2009年
07月03日

「たんぽぽのはら保育園」中原平和公園隣接で10月16日開園

武蔵小杉広域

先日コメントで情報いただきました通り、中原平和公園に隣接した
「（仮称）元住吉駅周辺保育所」が、「たんぽぽのはら保育園」として
2009年10月16日に開園予定であることが公表されました。

■川崎市公式ウェブサイト　たんぽぽのはら保育園の概要
http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info2169/file1.pdf

この保育園は、当初2009年4月開園予定でしたが、周辺の反対運動
により計画が遅れていました。細かな事情は分かりませんが、とりあ
えず無事に開園にこぎつけることができそうで、良かったです。

■たんぽぽのはら保育園（綱島街道側）

現地では、現在開園に向けて鋭意工事中の状態です。前掲のリンク
にも記載の通り、鉄骨造2階建ての建物になる予定です。写真右側が
マンション、左側が中原平和公園、建物の裏手は市ノ坪中村通公園
です。

■たんぽぽのはら保育園の入口

正面から工事中の建物を見たところですが、現在はまだ鉄骨が組み
あがっているだけの段階です。綱島街道の歩道から建物までは4,5
メートルくらいでしょうか。

■たんぽぽのはら保育園（裏手）

こちらは保育園の裏手、市ノ坪中村通り公園側から工事中の建物を
見たところです。
こちら側から見ても、建物は敷地一杯に建っていますので、やはり
園庭は隣接する中原平和公園や市ノ坪中村通公園を活用するの
ではないかと思います。

園庭のない保育所ですと、場所の確保に苦心するケースもあります
が、このロケーションですと困ることはなさそうですね。移動中の
安全確保にも神経をつかいますので、近場の方が何かと便利かと
思います。

4月に120名定員で開園した「茶々いまい保育園」に続いての開園で、
定員は90名となります。周辺のニーズをどのくらい吸収できるかは
わかりませんが、この開園を待望していた方もいらっしゃることと思い
ます。

■茶々いまい保育園（今井仲町）

Comment(9)

9 コメント

1.元住吉周辺地区の保育園

Simonさん
(2009/07/04 15:30)
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たんぽぽのはら保育園以降の計画は以下の通りです。

平成21年10月16日たんぽぽのはら保育園開園　定員90人
平成22年3月31日住吉保育園廃園定員▲95人
平成22年4月1日子育て支援センターすみよし(住吉幼稚園)跡地保育園開園(住吉保育園の在園児はここに転園) 定員100名
平成23年4月住吉保育園跡地保育園開園定員90人

※武蔵小杉周辺以外の中原区内
平成22年4月中原消防署宮内出張所跡地保育園開園定員120人
平成22年4月新城幼稚園跡地幼保連携型認定こども園定員120人(幼稚園部分を除く)

民営化

武蔵小杉ライフ運営委員会
(2009/07/04 21:55)

Simonさん、いつもありがとうございます。

住吉保育園は、いわゆる公立保育園の民営化というやつですね。
川崎市の方針として今後も進められていくのでしょうが、
不安を持つ方も多いようです。

6月の朝日新聞の調査では、県庁所在市、政令指定市、中核市と
東京23区の計94市区を対象に待機児童数を調べていますが、
1位が横浜市（1,290人・前年比82%増）、2位が川崎市（713人・
22％増）という結果でした。神奈川県はかなり厳しいデータに
なっているようですね。

なかなか簡単には解消はされない問題なのでしょうが、今後の
推移も見守っていきたいと思います。

2.中原区の待機児童

Simonさん
(2009/07/05 07:10)
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川崎市が公表した2009/4/1現在の中原区内の待機児童の情報から小杉周辺を分析してみました。
（URLを参照してください。)
欠員のある保育園 (何れも3歳児以上の欠員です。)
小田中保育園欠員2名
南平間保育園欠員8名
井田保育園欠員11名
茶々いまい保育園欠員14名
キッズプラザアスク新丸子保育園欠員16名
欠員合計51名
調べると結構あるものですね。参考までに昨年4月の欠員合計は18だったので、それに比べると大幅に増加しているのがわかります。

これと待機児童数を比べると。。。
待機児童総数113名の内3歳未満の待機児童は106名で3歳以上の待機児童は7名に過ぎません。
（長寿保育園4名・すみれ保育園1名・茶々いまい保育園2名）

今後の保育園新設をどのように進めていくのか、考える機会になるかも知れません。
（新設保育園を例えば保育所型認定こども園にして、保育に欠けていない4歳児以上を一部受け入れする等）

新設の保育園の状況
*茶々いまい保育園は4歳児・5歳児の入所応募が少なかったのが原因のようです。
（年中19名・年長8人）
*キッズプラザアスク新丸子保育園は3歳・4歳・5歳児の入所応募が極端に少なかったようです。
（年少・年中・年長を併せても入所児4人 ....)

井田保育園も年中・年長に欠員が見られます。（収容児は年中17名・年長4名）
（昨年の収容児は年中1名・年長0名だったので、それに比べて改善していますが)

年齢

武蔵小杉ライフ運営委員会
(2009/07/05 10:52)

Simonさん、コメントありがとうございます。

3歳児以上については、場所によって結構欠員があるもの
ですね。大規模マンション等による人口流入は、どちら
かというとこれから出産の波が来ますから（マンション
購入→入居→生活が落ちついて出産という流れが多いので）、
年齢による偏りはより強くなる傾向が出るかもしれません。

現況にあわせた施策を考えることが必要ですね。

3.木月伊勢町地内保育所の設置・運営法人募集

Simonさん
(2009/08/05 04:10)
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住吉保育園は園児を住吉幼稚園跡地に建設される新設保育園に平成22年4月に転園させ、廃止されますが、住吉保育園跡地に建設される(仮称)木月伊勢町地内保育所の設置・運営者の募集が発表されました。
これによると、従前は定員90名だったのが定員100名に拡大されています。

現在の住吉保育園が定員95名なので、跡地の新設園が定員90名では格好が悪かったのでしょうか?

改善か改悪か

武蔵小杉ライフ運営委員会
(2009/08/05 08:47)

Simonさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

民営化の件など、現状を変えるさまざまな施策で取り沙汰
されるのは、それが改善なのか改悪なのか、という点ですね。
行政は「サービス向上ですよ」とうたい、市民は「体のいい
サービスカットじゃないの？」と疑う構図がよくあります。

そういう意味では定員は目につきやすいですから、従来の定員が
念頭にあったのではないかな、と私も思います。
（基本的に新設であっても、ですね）

4.平成21年度開園の保育園(リマインド)

Simonさん
(2009/08/05 09:09)
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平成21年度に開設した、又は開設する予定の武蔵小杉周辺の保育園は以下の通りです。

(認可保育園)
4/1 茶々いまい保育園 (120名)
4/1 キッズプラザアスク新丸子保育園 (60名)
5/1 ベネッセチャイルドケアセンター武蔵小杉 (60名)
10/16 たんぽぽのはら保育園 (90名)

(小規模認可保育園)
該当なし

平成22年度は、民営化に伴う移転を除き、新築がありませんので今年程の定員増は望めません。

再度

武蔵小杉ライフ運営委員会
(2009/08/05 21:26)

リマインドありがとうございます。
とりあえず新設は一段落、というところでしょうかね。

5.川崎市が「保育緊急５か年計画」（改訂版）骨子を発表

Simonさん
(2009/09/15 07:20)
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これによると、平成22年度～平成24年度までの3年間で毎年1000名以上の定員増加を図るとの事です。

また、保育園の収容年齢層も出産・育児休業で需要の少ない0歳児を減らし、１・２歳児を増加させる傾斜配分を行うそうです。

でも、私がきになるのは3歳児以上で、今年4月1日の3歳児以上の待機児童は137名です。

それに対し、本年開園した2園を含めた整備保育園（小規模と認定こども園（保育所部分）含む）の3歳児以上の入所定員は736名程度と推測されます。
従って、大幅な欠員が予想されます。
他方問題の、0～2歳児の定員は441名と推定され、本年度の0～2歳児の待機児童576名と比較して来年度も待機児童がこの年齢層に集中する事は明らかです。

但し、小規模認可保育園を全て乳児保育園とすれば、定員合計は574名になり、認可外保育施設と併せてこの年齢層の待機児童は発生しなくなる事が予想されます。（この試算でも、3歳児以上の欠員状況は改善されません。）

見直し

武蔵小杉ライフ運営委員会
(2009/09/15 18:44)

Simonさん、詳細な分析ありがとうございます。
以前コメントいただいた、年齢ごとの需給の偏りの件ですね。

保育緊急5ヵ年計画の見直しで、多少なりとも年齢ごとの
傾斜配分の考え方が出てきたのは良かったと思いますが、
ご指摘の3歳児以上については川崎市はどのように考えて
いるのでしょうね。
数字が明白だとすれば、要するに足し算と引き算の話ですから、
認識はしていると思うのですが。

とりあえず、計画の見直しは必要と思いますし、今後も
必要があるのなら何度でも見直せば良いと思います。

6.保育園事情

GEST mamaさん
(2009/09/15 08:21)
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本当に保育園困っています。
何か方法はないでしょうか？
１歳児のたんぽぽのはらは約6倍の人数の申し込み。ほとんどの子供たちが認可保育園にいけません。みなさん認可保育園待ちの人ばかりです。
本当に普通に考えて今回落ちた人は60名近くいます。本当に待機児童は公表されているだけなのでしょうか？
22年度以降に保育園が増えても今の子供たちが本当にはいれるかどうか。。。。不安です。
保育園がもっともっと早くできるような何かよい方法はないでしょうか？

実情と実感

武蔵小杉ライフ運営委員会
(2009/09/15 23:58)

GEST　mamaさん、こんにちは。コメントありがとう
ございます。

たんぽぽのはら保育園、倍率6倍でしたか。それはなかなか
大変なことですね。それでは皆さん困っていらっしゃる
ことと思います。

待機児童についてですが、これは「認可保育所に入所申請
をしているが入所できない」児童のことをいいますね。
つまり、自分で状況を調べるなり行政に相談するなりして
現状を把握した結果、「入所は到底無理」である事実を
理解して申請手続きに至っていないケースはカウント
されません。
行政としてはそれ以外に捕捉しうる数値がない、という
ことではあるのでしょうが、これですと「なるべく申請を
あきらめてもらえば待機児童が減少する」、ということに
なってしまいます。
（実際「申請しても無駄なので申請しないように」という
ような対応を受けた、という証言を聞いたことがあります）

待機児童の数字そのものが真実か、ということはわかりま
せんが、実情や実感とは乖離する部分があるのではないか、
と私も思っています。

保育園を早急に整備する方法ですが、なかなか妙案は
ありませんね。
民間主体での整備となっていますので、川崎市の募集に
対してすぐに事業者からの応募がなかったり、川崎市
だけの意向では進んでいかないところもあります。

このあたりの保育政策は、今度の市長選挙でも争点の
ひとつになるのではないでしょうか？

7.待機児童の定義

Simonさん
(2009/09/16 05:02)
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待機児童は以下の定義によります。

保育所入所申込者-地方単独保育事業利用者-他に利用可能な保育所があるのに入所しない者-広域受託保育申込

となります。

なので、単純にＡ保育所の入所倍率が6倍で入所定員が10人だとしても、待機児童は60名にはなりません。

1歳児で入所が難しいというのは、年齢構成のアンバランスによるものと考えます。

3歳児以上の場合は、そもそもの入所定員が0～2歳児より多いのに加えて、幼稚園という別の選択肢が存在するため待機児童が発生しにくい構造であるのに対し、0～2歳児は保育所（または認可外保育施設）しか選択の余地がない為、どうしても偏ってしまうのです。

保育所の新設は３つの大きな問題があり、容易ではありません。

1.　用地確保の問題
　都市化した地域でのまとまった用地の確保は、それ自体が希少であり、かつ高価です。
他用途の用地転用の場合、土壌汚染等の対策も必要になる場合があります。

川崎市では近年、市有地の一部を無償貸与する形で保育所の建設を進めてきましたが、土地そのものが有限な資源であるので限界があります。

2. 財政の問題
公営保育園にせよ、公設民営にせよ、純粋な民営にせよ、保育園の運営には多額の税金が投入されます。財政の許す限りというしばりがでます。

3. 要員確保の問題
保育園は、保育士の他に、0歳児の保育を行う場合は看護師の配置も必要になります。
この2職種は、求職難の状況が続いており、要員確保が容易ではありません。また退職率も非常に高いのが特徴です。

土地の問題の別の解決方法として、土地収用を行い、マンション計画地そのものに収容発動するという大技もつかえなくはありませんが....

ノーカウント

武蔵小杉ライフ運営委員会
(2009/09/16 19:38)

Simonさん、コメントありがとうございます。

第一志望の認可保育園以外が入れる状態である場合や、
やむを得ず無認可保育所などを利用されている場合も
カウントされないのでしたね。
年齢ごとの偏りについては、定員の年齢内訳自体を大胆に
弾力化してしまった方が良いような気もしますが、
人員体制の問題だったり、簡単ではない部分があるので
しょう。

新設については、最近はマンション開発の際の保育所
併設に金銭的な優遇措置を取るという促進施策もあり
ましたね。

8.ありがとうございまいした

GEST mamaさん
(2009/09/16 08:34)
[Edit]

コメントへの返信ありがとうございました。
また待機児童の基準なども教えていただいてなるほどというところもありました。
本当に困っていますが、現状待つしかないといったところなのですね。。。。
市長選は気になるところです。
しかしながら働く親としては、子供が社会生活の第一歩となる保育園での環境を重視してしまい、認可保育園をと思ってしまいます。
区役所の方には、引越しを勧められるなどすると
なんとも悲しい思いです。
私たちの市なのに何も出来ない歯がゆさがありましてすがる思いでコメントしました。
すこし落ち着きました。
もしも保育園が子供にとって望ましいと思えるところに入れないようであれば、仕事をやめるなどという選択肢も考えつつと思います。
また何かありましたら、質問、コメントさせてください。
ご丁寧にありがとうございました。

歓迎です

武蔵小杉ライフ運営委員会
(2009/09/16 19:49)

GEST　mamaさん、コメントありがとうございます。

引越しを勧められるということがあったのですか。
今現在の現実的な提案をされたということかもしれませんが、
行政の義務の放棄ですね。

「それでしたら引っ越しをされた方が・・・」

これは私の感覚としてはありえません。
ありえませんが、残念ながら私も同じ様な話をされた、という
証言をこれまでに聞いたことがあります。・・・ちょっと悲しく
なりますよね。

納得のいく結論は難しいかもしれませんが、なるべく
良い環境を得られることを願っております。

武蔵小杉ライフとしても、情報の発信というかたちで
多少なりとも役立てるようつとめていきたいと思います。
コメントやご意見はいつでも有難く頂戴しておりますので、
お気軽にどうぞ！他愛のない話でも何でもOKです。

9.補足

Simonさん
(2009/09/17 05:38)
[Edit]

>やむを得ず無認可保育所などを利用されている場合もカウントされない

この点は補足します。

認可外保育施設（無認可保育所）の内、地方自治体が独自に助成を行う施設（地方単独保育事業）に入所する児はカウントしません。
※川崎市では家庭保育福祉員（保育ママ）・おなかま保育室・認定保育園・かわさき保育室・商店舗活用保育施設がこれに該当します。

事業所内保育施設（病院内保育所・事業所内保育所）・駅型保育所といった国費で助成を行う施設の入所児は<ins>カウントされます</ins>。
（試験に出ますので覚えておいてください。（笑））

>しかしながら働く親としては、子供が社会生活の第一歩となる保育園での環境を重視してしまい、認可保育園をと思ってしまいます。
お子様からみてお父様・お母様の何れか一方に事業所内保育施設があるのなら、事業所内保育施設の利用も検討してみてはいかがでしょうか？
事業所内保育施設は、社会福祉施設としては認可外保育施設に類型され（これ故に「無認可保育所」という用語を使わなくなりました。）ますが、正しくは従業員向け福利厚生施設で、国の統計でも事業所内保育施設は、園庭等の一部の項目を除き、認可保育園を上回る施設が多いという結果が出ています。

ありがとうございます

武蔵小杉ライフ運営委員会
(2009/09/17 08:04)

Simonさん、補足ありがとうございます。
補足いただいた内容については、あえて細かくは書か
なかったのですが、より正確ですね。

事業所内保育所は設備が優れているという調査結果があるんですか。
確か、ユニオンビルの中に富士通の保育施設がありましたかね。
ただ、従業員専用で、保有しているのも多くは大企業に
限られるものと思います。（保有していてもそれが近隣に
なければ意味がないですね）

元々所属する会社に恵まれた福利厚生があれば苦労は
されないというか、まず検討はされているのでは、と思いました。