武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2018年
07月04日

武蔵小杉新駅ロータリーの指定喫煙所ではみ出し喫煙が常態化、川崎市が注意書きの掲示や監視員による指導を実施

【Reporter:はつしも】

現在の武蔵小杉新駅周辺においては、2010年3月の新駅開業をはじめとした都市基盤整備が進み、2014年3月1日に「路上喫煙防止及び散乱防止の重点区域」(以下、重点区域)の指定が行われました。

この重点区域指定と同時に、武蔵小杉新駅ロータリーには「指定喫煙所」が設置され、現在まで供用されています。

新駅の乗降客数とともにこの指定喫煙所の利用者も増加したことで、朝ラッシュ時などには喫煙エリアからはみだして喫煙をされる方が多く、現地では注意書きの掲示や監視員による指導などが行われています。

■武蔵小杉新駅ロータリーの指定喫煙所
武蔵小杉新駅の指定喫煙所

武蔵小杉駅の指定喫煙所は、武蔵小杉新駅ロータリーの南側に設置されています。

この設置にあたっても各方面からの異論があり、川崎市としてもなかなか苦労されたようですが、一帯を重点区域として指定する一方、喫煙ができる場所がないと制度の実効性とバランスに疑念が生じます。

ただ、ご覧の通り利用希望者がキャパシティを上回る状況で、衝立の外側にもかなりのひとが溢れてしまう時間帯があります。

■指定喫煙所の注意書き
指定喫煙所の注意書き

指定喫煙所の注意書き

指定喫煙所の注意書き

この現状については周辺からのクレームもあったようで、指定喫煙所の衝立に注意書きが多数掲示されていました。

利用希望者が多く喫煙所がいっぱいになることもあると思いますが、その場合は外で喫煙するのではなく、順番待ちをしていただきたいということです。

駐車場が空いていなかったら路上に停めていいわけではないのと、同じことですね。

また、混雑していなくても外側で喫煙をしている姿が見受けられます。
このあたりはモラルの問題といえましょう。

■監視員による指導
監視員による指導

その他、ごくたまにではありますが、監視員の方が周りを囲んで、外側で喫煙しないよう指導を行っているときもありました。
これは指定喫煙所内にいても、少々落ち着かないかもしれませんね。

ただ、常時監視をするのは不可能ですから、現実には日常的にはみ出しが生じています。
拡張をするにも、現状でもバス停まで煙がくるという意見もありますから、なかなか根本的に解決するのは難しいところです。

【関連リンク】
2009/3/22エントリ 武蔵小杉のタバコのマナー
2010/8/4エントリ am/pm武蔵小杉駅前店の灰皿撤去と駐輪問題
2010/12/31エントリ 武蔵小杉駅の指定喫煙場所が移動
2011/4/23エントリ 中原郵便局の武蔵小杉駅周辺の清掃活動
2011/5/13エントリ パークシティ武蔵小杉のam/pm前の禁煙化と中原市民館裏手の喫煙所設置
2011/7/8エントリ JR武蔵小杉駅北口の路上喫煙・ポイ捨て防止キャンペーンと、過料徴収への動き
2011/11/3エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区に暫定喫煙所設置
2011/11/21エントリ ロイヤルパークス武蔵小杉のローソンの灰皿と、喫煙マナー
2012/1/22エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー公開空地に禁煙標示塔設置
2012/6/21エントリ 「まなびの森保育園武蔵小杉」の、「タバコ」すてないで」のメッセージ
2012/7/5エントリ 「まなびの森保育園武蔵小杉」の「タバコすてないで」のメッセージ、ふたたび
2012/11/11エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の暫定喫煙所が移転
2013/2/1エントリ JR武蔵小杉駅北口の指定喫煙所がリニューアル
2013/10/15エントリ 武蔵小杉駅周辺の路上喫煙防止及び散乱防止の重点区域拡大に関するパブリックコメント募集開始
2014/1/28エントリ 武蔵小杉駅周辺の路上喫煙・散乱防止重点区域を3月1日拡大、パブリックコメント反映し一部区域追加
2014/2/22エントリ 3月1日重点区域拡大を控え、横須賀線武蔵小杉駅ロータリーに指定喫煙所が登場
2014/3/1エントリ 武蔵小杉駅周辺の重点区域が本日拡大、福田市長参加による「大掃除大会&ポイ捨て・散乱防止キャンペーン」開催レポート
2016/4/16エントリ 武蔵小杉駅周辺等にフロンターレ・大久保嘉人選手の「ポイ捨て禁止」啓発看板が掲示/グリーンバードによるごみ拾い活動が4月17日(日)実施予定

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2018年
07月03日

梅雨明けの中原警察署・KDX武蔵小杉ビルに七夕飾りが登場。署員による地域安全への決意や、平間幼稚園の園児たちの願い事が集まる

【Reporter:はつしも】

7月に入り、七夕の時期がやってまいりました。
今年は関東地方において、6月29日に観測史上もっとも早い梅雨明けとなりまして、中原警察署などの七夕飾りが明るい青空のもとに輝いています。

■中原警察署の七夕飾り
中原警察署の七夕飾り

中原警察署の七夕飾り

中原警察署では、毎年周辺地域との協力により、大きな七夕飾りを出しています。
今年も6月27日、平間幼稚園の園児たちが中原警察署を訪問し、警察署正門の両脇にひとつずつ七夕飾りを設置しました。

■副所長の願い事
副所長の願い事

七夕飾りには、中原警察署や平間幼稚園の園児の皆さんの願い事を書いた短冊が飾られています。
こちらは「副所長」の署名がありまして、

「犯罪者に恐れられ、住民に頼りにされる警察官像を目指し、積極果敢、創意工夫、融和団結の精神で治安のプロとして警察責務を完遂する」

と、たいへん頼もしいメッセージが書かれていました。
これは天への願い事というよりは、中原警察署として任務を遂行していきたいという決意表明といえるかと思います。

■中原警察署員の短冊
中原警察署員の短冊

こちらは、一般の署員の方の短冊のようです。
やはり、地域の安全を願うものが全体に多かったです。

■園児の願い事
園児の願い事

一方こちらは、園児の願い事です。
おじいちゃんの怪我や地域の安全を思いやる、心温まる1枚です。

■中原警察署のキャラクター「むさしくん」
中原警察署のキャラクター「むさしくん」

■神奈川県警のキャラクター「ピーガルくん」
神奈川県警のキャラクター「ピーガルくん」

また今年も、中原警察署のキャラクター「むさしくん」や、神奈川県警のキャラクター「ピーガルくん」などの塗り絵が飾られていました。
これらは平間幼稚園の園児のみなさんが色塗りをされたものと思います。



■KDX武蔵小杉ビルの七夕飾り
KDX武蔵小杉ビルの七夕飾り

続いてこちらは、武蔵小杉駅東口駅前広場に面した「KDX武蔵小杉ビル」の七夕飾りです。
本サイトでは、はじめてご紹介します。

■「7月達成」
7月達成

■「大金が手に入る!」
大金が手に入る

こちらはオフィスエントランスだけに、中原警察署の七夕飾りよりもビジネス寄りの、現世的な願い事も目に留まりました。
これはこれで、すがすがしいです。

■様々な願い事
様々な願い事

勿論それ以外にも、様々な願い事の短冊が飾られていました。
それぞれに天に届くと良いですね。

今年はすでに梅雨明けしていますので、七夕当日も例年よりも天候が良いことが期待されます。
七夕が終わると、海の日を待たずして本格的な夏が到来しそうですね。

■新丸子の「iDAiモール」の七夕祭り(2016年)
新丸子の「iDAiモール」 

【関連リンク】
平間幼稚園ウェブサイト 日々の活動のお知らせ
中原警察署 シンボルマスコットプロフィール
神奈川県警 シンボル・マスコット「ピーガルくん」「リリポちゃん」
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 中原警察署

(中原警察署関連)
2008/4/27エントリ 中原警察署、新庁舎に移転
2008/10/6エントリ 中原警察署新庁舎で、免許更新
2009/3/26エントリ 中原警察署管内交通事故死亡者ゼロ記録が700日に
2011/6/26エントリ 中原警察署の七夕飾りで、震災復興を願う
2012/7/3エントリ 中原警察署の巨大七夕飾りが再登場
2013/7/7エントリ 梅雨明けの武蔵小杉の、七夕飾り
2015/5/2エントリ 中原警察署のマスコットキャラクター「こすぎタワーくん」「むさしくん」「せせらぎ巡査」「ドロもぐら」が登場
2016/7/1エントリ 中原警察署の巨大七夕飾りが登場、同署オリジナルキャラクター「こすぎタワーくん」などに願いを託して
2017/7/6エントリ 中原警察署の巨大七夕飾りが久々の青空に登場、警察署員と平間幼稚園の子どもたちの願いをのせて

(その他七夕関連)
2015/7/4エントリ 「消五郎」が見守る中原消防署の七夕飾り短冊募集と、消防風鈴・消防車カード・ペーパークラフト配布中
2017/10/11エントリ 武蔵小杉・法政通り商店街の1958年七夕祭りのチラシを公開!当時の全店舗がわかる絵図を掲載、映画館「有楽座」では「無法松の一生」などを上映

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2018年
07月02日

イクメン育成「川崎パパ塾」が2018年度第2回講座「怒らない子育て」を7月25日(水)開催/第1回「初心者の写真講座」はパパママで賑わう

【Reporter:はつしも】

父親の地域参加を考える「川崎パパ塾」が、2018年度の講座を連続的に開催しています。

その第2回講座として、「怒らない子育て(イライラしない子育てとは?)」が7月25日(水)に開催されることとなり、このたび参加申込がスタートしました。

■「川崎パパ塾」2018年度講座の開催概要
開催回数 全10回予定
会場 武蔵小杉駅周辺を予定
ウェブ ●ウェブサイト
●facebookページ
主催 川崎パパ塾
協賛 ナイス株式会社/小杉ママのチャリティーリユース/はり・きゅう・マッサージ治療院alto
協力 かわさき市民活動センター/武蔵小杉ライフ
後援 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント

■第2回「怒らない子育て(イライラしない子育てとは?)」のプログラム
日時 2018年7月25日(水)19:30~21:30
会場 小杉町3丁目町会館【アクセス
内容

あなたは、こんな子育ての悩みを持っていませんか?

•子どもが言うことを聞いてくれない。
•イライラして子育てが楽しくない。
•ついつい怒鳴ってばかりで後悔してしまう。

もちろん、赤ちゃん期であれば、こんな悩みは少ないと思うのですが、子どもの成長に伴い、子どもの「心」も育ち、反発が出てくものです。

今回の講座では、そんなあなたと一緒に「怒らない子育て」について、考えてみたいと思います。

ガミガミ怒らなくても子どもが自分から動くようになり、心に余裕を持って子育てを楽しむためのコツをお伝えします。

講師

●織田パパ
織田パパ

<プロフィール>
 織田パパは、地域のパパ向けの講座には、ひっぱりだこ!

「パパが輝けば社会が変わる!」をミッションに、子育て中のパパ(プレパパ)、ママ向けに講演やセミナー講師として活動中なんです。

心理学をベースにした男性の子育て、夫婦のパートナーシップ、絵本の読み聞かせや弾き語りライブなど、講座やイベントを多数開催しています。

※2児の子育てを楽しむレインボーパパ。(二児のパパ⇒虹のパパ)

◆主な講師実績
楽しもう!パパの子育て ~川崎市男女共同参画センター~
•イクメンを楽しむコツと家事シェアの大切さについて ~川崎市ワークライフバランスセミナー~
•夫婦de子育てを楽しもう ~高津市民館~
•パパ・ママの違いを知って子育てを100倍楽しもう ~宮前市民館自主学級~
•イクメンプロデュース~ママが知りたいパパのホンネ ~幸区市民自主学級~
•パパの絵本読み聞かせ ~多摩区ままとんきっず~
•パパママ講座 ~中原区中原市民館~
•パパの子育て ~児童発達支援事業所エミール~
•パパと遊んで!絵本読み聞かせのススメ ~座間市男女共同参画講座~
•パパ&ママの’働く!’を考えよう~理想の家族になるために ~相模原市共働き家庭の両立応援セミナー~
•こんなにスゴイ!パパ育児のメリット ~大田区男女平等推進センター~
•パパのための夫婦パートナーシップ講座 ~川崎パパ塾~

対象 子育て中のパパ、これからパパになる方、関心のある方
※ママも大歓迎!
定員 20名
料金 1,000円/1名
※ドリンク(ビール等あり)、お茶菓子等を準備しています。
申込方法 下記のウェブページからお申込みください。
イベントページ
※イベントページ内に申込ページへのリンクがあります。
申込ページ
※申し込みページに直接アクセスする場合はこちら。

「パパ塾」は、2010年から継続的に活動をしている、ボランティア自主企画によるパパの学習活動です。
「パパが変われば、家族と地域が変わる」をテーマに、父親の子育て参加や、相互のネットワーク作り、社会参加がしやすい環境づくりなどを促進する取り組みを行っています。

■6月27日開催「初心者の写真講座『家族写真の撮り方&楽しみ方』」
市川パパによる「初心者の写真講座」 

2018年度は第1回講座が6月27日に開催されまして、「市川パパ」による 「初心者の写真講座『家族写真の撮り方&楽しみ方』」が開催されました。

地域のパパだけでなく女性も2名参加されまして、「なぜ、家族写真を撮るのか」をスタートにユーモアあふれる講座となりました。

■市川パパによる家族写真アルバム
市川パパによる家族写真アルバム 

市川パパはセミプロのように地域カメラマンとして活動されていますが、特別な方というわけではありません。

「大先生からご高説を拝聴」するのではなく、毎回地域のパパが登壇するのが現在の「川崎パパ塾」の講座の特徴です。

■グループでの懇親
グループでの懇親

グループでの懇親

グループでの懇親 

講座の進行のしかたは毎回少しずつ異なりますが、共通しているのは参加するパパ・ママ同士の交流を重視していることです。

第1回「初心者の写真講座」では、2グループに分かれたうえで、席替えも行いつつ家族写真をテーマにした会話が弾んでいました。

大人になると、何もない状態では初対面の方と話す内容が浮かばなくなりますが、事前に市川パパからの情報インプットがあったり、また共通するテーマが設定されることで、グループトークが盛り上がりやすくなるわけです。

このように流動性を持たせた小グループでディスカッションをしたり、情報共有を進めるファシリテーションは「ワールドカフェ」と呼ばれる手法で、各種ワークショップなどで盛んに取り入れられています。


さて、第2回目は「織田パパ」による「怒らない子育て(イライラしない子育てとは?)」です。

「怒ることも必要」というご意見が出てくるかと思いますが、カッコ内で補足されているように、負の感情をため込んで制御不能になったりするのはデメリットが大きいということですね。

メンタルのコントロールは、ある程度ノウハウとテクニックで向上する部分がありますから、ヒントとして取り入れてみるのもよいと思います。

【関連リンク】
川崎パパ塾 ウェブサイト
川崎パパ塾 Facebookページ
2016/1/31エントリ 「川崎パパ塾」のミニ絵本図書館「パパの本棚」が、中原市民館から「COSUGI CAFE」へ移転
2017/9/25エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が2017年度スケジュールを公開、第1回「夫婦のパートナーシップ」(10月25日開催)の参加者募集をスタート
2017/10/17エントリ 「川崎パパ塾」の2017年度第2回講座「紙飛行機作り」(11月16日)が参加受付スタート、「なかはら子ども未来フェスタ」の紙飛行機ワークショップ準備活動を実施
2017/11/27エントリ 「第12回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:パラスポーツ「ボッチャ」体験と、川崎パパ塾「飛行距離ギネス記録紙飛行機」などが賑わう
2017/12/27エントリ 「川崎パパ塾」2017年度第3回講座「胎内記憶で学ぶ、子育ての神秘」が2018年1月20日(土)開催、夫婦参加歓迎で申込受付中
2018/1/2エントリ 「川崎パパ塾」が1月8日(月・祝)「お正月deミュージアム」に参加、1月31日(水)第4回講座「パパカメラ:家族写真を撮ろう」の参加申込スタート
2018/1/15エントリ パパの子育てを考える「川崎パパ塾」の第5回講座「頭の良い子が育つ家とは?」(2月8日開催)が参加受付スタート
2018/1/27エントリ 「川崎パパ塾」の第6回講座「パパも知っておきたい薬のはなし」(2月15日開催)が参加受付開始、薬剤師パパが子供向けの薬の知識をレクチャー
2018/3/14エントリ 「川崎パパ塾」が2017年度最終講座「パパの新しい働き方・生き方を考える『育休・ライフシフト』」を3月29日(木)開催、参加申込受付中
2018/6/10エントリ 「川崎パパ塾」が2018年度講座をスタート、第1回「初心者の写真講座『家族写真の撮り方&楽しみ方』」(6月27日開催)の参加申込を受付中

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2018年
07月01日

グランツリー武蔵小杉向かいの三角地帯店舗「こすぎペット」が2018年7月29日(日)閉店決定、17年の歴史に幕

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉向かいの三角地帯のペットショップ「こすぎペット」が、2018年7月29日(日)をもって閉店することになりました。

再開発地区の比較的利便性の高い場所にありますので、今後のテナント活用が注目されます。

■グランツリー武蔵小杉向かいの商業施設
グランツリー武蔵小杉向かいの商業施設

グランツリー武蔵小杉と綱島街道を挟んだ向かい側には、武蔵小杉新駅や高層マンションに囲まれた三角地帯があります。

この三角地帯にはセントラルフィットネスクラブ武蔵小杉のほか、上記写真の2階建ての商業施設がかねてから営業を続けてきました。

「こすぎペット」が入居しているのは、この1階部分です。

■1階部分の「こすぎペット」
1階部分の「こすぎペット」

こすぎペット 

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ

「こすぎペット」の店先や店内には、閉店のお知らせが複数個所に掲示されていました。

閉店日は前述の通り2018年7月29日(日)で、17年以上にわたる歴史に幕を下ろすことになります。

同店は同区画のオーナー店舗であるという話を聞いたことがありますが、今後はまた別のテナントを入れる形になるのかどうか、現段階ではわかりません。

■1階の「ジーンズメイト」
1階の「ジーンズメイト」

■同じく「ドコモショップ」
1階の「ドコモショップ」

2階建ての商業施設の顔ぶれは、1階が「こすぎペット」のほかに「ジーンズメイト」と「ドコモショップ」です。
2階では「藍屋」「あさくま」が営業しています。

このうち一番新顔なのが「ドコモショップ」で、従来は1階の当該部分が駐車場だったものを建物に増築し、2014年に出店しました。

今回の「こすぎペット」の閉店は、それ以来の店舗の異動ということになります。

■三角地帯の店舗・オフィス複合ビル建設地
グランツリー武蔵小杉向かいの店舗・オフィス複合ビル建設地 

また、2018/6/25エントリなどでお伝えした通り、この三角地帯の北端では、5階建ての店舗・オフィス複合ビルが建設される計画です。

武蔵小杉再開発地区の中央部にあって、これまではあまり動きのないエリアでしたが、この数年で少しずつ変わってきています。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
2014/7/27エントリ 中丸子地区三角地帯の商業施設を増築しドコモショップ出店、旧セントラル駐車場は@Parkに一体化
2016/7/27エントリ セントラルフィットネスクラブ前の「タイムズ武蔵小杉第2」が閉鎖、跡地にゴールドクレストのマンション販売センターがオープンへ
2016/10/20エントリ 「ニッポンレンタカー武蔵小杉横須賀線口営業所」「トヨタレンタリース神奈川武蔵小杉駅前店」オープン、ニッポンレンタカーの建物は車両タイプの移動式
2017/3/10エントリ 武蔵小杉新駅ロータリー前「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」の駐輪場がリニューアル、一般利用が可能な時間貸し駐輪場として本日供用開始
2018/3/15エントリ グランツリー武蔵小杉向かいの三角地帯、ゴールドクレストマンションギャラリー用地にサクセス・プロが6階建ての店舗・オフィス複合ビルの建設を決定
2018/6/25エントリ グランツリー武蔵小杉向かいに建設、サクセス・プロの店舗・オフィス複合ビル計画が公示。5階建てに変更し2019年3月完成へ

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2018年
06月30日

川崎フロンターレ「2018ファン感謝デー」に過去最多12,253人が来場、ジュビロ磐田に移籍の大久保嘉人選手も登場しサポーターに挨拶

【Reporter:はつしも】

本日、等々力陸上競技場において川崎フロンターレの「2018年ファン感謝デー」が開催されました。
川崎フロンターレのほとんどの選手が集まり、過去最多の12,253人の来場者と交流しました。

■「2018年ファン感謝デー」の行列
ファン感謝デーの行列

■等々力陸上競技場内の賑わい
等々力陸上競技場内の賑わい

本日のファン感謝デーは、12:00入場開始でした。
朝7時に待機列をつくることが可能だったため、早くから等々力陸上競技場に駆け付けた方もいらっしゃったようです。

入場開始時間前後には、ご覧の通りたいへん長い行列ができ、競技場内も多くの方で賑わいました。

入場するには川崎フロンターレの後援会会員であることが条件で、当日競技場前で入会される方の姿も見受けられました。

■井川祐輔選手(左)の挨拶と、中西哲生さん(右)の司会
井川祐輔選手の挨拶と、司会の中西哲生さん

本日のファン感謝デーには、川崎フロンターレから移籍した選手も来場しました。

こちらは昨シーズンをもって契約が終了し、現在は香港プレミアリーグの東方蹴球隊に所属する井川祐輔選手です。
 
川崎フロンターレに2006シーズンから2017シーズンまで長年にわたって所属した選手で、多くのサポーターから契約終了を惜しむ声がありました。

■ジュビロ磐田に移籍した大久保嘉人選手
ジュビロ磐田に移籍した大久保嘉人選手

そしてこちらは、このたびジュビロ磐田に移籍した大久保嘉人選手です。

同選手は川崎フロンターレで2013~2015シーズンにかけて3年連続得点王を獲得したのち、2017シーズンはFC東京に移籍。ご存知の通り、川崎フロンターレはこの2017シーズンでJ1初優勝を飾りました。

そして2018シーズンはまた川崎フロンターレに「出戻り」移籍となりましたが、小林悠選手や知念慶選手などフォワード陣の成長もあり、あまり多くの出場機会を得られませんでした。

「出戻りで戻ってきて、半年でまた出ていくのは申し訳ないと思いましたけれど、この年で止まれない、前に進みたい」

大久保選手本人がそう語った通り、出場機会を求めて移籍を決断するに至りました。
メディアでの報道が先行しましたが、やはりサポーターにはきちんと自分から話したいという思いもあり、本日の特別出演となったものです。

■ジュビロ磐田仕様のマトリョーシカ
マトリョーシカ

本日の大久保選手は、ジュビロ磐田のユニフォームを着た同選手のマトリョーシカと一緒に登場しました。

これは、同選手が2018シーズンの川崎フロンターレの新体制発表会でお披露目されたときに、このようなマトリョーシカの中から登場するという演出を行ったもので、今回はそのジュビロ磐田版を作製したのでした。

ファン感謝デーに他チームのユニフォームが登場するというのもなかなかないと思います。
川崎フロンターレが同選手をこころよく送り出そうとする思いを感じる演出でした。

■サポーターに手を振る大久保選手
サポーターに手を振る大久保嘉人選手

挨拶終了後、サポーターに手を振りながら退場する大久保選手です。
サポーターからも、同選手には温かい声援が送られました。

■大久保選手のキシリトールガム配布
大久保選手のキシリトールガム

大久保選手のキシリトールガム
 
会場では、大久保選手のキシリトールガムが配布されていました。
これは…、もう今後使えなくなるものですから、在庫整理に良かったかもしれません。

 ■川崎フロンターレ選手の登場
川崎フロンターレ選手の登場

川崎フロンターレ選手の登場

そして、ステージにいよいよ川崎フロンターレの選手が登場です。

■ライブ配信を行う中村憲剛選手
ライブ配信を行う中村憲剛選手

ステージで挨拶が行われる中、川崎フロンターレのバンディエラ(チームの旗頭)、中村憲剛選手は何やら自撮り棒でスマートフォンを操作していました。

どうやら動画配信を行っていたようです。

同選手は試合終了後にロッカールームでいちはやくtwitterを更新するなど、チームのSNS発信も牽引しています。

■つかみの芸は新加入選手から
つかみの芸は新加入選手から

つかみの芸は、新加入の守田英正選手、脇坂泰斗選手です。

最近サッカー界隈で話題になっている「大迫半端ないって」をアレンジして、中村憲剛選手と大久保嘉人をいじる芸がまずまずの受けを取っていました。

このつかみは例年「滑る」こともありますが、一安心です。

■長谷川竜也選手の「壁ドンでうどん」
長谷川竜也選手の「壁ドンでうどん」

長谷川竜也選手の「壁ドンでうどん」

川崎フロンターレのファン感謝デーは、選手との交流が魅力です。
選手がスタジアムに来場後は、競技場内外の各店舗等に選手が登場して企画を盛り上げました。

最初にご紹介するのは、長谷川竜也選手の「壁ドンでうどん」です。
ご覧の通り、長谷川選手が壁ドンをしながらうどんを提供してくれるというものです。

長谷川選手といえば、小柄ながらも切れ味鋭いドリブルが特徴で、「かわいい」と女性人気が高い選手です。

本企画は限定300名でしたが、あっという間に整理券がなくなりました。
参加された女性は照れながらも、たいへん満足されていたように思います。

■登里選手の乾杯
登里選手の乾杯

「Hub」のテントに登場したのは、登里享平選手です。
写真はメインスタンドの2階から、乾杯の音頭をとってくれたものです。

■田坂祐介選手の「タッピング」
田坂祐介選手の「タッピング」

等々力陸上競技場では、ホームゲーム開催時にニュータンタンメン本舗の「まぜタン」が販売されています。

同店をこよなく愛するのが田坂祐介選手(愛称:タッピー)であり、本日は同選手が「まぜタン」へのタッピング(トッピング)をしてくれました。

■家長昭博選手のサイン会(商品完売後)
家長昭博選手のサイン会(完売後)

一方、試合では数多くの正確なクロスを提供している家長昭博選手は、今回はロッテ―ガーナブラックを使用した「男のブラックチョコチーノ」を販売していました。

当日がたいへん暑かったこともあってかこれが大人気で、かなりの行列を残して完売してしまいました。

長時間並んでいた方が気の毒ということで、そのまま家永選手による、即席のサイン会が行われました。

■エドゥアルド選手とサッカー
エドゥアルド選手とサッカー

さらに、等々力陸上競技場のピッチでは、エドゥアルド選手も加わったミニサッカーが行われていました。
本イベントは事前申し込みが必要で、抽選で当選した子どもたちが参加しています。

昨年のこの役回りは、エドゥアルド・ネット選手でした。
言葉の壁がある外国人選手でも、サッカーを通じたコミュニケーションができることからこのような選手配置になっているような気がします。

■「SHISHAMO」
SHISHAMO

昨年のファン感謝デーでは、川崎フロンターレを応援する人気バンド「SHISHAMO」が登場しましたが、今年は着ぐるみでの登場となりました。

川崎市市民ミュージアムでは「SHISHAMO展」が開催されますので、その時には本人が来場するタイミングがあるようです。

■ドリブルタイムアタック
ドリブルタイムアタック

■子ども向けアトラクション
アトラクション

■はしご車体験
はしご車体験

■ASTACOと記念撮影
ASTACOと記念撮影 

これら以外にも、等々力陸上競技場の内外でさまざまなアトラクションが用意されていました。
ご紹介しきれませんが、一部だけ掲載しておきます。

■洗足学園音楽大学のパフォーマンス
洗足学園音楽大学のパフォーマンス

■「激アツDance&LIVE!」
激アツDance&LIVE!
 
 さて、ステージでは洗足学園音楽大学のパフォーマンスに続いて、ファン感謝デーの目玉である「激アツDance&LIVE!」がスタートしました。

これは川崎フロンターレ選手が練習を重ね、仮装とダンスパフォーマンスを披露するというものです。

■クオリティの高いパフォーマンス
激アツDance&LIVE 

■田中碧選手のバブリーダンス
バブリーダンス

■「TRF」パフォーマンス
「TRF」パフォーマンス
 
■一体感溢れるステージ
 一体感あふれるステージ
 
 この「激アツDance&LIVE!」のクオリティの高いステージと、サポーターとの一体感は川崎フロンターレのファン感謝デーの名物といわれています。

今回の女装の中では、特に脇坂泰斗選手の評価が高かったようですし、またユース出身の星・田中碧選手もソロの「バブリーダンス」を披露するなど、存在感を見せていました。
  
 選手にとっても、シーズンを戦い抜く力になっているということで、サッカークラブとしても決して無駄なことではないと選手自身がよく語っています。

今年はワールドカップ開催のためにJ1リーグは長い中断期間となっていますが、また7月以降、熱い試合を見せてくれることを楽しみにしております。

■ファン感謝デーでもらえるカード
ファン感謝デーでもらえるカード

ファン感謝デーでもらえるカード

なお、ファン感謝デーでは、各所の企画に参加することで特別仕様のトレーディングカードがもらえます。

ファン感謝デーで見られる、試合とはまた違う選手たちの素顔が魅力ですね。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 6/30「2018ファン感謝デー」開催のお知らせ
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2017/10/26エントリ 川崎フロンターレ協力「親子サッカードリーム教室」2017開催レポート:大島僚太選手・三好康児選手が交流会に登場

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2018年
06月29日

グランツリー武蔵小杉1階に「自然食品の店 F&F」が2018年9月中旬頃出店決定

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉に、「自然食品の店 F&F」が2018年9月中旬頃に出店することがわかりました。

■「自然食品の店 F&F」
自然食品の店F&F

「自然食品の店 F&F」は、契約農家直送の野菜やお米、無添加の調味料やお惣菜など、さまざまな食材のセレクトショップです。

都内を中心に神奈川県、埼玉県の1都2県に20店舗を出店させています。

武蔵小杉周辺では日吉とアトレ川崎に店舗がありますので、ご覧になったことのある方もいらっしゃるかもしれません。

■契約農家の野菜
契約農家の野菜

■玄米やお米など
玄米やお米など 

■ごまや乾物など
ごまや乾物など

■はちみつやシロップ
はちみつやシロップ

■シャンプーなど
シャンプーやソープ類

「F&F」は、武蔵小杉にあるお店では「大野屋商店」が一番近いような気がいたします。

また食材以外にも、肌に優しいシャンプーやソープ類なども取り扱っていました。

■グランツリー武蔵小杉1階の「グランツリーマルシェ」
グランツリーマルシェ

さて、「F&F」の出店場所は、グランツリー武蔵小杉の1階であることがわかっています。

食品セレクトショップですから、普通に考えれば食品スーパーエリアの「グランツリーマルシェ」に近接した場所の方がフィットしやすいでしょう。

■「久世福商店」
久世福商店

現在、グランツリーマルシェに隣接した区画には「久世福商店」があります。
こちらは日本食に特化した食品セレクトショップで、若干「F&F」と近い業態です。

■「Deluxe&chouette gallery」跡地


 

現在、1階の空き区画といえば、ワインショップ「エノテカ」隣の「Deluxe&chouette gallery」があります。

個々も一応、食品エリアつながりといえそうです。

「自然食品の店 F&F」は9月中旬オープン予定ですので、空き区画への出店以外にも、現在営業している店舗と入れ替えになる可能性も否定できません。

また時期が近くなれば、グランツリー武蔵小杉から正式にリリースがでてくるかと思います。

「関連リンク」
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 グランツリー武蔵小杉
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ
2015/5/10エントリ グランツリー武蔵小杉の、「和」の食材セレクトショップ。「久世福商店」
2018/6/16エントリ グランツリー武蔵小杉で4店舗が相次ぎ閉店し入れ替え、「1st class」は第2期オープンを夏に延期し「comodoz」がゾーン完成を待たず閉店に

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2018年
06月28日

日本最大、川崎市総合体育大会16連覇の公立中学校「西中原中学校」と、創立70周年大同窓会

【Reporter:はつしも】

武蔵中原に、川崎市立西中原中学校があります。
同校は2018年4月16日現在で生徒数1,373名を擁する「日本最大の公立中学校」であり、たいへんスポーツが盛んです。

■川崎市立西中原中学校
川崎市立西中原中学校

■広いグラウンド
広いグラウンド

西中原中学校は、JR武蔵中原駅の南東側、下小田中2丁目にあります。
1947年に開校し、昨年70周年を迎えた歴史ある学校です。

2010年には新校舎が完成したほか、2018年2月には体育館のリニューアルが行われています。

校地面積は27,941m²におよび、ご覧の通りたいへん広いグラウンドを有しています。

■西中原中学校の学校教育目標
(1)しっかり勉強しよう
(2)正しい行動をとろう
(3)美しく豊かな心を持とう
(4)からだを鍛えよう


学校教育目標は上記の4項目で、「しっかり勉強しよう」を第一に挙げつつ、「からだを鍛えよう」も最後に盛り込まれています。
 
■西中原中学校の懸垂幕
西中原中学校の懸垂幕

そして西中原中学校で、何よりも目に留まるのがこの懸垂幕ではないでしょうか。
川崎市総合体育大会において、同校は男女とも総合優勝に輝き、現在なんと16連覇中です。

また水泳部、ハンドボール部、新体操部の活躍についても大きく告知されていました。

■川崎市総合体育大会「V16」
川崎市総合体育大会「V16」

こちらは、川崎市総合体育大会(市総体)16連覇のポスターです。
ハンドボール、体操、新体操、水泳、サッカー、柔道、卓球、バスケットボール、ソフトテニスなどの活躍により、男女とも総合優勝、完全制覇を成し遂げたものです。

現在、この総合連覇の記録は更新中ということでした。

■ハンドボール部男子 全国3位
ハンドボール部男子全国3位

このときは速報として、ハンドボール男子が全国大会3位入賞したことが速報として告知されていました。
全国3位ですから、市総体など地区レベルではほぼ無敵といってよいでしょう。

ハンドボール部はこれまでにも、元日本代表の阿部展行さんなど、有力選手を多数輩出しています。

またプロ野球のパンチ佐藤さん、河原純一さんも西中原中出身であり、スポーツ選手を中心とした著名な卒業生がいます。

■西中原中学校出身「上々軍団」のさわやか五郎さん
西中原中学校出身「上々軍団」のさわやか五郎さん

また、お笑いコンビ「上々軍団」のさわやか五郎さんも同校出身です。
地元の縁もあり、武蔵中原駅前の「エポックなかはら」で開催される音楽イベント「In Unity」の司会などもつとめられ、本サイトでもご紹介しておりました。

■一般社団法人ビブリオポルトスの小松雄也さん
小松雄也さん

卒業生は当然スポーツ・エンターテイメント関係だけではありません。
一般社団法人ビブリオポルトスを設立し、川崎市を中心に「ビブリオバトル」などの読書普及活動を推進する小松雄也さんも、西中原中学校の卒業生でした。

小松さんの活動についても、本サイトでは継続的にご紹介してまいりましたので、ご関心ある方は関連リンクをご参照ください。

■「西中無双~今始まる我らの時代~」


校舎の上部には、平成29年度の生徒会スローガンとして、「西中無双~今始まる我らの時代~」が掲げられていました。

「無双」とは、並ぶものがないほど優れていることを指します。
これはスポーツだけを指したものではないと思われますが、少なくとも部活動の実績に関して、現状で「西中無双」といっても全く過剰ではないでしょう。

■夜間学級入学者募集
夜間学級入学者募集

また、西中原中学校は、川崎市で唯一の夜間学級も設置しています。
神奈川県で2つ設置されている夜間学級のうちのひとつで、1982年に設置されました。

高齢者や外国籍の方、何らかの事情で中学校に通えなかった方など、2018年4月16日現在で25名の多様な立場の方々が学んでいます。
このような多様性も、西中原中学校の特徴です。

■西中原中学校の「大同窓会」ののぼり
大同窓会ののぼり

同校はたいへん規模が大きいことから、全校レベルの同窓会となるとかなり大掛かりになります。
2018年3月には創立70周年記念の「大同窓会」が開催され、周辺地域にはこれを告知するのぼりが各所に立てられていました。

■創立70周年記念の「大同窓会」
「大同窓会」 
※写真提供:小松雄也さん

■「大同窓会」の司会を務める小松雄也さん
小松雄也さん
※写真提供:小松雄也さん


なお、この「大同窓会」の司会は、前掲の小松雄也さんがつとめていました。
こういった同窓会の中心はシニア層になりますが、小松さんのような若者も加わるのは良いことと思います。

西中原中学校では今後も、在校生・卒業生がそれぞれに活躍されることでしょう。

【関連リンク】
川崎市立西中原中学校 ウェブサイト
川崎市教育委員会 夜間学級(やかんがっきゅう)で学(まな)びませんか

(上々軍団関連)
2017/1/29エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2017」開催レポート:住吉高出身「上々軍団」司会のもと、地元で活躍する音楽・ダンスグループ18組が熱演
2018/1/28エントリ 川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2018」が本日開催、初出場「大西学園吹奏楽部」が曲芸演奏・ライオンキングミュージカルなどを披露

(小松雄也さん関連)
一般社団法人ビブリオポルトス ウェブサイト
2013/12/18エントリ 中原図書館で「ビブリオバトル入門&体験講座」が2013年12月21日(土)開催
2014/1/7エントリ 中原図書館の「ビブリオバトル入門&体験講座」開催レポート
2015/1/27エントリ 影絵巻とビブリオバトルのコラボイベント。「おと絵がたり&絵本ビブリオ」が中原図書館で2月7日(土)開催
2015/11/12エントリ 「川崎フロンターレと本を読もう!」事業の「おすすめ本ガチンコバトル!」が11月30日まで投票募集中、抽選でホームゲームチケットとサイン本をプレゼント
2015/12/17エントリ 年末年始、武蔵小杉で読書イベントが集中開催。12/19「こすぎ朝学」12/20「ビブリオバトル」1/16「こすぎナイトキャンパス」1/22「ブックトークカフェ」
2018/3/21エントリ 川崎市で読書活動を推進、一般社団法人ビブリオポルトスの小松雄也さんが市内養護施設・こども文化センターに本を寄贈するクラウドファンディングを実施中

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2018年
06月27日

武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」に給電、上小田中の「梶ヶ谷変電所」で見る「金矢」の字

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺の地下には、貨物線「武蔵野南線(武蔵野貨物線)」が走っています。
上小田中6丁目にある同路線の施設「JR東日本 梶ヶ谷変電所」を、今回は訪れてみました。

■上小田中の「梶ヶ谷変電所」
今井西町の「JR東日本梶ヶ谷変電所」

梶ヶ谷変電所の看板

「梶ヶ谷変電所」というと、高津区・宮前区にまたがる地域をイメージされるのが普通だと思いますが、実は「スーパー生鮮館TAIGA」の隣、上小田中6丁目にあります。

この変電所は、南武線と地下で並走する「武蔵野南線」への給電を行っています。
武蔵野南線の貨物ターミナルが梶ヶ谷にありますから、その系統の変電所ということで「梶ヶ谷変電所」の名前がついているのではないでしょうか。
 
■「鉄」の文字
「鉄」の文字

「東日本旅客鉄道株式会社」の「鉄」の文字を見ると、通常はかねへんのつくりが「失」であるはずが、「矢」になっています。

これは国鉄が分割民営化されて同社が誕生した際、「金を失う」鉄の字を避けて、縁起をかついで「金矢」の字にしたものということです。

■立ち入り禁止の注意書き
立ち入り禁止の注意書き

■こちらも「金矢」
こちらも「金矢」

梶ヶ谷変電所は高圧電流が流れていますから、当然ながら立ち入り禁止です。
その注意書きの社名も、同様に「金矢」になっていました。

この「金矢」のエピソードは昔聞いたことがありましたが、一般に同社の社名が目に触れる場合は「JR東日本」と表記することが多いですから、すっかり忘れておりました。

正式な商号である「東日本旅客鉄道株式会社」の文字を見ると、少々新鮮です。

■送電線「JR梶ヶ谷線」
「JR梶ヶ谷線」

■「JR梶ヶ谷線1号」
JR梶ヶ谷線1号

■「JR梶ヶ谷線2号」
JR梶ヶ谷線2号

梶ヶ谷変電所からは、送電線「JR梶ヶ谷線1号」「JR梶ヶ谷線2号」が地中に潜っていく姿を確認することができました。

ここは安全のためか、ケーブルがフェンスで囲われています。

一方でそれならばあえて建物の外側に露出させなくても良いような気がいたしますが、メンテナンスのしやすさなどを勘案したものでしょうか。

■梶ヶ谷変電所立坑
梶ヶ谷変電所立坑



梶ヶ谷変電所の建屋の隣には、「梶ヶ谷変電所立坑」がありました。
ここから、地下の武蔵野南線へと降りていくことができます。

勿論一般に公開されるものではなく、JR東日本が変電所の敷地内で管理を行っています。
 
■蓄電池設備
蓄電池設備 
 
蓄電池設備  

また変電所の敷地内には、蓄電池設備もありました。
施設の性質上、非常時の電源を用意しているものと思います。

■上小田中東公園から見た梶ヶ谷変電所
 上小田中東公園から見た梶ヶ谷変電所

なお、梶ヶ谷変電所の北側には「上小田中東公園」があり、変電所の敷地を見ることができます。

この公園は住宅街の路地を分け入った先にありまして、近隣にお住まいの方でもなかなか気づかないであろう、「隠れキャラ」的な存在です。

梶ヶ谷変電所を訪れる機会がありましたら、こちらもついでに探してみてください。
位置がわかっていても、入り方が見つけにくいと思います。

【関連リンク】
Wikipedia 武蔵野線 
2011/9/27エントリ JR東海がリニア中央新幹線の環境アセスメント手続を開始:中原区内の事業区域縦覧と説明会開催
2016/4/25エントリ JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る

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2018年
06月26日

ケネディクスによる東京機械製作所「TKS武蔵小杉ビル」買収・「KDX」に名称変更から4年。壁面ロゴ「TKS」を「KDX」についに変更

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅東口駅前広場に面して、ケネディクス・オフィス投資法人が運用するオフィスビル「KDX武蔵小杉ビル」があります。

このビルには2013年竣工当時のオーナーである東京機械製作所の略称「TKS」のロゴマークがついたままになっていたのですが、これが2018年4月に「KDX」に付け替えられました。

■竣工当時の旧「TKS武蔵小杉ビル」
旧「TKS武蔵小杉ビル」 

このビルの場所には、かつては東京機械製作所の「新丸子社宅」がありました。

東京機械製作所玉川製造所の移転と周辺一帯の再開発に伴って同社宅は閉鎖され、跡地に建設されたのがオフィスビル「TKS武蔵小杉ビル」と高層マンション「ブリリア武蔵小杉」です。

「TKS武蔵小杉ビル」は当初は東京機械製作所が継続保有して賃貸収入を得る計画でしたが、同社は2013年7月30日付でケネディクスが100%出資するSPC「合同会社KRF41」に90億3,800万円で同ビルを売却しました。
その後さらにSPCが2014年3月20日付でケネディクス・オフィス投資法人(REIT、不動産投資信託)に120億円で譲渡し、現在は同投資法人による運用が行われています。

■「TKS」のロゴマーク
「TKS」のロゴマーク 

「TKS武蔵小杉ビル」の名称は、ケネディクスのSPCに売却されたのちも「TKS」のままになっていましたが、ケネディクス・オフィス投資法人が取得したのちに正式名称が「KDX武蔵小杉ビル」に変更されました。

 「KDX」はケネディクスの保有するビルに共通する名称で、「TKS」と同じく会社の略称から取られたものです。

これに伴って、ビルエントランスの銘板なども「TKS武蔵小杉ビル」から「KDX武蔵小杉ビル」に差し替えられたのですが、ビル最上部の外壁に設置されている「TKS」のロゴだけは、そのままの状態で運用が続けられていました。

ケネディクス・オフィス投資法人によるビル取得から早4年が経過し、もはやずっとこのままかと思われた2018年4月下旬に、ついに看板の付け替えが実行されたのです。

■「KDX」の看板付け替え工事
「KDX」の看板付け替え工事

「KDX」の看板付け替え工事

この看板は建物の北側・南側両面にありまして、それぞれに足場を設置して付け替え工事が行われていました。

■ついに差し替えられた「KDX」のロゴマーク
ついに差し替えられた「KDX」のロゴマーク

ついに差し替えられた「KDX」のロゴマーク

差し替えられた「KDX」のロゴマークは、綺麗にバックライトが点灯していました。

同ビルは竣工以来高い稼働率を維持しており、夜にはオフィスの明かりが各フロアから漏れています。

ケネディクスがなかなか「TKS」のロゴを差し替えなかったことで、短期のうちにまた売却する意図があるのでは? とも思っておりましたが、実に4年越しで「KDX」のロゴが設置されました。

施工するのにもそれなりの費用がかかりますので、少なくとも当面はケネディクスのポートフォリオ内で運用されそうですね。

なかなかに地味な動きではありますが、ちょっと高い場所に注目をしてみました。

【関連リンク】
ケネディクス・オフィス投資法人 ポートフォリオ一覧 KDX武蔵小杉ビル
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2009/1/21エントリ 三井住友銀行武蔵小杉支店オープン
2011/5/14エントリ 東京機械製作所が新丸子東3丁目地区の社宅跡地にオフィスビルを計画
2011/5/27エントリ 東京機械製作所が社宅跡地のオフィスビル開発をリリース、店舗併設で2013年6月完成へ
2011/6/16エントリ 東京機械製作所のオフィスビルは高さ56m、東急設計コンサルタントが設計を受託
2011/11/17エントリ 東京機械製作所が小杉御殿町の「新生寮」など固定資産を売却
2011/11/19エントリ 東京機械製作所の「新丸子社宅」が解体開始
2011/12/8エントリ 東京機械製作所「新丸子社宅」の東棟解体
2011/12/21エントリ 東京機械製作所「新丸子社宅」の分譲棟解体
2012/1/3エントリ 東京機械製作所「新丸子社宅」の解体完了
2012/5/2エントリ 東京機械製作所のオフィスビル建設工事
2012/9/24エントリ 東京機械製作所オフィスビルの鉄骨と、イメージパース
2013/2/19エントリ 東京機械製作所オフィスビルの壁面ガラスと、テナントスペース
2013/2/23エントリ 小杉ビルディングの三井住友銀行が東京機械製作所オフィスビルに2013年5月27日に移転
2013/5/1エントリ 「TKS武蔵小杉ビル」に三井住友銀行武蔵小杉支店のオープン告知と看板が設置
2013/5/23エントリ 東京機械製作所の「TKS武蔵小杉ビル」が竣工、本日竣工式を開催
2013/5/27エントリ 「TKS武蔵小杉ビル」に「三井住友銀行武蔵小杉支店」が本日オープン
2013/6/23エントリ TKS武蔵小杉ビルに「セブンイレブン川崎武蔵小杉駅前店」が2013年7月26日オープンへ
2013/6/26エントリ TKS武蔵小杉ビルに「野村不動産アーバンネット」が入居
2013/7/24エントリ 東京機械製作所が「TKS武蔵小杉ビル」をケネディクスのSPCに約90億円で売却へ
2013/7/26エントリ 「TKS武蔵小杉ビル」の「セブンイレブン川崎武蔵小杉駅前店」本日オープン
2013/10/1エントリ NECが「玉川ルネッサンスシティ」の信託受益権を約575億円で取得
2013/11/21エントリ TKS武蔵小杉ビルに「シンクタンクオブジャパン」が2014年1月14日に本社移転
2014/3/22エントリ ケネディクスがTKS武蔵小杉ビルをケネディクス・オフィス投資法人に120億円で譲渡、稼働率は86%に
2014/9/3エントリ 「TKS武蔵小杉ビル」が「KDX武蔵小杉ビル」に名称変更

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2018年
06月25日

グランツリー武蔵小杉向かいに建設、サクセス・プロの店舗・オフィス複合ビル計画が公示。5階建てに変更し2019年3月完成へ

【Reporter:はつしも】

2018/3/15エントリにおいて、グランツリー武蔵小杉向かい側の三角地帯の一角に、株式会社サクセス・プロによる店舗・オフィス複合ビルが建設される計画であることを第一報としてお伝えいたしました。

その後現地に「事業計画のお知らせ」が掲示されまして、ビルの階数が6階建てから5階建てに変更されたこと、また工事完了予定は2019年3月29日であることがわかりました。

■グランツリー武蔵小杉向かいの店舗・オフィス複合ビル建設地
グランツリー武蔵小杉向かいの店舗・オフィス複合ビル建設地

■事業計画のお知らせ
事業計画のお知らせ 

この三角地帯は、グランツリー武蔵小杉と中原消防署、レジデンス・ザ・武蔵小杉、そして武蔵小杉新駅ロータリーに囲まれた再開発地区の中心部にあります。

武蔵小杉再開発計画の中では、「中丸子地区A地区」として位置づけられていますが、これまで目立った開発計画は行われてきませんでした。

このビルの建設地はゴールドクレストのマンションギャラリーとして利用されてきましたが、同ギャラリーは解体され、4月20日に上記の「事業計画のお知らせ」が掲示されました。

前回エントリでお伝えした当初計画では6階建て(高さ22.9m)でしたが、5階建て(高さ19.8m)に変更されていることがわかります。

■株式会社佐藤秀
佐藤秀一級建築事務所

このビルの設計は佐藤秀一級建築士事務所が、施工は株式会社佐藤秀が手掛けることになりました。

同事務所・同社のウェブサイトを参照すると、オフィスビル・商業施設から社寺・個人の住宅まで、幅広い案件を受注していることがわかります。

なお、施工主の株式会社サクセス・プロは、ゴールドクレストの親会社にあたり、サクセス・プロの代表取締役である十文字弘美氏は株式会社佐藤秀の取締役も兼任しています。

資本関係はわかりませんが、人的な関係を有する会社のようです。

■更地になった敷地
更地になった敷地

現在のビル建設地では、ゴールドクレストのマンションギャラリーが取り壊されて更地の状態になっています。

「事業計画のお知らせ」では7月2日工事着手予定となっていますから、近々建設工事がスタートするのではないでしょうか。

■ビル建設地と周囲の再開発ビル
ビル建設地と周囲の高層マンション

このビルは周囲の開発事業に比べると小規模なものですが、立地としてはなかなか良い場所にあります。

東急武蔵小杉駅とJR武蔵小杉新駅の中間、かつグランツリー武蔵小杉の向かい側でもありますので、商業導線をつなぐ存在になれば一定の賑わいを得ることも可能でしょう。

どのようなテナントが入るのかはわかりませんが、日常的に通行される方にとっては気になるところかと思います。

【関連リンク】
株式会社佐藤秀 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
2014/7/27エントリ 中丸子地区三角地帯の商業施設を増築しドコモショップ出店、旧セントラル駐車場は@Parkに一体化
2016/7/27エントリ セントラルフィットネスクラブ前の「タイムズ武蔵小杉第2」が閉鎖、跡地にゴールドクレストのマンション販売センターがオープンへ
2016/10/20エントリ 「ニッポンレンタカー武蔵小杉横須賀線口営業所」「トヨタレンタリース神奈川武蔵小杉駅前店」オープン、ニッポンレンタカーの建物は車両タイプの移動式
2017/3/10エントリ 武蔵小杉新駅ロータリー前「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」の駐輪場がリニューアル、一般利用が可能な時間貸し駐輪場として本日供用開始
2018/3/15エントリ グランツリー武蔵小杉向かいの三角地帯、ゴールドクレストマンションギャラリー用地にサクセス・プロが6階建ての店舗・オフィス複合ビルの建設を決定

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