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2025年
08月11日

沖縄県恩納村×川崎フロンターレ友好協定「いちどぅしップ」締結、福岡戦イベント「かわさき沖縄まつり」でサンゴ保護活動支援も

2025明治安田J1リーグ第25節「川崎フロンターレvsアビスパ福岡戦」が、8月9日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で開催されました。
波瀾の展開となったこの試合につきましては、すでに昨日「試合編」としてレポートしております。

またこの日は川崎フロンターレが毎年キャンプを行う沖縄県の恩納村(おんなそん)の長浜村長も来場し、川崎フロンターレとの友好協定の締結が行われました。
その一環としてホームゲームイベント「海豚(ふろん太)の日」の中で「かわさき沖縄まつり」が開催され、たいへん多くの方で賑わいました。

今回は 「試合編」に続く「恩納村・イベント編」としてレポートいたします。


■沖縄県恩納村×川崎フロンターレが友好協定締結、ホームゲームイベントも賑わい
恩納村×川崎フロンターレ友好協定締結

■川崎フロンターレと恩納村との友好協定締結式


川崎フロンターレは、2021年から沖縄県の恩納村で開幕前のキャンプを行っています。 1月のまだ気温が上がらない時期、温暖な環境で良質なトレーニングができるからです。

その間に現地でのサッカー教室や恩納村のサンゴの保護活動への支援など、さまざまな協力関係を構築してきました。

一方、世界的な気候変動は恩納村における珊瑚礁の減少や、川崎フロンターレにおける試合開催やスポーツ施設の営業中止などをもたらし、共通の課題となりつつあります。

両者はこれまでの協力関係をさらに深化させ、お互いの課題解決につなげていくことを目的として友好協定を締結することとなりました。

この友好協定は、沖縄の言葉で「親友」を意味する「いちどぅし」を取り入れて、「おんなフロンターレいちどぅしップ」という愛称が付けられています。

友好協定により推進される活動の骨子は、以下のとおりです。

●SDGsの枠組みを利用し、「環境」「経済」「社会」の3つの軸から地域と倶楽部が協力して取り組みを推進
【環境】ファン・サポーター・ホームタウン川崎の市民を巻き込んでサンゴの保全やキャンプ中の村民をまじえた環境保全活動を共同で実施
【経済】川崎フロンターレのホームゲームや各種イベントで観光コンテンツや特産品のPR
【社会】川崎フロンターレの算数ドリルやサッカー教室などを通じて学びの機会を提出

■恩納村「サンゴの村宣言」イメージキャラクターのSunna(さんな)ちゃん


恩納村と川崎フロンターレの友好協定締結式は、アビスパ福岡戦の試合開始前にUvanceとどろきスタジアムメインスタンドの記者会見場で開催されました。

会場にはふろん太とともに、恩納村の「サンゴの村宣言」イメージキャラクターのSunna(さんな)ちゃんも来てくれました。

以下、締結式の記者会見の全文をお伝えいたします。

■沖縄県恩納村 長浜善巳村長


<恩納村 長浜村長挨拶>
まずはじめに、私達恩納村の紹介をさせていただきます。恩納村は美しい海と豊かな自然に恵まれた、沖縄本島のほぼ中央に位置する村でございます。珊瑚礁に囲まれた青く澄んだ海、美しい夕日、年間を通して多くの観光客に訪れていただいております。
本日締結する川崎フロンターレとの友好協定は、単なるスポーツ連携にとどまらず、「いちどぅし」としての深いつながりを築いていくことを目的としております。

この「いちどぅし」という沖縄の言葉には、「どんなときも助け合う絆の深い存在」という意味がこめられています。まさに本協定は、地域社会や未来の子どもたちのために、互いに支え合い、長く続く関係を築くという強い思いの元に結ばれるものです。

恩納村は近年、地球温暖化による海水温の上昇や白化現象により珊瑚礁に深刻な影響がでています。この美しい自然を次世代へと引き継いでいくために、「サンゴの村宣言」を行い、持続可能な村づくりを推進しています。今回の協定においても、環境保全や教育、交流といった幅広い視点から連携を期待しております。

また恩納村はこれまでにも多様な主体と提携を結び、地域課題と向き合ってまいりましたが、今回はその中でも特に若い世代への影響力を持つ川崎フロンターレとの連携ということで、たいへん意義深いものととらえております。

さらに村内には赤間総合運動公園サッカー場という天然芝のグラウンドを有しており、川崎フロンターレの皆さまにはこの施設を活用したサッカー教室や交流イベントなどを通じて、村民とのふれあいや子どもたちの夢づくりにも是非ご協力いただければと考えております。

今回の協定が村の未来にとっても、川崎フロンターレの皆さまにとっても、かけがえのない「いちどぅし」としての第一歩になることを心より願っています。

■川崎フロンターレ 吉田明宏社長


<川崎フロンターレ 吉田明宏社長挨拶>
恩納村との交流は、今年で5年目を迎えることになりました。ただいま長浜村長からの挨拶でもあったように、気候変動・地球温暖化による影響は、私達フロンターレ、そしてサッカー界においても、深刻な被害をもたらしております。

試合開催では、台風や、雷雨を伴うゲリラ豪雨で2018年以降、開催中止となった試合が5倍となりました。
本日も熱中症アラートが出ておりますが、この酷暑により我々の拠点であるフロンタウンさぎぬまや生田などの拠点が、コートの利用者に貸し出せないなど、直接的な被害を受けております。


この地球規模の大きな環境課題を、先進的に取り組んでいる恩納村の皆さんと共に、ファン・サポーターや地域の皆さんを巻き込んで、小さなことかもしれませんが、イベントを中心とした環境資源の保存活動や、スタジアムでのごみ分別や清掃活動や、地球温暖化を最小化するためにCo2の削減や啓もう活動に取り組みを継続的に行ってまいります。

また恩納村の豊かな気候でのキャンプは、来年の新たなシーズンを迎えるにあたり、重要な拠点となります。特に赤間総合運動公園サッカー場の天然芝は、選手にとって自然な感触とボールの挙動を提供し、最高のコンディション調整の場と聞いております。

そこでキャンプを行い、村民の方々との教育やスポーツなどの交流を選手・スタッフと共に行い、サポーター・パートナーを含めたさらなる発展を目指します。
結びとなりますが、スポーツを通じて出会い、地域と繋がり、そして「いちどぅし」として気候変動にも向きあう、そんな関係をこれからも大切に育んでいきたいと思います。
本日はありがとうございました。

■リミテッドユニフォームとかりゆしの交換


■記念撮影


記念撮影をもって、友好協定締結の記者会見はいったん終了となりましたが、フリーの囲み取材がありましたので、長浜村長に「5年間のキャンプ地活動による村民への浸透」について伺ってみました。

<長浜村長>
川崎フロンターレさんは日本でも有数のプロサッカーチームですよね、その中で恩納村で5年間も活動している、一緒になってキャンプ地としてやっているということは村民の皆さんにも浸透していますし、特にまた子どもたちが喜んでいるところがあります。

先ほどもお話しましたが、いろんなサッカー教室とか、選手とのふれあい。これはもうとても夢のある、素晴らしい取り組みでしたので、今後とも一緒になって続けたいなという風に思っています。

ということでした。

今回の友好協定締結によって、今後さらに関係が強いものになっていくことが期待されます。

友好協定の中でも主な施策の一つとして位置づけられている、川崎フロンターレのホームゲームイベント「かわさき沖縄まつり」は、この日開催されましたので、ご紹介していきましょう。

今後毎年恒例で開催していくということです。 

■「海豚(ふろん太)の日」イベント


■「かわさき沖縄まつり」


この日のホームゲームイベントは、全体が「海豚(ふろん太)の日」という冠になっています。

その中に「かわさき沖縄まつり」「かわさき海ランド」「水合戦エリア」の3つのエリアが設けられていました。

「かわさき沖縄まつり」は、恩納村をはじめとした沖縄県のグルメやカルチャーがたくさん紹介されていました。

■サンゴの苗づくりの台座 絵付け体験




まずこちらが、サンゴの苗を育てる台座です。
皆さんで楽しく絵付けを体験することができました。

これらの台座が実際に、恩納村の海でサンゴの苗を育てるのに使われます。

■神橋良汰選手の絵付け


■土屋櫂大選手の絵付け


■三浦颯太選手の絵付け


■神田奏真選手の絵付け


■山内日向汰選手の絵付け


また7月中旬には、川崎フロンターレの選手による絵付け体験もクラブハウスで行われていました。

ファン・サポーターの皆さんの台座と一緒に活用されます。

■「ベチバー」を使ったミサンガづくり


またこちらは、イネ科の植物「ベチバー」の繊維を使ったミサンガづくりです。

恩納村では、山から海へ流れ込む赤土をせき止めるため、根が深く張る 「ベチバー」を大規模に植栽してサンゴ礁を守る取り組みを行っています。

今回のワークショップはサンゴ保護の啓発活動の一環として、そのベチバーの天然繊維 を使ってオリジナルミサンガ、通称「ミサンゴ」を手作りするというものでした。

■さんなちゃんの恩返し黒糖




また本イベントでは、恩納村ブースで「さんなちゃんの恩返し黒糖」も販売していました。

これはサンゴカルシウム入りの塩黒糖で、売上の一部が恩納村のサンゴ再生支援事業に寄付されます。

■恩納村公式YouTubeチャンネル 【 第1話 】 さんごってなぁに? ~ 2分40秒 ~ ( 恩納村「サンゴの村宣言」プロジェクト普及啓発アニメーション)


恩納村の「サンゴの村宣言」については、公式YouTubeチャンネルもご参照ください。

■ちんすこう


■贅沢マンゴーかき氷





■大人気だった沖縄グルメ


また他にも、ちんすこうや贅沢マンゴーかき氷など、沖縄グルメが大人気でした。

■ジンベーニョ グッズ販売




ところで、沖縄でJリーグといえば「FC琉球」があります。
本イベントではFC琉球のマスコットキャラクター「ジンベーニョ」のグッズ販売も行っていました。

ふろん太君とは「海の仲間」です。

■スペシャルステージには沖縄の音楽や舞踊










また「かわさき沖縄まつり」では、スペシャルステージも設営されました。
ここでは沖縄の音楽や舞踊を、存分に楽しむことができました。

皆さん生き生きと歌い、踊っている姿が印象に残りました。

また、ステージでは恩納村のさんなちゃんやFC琉球のジンベーニョ、ふろん太らのマスコット撮影会も人気でしたね。

■「かわさき海ランド」


またこの日は、「かわさき沖縄まつり」とあわせて、川崎の海への理解を深める「かわさき海ランド」も開催されていました。

■川崎北部市場のお魚に触れるコーナー




川崎市には漁港からの海産物が届く「川崎北部市場」があります。
今回は同市場の協力により、漁港からの新鮮な魚に触れることが出来るブースが出展していました。

■「JAMSTEC」の展示


■JAMSTECの深海生物クイズ


川崎フロンターレでは、2022年に「国立研究開発法人海洋研究開発機構、通称JAMSTEC(ジャムステック)」とコラボし、ふろん太が本当に深海まで冒険するという企画を実施していました。

今回もJAMSTECが出展し、パネル展示や深海生物クイズを実施していました。

が、今年もU等々力に登場!
深海生物クイズに挑んで、「限定グッズ」を手に入れよう!

■水中ドローンサッカー




こちらは、日本海洋事業株式会社による「水中ドローンサッカー」です。

深海探査機のオペレータの皆さんの協力により、実際に海中調査で使われている水中ドローンの操縦体験ができました。

■川崎マリエンPRブース


川崎港にある「川崎マリエン」は、先日弊紙でもご紹介しておりました。
展望フロアに川崎フロンターレ応援コーナーがありますので、是非訪れてみてください。

■展望室の「川崎フロンターレ応援コーナー」


■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 恩納村×川崎フロンターレ友好協定「いちどぅしップ」締結


また、恩納村×川崎フロンターレ友好協定「おんなフロンターレいちどぅしップ」締結式の模様は、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでも公開しております。

あわせてご視聴ください。

【関連リンク】
恩納村 ウェブサイト
川崎フロンターレ 沖縄県恩納村との友好協定「おんなフロンターレいちどぅしップ」締結のお知らせ
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