武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2026年
07月17日

武蔵小杉の南武線沿い電柱支線などで見かける、「黒いソーセージ型の物体」の正体

JR武蔵小杉駅の近く、南武線の線路沿いを歩いていると、ちょっと気になる物体が目に留まりました。
そこにある電柱を斜めに支えるワイヤー(支線)に、黒くて丸みを帯びた、まるでソーセージのような物体がいくつも取り付けられています。

今回はこの物体の正体に、フォーカスしてみました。

■武蔵小杉の南武線沿い電柱などで見かける、「黒いソーセージ型の物体」の正体




近くに寄ってその物体を大きく捉えてみました。金属製のワイヤーを包み込むように、プラスチック製とみられる筒状の器具が固定されています。

この一見ユーモラスな形をした物体の正体は、「つる巻きストッパー(防止具)」(またはかずら巻きストッパー)と呼ばれるものです。

その名前の通り、アサガオやクズ、ツタといったつる性植物がワイヤーに絡みつくのを防ぐための重要な役割を担っています。

■地面から斜めに伸びる視線はつるが絡まりやすい


地面付近から斜めに伸びる支線は、植物にとっては非常に登りやすい格子のような存在になってしまいます。

もし植物がこのワイヤーを伝って電柱の最上部まで登り切ってしまうと、送電線や高圧機器に接触して漏電やショートを引き起こし、重大な停電トラブルや列車の運行障害に繋がりかねません。

このガードは表面が滑らかな球体・筒状になっており、植物のつるが巻き付くための引っかかりを無くすことで、それ以上上へ登れないようにする仕組みになっています。

足元には視認性を高めるための黄色と黒の縞模様のカバーがあり、その少し上の位置にこの黒いガードが整然と並んでいます。
私たちの生活や鉄道の安全な運行を陰で支える、大切なインフラ設備の一つです。

■シンプルながら重要な役割


「つる巻きストッパー」は、非常にシンプルな構造でありながら、自然の生命力を巧みに受け流すための工夫が凝らされているのが伝わってきます。

■南武線が通過


ちょうど撮影していると、黄色と茶色のラインが入った南武線の車両が武蔵小杉駅を発車し、つる巻きストッパーのそばを通り過ぎていきました。

普段、お仕事や通学の乗り換えでこの通路を行き交う際にも、フェンス越しに少し目を凝らしてみると、この「黒いソーセージ」を見つけることができます。

何気ない街の景色の中にある安全の秘密に、今回は触れてみました。

■武蔵小杉ライフ公式Instagram

本件は武蔵小杉ライフ公式YouTubeチャンネル/Instagram/TikTokでも動画版を公開しておりますので、あわせてご視聴ください。

【関連リンク】
名伸電機 つる(かずら)巻きストッパー

Comment(0)