横須賀線武蔵小杉新駅ロータリーの最終図面
いよいよ横須賀線武蔵小杉新駅ロータリーの工事が開始されること
となり、地元への説明会も行われて詳細が明らかになりました。
2008/1/31エントリで図案を取り上げて以来、1年以上経過しての
続報になりますが、最終図面として詳細なものになっています。
■横須賀線武蔵小杉新駅ロータリー平面図
こちらが図面ですが、見ての通りバスの乗降所が3箇所設置され、
路線バスの発着が行われます。乗り入れを行うのは川崎市営バス、
東急バス、臨港バスが予定されています。
また、図面上で濃い色になっているのは歩行者用上屋で、平たく
言うと屋根が設置されることがわかります。横須賀線の改札口から
ロータリーを囲んで設置されていますので、雨に濡れずに利用でき
ることがわかります。
ロータリーの線路寄りには4階建ての駐輪場(1,300台)が設置され
るのはわかっていましたが、新幹線の高架下にも駐輪場(200台)が
設置検討されていることがあきらかになりました。
■ロータリーイメージ図
図面をイメージ図にしたものがこちらで、ロータリーに屋根が設置
されているのがよくわかります。また、4階建ての駐輪場は結構背が
高いですね。
イメージ図の右下には都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の交差点
がありますが、ここには信号機が設置されます。また、ロータリー
地区を禁煙にするかどうかも検討されているようです。交番の設置も
期待されましたが、それは東急武蔵小杉駅のC地区のロータリーに
設置される見込みとなっている旨説明がなされています。
■レジデンス・ザ・武蔵小杉裏手の歩行者通路
ちょっと意外だったのは上記の図面で、レジデンス・ザ・武蔵小杉と
中原消防署の間の細い通路を利用して、横須賀線武蔵小杉駅への
歩行者通路を設置するということでした。
確かにあの場所には微妙な通路がありましたが、駅の利用者に解放
されるとは思っていませんでした。
ただそうすると、横須賀線武蔵小杉駅の利用者が必ずしもデリド武蔵
小杉店の前を通らない、という導線にもなりますね。細い通路ですの
で、ロータリー側がメインになるとは思いますが。
さて、横須賀線武蔵小杉新駅の開業まであと1年となりました。今後
ロータリーに加えて駅舎やホームなどの姿も徐々に立ち上がってくる
フェーズとなりますが、予定通りに工事が進められることを願うばかり
です。
■横須賀線武蔵小杉新駅ロータリー予定地
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2008/1/31エントリ 横須賀線武蔵小杉駅・駅前交通広場の図案
2008/8/11エントリ (仮称)武蔵小杉F1地区分譲マンションの公示
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図
2009/1/28エントリ 新・フローラルガーデン完成と周辺整備