川崎・横浜の市境巡り。中原区井田と港北区日吉のごみ収集の境界線
【Reporter:はつしも】
川崎市中原区は、区の南端において横浜市港北区との境界があります。
井田山においては山の頂上部に境界があり、道路を挟んで川崎市と横浜市が接するようになっています。
この道路を歩いてみると、ごみ集積場所において境界特有の掲示が目に留まりました。
■川崎市立井田病院
■井田山の境界道路
井田山の上には、川崎市立井田病院があります。
この前の通りが井田山の尾根を通るような形になっていまして、道路を境に北側(写真右)の斜面が川崎市、南側(写真左)の斜面が横浜市となっています。
■井田2丁目
■日吉1丁目
井田病院付近では、川崎市側が中原区井田2丁目、横浜市側が港北区日吉1丁目でした。
川崎側の坂を下ると矢上川に、横浜側の坂を下ると慶應義塾大学のグラウンド付近に到達します。
■川崎市側のごみ集積場所
川崎市側のごみ集積場所には、
「お願い 横浜地区の方は、この場所には絶対にごみを投棄しないで下さい。町内会一同」
と書かれた看板が掲示してありました。
■横浜市側のごみ集積場所
一方、横浜市側のごみ集積場所には、
「他地域からのごみ出し禁止 この集積場所は、港北区の決められた地域の方々が利用される場所です。その他の地域の方はごみを出さないでください。」
とありました。
確かに、一見してわかるような市域の境界線が引かれているわけではないため、特に賃貸アパートの方などは、区別がつかずに違う集積場所に置いてしまうこともあるかもしれません。
川崎市側には、禁止対象として「横浜地区の方」を特定して書いてありますが、横浜市側では「その他の地域の方」とあります。
これは、横浜市側の中でも町内のブロックごとに利用するごみ集積場所を定めているため、川崎市民だけでなく横浜市民であっても隣の区域の集積場所を利用したりしないように、という趣旨かと思います。
井田山の境界だけでなく、全国各地でこういった行政管轄の違いに起因する注意事項は見受けられるものです。
ごみの収集はそれぞれの自治体の負担で実施されていますし、一部収集ルールが異なる場合もありますから、きちんとしなくてはいけないところですね。
【関連リンク】
(川崎市と横浜市の境界関連)
・2018/11/28エントリ 川崎市と横浜市の境界。東横線が矢上川を渡る「矢上川橋梁」と、側道のどんぶり坂で冠水注意
(井田山関連)
・2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
・2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
・2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院
・2013/6/1エントリ 井田山(4):中原区市民健康の森と、ホタル の放流
・2014/5/30エントリ 井田山のホタル観賞会「ヒカリノモリへ」が 2014年6月5日(木)まで開催中
・2015/4/7エントリ 川崎市立井田病院が4月1日全面開院、がん医 療・救急医療などを機能強化
・2016/3/7エントリ 川崎市バスが4月1日の井田方面大幅増便ダイ ヤ・「小杉駅入口グランツリー前」バス停新設を発表、井田病院行無料シャトルバス は3月31日廃止
・2016/6/10エントリ 井田山・中原区市民健康の森のホタル観賞会 「ヒカリノモリ」が本日6月10日(金)から12日(日)まで開催
・2016/8/16エントリ 井田山周辺の別世界。アイザック・ニュートン生家のりんごの木を継承する、新日鉄先端技術研究所跡地の分譲住宅街「さくらが丘Isaac日吉」を歩く
・2016/12/10エントリ 井田山(5):東京都心と、武蔵小杉・新川崎の高層ビル群を一望する。隠れたパノラマスポット「井田伊勢台公園」
・2018/7/24エントリ 川崎市立井田病院再整備事業・Ⅲ期工事で完成、ロータリー・立体駐車場と院内保育園
・2018/8/16エントリ 井田病院再整備Ⅲ期工事完成に続き井田山の斜面防護工事が着手、「中原区市民健康の森」の歩道も整備へ
川崎市中原区は、区の南端において横浜市港北区との境界があります。
井田山においては山の頂上部に境界があり、道路を挟んで川崎市と横浜市が接するようになっています。
この道路を歩いてみると、ごみ集積場所において境界特有の掲示が目に留まりました。
■川崎市立井田病院
■井田山の境界道路
井田山の上には、川崎市立井田病院があります。
この前の通りが井田山の尾根を通るような形になっていまして、道路を境に北側(写真右)の斜面が川崎市、南側(写真左)の斜面が横浜市となっています。
■井田2丁目
■日吉1丁目
井田病院付近では、川崎市側が中原区井田2丁目、横浜市側が港北区日吉1丁目でした。
川崎側の坂を下ると矢上川に、横浜側の坂を下ると慶應義塾大学のグラウンド付近に到達します。
■川崎市側のごみ集積場所
川崎市側のごみ集積場所には、
「お願い 横浜地区の方は、この場所には絶対にごみを投棄しないで下さい。町内会一同」
と書かれた看板が掲示してありました。
■横浜市側のごみ集積場所
一方、横浜市側のごみ集積場所には、
「他地域からのごみ出し禁止 この集積場所は、港北区の決められた地域の方々が利用される場所です。その他の地域の方はごみを出さないでください。」
とありました。
確かに、一見してわかるような市域の境界線が引かれているわけではないため、特に賃貸アパートの方などは、区別がつかずに違う集積場所に置いてしまうこともあるかもしれません。
川崎市側には、禁止対象として「横浜地区の方」を特定して書いてありますが、横浜市側では「その他の地域の方」とあります。
これは、横浜市側の中でも町内のブロックごとに利用するごみ集積場所を定めているため、川崎市民だけでなく横浜市民であっても隣の区域の集積場所を利用したりしないように、という趣旨かと思います。
井田山の境界だけでなく、全国各地でこういった行政管轄の違いに起因する注意事項は見受けられるものです。
ごみの収集はそれぞれの自治体の負担で実施されていますし、一部収集ルールが異なる場合もありますから、きちんとしなくてはいけないところですね。
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