おうち図書館・寺子屋「おおきな木」が井田杉山町に開設、中原区の哲学カフェ「ナカテツ」開催し地域のコミュニティスペースに
【Reporter:はつしも】
井田杉山町に、地域開放型のコミュニティスペース「おおきな木」が開設されました。
これは市民活動を長年継続されてきた竹井斎さんが自宅を改修したもので、多数の蔵書が閲覧できる「おうちとしょかん」でもあり、小中学生の勉強スペース「おうち寺子屋」にもなっているのが特徴です。
「おおきな木」は、毎週金曜日(不定期)10:00~12:00、15:00~18:00が開館時間になっており、この時間は自由に利用できます。
■「おおきな木」と「ナカテツ」
本日、この開設にあわせて、中原区の有志6人が立ち上げた「中原区の哲学カフェ」、略して「ナカテツ」が「おおきな木」を会場に開催されました。
「哲学カフェ」とは毎回テーマを決めてさまざまな意見交換を行うもので、今回は「ジェンダー」について自由な意見がかわされました。
■地域開放型コミュニティスペース「おおきな木」
地域開放型コミュニティスペース「おおきな木」は、井田杉山町の住宅街にあります。
前述の竹井さんが設置されたもので、壁面全体を造り付けの本棚にした「おうち図書館」になっています。
■「おおきな木」の蔵書
■SF系の蔵書
■文学全集・史学など
■郷土関連の蔵書
■マンガの蔵書
■自然科学系の蔵書
「おおきな木」の蔵書は、古典からベストセラー、図鑑、SF、児童書、絵本マンガまで、幅広いラインナップになっています。
この蔵書から面白そうなものを探して読んでいるだけで、丸1日経ってしまいそうです。
■「おおきな木」を開設された竹井さん
竹井さんご夫妻は、
「折角蔵書もたくさんあったので、地域の皆さんに活用いただきたいと思って『おうちとしょかん』を作りました」
ということで、これらの本は冒頭にお伝えした開館時間に、自由に読むことができます。
絵本などは、読み聞かせもしてくれます。
またここは「おうち寺子屋」として、小中学生が学校の宿題を持ってきてここで取り組むことができます。
宿題がわからないときは、サポートもしてくれるということです。
感染症予防対策として、利用定員は10名、利用に当たっては名簿に記帳するとともに、マスクの着用、検温、手指の消毒もお願いしています。
■「おおきな木」で開催された「ナカテツ」
そして本日「おおきな木」で開催されたのが、竹井さんも参加する哲学カフェ「ナカテツ」です。
これは武蔵小杉のアートイベント「コスギアート ラ・ファブリカ」の発起人でもある横井史恵さんが発案されたもので、中原区各地の会場で、毎回異なるテーマで自由な意見交換をするコミュニティです。
「哲学カフェ」とはもともとは哲学者マルク・ソーテがパリで立ち上げた哲学の公開討論会で、日本でも大学などで広がってきました。
上流階級ではなく草の根で行われるのが特徴で、「ナカテツ」もどなたでも参加を歓迎されています。
■中原区の哲学カフェ「ナカテツ」発起人の横井さん
「ナカテツ」は横井さんら有志メンバーで会は運営され、これまでにも武蔵小杉、平間、武蔵新城などで「ナカテツ」が開催されています。
これまでと、現在告知されている開催情報は下記の通りです。
<哲学カフェ「ナカテツ」の開催日程>
●2月6日「マスクについて語ろう!」(武蔵小杉)
●2月13日「ハンナ・アーレント『人間の条件』読書会」(武蔵小杉 ホテル精養軒)
●3月13日「ハンナ・アーレント『人間の条件』読書会」(武蔵小杉 ホテル精養軒)
●3月27日「洗うとは?」(武蔵新城メサ・グランデ)
●4月17日「ハンナ・アーレント『人間の条件』読書会」(武蔵小杉 ホテル精養軒)
●4月29日「この街の魅力を語り尽くそう!」(平間 珈琲ダイニング馨)
●5月1日「ツナガリ、つながり、繋がりとは?」(武蔵新城メサ・グランデ)
●5月4日「ジェンダーってナニ?」(元住吉 おおきな木)
●5月30日「私達の街のこれからを語る!」(平間 珈琲ダイニング馨)
●6月13日「武蔵新城で考えるジェンダー問題とは?」(武蔵新城)
「ナカテツ」の本日のテーマは「ジェンダー」でした。
ジェンダーというと難しそうで構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、「ナカテツ」は気軽なコミュニケーションの場になっています。
「脱線上等」で、どんな話に発展していっても自由ですし、またお互いの意見を尊重することも前提となっています。
■「哲学カフェ」のルール
■会話を楽しむ皆さん
本日の「ナカテツ」は学生から社会人、シニアまで幅広い年齢層でした。
「おおきな木」の素敵な環境で、皆さんのびのびと会話を楽しまれていたと思います。
それぞれの立場で意識なども違いますし、新しい発見が多かったのではないでしょうか。
「ナカテツ」で現在告知されている次の日程は、5月30日、平間の「珈琲ダイニング馨(かおり)」での「私達の街のこれからを語る!」です。
また今後追加されることもありそうですので、最新情報はエントリ末尾の関連リンクより「ナカテツ」のfacebookグループをご参照ください。
■「ナカテツ」発起人横井さんの開催レポート
■「おうちとしょかん おうち寺子屋 おおきな木」の概要
●所在地:中原区井田杉山町24-8
●開館時間:金曜日(不定期)10:00~12:00、15:00~18:00
●連絡先:044-766-7021
■マップ
【関連リンク】
・ナカテツ 中原区の哲学カフェ facebookグループ
・2020/9/20エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」初日レポート:西中原中合唱部特別出演、9/21まで中原市民館でワークショップ開催
・2020/9/21エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」最終日レポート:D.M.C.ダンスカンパニー好演、おもしろマスク作りなどワークショップにも賑わい
井田杉山町に、地域開放型のコミュニティスペース「おおきな木」が開設されました。
これは市民活動を長年継続されてきた竹井斎さんが自宅を改修したもので、多数の蔵書が閲覧できる「おうちとしょかん」でもあり、小中学生の勉強スペース「おうち寺子屋」にもなっているのが特徴です。
「おおきな木」は、毎週金曜日(不定期)10:00~12:00、15:00~18:00が開館時間になっており、この時間は自由に利用できます。
■「おおきな木」と「ナカテツ」
本日、この開設にあわせて、中原区の有志6人が立ち上げた「中原区の哲学カフェ」、略して「ナカテツ」が「おおきな木」を会場に開催されました。
「哲学カフェ」とは毎回テーマを決めてさまざまな意見交換を行うもので、今回は「ジェンダー」について自由な意見がかわされました。
■地域開放型コミュニティスペース「おおきな木」
地域開放型コミュニティスペース「おおきな木」は、井田杉山町の住宅街にあります。
前述の竹井さんが設置されたもので、壁面全体を造り付けの本棚にした「おうち図書館」になっています。
■「おおきな木」の蔵書
■SF系の蔵書
■文学全集・史学など
■郷土関連の蔵書
■マンガの蔵書
■自然科学系の蔵書
「おおきな木」の蔵書は、古典からベストセラー、図鑑、SF、児童書、絵本マンガまで、幅広いラインナップになっています。
この蔵書から面白そうなものを探して読んでいるだけで、丸1日経ってしまいそうです。
■「おおきな木」を開設された竹井さん
竹井さんご夫妻は、
「折角蔵書もたくさんあったので、地域の皆さんに活用いただきたいと思って『おうちとしょかん』を作りました」
ということで、これらの本は冒頭にお伝えした開館時間に、自由に読むことができます。
絵本などは、読み聞かせもしてくれます。
またここは「おうち寺子屋」として、小中学生が学校の宿題を持ってきてここで取り組むことができます。
宿題がわからないときは、サポートもしてくれるということです。
感染症予防対策として、利用定員は10名、利用に当たっては名簿に記帳するとともに、マスクの着用、検温、手指の消毒もお願いしています。
■「おおきな木」で開催された「ナカテツ」
そして本日「おおきな木」で開催されたのが、竹井さんも参加する哲学カフェ「ナカテツ」です。
これは武蔵小杉のアートイベント「コスギアート ラ・ファブリカ」の発起人でもある横井史恵さんが発案されたもので、中原区各地の会場で、毎回異なるテーマで自由な意見交換をするコミュニティです。
「哲学カフェ」とはもともとは哲学者マルク・ソーテがパリで立ち上げた哲学の公開討論会で、日本でも大学などで広がってきました。
上流階級ではなく草の根で行われるのが特徴で、「ナカテツ」もどなたでも参加を歓迎されています。
■中原区の哲学カフェ「ナカテツ」発起人の横井さん
「ナカテツ」は横井さんら有志メンバーで会は運営され、これまでにも武蔵小杉、平間、武蔵新城などで「ナカテツ」が開催されています。
これまでと、現在告知されている開催情報は下記の通りです。
<哲学カフェ「ナカテツ」の開催日程>
●2月6日「マスクについて語ろう!」(武蔵小杉)
●2月13日「ハンナ・アーレント『人間の条件』読書会」(武蔵小杉 ホテル精養軒)
●3月13日「ハンナ・アーレント『人間の条件』読書会」(武蔵小杉 ホテル精養軒)
●3月27日「洗うとは?」(武蔵新城メサ・グランデ)
●4月17日「ハンナ・アーレント『人間の条件』読書会」(武蔵小杉 ホテル精養軒)
●4月29日「この街の魅力を語り尽くそう!」(平間 珈琲ダイニング馨)
●5月1日「ツナガリ、つながり、繋がりとは?」(武蔵新城メサ・グランデ)
●5月4日「ジェンダーってナニ?」(元住吉 おおきな木)
●5月30日「私達の街のこれからを語る!」(平間 珈琲ダイニング馨)
●6月13日「武蔵新城で考えるジェンダー問題とは?」(武蔵新城)
「ナカテツ」の本日のテーマは「ジェンダー」でした。
ジェンダーというと難しそうで構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、「ナカテツ」は気軽なコミュニケーションの場になっています。
「脱線上等」で、どんな話に発展していっても自由ですし、またお互いの意見を尊重することも前提となっています。
■「哲学カフェ」のルール
■会話を楽しむ皆さん
本日の「ナカテツ」は学生から社会人、シニアまで幅広い年齢層でした。
「おおきな木」の素敵な環境で、皆さんのびのびと会話を楽しまれていたと思います。
それぞれの立場で意識なども違いますし、新しい発見が多かったのではないでしょうか。
「ナカテツ」で現在告知されている次の日程は、5月30日、平間の「珈琲ダイニング馨(かおり)」での「私達の街のこれからを語る!」です。
また今後追加されることもありそうですので、最新情報はエントリ末尾の関連リンクより「ナカテツ」のfacebookグループをご参照ください。
■「ナカテツ」発起人横井さんの開催レポート
■「おうちとしょかん おうち寺子屋 おおきな木」の概要
●所在地:中原区井田杉山町24-8
●開館時間:金曜日(不定期)10:00~12:00、15:00~18:00
●連絡先:044-766-7021
■マップ
【関連リンク】
・ナカテツ 中原区の哲学カフェ facebookグループ
・2020/9/20エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」初日レポート:西中原中合唱部特別出演、9/21まで中原市民館でワークショップ開催
・2020/9/21エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」最終日レポート:D.M.C.ダンスカンパニー好演、おもしろマスク作りなどワークショップにも賑わい