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2025年
09月09日

川崎市市民ミュージアム仮囲いのヒストリー展示追補編、北側には計画から建設、完成までの記録写真を掲示

等々力緑地の川崎市市民ミュージアムは、令和元年東日本台風により甚大な被害を被りました。

浸水リスクのある等々力緑地での再建は困難という判断のもと、現在は生田緑地への移転を前提とした「新たな市民ミュージアム」の整備計画が進められています。

現在の川崎市民ミュージアムは長期間にわたって仮囲いで封鎖された状態が続いていますが、この仮囲いにミュージアムに関する記録写真が掲示されています。

今から1年前にミュージアム東側から南側にかけて、ミュージアム開館から被災、そして新たなミュージアムに向けた取り組みまでの記録写真が展示されていることをご紹介しておりましたが、北側にはミュージアムにも掲示があることに当時気が付いていませんでした。

北側にはミュージアムの計画から建設完成までが展示されており、東側・南側と連続してヒストリーが完成するようになっていました。

■川崎市市民ミュージアム北側の記録写真
川崎市市民ミュージアムの記録写真

■川崎市市民ミュージアム北側の仮囲い


■「IN ACTION 新たなミュージアムに向けて~これまでとこれから~」


こちらが、川崎市市民ミュージアム北側の仮囲いです。

「IN ACTION 新たなミュージアムに向けて~これまでとこれから~」と題し、ミュージアムの計画から完成までの記録写真・資料が掲示されていました。

■川崎市市民ミュージアムの完成模型


最初に掲示されているのが、川崎市市民ミュージアムの計画にあたって作られた完成模型です。
細かい部分まで、精緻にできています。

こうした模型は、東急ドレッセとどろきアリーナのロビーにも展示されていました。

■アイソメトリック図と平面図


「アイソメ図」というのは、アイソメトリック図のことです。
立体を斜めから見た視点で描かれています。

平面図は、開発事業の環境アセスメント資料などでよく出てきます。

■イメージイラスト(逍遥展示空間・学術情報サロン)


■イメージイラスト(歴史民俗展示室・現代美術展示室)


イメージイラストも、かつての市民ミュージアムを思い起こすと正確に描けていることがわかります。

■工事写真










こちらは、工事写真です。
川崎市市民ミュージアムは曲線を多く用いた建物で、鉄骨もカーブを描いていました。

当時を覚えていらっしゃる方には、なつかしい写真ではないでしょうか。

■トーマス転炉の設置




川崎市市民ミュージアム前にあるトーマス転炉も、開館にあたって運び込まれました。

このトーマス転炉は1937年にNKK(日本鋼管)に導入された、リンを含む鉄鉱石の利用を目的とした鉄鋼炉です。

1957年まで川崎市臨海部の京浜製鉄所で稼働していたものを、川崎市市民ミュージアムに産業遺産として移設しました。

■川崎市市民ミュージアムの完成


そして1988年11月に川崎市市民ミュージアムは開館を迎えます。

航空写真を見ると、この時には隣接する川崎市とどろきアリーナ(現・東急ドレッセとどろきアリーナ)が建設工事中だったのですね。

■完成した館内








■外観


完成した館内や外観の写真は、既に懐かしく感じるものですね。
計画から開館までを記録して、川崎市市民ミュージアム北側の展示は終了となります。

■東側には開館当時の記録写真
川崎市市民ミュージアムの仮囲いの展示

川崎市市民ミュージアムの仮囲いの展示

■南側には令和元年東日本台風による被災から新ミュージアム計画までを展示
川崎市市民ミュージアムの仮囲いの展示

川崎市市民ミュージアムの仮囲いの展示

川崎市市民ミュージアムの仮囲いの展示

そして建物をぐるりと回って東側には開館当時の様子、南側には令和元年東日本台風による被災から新ミュージアムの計画までをカバーし、一連の記録展示が完成となります。

東側・南側の詳細は2024/8/30エントリをご参照ください。

おそらく、東側・南側展示に比べると北側は気づいていない方も多いと思われます。
北側から順番に回るのが、ストーリーとしてはオススメですね。

【関連リンク】
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
川崎市 新たなミュージアム整備に関する検討
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