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2023年
03月20日

多摩川土手・等々力緑地北側で「淡墨桜」「神代曙」が見頃に、ユキヤナギとあわせ鮮やか

等々力緑地北側の土手「かわさき多摩川ふれあいロード」沿いには、さまざまな種類の桜が植えられています。

2月下旬には河津桜が見頃を迎えていましたが、これに続いて現在は「薄墨桜」が満開となり、さらに「神代曙」も開花しています。

■ユキヤナギと神代曙
ユキヤナギと神代曙

■等々力緑地北側の「薄墨桜」
多摩川土手の薄墨桜

等々力緑地北側の土手には、約500mの区間にさまざまな種類の桜が植えられています。
そのうち最初に咲くのが「河津桜」で、2023/2/22エントリでご紹介しておりました。

現在見頃を迎えているのが、「河津桜」のすぐ隣に植えられている「薄墨桜」です。

■「薄墨桜」の紹介
薄墨桜

■「薄墨桜」を見上げて
薄墨桜の花弁

■「薄墨桜」の花弁
薄墨桜の花弁

「河津桜」は、ソメイヨシノ比べて赤味が強いのが特徴です。
一方、「薄墨桜」は白色で、花弁の中央がやや赤味を帯びています。

「淡墨桜」は基本的には岐阜県本巣市の淡墨公園にある一本桜を指す固有名詞で、樹齢1,500年を超えるエドヒガンザクラの古木とされています。

散り際には淡墨色に変わることから、それが名前の由来になっているそうです。

ここに植えられているのはその淡墨桜に由来する、品種名としてはエドヒガンザクラということになるでしょう。

■淡墨桜と河津桜
淡墨桜と河津桜

河津桜

淡墨桜の隣は、前回ご紹介した河津桜です。
河津桜はすっかり新緑になっていました。

■神代曙
神代曙

神代曙

神代曙

淡墨桜よりも少し丸子橋寄りに、「神代曙」があります。
ややピンク色がかかった、ソメイヨシノに近い色合いです。

「神代曙」は、1912年にワシントンD.C.にソメイヨシノが贈られたのち、現地での交配により「Akebono(曙)」と呼ばれる品種が誕生したのがはじまりです。

これを1965年に東京都の神代植物園で接ぎ木して育てたところ、そのうち1本がもともとの「Akebono」とは異なる品種であることが発見されました。

これを原木とし、新たに登録された品種が「神代植物園のAkebono」、すなわち「神代曙」となったということです。

開花時期はソメイヨシノよりも若干早く、これから見頃を迎えるところでした。

■多摩川河川敷のユキヤナギ
多摩川河川敷のユキヤナギ

ユキヤナギと丸子橋

また、土手を降りると河川敷ではユキヤナギも満開になっていました。
このユキヤナギは、ソメイヨシノの見頃あたりまで一緒に楽しめます。

■ユキヤナギと淡墨桜
ユキヤナギと淡墨桜

■ユキヤナギと神代曙
ユキヤナギと神代曙

河川敷のユキヤナギは、土手の上の桜と組み合わせて楽しむことができます。

以前、ソメイヨシノと組み合わせた写真はご紹介したことがありましたが、今回は淡墨桜、神代曙と撮影してみました。

淡墨桜は色合いが近く白さがまぶしく、神代曙とユキヤナギは紅白のコントラストが鮮やかですね。

【関連リンク】
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