武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2018年
08月21日

川崎市内幼稚園の11月1日一斉入園受付を控え、川崎パパ塾が講座「パパの為の幼稚園選びのポイント&新しい教育科目」を9月13日(木)に開催

【Reporter:はつしも】

父親の地域参加を考える「川崎パパ塾」が、2018年度の講座を毎月開催しています。

その第4回講座として、「パパの為の『幼稚園選びのポイント& 新しい教育科目』」が9月13日(木)に開催されることとなり、このたび参加申込がスタートしました。

■「川崎パパ塾」2018年度講座の開催概要
開催回数 全10回予定
会場 武蔵小杉駅周辺を予定
ウェブ ●ウェブサイト
●facebookページ
主催 川崎パパ塾
協賛 ナイス株式会社/小杉ママのチャリティーリユース/はり・きゅう・マッサージ治療院alto
協力 かわさき市民活動センター/武蔵小杉ライフ
後援 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント

■第4回「パパの為の『幼稚園選びのポイント& 新しい教育科目』」のプログラム
日時 2018年9月13日(木)19:30~21:30(19:00受付開始)
会場 小杉町3丁目町会会館【アクセス
内容 あなたは、「幼稚園、保育園、こども園」いったい何が違うのか、ご存知ですか?

パパは知らない事が多すぎ!

幼保一貫構想の中で設立したのが「こども園」。そして人気の「インター保育園に、インター幼稚園」。中には、園舎を持たない幼稚園もある時代です。

ちなみに、あなたは、11月1日より幼稚園の受付が開始されるのを知っていますか?
プレ幼稚園って、なあに?そして今は、プレ幼稚園から通う時代なんですよ。まさか、プレ幼稚園も説明必要だったり?(^^;

これは、全国的には、少子化の流れなんです。
プレ幼稚園の子や兄弟の方は優先的に入園できるのか?もう1度、確認しましょう。
東京オリンピックと一緒に始まる新しい教育内容と、導入科目、そして幼稚園の選び方の10のポイントについてお伝えします。
講師 ●田中パパ
田中パパ

◆田中パパより、ひと言◆
パパ年齢15歳の47歳です。中学生の娘2人と妻のレディース3名の中で暮らしています。
上の娘の小学校約6年間・下の娘の小学校4年間は毎朝娘たちの登校途中まで一緒に通勤していました。
今は手が離れ、ほっとしたような寂しいような。仕事が落ち着きだしたら、多摩川のサイクリングを再開したなぁ。なんて思っています。

◆幼児教育の現場で働いてます◆
「未来の主人公を応援しています」をキャッチフレーズに活動しています。
24年前コーチとして幼稚園生にサッカーのコーチをしたのがきっかけに、22年前「田中らっきぃ」というニックネームで教育サービス業に携わりだしました。
そして、今まで4000組(小学校・幼稚園受験する方は2000組以上)以上のご家庭と幼児教育を通してかかわらせて頂いてきました。幼稚園受験・小学校受験を携わることにより、目の前の受験のことだけにとらわれることなく、お子さんの将来を考えての進路指導を大切にしてきました。

これからも社会に大きく羽ばたけるように、大学や中高教育も含めてのアドバイスが少しでもできたらと思っております。

現在はアビリッズ幼児教室を立ち上げ、子どもたちは楽しく、そして直接体験学習を大切にし、ほめて伸ばす授業をしています。
ご父母には、1人1人を大切にした進路指導やアドバイスを心がけ、思春期になってもお父さんと会話をする子を育てることを目指しています。

◆経歴◆
•1996年~0歳から生涯教育を展開している大手幼児教室にて、0歳から小学校4年生までの授業を担当。
•2008年:3校教室長兼任
•2010年:東京千葉埼玉地区統括
•2016年:アビリッズ幼児教室設立
•2018年:川崎パパ塾講師(頭の良い子の育つ家とは?)
•2018年:小学校受験総合サポート連盟を設立 代表
•2018年:一般社団法人 新路協会設立 正会員
対象 子育て中のパパ、これからパパになる方、関心のある方
※ママも大歓迎!
定員 20名
料金 1,000円/1名
※ドリンク(ビール等あり)、お茶菓子等を準備しています。
申込方法 下記のウェブページからお申込みください。
イベントページ
※イベントページ内に申込ページへのリンクがあります。
申込ページ
※申し込みページに直接アクセスする場合はこちら。

「パパ塾」は、2010年から活動をしている、ボランティア自主企画によるパパの学習活動です。
「パパが変われば、家族と地域が変わる」をメインテーマに、父親の子育て参加や、相互のネットワーク作り、社会参加がしやすい環境づくりなどを促進する取り組みを行っています。

■過去の開催風景(グループディスカッション)
グループディスカッション

本年度の「パパ塾」の講座は、毎回地域のパパが講師となって登壇するのが特徴です。
パパの講演をベースに、参加者がグループごとに自由に意見交換、情報交換をしていきます。

毎回終了後には懇親会もあり、パパママ同士のコミュニケーションを図ることができます。

■今回のテーマは「幼稚園選び」
今回のテーマは「幼稚園選び」

今回のテーマは「幼稚園選び」です。
川崎市の幼稚園は私立が基本で、それぞれに教育方針なども異なります。

中原区内では入園希望の子どもたちの数も多く、入園受付と面接等が行われる毎年11月1日はご家族にとって「運命の一日」とでもいうべき緊張感が漂っています。

ここで武蔵小杉周辺の幼稚園について、あらためておさらいしてみましょう。
なお、各幼稚園の特性はあくまでも本サイトの見方ですので、人によって受け止め方が異なると思います。あらかじめご承知ください。

■大西学園幼稚園
大西学園幼稚園

武蔵小杉駅から一番近いと思われるのが、「大西学園幼稚園」です。
大西学園小学校・中学校・高等学校の系列で、お行儀・しつけがしっかりしている幼稚園と言われています。

■月影学園幼稚園
月影学園幼稚園

お行儀系といえば、元住吉の「月影学園幼稚園」も有名です。
11月1日の面接には、フォーマルスタイルのご家族が多く集まり、小学校入学で「お受験」をする比率が相対的にやや高いように思います。

もともとは舞踊学校だった歴史もあり、毎年の音楽舞踊発表会が一大イベントです。
「月影」の名前でわかる通り、仏教系の幼稚園です。

■大楽幼稚園
大楽幼稚園

仏教系では、武蔵小杉からは少々距離がありますが「大楽幼稚園」もあります。
「真言宗智山派大楽寺」の境内にあり、道徳教育に力を入れています。

■太陽第二幼稚園
太陽第二幼稚園

■東住吉幼稚園
東住吉幼稚園

■すみのえ幼稚園
すみのえ幼稚園

お行儀系の大西学園幼稚園・月影学園幼稚園に対して、相対的に「元気いっぱい系」の幼稚園が「太陽第二幼稚園」「東住吉幼稚園」「すみのえ幼稚園」です。
太陽第二幼稚園は「太陽自然学校」でキャンプをしてアウトドアを満喫するのが名物行事になっています。

東住吉幼稚園やすみのえ幼稚園では園庭で泥んこ遊びができるようになっていまして、このあたりは月影学園幼稚園と好対照です。

「お行儀系」「元気いっぱい系」は、方針の違いであって、どちらが良いというものではありません。
それぞれに長所がありますし、お子さんのキャラクターによってもそれぞれに合う・合わないがあるでしょう。
やはりこのあたりも、「幼稚園選び」のポイントかと思います。

今回の「川崎パパ塾」の講座は、上記のように中原区の幼稚園にフォーカスした話ではありませんが、また違った角度で幼稚園選びについて理解を深めることができそうです。
来るべき11月1日に向けて、家族で話し合いができるようにこの機会に情報収集してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
(川崎パパ塾関連)
川崎パパ塾 ウェブサイト
川崎パパ塾 Facebookページ
2016/1/31エントリ 「川崎パパ塾」のミニ絵本図書館「パパの本棚」が、中原市民館から「COSUGI CAFE」へ移転
2017/9/25エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が2017年度スケジュールを公開、第1回「夫婦のパートナーシップ」(10月25日開催)の参加者募集をスタート
2017/10/17エントリ 「川崎パパ塾」の2017年度第2回講座「紙飛行機作り」(11月16日)が参加受付スタート、「なかはら子ども未来フェスタ」の紙飛行機ワークショップ準備活動を実施
2017/11/27エントリ 「第12回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:パラスポーツ「ボッチャ」体験と、川崎パパ塾「飛行距離ギネス記録紙飛行機」などが賑わう
2017/12/27エントリ 「川崎パパ塾」2017年度第3回講座「胎内記憶で学ぶ、子育ての神秘」が2018年1月20日(土)開催、夫婦参加歓迎で申込受付中
2018/1/2エントリ 「川崎パパ塾」が1月8日(月・祝)「お正月deミュージアム」に参加、1月31日(水)第4回講座「パパカメラ:家族写真を撮ろう」の参加申込スタート
2018/1/15エントリ パパの子育てを考える「川崎パパ塾」の第5回講座「頭の良い子が育つ家とは?」(2月8日開催)が参加受付スタート
2018/1/27エントリ 「川崎パパ塾」の第6回講座「パパも知っておきたい薬のはなし」(2月15日開催)が参加受付開始、薬剤師パパが子供向けの薬の知識をレクチャー
2018/3/14エントリ 「川崎パパ塾」が2017年度最終講座「パパの新しい働き方・生き方を考える『育休・ライフシフト』」を3月29日(木)開催、参加申込受付中
2018/6/10エントリ 「川崎パパ塾」が2018年度講座をスタート、第1回「初心者の写真講座『家族写真の撮り方&楽しみ方』」(6月27日開催)の参加申込を受付中
2018/7/2エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が2018年度第2回講座「怒らない子育て」を7月25日(水)開催/第1回「初心者の写真講座」はパパママで賑わう
2018/8/9エントリ パパママが交流「川崎パパ塾」が「家族旅行」をテーマに第3回講座を8月23日(木)開催、参加申込スタート

(幼稚園入試関連)
武蔵小杉ライフ:生活情報:保育園・幼稚園
2007/11/1エントリ 11月1日、武蔵小杉周辺の幼稚園一斉入試
2007/11/5エントリ 平成20年度入園 武蔵小杉の幼稚園出願レポート(1)
2007/11/6エントリ 平成20年度入園 武蔵小杉の幼稚園出願レポート(2)

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2018年
08月20日

コミュニティスペース「新城劇場」が「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」として8月23日(木)リニューアルオープン、小泉農園のジェラートなども販売

【Reporter:はつしも】

武蔵新城駅前で実験的な営業をしていた「屋台のある本屋 新城劇場」が、2018年8月23日(木)に「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」としてリニューアルオープンします。

これに先立って8月20日(月)にプレオープンが行われましたので、同店を先行してご紹介したいと思います。

■武蔵新城駅前の「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」
武蔵新城駅前の「Book&Cafe stand Shinjo Gekijo」

「屋台のある本屋 新城劇場」は、2017年4月1日に「古本屋を軸にしたコミュニティスペース」として実験的にオープンしました。

読書会・朝ごはん会などのイベント開催のほか、本を販売する「屋台」を小ブロックごとに貸し出す取り組みなどを展開していましたが、実験期間を終えて同年9月30日をもって一旦営業終了となっていました。

その後も同店では川崎市シティプロモーション室の事業「Colors,Future! いろいろブックフェア」に協力するなど、読書に関連する取り組みを進めてきたところです。

武蔵新城駅北側の駅前一等地にありながら、地権者の方のご理解により、地域コミュニティに寄与する場所としての模索が続いていました。

■「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」の店内
「Book&Cafe stand Shinjo Gekijo」の店内

Book&Cafe stand Shinjo Gekijo

■電源コンセントとWi-Fiも提供
電源とWi-Fiも提供 

「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」の店内は、木材を基調にした明るい雰囲気はそのままに、フルリニューアルが施されています。

中央に客席テーブル、窓際にはカウンターも配し、テーブルには電源コンセントが提供されていました。
また店内では無料のWi-Fiも使えるようになっています。

■カフェ営業のスタッフの皆さん
スタッフの皆さん

 「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」は、その名前の通り「本」と「カフェ」が中心になっています。

このうちカフェは「Rivegee」という名前がついていまして、カウンターには、店舗マネージャーの加賀谷さんをはじめ、スタッフの皆さんが並んでいました。

「大人も、子どもも、大人と子どもの間にいる人も、この場所をきっかけとして出会い、自分もここで何かやってみたい」と思えるような場所を目指しているということです。

■川崎産野菜や果物を使った「小泉農園」のジェラート
地産地消のジェラート

■米粉を使ったクレープ
米粉を使ったクレープ(チョコバナナホイップ)

カフェ「Rivegee」の「昼の部」(11:00~19:00)では、川崎産の野菜や果物を使った、宮前区の「小泉農園」自家製のジェラートのほか、米粉を使ったクレープ、タピオカドリンクなどが提供されています。

一方「夜の部」(19:00~)は、曜日ごとにレンタルキッチンとして定食屋さんが営業する形式です。
こちらは今のところ、木曜日と日曜日にそれぞれ異なる定食屋さんが営業を行う予定になっています。営業形態は随時変わるかと思いますので、店舗に直接ご確認ください。

■古本販売とハンドメイド作品販売
古本販売とハンドメイド作品販売

そして店内で目を引くのが、壁際の大きな棚です。

ここでは古本販売「よりみちブックス」と、ハンドメイド作品の委託販売「クラフトボックス」が展開されていました。

■古本販売「よりみちブックス」
よりみちブックス

よりみちブックス

よりみちブックス

古本販売「よりみちブックス」は、カフェ営業「Rivegee」と並ぶ同店の柱のひとつです。

従来の「新城劇場」同様、在庫の量よりも「選書」による質を重視した品揃えです。
このセレクトは、新潟で「ツルハシブックス」などユニークな書店を立ち上げてきた西田卓司さんの手によるもので、「新城劇場」時代から「10代に読んでほしい本」をひとつのコンセプトにしているということでした。

同店自体がコミュニティスペースという特性にあわせて、山崎亮氏などの「コミュニティデザイン」関連の本が多く含まれていました。

目当ての本を探すには適しませんが、ふらりと立ち寄って「ここで本と出会う」ことを想定したコンセプトといえるでしょう。

■ハンドメイド作品販売「クラフトボックス」
ハンドメイド作品販売「クラフトボックス」

クラフトボックス 

クラフトボックス 

クラフトボックス  
 
 そして「よりみちブックス」の下の棚では、ハンドメイド雑貨の販売「クラフトボックス」が充実していました。

それぞれ作家さんによる手作りアクセサリーなどの委託販売を行っているもので、同店では作品を置いてくれる作家さんの募集も行っていました。
ご関心ある作家さんは、店舗までご相談ください。

一番最後の写真は「動物の本のしおり」で、本から動物の顔がひょこっと出るようになっています。
このような、読書に使えるオリジナル雑貨なども楽しいですね。

■ちいさいおうちスタジオ
「ちいさいおうちスタジオ」

最後にご紹介するのは、ラジオ収録スタジオ「ちいさいおうちスタジオ」です。
かわさきFMのラジオ番組「まるラジ」の公開収録も行われる予定で、収録中は店内で放送を楽しむことができます。

「まるラジ」の詳細については関連リンクから公式ウェブサイトをご参照いただきたいと思いますが、同番組は大学生を中心とした番組作りをしています。
地域のお子さんや大学生など、若い世代がかかわるコミュニティスペースづくりを志向しているのも、「新城劇場」の時代からの「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」の特徴かと思います。

ところで、上記の「ちいさいおうちスタジオ」の写真をご覧いただくと、スタジオ上部に壁がなく、オープンなつくりになっていることがわかるかと思います。

ラジオの収録スタジオといえば、通常は外部の音が決して入らないような防音構造になっているものですが、ここではあえてスタジオと客席の声が相互に混じりあうのが大きな特徴になっていました。

■今後の活動が期待される「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」
今後の活動が期待される「Book&Cafe stand Shinjo Gekijo」 

「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」では、従来の「新城劇場」同様、今後地域向けのイベント等も開催されることと思います。

最新情報につきましては、同店のfacebookページやInstagram、twitterなどもチェックしてみてください。

前身の「新城劇場」をご紹介した前回エントリでもお伝えした通り、武蔵小杉からは距離がありますので「本を探すだけのためににわざわざ行く」のはハードルが高いと思います。
このようなコミュニティスペースや、地産地消のコンセプト、あるいはハンドメイド雑貨などにご関心のある方であれば、一度何かのついでに訪問してみるのも良いでしょう。

■「Book&Cafe stand Shinjo Gekijo」の店舗情報
●所在地:中原区上新城2-9-1 セシーズイシイ11
●営業時間:11:00~19:00 ※夜間レンタルキッチン営業あり
●定休日:月曜日
●facebook:https://www.facebook.com/bacs.shinjogekijo/
●Instagram:https://www.instagram.com/shinjo_gekijo/
●twitter:https://twitter.com/shinjo_gekijo

■マップ


【関連リンク】
まるラジ ウェブサイト
ツルハシブックス ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:書店 Book & Cafe stand Shinjo Gekijo
 ・2016/1/24エントリ 第3回「新丸子の路地裏マルシェ」開催レポート:川崎野菜「キクイモ」料理と、1月27日「武蔵小杉駅マルシェ」にも登場予定「小泉農園のわがままいちご」
2016/3/2エントリ 採れたてが絶品!武蔵小杉のマルシェにも登場「小泉農園のわがままいちご」のいちご狩りレポート
2017/2/22エントリ 武蔵小杉東急スクエア「はらドーナッツ」で、宮前区・小泉農園コラボ商品「わがままいちご」ドーナツを期間限定販売中/いちご狩りウェブ予約がスタート
2018/1/24エントリ 川崎市が「Colors,Future! いろいろブックフェア」を展開、来春リニューアル準備中の「屋台のある本屋 新城劇場」が1月27日(土)まで「よりみちブックス」を開店中

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2018年
08月19日

上丸子天神町の銭湯「天神湯」が「設備及び従業員の老朽化」等により廃業、65年以上の歴史に幕

【Reporter:はつしも】

上丸子天神町で古くから営業する銭湯「天神湯」が、2018年7月22日をもって廃業しました。
施設の老朽化や従業員の高齢化等によるもので、1953年3月の開業以来、65年以上に及ぶ歴史に幕を下ろすこととなりました。

今回はコメントで情報提供をいただきまして、現地を訪れてみました。

■上丸子天神町の「天神湯」
上丸子天神町の「天神湯」

「天神湯」は、上丸子天神町の住宅街の中にありました。
この一帯にはあまり高い建物がありませんので、天神湯の煙突を比較的すぐに見つけることができます。

煙突は「丸子温泉」や「今井湯」などでイメージされる円柱ではなく、四角いのが特徴です。

煙突側は銭湯のバックヤード側で、出入口は反対側に回る必要がありました。

■「天神湯」の正面
「天神湯」の正面

天神湯の正面

「天神湯」の出入口は、住宅街の道路から少し奥まったところにありました。
著しく老朽化した木造建築というわけではなく、マンションと一体化した比較的現代的な建物です。

■廃業のお知らせ
廃業のお知らせ

その入口に掲示されていたのが「天神湯廃業のお知らせ」です。

1953年(昭和28年)3月の開業から65年の歴史を積み重ねてきましたが、
「設備及び従業員の老朽化ほか、諸般の事情により廃業を決めました。」
とあります。

前述の通り、現在の建物はどう見ても一度建て替えてマンションと銭湯の複合ビルになっていますから、設備の老朽化だけではなく、「従業員の老朽化(=高齢化)」に加えて「諸般の事情」が大きな要因としてあったのではないかと思います。

■「天神湯」出入口脇の「コーポシライ」の出入口
コーポシライ

「天神湯」の出入口脇には、ビルの2~3階を占めるマンション「コーポシライ」の出入口があります。
こちらは賃貸マンションとして稼働しているようですから、元住吉の「祇園湯」などと違って、「天神湯」が廃業しても建物は当面残りそうですね。

■フルリニューアルした「今井湯」
今井南町の「今井湯」 

■看板などがリニューアルした「丸子温泉」
丸子温泉

武蔵小杉周辺では、「今井湯」が2018年4月26日にフルリニューアルオープンしたほか、「丸子温泉」も2016年に看板や店内の一部がリニューアルしています。

このあたりはまだまだ健在と思われますが、またひとつ、老舗の銭湯が中原区から姿を消すこととなりました。

このたび廃業した「天神湯」に関して、思い出深い方もいらっしゃるのではないでしょうか。
街のひとつの記録として、本エントリを未来に残しておきたいと思います。

■2016年に廃業した「祇園湯」
木月祇園町の「祇園湯」

【関連リンク】
2016/2/24エントリ 2月28日(日)「いっしょにおフロんた~れ」を前に、武蔵小杉周辺銭湯めぐり。「今井湯」「丸子温泉」の煙突と、「祇園湯」営業終了
2016/5/22 川崎市・大田区の地サイダー登場。甘さ控えめ「黒湯サイダー」が各銭湯とスリーエフで発売中
2016/9/15エントリ 新丸子の老舗銭湯「丸子温泉」の看板がリニューアル、「丸 子温 泉」が均等割付「丸 子 温 泉」に
2018/2/16エントリ 今井南町の銭湯「今井湯」が改装工事のため長期休業、2018年4月26日頃営業再開を予定
2018/5/11エントリ 今井南町の銭湯「今井湯」がリニューアルオープン、高濃度炭酸泉や乾式サウナなどを提供

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2018年
08月18日

記録的な猛暑下、JR武蔵小杉駅が連絡通路に風鈴と静岡製機の冷風機「RKF405」を2台導入

【Reporter:はつしも】

今年は7月から、記録的な暑さが続いていました。
JR武蔵小杉駅では、南武線ホームと横須賀線側の新駅をつなぐ連絡通路に風鈴と、2台の冷風機を設置しています。

■JR武蔵小杉駅の連絡通路
JR武蔵小杉駅の連絡通路

JR武蔵小杉駅は、南武線側の旧駅と、横須賀線・湘南新宿ライン側の新駅が500mを越える連絡通路で結ばれています。

猛暑の中この連絡通路を歩いていると、じっとりと汗ばんで不快指数が高まってくるのが避けられませんでした。

それを少しでも軽減すべく、連絡通路の南武線寄りの天井に、たくさんの風鈴が設置されていまいた。

■連絡通路の風鈴
連絡通路の風鈴 

この風鈴は、毎年夏になると設置されています。
主に岩手県の観光キャンペーンの絵柄が描かれていまして、ホームから吹く風に揺られて心地よい音色が響いていました。

■連絡通路の冷風機
連絡通路の冷風機

連絡通路の冷風機

風鈴は連絡通路のホーム寄りの部分で風も吹くのですが、トンネル部分などはそうもいきません。
また風鈴の効果は気持ちの問題であって、物理的な暑さを緩和するものではありません。

そこで連絡通路の中ほどでは2か所、冷風機が設置してありました。

■静岡製機製の冷風機「RKF405」
冷風機「RKF405」

静岡製機製の冷風機「RKF405」

この冷風機は、静岡県袋井市の農産物関連機器・業務用熱機器・環境関連機器メーカーの「静岡製機」による冷風機「RKF405」です。
フロンを使わず、水を利用した環境にやさしい冷風機とされています。

「RKF405」は現在メーカー廃盤になっていますが、楽天市場で13万円あまりで販売されていました。
個人でも購入できる、比較的導入しやすい価格帯かと思います。

静岡製機による「RKFシリーズ」の詳細につきましては、関連リンクの公式ウェブサイトをご参照ください。

■JR東日本のポスター「改善しました!」
改善しました! 

JR東日本では、お客様からの要望に対応した実績を「サービス品質よくするプロジェクト」のポスターとして掲示しています。

これは課題に対して「改善しました!」とアピールを掲載するのが共通フォーマットになっていまして、中には必ずしも「ドヤ顔」をするにはうまくマッチしていない内容も含まれています。
ただ、これはポスターのフォーマットですので、JR武蔵小杉駅としてはそれで解決したと考えているわけではないでしょう。

この猛暑の中、風鈴と2台の冷風機による改善には限界もありますが、何も対処しないより良いことは間違いありませんから、とりあえずささやかな涼しさを味わってみてはいかがでしょうか。

■デリド武蔵小杉店のドライミスト
テラス席上部で噴射されるミスト 

【関連リンク】
静岡製機 製品情報 気化式冷風機 RKFシリーズ
2010/8/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の暑さ対策
2010/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の沿線案内と
ドライミスト

2018/7/26エントリ 記録的な猛暑を迎え、武蔵小杉新駅前の「デリド武蔵小杉店」テラス席でミストシャワーを噴射中

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2018年
08月17日

新丸子で創業50年、多摩川のうなぎも調理経験ある専門店「安川」

府中街道沿いのうなぎ店「むさし野」が、道路拡幅のために2016年12月25日に閉店しています。

同店なきあと、武蔵小杉周辺でうなぎが食べられるお店は…?ということで、新丸子の「安川」に行ってみました。

■新丸子の「安川」
新丸子の「安川」 

■「安川」のカウンター
「安川」のカウンター

「安川」は、新丸子駅西口から線路沿いに北上した「丸子温泉」の手前にあるうなぎ専門店です。

創業50年の歴史を有し、店主さんは多摩川のうなぎを調理した経験もあるということです。

店内はテーブル席と、厨房に面したカウンター席があります。

■うな丼(1,600円)
うな丼

■セットの肝吸い(これ以外にお漬物もあります)
肝吸い

最近では国産うなぎの値段が高騰し、「安川」でも「うな重」は2,400円(税込)スタートとなります。

一方、「うな丼」であれば、1,600円で食べることができます。
必然的にうなぎは小さめで、ごはんが見える面積が広いですが致し方ないところでしょう。

うなぎは柔らかく、一定水準は満たしていたかと思います。
たれは昔から辛口で、このあたりは人によって好みも分かれそうです。

■うなぎ料理
うなぎ料理
※上記は2017年8月撮影。2018年3月に価格改定されています。

「安川」では、かぶと焼きやうな茶漬け、ほねせんべいなどの様々なうなぎ料理も提供しています。

このほかお酒などの飲み物もありまして、そちらはお通しがかかります。
一杯やりながらうなぎ料理、という方もいらっしゃることでしょう。

うなぎは頻繁に食べるものではありませんが、たまに食べたくなりますよね。
「むさし野」なきあとの選択肢として、今回トライしてみました。

また、同店では出前も行っていますので、配達エリアはお問い合わせください。
価格は2018年3月に一度改定がありまして、今後も改定の可能性がありますので、あらかじめご承知ください。

(たちばな)

■「安川」の店舗情報
●所在地:中原区新丸子町648-7
●営業時間:11:00~14:00、17:00~21:00
●定休日:水曜日
●Web:http://unagiyasukawa.com/

■「安川」のマップ


【関連リンク】
2016/12/7エントリ 府中街道拡幅区間に残る、「黒焼き」のうなぎ専門店。相撲部屋を移築した「むさし野」
2017/1/8エントリ 相撲部屋を移築した「黒焼き」のうなぎ専門店「むさし野」が、府中街道拡幅のため閉店

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2018年
08月16日

井田病院再整備Ⅲ期工事完成に続き井田山の斜面防護工事が着手、「中原区市民健康の森」の歩道も整備へ

【Reporter:はつしも】

2018年6月28日から7月8日頃にかけて西日本を中心に発生した「平成30年7月豪雨」では、各地で洪水や土砂崩れなどが発生し、大きな災害となりました。
武蔵小杉周辺では目立った被害は認められませんでしたが、改めて災害リスクを身近に感じられた方も多かったのではないでしょうか。

中原区は大半が多摩川沿いの低地ですので、災害リスクの中では河川の氾濫が取りざたされることが多く、本サイトでも2016/6/1エントリで国土交通省が公開した「多摩川・鶴見川・相模川水系の洪水氾濫シミュレーション」をご紹介しておりました。

一方、中原区=平地というわけではなく、横浜市港北区との境界付近においては「井田山」などの高台と斜面の緑地帯があります。
折しも、この井田山において、斜面の防護工事が行われていましたので、ご紹介します。

■井田山の「中原区市民健康の森」の入口
井田山の「中原区市民健康の森」の入口

井田山の一部は、市民が憩える「中原区市民健康の森」として整備が行なわれています。
ここではホタルの放流イベントなど、自然を体験する試みが行われていまして、これまでにもご紹介しておりました。

その森の入口に掲示されていたのが、「斜面の防護および施設の整備」工事のお知らせです。

この工事ははかねてから計画されていたもので、今から10年前、2008年には住民説明会がすでに行なわれていました。
しかしながら施工上、土砂の搬出経路に問題があることが判明し、斜面上部の井田病院敷地を工事に活用することで2009年に計画変更が行なわれました。

一方、本サイトでもお伝えしてきたとおり、川崎市立井田病院は長期間にわたる改築工事が行なわれていました。
この改築工事は、大きく分けて病棟を改築するⅠ期・Ⅱ期工事、病院裏手の斜面寄りに駐車場棟を建設するⅢ期工事で構成されています。

斜面防護工事に井田病院の敷地を活用するとなると、必然的にⅢ期工事の「駐車場棟」が完成しないと、斜面防護工事が着手できないことになりました。
それにより、工事スケジュールが大幅に延期となり、当初の住民説明会から着手までに10年を待つ結果になったものです。

■Ⅲ期工事で完成した「駐車場棟」
4層構造の立体駐車場

そしてⅢ期工事の「駐車場棟」は、先般の2018/7/24エントリでご紹介したとおり、2017年7月に完成しました。
この完成をもって井田病院の斜面側の用地が工事利用できるようになり、このたびの斜面防護工事が着手されたわけです。

■井田山の斜面と近接する住宅
井田山の斜面と近接する住宅

■斜面の防護工事
斜面の防護工事

斜面の防護工事

井田山の周辺は宅地化が進み、斜面に近接して住宅が立ち並んでいます。
その斜面の下部に仮囲いが設置され、防護工事が進行していました。

この工事においては、まず斜面の安全確保のためブロック積擁壁が整備されます。

またアスファルト舗装による歩行者専用道路を整備して「中原区市民健康の森」から井田病院まで通行できるようになります。
さらに斜面と道路の排水施設も整備されるほか、階段には手すりが設置される計画です。

■「危ない!立ち入り禁止」
「危ない!立ち入り禁止」

工事が行なわれている斜面は、もちろん立ち入り禁止です。

大掛かりな工事になると思いますが、この防護工事によって、斜面の崩落リスクが低減されるものと思います。
また井田病院まで抜けることができるようになると、市民健康の森の回遊性が高まりそうですね。

■井田山周辺での新たな宅地開発
井田山周辺での新たな宅地開発

宅地開発

事業計画のお知らせ

周辺地域を見渡しますと、井田山の近くでは、新たな宅地開発も着手されていました。
2016/8/16エントリでご紹介した通り、台地の上では新日鉄先端技術研究所跡地に分譲住宅街「さくらが丘Isaac日吉」が開発されるなど、近年台地の上・下両方で人口が増加してきたところです。

■開発地から見える武蔵小杉のタワーマンション
開発地から見える武蔵小杉のタワーマンション

宅地開発地からは、遠く武蔵小杉のタワーマンションを送電鉄塔越しに見ることができました。
ここから武蔵小杉駅方面に通勤・通学される方もいらっしゃることでしょう。

開発が進む一方、災害時の安全を守る取り組みも大変重要です。
住民説明会から10年、土砂災害に関心が高まっているこのタイミングに井田山の斜面防護工事が着手されたのは偶然ですけれども、長年「順番待ち」になっていた事業に進捗がみられるのは良かったと思います。

【関連リンク】
(井田山関連)
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原区市民健康の森と、ホタル の放流
2014/5/30エントリ 井田山のホタル観賞会「ヒカリノモリへ」が 2014年6月5日(木)まで開催中
2015/4/7エントリ 川崎市立井田病院が4月1日全面開院、がん医 療・救急医療などを機能強化
2016/3/7エントリ 川崎市バスが4月1日の井田方面大幅増便ダイ ヤ・「小杉駅入口グランツリー前」バス停新設を発表、井田病院行無料シャトルバス は3月31日廃止
2016/6/10エントリ 井田山・中原区市民健康の森のホタル観賞会 「ヒカリノモリ」が本日6月10日(金)から12日(日)まで開催2016/8/16エントリ 井田山周辺の別世界。アイザック・ニュートン生家のりんごの木を継承する、新日鉄先端技術研究所跡地の分譲住宅街「さくらが丘Isaac日吉」を歩く
2016/12/10エントリ 井田山(5):東京都心と、武蔵小杉・新川崎の高層ビル群を一望する。隠れたパノラマスポット「井田伊勢台公園」
2018/7/24エントリ 川崎市立井田病院再整備事業・Ⅲ期工事で完成、ロータリー・立体駐車場と院内保育園

(台風関連)
京浜河川事務所 ウェブサイト
2008/8/29エントリ 多摩川増水
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2010/1/14エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が修復完了
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2011/9/21エントリ 台風15号が武蔵小杉を直撃、JR武蔵小杉駅の看板が破損
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(防災関連) ・2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練
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2011/4/9エントリ 中原区役所の臨時給水所
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2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
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2015/11/16エントリ 中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施
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2018年
08月15日

府中街道沿い「小杉Mビルディング」6階に「焼肉チョモランマ」が2018年9月オープン決定、1階移転の「全力鶏」に続きリロードエッジが新業態を出店

【Reporter:はつしも】

府中街道沿いの「小杉Mビルディング」6階の「全力鶏武蔵小杉店」跡地に、リロードエッジの新業態「焼肉チョモランマ」が2018年9月にオープンすることになりました。

■府中街道沿いの小杉Mビルディング
小杉Mビルディング

小杉Mビルディングは、府中街道と東急線の交点角地に2012年に竣工した商業ビルです。

この6階に2015年5月25日に出店したのが、「博多満月」を展開するリロードエッジの新業態店舗「全力鶏武蔵小杉店」でした。

その後1階で営業をしていた「てもみん」が2018年3月16日に武蔵小杉東急スクエアに移転したため、その後釜として「全力鶏武蔵小杉店」が5月17日にビル内移転をしています。

■6階から1階に移転した「全力鶏武蔵小杉店」
6階から1階に移転した「全力鶏武蔵小杉店」 

■6階が空き区画となったフロアガイド
6階が空き区画となったフロアガイド

結果として6階が空き区画となっていましたが、ここは引き続きリロードエッジが賃貸していまして、このたびさらに新業態の「焼肉チョモランマ」を出店させることになりました。

つまり、リロードエッジとしては6階+1階にフロアを増床し、相次いで自社の新業態を投入してきたというわけです。

■工事中の6階「焼肉チョモランマ」出店予定地
工事中の6階「焼肉チョモランマ」工事区画

工事中の「焼肉チョモランマ」出店予定地

「焼肉チョモランマ」は、新業態のため内容は未知数ですが、焼き鳥や鶏料理などがリーズナブルに提供されるようです。

店名に「焼肉」と入れるからには一般にイメージされるような焼肉メニューもありそうな気がしますが、そのあたりはまだわかりません。

現在、「焼肉チョモランマ」のウェブサイトが部分的にオープンしていまして、今後順次情報もアップされるようです。
気になる方は、関連リンクからチェックしてみてくださいね。

【関連リンク】
焼肉チョモランマ ウェブサイト
リロードエッジウェブサイト 全力鶏
2011/2/6エントリ 府中街道の「危険で危い」建物が解体着手
2011/7/1エントリ  府中街道の「危険で危い」建物跡地に6階建てビルを建設
2011/11/9エントリ 府中街道の「みらい本社ビル」イメージパース
2012/9/23エントリ 府中街道の「みらい本社ビル」外観お目見え
2012/10/14エントリ 府中街道の「小杉Mビルディング」(みらい本社ビル)2~5階にカラオケ店「コート・ダジュール武蔵小杉店」が12月オープンへ
2012/11/24エントリ 府中街道にオープン予定「コート・ダジュール武蔵小杉店」のキッズサービス
2012/12/10エントリ 府中街道の小杉Mビルディング1階に「てもみん」が12月中旬オープン2015/5/23エントリ リロードエッジの新業態「全力鶏武蔵小杉店」が5月25日(月)オープン、3日間は生ビールを10円で提供
2018/3/3エントリ 武蔵小杉東急スクエア5周年に向けたテナント入れ替え。「浅草梅園」「ブールミッシュ」「てもみん」など6店舗が出店、耐震補強工事により「ボンマルシェ」が3月25日閉店へ
2018/5/17エントリ 「武蔵小杉ガーデンファーム・肉バルGABURICO」複合店が5月19日(土)プレオープン、5月中は「635(むさこ)円」でチーズフォンデュ食べ放題。てもみん跡地は「全力鶏」が本日移転オープン

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2018年
08月14日

横浜市営地下鉄グリーンライン「高田駅(たかたえき)」周辺の高台から見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院

【Reporter:はつしも】

川崎市中原区から横浜市港北区に入っていくと、凹凸に飛んだ地形が広がってきます。

その中でも、「港北区高田町」周辺の高台から、武蔵小杉の高層ビル群などを見ることができましたので、ご紹介します。

■港北区高田町の坂道
港北区高田町の坂道

中原区はほぼ全域が平地となっていますが、横浜市との境界にある井田山周辺が唯一の高台です。
井田山から見た武蔵小杉の風景はこれまでにもご紹介しておりますので、エントリ末尾の関連リンクをご参照ください。

今回訪れた港北区高田町は、そこからさらに南西方向に離れた、武蔵小杉駅から直線距離で約4キロのエリアです。
横浜市営地下鉄グリーンライン「高田駅」が最寄駅で、駅から少し離れるとまだまだ多くの農地が残されています。

このあたりを歩いていくと坂道を登って下っての繰り返しで、時折視界が開けるスポットがありました。
武蔵小杉の高層ビルも見え隠れしていましたので、このあたりに武蔵小杉ビュースポットがあるのではないかと思い、住宅地と農地の間のアップダウンを歩いてみた次第です。

■高台から見えた武蔵小杉の高層ビル群
高台から見えた武蔵小杉の高層ビル群

果たして高田町の中ほどに、一面に農地が広がるエリアがありました。 ここから、武蔵小杉の高層ビル群を一望することができました。

■エクラスタワー武蔵小杉(左)とパークシティ武蔵小杉3棟(右)
エクラスタワーとパークシティ武蔵小杉3棟

こちらはエクラスタワー武蔵小杉(左)と、パークシティ武蔵小杉3棟(右)です。
パークシティ武蔵小杉は固まっていてわかりにくいですが、手前に「ザ グランドウイングタワー」、その奥に最高層の「ミッドスカイタワー」、一番奥に「ステーションフォレストタワー」の最高部が覗いています。

手前にも中原区井田や高津区蟹ヶ谷周辺の高台とマンションなどがありますので、ここから見えるのは高層ビルの中層階以上です。

■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン(左)とプラウドタワー武蔵小杉(右)
パークシティ武蔵小杉ザ ガーデンとプラウドタワー武蔵小杉

こちらは現在建設中の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」「タワーズウエスト」(左)と、プラウドタワー武蔵小杉(右)です。

あとから着工した「タワーズウエスト」も、このときすでに最高部の工事まで到達していたことがわかります。

■井田山の上の「川崎市立井田病院」
井田山の上の「川崎市立井田病院」

そして視線を東に移すと、井田山の上の「川崎市立井田病院」がよく見えました。

高田周辺の高台から井田山までの距離は2キロ未満で、武蔵小杉駅までの半分以下です。
途中に遮る高台もありませんから、こちらは病院全体と井田山の姿が確認できました。

■高田町の街角の仏様
高田町の街角の仏様

■高田町のビニールハウス
高田町のビニールハウス

ビニールハウスでの花の栽培

高田町では、畑のほかにも花の栽培を行うビニールハウスなどもありました。
平地で都市化が進んだ武蔵小杉周辺とは、また違った街の表情が見られます。

■「高田(たかた、TAKATA)駅」
「高田(たかた、TAKATA)駅」

なお、この一帯の地名・駅名である「高田」は、「たかだ」ではなく「たかた(TAKATA)」と読みます。
同じく横浜市営地下鉄グリーンライン沿線の「北山田」「東山田」は、それぞれ「やまだ」ではなく「やまた(YAMATA)」が正しい読みです。

実際に現地に足を運んでみると、気付くことがありますね。

【関連リンク】
(井田山関連)
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
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(横浜市港北区関連)
2008/4/5エントリ グリーンラインで、ノースポートへ(前編)
2008/4/6エントリ グリーンラインで、ノースポートへ(後編)
2008/7/19エントリ バスに乗って、トレッサ横浜へ(前編)
2008/7/20エントリ バスに乗って、トレッサ横浜へ(後編)
2008/8/13エントリ バスに乗って、IKEA港北へ(前編)
2008/8/14エントリ バスに乗って、IKEA港北へ(後編)
2016/7/29エントリ 慶應義塾大学日吉キャンパスから見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院
2017/1/16エントリ 日吉の住宅街で、絵本と児童書を地域につないで44年。「こどもの本のみせ ともだち」
2017/10/7エントリ 慶應義塾大学理工学部「第18回矢上祭」が10月7日(土)・8日(日)開催:子どもが楽しめるサイエンス企画満載、明日8日はロボコンや花火大会も実施
2017/10/30エントリ 慶應義塾大学理工学部「矢上キャンパス」から見る、武蔵小杉の高層ビル群と東海道新幹線のトンネル

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2018年
08月13日

法政通り商店街の1958年七夕祭りチラシに掲載「森小鳥店」が閉店、60年以上の歴史に幕

【Reporter:はつしも】

法政通り商店街のペットショップ「森小鳥店」が、2018年6月30日をもって閉店していました。
同店は本サイトが所蔵する、1958年の法政通り商店街のチラシにも掲載されていまして、2017/10/11エントリでご紹介しておりました。

正確な開店日は不明ですが、少なくとも1958年には「森小鳥店」の存在が確認されていますので、60年以上にわたる歴史に幕を下ろしたことになります。

■法政通り商店街の「森小鳥店」
法政通り商店街の「森小鳥店」

森小鳥店

「森小鳥店」は、法政通り商店街の入口近く、新築された「KOUTOビルディング」の隣にあります。
古い建物で、「KOUTOビルディング」の建設に伴う震動等により不具合が発生したために修繕工事を行なったばかりでした。

修繕工事は一時的なもので、その後営業再開をしていたと思うのですが、このたび閉店に至りました。

■閉店のご挨拶
閉店のご挨拶

お店にはシャッターが下り、閉店のご挨拶が掲示されていました。
「六月三十日で閉店致します 長い間ありがとう御座いました 森小鳥店」
ということです。

それほど営業の長くないチェーン店が、閉店のご挨拶のテンプレートで「長い間ありがとうございました」と表現することがありますが、「森小鳥店」の場合は本当に「長い間」であります。

60年以上、70年に及ぶのかそれ以上かわかりませんが、お疲れ様でした。

■1958年の法政通り商店街「七夕祭り」のチラシ
1958年の法政通り商店街「七夕祭り」のチラシ
※所蔵:武蔵小杉ライフ、以下同じ

こちらは、2017/11/10エントリでご紹介した、1958年の法政通り商店街「七夕祭り」のチラシです。

1950年代頃は同商店街で毎年「七夕祭り」が開催されていたようで、1958年のチラシを見ると「児童絵画コンクール」「写真コンテスト」「無料映画会」などが開催されていたことがわかります。
またこのチラシには当時の商店街の全店舗がイラスト図で描かれていまして、当時の商店街の姿を記録するたいへん貴重な資料となっています。

■映画館「有楽座」と「森小鳥店」
映画館「有楽座」と「森小鳥店」

この頃、現在の中原ブックランドの場所には映画館「有楽座」がありました。
1958年当時、下記の映画が上映されていたことがチラシからわかります。

●「無法松の一生」
●「流れる」
●「お笑い大福帖」
●「美女と液体人間」
●「大番 完結編」
●「ワンマン社長純情す」
●「若い獣」
●「俺にまかせろ」
●「漫才」


そして「有楽座」よりも少し商店街の奥に、「森小鳥店」の名前が確認できます。
当時上映されていた映画のタイトルなどを見ても、同店がたいへん古くから営業をしていたことがわかります。

■絵図に残る「森小鳥店」
絵図に残る森小鳥店

■1958年当時から現在も残る「泉心庵」
1958年当時から現在も残る「泉心庵」

■同じく「三富商事」
同じく「三富商事」

1958年のチラシから残る店舗は、他に和菓子店「泉心庵」、不動産店「三富商事」があります。
名前や業種が変わっていて経営されているご一族は同じ、というお店は他にもあるかもしれませんが、チラシと同じ名前・業種のまま残っていた3店舗のうちひとつが、長い歴史を終えることになりました。

■営業していた当時の「森小鳥店」
営業していた当時の「森小鳥店」

営業当時の森小鳥店

法政通り商店街では、隣の「KOUTOビルディング」も含め、この数年間の間にも新たな店舗のオープンが多数ありました。
今後も少しずつ入れ替わっていくことがあるのではないでしょうか。

なお、1958年当時のチラシに掲載されていた店舗リストは前回エントリで一覧化していますので、ご関心ある方は関連リンクからご参照ください。

■店舗の入れ替わりが続く法政通り商店街
店舗の入れ替わりが続く法政通り商店街

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:和菓子 泉心庵
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:不動産 三富商事
2014/4/19エントリ 法政通り商店街に「シャチハタタワー武蔵小杉」が登場
2017/6/29エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の、昔のフロアガイドを発掘。「らーめんにほんばし」「高島屋クリーニング」など今はなき店舗が多数
2017/11/10エントリ 武蔵小杉・法政通り商店街の1958年七夕祭りのチラシを公開!当時の全店舗がわかる絵図を掲載、映画館「有楽座」では「無法松の一生」などを上映

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2018年
08月12日

JR川崎駅北口通路の「フロンターレロード」の全選手パネルが更新、新戦力の宮代大聖選手も登場

【Reporter:はつしも】

 2018年2月17日に、JR川崎駅に新たな「北改札」と「北口通路」が開業しました。

駅ナカ商業施設「アトレ」のショッピングゾーンとともに、北口通路には川崎フロンターレ関連の展示を行う「フロンターレロード」が登場しまして、同日のエントリでお伝えしておりました。

そしてこのたび「フロンターレロード」の展示が更新されましたので、ご紹介します。

■JR川崎駅の「フロンターレロード」
JR川崎駅の「フロンターレロード」

JR川崎駅の北口通路は、新たに設置された北改札の外側で、川崎駅の東西をつないでいます。
その通路の両側には展示スペースがありまして、通路オープン以来川崎フロンターレのパネルが展示されてきました。

「フロンターレロード」は正式名称というわけではありませんが、その名前にふさわしい演出となっています。

今回更新されたのは、全選手を紹介するパネルでした。

■1番 チョン・ソンリョン選手・2番 登里享平選手「怒涛」
チョン・ソンリョン選手・登里享平選手「怒涛」

■3番 奈良竜樹選手・5番 谷口彰悟選手「威風」
奈良竜樹選手・谷口彰悟選手「威風」

■6番 田坂祐介選手・7番 車屋紳太郎選手「覚悟」
田坂祐介選手・車屋紳太郎選手「覚悟」

このパネルは、背番号順になっています。
1番 ゴールキーパーのチョン・ソンリョン選手からはじまって、7番の車屋紳太郎選手までは守備陣のレギュラーが中心です。

4番はフォワードの大久保嘉人選手がジュビロ磐田に移籍したため、空きになっています。

■8番 阿部浩之選手・9番 赤崎秀平選手「逆襲」
阿部浩之選手・赤崎秀平選手

■10番 大島僚太選手「飛躍」
大島僚太選手「飛躍」 

■11番 小林悠選手「優勝」
小林悠選手「優勝」

■14番 中村憲剛選手「不動」
中村憲剛選手「不動」

8番から14番までは、川崎フロンターレを代表するフォワード・ミッドフィールダーの選手が揃っています。

ロシアワールドカップ日本代表、現在Jリーグ最高の選手ともいわれる10番・大島僚太選手、エースストライカーの11番・小林悠選手、川崎フロンターレのバンディエラ(※)、14番・中村憲剛選手2名セットではなく、ひとりでパネル1枚を使っています。

※バンディエラ:イタリア語で「旗頭」。生え抜きで長年にわたって活躍する中心選手のことをいいます。

なお、12番はサポーター番号のため、13番は三好康児選手がコンサドーレ札幌に期限付き移籍のため、空き番号です。
 
■16番 長谷川竜也選手・17番 武岡優斗選手「疾風」
長谷川竜也選手・武岡優斗選手「疾風」 
 
 ■18番 エウシーニョ選手・19番 森谷賢太郎選手「躍動」
エウシーニョ選手・森谷賢太郎選手「躍動」 
 
■20番 知念慶選手、22番 下田北斗選手「覚醒」
知念慶選手・下田北斗選手「覚醒」

16番以降は、2017シーズンのベストナイン、サイドバックのレギュラー18番・エウシーニョ選手のほか、スーパーサブ的に活躍している選手も多く登録されています。

レギュラー陣のコンディションや、対戦相手の特性などに応じて、いつでもスターティングメンバーを張れる選手たちです。
 
20番のフォワード・知念慶選手はパネルに「覚醒」ともある通り、今シーズンキャンプから状態が良く、次世代のエースストライカーとしての活躍が期待されています。

 ■23番 エドゥアルド選手・24番 安藤駿介選手「本気」
 エドゥアルド選手・安藤駿介選手「本気」 
 
■25番 守田英正選手・26番 タビナスジェファーソン選手「凌駕」
守田英正選手・タビナスジェファーソン選手「凌駕」 
 
■27番 鈴木雄斗選手・28番 脇坂泰斗選手「希望」 
鈴木優斗選手・脇坂泰斗選手
 
 23番以降は、今シーズンの新戦力が多く登録されています。

なかでも出色なのは25番・ボランチの守田英正選手で、大卒ルーキーながらきわめて安定した守備力・展開力を見せてエドゥアルド・ネット選手からレギュラーの座を奪取しました。

同選手は出場機会を求めて名古屋グランパスに移籍する結果となり、以降守田英正選手がフル出場しています。
 
大島僚太、エドゥアルド・ネットの両選手によるダブルボランチ、トップ下中村憲剛選手による中盤は、黄金の三角形とも称される川崎フロンターレの要でしたから、パネルにある通りその一角を「凌駕」した守田英正選手の活躍は予想以上のものでした。

またモンテディオ山形から今季加入した27番の鈴木雄斗選手も、フィジカルの強さを発揮して後半戦から途中出場の機会が増えてきています。
 
 ■29番 舞行龍ジェームズ選手・30番新井章太選手「熾烈」
舞行龍ジェームズ・新井章太選手「熾烈」
 
 ■31番 ポープ ウィリアム選手・32番 田中碧選手「初心」
ポープウィリアム選手・田中碧選手「初心」
 
■33番 宮代大聖選手・37番 齋藤学選手「飛翔」
宮代大聖選手・齋藤学選手「飛翔」

30番台には、ユース出身の若手選手が2名登録されています。
32番・田中碧選手と、33番・宮代大聖選手です。

宮代大聖選手は世代別の日本代表にも選出され、まだ高校生ながら2018年4月に川崎フロンターレU-18からトップチームに昇格しプロ契約に至りました。

田中碧選手らとともに、今後の活躍が期待される生え抜き選手です。

■41番 家長昭博選手「無双」
家長昭博選手「無双」 

そして川崎フロンターレで一番大きな数字を背番号として背負っているのが41番・ミッドフィールダーの家長昭博選手です。
そうそう倒されない体幹の強さ、キープ力とセンスあふれるパスワークが特徴で、チームの攻撃力の要となっています。

更新前のパネルでは大久保嘉人選手が「ひとりでパネル1枚」を使っていたため、移籍によりその枠が空きました。

■「ひとりでパネル1枚」の選手
大島僚太選手

小林悠選手

中村憲剛選手 

大島僚太・小林悠・中村憲剛の3選手に続いて、家長昭博選手が4人目の「大物」枠に収まったというわけです。

このあたりも、チームでの位置づけが見えて面白いですね。

■ホールでの展示
ホール上部の展示

■「開幕」から「連覇」への更新
開幕から連覇への更新

また、改札前のホール上部の展示も、2月時点では「開幕」になっていましたので、「連覇」に更新されました。

これでとりあえず、シーズン終了まで行けそうです。

■更新前の「開幕」バージョン
「ここ川崎の街と共に新時代を築いていく」 

■更新前のパネル
 

それぞれの展示は、また今後更新されることもあるでしょう。
通行する機会がありましたら、ちょっと眺めてみてください。

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