中原消防団住吉分団住吉西器具置場が住吉小敷地内に新築移転、住吉東に続き女性団員活動にも対応
「中原消防団住吉分団住吉西班」の器具置場が、新たに住吉小学校の敷地内に完成していました。
新たな器具置き場は、女性の消防団の活躍も踏まえた設備になっています。
■渋川沿いの住吉小学校の敷地と住吉分団住吉西班の器具置場
中原区では、川崎市消防局とともに中原消防団が連携して防火・消化活動を行なっています。
中原消防団は中原消防署内に本部を置き、中原・大戸・住吉・玉川・丸子の5つの分団で構成されています。
住吉分団は「住吉東班」「住吉西班」の2班に分かれていまして、今回器具置場が完成したのは住吉分団傘下の「住吉西班」です。
従来の器具置場は住吉小学校の反対側(西側)にあり、1977年にの改築から47年を数えていました。
老朽化もあり、また時代の変化も受けて上記写真の通り、新たに移転新築されました。
■新たな器具置場のシャッターには中原消防団キャラクター「太助」
消防団の器具置場には、単に物置きとしての機能だけでなく、災害発生時には消防団員が集結する拠点として使われるほか、平時には消防団の会議や器材等の手入れなどでも活用されています。
また従来は男性のイメージが強かったのですが、現在では女性の消防団員も活躍するようになってきました。
このような時代の変化も受けて、新たな器具置き場では女性に配慮した更衣室やトイレも設置されました。
■中原消防団住吉分団公式X
中原消防団住吉分団では、公式SNSとしてXを運用しています。
その中に旧器具置き場、新器具置き場の紹介もされていました。
また先日の「とうすみ盆踊り大会」など、日ごろの活動情報も発信されていますので、ご参照ください。
■中原消防団の「住吉分団住吉東器具置場」も2020年には新築移転済み
こちらは、同じく中原消防団住吉分団の「住吉東班」の器具置き場も、2020年には移転新築されていました。
こちらは従来東海旅客鉄道株式会社が所有する市ノ坪の土地に建てられていましたが、手狭であったことから、中原消防団から川崎市に対して、2015年5月に移転改築の要望がありました。
その後関係局との調整を経て、木月4丁目の公有地への移転が実現しています。
消防団の器具置場は川崎市内に50か所以上あり、そのうち3割程度が借地に建てられている状態です。
土地が借地ですと、地権者の急な意向により移転を余儀なくされたり、消防団の活用に支障が生じる可能性があります。
そのため川崎市消防局では、安定的な運営が可能な公有地等への移転を推進しており、住吉東班の器具置き場の移転新築もそのひとつです。
今回ご紹介した「住吉西班」の器具置き場は、もともと住吉小学校の公有地であったと思われますので、純粋に設備の更新でしょう。
■中原消防団中原分団小杉班器具置場
さらにこちらは、中原消防団中原分団小杉班の器具置き場です。
2022年4月に建て替えられ、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)が近いということもあって、シャッターには川崎フロンターレの「ふろん太」も描かれました。
このように、中原消防団の器具置き場は各所で更新等が進められています。
■住吉西班の器具置き場隣接地には加瀬水処理センターの施設も
■裏手には川崎市備蓄倉庫
住吉西班の器具置き場の裏手には加瀬水処理センターの施設や、川崎市の備蓄倉庫もありました。
まだ建物を建てられそうな広いスペースもありましたので、災害時には何らか活用ができるのではないでしょうか。
■「中原消防団」の組織構成(※団員数は2020年4月1日現在データ)
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「一斉放水や消防車両の行進も!令和6年中原地区消防出初式」
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 中原消防署
・川崎市ウェブサイト 中原消防団 消防団員募集
・2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
・2016/4/22エントリ 夜の東住吉小学校で、中原消防団が消防ホースの巻き取り訓練を実施
・2017/6/5エントリ 「第46回中原消防団消防大会」が等々力緑地で開催、中原区の各分団が救助・出動・消火の技を競い合う
・2019/1/6エントリ 「平成31年中原地区消防出初式」が等々力緑地で開催、消防航空隊ヘリ「そよかぜ2号」も登場
・2020/7/6エントリ 中原消防団住吉分団の「住吉東器具置場」が公有地に拡張移転、女性団員受け入れにも配慮した施設に
・2021/10/4エントリ 川崎市中原消防団が日本医科大学武蔵小杉病院の解体予定旧棟で訓練を実施、首都直下地震に備え災害対応力強化
・2022/3/5エントリ 川崎フロンターレ藁科社長が中原消防署に退任挨拶訪問、長年の協力に署員がサプライズの花道【社長・署長取材あり】
・2022/7/15エントリ 中原消防団中原分団小杉班器具置場が建て替えにより女性消防団員にも対応、シャッターが川崎フロンターレ装飾に
・2023/7/7エントリ 中原消防署で有事に備える高所訓練の賜物。「高速綱渡り」を綱島街道から観測
・2024/1/7エントリ 「令和6年中原地区消防出初式」が等々力緑地で開催、各種消防車両行進に名物「一斉放水」も
新たな器具置き場は、女性の消防団の活躍も踏まえた設備になっています。
■渋川沿いの住吉小学校の敷地と住吉分団住吉西班の器具置場
中原区では、川崎市消防局とともに中原消防団が連携して防火・消化活動を行なっています。
中原消防団は中原消防署内に本部を置き、中原・大戸・住吉・玉川・丸子の5つの分団で構成されています。
住吉分団は「住吉東班」「住吉西班」の2班に分かれていまして、今回器具置場が完成したのは住吉分団傘下の「住吉西班」です。
従来の器具置場は住吉小学校の反対側(西側)にあり、1977年にの改築から47年を数えていました。
老朽化もあり、また時代の変化も受けて上記写真の通り、新たに移転新築されました。
■新たな器具置場のシャッターには中原消防団キャラクター「太助」
消防団の器具置場には、単に物置きとしての機能だけでなく、災害発生時には消防団員が集結する拠点として使われるほか、平時には消防団の会議や器材等の手入れなどでも活用されています。
また従来は男性のイメージが強かったのですが、現在では女性の消防団員も活躍するようになってきました。
このような時代の変化も受けて、新たな器具置き場では女性に配慮した更衣室やトイレも設置されました。
■中原消防団住吉分団公式X
(その2)中原消防団住吉分団の(旧)木月西器具置場は1977年に完成し、47年間住吉地区や中原区全体の火災、災害に消防団の拠点として活躍しておりました。
— (公式)中原消防団 住吉分団 ♪消防団員募集中♪ (@Fire_sumiyoshi) February 8, 2024
今までありがとうございましたm(__)m#中原消防団 #住吉分団 #木月西器具置場 #消防車 #引越し #引越し前 pic.twitter.com/6nZo3SuEmJ
(その1)中原消防団住吉分団の木月西器具置場が完成し、引越を実施しました。
— (公式)中原消防団 住吉分団 ♪消防団員募集中♪ (@Fire_sumiyoshi) February 8, 2024
これからの木月西器具置場をよろしくお願い致しますm(__)m#中原消防団 #住吉分団 #木月西器具置場 #消防車 #引越し #引越し前後 pic.twitter.com/Q5HD2comnv
中原消防団住吉分団では、公式SNSとしてXを運用しています。
その中に旧器具置き場、新器具置き場の紹介もされていました。
また先日の「とうすみ盆踊り大会」など、日ごろの活動情報も発信されていますので、ご参照ください。
■中原消防団の「住吉分団住吉東器具置場」も2020年には新築移転済み
こちらは、同じく中原消防団住吉分団の「住吉東班」の器具置き場も、2020年には移転新築されていました。
こちらは従来東海旅客鉄道株式会社が所有する市ノ坪の土地に建てられていましたが、手狭であったことから、中原消防団から川崎市に対して、2015年5月に移転改築の要望がありました。
その後関係局との調整を経て、木月4丁目の公有地への移転が実現しています。
消防団の器具置場は川崎市内に50か所以上あり、そのうち3割程度が借地に建てられている状態です。
土地が借地ですと、地権者の急な意向により移転を余儀なくされたり、消防団の活用に支障が生じる可能性があります。
そのため川崎市消防局では、安定的な運営が可能な公有地等への移転を推進しており、住吉東班の器具置き場の移転新築もそのひとつです。
今回ご紹介した「住吉西班」の器具置き場は、もともと住吉小学校の公有地であったと思われますので、純粋に設備の更新でしょう。
■中原消防団中原分団小杉班器具置場
さらにこちらは、中原消防団中原分団小杉班の器具置き場です。
2022年4月に建て替えられ、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)が近いということもあって、シャッターには川崎フロンターレの「ふろん太」も描かれました。
このように、中原消防団の器具置き場は各所で更新等が進められています。
■住吉西班の器具置き場隣接地には加瀬水処理センターの施設も
■裏手には川崎市備蓄倉庫
住吉西班の器具置き場の裏手には加瀬水処理センターの施設や、川崎市の備蓄倉庫もありました。
まだ建物を建てられそうな広いスペースもありましたので、災害時には何らか活用ができるのではないでしょうか。
■「中原消防団」の組織構成(※団員数は2020年4月1日現在データ)
本部・分団 | 団員数 | 班ごとの所在地 |
本部 | 15 | 新丸子東3-1175-1 中原消防署内 |
中原分団 | 39 | 小杉班:小杉御殿町1-940-15 宮内班:宮内2-26-39 |
大戸分団 | 42 | 上小田中班:上小田中3-3-19 下小田中班:下小田中2-9-3 |
住吉分団 | 52 | 住吉西班:木月祇園町17-10 住吉東班:木月4-14-5 |
玉川分団 | 30 | 平間班:北谷町75-1 下沼部班:下沼部1745 |
丸子分団 | 32 | 新丸子東1-821 |
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「一斉放水や消防車両の行進も!令和6年中原地区消防出初式」
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 中原消防署
・川崎市ウェブサイト 中原消防団 消防団員募集
・2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
・2016/4/22エントリ 夜の東住吉小学校で、中原消防団が消防ホースの巻き取り訓練を実施
・2017/6/5エントリ 「第46回中原消防団消防大会」が等々力緑地で開催、中原区の各分団が救助・出動・消火の技を競い合う
・2019/1/6エントリ 「平成31年中原地区消防出初式」が等々力緑地で開催、消防航空隊ヘリ「そよかぜ2号」も登場
・2020/7/6エントリ 中原消防団住吉分団の「住吉東器具置場」が公有地に拡張移転、女性団員受け入れにも配慮した施設に
・2021/10/4エントリ 川崎市中原消防団が日本医科大学武蔵小杉病院の解体予定旧棟で訓練を実施、首都直下地震に備え災害対応力強化
・2022/3/5エントリ 川崎フロンターレ藁科社長が中原消防署に退任挨拶訪問、長年の協力に署員がサプライズの花道【社長・署長取材あり】
・2022/7/15エントリ 中原消防団中原分団小杉班器具置場が建て替えにより女性消防団員にも対応、シャッターが川崎フロンターレ装飾に
・2023/7/7エントリ 中原消防署で有事に備える高所訓練の賜物。「高速綱渡り」を綱島街道から観測
・2024/1/7エントリ 「令和6年中原地区消防出初式」が等々力緑地で開催、各種消防車両行進に名物「一斉放水」も