「太郎の夢」おかふじバージョン
川崎市の銘菓、「太郎(TARO)の夢」の各バージョンをご紹介する
シリーズ3回目は、サライ通り商店街の「おかふじ」バージョンです。
少しだけ「太郎の夢」についておさらいしますと、これは川崎市ゆかり
の芸術家・岡本太郎氏の「岡本太郎美術館」が1999年10月に完成
したのを記念に作られた和菓子です。
岡本太郎氏の作品のように既成概念にとらわれないお菓子づくりを
テーマに、加盟店がそれぞれ自由に「太郎の夢」を創作しているのが
特徴となっています。
これまでに取り上げた1回目「菓心桔梗屋」、2回目「泉心庵」につい
ては、関連リンクの過去エントリをご参照ください。
■おかふじ
さて、今回ご紹介する「おかふじ」は、サライ通り商店街の西寄りに
ある和菓子屋さんです。2009/4/21エントリでご紹介した武蔵小杉の
ポイントカード、「なかよしスタンプ会」の加盟店でもあります。
(店先の右端になかよしスタンプ会の赤い看板があるのが、写真でも
わかります)
■「太郎の夢」おかふじバージョンの包装
さて、「太郎の夢」の包装には、おなじみのロゴマークが貼付されて
います。
■「太郎の夢」おかふじバージョン
そして、「太郎の夢」おかふじバージョンは、パイ生地でした。あれ、
これは泉心庵バージョンと同じかしら? と思って中を見てみると、
■「太郎の夢」おかふじバージョンの中身
中には、栗がまるまるひとつ栗あんと一緒に入っていました。これも
泉心庵バージョンと同じですね。パイ生地の包み方などが違うよう
ですので、全く同じもの、というより、おのおの自由に創作した結果、
偶然非常に似た和菓子になった、ということのようです。
おかふじバージョンも、パイ生地とあんこの組み合わせがマッチして、
おいしく食べることができました。
ところで、川崎市の定額給付金の書類が各ご家庭に届いていますが、
それに同封された「かわさき名産品」一覧に「太郎の夢」がいくつか
含まれていました。
■定額給付金書類同封「かわさき名産品」一覧
中原区では、桔梗屋バージョンと泉心庵バージョンが「かわさき名産
品」に認定されていましたが、「おかふじ」では太郎の夢ではなく、別
の和菓子が認定されていました。
定額給付金で「太郎の夢」・・・ということもあまりないかと思いますが、
不定期シリーズの第3回としてご紹介いたしました。
【関連リンク】
川崎市公式ウェブサイト 2009かわさき名産品
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:和菓子
2008/11/26エントリ 「太郎の夢」菓心桔梗屋バージョン
2009/2/21エントリ 「太郎の夢」泉心庵バージョン