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2025年
06月20日

木月トンネル完成で廃止「東急線武蔵小杉1号踏切」跡地の防護壁完成、踏切の名残りが消滅

都市計画道路「苅宿小田中線」のⅢ期工事として、東急線の下をくぐる「木月トンネル」が2024年3月28日(木)14時に車道供用開始となりました。

続いて同年6月27日14時に元住吉側の歩道・エレベーターが供用開始、6月28日深夜1時をもって踏切が廃止、さらに8月30日をもって武蔵小杉側の歩道が供用開始となり、その後周辺の道路整備も行われて道路インフラは一通りの工事が完了していたところです。

そして後工程として、東急線の「武蔵小杉1号踏切」跡地の防護壁が完成していましたので、お伝えしておきます。

■木月トンネル上部「武蔵小杉1号踏切」跡地の防護壁完成
武蔵小杉1号踏切跡地の防護壁完成

■従来の「武蔵小杉1号踏切」
解消される踏切

まずこちらは、まだ木月トンネル開通前の「武蔵小杉1号踏切」です。
東急元住吉駅と武蔵小杉駅の間にあり、地上を走る東急目黒線の車両が主に通行していました。

■木月トンネル開通後に廃止された「武蔵小杉1号踏切」
廃止された「武蔵小杉1号踏切」

■残された踏切の設備
廃止された「武蔵小杉1号踏切」

そして木月トンネル開通後、武蔵小杉1号踏切は廃止されました。

すぐには踏切設備は除却できませんので、応急的な措置としてフェンスが設置されるとともに、信号機などは黒いビニールで目隠しされていました。

■防護壁が完成し跡形もなくなった踏切跡地
外壁完成

外壁完成

最後にこちらが、現在の武蔵小杉1号踏切跡地です。

踏切設備は完全に除却されるとともに、他の区域と同じ青いラインが入ったデザインの防護壁が完成しました。

■完成した「木月トンネル」
完全体となった木月トンネル

これで、木月トンネル関連の工事は一通り終了したのではないでしょうか。

この場所に踏切があった、ということを知らない方も今後は少しずつ増えていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
フジタ・織戸共同企業体 中原区内都市計画道路苅宿小田中線(Ⅲ期)道路築造(立体交差化)工事ウェブサイト
川崎市ウェブサイト 事業路線情報 苅宿小田中線(第3期工区)
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