南武線武蔵小杉駅~矢向駅間連続立体交差事業・関連道路整備の環境アセスメント資料が本日縦覧開始、2040年完成に向け前進
川崎市が本日付で「JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)」に係る環境アセスメント資料の縦覧を開始しました。
またこれとあわせて、川崎市では南武線沿いの道路整備を行うため、これに関する自主的な環境アセスメント資料についても同時に縦覧が開始されました。
■JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に係る条例環境影響評価準備書及び要約書
https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000147164.html
■JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に伴う関連道路整備事業に係る自主的環境影響評価準備書及び要約書
https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000147164.html
■高架化される南武線と関連道路の整備(向河原駅)
※川崎市発表資料より
南武線では、段階的に連続立体交差事業が進められており、武蔵小杉駅~武蔵新城駅間などはすでに高架線を走っています。
今後進められるのは、武蔵小杉駅~矢向駅間です。
この区間では地上を走る南武線によって道路交通が寸断され、「開かずの踏切」などが課題となっています。
JR東日本と川崎市は、連続立体交差事業および関連道路整備により、これらの課題の解決・緩和を図るというわけです。
連続立体交差事業は一定以上の規模であることから、環境に対する影響を検証する「環境影響評価(環境アセスメント)」の手続きが必要です。
連続立体交差事業とあわせて行われる関連道路整備は制度上はこの手続きの対象外となりますが、川崎市では重要性を勘案して、自主的に環境影響評価の手続きを行うこととなりました。
本日はその評価手法に関する資料が開示されました。
市民等からの意見募集も経て、今後環境影響評価手続きが進められ、環境影響評価ののちに事業が実行されていく段取りです。
■事業計画等の概要
●事業名 JR 東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)
●事業区間 矢向駅~武蔵小杉駅
●事業延長 約 4.5km
●除去踏切数 9箇所
●駅 3駅(鹿島田駅、平間駅、向河原駅)
●工法 別線高架工法
●変電所(移設) 1箇所(向河原変電所)
■解消される向河原駅前の踏切
■移設される向河原変電所
南武線を高架化することで、9か所の踏切が解消されるとともに、向河原駅、平間駅、鹿島田駅の3駅が高架駅になります。
また向河原変電所の移設も行われるということです。
連続立体交差事業の事業期間は2024年4月から2040年3月で、16年間かかる計画となっています。
予定通り着工できたとしても、相当先にはなりますね。
ただ、踏切の解消などは長年の地域の要望でもありますので、なるべく順調に進めばと思います。
詳細につきましては、前掲の環境影響評価の資料をご参照ください。
【関連リンク】
・2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
・2011/2/23エントリ 南武線快速電車運行開始ポスターと、踏切横断注意
・2011/8/3エントリ 御幸踏切の馬頭観音
・2011/8/9エントリ 向河原駅前踏切を2倍近く拡幅へ
・2010/10/12エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の歩道橋
・2012/3/8エントリ 開かずの「御幸踏切」の歩道橋改修
・2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
・2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
・2016/4/25エントリ JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る
・2018/10/16エントリ JR東日本向河原変電所から、NEC玉川事業場まで続く「送電鉄塔中原線」をめぐる
・2018/11/17エントリ 武蔵小杉再開発地区から下沼部小への通学路で安全向上取組中。踏切拡張に続き歩道にグリーンベルト設置、同小PTAが見守り活動を継続
・2019/6/17エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路を整備、歩行者・自転車専用で2019年6月30日(日)17時に供用開始決定
・2019/6/30エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路が歩行者・自転車専用で本日供用開始、アンダーパス側から地域住民や玉川中生徒らが通行
またこれとあわせて、川崎市では南武線沿いの道路整備を行うため、これに関する自主的な環境アセスメント資料についても同時に縦覧が開始されました。
■JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に係る条例環境影響評価準備書及び要約書
https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000147164.html
■JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に伴う関連道路整備事業に係る自主的環境影響評価準備書及び要約書
https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000147164.html
■高架化される南武線と関連道路の整備(向河原駅)
※川崎市発表資料より
南武線では、段階的に連続立体交差事業が進められており、武蔵小杉駅~武蔵新城駅間などはすでに高架線を走っています。
今後進められるのは、武蔵小杉駅~矢向駅間です。
この区間では地上を走る南武線によって道路交通が寸断され、「開かずの踏切」などが課題となっています。
JR東日本と川崎市は、連続立体交差事業および関連道路整備により、これらの課題の解決・緩和を図るというわけです。
連続立体交差事業は一定以上の規模であることから、環境に対する影響を検証する「環境影響評価(環境アセスメント)」の手続きが必要です。
連続立体交差事業とあわせて行われる関連道路整備は制度上はこの手続きの対象外となりますが、川崎市では重要性を勘案して、自主的に環境影響評価の手続きを行うこととなりました。
本日はその評価手法に関する資料が開示されました。
市民等からの意見募集も経て、今後環境影響評価手続きが進められ、環境影響評価ののちに事業が実行されていく段取りです。
■事業計画等の概要
●事業名 JR 東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)
●事業区間 矢向駅~武蔵小杉駅
●事業延長 約 4.5km
●除去踏切数 9箇所
●駅 3駅(鹿島田駅、平間駅、向河原駅)
●工法 別線高架工法
●変電所(移設) 1箇所(向河原変電所)
■解消される向河原駅前の踏切
■移設される向河原変電所
南武線を高架化することで、9か所の踏切が解消されるとともに、向河原駅、平間駅、鹿島田駅の3駅が高架駅になります。
また向河原変電所の移設も行われるということです。
連続立体交差事業の事業期間は2024年4月から2040年3月で、16年間かかる計画となっています。
予定通り着工できたとしても、相当先にはなりますね。
ただ、踏切の解消などは長年の地域の要望でもありますので、なるべく順調に進めばと思います。
詳細につきましては、前掲の環境影響評価の資料をご参照ください。
【関連リンク】
・2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
・2011/2/23エントリ 南武線快速電車運行開始ポスターと、踏切横断注意
・2011/8/3エントリ 御幸踏切の馬頭観音
・2011/8/9エントリ 向河原駅前踏切を2倍近く拡幅へ
・2010/10/12エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の歩道橋
・2012/3/8エントリ 開かずの「御幸踏切」の歩道橋改修
・2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
・2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
・2016/4/25エントリ JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る
・2018/10/16エントリ JR東日本向河原変電所から、NEC玉川事業場まで続く「送電鉄塔中原線」をめぐる
・2018/11/17エントリ 武蔵小杉再開発地区から下沼部小への通学路で安全向上取組中。踏切拡張に続き歩道にグリーンベルト設置、同小PTAが見守り活動を継続
・2019/6/17エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路を整備、歩行者・自転車専用で2019年6月30日(日)17時に供用開始決定
・2019/6/30エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路が歩行者・自転車専用で本日供用開始、アンダーパス側から地域住民や玉川中生徒らが通行