NEC田んぼ作りプロジェクトのお米がこども食堂向けに川崎市へ贈呈、玉川事業場で贈呈式と「ふれあい食堂」らによるクリスマスイベント開催
【Reporter:はつしも】
NECでは、社会貢献活動の一環として「NEC田んぼ作りプロジェクト」を推進しています。
本プロジェクトは認定NPO法人アサザ基金」と協働し、NECグループ社員やご家族の皆さんが「100年後のトキの野生復帰」を目指して茨城県牛久市や石岡市で田んぼづくりに取り組まれています。
これらの土地は霞ヶ浦の上流水源地にあたり、従来は荒地の状態で霞ヶ浦の水質も損なっていました。
これを水田として整備することで、生物多様性・豊かな水源の保全にも寄与しています。
田んぼ作りにあたってはNECの気象観測センサーシステムで観測データと生態系の関連も調査するなど、同社のICT技術の強みを活かした取り組みも実施されているということです。
このたび、NEC田んぼ作りプロジェクトにより収穫されたお米が川崎市に寄贈され、NEC玉川ルネッサンスシティ周辺の「こども食堂」で活用されることになりました。
昨日12月16日に、NEC玉川ルネッサンスシティにおいてその贈呈式と、向河原のこども食堂「ふれあい食堂」によるイベントが開催されましたので、取材させていただきました。
■「NEC田んぼ作りプロジェクト」のお米の贈呈式
本日の贈呈式には、川崎市長の代理として中原区の永山区長が出席し、NEC神奈川支社の長谷部支社長からお米400キロの寄贈を受けました。
このお米は茨城産コシヒカリで、本日は目録です。
川崎市はこれを地域の「こども食堂」に提供して、役立てて頂くことになります。
「こども食堂」とは、子育て支援の一環として現在全国各地に広がりつつある取り組みです。
さまざまな家庭の事情により、「今夜はひとりでご飯を食べる」子どもたちを対象に、無料または低額で食事を提供するのが一般的なスタイルです。
■「ふれあい食堂」の常田さん
■中原区のこども食堂ネットワーク「Aina」
■「むかいがわら こども食堂じぃーじぃーず」の宮田さん
今回は周辺地域で活動するこども食堂として、向河原の「ふれあい食堂」「こども食堂じぃーじぃーず」、そして中原区のこども食堂ネットワーク「Aina」が紹介されました。
これまでNEC玉川事業場との協働を進めてきた「ふれあい食堂」の常田さんからは、
「皆さんのご協力で盛り上がるイベントができるようになってきました」
と、関係する皆さんへの感謝の言葉がありました。
本サイトですでにご紹介した「こども食堂じぃーじぃーず」の宮田さんは、
「地域のお子さんとそのご家族が安心して過ごせるよう、心を込めて営業しています。一人なので至らないところもあるかもしれませんが、是非お越しください」
とご挨拶され、実直なお人柄が伺われました。
また本日のイベントにはNECレッドロケッツのマスコット「キャプテン スティーム」と、アイドルグループ「ひめもすオーケストラ」の皆さんも参加しました。
■「ひめもすオーケストラ」の皆さん
■NECレッドロケッツの新マスコット「キャプテン スティーム」
■NECレッドロケッツのマシュマロ
2021年4月にNEC玉川ルネッサンスシティで開催された「ふれあい食堂」イベントには旧マスコット「ルナちゃん」が登場しましたが、その後レッドロケッツのリブランディングが実施されました。
リブランディングによる新マスコットがこの「キャプテン スティーム」です。
今回の来場者にはNECレッドロケッツのリブランディングしたエンブレム、キャプテン スティームがプリントされたマシュマロもプレゼントされました。
■「ひめもすオーケストラ」の皆さんとおいなりさんの配布
「ひめもすオーケストラ」は、関東地方を中心に活動するアイドルグループです。
今回は武蔵中原の自然食・うどん・寿司店「天然素材蔵」に協力してのイベント参加で、同店でおいなりさんを作って差し入れをしてくれました。
■椿野ゆうこさんは同日発売のヤングジャンプグラビアに登場
なお、メンバーのひとり、椿野ゆうこさんは、同日発売の週刊ヤングジャンプにて、巻末グラビアが掲載されていました。
ヤングジャンプのようなメジャー誌に掲載されるというのは、なかなかですね。
■武蔵中原の「天然素材蔵」
武蔵中原の「天然素材蔵」は、これまでにも売り上げの一部を図書カードにして近隣の小中学校・保育園に寄付するなどの活動をしてきました。
同店代表の瀧永さんが前述の「ひめもすオーケストラ」とご縁があり、今回のこども食堂イベントに一緒に参加となりました。
■クリスマスカードのワークショップ
■木育コーナー
10月21日にNEC玉川ルネッサンスシティで開催された「ふれあい食堂」のハロウィンイベント同様、今回もオープンに集客はしていません。
向河原の地域のお子さんたちが招待され、お子さんが楽しめるクリスマスカード作りのワークショップや木育コーナーがありました。
この木育コーナーで提供されていたのは、「KUMINO」という木組みの積み木です。
形は1種類なのですが、さまざまな形で大工さんのようにくみ上げることができます。
積み木には、木材の種類や産地などが刻印されています。
この刻印をQRコードのように読み取ることで、木材の産地情報にアクセスができるNECネクサソリューションズの認証技術も紹介されていました。
■クリスマスチキンを持ち帰り
さて、お帰りにはおかしがもらえるガラポンを回して、「ふれあい食堂」さんが用意したクリスマスチキンを持ち帰りです。
NEC玉川ルネッサンスシティ館内のコンパクトな会場ながら、お子さんたちは楽しんで帰ったのではないでしょうか。
■「NEC田んぼ作りプロジェクト」による日本酒
なお、NEC田んぼ作りプロジェクトで作られたお米では、日本酒「愛酊で笑呼(あいてぃでえこ)」も醸造しています。
こちらは酒米「五百万石」を使っているということです。
これは石岡市で200年の歴史を重ねる酒蔵「廣瀬商店」の協力によりの醸造したものです。
醸造にあたっては、2019年度からの取り組みとして「NEC 清酒もろみ分析クラウドサービス」を導入し、過去の仕込みデータを分析するなど廣瀬商店による長年の経験と勘を可視化する取り組みを行っているということです。
NECでは、こうした自社の技術を生かした社会貢献活動に取り組むとともに、武蔵小杉・向河原地区においては、NECや地域との連携による「しもぬまべ共創プロジェクト」が立ち上げられ、川崎市の「まちのひろば」作りとも連携してNEC玉川ルネッサンスシティスペース活用を推進してきました。
また「NEC田んぼ作りプロジェクト」では、2004年から2020年3月までに延べ1万5,000人のNECグループ社員とそのご家族が参加されるなど、多くの人が協力されています。
先般の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場もNEC玉川ルネッサンスシティが提供していましたし、「技術」「場所」「人」の3つのリソースを地域に還元していくというのは、非常にありがたいことと感じました。
またNEC玉川ルネッサンスシティや「ふれあい食堂」など地域のこども食堂の取り組みについては、ご紹介していきたいと思います。
(写真撮影:市川毅)
【関連リンク】
・NECウェブサイト 企業市民活動 NEC田んぼ作りプロジェクト
・川崎市ウェブサイト しもぬまべ共創プロジェクト
・ふれあい食堂 facebookページ
・2019/11/22エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで地域イベント「しもぬまべこどもナイト」開催、ワークショップのLEDキャンドルやダンスは11/24レッドロケッツ試合会場でも披露へ
・2021/4/15エントリ 向河原のこども食堂「ふれあい食堂」がNECルネッサンスシティで特別開催、人気ラーメン店「一風堂」がキッチンカーで子どもたちに無料提供
・2021/10/23エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで向河原のこども食堂「ふれあい食堂」らがハロウィンイベント開催、In Unityステージイベントなど多彩な企画に笑顔
・2021/11/16エントリ 向河原で温かい居場所作り「むかいがわら こども食堂じぃーじぃーず」がオープン、朝300円・昼夜600円の定食に夜はお酒も提供
NECでは、社会貢献活動の一環として「NEC田んぼ作りプロジェクト」を推進しています。
本プロジェクトは認定NPO法人アサザ基金」と協働し、NECグループ社員やご家族の皆さんが「100年後のトキの野生復帰」を目指して茨城県牛久市や石岡市で田んぼづくりに取り組まれています。
これらの土地は霞ヶ浦の上流水源地にあたり、従来は荒地の状態で霞ヶ浦の水質も損なっていました。
これを水田として整備することで、生物多様性・豊かな水源の保全にも寄与しています。
田んぼ作りにあたってはNECの気象観測センサーシステムで観測データと生態系の関連も調査するなど、同社のICT技術の強みを活かした取り組みも実施されているということです。
このたび、NEC田んぼ作りプロジェクトにより収穫されたお米が川崎市に寄贈され、NEC玉川ルネッサンスシティ周辺の「こども食堂」で活用されることになりました。
昨日12月16日に、NEC玉川ルネッサンスシティにおいてその贈呈式と、向河原のこども食堂「ふれあい食堂」によるイベントが開催されましたので、取材させていただきました。
■「NEC田んぼ作りプロジェクト」のお米の贈呈式
本日の贈呈式には、川崎市長の代理として中原区の永山区長が出席し、NEC神奈川支社の長谷部支社長からお米400キロの寄贈を受けました。
このお米は茨城産コシヒカリで、本日は目録です。
川崎市はこれを地域の「こども食堂」に提供して、役立てて頂くことになります。
「こども食堂」とは、子育て支援の一環として現在全国各地に広がりつつある取り組みです。
さまざまな家庭の事情により、「今夜はひとりでご飯を食べる」子どもたちを対象に、無料または低額で食事を提供するのが一般的なスタイルです。
■「ふれあい食堂」の常田さん
■中原区のこども食堂ネットワーク「Aina」
■「むかいがわら こども食堂じぃーじぃーず」の宮田さん
今回は周辺地域で活動するこども食堂として、向河原の「ふれあい食堂」「こども食堂じぃーじぃーず」、そして中原区のこども食堂ネットワーク「Aina」が紹介されました。
これまでNEC玉川事業場との協働を進めてきた「ふれあい食堂」の常田さんからは、
「皆さんのご協力で盛り上がるイベントができるようになってきました」
と、関係する皆さんへの感謝の言葉がありました。
本サイトですでにご紹介した「こども食堂じぃーじぃーず」の宮田さんは、
「地域のお子さんとそのご家族が安心して過ごせるよう、心を込めて営業しています。一人なので至らないところもあるかもしれませんが、是非お越しください」
とご挨拶され、実直なお人柄が伺われました。
また本日のイベントにはNECレッドロケッツのマスコット「キャプテン スティーム」と、アイドルグループ「ひめもすオーケストラ」の皆さんも参加しました。
■「ひめもすオーケストラ」の皆さん
■NECレッドロケッツの新マスコット「キャプテン スティーム」
■NECレッドロケッツのマシュマロ
2021年4月にNEC玉川ルネッサンスシティで開催された「ふれあい食堂」イベントには旧マスコット「ルナちゃん」が登場しましたが、その後レッドロケッツのリブランディングが実施されました。
リブランディングによる新マスコットがこの「キャプテン スティーム」です。
今回の来場者にはNECレッドロケッツのリブランディングしたエンブレム、キャプテン スティームがプリントされたマシュマロもプレゼントされました。
■「ひめもすオーケストラ」の皆さんとおいなりさんの配布
「ひめもすオーケストラ」は、関東地方を中心に活動するアイドルグループです。
今回は武蔵中原の自然食・うどん・寿司店「天然素材蔵」に協力してのイベント参加で、同店でおいなりさんを作って差し入れをしてくれました。
■椿野ゆうこさんは同日発売のヤングジャンプグラビアに登場
なお、メンバーのひとり、椿野ゆうこさんは、同日発売の週刊ヤングジャンプにて、巻末グラビアが掲載されていました。
ヤングジャンプのようなメジャー誌に掲載されるというのは、なかなかですね。
■武蔵中原の「天然素材蔵」
武蔵中原の「天然素材蔵」は、これまでにも売り上げの一部を図書カードにして近隣の小中学校・保育園に寄付するなどの活動をしてきました。
同店代表の瀧永さんが前述の「ひめもすオーケストラ」とご縁があり、今回のこども食堂イベントに一緒に参加となりました。
■クリスマスカードのワークショップ
■木育コーナー
10月21日にNEC玉川ルネッサンスシティで開催された「ふれあい食堂」のハロウィンイベント同様、今回もオープンに集客はしていません。
向河原の地域のお子さんたちが招待され、お子さんが楽しめるクリスマスカード作りのワークショップや木育コーナーがありました。
この木育コーナーで提供されていたのは、「KUMINO」という木組みの積み木です。
形は1種類なのですが、さまざまな形で大工さんのようにくみ上げることができます。
積み木には、木材の種類や産地などが刻印されています。
この刻印をQRコードのように読み取ることで、木材の産地情報にアクセスができるNECネクサソリューションズの認証技術も紹介されていました。
■クリスマスチキンを持ち帰り
さて、お帰りにはおかしがもらえるガラポンを回して、「ふれあい食堂」さんが用意したクリスマスチキンを持ち帰りです。
NEC玉川ルネッサンスシティ館内のコンパクトな会場ながら、お子さんたちは楽しんで帰ったのではないでしょうか。
■「NEC田んぼ作りプロジェクト」による日本酒
なお、NEC田んぼ作りプロジェクトで作られたお米では、日本酒「愛酊で笑呼(あいてぃでえこ)」も醸造しています。
こちらは酒米「五百万石」を使っているということです。
これは石岡市で200年の歴史を重ねる酒蔵「廣瀬商店」の協力によりの醸造したものです。
醸造にあたっては、2019年度からの取り組みとして「NEC 清酒もろみ分析クラウドサービス」を導入し、過去の仕込みデータを分析するなど廣瀬商店による長年の経験と勘を可視化する取り組みを行っているということです。
NECでは、こうした自社の技術を生かした社会貢献活動に取り組むとともに、武蔵小杉・向河原地区においては、NECや地域との連携による「しもぬまべ共創プロジェクト」が立ち上げられ、川崎市の「まちのひろば」作りとも連携してNEC玉川ルネッサンスシティスペース活用を推進してきました。
また「NEC田んぼ作りプロジェクト」では、2004年から2020年3月までに延べ1万5,000人のNECグループ社員とそのご家族が参加されるなど、多くの人が協力されています。
先般の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場もNEC玉川ルネッサンスシティが提供していましたし、「技術」「場所」「人」の3つのリソースを地域に還元していくというのは、非常にありがたいことと感じました。
またNEC玉川ルネッサンスシティや「ふれあい食堂」など地域のこども食堂の取り組みについては、ご紹介していきたいと思います。
(写真撮影:市川毅)
【関連リンク】
・NECウェブサイト 企業市民活動 NEC田んぼ作りプロジェクト
・川崎市ウェブサイト しもぬまべ共創プロジェクト
・ふれあい食堂 facebookページ
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