府中街道拡幅進捗と武蔵小杉駅南口線のT字路
先日smitchさんから情報いただきましたが、府中街道の拡幅が
進んでおり、都市計画道路 武蔵小杉駅南口線とのT字路部分等
の既存建築物の取り壊しが始まりました。
■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線とのT字路
これは府中街道側から都市計画道路を撮影したものですが、左側
の建物が取り壊されています。
■T字路のカーブ
過去エントリでも取り上げましたが、現在は上記写真のように、
建物と電話ボックスを回避するために都市計画道路の南端部分で
歩道がなくなり、不自然なカーブになっています。
今回の建物取り壊しにより、このT字路の改良(というか、当初計画
の完成)に着手することができそうです。すぐに着手するかどうかは
確認していませんが、横須賀線武蔵小杉駅が開業すればロータリー
へのアクセス道路として交通量も増加するでしょうし、まさか府中
街道の拡幅まで放置することもないでしょう。
上記のほか府中街道拡幅工事では、綱島街道と交差する市ノ坪
交差点付近でも、1箇所建物の取り壊しが始まっていました。
■市ノ坪交差点付近の建物取り壊し
ここは、市ノ坪交差点より東急武蔵小杉駅寄りで、リンガーハットと
1軒挟んだ隣です。こちらの写真は数日前のものですので、本日
現在では多少工事が進んでいるかもしれません。
現在の府中街道拡幅の予定ですが、以下のようになっています。
■府中街道拡幅 市ノ坪工区(約600m)
①東横科学~市ノ坪交差点 2009年度工事着手 2011年度完成目標
②市ノ坪交差点~東急高架下 2009年度用地取得開始 2012年度完成目標
2009/7/13エントリでも取り上げました通り、この市ノ坪工区の昨年
度末時点での用地取得率は43%となっています。これまでは専ら
①東横科学~市ノ坪交差点の区間で用地確保が進んでいましたが、
今回は初めて②市ノ坪交差点~東急高架下の用地確保が進捗した
ことになります。
ちょっとまだ先は長いようにも思いますが、とりあえず①の区間に
ついては、かなり進んできました。あとは東横科学用地の取得と、
東京応化工業付近の廃墟の取り壊しを行えば、ほぼ市ノ坪交差点
までの用地は確保できそうです。2011年度完成目標というのも、
現実味を帯びてきたように思います。
■東京応化工業隣接地の廃墟
早々に取り壊しても良さそうな上記の廃墟も、2009/7/13エントリで
取り上げたように2008年12月に川崎市による買収が完了しています。
こちらも放置されている理由がいまひとつわからないのですが、
どこかの段階では取り壊されることになるのでしょう。それが近日で
あると良いと思います。
・・・ということで、府中街道拡幅の近況をお伝えいたしました。
道路拡幅はなかなか時間のかかることではありますが、徐々に
進んではいるようです。
■府中街道拡幅マップ
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2007/10/13エントリ 府中街道の歩道
2008/3/11エントリ 府中街道拡幅
2009/2/10エントリ 都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の南端完成
2009/5/27エントリ 都市計画道路 武蔵小杉駅南口線全線開通
2009/7/13エントリ 府中街道拡幅・廃墟のゆくえ