「川崎マリエン」展望室を11年ぶり探訪。武蔵小杉にビル増え、川崎フロンターレ応援コーナーも
川崎区の臨海部に、川崎市港湾振興会館「川崎マリエン」があります。
今回は約11年半ぶりに、マリエンの展望台などをご紹介したいと思います。
■川崎市臨海部「川崎マリエン」の展望室探訪
■川崎マリエン

「川崎マリエン」は、川崎区の湾岸、東扇島にあるコミュニティ施設です。
川崎港振興協会が指定管理者として管理運営を行い、写真の会館の周囲にはビーチバレーなどのスポーツ施設も整備されています。
■しゅんせつ船のカッターヘッド


マリエンの前には、川崎港の港湾を掘り下げた「しゅんせつ船」のカッターヘッドがオブジェとして展示されていました。
■同じものが川崎市市民ミュージアム前にも展示



中原区の方でしたら「なんだか見たことがある」と感じた方も多いのではないでしょうか。
これは同じものが川崎市市民ミュージアムに展示されていました。
■展望室の「川崎フロンターレ応援コーナー」


■中村憲剛さん引退セレモニーのポスター

■中村憲剛さんを起用した川崎市のブランドメッセージポスター

川崎マリエンには、ビーチバレー場・テニスコート・体育室のほか、タワー棟に無料の展望室があります。この展望室は地上51mから360度を見渡すことができます。
ぐるりと回れる通路の壁面に、「フロンターレ応援コーナー」がありました。
■フロンターレ試合情報

川崎マリエンは、川崎フロンターレの「サポートショップ」加盟店になっていました。
また撮影は2024年の10月だったのですが、直近の試合情報も掲示されていました。
この時は「ACLE」グループリーグの第3節でしたね。
■2020シーズンのJ1優勝ポスター

■2021シーズンJ1連覇のポスター

また、2020シーズン、2021シーズンの優勝ポスターなど、懐かしいものも並んでいました。
■選手らのサイン

こちらは、川崎フロンターレ選手らのサインです。
2016年に多くの選手がサインしていましたが、直近2024年でも脇坂泰斗選手がサインをしていました。
■2013年撮影の武蔵小杉の高層ビル群

■2024年撮影の武蔵小杉の高層ビル群
そして展望室から見えた武蔵小杉の高層ビル群も、11年半ぶりにご紹介しましょう。
撮影時点で言えばほぼ11年の時間の経過がありますが、高層ビルの数が増えて密度が高く見えます。
■マリエンのビーチバレー施設

■風力発電
■川崎港の施設
■臨海部の工業地帯

■工業地帯の炎
またマリエンからは、川崎港の施設や臨海部の工業地帯がよく見えます。
煙突のようなタワーからたちのぼる炎は「フレアスタック」といいます。
これは可燃性の余剰ガスを放出するときに燃焼させて危険性を無くし、大気汚染や悪臭を防ぐものです。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル フレアスタック動画
フレアスタックが燃える様子は、動画でもご参照ください。
■工業地帯の向こうで羽田空港に着陸する航空機
またマリエンから多摩川を挟んで向こうはすぐ羽田空港です。
航空機がかなりの頻度で、工業地帯の向こうに着陸する姿を見ることができます。
■スバルの自動車


そしてこちらが11年半前にもご紹介した東扇島物流センターです。
この物流センターは富士重工業のグループ企業で、同社製のスバル車が保管されています。
物流センターには、スバル車の取扱台数が記載されています。
●2011年度 198,244台
●2022年度 128,757台
11年前にご紹介した際に比べると台数が減少しているものの、大変多くのスバル車を取り扱っていることがわかります。
■全国港別貿易額表

■輸入では川崎港が国内9位

■輸出では川崎港が国内14位

■海上出入貨物取扱量では国内10位

また展望室には、全国港別貿易額も掲示されていました。
輸入では国内9位、輸出では国内14位。さらに海上出入貨物取扱量では国内10位と、国内有数の港湾となっています。
■川崎の海苔づくり資料室




展望室以外にも、マリエンにはみどころがあります。
2階には「川崎の海苔づくり資料室」がありました。
多摩川河口から鶴見川河口にいたる遠浅の海は「大師の海」と呼ばれ、豊かな漁場でした。
1871年に周辺地区の漁師が使用権を取得して海苔の養殖が行われるようになったといいます。
昨年ご紹介した1901年創業の「海苔問屋 高喜商店」も、創業の地は川崎区で海苔の養殖を営まれていたとのことでした。
■「高喜商店」のファクトリーショップ(中原区木月4丁目)


「高喜商店」につきましては、関連リンクより昨年の記事をご参照ください。
■日本夜景遺産にも認定

なお、川崎マリエンからの眺望は「日本夜景遺産」にも認定されています。
今回は昼間に訪れていますが、夜景も楽しめるかと思います。
■2020年にエッセンシャルワーカーへの感謝で青く照らされた「川崎マリエン」

【関連リンク】
・川崎マリエン ウェブサイト
・2013/11/27エントリ 「かわさきマリエン」から見る武蔵小杉の高層ビル群と、スバルの自動車
・2020/6/5エントリ 川崎マリエンが「LIGHT IT BLUE」、エッセンシャルワーカーに感謝を示し青色にライトアップ
・2024/8/22エントリ 創業120年「海苔問屋 高喜商店」がパラアート支援「studioFLAT」と協力し「せとうちレモン海苔」発売、デザイン採用&売上の一部還元
今回は約11年半ぶりに、マリエンの展望台などをご紹介したいと思います。
■川崎市臨海部「川崎マリエン」の展望室探訪

■川崎マリエン

「川崎マリエン」は、川崎区の湾岸、東扇島にあるコミュニティ施設です。
川崎港振興協会が指定管理者として管理運営を行い、写真の会館の周囲にはビーチバレーなどのスポーツ施設も整備されています。
■しゅんせつ船のカッターヘッド


マリエンの前には、川崎港の港湾を掘り下げた「しゅんせつ船」のカッターヘッドがオブジェとして展示されていました。
■同じものが川崎市市民ミュージアム前にも展示



中原区の方でしたら「なんだか見たことがある」と感じた方も多いのではないでしょうか。
これは同じものが川崎市市民ミュージアムに展示されていました。
■展望室の「川崎フロンターレ応援コーナー」


■中村憲剛さん引退セレモニーのポスター

■中村憲剛さんを起用した川崎市のブランドメッセージポスター

川崎マリエンには、ビーチバレー場・テニスコート・体育室のほか、タワー棟に無料の展望室があります。この展望室は地上51mから360度を見渡すことができます。
ぐるりと回れる通路の壁面に、「フロンターレ応援コーナー」がありました。
■フロンターレ試合情報

川崎マリエンは、川崎フロンターレの「サポートショップ」加盟店になっていました。
また撮影は2024年の10月だったのですが、直近の試合情報も掲示されていました。
この時は「ACLE」グループリーグの第3節でしたね。
■2020シーズンのJ1優勝ポスター

■2021シーズンJ1連覇のポスター

また、2020シーズン、2021シーズンの優勝ポスターなど、懐かしいものも並んでいました。
■選手らのサイン


こちらは、川崎フロンターレ選手らのサインです。
2016年に多くの選手がサインしていましたが、直近2024年でも脇坂泰斗選手がサインをしていました。
■2013年撮影の武蔵小杉の高層ビル群

■2024年撮影の武蔵小杉の高層ビル群

そして展望室から見えた武蔵小杉の高層ビル群も、11年半ぶりにご紹介しましょう。
撮影時点で言えばほぼ11年の時間の経過がありますが、高層ビルの数が増えて密度が高く見えます。
■マリエンのビーチバレー施設

■風力発電

■川崎港の施設

■臨海部の工業地帯


■工業地帯の炎

またマリエンからは、川崎港の施設や臨海部の工業地帯がよく見えます。
煙突のようなタワーからたちのぼる炎は「フレアスタック」といいます。
これは可燃性の余剰ガスを放出するときに燃焼させて危険性を無くし、大気汚染や悪臭を防ぐものです。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル フレアスタック動画
フレアスタックが燃える様子は、動画でもご参照ください。
■工業地帯の向こうで羽田空港に着陸する航空機

またマリエンから多摩川を挟んで向こうはすぐ羽田空港です。
航空機がかなりの頻度で、工業地帯の向こうに着陸する姿を見ることができます。
■スバルの自動車


そしてこちらが11年半前にもご紹介した東扇島物流センターです。
この物流センターは富士重工業のグループ企業で、同社製のスバル車が保管されています。
物流センターには、スバル車の取扱台数が記載されています。
●2011年度 198,244台
●2022年度 128,757台
11年前にご紹介した際に比べると台数が減少しているものの、大変多くのスバル車を取り扱っていることがわかります。
■全国港別貿易額表

■輸入では川崎港が国内9位

■輸出では川崎港が国内14位

■海上出入貨物取扱量では国内10位

また展望室には、全国港別貿易額も掲示されていました。
輸入では国内9位、輸出では国内14位。さらに海上出入貨物取扱量では国内10位と、国内有数の港湾となっています。
■川崎の海苔づくり資料室




展望室以外にも、マリエンにはみどころがあります。
2階には「川崎の海苔づくり資料室」がありました。
多摩川河口から鶴見川河口にいたる遠浅の海は「大師の海」と呼ばれ、豊かな漁場でした。
1871年に周辺地区の漁師が使用権を取得して海苔の養殖が行われるようになったといいます。
昨年ご紹介した1901年創業の「海苔問屋 高喜商店」も、創業の地は川崎区で海苔の養殖を営まれていたとのことでした。
■「高喜商店」のファクトリーショップ(中原区木月4丁目)


「高喜商店」につきましては、関連リンクより昨年の記事をご参照ください。
■日本夜景遺産にも認定

なお、川崎マリエンからの眺望は「日本夜景遺産」にも認定されています。
今回は昼間に訪れていますが、夜景も楽しめるかと思います。
■2020年にエッセンシャルワーカーへの感謝で青く照らされた「川崎マリエン」

【関連リンク】
・川崎マリエン ウェブサイト
・2013/11/27エントリ 「かわさきマリエン」から見る武蔵小杉の高層ビル群と、スバルの自動車
・2020/6/5エントリ 川崎マリエンが「LIGHT IT BLUE」、エッセンシャルワーカーに感謝を示し青色にライトアップ
・2024/8/22エントリ 創業120年「海苔問屋 高喜商店」がパラアート支援「studioFLAT」と協力し「せとうちレモン海苔」発売、デザイン採用&売上の一部還元