陶花楽工房の陶芸体験、焼き上がり
先日、法政通りの陶芸教室、陶花楽工房での陶芸体験で作らせて
いただいた私の作品が完成しまして、引き取りに伺いました。通常、
陶芸体験から完成までは3週間程度かかりますが、今回はたまたま
焼成のタイミングにうまく乗れたことから早い日数で完成したもの
です。
■2008/9/16エントリ 陶花楽工房で、陶芸体験
http://musashikosugi.blog.shinobi.jp/Entry/531/
陶芸体験で行うのは成形までで、その後、陶花楽工房で釉薬をかけて
焼成していただくことになります。
■陶芸体験での成形作品
こちら↑が私が陶芸体験で成形したものですね。
さて、気になる仕上がりは・・・
■陶芸体験の完成品
きれいな色つやに仕上がりました。全くの初心者の私でも、とりあえ
ず体験でこのような完成品になって非常にうれしいものがあります。
工程の一部だけ齧らせていただいたわけですが、仕上がりはどうなっ
ているのかな? というドキドキワクワク感があって、これが陶芸の
醍醐味のひとつなのかな、と思いました。
今回私が選んだ釉薬は、青ナマコと赤ナマコというものです。
ナマコが原料なのではなく、その色合いから名づけられたもので、赤
ナマコは天草陶磁器の産地、水の平焼の代表的な釉薬として知られ
るもののようです。
■陶花楽工房の釉薬
陶花楽工房の教室の壁際に、たくさんの釉薬が並んでいます。
一部の工程を体験すると、その次の工程にも自然と興味がわいて
きます。
さて、作品を持ち帰らせていただく前にやるべきことがあります。
■底にやすりをかける
焼成したままの作品は、底の部分がざらついていて、このまま
使うと食卓などを傷つけてしまいます。そのため、やすりをかけて
滑らかにする作業が必要です。
5分ほど2個の湯のみの底をゴシゴシゴシ・・・とやすりがけすると、
すべすべになりました。これで持ち帰りが可能になります。
今回初めて陶芸体験をしてみましたので、当然ながら未熟な部分
も多くありました。ひも作りで粘土を延ばしてつなげるのが不十分
で少しひびになっていたり(使用に支障はない程度でした)、基本
的なところでもまだまだ奥が深いと思われます。
しかし、不ぞろいだったり未熟な部分があっても、そこに愛着が
わくのが手作りのいいところですね。今回の仕上がりもとても
満足できるもので、シアワセな気持ちで持ち帰りました。
これで1,050円ですので、おそらく粘土・釉薬・焼成などの実費
のみではないでしょうか。陶芸の楽しさを体験して、教室の雰囲気
などもわかり、作品としてもきちんと残りますので、入り口としては
とてもいいかたちなのではないかと思います。
ところで、私の少し後に同じく陶芸体験をされた方のブログエントリが
ありました。
■lost + found journal この期に及んで、というのがやたら多い
わたしの半径5メートル
http://d.hatena.ne.jp/zocalo/20080919/1221868532
猫ちゃんのゴハン皿を作られたようですね。私は湯のみでしたが、
陶芸体験で作るものは限定されていませんので、自由にトライ
できるのも魅力だと思います。
【関連リンク】
陶花楽工房 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:各種スクール 陶花楽工房
2008/8/26エントリ 法政通りの陶芸教室「陶花楽工房」
2008/9/16エントリ 陶花楽工房で、陶芸体験