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2024年
12月03日

安藤駿介・宮城天両選手が地域貢献の思い語る!「2024フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベントがグランツリー武蔵小杉で開催

川崎フロンターレが川崎市立図書館と推進する読書普及活動「フロンターレ選手と本を楽しもう!」がグランツリー武蔵小杉で2024年11月23日に開催されました。

今年は安藤駿介選手と宮城天選手が参加し、「仲間の大切さ」を共通のテーマに、小学生向けに絵本を読み聞かせしました。

両選手はイベント終了後に囲み取材に応じ、安藤選手は「コロナ禍後に感じるファン・サポーターとの距離を直したい」と地域貢献活動への思いを率直に語りました。
また宮城天選手も「地元・武蔵小杉で恩返し」できたことが良かったと地域への温かいまなざしを見せました。

■「2024フロンターレ選手と本を楽しもう!」inグランツリー武蔵小杉
フロンターレ選手と本を楽しもう

■宮城天選手(左)と安藤駿介選手(右)


■スタジアムDJの小森すみ恵さん


「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベントは2009年にスタートし、これまでに市内各所で絵本の読み聞かせを実施してきました。
コロナ禍による中断を経て2022年からリアル開催が復活し、今年も16回目の開催となりました。

今回参加したのは選手会長の安藤駿介選手と、今季レンタル移籍から復帰した宮城天選手です。

両選手とも川崎フロンターレアカデミーからの昇格組で、宮城天選手は中原区・下小田中小学校→井田中学校出身の地元選手です。

司会は川崎フロンターレスタジアムMCの小森すみ恵さんでした。

■安藤駿介選手は「おおきなかぶ」



 


安藤駿介選手が呼んだのは、「おおきなかぶ」

おおきなかぶを引っ張って、家族全員から犬猫まで総がかりで協力してやっと抜けるという、有名な絵本ですね。

■宮城天選手は「トラネコクロネコ」


宮城天選手は「トラネコクロネコ」
トラネコとクロネコが張り合っているけれども、最後には助け合うというお話です。

これらのお話の共通点は「仲間の大切さを感じること」でした。

安藤駿介選手は、
「僕たちがやっているサッカーという競技は勿論一人じゃできないですし、毎日やっぱり仲間がいないと、助けてくれる人たちがいないと、という気持ちでやっています。なかなか普通に過ごしているとそれを感じられなくなってしまうような今の現状だと思うので、常日頃そういうところは自分の中で意識して『当り前じゃないな』という気持ちは毎日持っています」
とのことでした。

宮城天選手は、
「自分も23歳で大人になってきて、今のみんなの年くらいの、小学生とか、ここから中学生に上がったりしたときに、仲間を大切にしたり、助け合ったり、そういうことをしないと、今の自分の年だったり大人になるにつれて友だちだったり、そういう仲間があまりいない状況になってしまうと思います。
自分も、小学生時代とか仲間だった人たちが今も仲間であったり友達であったり大切な人になっているので、今の関係を、友達とかいるだろうけど、しっかりみんなで大切にして、今の絵本みたいに協力し合ったりしたら、ずっと大切な関係を築けるんだなと。そういうところが大切だと思いました」
と、子どもたちにメッセージを送りました。

■図書館クイズ


読み聞かせに続いて、中原図書館による図書館マナークイズも行われました。

「寝てはいけない」「ものを食べてはいけない」「うるさくしてはいけない」「本が散らかっている」と、子どもたちはしっかりマナーを理解していました。

■声の大きさで子どもを指す宮城天選手


回答する子どもたちは選手が指名しましたが、宮城天選手は声の大きさで選んでいました。
「言いたい人!」
「はーーい!!!」
と、元気な声がグランツリー武蔵小杉に響き渡っていました。

■ふろん太君による図書館カード利用案内も
 

また今回も、図書館カードの利用案内も行われました。
ふろん太君が、大きなマイ図書館カードを持って登場です。

図書館は誰でも気軽に本が借りられて、本は決してハードルが高いものではないので、こうしたイベントで身近に感じていただきたい、とのことでした。

■質問コーナー




そして両選手への質問コーナーでは、子どもたちからさまざまな質問が寄せられました。

●どうやったら点がとれますか?
●どうしたらセーブがうまくなる?
●小学生時代のサッカーの取り組みは?
●ヘディングのコツは?
●本を読んでいる選手は?
●小学生の頃読んだ絵本は?
●最近読んだ本は?
●好きなマンガは?
●小学生時代サッカー以外で好きだった遊びは?
●川崎フロンターレの強みと課題は?
●好きな動物は?

これらに対する両選手の楽しい回答は、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで完全収録していますので、是非ご視聴ください。

その中で、「川崎フロンターレの強みと課題は?」という質問が異彩を放っていますが、これは安藤駿介選手が率直に答えてくれました。

「強みはクラブと地域の皆さん、ファン・サポーターの方の一体感というか、そういうものはお他のクラブにないような色をしていますし、まあ、そこは自信を持って言えるものであります」

「また課題をね、あんまり調子よく言っちゃうと自分の身が危ないようなことになっちゃうからあんまり大きな声では言えないんですけど、まあやっぱりコロナ禍以降、ちょっとずつこう、ファン・サポーターとチームの距離はちょっと感じるところではあるので、そこはもう1回、選手ではありますけど、ちょっと直していかなきゃというか、コロナ禍以前はフレンドリーでもっと接していたイメージがあったんですけど、なかなかね。あれ以降ファンサービスも減っていると思うし」
…っていうとね、いろんな選手から反発をくらうこともあるんで、やりづらい部分はありますけどただまあ、僕の本音としては練習見学の日にちをもうちょっと増やすとか、そういうことはもうちょい言ってって良いかなーとは思います」

このあたりは、さすが選手会長として誰よりも責任感を持ち、チームを引っ張る生え抜きベテランの安藤駿介選手ならではですね。

■挨拶で地元・武蔵小杉での活動について語る宮城天選手


宮城天選手も、中原区出身選手で、グランツリー武蔵小杉は学生時代からよく来ていたということで、地元での活動について思いを語りました。

「今日は僕もとても楽しかったですし、自分が上手くやれたかわからないですけど、コロナ禍があったりして自分もこういう地元での、皆さんへの恩返しだったり、イベントとかもあまりできずにいたので、今回こういう機会があったのでとてもうれしく思いますし、来てくれた子どもたちや保護者の皆さんにはとても感謝があります。こういう機会があったらまたよろしくお願いします。ありがとうございました」

■記念撮影タイムでイベント終了












最後は、参加のご家族一組ずつ、記念撮影タイムでイベント終了でした。
皆さん楽しまれたのではないでしょうか。

■イベント終了後の囲み取材
囲み取材

またイベント終了後には、両選手の囲み取材が行われました。
この模様は、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで完全収録していますので、ぜひご視聴ください。

本日のイベントの手ごたえや、質問コーナーで語ってくれた地域活動への思いを改めて語ってくれました。

(宮城天選手)
「僕は2021年以来、あの頃はコロナもありましたし、リモートの部分があったので、こうやってまた対面でできたっていうのはとてもうれしく思いますし、自分の地元である武蔵小杉で、こういう活動ができたというのはとてもうれしく思います」

「こういう部分での接し方だったり活動がやっぱりチームのファンを作ると思うんで、自分もチームの一員としてエンブレムを背負っている以上、これからもそういう気持ちをもってやっていきたいなと思います」

(安藤駿介選手)
「まあ、課題って言ったらアレかもしれないですけど、こういう触れ合う機会を増やすのはチームとしてやっていかなければならないことだと思うんで。また、事業のことを僕が口出しするわけにはいかないですけど、選手なりに肌で感じた感想をちょっと言っただけで。あまり言いすぎると怖いんで(笑)ま、でも事実だと思うんで。そこは選手を代表して言っておきたいと思います」

宮城天選手が、出身地である中原区、武蔵小杉を地元として見てくれるのは同地区に特化したローカルメディアである弊紙としても嬉しいことです。
また安藤駿介選手の強い使命感は、同選手が「フロンターレに欠かせない」と言われるゆえんではないでしょうか。

川崎フロンターレは、今後も地域密着を理念に活動していくことと思います。

また残りシーズンの試合もしっかり勝っていきたいと、選手としての決意も述べられていたことを、ここにお伝えしておきます。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 安藤駿介・宮城天が地域貢献の思い語る!「2024フロンターレ選手と本を楽しもう!」inグランツリー武蔵小杉


最後に、質問コーナーと囲み取材等、選手コメント部分を完全収録したレポート動画を、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しております。

1時間以上のイベントを、24分に濃縮いたしました。
こちらもあわせてお楽しみください。

【関連リンク】
フロンターレ日記 “読書のまち・かわさき”フロンターレ選手と本 を楽しもう!
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