新丸子駅西口駅前の老舗文具店「小島屋」が2023年2月末閉店で77年の歴史に幕、半額セールに最後の賑わい
新丸子駅西口の老舗文房具店「小島屋(KOJIMAYA)」が、ビルの建て替えにより2023年2月いっぱいをもって閉店します。
実に77年にわたる長い歴史に幕を下ろすこととなります。
現在閉店セールが行われており、本日より割引率が「半額」に上がったこともあって多くの方が訪れました。
■新丸子駅西口の老舗文具店「小島屋」
「小島屋」は、新丸子駅西口駅前の広場に面した好立地にあります。
地域の文具店としては売り場面積が広く、豊富な品揃えが楽しいお店でした。
創業は1946年(昭和21年)ということで、終戦後まもなくでした。
長きに渡って新丸子の駅前で、多くの方が利用してきたお店です。
■閉店のお知らせ
ご覧の通り、店先には閉店のお知らせが掲示されています。
1946年の創業から、実に77年の月日が流れました。
なお、現在のビルは1971年に竣工したもので、築52年です。
これを建て替えることとなり、「小島屋」は閉店することとなりました。
先日より「在庫一掃閉店セール」が行われていましたが、本日より割引率が「半額」に引き上げられました。
一部除外品があるほか、支払いは現金のみとなります。
■店頭のワゴンセール
■一部什器は無料で進呈も
まず店頭に、ワゴンセールがありました。
また一部什器はレジまでお申し出いただければ、無料で差し上げるということです。
■小島屋の店内
小島屋は、地域最大規模の文具店です。
本日時点ではまだ多くの商品が残っており、たくさんの方が来店していました。
■高額商品もお買い得に
■小銭入れ・カードケースやバッグも
■まんが工房コーナー
小島屋の品ぞろえは幅広く、小銭入れ・カードケースやバッグなど一部ファッション雑貨もあります。
また「まんが工房」コーナーが設置され、原稿用紙やペン先、スクリーントーンなども売っていました。
近年はデジタル化が進み、こういったアナログ画材の需要は減ってきたのかもしれませんが、地域で数少ない取扱店だったのではないでしょうか。
■各種用紙
こちらは、ケント紙やラシャ紙、色上質紙などの各種用紙コーナーです。
小島屋くらいの文具店でないと、見つからない品揃えです。
■「日本法令様式販売所」の看板
そして小島屋大きな特徴は、「日本法令様式販売所」であることです。
ビルに縦長の古い看板が出ているのを、多くの方がご覧になってきたことと思います。
■日本法令の様式コーナー
こちらが、日本法令の様式コーナーです。
正直なところ、こうした売り場があることを全く知りませんでした。
まんが画材同様に、こちらも現在はデジタル化が進んでいるように思います。
■遺言書専用用紙・封筒セット
一方こちらは、「遺言書専用用紙・封筒セット」です。
法務局保管制度対応ということです。
電子契約書なども徐々に普及してきていますが、遺言書は今も紙が中心という気がいたしますね。
■日本法令の事務用印
■日本法令の勘定科目印
日本法令の商品では、事務用印・勘定科目印も取り扱っていました。
これもかなり、昔ながらの事務所のイメージですね。
経理事務も今は勘定科目印を押すというよりは、PCでの会計ソフトの作業でしょう。
■「昭和レトロ下敷き」
小島屋には、時代を感じさせる商品もあちこちにあります。
こちらは「昭和レトロ下敷き」です。
さすがに本当にこの時代の商品というわけではなく、「昭和レトロ」をコンセプトに後年商品化されたものですが、それでも今は普通には見かけないですね。
■昔のデザインのふろん太君
店内には、ふろん太君もいました。
こちらはわかる方にはわかると思いますが、昔のデザインのふろん太君です。
川崎フロンターレの歴史の中で、徐々にマスコットデザインもブラッシュアップされてきています。
■文具メーカーからの表彰トロフィー
お店の入口近くには、文具メーカーからの表彰トロフィーもいくつか飾られていました。
写真は三菱鉛筆からのものです。
文具の販売で、優れた成績を収められたということでしょう。
■昔の小島屋の写真
また店内には、昔の小島屋の写真も掲示されていました。
昭和30年代のものや、現在のビルが1971年(昭和46年)に竣工したときのものなど、当時の新丸子の街並みがわかります。
77年の歴史に、敬意を表したいと思います。
小島屋は2月いっぱいで閉店ということで、残り営業日も少なくなってきました。
半額セールはかなりお買い得と思いますので、商品が残っているうちに良いアイテムを探してみてはいかがでしょうか。
■2019年に閉店したペットショップ「新丸子園」
新丸子駅西口では、老舗ペットショップ「新丸子園」も2019年11月30日をもって閉店していました。
古い建物・お店の多かった新丸子駅周辺も、徐々に変わっていきますね。
(はつしも)
■小島屋のマップ
【関連リンク】
・2019/11/17エントリ 新丸子のペットショップ「新丸子園」が2019年11月30日閉店、「森小鳥店」「こすぎペット」に続き老舗が姿を消す
実に77年にわたる長い歴史に幕を下ろすこととなります。
現在閉店セールが行われており、本日より割引率が「半額」に上がったこともあって多くの方が訪れました。
■新丸子駅西口の老舗文具店「小島屋」
「小島屋」は、新丸子駅西口駅前の広場に面した好立地にあります。
地域の文具店としては売り場面積が広く、豊富な品揃えが楽しいお店でした。
創業は1946年(昭和21年)ということで、終戦後まもなくでした。
長きに渡って新丸子の駅前で、多くの方が利用してきたお店です。
■閉店のお知らせ
ご覧の通り、店先には閉店のお知らせが掲示されています。
1946年の創業から、実に77年の月日が流れました。
なお、現在のビルは1971年に竣工したもので、築52年です。
これを建て替えることとなり、「小島屋」は閉店することとなりました。
先日より「在庫一掃閉店セール」が行われていましたが、本日より割引率が「半額」に引き上げられました。
一部除外品があるほか、支払いは現金のみとなります。
■店頭のワゴンセール
■一部什器は無料で進呈も
まず店頭に、ワゴンセールがありました。
また一部什器はレジまでお申し出いただければ、無料で差し上げるということです。
■小島屋の店内
小島屋は、地域最大規模の文具店です。
本日時点ではまだ多くの商品が残っており、たくさんの方が来店していました。
■高額商品もお買い得に
■小銭入れ・カードケースやバッグも
■まんが工房コーナー
小島屋の品ぞろえは幅広く、小銭入れ・カードケースやバッグなど一部ファッション雑貨もあります。
また「まんが工房」コーナーが設置され、原稿用紙やペン先、スクリーントーンなども売っていました。
近年はデジタル化が進み、こういったアナログ画材の需要は減ってきたのかもしれませんが、地域で数少ない取扱店だったのではないでしょうか。
■各種用紙
こちらは、ケント紙やラシャ紙、色上質紙などの各種用紙コーナーです。
小島屋くらいの文具店でないと、見つからない品揃えです。
■「日本法令様式販売所」の看板
そして小島屋大きな特徴は、「日本法令様式販売所」であることです。
ビルに縦長の古い看板が出ているのを、多くの方がご覧になってきたことと思います。
■日本法令の様式コーナー
こちらが、日本法令の様式コーナーです。
正直なところ、こうした売り場があることを全く知りませんでした。
まんが画材同様に、こちらも現在はデジタル化が進んでいるように思います。
■遺言書専用用紙・封筒セット
一方こちらは、「遺言書専用用紙・封筒セット」です。
法務局保管制度対応ということです。
電子契約書なども徐々に普及してきていますが、遺言書は今も紙が中心という気がいたしますね。
■日本法令の事務用印
■日本法令の勘定科目印
日本法令の商品では、事務用印・勘定科目印も取り扱っていました。
これもかなり、昔ながらの事務所のイメージですね。
経理事務も今は勘定科目印を押すというよりは、PCでの会計ソフトの作業でしょう。
■「昭和レトロ下敷き」
小島屋には、時代を感じさせる商品もあちこちにあります。
こちらは「昭和レトロ下敷き」です。
さすがに本当にこの時代の商品というわけではなく、「昭和レトロ」をコンセプトに後年商品化されたものですが、それでも今は普通には見かけないですね。
■昔のデザインのふろん太君
店内には、ふろん太君もいました。
こちらはわかる方にはわかると思いますが、昔のデザインのふろん太君です。
川崎フロンターレの歴史の中で、徐々にマスコットデザインもブラッシュアップされてきています。
■文具メーカーからの表彰トロフィー
お店の入口近くには、文具メーカーからの表彰トロフィーもいくつか飾られていました。
写真は三菱鉛筆からのものです。
文具の販売で、優れた成績を収められたということでしょう。
■昔の小島屋の写真
また店内には、昔の小島屋の写真も掲示されていました。
昭和30年代のものや、現在のビルが1971年(昭和46年)に竣工したときのものなど、当時の新丸子の街並みがわかります。
77年の歴史に、敬意を表したいと思います。
小島屋は2月いっぱいで閉店ということで、残り営業日も少なくなってきました。
半額セールはかなりお買い得と思いますので、商品が残っているうちに良いアイテムを探してみてはいかがでしょうか。
■2019年に閉店したペットショップ「新丸子園」
新丸子駅西口では、老舗ペットショップ「新丸子園」も2019年11月30日をもって閉店していました。
古い建物・お店の多かった新丸子駅周辺も、徐々に変わっていきますね。
(はつしも)
■小島屋のマップ
【関連リンク】
・2019/11/17エントリ 新丸子のペットショップ「新丸子園」が2019年11月30日閉店、「森小鳥店」「こすぎペット」に続き老舗が姿を消す