「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」「凹凸地図」が発売、武蔵小杉などの暗渠図・古地図や高低差マップも紹介
【Reporter:はつしも】
高低差のある地形を楽しむハンドブック「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」「横浜・川崎・鎌倉凹凸地図」が2021年9月27日に発売となりました。
武蔵小杉周辺の現代地図・古地図も比較できるよう掲載され、暗渠なども図示されています。
■「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」「横浜・川崎・鎌倉凹凸地図」
「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」「横浜・川崎・鎌倉凹凸地図」は、いずれも高低差散策を楽しむためのガイドブックです。
「スリバチの達人」は神奈川県内の18スポットにフォーカスして新旧の高低差地図を掲載したり、散策スポットを紹介しています。
その中に「武蔵小杉」が含まれています。
「スリバチ」というのは、すり鉢状の地形をさしており、「ブラタモリ」のタモリさんのように高低差のある地形を愛好する方々の言葉です。
「凹凸地図」はより高低差地図に特化した構成です。
武蔵小杉関連図書としてライトに読むなら前者、「とにかく地図好き」な方がディープに楽しむなら後者ではないでしょうか。
■「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」
さて、そのようなわけで、今回はよりライトな「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」を中心にご紹介したいと思います。
本書では日吉、下末吉、菊名・大倉山、神奈川宿、山手、野毛山・戸部、保土ヶ谷、星川、鶴ヶ峰、武蔵小杉、蟹ヶ谷・千年、溝の口、鎌倉中心部、北鎌倉、逗子、江の島、横須賀、海老名の18スポットにフォーカスしています。
■武蔵小杉の新旧高低差地図
本書では、18エリアのそれぞれの時代別の地図が掲載されています。
武蔵小杉では「現代」の高低差地図に加えて、「昭和前期」「明治」の地図が収録されていました。
武蔵小杉はご存じの通りほとんどが平地ですので、高低差地図としての醍醐味はそれほどありません。
ただこれは高低差だけでなく、暗渠の位置も図示されています。
武蔵小杉エリアでは二ヶ領用水支流の暗渠が街全体に張り巡らされていますので、暗渠巡りに最適です。
■中原街道沿いの暗渠
■井田杉山町の暗渠と水門
本サイトでは、これまでに中原街道近くや中丸子緑道など、いくつかの暗渠をご紹介してきました。
詳細は関連リンクから過去エントリをご参照ください。
■武蔵小杉エリアの散策スポット
また本書では、各エリアの散策スポットもページを割いて紹介されていました。
主に中原街道沿いの歴史スポットや、多摩川土手の「多摩川スピードウェイ」跡地などが掲載されています。
■「多摩川スピードウェイ」のスタンド遺構
■蟹ヶ谷・千年エリアの高低差地図
■溝の口エリアの高低差地図
高低差地図という点では、武蔵小杉よりも蟹ヶ谷・千年や溝の口などの周辺エリアが魅力的です。
この地図を見ると、あらためて「こういう形になっていたのか」というのがわかります。
■高低差のある千年エリア
実際に行ってみると平面地図ではわからない高低差がありまして、自転車で思うように進めなかったりすることがあります。
高低差地図で地形を把握すると、また散策にも新しい楽しさが加わると思います。
さらに地図をたくさん眺めたい場合は、「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」に加えて「凹凸地図」を読むのも良いですよ。
【関連リンク】
・マップル出版物案内 横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人
・マップル出版物案内 横浜・川崎・鎌倉凹凸地図
・2014/12/10エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(16):「木月堀と『くらやみ』」
・2018/4/25エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(1):中丸子堀跡地の「中丸子緑道」に春の散策シーズンが到来
・2018/4/29エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(2):中丸子緑道から分岐「中丸子南緑道」「北谷町緑道」の美しい花壇と南武線
・2020/12/16エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(3):井田掘の「井田水門」に残る、大同機工の開閉器
・2021/4/17エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):子母口富士見台古墳から見た武蔵小杉の高層ビル群と、富士見台からの富士山
・2021/5/20エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(17):井田堀の暗渠に残る「街道と地蔵尊」
高低差のある地形を楽しむハンドブック「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」「横浜・川崎・鎌倉凹凸地図」が2021年9月27日に発売となりました。
武蔵小杉周辺の現代地図・古地図も比較できるよう掲載され、暗渠なども図示されています。
■「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」「横浜・川崎・鎌倉凹凸地図」
「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」「横浜・川崎・鎌倉凹凸地図」は、いずれも高低差散策を楽しむためのガイドブックです。
「スリバチの達人」は神奈川県内の18スポットにフォーカスして新旧の高低差地図を掲載したり、散策スポットを紹介しています。
その中に「武蔵小杉」が含まれています。
「スリバチ」というのは、すり鉢状の地形をさしており、「ブラタモリ」のタモリさんのように高低差のある地形を愛好する方々の言葉です。
「凹凸地図」はより高低差地図に特化した構成です。
武蔵小杉関連図書としてライトに読むなら前者、「とにかく地図好き」な方がディープに楽しむなら後者ではないでしょうか。
■「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」
さて、そのようなわけで、今回はよりライトな「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」を中心にご紹介したいと思います。
本書では日吉、下末吉、菊名・大倉山、神奈川宿、山手、野毛山・戸部、保土ヶ谷、星川、鶴ヶ峰、武蔵小杉、蟹ヶ谷・千年、溝の口、鎌倉中心部、北鎌倉、逗子、江の島、横須賀、海老名の18スポットにフォーカスしています。
■武蔵小杉の新旧高低差地図
本書では、18エリアのそれぞれの時代別の地図が掲載されています。
武蔵小杉では「現代」の高低差地図に加えて、「昭和前期」「明治」の地図が収録されていました。
武蔵小杉はご存じの通りほとんどが平地ですので、高低差地図としての醍醐味はそれほどありません。
ただこれは高低差だけでなく、暗渠の位置も図示されています。
武蔵小杉エリアでは二ヶ領用水支流の暗渠が街全体に張り巡らされていますので、暗渠巡りに最適です。
■中原街道沿いの暗渠
■井田杉山町の暗渠と水門
本サイトでは、これまでに中原街道近くや中丸子緑道など、いくつかの暗渠をご紹介してきました。
詳細は関連リンクから過去エントリをご参照ください。
■武蔵小杉エリアの散策スポット
また本書では、各エリアの散策スポットもページを割いて紹介されていました。
主に中原街道沿いの歴史スポットや、多摩川土手の「多摩川スピードウェイ」跡地などが掲載されています。
■「多摩川スピードウェイ」のスタンド遺構
■蟹ヶ谷・千年エリアの高低差地図
■溝の口エリアの高低差地図
高低差地図という点では、武蔵小杉よりも蟹ヶ谷・千年や溝の口などの周辺エリアが魅力的です。
この地図を見ると、あらためて「こういう形になっていたのか」というのがわかります。
■高低差のある千年エリア
実際に行ってみると平面地図ではわからない高低差がありまして、自転車で思うように進めなかったりすることがあります。
高低差地図で地形を把握すると、また散策にも新しい楽しさが加わると思います。
さらに地図をたくさん眺めたい場合は、「横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人」に加えて「凹凸地図」を読むのも良いですよ。
【関連リンク】
・マップル出版物案内 横浜・川崎・鎌倉スリバチの達人
・マップル出版物案内 横浜・川崎・鎌倉凹凸地図
・2014/12/10エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(16):「木月堀と『くらやみ』」
・2018/4/25エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(1):中丸子堀跡地の「中丸子緑道」に春の散策シーズンが到来
・2018/4/29エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(2):中丸子緑道から分岐「中丸子南緑道」「北谷町緑道」の美しい花壇と南武線
・2020/12/16エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(3):井田掘の「井田水門」に残る、大同機工の開閉器
・2021/4/17エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):子母口富士見台古墳から見た武蔵小杉の高層ビル群と、富士見台からの富士山
・2021/5/20エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(17):井田堀の暗渠に残る「街道と地蔵尊」