「令和4年川崎市成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナ・ライブ配信併用で開催、バイク川崎バイクさん・川崎フロンターレ選手らが祝賀メッセージ
【Reporter:あさお】
本日、「令和4年(2022年)川崎市成人の日を祝うつどい(成人式)」がとどろきアリーナにおいて開催されました。
本日は川崎フロンターレの小林悠選手やセルティックに移籍した旗手怜央選手など、川崎市のスポーツパートナーからの多くの応援メッセージが寄せられました。
また川崎市の福田市長らからのお祝いの挨拶に対し、新成人代表者3名が決意を語り、約1時間、若人たちの門出を祝う場となりました。
■令和4年(2022年)川崎市成人の日を祝うつどい
川崎市の「成人の日を祝うつどい」は、毎年成人の日にとどろきアリーナにて開催されています。
昨年、本年は新型コロナウイルス感染症の影響により全国各地で中止も取り沙汰されましたが、川崎市においては感染症防止対策を講じたうえで開催の判断となりました。
コロナ以前は2部構成だったものを午前の部(中原区・高津区)、昼の部(川崎区・幸区・多摩区)、午後の部(宮前区・麻生区)の3部構成としてとどろきアリーナ内の入場者を減らし、またYoutbeでのライブ配信も併用となりました。
■とどろきアリーナに入場する新成人の皆さん
■事前登録のうえでスマートフォンで入場受付
■事前登録していない場合は個人情報を記入して提出
大規模なイベント開催で重要になるのが、トレーサビリティです。
今回の「成人の日を祝うつどい」では、個人情報を事前登録のうえで、受付の二次元コードをスマートフォンで読み取って入場するようになっていました。
また事前登録をしていなかった場合は、同様の個人情報をカードに記入して提出します。
これにより入場者の中から万一感染者が発生した場合は、連絡が取れるようになっていました。
■マスク着用を呼びかけ
■座席には番号を付与
マスク着用は、勿論標準ルールです。
また座席には番号が付与され、各自スマートフォンで撮影などして記録しておくよう呼び掛けられていました。
万一感染者が発生した場合に、着座位置を連絡するためのものでしょう。
■とどろきアリーナに集まった新成人の皆さん
とどろきアリーナは1席おきに着座し、2階席まで使っていました。
3部構成で、大体会場のキャパシティはちょうど一杯になるくらいです。
冒頭、お笑い芸人の「じゅんいちダビッドソン」さんのお笑いライブがありました。
こちらはエントリ末尾に「成人の日を祝うつどい」にアーカイブ配信がありますので、そちらをご参照ください。
「じゅんいちダビッドソンさん」は「特に川崎市に縁もないのになぜ私?」と首をひねりつつも定番の本田選手の物まねネタなどで会場を温めてくれました。
■中学校の先生からのメッセージ(中原区・高津区)
■川崎ゆかりのスポーツ選手からのメッセージ
■バイク川崎バイク(BKB)さんからのビデオレター(配信限定フルバージョン)
また川崎市立の中学校の先生から、また川崎市にゆかりのあるスポーツ選手、「バイク川崎バイク」さんからのお祝いメッセージがありました。
今回のスポーツ選手は川崎フロンターレの小林悠選手、フロンターレから海外移籍した旗手怜央選手、NECレッドロケッツの古賀紗理那選手、島村春世選手、富士通レッドウェーブの岡田英里選手、オコエ桃仁花選手が登場です。
小林悠選手、旗手怜央選手はいずれも「夢や強い気持ちをもってほしい」とのメッセージを伝えました。
こちらはYoutubeにコンテンツ分割されたアーカイブがアップされていますので、ご覧ください。
■福田市長の挨拶
そして主催者である、川崎市の福田市長からの挨拶です。
福田市長は冒頭「ひとつだけお願い」として、
「先週の同じ月曜日、川崎市のコロナ感染者は4名でした。今日の発表は150名近いです。感染拡大が続いている状況です。今日は久しぶりのお友達と、旧交を温めたいという気持ちはわかりますが、是非同窓会は控えてください」
とお話されていました。
また新成人の皆さんへの応援として、
「未来は変えられる、これからの人生は変えられるから頑張りましょう、とよく聞きます。過去も変えられることにある本で読み、気づきました」
「自分が思い出したくない過去にもしっかり向き合うことで、それがあったからこそ今の自分がある、嫌な人に会ったけど、あの人の言葉があって思い出があるから今の自分があると捉えられ、景色が変わりました」
「起こった事実は変えられないが、それをどう受け止めるかで過去も変わります」
と、必ずうまくいかない時期があることを踏まえたメッセージを贈られました。
■ライブ配信の字幕
■手話通訳
本式典では、昨年に引き続きライブ配信に字幕がつけられていました。
「じゅんいちダビッドソン」さんのお笑いライブでは、会場の反応に対応したアドリブもきちんと字幕化されていましたので、あらかじめ用意された原稿ではなくその場で字幕を付けられていたものと思います。
また手話通訳の方もステージに配置されていました。
■車いすスペース
新成人には、車いすの方もいらっしゃいます。
入口からの導線が良い場所に、車いすスペースも設けられていました。
■新成人の志賀陽介さん(中原区)
そして「午前の部」では、中原区の3人の新成人からの声が届けられました。
志賀陽介さんは、大学で法学を専攻されているということです。
聴覚障がいをお持ちで、聾学校で楽しく過ごす中、意欲的に勉強する同級生の姿を見て知識や視野を広げたいと思い、進学を志したそうです。
「将来の夢は決まっていませんが、自分の能力を活かし、ほかの人の役に立てる仕事に就きたいと思っています」
志賀さんはそんな力強い決意表明をされました。
■新成人の板倉未羽さん(中原区)
板倉未羽さんは、幼いころから引っ越しが多く、小学校6年生から川崎市での生活を始めたといいます。
苦しい時期もあったものの、同じクラスの友人の支えで乗り越えられたそうです。
「生きている限り辛いことや、悲しいことがたくさんあると思います。その時、助けてくれるのは今までに出会った仲間たちでしょう」
「これからの人生、今まで以上にたくさんの人に出会い、たくさんの仲間ができることと思います。その中で、人に感謝し感謝されるように、悔いなくこれからの人生を歩んでいきたいです」
板倉さんは仲間の大切さや感謝をまっすぐな瞳で話してくれました。
■新成人の池邊直人さん(中原区)
池邊直人さんは、将来への不安から率直に語りました。
現在のコロナ禍や、理想とする大人に近づけていないと感じていること、同世代の活躍への焦りなどです。
ただ、そんな中でも、
「いった人が忘れているような言葉でも、言われた人の心に強く残り、精神的な支えになっていることもあります」
「だから私は、そういう良い影響力を持つ大人になりたいです。もちろん不安は消えません。行動を急に変えるのは難しいですが、与える側になるという意識を持つことで変わってくるものがあると思います」
これからの将来に向けて、少しずつ成長してきたいという希望を伝えました。
■司会の達淳一さんと高階亜里沙さん
なお、本日の司会は達淳一さんと、高階亜里沙さんでした。
高階亜里沙さんは昨年に続いての起用で、2021シーズンまで川崎フロンターレ応援番組「ファイト!フロンターレ」のMCをつとめていました。
同番組は12月いっぱいで卒業となりましたが、2022年初のお仕事も川崎市関連となりました。
■退場時、同窓会自粛のお願い
本式典終了後は、整理退場となりました。
また福田市長のご挨拶にもありましたが、あらためて同窓会自粛のお願いがアナウンスされました。
■川崎フロンターレ宮城天選手も成人の日を祝うつどいに参加
川崎フロンターレでは、ユース出身の宮城天(みやぎてん)選手が新成人となりました。
ユース時代の仲間たちと本式典にも参加されていたようで、Instagramに記念写真を公開されています。
同選手のようにすでにスポーツ選手という仕事で活躍している方、まだ大学等で勉強中の方など立場はさまざまかと思いますが、新成人の皆さまに明るい未来が切り開かれますよう、願って折ります。
■「川崎市成人の日を祝うつどい」
■「令和4年(2022年)川崎市成人の日を祝うつどい」アーカイブ配信
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 成人の日を祝うつどい
・2008/1/17エントリ とどろきアリーナの成人式の様子
・2012/1/9エントリ 川崎市の2012年「成人の日を祝うつどい」開催
・2019/1/14エントリ 川崎市「平成31年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで本日開催、1999年3月14日生まれ「ふろん太&ワルンタ」成人式も挙行
・2020/1/14エントリ 「令和2年川崎市成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、成人年齢引き下げ後は「20歳を祝うつどい」に改称へ
・2021/1/11エントリ 川崎市「令和3年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、緊急事態宣言下で感染症防止対策&ライブ配信実施、中村憲剛選手らが動画で祝賀メッセージ
本日、「令和4年(2022年)川崎市成人の日を祝うつどい(成人式)」がとどろきアリーナにおいて開催されました。
本日は川崎フロンターレの小林悠選手やセルティックに移籍した旗手怜央選手など、川崎市のスポーツパートナーからの多くの応援メッセージが寄せられました。
また川崎市の福田市長らからのお祝いの挨拶に対し、新成人代表者3名が決意を語り、約1時間、若人たちの門出を祝う場となりました。
■令和4年(2022年)川崎市成人の日を祝うつどい
川崎市の「成人の日を祝うつどい」は、毎年成人の日にとどろきアリーナにて開催されています。
昨年、本年は新型コロナウイルス感染症の影響により全国各地で中止も取り沙汰されましたが、川崎市においては感染症防止対策を講じたうえで開催の判断となりました。
コロナ以前は2部構成だったものを午前の部(中原区・高津区)、昼の部(川崎区・幸区・多摩区)、午後の部(宮前区・麻生区)の3部構成としてとどろきアリーナ内の入場者を減らし、またYoutbeでのライブ配信も併用となりました。
■とどろきアリーナに入場する新成人の皆さん
■事前登録のうえでスマートフォンで入場受付
■事前登録していない場合は個人情報を記入して提出
大規模なイベント開催で重要になるのが、トレーサビリティです。
今回の「成人の日を祝うつどい」では、個人情報を事前登録のうえで、受付の二次元コードをスマートフォンで読み取って入場するようになっていました。
また事前登録をしていなかった場合は、同様の個人情報をカードに記入して提出します。
これにより入場者の中から万一感染者が発生した場合は、連絡が取れるようになっていました。
■マスク着用を呼びかけ
■座席には番号を付与
マスク着用は、勿論標準ルールです。
また座席には番号が付与され、各自スマートフォンで撮影などして記録しておくよう呼び掛けられていました。
万一感染者が発生した場合に、着座位置を連絡するためのものでしょう。
■とどろきアリーナに集まった新成人の皆さん
とどろきアリーナは1席おきに着座し、2階席まで使っていました。
3部構成で、大体会場のキャパシティはちょうど一杯になるくらいです。
冒頭、お笑い芸人の「じゅんいちダビッドソン」さんのお笑いライブがありました。
こちらはエントリ末尾に「成人の日を祝うつどい」にアーカイブ配信がありますので、そちらをご参照ください。
「じゅんいちダビッドソンさん」は「特に川崎市に縁もないのになぜ私?」と首をひねりつつも定番の本田選手の物まねネタなどで会場を温めてくれました。
■中学校の先生からのメッセージ(中原区・高津区)
■川崎ゆかりのスポーツ選手からのメッセージ
■バイク川崎バイク(BKB)さんからのビデオレター(配信限定フルバージョン)
また川崎市立の中学校の先生から、また川崎市にゆかりのあるスポーツ選手、「バイク川崎バイク」さんからのお祝いメッセージがありました。
今回のスポーツ選手は川崎フロンターレの小林悠選手、フロンターレから海外移籍した旗手怜央選手、NECレッドロケッツの古賀紗理那選手、島村春世選手、富士通レッドウェーブの岡田英里選手、オコエ桃仁花選手が登場です。
小林悠選手、旗手怜央選手はいずれも「夢や強い気持ちをもってほしい」とのメッセージを伝えました。
こちらはYoutubeにコンテンツ分割されたアーカイブがアップされていますので、ご覧ください。
■福田市長の挨拶
そして主催者である、川崎市の福田市長からの挨拶です。
福田市長は冒頭「ひとつだけお願い」として、
「先週の同じ月曜日、川崎市のコロナ感染者は4名でした。今日の発表は150名近いです。感染拡大が続いている状況です。今日は久しぶりのお友達と、旧交を温めたいという気持ちはわかりますが、是非同窓会は控えてください」
とお話されていました。
また新成人の皆さんへの応援として、
「未来は変えられる、これからの人生は変えられるから頑張りましょう、とよく聞きます。過去も変えられることにある本で読み、気づきました」
「自分が思い出したくない過去にもしっかり向き合うことで、それがあったからこそ今の自分がある、嫌な人に会ったけど、あの人の言葉があって思い出があるから今の自分があると捉えられ、景色が変わりました」
「起こった事実は変えられないが、それをどう受け止めるかで過去も変わります」
と、必ずうまくいかない時期があることを踏まえたメッセージを贈られました。
■ライブ配信の字幕
■手話通訳
本式典では、昨年に引き続きライブ配信に字幕がつけられていました。
「じゅんいちダビッドソン」さんのお笑いライブでは、会場の反応に対応したアドリブもきちんと字幕化されていましたので、あらかじめ用意された原稿ではなくその場で字幕を付けられていたものと思います。
また手話通訳の方もステージに配置されていました。
■車いすスペース
新成人には、車いすの方もいらっしゃいます。
入口からの導線が良い場所に、車いすスペースも設けられていました。
■新成人の志賀陽介さん(中原区)
そして「午前の部」では、中原区の3人の新成人からの声が届けられました。
志賀陽介さんは、大学で法学を専攻されているということです。
聴覚障がいをお持ちで、聾学校で楽しく過ごす中、意欲的に勉強する同級生の姿を見て知識や視野を広げたいと思い、進学を志したそうです。
「将来の夢は決まっていませんが、自分の能力を活かし、ほかの人の役に立てる仕事に就きたいと思っています」
志賀さんはそんな力強い決意表明をされました。
■新成人の板倉未羽さん(中原区)
板倉未羽さんは、幼いころから引っ越しが多く、小学校6年生から川崎市での生活を始めたといいます。
苦しい時期もあったものの、同じクラスの友人の支えで乗り越えられたそうです。
「生きている限り辛いことや、悲しいことがたくさんあると思います。その時、助けてくれるのは今までに出会った仲間たちでしょう」
「これからの人生、今まで以上にたくさんの人に出会い、たくさんの仲間ができることと思います。その中で、人に感謝し感謝されるように、悔いなくこれからの人生を歩んでいきたいです」
板倉さんは仲間の大切さや感謝をまっすぐな瞳で話してくれました。
■新成人の池邊直人さん(中原区)
池邊直人さんは、将来への不安から率直に語りました。
現在のコロナ禍や、理想とする大人に近づけていないと感じていること、同世代の活躍への焦りなどです。
ただ、そんな中でも、
「いった人が忘れているような言葉でも、言われた人の心に強く残り、精神的な支えになっていることもあります」
「だから私は、そういう良い影響力を持つ大人になりたいです。もちろん不安は消えません。行動を急に変えるのは難しいですが、与える側になるという意識を持つことで変わってくるものがあると思います」
これからの将来に向けて、少しずつ成長してきたいという希望を伝えました。
■司会の達淳一さんと高階亜里沙さん
なお、本日の司会は達淳一さんと、高階亜里沙さんでした。
高階亜里沙さんは昨年に続いての起用で、2021シーズンまで川崎フロンターレ応援番組「ファイト!フロンターレ」のMCをつとめていました。
同番組は12月いっぱいで卒業となりましたが、2022年初のお仕事も川崎市関連となりました。
■退場時、同窓会自粛のお願い
本式典終了後は、整理退場となりました。
また福田市長のご挨拶にもありましたが、あらためて同窓会自粛のお願いがアナウンスされました。
■川崎フロンターレ宮城天選手も成人の日を祝うつどいに参加
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川崎フロンターレでは、ユース出身の宮城天(みやぎてん)選手が新成人となりました。
ユース時代の仲間たちと本式典にも参加されていたようで、Instagramに記念写真を公開されています。
同選手のようにすでにスポーツ選手という仕事で活躍している方、まだ大学等で勉強中の方など立場はさまざまかと思いますが、新成人の皆さまに明るい未来が切り開かれますよう、願って折ります。
■「川崎市成人の日を祝うつどい」
■「令和4年(2022年)川崎市成人の日を祝うつどい」アーカイブ配信
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 成人の日を祝うつどい
・2008/1/17エントリ とどろきアリーナの成人式の様子
・2012/1/9エントリ 川崎市の2012年「成人の日を祝うつどい」開催
・2019/1/14エントリ 川崎市「平成31年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで本日開催、1999年3月14日生まれ「ふろん太&ワルンタ」成人式も挙行
・2020/1/14エントリ 「令和2年川崎市成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、成人年齢引き下げ後は「20歳を祝うつどい」に改称へ
・2021/1/11エントリ 川崎市「令和3年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、緊急事態宣言下で感染症防止対策&ライブ配信実施、中村憲剛選手らが動画で祝賀メッセージ