向河原のこども食堂「ふれあい食堂」がNECルネッサンスシティで特別開催、人気ラーメン店「一風堂」がキッチンカーで子どもたちに無料提供
【Reporter:たちばな】
本日、NEC玉川ルネッサンスシティの公開空地において、向河原のこども食堂「ふれあい食堂」が開催されました。
今回は特別企画として人気ラーメン店「一風堂」がキッチンカーで出店し、子ども限定100食を事前申し込み制、時間帯分散指定で無料提供しました。
■NEC玉川ルネッサンスシティでの「ふれあい食堂」
「こども食堂」とは、子育て支援の一環として現在全国各地に広がりつつある取り組みです。
さまざまな家庭の事情により、「今夜はひとりでご飯を食べる」子どもたちを対象に、無料または低額で食事を提供するのが一般的なスタイルです。
■向河原のこども食堂「ふれあい食堂」(コロナ禍以前)
※写真提供:ふれあい食堂
そのひとつが向河原に2018年2月に開設された「ふれあい食堂」です。
従来は「向河原コミュニティルーム」で、毎月1回、親子連れでキッチンも使いながらみんなで楽しく食事をしてきました。
現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、地域のお店の協力を得て「お弁当を配布」する形式に変更をしています。
今回は特別企画として、一風堂、NPO法人全国こども食堂支援センター「むすびえ」、NEC、しもぬまべ共創プロジェクトの協力により、NEC玉川ルネッサンスシティでの開催となったものです。
■一風堂の屋台
■テイクアウト形式のラーメン
今回は人気の博多ラーメン店「一風堂」の協力により、ラーメン100食が無料で提供されました。
ラーメンはご覧の通りテイクアウト形式で、麺とスープ、具がセパレートされています。
NPO法人全国こども食堂支援センター「むすびえ」は、こうしたこども食堂に協力する企業と、全国のこども食堂をつなぐ活動をしています。
■NEC玉川ルネッサンスシティの広い公開空地
■お手洗いの提供
そしてもう1点、今回の「こども食堂」開催にあたっての重要なポイントは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に十分に配慮することです。
そのためには、十分な広さのある会場が必須ですが、通常のお店などでは少し人が集まると密になってしまいます。
そこで中原区役所とNECなどの協力により地域の皆さんが利用できる「まちのひろば」を作り上げていく「しもぬまべ共創プロジェクト」が本企画に参加しました。
これによりNEC玉川ルネッサンスシティの広大な公開空地や、施設内トイレが提供されることになりました。
■待機列はソーシャルディスタンス確保
そしてもちろん、会場では上記のような待機列でのソーシャルディスタンス確保も誘導されています。
これは中原区役所と、武蔵小杉が舞台のモデルになっている「デジモンアドベンチャー:」のコラボによるサインで、中原区役所や中原市民館でも導入されています。
さらに今回は時間帯別の「事前予約制」で、15分刻みでラーメンの受け取り時間帯が指定され、100食を1時間半で配布するようになっていました。
■NECレッドロケッツの「ルナちゃん」と子どもたち
※写真提供:ふれあい食堂
「ふれあい食堂」を運営される常田さんに、こども食堂の取り組みについて伺いました。
「ふれあい食堂では、学校とは別に、子どもたちを温かく見守ることを大切にしています。食事を残してしまったり、ちょっと騒いでしまっても怒るのではなく、温かく見守られる場所にしたいと思っています」
もちろん、子どもが育っていくうえではルール、マナーを守ることを教えていくのも大切でしょうが、子どもたちの居場所全てがそうである必要はなく、「こども食堂」という自由な場所を残しておいてあげたい。
常田さんがそこまで語られたわけではありませんが、本サイトではそのような思いがあるのではないかと感じました。
■NEC玉川ルネッサンスシティ公開空地のアンケート調査
さて、今回は参加者向けに、NEC玉川ルネッサンスシティの公開空地に関するアンケート調査が行われていました。
公開空地がNECの土地であることを知っていたかどうか、普段どの程度利用しているか、どんな場所だったらまた来たいか、という内容でした。
これは前述の、中原区とNECなどによる「しもぬまべ共創プロジェクト」によるもので、今後のNEC公開空地の活用(「まちのひろば」づくり)の検討資料として活用されることと思います。
「しもぬまべ共創プロジェクト」と「まちのひろば」については、関連リンクの川崎市ウェブサイトもご参照ください。
■ありがとうメッセージ
また今回はラーメンの無料提供ということで、会場内にはありがとうメッセージが掲示されていました。
テイクアウト仕様ですので一定の制約はありますが、たいへん好評だったようです。
皆さん、広いスペースで楽しく遊んでいたのも印象的でした。
■「ふれあい食堂」の活動ご案内
■「ふれあい食堂」コロナ禍のお弁当配布
※写真提供:ふれあい食堂
「ふれあい食堂」は、毎月第3木曜日に活動をしています。
本日がちょうど第3木曜日でしたので、次回は5月20日(木)ということになります。
「ふれあい食堂」はどなたでも参加できますし、またボランティア参加なども募集しています。
ご関心ある方は、メールやお電話、またfacebookページでご連絡してみてください。
■「ふれあい食堂」facebookページ
なお、「しもぬまべ共創プロジェクト」では、2019年にはNEC・川崎市主催し、下沼部町内会・向河原子ども会・中丸子みゆきこども会の協力による地域イベント「しもぬまべこどもナイト」を開催していました。
今回の「しもぬまべこどもナイト」は、NECと川崎市が主催し、下沼部町内会・向河原子ども会・中丸子みゆきこども会の協力により開催されました。
■2019年の「しもぬまべこどもナイト」
「しもぬまべこどもナイト」についても当時のエントリでご紹介しておりますので、関連リンクよりご参照ください。
【関連リンク】
・ふれあい食堂facebookページ
・川崎市ウェブサイト しもぬまべ共創プロジェクト
・2019/11/22エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで地域イベント「しもぬまべこどもナイト」開催、ワークショップのLEDキャンドルやダンスは11/24レッドロケッツ試合会場でも披露へ
(向河原コミュニティルーム関連)
・向河原コミュニティルーム facebookページ
・たいよっこ保育室 facebookページ
・2017/12/8エントリ 向河原駅近くに保育室&コミュニティスペース「たいよっこ保育室」が開設、12月9日(土)開催「プレオープンフェア」で地域にお披露目
・2018/5/8エントリ ママと家族の活動支援スポット「向河原コミュニティルーム」が5月にクッキー教室・ベビトレヨガ・著者参加読書会・ふれあい食堂・バザーを連続開催
本日、NEC玉川ルネッサンスシティの公開空地において、向河原のこども食堂「ふれあい食堂」が開催されました。
今回は特別企画として人気ラーメン店「一風堂」がキッチンカーで出店し、子ども限定100食を事前申し込み制、時間帯分散指定で無料提供しました。
■NEC玉川ルネッサンスシティでの「ふれあい食堂」
「こども食堂」とは、子育て支援の一環として現在全国各地に広がりつつある取り組みです。
さまざまな家庭の事情により、「今夜はひとりでご飯を食べる」子どもたちを対象に、無料または低額で食事を提供するのが一般的なスタイルです。
■向河原のこども食堂「ふれあい食堂」(コロナ禍以前)
※写真提供:ふれあい食堂
そのひとつが向河原に2018年2月に開設された「ふれあい食堂」です。
従来は「向河原コミュニティルーム」で、毎月1回、親子連れでキッチンも使いながらみんなで楽しく食事をしてきました。
現在は新型コロナウイルス感染症の影響により、地域のお店の協力を得て「お弁当を配布」する形式に変更をしています。
今回は特別企画として、一風堂、NPO法人全国こども食堂支援センター「むすびえ」、NEC、しもぬまべ共創プロジェクトの協力により、NEC玉川ルネッサンスシティでの開催となったものです。
■一風堂の屋台
■テイクアウト形式のラーメン
今回は人気の博多ラーメン店「一風堂」の協力により、ラーメン100食が無料で提供されました。
ラーメンはご覧の通りテイクアウト形式で、麺とスープ、具がセパレートされています。
NPO法人全国こども食堂支援センター「むすびえ」は、こうしたこども食堂に協力する企業と、全国のこども食堂をつなぐ活動をしています。
■NEC玉川ルネッサンスシティの広い公開空地
■お手洗いの提供
そしてもう1点、今回の「こども食堂」開催にあたっての重要なポイントは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に十分に配慮することです。
そのためには、十分な広さのある会場が必須ですが、通常のお店などでは少し人が集まると密になってしまいます。
そこで中原区役所とNECなどの協力により地域の皆さんが利用できる「まちのひろば」を作り上げていく「しもぬまべ共創プロジェクト」が本企画に参加しました。
これによりNEC玉川ルネッサンスシティの広大な公開空地や、施設内トイレが提供されることになりました。
■待機列はソーシャルディスタンス確保
そしてもちろん、会場では上記のような待機列でのソーシャルディスタンス確保も誘導されています。
これは中原区役所と、武蔵小杉が舞台のモデルになっている「デジモンアドベンチャー:」のコラボによるサインで、中原区役所や中原市民館でも導入されています。
さらに今回は時間帯別の「事前予約制」で、15分刻みでラーメンの受け取り時間帯が指定され、100食を1時間半で配布するようになっていました。
■NECレッドロケッツの「ルナちゃん」と子どもたち
※写真提供:ふれあい食堂
「ふれあい食堂」を運営される常田さんに、こども食堂の取り組みについて伺いました。
「ふれあい食堂では、学校とは別に、子どもたちを温かく見守ることを大切にしています。食事を残してしまったり、ちょっと騒いでしまっても怒るのではなく、温かく見守られる場所にしたいと思っています」
もちろん、子どもが育っていくうえではルール、マナーを守ることを教えていくのも大切でしょうが、子どもたちの居場所全てがそうである必要はなく、「こども食堂」という自由な場所を残しておいてあげたい。
常田さんがそこまで語られたわけではありませんが、本サイトではそのような思いがあるのではないかと感じました。
■NEC玉川ルネッサンスシティ公開空地のアンケート調査
さて、今回は参加者向けに、NEC玉川ルネッサンスシティの公開空地に関するアンケート調査が行われていました。
公開空地がNECの土地であることを知っていたかどうか、普段どの程度利用しているか、どんな場所だったらまた来たいか、という内容でした。
これは前述の、中原区とNECなどによる「しもぬまべ共創プロジェクト」によるもので、今後のNEC公開空地の活用(「まちのひろば」づくり)の検討資料として活用されることと思います。
「しもぬまべ共創プロジェクト」と「まちのひろば」については、関連リンクの川崎市ウェブサイトもご参照ください。
■ありがとうメッセージ
また今回はラーメンの無料提供ということで、会場内にはありがとうメッセージが掲示されていました。
テイクアウト仕様ですので一定の制約はありますが、たいへん好評だったようです。
皆さん、広いスペースで楽しく遊んでいたのも印象的でした。
■「ふれあい食堂」の活動ご案内
■「ふれあい食堂」コロナ禍のお弁当配布
※写真提供:ふれあい食堂
「ふれあい食堂」は、毎月第3木曜日に活動をしています。
本日がちょうど第3木曜日でしたので、次回は5月20日(木)ということになります。
「ふれあい食堂」はどなたでも参加できますし、またボランティア参加なども募集しています。
ご関心ある方は、メールやお電話、またfacebookページでご連絡してみてください。
■「ふれあい食堂」facebookページ
なお、「しもぬまべ共創プロジェクト」では、2019年にはNEC・川崎市主催し、下沼部町内会・向河原子ども会・中丸子みゆきこども会の協力による地域イベント「しもぬまべこどもナイト」を開催していました。
今回の「しもぬまべこどもナイト」は、NECと川崎市が主催し、下沼部町内会・向河原子ども会・中丸子みゆきこども会の協力により開催されました。
■2019年の「しもぬまべこどもナイト」
「しもぬまべこどもナイト」についても当時のエントリでご紹介しておりますので、関連リンクよりご参照ください。
【関連リンク】
・ふれあい食堂facebookページ
・川崎市ウェブサイト しもぬまべ共創プロジェクト
・2019/11/22エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで地域イベント「しもぬまべこどもナイト」開催、ワークショップのLEDキャンドルやダンスは11/24レッドロケッツ試合会場でも披露へ
(向河原コミュニティルーム関連)
・向河原コミュニティルーム facebookページ
・たいよっこ保育室 facebookページ
・2017/12/8エントリ 向河原駅近くに保育室&コミュニティスペース「たいよっこ保育室」が開設、12月9日(土)開催「プレオープンフェア」で地域にお披露目
・2018/5/8エントリ ママと家族の活動支援スポット「向河原コミュニティルーム」が5月にクッキー教室・ベビトレヨガ・著者参加読書会・ふれあい食堂・バザーを連続開催