武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
…というと、何やら物々しいタイトルですね。私事となり恐縮ですが、
昨年第二子を出産しました。そのとき、お世話になったのが、 元住
吉駅そばの「関東労災病院」です。
綱島街道沿いにあり、タワーマンションの立ち並ぶ再開発エリアから
もよく見えるので、ご存知の方も多いですよね。
■関東労災病院(リエトコート武蔵小杉から)
さて、赤ちゃんが生まれる、ということになって、いちばん気になるの
が、どこでお産をお願いするかではないでしょうか。
私自身は、武蔵小杉に引っ越してきてから第一子を妊娠したので、
近くの産科を扱う病院、できれば歩いていけるところ、ということで、
関東労災病院を受診したのです。
正直、お産に対する知識があまりなく、たいして下調べもせずに「近く
て大きい」というだけの理由で選んだ病院だったのですが、結果として、
満足のいくお産ができたなあと思っています。そこで、第一子と同じ
ように、第二子でもお世話になったという次第です。
今後、妊娠・出産を控えていらっしゃる方のために、ご参考になれば
と思い、「関東労災病院でのお産情報」を、あくまで、私一個人の経験
から、レポートしたいと思います。
●健診は予約制です
初診の際は、電話などで問い合わせることになると思いますが、健診
で定期的に通うことになると、次回予約を時間指定でとることになり
ます。時間指定は、たとえば「10:00~10:30」といった具合です。
でも、多くの病院の例にもれず、待ちます。2時間も3時間も待たされ
る、ということは(私は)なかったのですが、「先生が、今朝手術が入っ
て、健診のスタートが遅くなっているので…」ということで、1時間以上
待つこともありました。でも、お産って、時間を選ばないから、そんな
ものかな、先生もたいへんだなあ、と思うぐらいでした。
●分娩予約は件数に制限があります
武蔵小杉周辺の人口増ともかかわりがあるのでしょうか、近年、関東
労災病院では分娩件数が増えたため(2005年は543件。これが毎年
増え続け、2008年は965件!)、病院側も分娩予約数を月80件を
上限とすることで対応しているようです。
そのため、関東労災病院での分娩を考えている人は、早めに予約を
することが必須でしょう。病院のウェブサイトからも予約可能かどうか
を確認することができます。
■関東労災病院 公式ウェブサイト
http://www.kantoh.rofuku.go.jp/
●設備は新しく、キレイ!
建て直したばかりの病院なので、外来病棟も入院病棟も、明るくキレ
イです。医療設備が新しいかどうかは、素人目にはまったく分かりま
せんが…。
■メインエントランスと病棟
さてさて、先生はどう? 助産師さんは?という評判も、これから受診
される方は気がかりかとは思いますが…。
実は私、わりと丈夫な妊婦で、妊娠の経過にあまり問題がなかった
ため「先生の対応が…」とか、あまり気になる点はなかったというのが
正直なところです。
今回は2回目の妊娠で、関東労災病院で出産するのも2回目の経験
だったので、健診もさらりと流してしまったような(笑)。
ただ、これはお産でかかる産婦人科では普通のことと思いますが、
「お医者さん」と「助産師さん」の連携プレーでお世話になるので、健診
で訴えたことで、先生に軽く流されて気がかりなことは、助産師さんに
詳しく聞くなどしたほうがいいと思います。
私は、妊娠中期から腰痛に悩んでいたのですが、先生に聞いても
「あまりひどいなら整形外科などで相談してみても」ぐらいで終わっ
てしまった(実際、そうたいした腰痛でもなかったとは思う)のですが、
それを助産師さんに相談すると、もっと親身に話を聞いてもらえたり
して、身体(心も)のマイナートラブルについては、助産師さんがやは
り頼りになるなあと思いました。
それだけに、助産師さんとは「ウマがあう、あわない」はあると思い
ますが、私も実はひとり「ちょっとこの助産師さん苦手だ…」(そして、
その方にかぎって、よく巡り会う)と思っていた方が、いらしたのです。
でも、ちょっとしたことで、「あ、この方、苦手だと思ったけれども、いい
方だな。ちょっと取っ付きが悪いけれど、温かい気持ちの持ち主なん
だ」と思うことがあり、偏見はソンだなあと思いました。
少なくとも、私に限っていえば、妊娠全期を通して、先生・助産師さん
ともに、気持ちよく健診でお世話になることができました。
ちなみに、健診の基本料金は5000円(2008年のデータです)で、
検査の内容によって、追加料金があるという感じでした。
後編は、お産情報について取り上げてみたいと思います。
【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)