武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2025年
06月03日

等々力陸上競技場に続きとどろきアリーナのネーミングライツ契約締結、2028年8月までの愛称が「東急ドレッセとどろきアリーナ」に

東急株式会社が、川崎とどろきパーク株式会社と「川崎市とどろきアリーナ」のネーミングライツ契約を2025年5月29日に締結しました。

これにより、2025年6月1日より2028年8月31日まで、同アリーナの愛称が「東急ドレッセとどろきアリーナ」となりました。
契約金額は年額1,500万円となり、そのうち50%が川崎市に納付されます。

■東急がとどろきアリーナのネーミングライツ取得
東急ドレッセとどろきアリーナに

■等々力緑地の「川崎市とどろきアリーナ」
川崎市とどろきアリーナ

川崎市とどろきアリーナは、等々力緑地内にあるスポーツ施設です。

バスケットボール・Bリーグの川崎ブレイブサンダースやWリーグの富士通レッドウェーブ、バレーボール・SVリーグのNECレッドロケッツ川崎のホームゲーム、さまざまなスポーツイベント等で使用され、年間施設利用者数は100万人を超えるということです。

■「二十歳を祝うつどい」の会場
福田市長のメッセージ

とどろきアリーナ

毎年1月に川崎市が主催する「二十歳を祝うつどい」でも利用されて、二十歳を迎える若者らが2階席まで集まっていました。

今回東急株式会社がネーミングライツパートナー契約を締結した川崎とどろきパーク株式会社は、東急、富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設の共同出資による会社です。

同社は川崎市が推進する等々力緑地の再編整備・管理運営事業を担っています。

その一環として、等々力陸上競技場のネーミングライツパートナー契約を富士通株式会社と締結し、同競技場の愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」となっていました。

■富士通がネーミングライツパートナーとなったUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
Uvanceとどろきスタジアムの看板

Uvanceとどろきスタジアムの看板

今回のとどろきアリーナのネーミングライツパートナー締結は、この等々力陸上競技場に続くものです。

等々力陸上競技場のネーミングライツは年額2,000万円でした。
とどろきアリーナは冒頭にお伝えした通り年額1,500万円ですので、500万円の差があります。

等々力陸上競技場(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)は全国高校サッカー選手権大会や川崎フロンターレのホームゲームなどでテレビも含めた露出機会がより多く、価格設定に反映されているものと思います。

■東急・伊藤忠都市開発が法政通り商店街に開発した「ドレッセタワー武蔵小杉」
ドレッセタワー武蔵小杉

ところで、「東急ドレッセとどろきアリーナ」の名称に使われた「ドレッセ(DRESSER)」は、東急の新築マンションブランドです。

武蔵小杉では法政通り商店街の「中原ブックランド」が入っているマンションが「ドレッセタワー武蔵小杉」です。

フランス語で「建てる」を意味する「DRESSER」と英語で「装う」を意味する「DRESS」を組み合わせたブランドネームということです。

■「興建」が2018年にネーミングライツパートナーとなったJR武蔵中原駅連絡通路
JR武蔵中原駅連絡通路

「興建 総合建設業 リフォーム・不動産 武蔵中原駅連絡通路」の名称掲示

このほか、武蔵中原駅の歩道橋では、2018年に「興建」が2年間のネーミングライツパートナー契約を行っており、当時ご紹介しておりましたね。

川崎市の歩道橋は、年額50万円以上となっています。

■等々力緑地再編整備のマスタープラン


■新とどろきアリーナ・スポーツセンター






なお、等々力緑地再編整備では、とどろきアリーナも「新とどろきアリーナ・スポーツセンター」として全面的に建て替えられる計画です。

「新とどろきアリーナ・スポーツセンター」には、廃止されたプールも復活します。
「スイッチアリーナ」をコンセプトとして、移動観覧席によるフレキシブルなレイアウトを可能とし、市民スポーツやプロスポーツ、音楽イベントなど様々な用途に対応するものとしています。

今回のネーミングライツパートナー契約は2028年までで、従来のとどろきアリーナが対象となっています。

【関連リンク】
川崎市報道発表資料「川崎市とどろきアリーナ」の愛称が 「東急ドレッセとどろきアリーナ」に決まりました!
2018/6/9エントリ JR武蔵中原駅連絡通路のネーミングライツパートナーが武蔵小杉の総合建設業「興建」に決定、6月1日より2年間名称を掲出 
2024/1/23エントリ 等々力陸上競技場が2024年2月1日よりネーミングライツ導入、愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」に決定
2025/4/14エントリ 等々力緑地再編整備「オープンハウス型説明会」開催で球技専用スタジアムや新アリーナ計画説明、川崎市が都市計画案を4/25まで縦覧

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