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2026年
03月12日

川崎フロンターレが15年目の東日本大震災復興支援募金活動を3.11溝の口で実施、稲本潤一さんや元ベガルタ仙台鎌田次郎さんらも参加

川崎フロンターレは2011年に「Mind-1ニッポンプロジェクト」を立ち上げ、東日本大震災復興支援活動を現在に至るまで継続してきました。
そのひとつが復興支援の募金活動であり、川崎市内や川崎フロンターレのホームゲームなどで毎年実施して15年目を迎えます。

今年も3月11日、溝の口駅前のペデストリアンデッキで街頭募金活動が行われました。

この募金活動には川崎フロンターレU-13アカデミーの選手らやクラブスタッフ、川崎フロンターレ・ベガルタ仙台のサポーター有志、クラブ特命大使の中西哲生さん、稲本潤一FROや元ベガルタ仙台の鎌田次郎さんらも参加し、たいへん多くのご厚意が集まりました。

■川崎フロンターレが15年目の東日本大震災復興支援街頭募金活動を溝の口で実施、稲本潤一さんや元ベガルタ仙台鎌田次郎さんらも参加


■溝の口駅前のペデストリアンデッキでの街頭募金活動


■ふろん太・カブレラ・たかたのゆめちゃんも参加






東急田園都市線溝の口駅と、南武線武蔵溝ノ口駅はペデストリアンデッキで接続されています。
川崎フロンターレが3月11日に実施する街頭募金活動は、このデッキ上で毎年開催されてきました。

街頭募金活動には前述の有志に加えて、川崎フロンターレのふろん太・カブレラ、陸前高田市のマスコット「たかたのゆめちゃん」も参加していました。

マスコットが列に加わると足を止める方も一層増え、その貢献度はなかなかです。

■U-13アカデミーの選手ら


■元ベガルタ仙台鎌田次郎さん・川崎フロンターレFRO稲本潤一さん


■ひとりひとりと丁寧に対話


■クラブ特命大使の中西哲生さん


今回、川崎フロンターレクラブ特命大使の中西哲生さん、FROの稲本潤一さんは当初から参加が予定されていましたが、元ベガルタ仙台の鎌田次郎さんがサプライズで参加されました。

皆さん、募金に協力下さるひとりひとりのかたと丁寧に対話されていました。

先日、震災後のJ1リーグ再開試合「川崎フロンターレvsベガルタ仙台戦」のドキュメンタリードラマがNHKで放送されたばかりですが、稲本潤一さん、鎌田次郎さんはともにこの試合に出場していました。

■スタジアムDJの小森すみ恵さん、応援番組MCの奥田明日美さんらも参加


■アカデミー選手らは元気な声で呼びかけ




■次々と募金が集まりました






■122人が集まりました


今回の募金活動には、アカデミー選手を中心に122人もの人が参加しました。
そして44万2,585円のご厚意が集まったということです。

また金額だけでなく、募金活動を通じてさまざまなご縁がつながった日でもありました。
こうしたご縁が、今後より良い未来を作っていくのではないかと思います。



活動終了後、クラブ特命大使の中西哲生さん、川崎フロンターレFRO稲本潤一さん、元ベガルタ仙台の鎌田次郎さんが順番に囲み取材に応じてくださいましたので、ノーカットでお伝えいたします。

■クラブ特命大使 中西哲生さん囲み取材


--震災から 15年。活動への思いは。

15年ということでひとつの区切りではあるかもしれませんけど、我々にとっては1年1年丁寧に積み重ねていくことが非常に重要だと思っています。

フロンターレとしてこの震災に向き合っていくことは我々にとって大きな責任があると思っていますし、勿論陸前高田だけではなく、東北沿岸部の方々、被害にあわれた全ての方々に対してどうやって我々が貢献していくかということをこの15 年考えてやってきました。

ひとつ区切りのところで今日思ったことは、やっぱり足を止めていただける方が増えたなっていうのは正直な感想です。

この15年やっぱりここで、溝の口の駅前で募金活動やらせていただいたことによって、おそらく「今年もやっているんだな、じゃあ少しは協力しよう」と思ってくださった方がたくさんいらっしゃったと思います。

ただ続けていくことの重要性とか、逆に去年も一昨年も来ましたっていうかたもいらっしゃいましたし、逆に我々が「ありがとうございました」っていったら「こちらこそありがとうございました」と、「フロンターレを通じて震災に対して我々もできることがあるんだというのを毎年思い知らされます」というふうに言ってくださったかたもいらっしゃいました。

なので、続けてやっていくことが本当に重要なんだなって思いました。

また、今回来てくれたフロンターレのアカデミーの選手も、震災を経験していない選手も今はいるということで、そういったスクール生だったりとか、下部組織の選手だったりとか、いろんな方々がこういう活動を通して、震災に対してどう向き合っていくか、そしてフロンターレがどう向き合っているのか、そして我々はサッカーチームではありますが、サッカーチームとしてだけではなく川崎に存在しているひとつの組織として、いかに地域に貢献していくかっていうことを学んでくれたと思うので、そういった意味でもひとつ感深い15年だったと思います。

--新しい選手に求めることは。

毎年僕はもう、15年くらいフロンターレの新人研修を担当させていただいていて、フロンターレの新人たちにいろんな話をしているんですけれども、フロンターレというのはサッカーチームではあるんですけれども、川崎市に存在させていただいている組織であって、しかも我々だけでは何もできない組織です。

なので、いかに川崎の方々だったり、もしくはフロンターレを応援してくださっている方々だったり、それからJリーグの対戦相手のチームだったり、対戦するチームのサポーターだったり。さまざまな方々がいらっしゃらないと我々は試合もできないですし、試合ができるからこそ、人々に心を動かすようなプレーが見せられる可能性があると思っています。

なので、やっぱり選手たちには常に、自分たちだけでは何もできないんだと。自分たちがサッカーできることはいかに幸せかっていうことは、ベガルタと中断後に初めて試合をしたときに本当に思ったことですし、僕もあの場にいたので、やっぱりスポーツができることはいかに平和で、しかもみんなが普通に生活ができているからこそ行えることなんだっていうことを、もう一度しっかり理解してもらって、選手たちには毎回そういうプレーを見せていただきたいですし、毎回そういう気持ちで戦ってもらいたいなと新人選手たちには思っています。


--陸前高田市との縁については。

陸前高田さんにはいつもいろんな体験をさせていただいてありがとうございますとか、招待いただいてありがとうございますとか言っていただくんですけど、我々も陸前高田を支援させていただくことによって、我々自体が学んだことがたくさんあります。

だから我々としては支援しているというような心構えではなくて、陸前高田と交流させていただいていることによって我々フロンターレも成長させていただいているので、常に対等な立場で、我々としては一緒に成長していくということが本当に嬉しいことですし、これからも一緒に、陸前高田の方々、そしてそれ以外の東北沿岸部の方々に対してもですね、我々ができることはしていきたいですし、一緒に成長させていただきたいなという風に思います。

--電子マネー普及の中でも募金箱を継続する意味は。

やっぱりもちろん電子マネーだったりとか、いろんな形で募金みたいな形はもちろんあると思うんですけど、そういうことじゃなくてですね、人と人とのコミュニケーション、1対1のコミュニケーションで、今日も募金していただいた方が、僕たちが「ありがとうございます」と言った瞬間に逆に「我々もありがとうございます。我々ももっとできることがあると思うんですけど、フロンターレさんを通じていろんな形で支援できるっていうのを我々の感謝の気持ちでもある」という風に言っていただきました。

やっぱりリアルにこういうところで、やることに意味は絶対あると思っていて、もちろんこれから電子マネーで募金したりとか、カードで募金したりとかっていうことはあるかもしれないんですけど、目の前でフェイス to フェイスで向き合って、言葉を交わしながらコミュニケーションをとりながら、お金をいただくこともそうなんですけど、気持ちをいただく、我々は気持ちを伝える、ことがすごく重要だと思ってます。

ですのでフロンターレとしてはもちろんいろんな形での交流もしくは2Wayのコミュニケーションもあると思うんですけど、我々としてはリアルにサポーターと向き合って、もしくは市民の方と顔を向き合わせていろんな活動をしていくことによって、もしかしたらフロンターレに興味をもってもらう、きっかけになってもらう可能性もあると思いますし、いろんな形でフロンターレが川崎の方々、もしくはフロンターレを興味をもってくださった方々に対して、あ、こういうことをやっていて、こういう人たちと一緒に活動をしたいとか、この人たちと一緒に、もしくはこの人たちとともになにかできるかもしれないと思ってくれる方も、実際今日そういう方もいらっしゃったので、こういう場でリアルに実際に言葉を交わして、世の中を少しでも良くしていける可能性はあると思っています。

そういう意味でもこういう活動は、アナログではありますけどフロンターレの活動としてあえてこういう活動は続けていきたいと思います。


■稲本潤一さん・鎌田次郎さん囲み取材


--活動を終えて感想は。

(稲本さん)
僕自身は久しぶりにこういう活動はさせていただきましたし、やっぱりこういう復興支援を風化させないことは大事だなと改めて思いました。

(鎌田さん)
僕もこういう活動は初めて参加させていただいて、たくさんの子どもたちがともに参加してくれて、彼らは震災の時には生まれていなかった存在なのでそういう子たちにも伝えていかなければいけないという風に思いました。
こういう遠い地で、川崎サポーターのみんなが活動をしてくれているというのが子どもたちに伝わればすごくいいなと思いますし、こういうところで僕もいろんな手助け、協力ができるようにれから活動していきたいなっていう風に思いました。

--震災後の再開試合(川崎対仙台)の記憶は。

(稲本さん)
正直、試合していいのかなっていう気持ちもありましたし、仙台と当たるっていうので非常に難しい試合だったっていうのは記憶にありますね。

(鎌田さん)
僕も試合が決まってしまった以上、やるしかないっていう感覚の中で、でもほとんどはやっぱり不安、「ほんとにこれできんのかな」でした。
メンタルの面もそうですしコンディションの面でも不安はすごくあった中で、でも笛が鳴ったら走らなきゃいけないっていうのがプロサッカー選手でもあるので。
ただやっぱりいいコンディションではなかったけど、本当にいろんな方の応援とか、見えない力があったと思うんですけど、そういうところに助けられて 90分走りきれた話だったと思います。

--鎌田さんは当時、時間の経過を忘れたという趣旨の発言があったが、無我夢中だったか。

(鎌田さん)
本当に試合前は90分ちゃんと試合を終えられたらそれだけでいいって思って入ったんで、時間を気にする余裕はなかったですね。

--結果的に負けたフロンターレとしては。

(稲本さん)
ま、やりづらかったというのはありますけど、結果としては僕たちは負けてしまいましたけれども、仙台の方、被災された方々を勇気づけられるのかなとも思いましたし、僕たちサッカー選手はサッカーしか、皆さんの力にはなれないので、僕たちの姿を見せることしかできないっていうのを、改めてその試合でやっていこうという気持ちがありました。

--サッカーの持つ力は。

(稲本さん)
観てくれる人たち次第だと思うんですけど、やっぱり言葉以上に伝えられると思いますし、やっぱりサッカーでしか皆さんの感情を揺さぶることができないというのが確実にあると思うので、それができるサッカー選手というのはすごく素晴らしい仕事だなと思いますし、人々に夢を与えられる職業だなと思いました。

(鎌田さん)
本当にあの当時は、どんだけ人のために戦えるかっていうのがテーマでもあり、それを成し遂げることができた年だったと思います。
それをやっぱり次の世代に伝えていくっていう仕事を僕は今指導者として子どもたちにやっていますが、サッカーのうまい下手とか、勝った負けたとかは正直どうでもよくて、何のためにサッカーをやっているのか、応援してくれる人が絶対いるから、そのためにまずはやるんだよっていうことを伝えているし、それを学んだ試合でした。

--稲本さん、鎌田さん2人での活動については。

(稲本さん)
まあ相模原で一緒だったんですけど、まさか今日次郎が来ていると思わなかったんで、やっぱりディフェンスなんですごく声が通るんで、そのおかげで多くの方が止まってくれましたし、やはりこういう縁だと思うんで、こういう活動も来年も再来年も一緒に続けていけたらなと思います。

(鎌田さん)
いや、もう今日は皆さんにサプライズで。ただ近くで活動しているんで、本当に夕イミングが合えばすぐ来れる距離ですし、フロンターレサポーターとベガルタサポーターのほんと友好的な関係はいつまでも続くと思うんで、そこに僕が協力できることがあれば何でもやりたいと思います。




皆さんの思いが伝わってくる、15年目の東日本大震災復興支援街頭募金活動でした。

川崎フロンターレは「支援は、ブームじゃない。」を合言葉に、これからも「Mind-1ニッポンプロジェクト」として、またさまざまなかたちで被災地との縁をつなぎ、共に課題解決を図る活動を推進していくことでしょう。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 川崎フロンターレが15年目の東日本大震災復興支援街頭募金活動を溝の口で実施、稲本潤一さんや元ベガルタ仙台鎌田次郎さんらも参加
【準備中】

また今回も、Mind-1ニッポンプロジェクトによる東日本大震災復興支援街頭募金活動の模様と、中西哲生さん、稲本潤一さん・鎌田次郎さんの囲み取材を武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開させていただきました。

囲み取材はノーカットで収録しておりますので、是非ご視聴ください。

【関連リンク】
(川崎フロンターレの東日本大震災復興支援活動)
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる街頭募金活動
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