武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2026年
04月14日

武蔵小杉の二ヶ領用水沿いで八重桜が満開に、アジュガなど豊かな春の花々も見頃

中原区内を南北に流れる二ヶ領用水では、ソメイヨシノが葉桜へと姿を変え、代わって八重桜が満開の時期を迎えました。

南武沿線道路近くの「今井上町緑道」周辺では、青空を背景に重厚感のあるピンク色の花びらが幾重にも重なり、道行く人の目を楽しませています。

■二ヶ領用水・今井上町緑道の八重桜が満開に、アジュガなど豊かな春の花々も見頃


■満開になった八重桜の花弁


こちらの八重桜は、その名の通り数多くの花びらが重なり合って咲くのが特徴ですね。
ソメイヨシノに比べて開花時期が1週間から2週間ほど遅く、ちょうど散り際の寂しさを埋めるように咲いてくれます。

花と同時に茶褐色の若葉が芽吹くのも特徴で、この時期特有の鮮やかなコントラストが、緑道の景観に深みを与えています。

■今井小学校3年生による、二ヶ領用水のいきもの・植物調べ


先日弊紙では、今井小学校3年生が二ヶ領用水の生き物や植物を調べ、ポスターにして掲示した話題をお伝えしました。

児童らこの場所を大切に守ろうとする姿勢に触れた後で眺める花々は、いつも以上に愛着をもって感じられます。

■ハナミズキ




二ヶ領用水沿いの空を見上げると、ハナミズキも白い花を咲かせ始めていました。
花びらのように見えるのは「苞(ほう)」と呼ばれる葉が変化したもので、中心にある小さな粒のような部分が本来の花にあたるのだそうです。

青空に向かって花弁を広げるような独特の咲き姿は、気温の急上昇もあいまって二ヶ領用水に初夏の訪れを予感させてくれます。

■芝桜(シバザクラ)


足元に目を向ければ、ピンクと白のストライプが可愛らしいシバザクラが地面を彩っていました。

サクラに似た形の花を咲かせ、芝生のように広がることからその名がつきましたが、非常に乾燥や暑さに強く、斜面や縁石の隙間でも元気に育ちます。

■アジュガ


また、青紫色の小さな花を塔のように直立させているのはアジュガです。
和名では「十二単(じゅうにひとえ)」という、重なり合う花びらの様子を伝統的な装束に見立てた風雅な名前がついています。

ランナー(匍匐茎)を伸ばして地面を覆う性質があり、日陰になりやすい緑道沿いでも力強く咲く、春の隠れた主役といえるでしょう。

■ラナンキュラス・ラックス


こちらは光沢のあるオレンジ色の花びらが目を引く、ラナンキュラス・ラックスです。

一般的なラナンキュラスとは異なり、花びらにワックスを塗ったような独特のツヤがあるのが特徴で、道行く人が思わず足を止めるような華やかさがあります。

切り花としても人気ですが、屋外で自然光を浴びて輝く姿もまた趣があるように思います。

■今井上町緑道の八重桜






■八重桜の切り株も


緑道沿いには、満開の八重桜とともに、八重桜の切り株も残されていました。
断面は空洞になっていますので、おそらく倒木リスクから伐採せざるを得なかったものと思います。

八重桜の寿命も、ソメイヨシノと同程度の40~60年程度のようです。

今井上町緑道から渋川へと続くこの一帯は、季節ごとに多様な植物がバトンを繋いで、私たちの目を楽しませてくれます。

■新緑の並木道


【関連リンク】
2026/2/28エントリ 中原区有数・江川せせらぎ遊歩道の河津桜が満開、鏡面世界に映る花弁も美しくヒヨドリ参集
2026/3/22エントリ 二ヶ領用水など武蔵小杉周辺各地で春の訪れ告げるソメイヨシノ開花、3/29(日)「第46回こすぎ花見市」も開催へ
2026/3/29エントリ 武蔵小杉の風物詩「第46回こすぎ花見市」好天のもと大盛況、曲芸師・石黒ヨンペイさんらステージも盛り上がり
2026/4/3エントリ 2026武蔵小杉の桜の時。旧市民ミュージアム最後の春、ソメイヨシノ老木化で各地で伐採も
2026/4/10エントリ 今井小学校3年生が武蔵小杉「今井上町緑道」に掲示、二ヶ領用水のいきものと植物調査の啓発ポスター

Comment(0)