横須賀線武蔵小杉駅のNEC側防音壁
2010年3月の開業に向けて建設が進められている横須賀線武蔵
小杉駅ですが、ホーム部分のNEC玉川事業場側には防音壁が設置
されています。
■横須賀線武蔵小杉駅のホーム部分
本ブログ上でこのアングルの写真を掲載したのは2009/5/7エントリ
以来になりますが、その段階よりはさまざまな部分で工事が進んで
います。
■ホーム部分の拡大
ホーム部分を拡大してみると、手前のNEC玉川事業場側に設置さ
れている防音壁がよくわかります。他のJRの駅では、あまり見かけ
ない気がいたします。
■NEC玉川事業場から見た防音壁
この防音壁を、NEC玉川事業場から正面にとらえると、この表面は
フラットではなく、波打っているような形状であることがわかります。
また、透過性が高く、壁の向こう側が見える素材になっていますね。
壁の向こうに見えるのはレジデンス・ザ・武蔵小杉で、その奥にパー
クシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの最高部が少し覗いています。
■NEC玉川事業場から見た防音壁と高架下
少し視点を落としてみると、高架下でも工事が行われています。ここ
は駅構内の通路にあたる部分で、エスカレーターや階段が設置され
て上部のホームにのぼることができるようになります。
ふと疑問に思ったのは、この防音壁はレジデンス・ザ・武蔵小杉側
には設置されないのだろうか、ということです。
もっとも、同じように横須賀線ホームの西側に防音壁を設置しても、
そのさらにレジデンス寄りに新幹線が通っていますから、その間に
防音壁というのは合理的でないのかもしれませんが。
音は反射しますので、片側だけですと反射音のリスクもあるような
気がしますが、このあたり、正確なことはわかりません。
NEC玉川事業場は横須賀線武蔵小杉駅建設のための用地を提供
していますので、おそらくはその際に防音壁の設置などに関する
協定があったのでないか、と想像します。
一方、ホームから乗客が周りを見渡した場合、NEC玉川事業場側
は壁で全く見えないのかな、と思っていたのですが、シースルーで
玉川事業場がよく見えそうです。
ここから見える玉川事業場(小杉駅東部地区B地区)は高層建築物
がありませんが、ホームもさして高くはありませんので、それほど
遠くは見渡せないとは思いますが。
■NEC玉川事業場(小杉駅東部地区B地区)
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 横須賀線武蔵小杉駅
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 B地区
2009/5/7エントリ 横須賀線武蔵小杉新駅の駅舎現る
2009/9/3エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、線路切り替え直前
2009/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅線路切り替え工事完了
2009/9/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の旧下り線撤去完了
2009/10/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路と綱島街道トンネル