武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
03月12日

等々力緑地再編整備:府中街道沿いの正面広場のリニューアルが完了、「健康美」の像を移設しオープンスペースを拡張

【Reporter:はつしも】

現在、等々力緑地において大規模な再編整備が進められています。

その一環として2015年3月には等々力陸上競技場のメインスタンドが完成したほか、硬式野球場の建て替え・じゃぶじゃぶ池の整備工事が進められています。

また並行して、府中街道に面した等々力緑地の正面広場の再整備も進められていまして、このたび広場が供用開始となりましたので、ご紹介します。

■等々力緑地の正面広場
等々力緑地の正面広場

等々力緑地の正面広場

等々力緑地は、武蔵小杉駅周辺からは府中街道を北上し、小杉十字路を過ぎるとほどなく右手に正面広場が見えてきます。

従来は緑地の中心に「健康美」の銅像がありましたが、やや未整備の印象もあり、あまり活用はされていない状況にありました。

それがご覧の通り、雨水を吸収するインターロッキングブロックにリニューアルされ、よりオープンな広場へと生まれ変わりました。

■「健康美」の像
「健康美」の像

「健康美」の像

従来は広場の中央にあった「健康美」の像は、西端に移設されました。
この像は、長崎市の平和祈念像の作者でもある北村西望氏の手によるものです。

移設に伴って像が磨き上げられまして、つやつやとした輝きを放っています。

■広場の曲線
広場の曲線

広場は府中街道からなだらかな下り坂になっています。
その勾配を下るスロープに加えて、曲線を描く階段も設置されています。

広場の形状は長方形に近いですが、このように曲線をつくると印象が変わりますね。

■従来からの並木
従来からの並木

従来からあった並木道は、そのまま木々を活かしてあります。
ただ、ここにあった2車線道路は廃止して、その分広場を拡張しているかたちです。

■並木の夜間ライトアップ
並木の夜間ライトアップ

この並木は、夜間にはライトアップされます。

なかなか綺麗ですので、夜に通りかかった際にでも見てみてください。

■廃止される前の道路
等々力緑地の入口(府中街道より) 

なおご参考までに、上記は再整備によって廃止される前の道路です。
並木だけをそのまま生かしたことがわかります。

■周辺道路の改良
周辺道路の改良

■バス停の改良
バス停の改良

バス停の改良 

正面広場の再整備にあわせて、周辺道路やバス停の改良も実施されました。

道路は拡幅やカーブの形状の改善、バス停は停車スペースの整備などが行われています。
またこのうち府中街道のバス停については、若干従来よりも正面広場寄りに場所が移設されました。

等々力陸上競技場のサイドスタンド・バックスタンド、硬式野球場など、等々力緑地の再編整備はまだまだこれからが本番です。

ただ、それに先立って緑地の顔となる正面広場がリニューアルされたことで、等々力緑地のイメージもまた少し変わったのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎市 等々力緑地再編整備室
川崎市ウェブサイト 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 等々力緑地
2011/6/30エントリ 等々力緑地の「健康美」と「花時計」
2013/7/22エントリ 等々力陸上競技場改修工事の仮囲いに「あなたと等々力」思い出写真を掲示中
2014/1/22エントリ 等々力競技場改修工事現場で、65年間の等々力緑地航空写真が掲示
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む
2016/11/15エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備の「じゃぶじゃぶ池」のイメージプラン3案を発表、本日より11月30日まで市民意見を募集中
2016/12/11エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲いに硬式野球場のイメージパースが掲示

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2017年
03月11日

東日本大震災から6年の武蔵小杉

【Reporter:はつしも】

本日、2011年3月11日の東日本大震災の発生から6年が経過しました。

6年が経過しても、いまだに多くの方が避難生活を余儀なくされています。
また震災によってたいへん多くの方が命を落とされました。あらためてご冥福をお祈りいたします。

本エントリでは6年を迎えた武蔵小杉と、この1年間の東日本大震災に関連する街の取り組みを振り返ってみたいと思います。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のご挨拶
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のご挨拶

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店においては、「『東日本大震災から6年』を迎えるにあたって」と題したメッセージが掲示されていました。

■募金のお礼とご報告
募金のお礼とご報告

またメッセージと合わせて、イトーヨーカドー全180店舗による復興募金結果も掲示されていました。

イトーヨーカドーだけでなく、現在も募金活動を続けている企業や店舗、団体等は大小問わず存在します。

■「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」
洋服ポスト武蔵小杉 by nakool 

武蔵小杉における継続的な東日本大震災復興支援活動としては、「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」があります。

「洋服ポスト」は、不要になった洋服等を集め、海外で古着として販売し再利用をはかるとともに、集まった量に応じて寄付を行うというものです。

法政通り商店街の「nakool」における洋服ポストにおいては、復興支援を行う「南三陸スマイルアゲインプロジェクト」への寄付を行っています。

■売り上げの一部が寄付される川崎フロンターレ選手のタペストリー
選手の等身大タペストリー 

また同じく、継続的に東日本大震災復興支援に取り組んでいるのは、川崎フロンターレです。

こちらは市民ミュージアムで開催されていた「川崎フロンターレ展」のタペストリーです。

このタペストリーや写真などの売り上げの一部は、「Mind-1プロジェクト」を通じて東日本大震災復興支援のために寄付されました。

■川崎フロンターレ 公式twitter 本日の募金活動報告
https://twitter.com/frontale_staff/status/840536021259362304

また本日、川崎フロンターレ選手会は、本日武蔵溝ノ口駅前で街頭募金活動を行っていました。

この街頭募金活動は、現在も年間を通じて武蔵小杉駅でも実施されています。

■平成28年熊本地震の募金活動
「くまモン募金箱」  

東日本大震災の傷もまだ癒えぬ中、2016年4月14日には、「平成28年熊本地震」が発生しました。

それ以降、武蔵小杉周辺の各種イベント等において、東日本大震災復興支援の募金とあわせて、熊本地震復興支援の募金活動も実施されるケースが多くなりました。

■武蔵小杉駅周辺地域エリア防災計画
武蔵小杉駅周辺地域エリア防災計画

2016年4月には、川崎市が「武蔵小杉駅周辺地域 エリア防災計画」を策定し、ウェブサイト上において発表しました。

■川崎市報道発表資料 武蔵小杉駅周辺地域エリア防災計画を策定しました
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/nakahara/0000076373.html
■川崎市 帰宅困難者対策 武蔵小杉駅周辺地域エリア防災計画を策定しました
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000073433.html

本資料(PDF)】【概要版(PDF)

本計画では、人が集中する武蔵小杉駅周辺における震災時の滞留対策について焦点があてられています。

武蔵小杉駅周辺の滞留スペースを分析した結果、駅周辺における滞留可能キャパシティは3,600人と算定されていますが、本計画における分析においては屋外滞留者数を約5,800人と推定しています。

その結果、武蔵小杉駅周辺の滞留スペースのキャパシティである3,600人を大きく上回ることとなり、混乱が想定されると結論付けています。

本計画ではこの想定を前提として、適切な誘導を行うものとしています。

■防災情報を発信する「かわさきFM コスギスイッチON!」
コスギスイッチON! 放送開始のお知らせ

■コスギスイッチON! ウェブサイト
http://radioksg.com/

 また4月からは、かわさきFMにおいて武蔵小杉特化のラジオ番組「コスギスイッチON!」がスタートしました。

本番組では「今日の1分防災」というコーナーが設置され、毎週防災情報が発信されています。

災害発生時にはラジオが有効な情報取得手段とされていますので、いざというときに聴ける環境を整えておくと良いでしょう。



最後に、川崎市の災害関係の情報発信メディアをまとめておきます。

■川崎市による災害発生時の情報発信
▼市防災情報ポータルサイト
(PC)http://portal.kikikanri.city.kawasaki.jp/index.shtml
(携帯)http://portal.kikikanri.city.kawasaki.jp/m/
▼メールニュースかわさき
http://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/50-8-0-0-0-0-0-0-0-0.html
▼屋外防災無線
 ※防災テレホンサービス(044-245-8870)でも確認可能
▼かわさきFM(79.1MHz)
http://www.kawasakifm.co.jp/
 ※サイマルラジオならスマートフォン・インターネットでも聴くことができます。
▼tvk(テレビ神奈川:3ch)データ放送
http://www.tvk-yokohama.com/
▼携帯電話緊急速報メール
 ※au、NTTドコモ、ソフトバンク
▼Twitterアカウント川崎市総務局危機管理室「@kawasaki_bousai」
https://twitter.com/kawasaki_bousai 

災害の被災地に心を寄せつつ、身の回りでの災害の備えをしておきたいと思います。


■東日本大震災発生当日の武蔵小杉
東日本大震災発生当日の武蔵小杉
 
【関連リンク】
コスギスイッチON! ウェブサイト
洋服ポスト武蔵小杉 by nakool ウェブサイト
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、節電活動
2012/3/11エントリ 東日本大震災から1年の武蔵小杉 
2013/3/11エントリ 東日本大震災から2年の武蔵小杉
2014/3/11エントリ 東日本大震災から3年の武蔵小杉
2015/3/11エントリ 東日本大震災から4年の武蔵小杉
2016/3/11エントリ 東日本大震災から5年の武蔵小杉
2016/3/29エントリ 武蔵小杉特化の情報番組「コスギスイッチON!」が2016年4月7日(木)かわさきFMで放送開始
2016/4/14エントリ 川崎市が「武蔵小杉駅周辺エリア防災計画」を発表、大震災時の駅周辺混乱抑制・安全対策を推進
2017/1/22エントリ 法政通り商店街・本日の2大イベント:「西洋菓子フェリシア」最終営業日に長蛇の列/「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」に過去最高の400kg超の洋服が集まる

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2017年
03月10日

武蔵小杉新駅ロータリー前「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」の駐輪場がリニューアル、一般利用が可能な時間貸し駐輪場として本日供用開始

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉新駅前の「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」が改修を行い、駐輪場も本日よりリニューアルオープンしました。会員利用を第一としつつ、一般の方も利用できる一時利用の機械式駐輪場として本日より供用開始になりました。

■セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉
セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉

「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」は、武蔵小杉新駅ロータリーと綱島街道に挟まれた三角地帯(中丸子地区A地区)でかねてから営業をしていたスポーツクラブです。

先日より外壁等の改修工事が行われていまして、このたび工事が完了しました。
ご覧の通り外壁が塗りなおされて、綺麗になっています。

■リニューアルオープンした駐輪場(186台)
リニューアルオープンした駐輪場

リニューアルオープンした駐輪場

■バイク駐車場(6台)
バイク駐車場

リニューアルオープンした駐輪場は、武蔵小杉新駅ロータリーに面した歩道沿いに設置されています。
自転車186台、バイク6台の駐輪・駐車が可能です。

ここは従来クラブ会員専用の駐輪場でしたが、駅前の好立地でもあり、部外者の無断駐輪が多発をしていました。
同クラブでも朝に監視員を設置するなど対策を講じてきましたが、完全に取り締まることは難しかったようです。

■駐輪場の料金設定
駐輪場の料金設定

そしてこの駐輪場は、今回のリニューアルで、基本的には一般の利用を許容する駐輪場となりました。
利用料金については、上記写真に記載の通り告知されています。

ただ、セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉としては第一優先としては「会員の利用を想定した駐輪場」としての位置づけであり、今後会員が利用できなくなるような状況になれば、今後運用を見直す可能性もあるようです。

とりあえずはしばらくの間、利用状況をみるということになるかと思います。

■駐輪場の精算機
駐輪場の精算機

【関連リンク】
セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:駐輪場
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
2014/7/27エントリ 中丸子地区三角地帯の商業施設を増築しドコモショップ出店、旧セントラル駐車場は@Parkに一体化
2016/7/27エントリ セントラルフィットネスクラブ前の「タイムズ武蔵小杉第2」が閉鎖、跡地にゴールドクレストのマンション販売センターがオープンへ
2016/10/20エントリ 「ニッポンレンタカー武蔵小杉横須賀線口営業所」「トヨタレンタリース神奈川武蔵小杉駅前店」オープン、ニッポンレンタカーの建物は車両タイプの移動式

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2017年
03月09日

武蔵小杉東急スクエアが、春の店舗入れ替え。3/17に「オリエンタルトラフィック」他2店、3/24に100円ショップ「キャンドゥ」がオープン決定

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉東急スクエアで、春の店舗入れ替えが行われることが発表されました。

まずは3月17日(金)、2階の「SAC'S BAR」「スキンフード」閉店跡地にシューズショップ「オリエンタルトラフィック」、アクセサリー「ハートダンス」がオープンします。
また開業時から出店していた「ローリーズファーム」が、「ローリーズファーム プラス」としてリニューアルオープンします。

続いて3月24日(金)には、3階の「グラニフ」「マーレマーレデイリーマーケット」の跡地に、100円ショップの「Can★Do(キャンドゥ)」が3月24日にオープンします。

■武蔵小杉東急スクエアの新店舗オープン告知
武蔵小杉東急スクエアの新店舗告知

■「Can★Do(キャンドゥ)」の3階オープン予定地
キャンドゥのオープン予定地 

今回オープンする中で、一般に注目度が高いのは3階の「Can★Do(キャンドゥ)」(3月24日おオープン)でしょう。

「グラニフ」「マーレマーレデイリーマーケット」の2区画を統合して出店するもので、小型店舗が多い武蔵小杉東急スクエアの中では、相対的に大きめの区画となります。

写真右奥に見えるのは「有隣堂」で、その隣には300円ショップの「3COINS」があります。

■同じく3階の「3COINS」
3COINS

「3COINS」とは同業種の店舗ともいえますが、100円ショップと300円ショップでは価格に3倍の開きがあります。

品ぞろえの点では、十分住み分けができるということでしょう。

■ブレーメン通り商店街の「キャンドゥ」
ブレーメン通り商店街の「キャンドゥ」

「キャンドゥ」といえば、武蔵小杉周辺では元住吉のブレーメン通り商店街に店舗があります。

元住吉店はご覧の通り少々雑然とした、従来イメージの100円ショップですが、武蔵小杉東急スクエアの店舗は、冒頭にご紹介した告知の写真のように、もっとスタイリッシュな売り場になるものと思います。

■2階「SAC'S BAR」跡地の「オリエンタルトラフィック」
「SAC'S BAR」跡地の「オリエンタルトラフィック」

オリエンタルトラフィック

もうひとつ、出店区画があきらかになっているのは、「SAC'S BAR」跡地のシューズショップ「オリエンタルトラフィック」(3月17日オープン)です。

こちらは現地に告知が掲示されていました。

■その他の空き区画
その他の空き区画

その他、おそらくは「ローリーズファーム」の区画にリニューアルで「ローリーズファーム プラス」がオープンするのではないでしょうか。

そうすると最後は消去法で「スキンフード」跡地にアクセサリーの「ハートダンス」が出店することになります。

■開業4年を迎える武蔵小杉東急スクエア
開業4年を迎える武蔵小杉東急スクエア

武蔵小杉東急スクエアは、2013年4月2日の開業からもう少しで丸4年を迎えます。

開業当初の店舗との契約更新時期の到来などもあるのかもしれませんが、今回これだけの店舗が一斉に入れ替わるというのは、武蔵小杉東急スクエアの戦略的な動きでしょう。

商業施設としては売り上げも好調のようで、その中でのリフレッシュをはかる施策かと思います。

■ららテラス武蔵小杉の期間限定ショップに出店「マーレマーレデイリーマーケット」
 マーレマーレデイリーマーケット

なお、武蔵小杉東急スクエアの店舗を閉店させたシューズショップ「マーレマーレデイリーマーケット」は、ららテラス武蔵小杉の2階に期間限定ショップとして出店をしていました。

とりあえずは、武蔵小杉東急スクエアから引っ越しをしたような恰好になりますね。

■ららテラス武蔵小杉で閉店した「SHIPS」
閉店した「SHIPS」

閉店した「SHIPS」

閉店した「SHIPS」

またららテラス武蔵小杉では、「SHIPS Days」「liflattie ships」が2月26日をもって閉店しています。

武蔵小杉東急スクエアとともに、今後も店舗の入れ替えが続くものと思います。
 
 【関連リンク】
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 武蔵小杉東急スクエア
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
2016/2/18エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに「はらドーナッツ」「中華惣菜上海灘」「天領庵」が同時オープン
2016/3/17エントリ 年度末、武蔵小杉の商業施設入替ラッシュ。開店:4/3「ポロ ラルフローレン」3/25「シャルロット」、閉店:3/27「パーフェクトワン」3/31「スープストック」
2017/2/22エントリ 武蔵小杉東急スクエア「はらドーナッツ」で、宮前区・小泉農園コラボ商品「わがままいちご」ドーナツを期間限定販売中/いちご狩りウェブ予約がスタート

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2017年
03月08日

武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」開設を計画、立ち上げ支援金をクラウドファンディングで3月31日まで募集中

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉で健康に関する取り組みを進めてきた「+Care Project(プラスケアプロジェクト)」が、「暮らしの保健室」を川崎市内に開設することを計画しています。

同プロジェクトではそのための費用として、200万円をクラウドファンディングで集めるものとしていまして、2017年3月31日まで資金を募集しています。

■「暮らしの保健室」のイメージ
「暮らしの保健室」のイメージ

「+Care Project」は、これまでNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの事業として、健康に関連するさまざまな取り組みを行ってきました。

もちつき大会での健康相談など、そのうちのいくつかは本サイトでもご紹介させていただいておりますので、詳細は関連リンクをご参照ください。

■「+Care Project」の健康相談
健康相談

そして同プロジェクトは、今後さらに活動を発展させていくため、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントから独立し、2017年4月より「一般社団法人プラスケア」として法人化される見込みとなっています。

今回計画されている「暮らしの保健室」は、そのスタートアップとなるものです。

「暮らしの保健室」とは、川崎市内のコミュニティスペース等を活用し、そこに看護師や医師などの医療者が駐在することで、健康や病気に関する幅広い相談を気軽にできるようにする仕組みです。

その医療者は医療コーディネーターとしての役割も果たし、地域の医療機関の紹介や、社会的資源との橋渡しをするものとしています。

同プロジェクトでは、その立ち上げ費用を、このたびクラウドファンディング(一般にインターネット経由でプロジェクト賛同者から資金を集める仕組み)で集めることとし、下記の通り募集をスタートさせました。

■「暮らしの保健室」およびクラウドファンディングの概要
●開設の形態 看護師や医師などの医療者がコミュニティスペースを定期的に巡回する形で定期的開催
●サービス内容 ●健康や病気に関する、軽重を問わない幅広い相談
●地域の医療機関等の紹介
●看護師の病院などへの付き添い(精神的ケア、主治医とのコミュニケーションサポート、ご家族への診察内容報告)
●開設予定地 武蔵小杉、元住吉、武蔵中原、武蔵新城
●クラウドファンディング予定金額 200万円
●金額の使途

●インテリア用品・カフェ用品などの購入
●パンフレットやイベントチラシなどの印刷・広告費
●暮らしの保健室の場所代
●予定金額を越えた場合は、「暮らしの保健室」に従事するコミュニティナースの研修等育成

●募集期間 2017年3月31日(金)まで
●クラウドファンディングサイト https://camp-fire.jp/projects/view/23019
●運営主体 一般社団法人プラスケア
https://www.kosugipluscare.com/
●代表者 代表理事 西智弘氏(医師)

この「暮らしの保健室」で活動する「コミュニティナース」とは、病院等の医療施設ではなく、地域をフィールドに活動する看護師のことです。




病院の看護師よりももっと身近に、地域での人のつながりを重視する存在で、上記の図のようなイメージです。

「暮らしの保健室」においては、すでに常勤1名、非常勤2名のコミュニティナースの採用が内定しているということです。

コミュニティナースの育成費用も今後の活動には必要となり、クラウドファンディング金額が200万円を超過する場合は、研修費等に充当されることとなっています。

■クラウドファンディング資金提供者への謝礼
①3,000円: 心を込めてThanks Mail 
②6,000円 ①+「Muiの暮らしの保健室ブレンド」100g(送料・梱包料込)
③8,000円 ①+「Muiの暮らしの保健室ブレンド」200g(送料・梱包料込)
④10,000円 ①+「Muiの暮らしの保健室ブレンド」400g(送料・梱包料込)
⑤10,000円 ①+「暮らしの保健室」会員権
※会員となった方には、暮らしの保健室で行われるイベントの案内や、サービスの優待が受けられます。1年間有効。
⑥30,000円 がん専門医・西智弘との医療相談(60分)
※関東限定、日時要相談。内容によってはお答えできない場合もございます。また、診断や治療を行うことはできません。
⑦50,000円 Webサイト・パンフレット・会報誌などへの企業や団体名およびロゴの掲載(広告)
※1年間掲載します。
※宗教や特定の治療法を推奨するような個人や企業の方とはお付き合いできず、この引換券をご購入をいただいてもお引換できない場合があります。
⑧100,000円 がん専門医・西智弘による講演(60分)
※日時要相談。関東は交通費無料、それ以外の場合は交通費のご負担を別途お願いします。講演内容については相談に応じますが、専門や活動内容と離れている場合はご期待に添いかねる場合もございます(購入前に、お問い合わせいただけると幸いです)。
※1回の支援ごとにシステム利用料として¥216(税込)をご支援者様にお支払いただきます。

そして、今回のクラウドファンディングに協力をされた方には、「+Care Project」から上記の通り謝礼があります。

本プロジェクトには元住吉の珈琲店「Mui」が協力をしていまして、オリジナルブレンド「Muiの暮らしの保健室ブレンド」を提供しています。

■元住吉の「MUI」のコーヒー
「エチオピアイルガフェチェ」 

「Muiの暮らしの保健室ブレンド」は、「暮らしの保健室」においてドリンクとして提供される予定ですが、コーヒー豆としての提供は今回のクラウドファンディングの謝礼のみです。



また、「暮らしの保健室」について「なんとなく良さそうだけれども、資金の協力をするにはもう少し理解したい」という方もいらっしゃるのではないかと思います。

同プロジェクトでは、3月19日(日)にホテル精養軒において、「暮らしの保健室」のキックオフミーティングを開催します。

代表の西智弘さんによりプロジェクト内容の説明が行われますので、こちらを聞いてみるのも良いと思います。

■「暮らしの保健室」キックオフミーティングの開催概要
日時 2017年3月19日(日)13時~15時(12時30分受付開始)
会場 中原区小杉町3-10 ホテル精養軒【Web
料金 入場無料
参加資格 本プロジェクトに興味のある方(居住地域は問いません)
申込方法 ●メールまたはFAXでお申し込みください。
<メールの場合>
メール宛先:info@kosugipluscare.com
題名:3/19参加申し込み
必要事項:お名前、ご住所、お電話番号

<FAXの場合>
FAXの方は用紙をこちらからダウンロードいただき、必要事項をご記入のうえ、044-863-8443まで送信してください。
Web イベントページ
※詳細はこちらをご参照ください。



「+Care Project」では、「病気にならないまち・病気になっても安心して暮らせるまち」を追求して活動を続けてきました。

■「病気になっても安心して暮らせるまち」のアンケート
「病気になっても安心して暮らせるまち」のアンケート

「コスギフェスタ2015」では、「病気になっても安心して暮らせるまち」とはどのような街か、来場者へのアンケートを行った結果、下記のような結果が得られました。

「信頼できる医療機関・医師がある」
「住民同士がお互い支えあえる仕組みがある」
「健康問題などに関して気軽に相談できる場所がある」

このニーズに応えるべく、構想されたのがこのたびの「暮らしの保健室」です。

■プロジェクトリーダーの西智弘先生
プロジェクトリーダーの西智弘先生 

本サイトでは通常、クラウドファンディングのような資金集めをする内容をご紹介することはありません。

ご紹介するにあたっては、相当程度信頼性のある内容であることが大前提となります。

本プロジェクトの代表をつとめる西智弘さんについては、これまでにも川崎市立井田病院での「病院レストランの『からだにおいしい定食』」や、「+Care Project」での取り組みなど、継続的にご紹介してきました。

地域にとってよりよい医療の在り方をたいへん真摯に模索されている方で、本サイトとしても十分ご紹介できる内容と判断したものです。

もちろん、本エントリは純然たる情報提供であり、本サイトは同プロジェクトと関わりはございません。
内容につきましては、当然ではございますが各個人の皆様がご判断くださいませ。

※写真提供:+Care Project、武蔵小杉駅前通り商店街

【関連リンク】
(+Care Project関連)
+Care Project ウェブサイト
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント ウェブサイト
2014/10/16エントリ 10月25日(土)開催「コスギフェスタ2014」の「+Care Project」
2014/10/20エントリ 10月25日(土)開催「コスギフェスタ2014」に「KOSUGI CURRY」「SHIBA COFFEE」が共同出店、翌日より「+Care Project」の「Walk & Get」に参加
2014/11/10エントリ 「+Care Project」の女性向け健康レッスン「こすぎ美人教室」が11月21日・28日・12月12日に開催、参加申込受付中
2014/12/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:「+Care Project」が健康企画を展開
2015/5/15エントリ 中原区発祥のスポーツ「リングビー」と、4月11日(土)開催「親子で楽しむリングビー体験教室」
2015/6/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:家族の絆モニュメントに「+Care Project」ヤクルト君・チームパーキンソン参加
2015/12/13エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:雨天の法大相撲部もちつきと、「+Care Project」の肌湿度測定など
2016/1/7エントリ 「+Care Project」の健康企画「こすぎ発酵倶楽部」が1月17日「味噌作り体験」、2月13日「ぬか漬け&日本酒の会」を開催、参加申込受付中
2016/6/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が本日開催、同商店街・「+Care Project」のカメラによる開催レポート

(西智弘さん関連)
西智弘さんブログ かわさきOncology&Palliative Care
西智弘さんTwitter @tonishi0610
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート
2013/7/15エントリ 「idacafe」で「モトスミ がん哲学カフェ」が2013年7月20日(土)スタート
2014/6/7エントリ 井田病院レストラン「ポールライト」の「からだにおいしい定食」

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2017年
03月07日

「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」の通学区案が新たに4案提示、いずれも既存住宅街の対象範囲縮小・小杉町3丁目はタワーマンションのみが対象に

【Reporter:はつしも】

現在、日本医科大学新丸子キャンパス跡地において、川崎市立の「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」の整備が進められています。
同校は2019年度の開校を予定しており、2017年度中に正式な学校名と、通学区が決定される見込みです。

本サイトでは2017/3/3エントリにおいて、学校名の公募結果についてお伝えいたしました。
全体で22件の応募があり、「小杉小学校」(4件)が最も多くの応募を集めています。

一方、通学区については川崎市教育委員会による「通学区域等検討会議」で議論が行われています。
2016年10月24日に第1回の検討会議が開催され、そこで通学区域の案が4つ示されたことを2016/12/1エントリでお伝えしておりました。

そして2017年1月31日には、第2回の検討会議が開催されました。
前回の4案(A~D案)を軸にして周辺小学校の保護者をはじめとする学校関係者、地域関係者等の意見もヒアリングした結果、さらに新たに4案(E~H案)が追加されましたので、ご紹介します。

まずは従来の4案(A~D案)からおさらいしていきましょう。

■通学区域A案:小杉町1、2丁目及び小杉御殿町2丁目
通学区域A案
※以下、川崎市発表資料をもとに本サイトが独自に作成

A案は、西丸子小、中原小の一部学区を新設校の学区とするものです。
両校の生徒が中原街道を渡る必要がなくなり、通学上の安全面は向上します。

■通学区域B案:小杉町1、2丁目、新丸子町、小杉御殿町2丁目
通学区域B案

B案は、A案の学区域をさらに東急線高架まで広げるものです。

対象となる現行学区は西丸子小、中原小で変わりませんが、西丸子小の学区をより多く取り込むことになります。

■通学区域C案:小杉町1、2丁目、新丸子町、新丸子東1~2丁目の一部
C案

C案は、中原小の学区のかわりに、東急線と綱島街道の間の上丸子小学校の学区を取り込む案です。

この場合、綱島街道を挟んで上丸子小学校の目の前に住んでいる児童も、東急線をこえて新設小学校まで通うことになります。
その一方、上丸子小学校の児童数・学級数の増加を緩和することができます。

■通学区域D案(小杉町2丁目、3丁目)
D案

最後のD案は、南北に細長い通学区となります。

まさに新設小学校がある小杉町2丁目はいずれにせよ学区変更になることがほぼ当確ですが、それに加えて今井小の学区のうち武蔵小杉駅西側市街地の区域を取り込む形になります。

この学区ですと、「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」のツインタワー、「プラウドタワー武蔵小杉」「エクラスタワー武蔵小杉」に加えて、「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」のタワーマンションが含まれています。

比較的新しいタワーや、今後新たに竣工が予定されているタワーによる児童数増加を吸収することを目的とした案でしょう。

ただし、このD案は、日本医科大学跡地に建設が予定されている三菱地所レジデンスのツインタワー、ホテル・ザ・エルシィ跡地に計画されているタワーマンションが学区に含まれません。



それでは、続いて今回新たに提示された4案(E~H案)を見ていきましょう。

■通学区域E案(小杉町2丁目・小杉御殿町2丁目)
通学区域E案

E案は、従来のA案、B案の通学区域をさらに狭くしたものです。
A案と比較すると、西丸子小学校の学区である小杉町1丁目を新設小学校の学区から外しています。

■通学区域F案(小杉町2丁目・小杉御殿町2丁目・小杉町3丁目東地区計画)
通学区域F案

F案は、E案に「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」の区域だけを追加したものです。
当該区域は全域が再開発ビルですので、新たに建設されるタワーマンション(2019年度完成)の住民が対象ということになります。

■通学区域G案(小杉町2丁目・小杉御殿団地・プラウドタワー・エクラスタワー・小杉町3丁目東地区計画)
通学区域G案

G案は、F案の通学区域のうち、中原小学区の小杉御殿町2丁目について「小杉御殿団地」のみを対象として残す案です。
小杉御殿町2丁目の大部分が学区から外れるかわりに、タワーマンション3棟(プラウドタワー・エクラスタワー・小杉町3丁目東地区)を通学区域に組み入れます。

■通学区域H案(小杉町2丁目・小杉御殿団地・小杉町3丁目東地区計画)
通学区域H案

最後のH案は、G案に組み入れるタワーマンションを「小杉町3丁目東地区」のみにしたものです。
「 既存の中原小学校、西丸子小学校からの学区域変更を最小限にし、タワーマンションについてもすでに入居済みのプラウドタワー・エクラスタワーを外し、まだ建設工事が着工していない「小杉町3丁目東地区」だけを残したかたちです。



以上、全8案の通学区域を表で比較すると、下記の通りになります。

■全8案の通学区域比較
対象地域 A B C D E F G H
●新丸子東1,2
●新丸子町
●小杉町1
●小杉町2
●御殿町2
(御殿団地)
●小杉町3
(プラウド)
(エクラス)
(東地区)
※小杉御殿町2丁目には、小杉御殿団地を含みます。また小杉町3丁目には、プラウドタワー・エクラスタワー・小杉町3丁目東地区を含みますが、上記の表ではそれぞれ別記しています。

新4案を旧4案と比較していくと、下記の特徴が見て取れます。

●小学校が所在する小杉町2丁目だけは「当確」
●新丸子寄りの新丸子東1、2丁目、新丸子町、小杉町1丁目を対象外に

●小杉町3丁目は旧D案のように全域を対象とせず、一部タワーマンションに限定
●小杉御殿町2丁目も小杉御殿団地に限定する案を提示

全案で「当確」となる小杉町2丁目以外は、全区域で既存住宅街への影響を抑え、そのかわりに新住民が多いタワーマンション地区を組み込む方向性で新案を編成したことは明らかです。


川崎市教育委員会では、新設小学校の対象となる地域の保護者や児童に対してアンケートを実施しています。
その結果は多くの方が想像される通りで、学校が変更になることへの不安や抵抗感を強くにじませるものでした。

具体的には、新設小学校開校後も現在の小学校に通えるようにしてほしい、兄弟で別々になることは避けたいといった要望が多く寄せられています。

そうしたアンケートやヒアリングの結果等も踏まえて提示されたのが、今回のE~H案というわけです。


当初のA~D案は、より多くの案があった中から絞り込みをしたもので、本来であればそこからさらに最終候補を絞り込んでいくというのが川崎市教育委員会が想定していたシナリオではないかと思います。
しかしながら、結果としてはここで再度4案から8案に拡散したかたちになります。

最初の4案の中で決まるのであれば拡散させる必要はないわけですから、今後の方向性としては、地元の要望を受けた新4案の方に天秤が傾いていくのではないか…と思いますが、これは全くの推測です。
またさらに新たな案が示されることもないとは言えませんし、最終的にどのような決定になるかは現段階ではわかりません。

2017年度中の通学区域決定に向けて、今後も通学区域検討会議において討議が進められていく予定です。


■小杉駅周辺地区新設小学校のイメージパース
小杉地区新設小学校のイメージパース 
※川崎市資料より。以下同じ

■オープンスペースと一体の教室
オープンスペースと一体の教室 

【関連リンク】
川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
小杉駅周辺地区新設小学校 通学区域候補案の考え方(PDF)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
2016/12/1エントリ 2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ
2017/2/26エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスの解体がほぼ完了、仮囲いが撤去され新設小学校・公園建設予定の約13,000平米の更地がお目見え
2017/3/3エントリ 「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」の名称公募結果が発表:「小杉小学校」が最多応募、「こすぎ小学校」「杉の子小学校」が続く/教室は壁を作らずオープンスペースと一体化

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2017年
03月06日

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場が本日リニューアルし利用料金値下げ、2階の「JTB首都圏武蔵小杉イトーヨーカドー店」が3月28日(火)閉店

【Reporter:はつしも】

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場がリニューアルし、本日2017年3月6日より課金がスタートしました。
リニューアルにあたっては利用料金が改定され、「最初の2時間無料」を維持しつつ、そののちの従量課金が値下げされました。

また同店2階の「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」が3月28日(火)をもって閉店し、「グランツリー武蔵小杉店」に統合されることがわかりました。

 ■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場(南側)
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場 

■同じく東側
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場 

■同じく西側
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場 

■駐輪場の新料金体系
駐輪場の新料金体系 

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店は、旧みずほ銀行に面した北側以外の3方向に機械式の駐輪場が設置されています。

この駐輪場の機械設備の更新が先日から行われていまして、工事期間中は無料で開放されていましたが、本日より正式に供用開始されました。

供用開始にともなって、下記の通り料金体系が変更になっています。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店駐輪場の料金体系変更
利用種別 変更前 変更後
駐輪場上段 最初の2時間無料、その後3時間毎に150円 最初の2時間無料、その後4時間毎に100円
駐輪場下段 最初の2時間無料、その後1時間毎に200円 最初の2時間無料、その後2時間毎に200円
ミニバイク 最初の2時間無料、その後1時間毎に200円 変更なし

利用料金のうち、変更になったのは自転車利用です。
上段、下段とも「最初の2時間無料」は変わりませんが、その後の課金が安くなっています。

一番利用の多い「駐輪場下段」であれば、200円課金される時間が1時間から2時間になっていますから、課金ペースが半分になったことになります。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場は、2時間経過後の料金が周辺の駐輪場に比べて高く、うっかり自転車を置いたままにしておくとたいへんな料金になってしまうことがありました。

まだグランツリー武蔵小杉などにくらべると高めではありますが、格差が緩和されたかたちです。

■リニューアルされた精算機
リニューアルされた精算機

■リニューアルされた駐輪設備
リニューアルされた駐輪設備

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場は、上下2段式の駐輪設備のうち、下段については2時間以内であればそのまま精算なしで出庫することができたものの、上段は時間内でもロックされ、必ず精算処理が必要でした。

これは隣の自転車を引っかけての落下防止など、事故リスクを回避するためだったのかもしれませんが、利用する上では面倒ですので、上段の利用が少ない要因のひとつだったように思います。

それが今回のリニューアルに伴って、上段でも2時間以内であれば精算処理なしで引き出せるようになりました。

上段の駐輪設備を下げたときの位置がやや高すぎて、ある程度の身長や腕力がないと自転車を上げにくいというデメリットは否めませんが、この精算処理が不要になったのは、地味に大きい利便性向上ではないでしょうか。

今後の利用状況についても、見守ってまいりたいと思います。



■3月28日で閉店する「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」
3月28日で閉店する「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」

なお、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では、2階の「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」が3月28日(火)をもって閉店することになりました。

今後は「JTB首都圏 グランツリー武蔵小杉店」が統合店舗として武蔵小杉地区を引き継ぐことになります。

■イトーヨーカドー店を統合する「JTB首都圏 グランツリー武蔵小杉店」
「JTB首都圏 グランツリー武蔵小杉店」

これは同じセブン&アイ系列の商業施設で重複店舗でしたから、その分イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の売り場を有効活用できれば良いと思います。

「中原ブックランド」「新星堂」「ハッピードア」の閉店や「ダイソー」「ヨシモトフラワーデリバリー」の出店など、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店も店舗構成がだいぶ変わってきましたね。

■「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」
ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店

■かつての「新星堂武蔵小杉店」
新星堂武蔵小杉店

■かつての「中原ブックランドイトーヨーカドー店」
かつての「中原ブックランドイトーヨーカドー店」 

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:駐輪場 イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店駐輪場
JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店 営業終了のお知らせ
JTB首都圏 グランツリー武蔵小杉店
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉店
2014/11/15エントリ 「グランツリー武蔵小杉」11月21日(金)13時プレオープンを控え、イトーヨーカドー武蔵小杉店リニューアルオープン
2015/9/29エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アンジェリークニューヨーク」、ヨーカドー共通だったBGMなどを改善しつつ営業中
2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン
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2016/10/1エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「新星堂武蔵小杉店」閉店最終日に「miwa」さんがサプライズ来店、ダイソー新店舗は文具・おもちゃ売り場移転跡地に出店へ
2016/10/28エントリ 「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日オープン、220坪で旧店舗の9割以上の売場面積を確保/新星堂に続き中原ブックランドイトーヨーカドー店閉店
2017/2/18エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店にフラワーショップ「ヨシモトフラワーデリバリー」が3月上旬オープン決定、1月末閉店「ハッピードア」跡地を活用

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2017年
03月05日

川崎フロンターレのホーム開幕戦が本日開催:東急武蔵小杉駅の大型ビジョンに小林悠選手登場、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では始球式に登場の「SHISHAMO」CDとししゃも販売

【Reporter:はつしも】

本日、川崎フロンターレのホームゲーム開幕戦となる、「2017 明治安田生命J1リーグ 第2節」サガン鳥栖戦が開催されました。

試合は1-1のドローに終わりましたが、また今シーズンも、武蔵小杉の街がフロンターレで盛り上がる季節がやってきました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の横断幕
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の横断幕

昨シーズンから「フロンターレ推し」で急速に存在感を増してきたのが、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店です。

1階のオフィシャルグッズショップにとどまらず、店舗入り口にも開幕戦の横断幕が出ていました。

■地元店舗コラボによる「フロサポあんのパンまつり」
地元店コラボによる「フロサポあんのパンまつり」

フロサポあんのパンまつり

大きな得点源だった大久保嘉人選手がFC東京に移籍した2017シーズン、川崎フロンターレの攻撃力をけん引するのは、小林悠選手です。

日本代表でもある同選手は昨年、他チームへの好条件での移籍も取りざたされましたが、フロンターレに残留しました。

同選手の応援歌に使われている「アンパンマンマーチ」にちなんであんパンを購入するイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のキャンペーン「フロサポあんのパンまつり」が昨年盛り上がったことは、本サイトでもお伝えしておりました。

パンの購入数をカウントする「YU PAN METER」は引き続きイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に設置されていまして、本日撮影時点において22,175まで到達していました。

■始球式をつとめる「SHISHAMO」のアルバム販売
「SHISHAMO」のアルバム販売 

今回、ホーム開幕戦の始球式をつとめるのは、川崎市出身の3ピースバンド「SHISHAMO」です。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のオフィシャルグッズショップでは、川崎フロンターレホームゲーム観戦時の感動を原点にした新曲「明日も」を収録したアルバム「SHISHAMO4」を販売していました。

■「ししゃもはじめました」
「ししゃもはじめました」

■オフィシャルグッズショップでのししゃもの販売
ししゃもの販売

そしてCDだけでなく、食品販売を行うイトーヨーカドーの強みを生かして、オフィシャルグッズショップでししゃもの販売も行われていました。

このあたりはなんとなく、「タイトルめざし」でめざしを販売するフロンターレ的なセンスですね。

■東急武蔵小杉駅「こすぎアイ」の小林悠選手のメッセージ
東急武蔵小杉駅「こすぎアイ」の小林悠選手のメッセージ

また、東急武蔵小杉駅では、情報発信スペース「こすぎアイ」での川崎フロンターレ情報発信がスタートしました。

「こすぎアイ」の大型映像装置には小林悠選手が登場して、「得点王」を目指すこと、それによりチームタイトル獲得に貢献する決意を語っていました。

■「Suki Suki フロンターレ」の告知
「Suki Suki フロンターレ」

またここでは、イッツコムの川崎フロンターレ情報番組「Suki Suki フロンターレ」の告知も行われていました。

今後もフロンターレ関連の情報発信の充実が期待されるところです。

■フロンパークの「ピコリーノ」
フロンパークの「ピコリーノ」 

さて、等々力陸上競技場前の「フロンパーク」までやってきました。

以前ご紹介した、小鳥のオブジェ付き車止め「ピコリーノ」は、道路の改良のために少し移設されましたが、引き続き健在でした。

■フロンターレカラーの服を着た「ピコリーノ」
フロンターレカラーの服を着た「ピコリーノ」

■サガン鳥栖カラーも…
サガン鳥栖カラーも…

ホームゲーム開催の対戦相手にあわせて、ピコリーノの小鳥たちが手編みの服を着る趣向は、今シーズンも継続です。
 
■フロンパークのにぎわい
フロンパークのにぎわい  

「SHISHAMO」始球式の告知

等々力陸上競技場に続くフロンパークは、川崎フロンターレサポーターの皆さんで賑わっていました。

始球式に登場する「SHISHAMO」の告知も掲示されています。 
 
■「SHISHAMO」のフォトスポット
「SHISHAMO」のフォトスポット

フロンパークには、「SHISHAMO」のフォトスポットも設置されていました。

これはどなたでも撮影ができまして、ちょうどこのとき前掲の「Suki Suki フロンターレ」が登場していました。

■ミニゲーム
ミニゲーム

本日のホームゲームは17時からでした。

お昼ぐらいからフロンパークに来て、ミニゲームや食べ物などを楽しみながら試合を待つのも、フロンターレホームゲームの定番ですね。

本日の来場者数は、川崎フロンターレ発表によると22,705人
今シーズンもまた、等々力陸上競技場やその周辺、また武蔵小杉駅などにフロンターレブルーが溢れることになるでしょう。

■SHISHAMO「明日も」ミュージックビデオ


【関連リンク】
SHISHAMO ウェブサイト
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(最近の川崎フロンターレ関連エントリ)
2016/12/16エントリ 中原区役所壁面に、天皇杯の川崎フロンターレを応援するユニフォーム型ビッグフラッグが登場
2016/12/17エントリ 川崎フロンターレの20周年事業。川崎市に寄贈された「等々力第1サッカー場」の人工芝と、夜間LED照明設備
2016/12/20エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2016川崎フロンターレ展」がスタート、鈑金ふろん太君づくりなど休日イベント開催/中村憲剛選手がJリーグMVPを最年長受賞
2016/12/23エントリ 天皇杯準々決勝・川崎フロンターレvsFC東京クリスマス決戦を控え、小杉ビジョン・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・富士通川崎工場・中原区役所がPRを一斉展開
2016/12/29エントリ 川崎フロンターレが天皇杯決勝に進出、2017年元日14時より武蔵小杉駅南口駅前「こすぎコアパーク」でパブリックビューイング開催決定
2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
2017/2/9エントリ 中原図書館で読む、「川崎フロンターレと本を読もう!」事業のオリジナル紙芝居「フロンタくんとワルンタくん~対決!闘将カーン~」
2017/2/14エントリ 川崎市出身の3ピースバンド「SHISHAMO」がフロンターレを原点にした新曲「明日も」のMVを公開、全編を等々力陸上競技場で撮影

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2017年
03月04日

「住吉書房元住吉店」が2017年3月1日リニューアルオープン、書籍在庫・文具売り場を強化、児童書コーナーを改装

【Reporter:はつしも】

モトスミ・ブレーメン通り商店街の「住吉書房元住吉店」が、2017年3月1日にリニューアルオープンしました。

書籍在庫と文具売り場が強化されるとともに、3階の絵本売り場が改装されました。
3月7日(水)までがオープニングセールで、文具が全品20%OFFとなっています。

■住吉書房元住吉店リニューアルオープン
住吉書房元住吉店リニューアルオープン 

文具全品20%OFF 

■住吉書房元住吉店
住吉書房元住吉店

住吉書房は、中原区を拠点に展開する地元資本の書店です。

中でも「元住吉店」は本店としての位置づけになり、2010年にはビル1階のパチンコ店の契約満了・退去に伴い、1階~3階を書店としてリニューアルオープンしていました。

2014年に「紀伊国屋書店グランツリー武蔵小杉店」がオープンするまでは、住吉書房元住吉店が中原区最大の売り場面積を持つ書店でした。

■1階の新刊売り場
1階の新刊売り場

1階の入り口から入ると、書籍の新刊売り場が最初に目に入ります。
今最大の「押し」で平積みされているのは、もちろん村上春樹氏の「騎士団長殺し」です。

■強化された書籍の在庫
強化された書籍の在庫

リニューアル前に比べると、1階の書籍の在庫が大幅に強化されました。

単行本の本棚の背がだいぶ高くなったように思います。

■拡張された2階の文具売り場
拡張された2階の文具売り場

拡張された2階の文具売り場

拡張された2階の文具売り場

そして今回、大きく拡張されたのが2階の文具売り場です。

個人営業の小規模な文具店は減少傾向にありますので、一定規模の文具店があると有難いものです。

■2階の文庫・専門書売り場
文庫・専門書売り場

文具売り場が拡張された分は、当然ながら2階においては書籍の売り場が縮小されるわけですが、文庫売り場、専門書売り場も一定の規模で健在です。

■3階の絵本売り場
3階の絵本売り場

3階の絵本売り場

そして最上階、3階はコミックスや参考書、絵本などの売り場です。

お子さん向けのコーナーが、ご覧の通り大きくリニューアルされました。
靴を脱いで、絵本を読むことができるようになっています。

■住吉書房のおはなし会
住吉書房のおはなし会

3階絵本売り場では、以前から開催されている「おはなし会」も継続開催されます。

次回は3月15日(水)14:30~です。

■ビル裏手の駐輪場
ビル裏手の駐輪場

■無料時間90分→60分への短縮
無料時間60分→90分に短縮 

住吉書房元住吉店の特徴は、ブレーメン通り商店街の店舗としては非常に珍しいことに、専用駐輪場が用意されていることです。

武蔵小杉から自転車での来店時に利用できますね。

この駐輪場の無料時間が、1月17日より従来の90分から60分に短縮されていました。
書店でのお買い物を考えると十分な時間かと思いますが、ご注意ください。

【関連リンク】
住吉書房公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:書店 住吉書房元住吉店
2010/2/22エントリ 住吉書房元住吉店が1階拡張オープン
2014/3/31エントリ 住吉書房元住吉店の機械式駐輪場

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2017年
03月03日

「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」の名称公募結果が発表:「小杉小学校」が最多応募、「こすぎ小学校」「杉の子小学校」が続く/教室は壁を作らずオープンスペースと一体化

【Reporter:はつしも】

現在、日本医科大学新丸子キャンパスの跡地に「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」を整備する計画が進められています。

同小学校は正式名称が昨年公募されまして、このたび下記の応募(合計22件)があったことが地域向けに報告されました。

■応募された学校名
応募数 学校名案 よみがな
4 小杉小学校 こすぎ
2 こすぎ小学校 こすぎ
2 杉の子小学校 すぎのこ
1 こすぎ花桃小学校 こすぎはなもも
1 小杉大夢小学校 こすぎおおゆめ
1 ふれあい小学校 ふれあい
1 小杉町小学校 こすぎちょう
1 武蔵小杉小学校 むさしこすぎ
1 小杉の森小学校 こすぎのもり
1 小杉中央小学校 こすぎちゅうおう
1 南丸子小学校 みなみまるこ
1 新武蔵小学校 しんむさし
1 小杉北小学校 こすぎきた
1 武蔵小学校 むさし
1 丸子中央小学校 まるこちゅうおう
1 小杉瑞穂小学校 こすぎみずほ
1 こすぎ未来小学校 こすぎみらい

なお、上記のうち赤文字の「杉の子小学校」「小杉小学校」「こすぎ小学校」については、複数応募がありました。
 
「小杉小学校」が4件、それをひらがなにした「こすぎ小学校」が2件あります。
新設小学校の所在地が「中原区小杉町」ですから、これは順当なところでしょう。

今後通学区域等検討会議でも意見のヒアリングを行い、2017年度中に教育委員会において学校名を決定し、最終的には川崎市議会での議決を行う予定です。



また今回、小学校名の案に加えて、新設小学校の整備コンセプトもあらためて案内されていますので、ご紹介しましょう。

■小杉駅周辺地区新設小学校のイメージパース
小杉地区新設小学校のイメージパース 

■オープンスペースと一体の教室
オープンスペースと一体の教室 
※川崎市資料より。以下同じ。

新設される小学校は、新しいコンセプトで設計が行われています。

特徴的なものは上記のような教室空間で、普通教室とオープンスペースが一体になって、開放的なつくりになっています。

これにより従来の「箱型」の教室に限定されない、さまざまな学習や活動が可能になります。

今までの教室のイメージとは、かなり違いますね。

■開放的な玄関
開放的な玄関 

下駄箱が並ぶ校舎の玄関には天窓があり、こちらも開放的です。

■地域交流ができる多目的ホール
地域交流が可能なホール

こちらは多目的ホールです。
子どもたちの発表や、地域交流などに活用されることが想定されています。

平面片方がガラス張りで、明るい雰囲気です。

このように「多様な学習活動を支えるオープンな空間づくり」「地域との連携や交流を生む空間づくり」以外にも、「災害時への配慮」「自然エネルギーの活用」などのコンセプトが定められています。

詳細については、また今後あきらかになってくるものと思います。

■新丸子キャンパス校舎の解体跡地
新丸子キャンパス校舎の解体跡地 

■新丸子キャンパス跡地と、武蔵小杉の高層ビル群
新丸子キャンパス跡地と、武蔵小杉の高層ビル群 

「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」は2017年4月に着工し、2019年度に開校することを予定しています。

2017年度中の学校名・学区の決定を経て、今後さまざまな開校準備が進められていくことと思います。

【関連リンク】
川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
小杉駅周辺地区新設小学校 通学区域候補案の考え方(PDF) 
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
2016/12/1エントリ 2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ
2017/2/26エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスの解体がほぼ完了、仮囲いが撤去され新設小学校・公園建設予定の約13,000平米の更地がお目見え

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