武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2008年
11月26日

「太郎の夢」菓心桔梗屋バージョン

hatsushimo.gif

「太郎の夢」(TAROの夢)という和菓子をご存知でしょうか。

これは、川崎市ゆかりの芸術家・岡本太郎氏の「岡本太郎美術館」が
1999年10月に完成したのを記念した和菓子です。岡本太郎氏の養女・
とし子氏の協力のもと、川崎市と川崎市菓子協議会によって作られま
した。

岡本太郎氏の作品のように既成概念にとらわれないお菓子づくりを
テーマに取り組まれたプロジェクトで、川崎市菓子協議会の加盟店が
試行錯誤を重ねたものですが、ひとつ大きな特徴があります。
それは、「太郎の夢」という和菓子のかたちをひとつに固定するのでは
なく、加盟店がおのおの自由に「太郎の夢」を創作したことです。

そのため、現在川崎市内の十数店舗ほどで販売されている「太郎の
夢」は、同じ名前ではありますがそれぞれに違ったものになっています。

中原区内でもいくつかこの「太郎の夢」は作られていまして、今回は
新丸子のIDAIモールにある「菓心 桔梗屋」バージョンをご紹介したい
と思います。

■新丸子・IDAIモールの菓心 桔梗屋
新丸子・IDAIモールの桔梗屋

現在、季節限定の「みかぼ焼き」が人気の桔梗屋ですが、店内の
陳列棚を見ると、「太郎の夢」が並んでいます。

■菓心 桔梗屋の「太郎の夢」
桔梗屋の「太郎の夢」

桔梗屋の「太郎の夢」(開封)

これは、あんこをスポンジ生地で包んだものですね。ふんわりとして
いて、普通においしく食べられました。洋風あんで、和菓子と洋菓子の
中間くらい、という感じでしょうか。
既成概念をくつがえす、というようなパンチ力のあるものではありま
せんが、無難に食べられるのではないかと思います。1個130円で
販売されています。

■菓心 桔梗屋公式ウェブサイト 太郎の夢
http://homepage3.nifty.com/KIKYOYA/taro/taro.htm

個人的には、今だったらあったかいみかぼ焼きの方がいいかな・・・と
思いますが、地域プロジェクトとして面白かったものですから、ご紹介
いたしました。
また次回、別のお店のバージョンを取り上げたいと思います。
さすがにコンプリートは無理だと思いますが・・・。

【関連リンク】
菓心 桔梗屋 公式ウェブサイト
iDAiモール 公式ウェブサイト
川崎市岡本太郎美術館 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:和菓子 菓心 桔梗屋
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