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2025年
02月08日

武蔵小杉「聖マリアンナ医科大学東横病院跡地」が東急・明和地所管理地に移行、仮囲い設置し開発へ

武蔵小杉駅近くの「聖マリアンナ医科大学東横病院」は、2024年3月31日をもって閉院となりました。

跡地活用について注目されてきたところ、先日より建物周囲に仮囲いが設置されました。
そして現地での告知により、当該用地は東急株式会社および明和地所株式会社の管理地となったことがわかりました。

■聖マリアンナ医科大学東横病院跡地が東急・明和地所の管理地に
聖マリアンナ医科大学東横病院跡地

■武蔵小杉の「聖マリアンナ医科大学東横病院」
聖マリアンナ医科大学東横病院

まずこちらは、閉院前の聖マリアンナ医科大学東横病院です。

聖マリアンナ医科大学東横病院は、同大学創設者の明石嘉聞博士により「東横医院」として1941年10月に開設されました。1947年に「聖マリアンナ会東横病院として開院し、1971年に聖マリアンナ医科大学の開学にあわせて附属病院となりました。

同病院は敷地の一部をナイスに売却して建て替えを行い、2008年6月には新病棟が完成しました。
売却した土地は分譲マンション「セントスクエア武蔵小杉」になっています。

建て替えを行った東横病院では、消化器病・心臓病・脳神経・脳卒中などの3センター機能を中心に急性期病院として運営してきましたが、経営環境が大きく変化し、東横病院単体では累積赤字が増え続ける状況にあったということです。

検討を重ねた結果、「聖マリアンナ医科大学病院」(宮前区)および川崎市より指定管理者となっている「川崎市立多摩病院」(多摩区)に機能を集約し、聖マリアンナ医科大学東横病院は閉院しました。

■仮囲いの設置
仮囲いの設置

仮囲いの設置

■東急・明和地所管理の告知
管理地の告知

そしてこちらが、仮囲いが設置された現在の聖マリアンナ医科大学東横病院跡地と、東急および明和地所による管理のお知らせです。

上記写真ではカットしていますが、担当者名と連絡先電話番号も記載されていました。

東急は総合的な都市開発を行いますが、明和地所は「クリオ」シリーズを看板とするマンション専門のデベロッパーです。

明和地所がジョインしている以上は、聖マリアンナ医科大学東横病院跡地の開発にはマンションが含まれるとみるのが自然でしょう。

一方でこの場所は武蔵小杉駅前通り商店街の重要な一角を占めていますので、1階部分など一定のテナント区画が設けられることも十分に考えられますね。

■聖マリアンナ医科大学東横病院の売却地に建設された「セントスクエア武蔵小杉」
セントスクエア武蔵小杉

隣に先行して開発されたセントスクエア武蔵小杉も、1階・2階部分に「ナイス住まいの情報館」が入居しています。

こちらは現在大規模修繕工事中でした。

■東急・伊藤忠都市開発が法政通り商店街に開発した「ドレッセタワー武蔵小杉」
ドレッセタワー武蔵小杉

東急の直近の開発物件といえば、法政通り商店街の「ドレッセタワー武蔵小杉」がありました。
こちらも商店街の一角でしたので、1~2階が店舗区画となっています。

聖マリアンナ医科大学東横病院跡地がどのような開発になるのかは現段階で発表がありませんが、今後何らか情報が出てくるのではないでしょうか。

【関連リンク】
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