小杉町3丁目東地区再開発のコンサルを日本設計に委託
武蔵小杉再開発地区である小杉町3丁目東地区について、再開発
準備組合が再開発ビルの基本計画と都市計画の策定、環境アセス
メント等のコンサルタント業務を日本設計に委託したことがわかりま
した。
11月14日付の建通新聞において報じられているものです。
■建通新聞神奈川 小杉町3丁目東の基本計画を日本設計に
http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p05083.html
記事によると、日本設計はたたき台となる基本計画素案を、地権者
からの意見に基づき2009年3月頃にまとめるものとされています。
あくまでたたき台ではありますが、そこから大きな変更はないものと
思われ、本年度中にある程度の計画の具体化がなされそうです。
2008/7/1エントリで取り上げた際には、8月頃にコンサルタントを
確定することとなっていました。コンサルタントの選定に多少時間が
かかったのか、建通新聞が情報を拾うのが遅かったのかわかりま
せんが、本年度中(2009年3月)の基本計画素案策定というスケ
ジュールは変更になっていません。
■小杉町3丁目地区再開発マップ
2008/10/21エントリでお伝えしたとおり、小杉町3丁目東地区に隣接
する小杉町3丁目中央地区はすでに都市計画決定がなされ、再開発
準備組合から本組合に移行するフェーズです。
また、こすぎFROM・中原変電所跡地の小杉駅南部地区A地区は
現在着工済みで、変電所の地下化工事を行っています。
A地区(武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業)が
この中では最も先行することになりますが、こちらも竣工は2012年度
となっておりますので、まだしばらく工事が続きます。
東地区の着工のタイミングによっては、武蔵小杉駅西側の広範囲が
同時期に工事中となるのかもしれません。
■小杉町3丁目東地区内の既存建造物
東地区の土地利用形態はどのようなものになるのかわかりませんが、
武蔵小杉駅の西側は建物が密集していますので、ある程度オープン
スペースがあるといいかな、と思います。
なお、小杉駅南部地区A地区、C地区、新丸子東3丁目地区B地区の
設計にも、今回選定された日本設計が入っています。隣接地区にまた
がる都市計画設計を一括で引き受けているのですから、地区全体の
バランスを勘案したコーディネートを期待したいところです。
【関連リンク】
日本設計 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉3丁目地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発が本組合に移行へ