川崎フロンターレの「年鑑モニュメント」2022版が等々力陸上競技場に設置、地元企業の堀端製作所・早川製作所の金属加工技術活かし
等々力陸上競技場の壁面に、「川崎フロンターレ年鑑モニュメント」の2022シーズン版が設置されました。
中原区等々力の「堀端製作所」、高津区久地の「早川製作所」が製作し、同シーズンの所属選手や戦績が記録されています。
■等々力陸上競技場の「川崎フロンターレ年鑑モニュメント」
年鑑モニュメントは、等々力陸上競技場の釣り池側、7番ゲート近くに設置されています。
この壁面に、川崎フロンターレの各シーズンごとに1枚ずつ製作され、右から左へ順番に設置されてきました。
■2021・2022シーズンの年鑑モニュメント
このたび設置されたのは、上記写真下部の2022シーズン版です。
弊紙では2017シーズンから毎年ご紹介してきたのですが、2021シーズンはご紹介をまだしておりませんでしたので、今回2021・2022シーズン版の写真を掲載しておきましょう。
昨年設置された2021シーズン版(上記写真上部)では、J1リーグを28勝8分2敗という圧倒的な戦績で優勝しています。
また在籍メンバーも谷口彰悟、三笘薫、旗手怜央、田中碧ら、現在は海外移籍したそうそうたる日本代表メンバーが並んでいます。
■最新の2022シーズン版
今回は勿論、最新の2022シーズン版をメインでご紹介します。
このシーズンはJ1リーグ2位がもっともタイトルに近かったのですが、残念ながら2016シーズン以来の「無冠」に終わりました。
■在籍選手
年鑑モニュメントの中央は、在籍選手の写真と背番号・ポジション・氏名が掲載されています。
背番号5の谷口彰悟選手は当該シーズン終了後にカタールのアル・ラーヤンに移籍しましたので、現時点ではこれが最後の掲載となりました。
一方でユース出身の28番・五十嵐太陽選手、29番・高井幸大選手という期待の新戦力も加入しています。
■J1リーグは2位
続いて年鑑モニュメント左側のJ1リーグの戦績は、前述の通り2位でした。
「4失点」の試合が4試合と、やや複数失点のゲームが目立ったかもしれません。
32節以降のラスト3試合は1点差で接戦をものにして3連勝し、最後まであきらめない姿勢が印象に残りました。
■ルヴァンカップ・ACL・天皇杯等の戦績
続いて年鑑モニュメント右側には、ルヴァンカップ・ACL(AFCチャンピオンズリーグ)、天皇杯・FUJIFILM SUPER CUP2022・PSGジャパンツアー2022の戦績が掲載されていました。
ルヴァンカップはベスト8、ACLはグループリーグ、天皇杯は3回戦でそれぞれ敗退しました。
前年のリーグ戦と天皇杯の勝者が戦FUJIFILM SUPER CUPは浦和に敗れ、パリ・サン=ジェルマンとの親善試合「PSGジャパンツアー」は1-2で敗れています。
最終的にトーナメントになるカップ戦は、最後まで勝利できるのはわずか1クラブのみです。
川崎フロンターレは2018シーズンにルヴァンカップ、2020シーズンに天皇杯を制していますが、毎年勝つのはなかなかに難しいことですね。
■ルヴァンカップ30周年のロゴマーク
この年、ルヴァンカップは30周年でした。
30周年のロゴマークも、たしかな金属加工技術で細かく再現されています。
■製作は堀端製作所・早川製作所
年鑑モニュメントの右下には、制作した会社として堀端製作所・早川製作所の名前が刻まれていました。
■年鑑モニュメントを製作した中原区等々力の堀端製作所
「堀端製作所」は等々力陸上競技場からすぐ近くの町工場エリア、中原区等々力にあります。
同社は金属等を精巧な形に型抜きをするプレス加工を得意とし、様々な形状の金属部品・デバイスを製造・販売しています。
■高津区久地の「早川製作所」
一方、早川製作所は高津区久地にあります。
同社が担当しているのは、年鑑モニュメントに戦績や選手の名前を刻む「マニシング加工」です。
前掲のモニュメントの文字の仕上がりをみても、高い技術を持っていることがわかります。
■ホームゲームイベント「川崎ものづくりフェア」での早川製作所出展
■早川製作所の製品紹介
■早川製作所の「メタル尺八」
早川製作所は、川崎フロンターレのホームゲームイベント「川崎ものづくりフェア」にも出店していました。
こうした地元のものづくり技術に触れるのも、良い機会ではないでしょうか。
【関連リンク】
・有限会社早川製作所 ウェブサイト
・武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
(年鑑モニュメント関連)
・2018/2/8エントリ 等々力陸上競技場壁面に町工場グループ「チーム等々力」による川崎フロンターレ金属加工モニュメント・2017シーズン版が登場、J1優勝の戦績などを記録
・2019/2/28エントリ 等々力陸上競技場に町工場グループ「チーム等々力」による川崎フロンターレ金属加工モニュメント・2018シーズン版が登場、J1連覇の戦績を記録
・2020/4/4エントリ 等々力陸上競技場に近隣町工場による「川崎フロンターレ金属加工モニュメント」2019シーズン版が登場、ルヴァンカップ優勝など年間戦績を記録
・2021/4/30エントリ 等々力陸上競技場に「川崎フロンターレ年鑑モニュメント」2020シーズン版が設置、地元企業「堀端製作所」「早川製作所」が金属加工技術で製作
(川崎ものづくりフェアin等々力関連)
・2015/5/16エントリ 「川崎ものづくりフェアin等々力」のメタルパッチワークアートと、段ボールパーク
・2018/9/22エントリ 川崎フロンターレホームゲームイベント「川崎ものづくりフェアinとどろき」開催レポート:ふろん太・カブレラ・コムゾーのチェーンソーアートが登場
・2019/9/28エントリ フロンターレイベント「川崎ものづくりフェア」に地元の町工場ワークショップが集結、ヴィッセル神戸戦ではイニエスタ・ビジャが登場
・2020/11/19エントリ 川崎フロンターレが神奈川ダービー制しリーグ優勝に王手、三笘薫圧巻75mドリブル見せ新人最多得点記録にも王手
・2021/5/26エントリ 川崎フロンターレがリーグ22戦無敗新記録樹立。5/12仙台戦洗足学園音大ダンス時報実施、5/16札幌戦「川崎ものづくりフェア」で坂本九生誕80周年企画展開
中原区等々力の「堀端製作所」、高津区久地の「早川製作所」が製作し、同シーズンの所属選手や戦績が記録されています。
■等々力陸上競技場の「川崎フロンターレ年鑑モニュメント」
年鑑モニュメントは、等々力陸上競技場の釣り池側、7番ゲート近くに設置されています。
この壁面に、川崎フロンターレの各シーズンごとに1枚ずつ製作され、右から左へ順番に設置されてきました。
■2021・2022シーズンの年鑑モニュメント
このたび設置されたのは、上記写真下部の2022シーズン版です。
弊紙では2017シーズンから毎年ご紹介してきたのですが、2021シーズンはご紹介をまだしておりませんでしたので、今回2021・2022シーズン版の写真を掲載しておきましょう。
昨年設置された2021シーズン版(上記写真上部)では、J1リーグを28勝8分2敗という圧倒的な戦績で優勝しています。
また在籍メンバーも谷口彰悟、三笘薫、旗手怜央、田中碧ら、現在は海外移籍したそうそうたる日本代表メンバーが並んでいます。
■最新の2022シーズン版
今回は勿論、最新の2022シーズン版をメインでご紹介します。
このシーズンはJ1リーグ2位がもっともタイトルに近かったのですが、残念ながら2016シーズン以来の「無冠」に終わりました。
■在籍選手
年鑑モニュメントの中央は、在籍選手の写真と背番号・ポジション・氏名が掲載されています。
背番号5の谷口彰悟選手は当該シーズン終了後にカタールのアル・ラーヤンに移籍しましたので、現時点ではこれが最後の掲載となりました。
一方でユース出身の28番・五十嵐太陽選手、29番・高井幸大選手という期待の新戦力も加入しています。
■J1リーグは2位
続いて年鑑モニュメント左側のJ1リーグの戦績は、前述の通り2位でした。
「4失点」の試合が4試合と、やや複数失点のゲームが目立ったかもしれません。
32節以降のラスト3試合は1点差で接戦をものにして3連勝し、最後まであきらめない姿勢が印象に残りました。
■ルヴァンカップ・ACL・天皇杯等の戦績
続いて年鑑モニュメント右側には、ルヴァンカップ・ACL(AFCチャンピオンズリーグ)、天皇杯・FUJIFILM SUPER CUP2022・PSGジャパンツアー2022の戦績が掲載されていました。
ルヴァンカップはベスト8、ACLはグループリーグ、天皇杯は3回戦でそれぞれ敗退しました。
前年のリーグ戦と天皇杯の勝者が戦FUJIFILM SUPER CUPは浦和に敗れ、パリ・サン=ジェルマンとの親善試合「PSGジャパンツアー」は1-2で敗れています。
最終的にトーナメントになるカップ戦は、最後まで勝利できるのはわずか1クラブのみです。
川崎フロンターレは2018シーズンにルヴァンカップ、2020シーズンに天皇杯を制していますが、毎年勝つのはなかなかに難しいことですね。
■ルヴァンカップ30周年のロゴマーク
この年、ルヴァンカップは30周年でした。
30周年のロゴマークも、たしかな金属加工技術で細かく再現されています。
■製作は堀端製作所・早川製作所
年鑑モニュメントの右下には、制作した会社として堀端製作所・早川製作所の名前が刻まれていました。
■年鑑モニュメントを製作した中原区等々力の堀端製作所
「堀端製作所」は等々力陸上競技場からすぐ近くの町工場エリア、中原区等々力にあります。
同社は金属等を精巧な形に型抜きをするプレス加工を得意とし、様々な形状の金属部品・デバイスを製造・販売しています。
■高津区久地の「早川製作所」
一方、早川製作所は高津区久地にあります。
同社が担当しているのは、年鑑モニュメントに戦績や選手の名前を刻む「マニシング加工」です。
前掲のモニュメントの文字の仕上がりをみても、高い技術を持っていることがわかります。
■ホームゲームイベント「川崎ものづくりフェア」での早川製作所出展
■早川製作所の製品紹介
■早川製作所の「メタル尺八」
早川製作所は、川崎フロンターレのホームゲームイベント「川崎ものづくりフェア」にも出店していました。
こうした地元のものづくり技術に触れるのも、良い機会ではないでしょうか。
【関連リンク】
・有限会社早川製作所 ウェブサイト
・武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
(年鑑モニュメント関連)
・2018/2/8エントリ 等々力陸上競技場壁面に町工場グループ「チーム等々力」による川崎フロンターレ金属加工モニュメント・2017シーズン版が登場、J1優勝の戦績などを記録
・2019/2/28エントリ 等々力陸上競技場に町工場グループ「チーム等々力」による川崎フロンターレ金属加工モニュメント・2018シーズン版が登場、J1連覇の戦績を記録
・2020/4/4エントリ 等々力陸上競技場に近隣町工場による「川崎フロンターレ金属加工モニュメント」2019シーズン版が登場、ルヴァンカップ優勝など年間戦績を記録
・2021/4/30エントリ 等々力陸上競技場に「川崎フロンターレ年鑑モニュメント」2020シーズン版が設置、地元企業「堀端製作所」「早川製作所」が金属加工技術で製作
(川崎ものづくりフェアin等々力関連)
・2015/5/16エントリ 「川崎ものづくりフェアin等々力」のメタルパッチワークアートと、段ボールパーク
・2018/9/22エントリ 川崎フロンターレホームゲームイベント「川崎ものづくりフェアinとどろき」開催レポート:ふろん太・カブレラ・コムゾーのチェーンソーアートが登場
・2019/9/28エントリ フロンターレイベント「川崎ものづくりフェア」に地元の町工場ワークショップが集結、ヴィッセル神戸戦ではイニエスタ・ビジャが登場
・2020/11/19エントリ 川崎フロンターレが神奈川ダービー制しリーグ優勝に王手、三笘薫圧巻75mドリブル見せ新人最多得点記録にも王手
・2021/5/26エントリ 川崎フロンターレがリーグ22戦無敗新記録樹立。5/12仙台戦洗足学園音大ダンス時報実施、5/16札幌戦「川崎ものづくりフェア」で坂本九生誕80周年企画展開