「iTSCOMスポット武蔵小杉」駅構内にオープン
2009年4月10日、東急武蔵小杉駅の南口改札付近に、四角い物体
が登場したのをご覧になりましたでしょうか。東急沿線をカバーする
ケーブルテレビであるiTSCOM(イッツコム)の体験&相談ブース、
「iTSCOMスポット武蔵小杉」です。
先日コメントで情報もいただきましたが、駅構内に突如出現した存在
感のある物体、ということで気になっていたもので、今回訪問してみま
した。
■iTSCOMスポット武蔵小杉
iTSCOMは再開発等で人口増加の著しい武蔵小杉周辺地区を重視
しているようで、2008年7月に中原支局を開設しています。人口増加
もさることながら最近ではデジタル放送への対応など、中原支局へ
の相談・問い合わせが増加していることもありiTSCOMスポット武蔵
小杉をオープンすることとなったものです。
■イッツコム中原支局 「iTSCOMスポット武蔵小杉」がオープンしました。
http://www.itscom.net/info/branch/nakahara/news/090410.html
上記リンク先にレポートがありますが、当日テープカットも行われ、
武蔵小杉周辺再開発協議会の松本会長も参加されていました。
■iTSCOMスポット武蔵小杉の入口
さて、ブースの内部ですが、大きく分けて体験コーナーと相談カウ
ンターという2つの機能がありました。
■インターネット体験
体験コーナーでは、iTSCOMの提供するサービスのうち、インター
ネット接続の速度、電話回線の品質、デジタル放送などを実際に
体験することができるようになっています。
■相談カウンター
一方、相談カウンターでは、サービスに関する相談や申し込み、デジ
タル放送対応や、機器の設定方法などの相談をすることができます。
■iTSCOMデジタル放送対応機器
この相談コーナーには、iTSCOMのデジタル放送に対応している
機器(セットトップボックス)が全て用意されており、その接続端子も
カウンターに用意されています。
■カウンターに設置された接続端子
機器の接続が不得意な方も多いそうで、実際にこの接続端子に機器
を接続して、接続方法や操作方法を教えてもらえるようになっていま
す。
ところで、ブース内でちょっと興味を引かれたのは、緊急地震速報の
端末でした。
■緊急地震速報の端末
これは、気象庁の緊急地震速報をiTSCOMの通信網によりこの端末
に配信することで、揺れる前に警告を発する機器なのだそうです。
■iTSCOM 緊急地震速報
http://www.itscom.net/safety/eew/index.html
iTSCOMスタッフの方によると「地震への不安ををあおるものではない
ので」とのことで割合ひっそりとブースに展示してありましたが、最近
はマンションでも耐震や免振構造がセールスポイントになっており、
地震対策は気にされている方もそれなりに多いのかな、と思いました。
ブース内はだいたいこんなところですが、このブース、営業時間外は
扉が閉まってサイコロのような箱型になっています。
■営業時間外のiTSCOMスポット武蔵小杉
このブースの形状は、なかなか面白いですね。左側のブースの外側
にモニター画面が設置されていますが、これは営業時間外も映像を
流せるように調整中とのことでした。
思いつきレベルで、サッカーの代表戦やフロンターレ戦中継などイベ
ント的なものをこの場所でできないのかしら? と考えたのですが、
スタッフの方よるとそれはNGとのことでした。
鉄道駅構内でたくさんの人が通行しますし、実際にやった場合には
かなりの人だかりになってしまうでしょうから、安全上の理由で難しい
のでしょう。
以前のエントリでも書きましたが、街にそういう「遊びのスペース」が
あると楽しいと思うんですけどね。
先日は同じく東急武蔵小杉駅構内のフラマンドールが閉店し、ヴィ・
ド・フランスになるという話題を取り上げましたが、駅構内も少しずつ
移り変わっていくのでしょう。
【関連リンク】
イッツコム中原支局 公式ウェブサイト
2009/4/14エントリ 武蔵小杉駅構内のフラマンドール閉店、ヴィ・ド・
フランス開店へ