し、ふろん太による配信も終了です。
今回は登場しなかったマスコットキャラクター「カブレラ」の人形とともに、配信終了のご挨拶です。
また次回は7月22日(水)の第6節「ベガルタ仙台戦」のアウェイゲーム、7月26日(日)、第7節「湘南ベルマーレ戦」のホームゲームです。
アウェイゲームは、またふろん太の動画配信が行われるかもしれません。
ホームゲームはマスコットも等々力陸上競技場に来場することができますので、ふろん太も動画配信ではなく、現地でのお仕事となるでしょう。
■第4節「柏戦」でのふろん太・カブレラ・コムゾー来場
■第4節「柏戦」でのソーシャルディスタンスを確保した客席
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ゲーム記録 第5節横浜FC戦
(川崎フロンターレの新型コロナ取り組み関連)
・2020/3/11エントリ 東日本大震災から9年の武蔵小杉:川崎フロンターレが「ReMind-1」募金を実施、新型コロナ対応で街頭活動に代えて銀行振込で受付
・2020/4/15エントリ 川崎フロンターレが新型コロナウイルス対策でオリジナルマスク販売、需要急減の陸前高田市・キャンプ地等の物産紹介にビデオ会議背景画像を配布
・2020/4/29エントリ 武蔵小杉駅北口「フロカフェ」前で等々力陸上競技場「ファンキーズ」がカレー弁当を5/6まで販売、ハズレなしくじで川崎フロンターレ選手サイン等プレゼント
・2020/5/6エントリ 「みんな負けない。ここにまた帰ってくる。」フロンターレ・ブレイブサンダース・レッドロケッツ・レッドウェーブのメッセージが等々力緑地に展示
・2020/6/2エントリ 川崎フロンターレがオリジナルマスクの子供サイズを販売、新たにマスコットデザインを追加
・2020/7/1エントリ 川崎フロンターレが7/4リーグ再開で街を青く染める「Paint it Blue 2020」実施、当日ユニ・グッズ着用により武蔵小杉周辺16店舗で優待サービス提供
・2020/7/4エントリ J1リーグ再開緒戦で川崎フロンターレが鹿島に勝利、無観客試合「リモートマッチ」を盛り上げる取り組みが展開
・2020/7/11エントリ 等々力陸上競技場で140日ぶり有観客試合:川崎フロンターレが柏撃破し暫定首位に、フロンパークも縮小開催