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2022年
10月02日

「丸子の渡し祭り」で多摩川両岸に賑わい、同時開催「多摩川で和むe体験」「丸子橋リバーサイドジャンボリー」でイベント満載の1日に

本日、丸子橋近くの多摩川河川敷において「川崎市中原区制50周年記念 第9回 丸子の渡し祭り」が開催されました。

■「川崎市中原区制50周年記念 第9回 丸子の渡し祭り」ののぼり
「丸子の渡し」ののぼり

江戸と平塚市の中原を結ぶ交通網として江戸時代に発展したのが中原街道で、その途上で多摩川を渡る渡し船が「丸子の渡し」と呼ばれていました。

1935年に丸子橋が完成したことで「丸子の渡し」は役割を終えましたが、川崎市側・大田区側の地域の皆さんの力により「丸子の渡し祭り」として毎年1日限定で復活しています。

今回は「第9回」となり、周辺の関連イベント「多摩川で和むe体験」や、川崎市による河川敷利用実証実験の民間事業「多摩川リバーサイドジャンボリー」と同日開催となりました。

本日の丸子橋近くには、「丸子の渡し祭り」ののぼりがたくさん立てられていました。

■救命胴衣をつけて待機
救命具をつけて待機

救命具をつけて待機

「丸子の渡し祭り」は、当時の雰囲気のままに小型のボートで多摩川を渡ります。
そのため一度に乗れるのは数人で、なおかつ近年は人気イベントのため待ち時間が少々長くなります。

救命胴衣をつけて、待機です。

■川崎市中原区側から出発
川崎市中原区側から出発

中原区側から出発

■大田区側での会場
大田区側での会場

「丸子の渡し」ですので、渡し船の行先はもちろん東京都大田区です。
「丸子の渡し祭り」では、大田区側でも同時にイベントが行われていました。

■「うのき水辺の楽校」のミニ水族館
うのき水辺の楽校によるミニ水族館

ミニ水族館

多摩川流域には、各地に水辺での体験学習を行う「水辺の楽校」が活動しています。

丸子の渡し祭りでは、川崎市中原区側では「とどろき水辺の楽校」が、東京都大田区側では「うのき水辺の楽校」が運営に加わっています。

大田区側のイベント会場においては、「うのき水辺の楽校」がミニ水族館を開催していました。

■大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」
大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」

はねぴょん

はねぴょん

こちらは、大田区の公式PRキャラクター「はねぴょん」です。
やはりこれは羽田空港をもとにしたキャラクターですね。

趣味はお散歩とポージング、特技はダンスということです。
今回のイベントではグッズ販売などを行って今いた。

■渡し船で中原区側に戻る
渡し船で中原区側に戻る

大田区側からの帰りは、丸子橋を歩いても良いのですが、せっかくなので渡し船で戻るのが人気でした。

短い時間ですが、船上からの丸子橋などの風景を楽しめたのではないでしょうか。

■中原区側に戻り、「丸子の渡し祭り」のステージ
丸子の渡し祭りのステージ

大道芸

さて、中原区側に戻って渡し船以外の企画をご紹介しましょう。
河川敷に設置されたステージでは、大道芸などが行われていました。

■河川敷の空を舞うシャボン玉
河川敷の空を舞うシャボン玉

河川敷の空を舞うシャボン玉

また河川敷では、長い紐を使ってたくさんのシャボン玉を飛ばしていました。
風に吹かれて飛んでいくシャボン玉を、子どもたちが喜んで追いかけていました。

■「丸子宮元囃子」の演奏
太鼓

こちらは「丸子宮元囃子保存会」による祭囃子の演奏です。

上丸子地区の囃子は日枝神社の氏子によって組織され、古くから継承されてきました。
戦後に一時休止状態となっていましたが、1967年に復活して今に至る歴史ある囃子です。

■「菓心 桔梗屋」の出店
桔梗屋の出店

また会場では、和菓子店「菓心 桔梗屋」も出店していました。
新丸子の老舗和菓子店ですので、「丸子の渡し」をしのぶイベントにはよく似合います。

■「多摩川で和むe体験」の川崎フロンターレサッカー教室
川崎フロンターレのサッカー教室

川崎フロンターレのサッカー教室

川崎フロンターレのサッカー教室

川崎フロンターレのサッカー教室

また本日の「丸子の渡し祭り」は、関連イベント「多摩川で和むe体験」との同時開催になっていました。

こちらは人力駆動の「eボート」体験や川崎フロンターレのサッカー教室、走り方教室などが行われていました。

コロナ禍においてはこうしたサッカー教室などもほとんどが中止になっていましたが、ようやく開催できるようになってきたものです。

■丸子橋リバーサイドジャンボリー「ふわふわタマランド」
丸子橋リバーサイドジャンボリー「ふわふわタマランド」

丸子橋リバーサイドジャンボリー「ふわふわタマランド」

丸子橋リバーサイドジャンボリー「ふわふわタマランド」

また丸子橋の反対側では、9月にご紹介した「丸子橋リバーサイドジャンボリー」が開催されていました。

上記は「丸子橋リバーサイドジャンボリー」の企画の一つ「ふわふわタマランド」です。

9月に開催された時とは、アトラクションの一部が入れ替わっています。

また2022年10月22日(土)、23日(日)、11月5日(土)、6日(日)にも開催される予定で、このときも内容は入れ替わるものと思います。

■丸子橋リバーサイドジャンボリー「タマタマ動物園」
タマタマ動物園

タマタマ動物園

タマタマ動物園

最後にこちらは、「ふわふわタマランド」の隣で開催されていた「タマタマ動物園」です。
ヤギがずっと河川敷の草を食べていたのが印象的でした。

このように、本日は丸子橋周辺がイベント満載で、飲食もありましたので1日楽しめるようになっていたのではないでしょうか。

「丸子橋リバーサイドジャンボリー」は、川崎市による「令和4年度 多摩川丸子橋河川敷における新たな利活用に向けた社会実験」の一環として、民間からの事業提案として実施されているものです。

都市近郊に残された大規模スペースとして、今回のイベントも含めさまざまな検討が行われていくものと思います。



さて、この社会実験の事業のひとつとして、明日10月3日(月)から平日5日間は、一般社団法人武蔵小杉エリアマネジメントによる「キッズ・プレイパーク」が開催されます。

■「キッズ・プレイパーク」
キッズ・プレイパーク

■「キッズ・プレイパーク」の開催概要
日時 ●2022年9月24日(土) 9:00〜17:00中止
●2022年10月3日(月)~7日(金)14:00~18:00
場所 多摩川丸子橋河川敷ピクニック広場
参加料 1人500円/未就学児無料
※当日現金でお支払いください。
対象 誰でも参加可能
貸し出し予定のおもちゃ ●ラジコンカー(6台)※舞マシン大歓迎
●縄跳びの縄
●フリスビー
●バトミントン(ラケットとシャトル)
●プラスティックバットとボール
●大きいボール (サッカー・ドッジボール等)
●フラフープ
●テーブルゲーム各種
●プラスティックおもちゃ各種 (船、機関車、ロケット、銃、刀等)
●プラスティック人形各種 (リカちゃん人形、小フィギュア) (スペースレンジャー、カウボーイ)
●ぬいぐるみ人形各種
※おもちゃはすべて善意に寄付されたものです。
運営 一般社団法人武蔵小杉エリアマネジメント
Web NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
※一般社団法人に移行中です。

キッズプレイパーク

「キッズ・プレイパーク」は、多摩川河川敷に子どもたちが思いっきり遊びまわれる場所を提供します。
河川敷の広い空間に、「好きなおもちゃを好きなだけ借りて遊べる」場所を創出するものです。

今回の目玉の一つはラジコンバギーで、6台が用意されて皆さんで一緒に走らせることができます。

平日ですのでこの土日の「丸子橋リバーサイドジャンボリー」ほどは混雑しないと思われます。
この機会に多摩川の広いスペースで、さまざまなおもちゃで遊んでみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
2016/10/30エントリ 「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場
2022/9/10エントリ 多摩川河川敷利活用の社会実験事業「丸子橋リバーサイドジャンボリー」が本日開幕、巨大ふわふわやキッチンカーが登場
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