アートフェス「街ナカアート2021」が中原平和公園で初開催、多彩なパフォーマンスや体験型ワークショップに笑顔
【Reporter:はつしも】
本日、中原平和公園の野外音楽堂とその周辺において、市民参加型のアートフェスティバル「街ナカアート2021」が開催されました。
野外音楽堂では音楽とダンスを中心にしたステージプログラムが、その周辺では参加型のさまざまなワークショップが開催され、好天のもと多くの方が訪れました。
■「街ナカアート2021」
■ステージプログラムが行われた野外音楽堂
本イベントは、中原市民館でアートイベントを開催してきた「コスギアート ラ・ファブリカ実行委員会」と、武蔵小杉でパパの子育て・地域参加を推進する「川崎パパ塾」の共催により実施されました。
「インクルーシブアート」をコンセプトに、文化芸術活動を触媒として多くの方の分け隔て内接点となること、コロナ禍で体験活動が不足した子どもたちに笑顔を届けることを目的としたものです。
野外音楽堂では音楽とダンスを中心に、紙芝居や絵本の朗読まで、幅広いプログラムが展開されました。
なお、本イベントでは受付で名前と電話番号を記帳し、手に紙のバンドを装着する仕組みになっていました。
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、トレーサビリティを確保するためのものです。
■歌とダンスの「しるこもるげん」
「しるこもるげん」は、「観れば明日の活力に!」をコンセプトに、歌とダンスで川崎市からエンターテイメントを発信しています。
今回はステージか元気なパフォーマンスを披露してくれました。
■「しるこもるげん」公式Youtube
「しるこもるげん」はYoutubeでも活動しています。
上記は新丸子の「iDAiモール」を舞台に各店舗を巡りながら収録した「明日へのサーカス」というオリジナル曲のPVです。
楽しい作品になっていますので、どうぞご覧になってみてください。
■MCの琵琶奏者・パフォーマーのAshさん
ステージのMCは、琵琶奏者・パフォーマーのAshさんです。
Ashさんは川崎市を拠点とする劇団「カワサキアリス」の脚本家としても知られ、積極的にアート・表現にかかわる活動をされています。
今回は「アマビエちゃん」の扮装で登場し、MCに加えてステージでは創作盆踊り「アマビエ音頭」で新型コロナウイルス退散を祈願してくれました。
■創作アマビエ盆踊り「アマビエ音頭」
創作の「アマビエ音頭」は、会場の子どもたちと一緒に踊りました。
中原平和公園の音楽堂に立つ機会はなかなかありません。
アマビエ音頭にはバリエーションがありまして、アマビエを気軽に描けるよう絵描き歌になっているものもあるそうです。
■「和太鼓衹園」
「和太鼓衹園」は、中原区のイベントではすっかりおなじみですね。
ただ、今回は結成3年目の小学生中心のフレッシュなチームで、一生懸命演奏してくれました。
■中原平和公園音楽堂周辺のワークショップ会場
続いて、中原平和公園音楽堂周辺のワークショップ会場も見ていきましょう。
■「川崎パパ塾」の紙飛行機コーナー
最初にご紹介するのは、本イベントを共催する「川崎パパ塾」の紙飛行機コーナーです。
川崎パパ塾は、武蔵小杉で子育てや地域に積極的に参加するパパを育てる自主勉協会です。
メンバーのパパたちが「よく飛ぶ」紙飛行機の作り方をレクチャーして、作った紙飛行機で世界記録を目指しました。
子どもたちはすっかり熱中して、くりかえし紙飛行機を飛ばしていました。
■紙飛行機の記録
地面には、紙飛行機の記録がありました。
これを見ると、世界記録まではなかなか難しいものの、うまくいくとかなり遠くまで飛ぶことがわかります。
■「川崎パパ塾」の絵本コーナー
また川崎パパ塾は、絵本の読み聞かせコーナーも出していました。
同塾では、かねてからパパによる絵本の読み聞かせを活動を実施しています。
■「リ・ボーンワークショップ」によるリサイクル
こちらは、「セカンドライフ支援研究会」による「リ・ボーンワークショップ」です。
不要な金属端材を再利用し、アート作品を作るというものでした。
これは等々力緑地近くの町工場「チーム等々力」が協力しており、同じワークショップが川s下記フロンターレのホームゲームイベントにも出展していたことがありました。
■アマビエのお面づくり
こちらは、アマビエのお面づくりです。
MCのAshさんによる「アマビエちゃん」とコラボした企画です。
■「individual YOGA」
今回は「individual YOGA」によるヨガコーナーもありました。
非常に天気が良く気温もあがりましたので、良い汗をかいて代謝も高まったのではないでしょうか。
■「絵描き屋みかん」さんの「みんなでパンプキン」(製作前)
■製作途中
■完成後のライトアップ
※絵描き屋みかんさん提供
こちらは、「絵描き屋みかん」さんによる参加型アート「みんなでパンプキン」です。
みんなでペットボトルのラベルを持ち寄って、パネルに貼り付けてかぼちゃを作っていくというものです。
集まるラベルによって色合いも変わっていきます。
お茶のラベルなどは緑色で、パンプキンらしくなりますね。
完成後は夜にライトアップすると、幻想的なかぼちゃが浮かび上がりました。
まるでステンドグラスのような美しさです。
■竹のドーム
さて、本イベントのワークショップの目玉は、竹のドームを使ったフィンガーペインティングアートづくりです。
まずはイベント会場の中央に、スケルトン状態の竹のドームが作られました。
■フィンガーペインティング
続いて、参加者の皆さんが布地にハンドペインティングをしていきます。
皆さん、大胆に彩色をして楽しそうでした。
■竹のドームに取り付け
そしてハンドペインティングした布地は、竹のドームに取り付けていきます。
上記写真は、ほぼ完成の状態ですね。
■夜にライトアップしてインスタレーションの完成
そして日が落ちたころ、竹のドームを音楽堂のステージに設置して、ライトアップによりインスタレーションが完成です。
昼間に見た作品とはまた違って見え、とても美しいですね。
なお、このドームは、明日10月3日(日)9:00~12:00に解体し、竹材を使って弓矢を作るイベントが行われます。
参加は軍手持参で、ドームの撤去から竹材カットのご協力をいただくことになります。
刃物を使うため、小学校低学年以下のお子さんは保護者の方の同伴が必要となりますので、あらかじめご了承ください。
今回のイベントのレポートは、以上です。
アートを軸にした、楽しい野外イベントだったと思います。
緊急事態宣言も解除され、感染症に配慮しながらではありますがこうしたイベントも少しずつ、安全にできるようになれば良いと思います。
【関連リンク】
・街ナカアート ウェブサイト
(音楽のまち・かわさきコンサート関連)
・2020/6/21エントリ アフターコロナの音楽活動支援「音楽のまち・かわさき」コンサートが中原平和公園野外音楽堂で試験開催、運営ノウハウ公開し新たな一歩に
(コスギアート ラ・ファブリカ関連)
・2019/9/11エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」が9月16日(月祝)に中原市民館で初開催、多彩なワークショップが無料で展開
・2019/9/16エントリ 武蔵小杉のアートの祭典「コスギアート ラ・ファブリカ」初開催レポート:中原市民館の体験型企画に賑わい
・2020/9/6エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ」が9/20・21開催、コロナに負けず「おもしろマスク作り」など体験型企画満載
・2020/9/20エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」初日レポート:西中原中合唱部特別出演、9/21まで中原市民館でワークショップ開催
・2020/9/21エントリ 武蔵小杉のアートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ2020」最終日レポート:D.M.C.ダンスカンパニー好演、おもしろマスク作りなどワークショップにも賑わい
・2021/9/17エントリ 中原平和公園野外音楽堂で体験型アートフェス「街ナカアート2021」が10月2日初開催、コロナ禍に文化芸術活動で人をつなぐ
本日、中原平和公園の野外音楽堂とその周辺において、市民参加型のアートフェスティバル「街ナカアート2021」が開催されました。
野外音楽堂では音楽とダンスを中心にしたステージプログラムが、その周辺では参加型のさまざまなワークショップが開催され、好天のもと多くの方が訪れました。
■「街ナカアート2021」
■ステージプログラムが行われた野外音楽堂
本イベントは、中原市民館でアートイベントを開催してきた「コスギアート ラ・ファブリカ実行委員会」と、武蔵小杉でパパの子育て・地域参加を推進する「川崎パパ塾」の共催により実施されました。
「インクルーシブアート」をコンセプトに、文化芸術活動を触媒として多くの方の分け隔て内接点となること、コロナ禍で体験活動が不足した子どもたちに笑顔を届けることを目的としたものです。
野外音楽堂では音楽とダンスを中心に、紙芝居や絵本の朗読まで、幅広いプログラムが展開されました。
なお、本イベントでは受付で名前と電話番号を記帳し、手に紙のバンドを装着する仕組みになっていました。
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、トレーサビリティを確保するためのものです。
■歌とダンスの「しるこもるげん」
「しるこもるげん」は、「観れば明日の活力に!」をコンセプトに、歌とダンスで川崎市からエンターテイメントを発信しています。
今回はステージか元気なパフォーマンスを披露してくれました。
■「しるこもるげん」公式Youtube
「しるこもるげん」はYoutubeでも活動しています。
上記は新丸子の「iDAiモール」を舞台に各店舗を巡りながら収録した「明日へのサーカス」というオリジナル曲のPVです。
楽しい作品になっていますので、どうぞご覧になってみてください。
■MCの琵琶奏者・パフォーマーのAshさん
ステージのMCは、琵琶奏者・パフォーマーのAshさんです。
Ashさんは川崎市を拠点とする劇団「カワサキアリス」の脚本家としても知られ、積極的にアート・表現にかかわる活動をされています。
今回は「アマビエちゃん」の扮装で登場し、MCに加えてステージでは創作盆踊り「アマビエ音頭」で新型コロナウイルス退散を祈願してくれました。
■創作アマビエ盆踊り「アマビエ音頭」
創作の「アマビエ音頭」は、会場の子どもたちと一緒に踊りました。
中原平和公園の音楽堂に立つ機会はなかなかありません。
アマビエ音頭にはバリエーションがありまして、アマビエを気軽に描けるよう絵描き歌になっているものもあるそうです。
■「和太鼓衹園」
「和太鼓衹園」は、中原区のイベントではすっかりおなじみですね。
ただ、今回は結成3年目の小学生中心のフレッシュなチームで、一生懸命演奏してくれました。
■中原平和公園音楽堂周辺のワークショップ会場
続いて、中原平和公園音楽堂周辺のワークショップ会場も見ていきましょう。
■「川崎パパ塾」の紙飛行機コーナー
最初にご紹介するのは、本イベントを共催する「川崎パパ塾」の紙飛行機コーナーです。
川崎パパ塾は、武蔵小杉で子育てや地域に積極的に参加するパパを育てる自主勉協会です。
メンバーのパパたちが「よく飛ぶ」紙飛行機の作り方をレクチャーして、作った紙飛行機で世界記録を目指しました。
子どもたちはすっかり熱中して、くりかえし紙飛行機を飛ばしていました。
■紙飛行機の記録
地面には、紙飛行機の記録がありました。
これを見ると、世界記録まではなかなか難しいものの、うまくいくとかなり遠くまで飛ぶことがわかります。
■「川崎パパ塾」の絵本コーナー
また川崎パパ塾は、絵本の読み聞かせコーナーも出していました。
同塾では、かねてからパパによる絵本の読み聞かせを活動を実施しています。
■「リ・ボーンワークショップ」によるリサイクル
こちらは、「セカンドライフ支援研究会」による「リ・ボーンワークショップ」です。
不要な金属端材を再利用し、アート作品を作るというものでした。
これは等々力緑地近くの町工場「チーム等々力」が協力しており、同じワークショップが川s下記フロンターレのホームゲームイベントにも出展していたことがありました。
■アマビエのお面づくり
こちらは、アマビエのお面づくりです。
MCのAshさんによる「アマビエちゃん」とコラボした企画です。
■「individual YOGA」
今回は「individual YOGA」によるヨガコーナーもありました。
非常に天気が良く気温もあがりましたので、良い汗をかいて代謝も高まったのではないでしょうか。
■「絵描き屋みかん」さんの「みんなでパンプキン」(製作前)
■製作途中
■完成後のライトアップ
※絵描き屋みかんさん提供
こちらは、「絵描き屋みかん」さんによる参加型アート「みんなでパンプキン」です。
みんなでペットボトルのラベルを持ち寄って、パネルに貼り付けてかぼちゃを作っていくというものです。
集まるラベルによって色合いも変わっていきます。
お茶のラベルなどは緑色で、パンプキンらしくなりますね。
完成後は夜にライトアップすると、幻想的なかぼちゃが浮かび上がりました。
まるでステンドグラスのような美しさです。
■竹のドーム
さて、本イベントのワークショップの目玉は、竹のドームを使ったフィンガーペインティングアートづくりです。
まずはイベント会場の中央に、スケルトン状態の竹のドームが作られました。
■フィンガーペインティング
続いて、参加者の皆さんが布地にハンドペインティングをしていきます。
皆さん、大胆に彩色をして楽しそうでした。
■竹のドームに取り付け
そしてハンドペインティングした布地は、竹のドームに取り付けていきます。
上記写真は、ほぼ完成の状態ですね。
■夜にライトアップしてインスタレーションの完成
そして日が落ちたころ、竹のドームを音楽堂のステージに設置して、ライトアップによりインスタレーションが完成です。
昼間に見た作品とはまた違って見え、とても美しいですね。
なお、このドームは、明日10月3日(日)9:00~12:00に解体し、竹材を使って弓矢を作るイベントが行われます。
参加は軍手持参で、ドームの撤去から竹材カットのご協力をいただくことになります。
刃物を使うため、小学校低学年以下のお子さんは保護者の方の同伴が必要となりますので、あらかじめご了承ください。
今回のイベントのレポートは、以上です。
アートを軸にした、楽しい野外イベントだったと思います。
緊急事態宣言も解除され、感染症に配慮しながらではありますがこうしたイベントも少しずつ、安全にできるようになれば良いと思います。
【関連リンク】
・街ナカアート ウェブサイト
(音楽のまち・かわさきコンサート関連)
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