中丸子地区に(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)を開発
横須賀線武蔵小杉新駅前広場に面して開発される野村不動産の
オフィスビル、「(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)」に隣接して、
「(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)」が建設されることがわかり
ました。
この南棟に関しては、(北)の名称や敷地面積から推測できるもの
ではありましたが、正式に確認ができたものです。
「(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)」の基礎的なデータおよび(北)との
比較は以下の通りです。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)の概要と(北)との比較
新駅前ビル(南) | 新駅前ビル(北) | |
敷地面積 | 3,199㎡ | 4,422㎡ |
建築面積 | 1,490㎡ | 2,197㎡ |
延床面積 | 9,147㎡ | 24,703㎡ |
階数 | 地上6階・地下1階 | 地上14階・地下1階 |
地域・地区 | 工業地域・防火地区 | 工業地域・防火地区 |
所在地 | 中丸子35-4他2筆 | 中丸子13-2他3筆 |
竣工予定 | 2010年3月 | 2010年3月 |
(南)は(北)に比べると小規模な建物であることがわかります。用途は
こちらもオフィスビルとなり、デザインもほぼ同じような感じですから
兄弟ビルのようなかたちになります。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)イメージパース
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)イメージパース
パースで同じ大きさで見ると、区別がつきにくいのですが、よく見ると
階数が違います。1階はかなり天井が高い造りになっていますね。
この新駅前ビル(南)は、その名前の通り、新駅前ビル(北)の南側に
隣接して建設されることになります。ちょうど、昨日のエントリで取り
上げた三井のリパークにも隣接するエリアですね。THE KOSUGI
TOWERの真東にあたります。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)建設予定地
以前もここには不二サッシの本社ビルが建っていましたので、ビルが
建てかわったかたちになりますね。
■不二サッシ本社ビル(2007年10月頃、取り壊し中)
こちらは以前撮影していた不二サッシの本社ビルです。
さて、新駅前ビル(南)の完成予定は2010年3月となっており、(北)
と同時に完成することになります。工事も一体で行われるということ
なのでしょう。(北)と同じように「建設計画のお知らせ」は行われて
いないようですが、これは着工時期の違いか、規模が小さいためで
しょうか。
さて、これで中丸子地区もほぼ再開発の顔ぶれが出揃ったかたち
になりました。長津製作所の工場など一部を除いて、ほぼ地区全域
が短期間に(2010年3月までに)更新されることになります。
■中丸子地区の事業(赤字は工事中)
・リエトコート武蔵小杉
・THE KOSUGI TOWER
・R-Styles武蔵小杉
・(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)
・(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(南)
・三井のリパーク
・ロイヤルパークス武蔵小杉
・プラウド武蔵小杉グリーンフロント
・中丸子まるっこ公園
・シティハウス武蔵小杉
あらためて見てみると、中丸子地区は今一番工事中の多いエリア
ですね。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 B地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2008/5/28エントリ 中丸子地区に14階建てオフィス・商業ビル公表
2008/7/30エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)の計画図
2008/10/2エントリ 中丸子地区の三角地帯が三井のリパークに
長津製作所 公式ウェブサイト