26に67人感染で単日過去最多を更新

武蔵小杉広域

【Reporter：はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、基本的に毎週土曜日締め（日～土）でグラフ化して提供をしております。

今回は11月22日（日）～11月28日（土）の週間データをレポートいたします。

この1週間の新規感染者は240人（前週比9人減）と、引き続き高水準で推移しました。
このうち11月26日に発表された感染者数「67人」は、前週11月18日の60人をさらに更新する最多記録となりました。

一方、同期間の治療終了者は162人（前週比42人増）でした。
新規感染240人との差分78人が、治療中者の増加ということになりますが、このうち入院者数は前週の43人⇒48人と、5人にとどまりました。

■川崎市内の感染者数の推移

■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

1週間合計の感染者数は、146⇒141⇒137⇒109⇒84⇒83⇒144⇒90⇒83⇒69⇒104⇒88⇒76⇒129⇒167⇒249⇒240と推移しています。

前週に急増した249人からは微減となりましたが、高止まりの状況にあります。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】

■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】

週間の感染者数が微減（249人⇒240人）となったことにより、1週間移動平均による指標は若干の改善となりました。

■川崎市内の検査人数

■川崎市内の検査人数

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。

前週のような突出した検査人数はなかったことがわかります。
そのうえで感染者数が高水準にあるわけです。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数

続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

上の2つが「療養終了者数」「退院者数」で、「治療終了」のグループです。
今週は療養終了者が147人増、退院者15人増で、合計162人が治療終了しました。

下のグループのなかでグレーが「死亡者」で、現在46人（前週比2人増）です。

それ以外が「入院者数」「自宅療養者数」「宿泊施設療養者数」の「治療中」のグループ、そして「その他（市外での療養など）」です。

入院者数（グラフ上隠れて見えません）は、前週の43人から5人増加し、48名になりました。
2週間にわたる急激な感染拡大があったことを考えると、5名増にとどまっていると受け止めてもよいかと思います。

新規感染者の多くが自宅療養（41人増）・宿泊施設療養（27人増）での対応となっています。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は新規感染数高止まり・治療終了数増により治療中率が1pt上昇しました。

■区別の感染者数の推移

区別では、引き続き「川崎区」での感染が際立っています。
ただ、ここのところ感染者数が最多なのは高津区です。

本日時点で高津区が363人と、388人の中原区に迫りつつあります。

■区別の感染者数の割合

■年代別の感染者数

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