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2022年
10月18日

川崎フロンターレU-18がプレミアリーグ「等々力陸上競技場最終節」で横浜FCユース降し首位堅守、ふろん太・カブレラ・ワルンタ揃い踏み

川崎フロンターレアカデミー「U-18」は、今シーズンより「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグEAST」に参戦しています。

U-18プレミアリーグは、クラブユース(プロサッカークラブの下部組織)と高校サッカーが混合で戦うトップリーグで、「高校年代最高峰」とされます。
川崎フロンターレは下部リーグ「プリンスリーグ」からの昇格組として開幕より快進撃を続け、首位をひた走ってきました。

10月15日には第18節・川崎フロンターレU-18vs横浜FCユースの試合が等々力陸上競技場で開催され、川崎フロンターレU-18が2-0で勝利しました。

これにより川崎フロンターレU-18はここまで12勝3分2敗で首位を堅守しています。
あと5試合を残し、2位の横浜F・マリノスユースとの勝ち点差は「6」となりました。



■U-18プレミアリーグ第18節が開催された等々力陸上競技場
プレミアリーグ

■ホームゲームイベントのミニゲーム「未来のファンタジスタ」
ホームゲームイベントのミニゲーム「未来のファンタジスタ」

川崎フロンターレU-18のホームゲームは、普段は等々力第一グラウンドや、富士通スタジアム川崎、麻生グラウンドなどで開催されることが多いです。

等々力第一グラウンドなどの場合は、コロナ禍にあって観戦スペースがないことから保護者など関係者のみになりますが、プレミアリーグでは何度か等々力陸上競技場で開催されることがあります。

等々力陸上競技場開催の場合には、有観客でホームゲームイベントなどの企画やスタジアムグルメ出店も小規模ながら実施されてきました。

上記写真はホームゲームイベントのミニゲーム「未来のファンタジスタ」です。
内容自体はいつものキックターゲットですが、パネルの写真がユースの選手になっています。

左から大瀧蛍選手、大関友翔選手、濱崎知康選手、松長根悠仁選手です。

■4番・高井幸大選手
4番・高井幸大選手

4番の高井幸大(たかいこうた)選手は、身長193cmの大型センターバックです。
すでに高校2年のときにトップチーム昇格を決めていた逸材です。

■10番・大関友翔選手
大関友翔選手

エースナンバー10番と、キャプテンマークを付けていたのは大関友翔(おおぜきゆうと)選手です。
中村憲剛選手を目標とし、主にボランチとして攻撃の起点になります。

高井選手とともに、来季よりトップチーム昇格が決まっています。

こうした「フロンターレの未来」を担う選手らの成長を応援できるのが、U-18の魅力です。

■応援に駆け付けた人々
応援に駆け付けた人々

この日の観客数は3,505人でした。

来場者先着2,600名に川崎市の老舗和菓子店「末広庵」より、郷土名菓「惣之助の詩」がプレゼントされましたが、こちらは早めになくなりました。

この週はちょうどトップチームの試合がありませんでしたので、その分U-18の応援に来た方も多かったのではないでしょうか。

■ふろん太・カブレラ・ワルンタ揃い踏み
ふろん太・カブレラ・ワルンタ揃い踏み

そしてこの日は、マスコットキャラクターのふろん太・カブレラ・ワルンタがそろい踏みとなりました。

トップチームの試合ですら欠席がちで働きたくないワルンタまでが、U-18の試合に登場するというのは珍しいことです。

■ワルンタに小突かれるふろん太
ワルンタに小突かれるふろん太

ワルンタに小突かれるふろん太

観客席のカメラに向かってポーズをとるふろん太を小突くワルンタです。
相変わらずのワルっぷりでした。

■記念撮影に応じるカブレラ
記念撮影に応じるカブレラ

この日のカブレラは、おめめキラキラモードでした。

観客の数も普段よりは少ないため、比較的ひとりひとり認識してファンサービスしてくれます。
トップチームの試合ではなかなか難しいですので、これもU-18観戦の楽しみといえそうです。

■黄昏れるワルンタ
黄昏れるワルンタ

■バックスタンドの観客と対話するワルンタ
バックスタンドの観客と対話するワルンタ

この日のワルンタは比較的機嫌が良かったのか、バックスタンドの観客の呼びかけに応じてサムアップしたりしていました。

川崎フロンターレのトップチームの試合とはまた違ってこのくらいのんびりと、無料で観戦するのも乙なものです。


ところで、一般に高校サッカーというと、お正月の「全国高校サッカー選手権大会」をイメージされる方が多いと思いますが、あくまでも高校の部活動の大会であり、クラブユースが参加していません。

「高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ」はプレミアリーグ・プリンスリーグ・都道府県リーグの3階層で構成され、高校サッカー・クラブユースが混合で戦い毎年降格・昇格があります。

川崎フロンターレは2021プリンスリーグ関東で優勝して今季からプレミアリーグEASTへと昇格を果たしました。

プレミアリーグは、「毎試合が全国高校サッカー選手権の決勝戦レベル」ともいわれる、高校サッカーとクラブユースのそれぞれのトップがしのぎを削るリーグです。

例年、12月のプレミアリーグ最終戦が等々力陸上競技場開催されることが多かったのですが、今年は等々力陸上競技場開催は10月15日が最後で、このあとは4試合がアウェイ、12月4日の最終節が麻生グラウンド開催となっています。

ホーム最終節は12月4日ですが、この日が「等々力陸上競技場最終節」でした。

残り5試合、J1リーグと同様に横浜F・マリノスと優勝を賭けた競り合いが続いていきます。

(はつしも)

【関連リンク】
高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ ウェブサイト

(川崎フロンターレユース関連)
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