武蔵小杉の公共空間活用実験「Kosugi Lab. Week」の「本箱市」が開幕、中原区役所では野外映画上映会に拍手
【Reporter:たちばな】
武蔵小杉駅周辺の公共空間の活用を推進する社会実験「Kosugi Lab. Week」が、2022年3月1日(火)から6日(日)まで開催されています。
本イベントではこすぎコアパークや中原区役所の広場を憩いの場にするとともに、一部の道路を歩行者天国にして武蔵小杉駅周辺の回遊性を高めます。
本日3月4日より、地域の皆さんで古本を循環させる「本箱市」がスタートしたほか、本日は中原区役所の広場で野外映画上映会が開催されましたので、ご紹介します。
■「Kosugi Lab. Week」の「本箱市」
「Kosugi Lab. Week」の本箱市は、Kosugi 3rd Avenueとイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の間で開催されています。
地域の皆さんから一定のテーマに沿って古本を集め、「どなたでも1冊」「本を持ってきた方は最大2冊」好きな本を持ち帰ってよいことになっています。
不要になった本を捨ててしまうのではなく、地域で循環させていく試みです。
■「春から新しいことにチャレンジしたいあなたへ」
■「マニアな世界へようこそ!」
■「遠くへ遊びに行けない時に」
■「最近お疲れ気味のあなたに」
■「小杉で育つあなたへ」
■「今すぐ旅に出たくなる!」
今回の「本箱市」は、下記のようなテーマで本が集められています。
「春から新しいことにチャレンジしたいあなたへ」
「マニアな世界へようこそ!」
「遠くへ遊びに行けない時に」
「最近お疲れ気味のあなたに」
「小杉で育つあなたへ」
「今すぐ旅に出たくなる!」
古本の受付は3月1日まででしたが、スタッフの方によると開催中も受付可能ということですので、希望される方はご相談してみてください。
(イベントですので現場の判断優先で運用が変わる可能性もあろうかと思います。予めご了承ください。)
■本を選ぶ皆さん
こういった催しの魅力は、自分の視点や嗜好だけでは見つからない、新しい本との出会いがあることですね。
「本箱市」は、「Kosugi Lab. Week」の主催者である「武蔵小杉エリアプラットフォーム」の構成メンバーであるイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店が運営にかかわっています。
■こすぎコアパークの椅子設置
■こすぎコアパークの装飾
■「Kosugi 3rd Avenue」前の道路の装飾
■中原区役所までの会場をつなぐ足跡サイン
本イベントは、「本箱市」が開催されている「Kosugi 3rd Avenue」のほか、武蔵小杉駅前のこすぎコアパークに加えて、中原区役所の広場も会場になっています。
中原区役所までは少し距離がありますので、その途中の道路には足跡サインのガイドがあります。
またちょっとした装飾も施されていました。
■中原区役所前の広場
足跡サインをたどって、中原区役所の広場までやってきました。
ここは以前「中原保育園」の仮園舎があった場所で、現在は芝生になっています。
そこにベンチやソファ、ハンモックなどが設置されて一休みしたり、遊べる場所になっていました。
子どもたちは複雑な遊具などがなくても、高低差があるだけで想像以上に熱中して遊びます。
■コーヒーキッチンカー「Restoration Roasters」
中原区役所の芝生の広場には、本日の野外映画上映会にあわせてコーヒーキッチンカー「Restoration Roasters」がきていました。
浅煎りから深煎りまで、タイプを選んで温かいコーヒーをいただくことができました。
■野外映画上映会
そして本日の「Kosugi Lab. Week」の最後を飾ったのが、中原区役所広場での野外映画上映会です。
上映作品は事前にお伝えした通り、フランス・デンマーク合作のアニメーション映画「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」でした。
同作品は19世紀のロシア~北極が舞台です。
名門貴族の子女サーシャが、北極で行方不明になった祖父を探す物語です。
最初は世間知らずで何もできなかったお嬢様が、無骨ながら心根は優しい人々に揉まれながら成長していく…というプロットは王道ですが、ストレートに心をつかむものがあります。
また日本のアニメーションとは異なり、「輪郭線のない」独特の映像が美しかったです。
前評判通りの良質な作品で、終幕後には皆さん拍手していました。
■「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」
© 2015 SACREBLEU PRODUCTIONS / MAYBE MOVIES / 2 MINUTES / FRANCE 3 CINÉMA / NØRLUM.
この時期に野外映画は寒いですが、物語の大半が北極圏で展開する中、それが臨場感につながっていたように思います。
野外映画上映は、「Kosugi Lab. Week」の最終日の3月6日に、「丸子橋ピクニック広場」でも「こまねこ」上映が開催されます。
こちらは先着50名ということですので、イベント情報はエントリ末尾に再掲しておきますね。
■「Kosugi Lab. Week」(川崎市ウェブサイトより)
※クリックで拡大します。
■「Kosugi Lab. Week」の開催概要
■丸子橋ピクニック広場の野外映画上映会の開催概要
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本イベントではこすぎコアパークや中原区役所の広場を憩いの場にするとともに、一部の道路を歩行者天国にして武蔵小杉駅周辺の回遊性を高めます。
本日3月4日より、地域の皆さんで古本を循環させる「本箱市」がスタートしたほか、本日は中原区役所の広場で野外映画上映会が開催されましたので、ご紹介します。
■「Kosugi Lab. Week」の「本箱市」
「Kosugi Lab. Week」の本箱市は、Kosugi 3rd Avenueとイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の間で開催されています。
地域の皆さんから一定のテーマに沿って古本を集め、「どなたでも1冊」「本を持ってきた方は最大2冊」好きな本を持ち帰ってよいことになっています。
不要になった本を捨ててしまうのではなく、地域で循環させていく試みです。
■「春から新しいことにチャレンジしたいあなたへ」
■「マニアな世界へようこそ!」
■「遠くへ遊びに行けない時に」
■「最近お疲れ気味のあなたに」
■「小杉で育つあなたへ」
■「今すぐ旅に出たくなる!」
今回の「本箱市」は、下記のようなテーマで本が集められています。
「春から新しいことにチャレンジしたいあなたへ」
「マニアな世界へようこそ!」
「遠くへ遊びに行けない時に」
「最近お疲れ気味のあなたに」
「小杉で育つあなたへ」
「今すぐ旅に出たくなる!」
古本の受付は3月1日まででしたが、スタッフの方によると開催中も受付可能ということですので、希望される方はご相談してみてください。
(イベントですので現場の判断優先で運用が変わる可能性もあろうかと思います。予めご了承ください。)
■本を選ぶ皆さん
こういった催しの魅力は、自分の視点や嗜好だけでは見つからない、新しい本との出会いがあることですね。
「本箱市」は、「Kosugi Lab. Week」の主催者である「武蔵小杉エリアプラットフォーム」の構成メンバーであるイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店が運営にかかわっています。
■こすぎコアパークの椅子設置
■こすぎコアパークの装飾
■「Kosugi 3rd Avenue」前の道路の装飾
■中原区役所までの会場をつなぐ足跡サイン
本イベントは、「本箱市」が開催されている「Kosugi 3rd Avenue」のほか、武蔵小杉駅前のこすぎコアパークに加えて、中原区役所の広場も会場になっています。
中原区役所までは少し距離がありますので、その途中の道路には足跡サインのガイドがあります。
またちょっとした装飾も施されていました。
■中原区役所前の広場
足跡サインをたどって、中原区役所の広場までやってきました。
ここは以前「中原保育園」の仮園舎があった場所で、現在は芝生になっています。
そこにベンチやソファ、ハンモックなどが設置されて一休みしたり、遊べる場所になっていました。
子どもたちは複雑な遊具などがなくても、高低差があるだけで想像以上に熱中して遊びます。
■コーヒーキッチンカー「Restoration Roasters」
中原区役所の芝生の広場には、本日の野外映画上映会にあわせてコーヒーキッチンカー「Restoration Roasters」がきていました。
浅煎りから深煎りまで、タイプを選んで温かいコーヒーをいただくことができました。
■野外映画上映会
そして本日の「Kosugi Lab. Week」の最後を飾ったのが、中原区役所広場での野外映画上映会です。
上映作品は事前にお伝えした通り、フランス・デンマーク合作のアニメーション映画「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」でした。
同作品は19世紀のロシア~北極が舞台です。
名門貴族の子女サーシャが、北極で行方不明になった祖父を探す物語です。
最初は世間知らずで何もできなかったお嬢様が、無骨ながら心根は優しい人々に揉まれながら成長していく…というプロットは王道ですが、ストレートに心をつかむものがあります。
また日本のアニメーションとは異なり、「輪郭線のない」独特の映像が美しかったです。
前評判通りの良質な作品で、終幕後には皆さん拍手していました。
■「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」
© 2015 SACREBLEU PRODUCTIONS / MAYBE MOVIES / 2 MINUTES / FRANCE 3 CINÉMA / NØRLUM.
この時期に野外映画は寒いですが、物語の大半が北極圏で展開する中、それが臨場感につながっていたように思います。
野外映画上映は、「Kosugi Lab. Week」の最終日の3月6日に、「丸子橋ピクニック広場」でも「こまねこ」上映が開催されます。
こちらは先着50名ということですので、イベント情報はエントリ末尾に再掲しておきますね。
■「Kosugi Lab. Week」(川崎市ウェブサイトより)
※クリックで拡大します。
■「Kosugi Lab. Week」の開催概要
日時 | 2022年3月1日(火)~6日(日)11:00~16:00 |
会場 | ●武蔵小杉駅西側周辺~中原区役所 ●グランツリー武蔵小杉 ●丸子橋ピクニック広場 |
内容 | <こすぎコアパーク> ●テラス席の使い方表示 ●木製椅子の設置 ●まちづくりガチャの設置 ●東電地上基を装飾 <市道小杉町21号線(こすぎコアパーク前道路)> ●歩行者天国(3月6日) ●横断防止柵を一部撤去(3月6日) <市道小杉町210号線(イトーヨーカドーとKosugi 3rd Avenueの間の道路)> ●古本市(本箱市)の開催(3月4~6日) ●歩行者天国(3月5~6日) ●椅子やベンチ等の設置 ●イトーヨーカドー外壁の装飾 <中原区役所前道路> ●足跡サインの設置 <中原区役所芝生ひろば> ●ソファー・ベンチ等の設置 ●壁(防火倉庫・NTT)の装飾 ●朝のラジオ体操(3月2~3日11時) ●屋外映画上映(3月4日) ●コーヒーキッチンカー(3月4日) ●木育ひろば(3月6日) <グランツリー武蔵小杉> ●キッチンカー(3月2日) <丸子橋> ●野外映画上映(3月6日) |
主催 | 武蔵小杉エリアプラットフォーム 構成団体:イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店、NEC玉川事業場、三井不動産レジデンシャル、武蔵小杉東急スクエア、コスギサードアヴェニュー施設管理組合、グランツリー武蔵小杉、ららテラス武蔵小杉、協同組合武蔵小杉商店街、ナチュラ、東京電力パワーグリッド、無印良品、明治大学大学院理工学研究科小林先生、日本大学理工学部土木工学科大澤先生、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント、川崎市 |
Web | ●川崎市中原区 Kosugi Lab. Week~武蔵小杉が歩いて楽しい街になるための社会実験を行います ●facebookページ |
■丸子橋ピクニック広場の野外映画上映会の開催概要
日時 | 2022年3月6日(日)※雨天・強風時中止、16時までに決定しSNS等で告知 ●17:30 開場 ●18:00 上映開始(73分) ●19:13 上映終了〜アフタートーク ●19:30 終了 |
会場 | ●丸子橋ピクニック広場 |
上映作品 |
『こま撮りえいが こまねこ』(60m)
『こまねこのおるすばん』(13m) 山の上のおうちに暮らすこまちゃんは、いつも自分の心に素直に、そして楽しく暮らしています。屋根裏部屋で作品をつくる日々、ピクニック、苦くても大人ぶって飲むコーヒー・・・。笑ったり、嬉しかったり、かなしいときには声をあげて泣いたり・・。
『こま撮りえいが こまねこ』
※以下の5つのエピソードからなる劇場版 「はじめのいっぽ」(5m) 「カメラのれんしゅう」(6m8s) 「こまとラジボー」(8m45s) 「ラジボーのたたかい」(5m19s) 「ほんとうのともだち」(26m19s) 『こまねこのおるすばん』(13m)
以上の6つのエピソードをご覧いただきます
|
募集定員 | 50名(当日先着順) |
参加費 | 無料 |
注意事項 |
<来場について>
・当日上映会への来場に際し、丸子橋河川敷内の駐車場はご利用いただけませんので、ご注意ください <お座席について>
・当日は芝生広場での上映となります。そのため、椅子などのご用意はござません。皆様各自で、レジャーシート、レジャーマット、キャンピングチェアなどをご持参の上ご来場願います。 ・テント、タープなどの設営はご遠慮願います <防寒対策について>
・まだまだ寒い季節ですので、防寒対策はしっかりとした上でご来場願います ・ダウンウェア、防寒ウエアなどの着用をお勧めします ・寝袋などの持ち込みも可能です ・ホッカイロなどの利用をオススメします ・火器の利用はご遠慮願います(焚き火、コンロ、バーナー等) <コロナ感染症対策>
・受付では手指の消毒をお願いします ・飲食時以外はマスクの着用をお願いします ・当日体調不安、体調不良(発熱37.5℃以上、喉の痛みなど)の場合は、参加を見合わせ願います ・受付でアンケートと共に連絡先を伺っておりますので、ご回答願います ・その他国、県、市区町村の指示に基づき、本イベントの開催を見合わせる場合もございます |
主催 | ●Restoration Roasters ●旅する映画館 café de cinéma |
Web | ●facebookイベントページ |
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