等々力陸上競技場に続きとどろきアリーナのネーミングライツ契約締結、2028年8月までの愛称が「東急ドレッセとどろきアリーナ」に
東急株式会社が、川崎とどろきパーク株式会社と「川崎市とどろきアリーナ」のネーミングライツ契約を2025年5月29日に締結しました。
これにより、2025年6月1日より2028年8月31日まで、同アリーナの愛称が「東急ドレッセとどろきアリーナ」となりました。
契約金額は年額1,500万円となり、そのうち50%が川崎市に納付されます。
■東急がとどろきアリーナのネーミングライツ取得
■等々力緑地の「川崎市とどろきアリーナ」
川崎市とどろきアリーナは、等々力緑地内にあるスポーツ施設です。
バスケットボール・Bリーグの川崎ブレイブサンダースやWリーグの富士通レッドウェーブ、バレーボール・SVリーグのNECレッドロケッツ川崎のホームゲーム、さまざまなスポーツイベント等で使用され、年間施設利用者数は100万人を超えるということです。
■「二十歳を祝うつどい」の会場


毎年1月に川崎市が主催する「二十歳を祝うつどい」でも利用されて、二十歳を迎える若者らが2階席まで集まっていました。
今回東急株式会社がネーミングライツパートナー契約を締結した川崎とどろきパーク株式会社は、東急、富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設の共同出資による会社です。
同社は川崎市が推進する等々力緑地の再編整備・管理運営事業を担っています。
その一環として、等々力陸上競技場のネーミングライツパートナー契約を富士通株式会社と締結し、同競技場の愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」となっていました。
■富士通がネーミングライツパートナーとなったUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

今回のとどろきアリーナのネーミングライツパートナー締結は、この等々力陸上競技場に続くものです。
等々力陸上競技場のネーミングライツは年額2,000万円でした。
とどろきアリーナは冒頭にお伝えした通り年額1,500万円ですので、500万円の差があります。
等々力陸上競技場(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)は全国高校サッカー選手権大会や川崎フロンターレのホームゲームなどでテレビも含めた露出機会がより多く、価格設定に反映されているものと思います。
■東急・伊藤忠都市開発が法政通り商店街に開発した「ドレッセタワー武蔵小杉」

ところで、「東急ドレッセとどろきアリーナ」の名称に使われた「ドレッセ(DRESSER)」は、東急の新築マンションブランドです。
武蔵小杉では法政通り商店街の「中原ブックランド」が入っているマンションが「ドレッセタワー武蔵小杉」です。
フランス語で「建てる」を意味する「DRESSER」と英語で「装う」を意味する「DRESS」を組み合わせたブランドネームということです。
■「興建」が2018年にネーミングライツパートナーとなったJR武蔵中原駅連絡通路


このほか、武蔵中原駅の歩道橋では、2018年に「興建」が2年間のネーミングライツパートナー契約を行っており、当時ご紹介しておりましたね。
川崎市の歩道橋は、年額50万円以上となっています。
■等々力緑地再編整備のマスタープラン

■新とどろきアリーナ・スポーツセンター
なお、等々力緑地再編整備では、とどろきアリーナも「新とどろきアリーナ・スポーツセンター」として全面的に建て替えられる計画です。
「新とどろきアリーナ・スポーツセンター」には、廃止されたプールも復活します。
「スイッチアリーナ」をコンセプトとして、移動観覧席によるフレキシブルなレイアウトを可能とし、市民スポーツやプロスポーツ、音楽イベントなど様々な用途に対応するものとしています。
今回のネーミングライツパートナー契約は2028年までで、従来のとどろきアリーナが対象となっています。
【関連リンク】
・川崎市報道発表資料「川崎市とどろきアリーナ」の愛称が 「東急ドレッセとどろきアリーナ」に決まりました!
・2018/6/9エントリ JR武蔵中原駅連絡通路のネーミングライツパートナーが武蔵小杉の総合建設業「興建」に決定、6月1日より2年間名称を掲出
・2024/1/23エントリ 等々力陸上競技場が2024年2月1日よりネーミングライツ導入、愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」に決定
・2025/4/14エントリ 等々力緑地再編整備「オープンハウス型説明会」開催で球技専用スタジアムや新アリーナ計画説明、川崎市が都市計画案を4/25まで縦覧
これにより、2025年6月1日より2028年8月31日まで、同アリーナの愛称が「東急ドレッセとどろきアリーナ」となりました。
契約金額は年額1,500万円となり、そのうち50%が川崎市に納付されます。
■東急がとどろきアリーナのネーミングライツ取得

■等々力緑地の「川崎市とどろきアリーナ」

川崎市とどろきアリーナは、等々力緑地内にあるスポーツ施設です。
バスケットボール・Bリーグの川崎ブレイブサンダースやWリーグの富士通レッドウェーブ、バレーボール・SVリーグのNECレッドロケッツ川崎のホームゲーム、さまざまなスポーツイベント等で使用され、年間施設利用者数は100万人を超えるということです。
■「二十歳を祝うつどい」の会場


毎年1月に川崎市が主催する「二十歳を祝うつどい」でも利用されて、二十歳を迎える若者らが2階席まで集まっていました。
今回東急株式会社がネーミングライツパートナー契約を締結した川崎とどろきパーク株式会社は、東急、富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設の共同出資による会社です。
同社は川崎市が推進する等々力緑地の再編整備・管理運営事業を担っています。
その一環として、等々力陸上競技場のネーミングライツパートナー契約を富士通株式会社と締結し、同競技場の愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」となっていました。
■富士通がネーミングライツパートナーとなったUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu


今回のとどろきアリーナのネーミングライツパートナー締結は、この等々力陸上競技場に続くものです。
等々力陸上競技場のネーミングライツは年額2,000万円でした。
とどろきアリーナは冒頭にお伝えした通り年額1,500万円ですので、500万円の差があります。
等々力陸上競技場(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)は全国高校サッカー選手権大会や川崎フロンターレのホームゲームなどでテレビも含めた露出機会がより多く、価格設定に反映されているものと思います。
■東急・伊藤忠都市開発が法政通り商店街に開発した「ドレッセタワー武蔵小杉」

ところで、「東急ドレッセとどろきアリーナ」の名称に使われた「ドレッセ(DRESSER)」は、東急の新築マンションブランドです。
武蔵小杉では法政通り商店街の「中原ブックランド」が入っているマンションが「ドレッセタワー武蔵小杉」です。
フランス語で「建てる」を意味する「DRESSER」と英語で「装う」を意味する「DRESS」を組み合わせたブランドネームということです。
■「興建」が2018年にネーミングライツパートナーとなったJR武蔵中原駅連絡通路


このほか、武蔵中原駅の歩道橋では、2018年に「興建」が2年間のネーミングライツパートナー契約を行っており、当時ご紹介しておりましたね。
川崎市の歩道橋は、年額50万円以上となっています。
■等々力緑地再編整備のマスタープラン

■新とどろきアリーナ・スポーツセンター



なお、等々力緑地再編整備では、とどろきアリーナも「新とどろきアリーナ・スポーツセンター」として全面的に建て替えられる計画です。
「新とどろきアリーナ・スポーツセンター」には、廃止されたプールも復活します。
「スイッチアリーナ」をコンセプトとして、移動観覧席によるフレキシブルなレイアウトを可能とし、市民スポーツやプロスポーツ、音楽イベントなど様々な用途に対応するものとしています。
今回のネーミングライツパートナー契約は2028年までで、従来のとどろきアリーナが対象となっています。
【関連リンク】
・川崎市報道発表資料「川崎市とどろきアリーナ」の愛称が 「東急ドレッセとどろきアリーナ」に決まりました!
・2018/6/9エントリ JR武蔵中原駅連絡通路のネーミングライツパートナーが武蔵小杉の総合建設業「興建」に決定、6月1日より2年間名称を掲出
・2024/1/23エントリ 等々力陸上競技場が2024年2月1日よりネーミングライツ導入、愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」に決定
・2025/4/14エントリ 等々力緑地再編整備「オープンハウス型説明会」開催で球技専用スタジアムや新アリーナ計画説明、川崎市が都市計画案を4/25まで縦覧