武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
02月04日

オリジナルメッセージをのせた「クチュールクッキー」が名物。オーダースーツの老舗「仕立館」併設カフェ「クチュールベイク」

【Reporter:たちばな】

武蔵小杉駅近く、府中街道沿いのオーダースーツ専門店「仕立館」の移転と、跡地へのトレーディングカード専門店「カードラボ (C-labo)」の出店について、2015/9/14エントリでお伝えしました。

この「仕立館」は小杉町3丁目・サライ通り商店街入口近くのマンション1階に移転しまして、新たにカフェと焼き菓子のお店「クチュー ルベイク(COUTURE BAKE)」との複合店として生まれ変わっています。

この複合店をご紹介するエントリの「前編」として、今回は「クチュールベイク」を中心にご紹介したいと思います。

■「仕立館」と「クチュールベイク」の複合店

「仕立館」と「クチュールベイク」の複合店 

こちらが「仕立館」が移転したマンションです。
1階部分が店舗で、右側が「仕立館」、左側が「クチュールベイク」です。

両店舗とも、入口は共通になっていました。

■「クチュールベイク」の焼き菓子とカウンター席
「クチュールベイク」の焼き菓子とカウンター席

「クチュールベイク」では、まず手前の焼き菓子やキッシュ、ケーキが目に入ります。
その奥にキッチンと、カウンター席が用意されています。

カウンター席にはコンセントも用意され、携帯電話の充電などに使わせてもらうことができます。

■テラスを含むテーブル席
テラスを含むテーブル席

店内にはカウンター席4席のほか、テラスを含むテーブル席も用意されていました。
気候のよい秋ごろなどは、テラスも使えそうですね。

■「クチュールベイク」の看板
「クチュールベイク」の黒板

「クチュールベイク」のカウンター脇の黒板には、 お店からのメッセージが書かれています。
ここにある通り、同店のこだわりはコーヒーと自家製焼き菓子、そして、お客さんひとりひとりのメッセージをクッキーに仕立てる「クチュールクッキー」です。

■クチュールクッキー
クチュールクッキー 

クチュールクッキー

お店には、既に焼きあがったクチュールクッキーが並んでいました。
これは完成品ですが、リクエストで1枚からオリジナルのクッキーを作ってもらうことができます。

■クチュールベイク Facebookページ バレンタインのクチュールクッキー


このクチュールクッキーは、季節ごとのデザインでも作られています。
ちょうどバレンタインクッキーがスタートしていますので、ちょっと目先をかえて試してみてはいかがでしょうか。

■「ココナッツとバナナのタルト」
ココナッツとバナナのタルト  

■「キャラメルとバナナのタルト」
キャラメルとバナナのタルト 

「クチュールベイク」では、クッキーのほかにもキッシュ、タルトなどもお店の一押しになっています。
こちらは「ココナッツとバナナのタルト」「キャラメルとバナナのタルト」(単品400 円)です。

「ココナッツとバナナのタルト」は、さくさくしたココナッツファインとアーモンドクリームに、バナナを乗せて焼き上げ ています。
素朴な味わいに生クリームを合わせて、美味しくいただきました。

基本メニューには「ケーキセット」(900円)、「クッキーセット」(750円)がありました。
コーヒー・紅茶と一緒にケーキやクッキーを楽しむと良いと思います。

■「仕立館」(左)と「クチュールベイク」(右)
「仕立館」(左)と「クチュールベイク」(右)

冒頭に申しあげたとおり、移転した「仕立館」と「クチュールベイク」は、入口が共通の複合店舗になっています。

一般に、オーダースーツ専門店には行く機会が少ないかもしれませんが、このようにカフェと一緒になっていると、ついでにちょっとスーツの素材を見てみたりもできますね。

どうしても敷居の高い業種ですから、なかなか面白いコラボレーションではないかと思いました。

次回は「仕立館」についても、ご紹介してみたいと思います。

【関連リンク】
クチュールベイク ウェブサイト
クチュールベイク Facebookページ
仕立館 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ クチュールベイク
2015/9/14エントリ 武蔵小杉にアニメショップ登場。「仕立館」 跡地にトレーディングカード専門店「カードラボ」が2015年10月出店

Comment(0)

2017年
02月03日

武蔵小杉の節分到来。修理入院後の「ニカッパ君」節分仕様と、「会館とどろき」の的当てゲーム

【Reporter:はつしも】

本エントリでは、久しぶりに法政通り商店街の「ニカッパ君」の様子をご紹介したいと思います。
本日2月3日の節分を控えて、1月から「ニカッパ君」が節分仕様になっていました。

■法政通り商店街で「ニカッパ君」修理中
法政通り商店街で修理中の「ニカッパ君」

「ニカッパ君」は、法政通り商店街のマスコットキャラクターです。
同商店街が二ヶ領用水をまたぐ「今市橋」の上に鎮座しているのですが、基本的に再利用の針金ハンガーと紙でできているため、一定期間で顔が破れたりしてきます。

節分仕様にチェンジするタイミングで、ニカッパ君が一旦修理入院していました。

■退院した「ニカッパ君」
退院した「ニカッパ君」

そしてニカッパ君は、無事に節分前に退院しました。
隣の木製フォトスポットのニカッパ君と、並んで鬼のコスチュームになっています。

■「ニカッパ君」の節分仕様
節分仕様のニカッパ君

節分仕様のニカッパ君

節分仕様のニカッパ君は、黄色い鬼の衣をまとい、片手には棍棒を持っています。
この棍棒も、再利用のペットボトルでできています。

■フォトスポットの「ニカッパ君」
フォトスポットの「ニカッパ君」

隣のフォトスポットの「ニカッパ君」は、鬼のお面をかぶっています。

そういえば、棍棒はどちらも左手に持っていますね。
ニカッパ君は左利きなのでしょうか。

■鬼のお面のLED
鬼のお面のLED


鬼のお面の目の部分には、LEDが取り付けられています。

このLEDは、隣のニカッパ君の目とともに、二ヶ領用水の水力発電で点滅するようになっています。

■鬼のお面と「ニカッパ君」の目の点滅(Youtube動画)


鬼のお面と、ニカッパ君の目が光る様子を、Youtube動画にしてみました。
現地を通りかかった際、ちょっと注目してみてください。

■「会館とどろき」の鬼の的当てゲーム
 「会館とどろき」鬼の的当てゲーム

なお、法政通り商店街からは離れますが、等々力緑地の「会館とどろき」には、鬼の的当てゲームがありました。

シンプルですが、子どもたちにとっては楽しいものです。
こういった手作りのものは、何となくほっこりして良いですね。

【関連リンク】
(2015年以降のニカッパ君関連エントリ)
2015/1/10エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」がお正月仕様に(2015年版)
2015/2/16エントリ 法政通り商店街「ニカッパ君」の節分仕様から、ひなまつり仕様
2015/3/28エントリ 武蔵小杉の2015お花見シーズン到来と、入学式仕様のニカッパ君
2015/5/4エントリ 武蔵小杉の「こどもの日」に、各地で泳ぐこいのぼり
2015/6/11エントリ 法政二高軟式野球部関東大会優勝を祝う、法政通り商店街のニカッパ君
2015/9/15エントリ 法政通り商店街「ニカッパ君」の夜みこし仕様と、「おかし工房しいの実」のニカッパ君クッキー
2015/10/3エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」が、風力で動く針金アートで登場
2016/3/3エントリ 武蔵小杉の商店街に法政二中・高「祝卒業・入学 共学&新校舎タペストリー」が登場
2016/4/16エントリ 2016年4月より同時に新校舎供用開始、両校男女共学となった法政二中・高と大西学園中・高の新学期スタート
2016/7/16エントリ 法政通り商店街の「全長80m大そうめん流し」2016:設営から見守る開催レポート
2016/8/17エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」が台風耐久仕様に/9月3日(土)「夜みこし」が担ぎ手を募集

Comment(0)

2017年
02月02日

グランツリー武蔵小杉1階「ハオツァイ」跡地に「鶏魚介vs鶏白湯 つけ麺や 武双」が2017年2月上旬オープンへ

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉1階の「ハオツァイ」跡地に、「鶏魚介vs鶏白湯 つけ麺や 武双」が2017年2月上旬に出店することがわかりました。

同店を運営する株式会社ティーサイトのウェブサイト(関連リンクに掲載)に告知が掲出されています。

■「鶏魚介vs鶏白湯 つけ麺や 武双」中目黒駅前店
「つけ麺や 武双」中目黒駅前店

「鶏魚介vs鶏白湯 つけ麺や 武双」は、横浜・中目黒に店舗を構えるつけ麺店です。
中目黒の店舗は、2016年11月22日に開業した商業施設「中目黒高架下」にオープンしていました。

■「鶏魚介vs鶏白湯 2種つけめん」
「鶏魚介vs鶏白湯 2種つけめん」

同店の目玉は、「鶏魚介vs鶏白湯 2種つけめん」(1,200円)です。
これは名前と見た目の通り、鶏魚介と鶏白湯の2種類のつけめんスープを食べ比べできるというものです。

鶏魚介は、鶏と魚介を組み合わせたこってりスープ、鶏白湯は鶏と洋風スープによるあっさりサラサラスープです。
麺は太い特注麺で、国産小麦「春よ恋」を使用しているということです。

■2種つけめんの実物
2種つけめんの実物

2種つけめんの実物

個人的にはこってりの「鶏魚介」の方が好みでしたが、これは人によって異なるでしょう。
一番最初に「2種つけ麺」を試してどちらが良いか確認すれば、ひと手間省けるというメリットがあります。

2回目以降は、気に入った方をメインでオーダーする方も多そうです。

麺の上に載っている炙りチャーシューも、香ばしくて濃い目の味付けが美味しかったです。

■4階フードコートの「自家製麺 佐野」
同じく「自家製麺 佐野」

■1階レストランエリアの「原宿餃子樓」
1階レストランエリアの「原宿餃子樓」

グランツリー武蔵小杉武蔵小杉では、いくつかラーメンを提供している店舗があります。
4階フードコートの「自家製麺 佐野」「餃子の王将」、1階飲食エリアの「原宿餃子樓」「フォーナム」などです。

ラーメン専門店ということでは、「自家製麺 佐野」に続く店舗ということになります。

■1階レストランエリアで閉店した「ハオツァイ」跡地
1階レストランエリアで閉店した「ハオツァイ」跡地

■2月の新店舗オープン予告
1階レストランエリアで閉店した「ハオツァイ」跡地

「鶏魚介vs鶏白湯 つけ麺や 武双」が出店するのは、冒頭にお伝えした通り1階レストランエリアで営業していたスープ春雨のお店「ハオツァイ(Hao-Cai)」の跡地です。

当該区画では、開業当初はロティサリーチキンの「マウイマイクス」が営業をしていましたが、2016年4月に閉店となりました。
その跡地に「ハオツァイ」が同月オープンしたものの、2017年1月9日に閉店しています。

現在はご覧の通り仮囲いで覆われていまして、新店舗(店名はここでは未公表)が2月上旬にオープンする旨、掲示が出ています。

この区画は2014年11月22日のグランツリー開業以来3店舗目、もっとも入れ替わりが多くなります。
一定期間で目先が変わるのも、勿論商業施設のメリットとしてありますが、このあたりである程度定着する店舗が入るのも良いと思います。

【関連リンク】
ぼんたぼんた ウェブサイト(運営会社)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 グランツリー武蔵小杉
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ
2016/4/13エントリ グランツリー武蔵小杉「マウイマイクス」閉店・跡地にスープ春雨&カフェ「ハオツァイ」が本日オープン/「グランピット」4月1日仕様変更
2016/6/30エントリ 「妖怪ウォッチオフィシャルショップ ヨロズマートミニ グランツリー武蔵小杉店」が7月20日(水)出店を正式リリース、出店場所は3階「Grand PARK」跡地
2016/8/22エントリ グランツリー武蔵小杉で5店舗が8月17日~28日連続閉店、従来より閉店の2店舗と合わせ7区画が空き区画に
2016/9/11エントリ グランツリー武蔵小杉に秋の新店・フーディアム武蔵小杉2階から「auショップ」が10月7日(金)移転、「AZUL by moussy」が10月オープン
2016/11/1エントリ グランツリー武蔵小杉の、秋の新店攻勢。「ABC-MART MONO」「FANCL」など空き区画6/7が埋まり、本日よりクリスマスツリーが登場
2016/11/17エントリ グランツリー武蔵小杉に大阪発のアメリカンカジュアル「OLD BETTY'S」が本日オープン、全店舗が出揃い2周年記念イベントを開催

Comment(1)

2017年
02月01日

武蔵小杉周辺の自転車等放置禁止区域拡大:2016年3月指定「中丸子まちかど公園」と、本日2017年2月1日指定「二ヶ領用水沿い 今井上橋~松尾橋区間」

【Reporter:はつしも】

川崎市では、武蔵小杉駅など鉄道駅の周辺を中心として自転車等放置禁止区域が指定されています。

この区域は適宜見直しが行われていまして、2016/12/15エントリにおいて、二ヶ領用水沿いの今井上橋~松尾橋の区間が新たに自転車等放置禁止区域として指定されることをお伝えしました。

同区間は本日、2017年2月1日より指定がスタートしています。

これに先立つこと約1年、武蔵小杉再開発地区の「中丸子まちかど公園」も、昨年3月1日より同区域として指定されていましたので、ご紹介しておきます。

■中丸子まちかど公園
中丸子まちかど公園 

「中丸子まちかど公園」は、武蔵小杉再開発地区の南端、中丸子地区を縦断する幹線道路沿いにあります。

公園の土地は小規模な三角形で、再開発ビル等を建てることは難しい条件です。
この一帯を整備していたUR都市機構は、三角形の土地を公園として整備し、川崎市に移管を行いました。

その結果2011年3月より供用開始になったのが、現在の「中丸子まちかど公園」です。

■「中丸子まちかど公園」の設備
「中丸子まちかど公園」の整備

「中丸子まちかど公園」には、街路樹のほかに前屈・懸垂の健康器具が2点、整備されています。

お子さんが遊ぶ児童公園というよりは、大人向けのスペースになっています。

■自転車等放置禁止指定のお知らせ
自転車等放置禁止区域指定のお知らせ 

二ヶ領用水の区間同様、「中丸子まちかど公園」にも、自転車等放置禁止指定のお知らせが掲示されています。

こちらは前述の通り2016年3月1日からの指定がすでに完了しており、指定から10か月以上が経過した現在も、周知徹底のために掲示が続けられているもののようです。

■公園内の放置自転車
公園内の放置自転車

しかしながらこのとき、公園内には2台の放置自転車がありました。

駅前ではありませんので自転車だらけになるということはないのですが、時折放置されているのを見かけます。

自転車等放置禁止区域の指定を受けたからといって、すぐに問題が解決するわけではありません。

ただ、従来は目の前の歩道が指定されていたのにもかかわらず公園が未指定という状態でしたので、制度の穴をふさいでいく作業自体は、必要なことと思います。

■パークシティ武蔵小杉近くの「新丸子東第2公園」
新丸子東第2公園

新丸子東第2公園

同じようなケースには、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー隣接の「新丸子東第2公園」があります。

この公園は道路から奥まった場所にありまして、かつてはメンテナンスも行き届かず自転車等放置禁止区域の指定も受けない、エアポケットのようになっていました。

武蔵小杉新駅の開業や周辺の開発進捗など環境の変化に対応するかたちで、現在は禁止区域として追加指定を受けています。


こういった細かい禁止区域の見直しなどは、なかなか周知されない部分もあるかもしれません。

2月1日の二ヶ領用水の一部区域の追加指定も控えて、あらためてご紹介しておきたいと思います。

■武蔵小杉再開発地区の公園(いずれも禁止区域)のマップ
武蔵小杉再開発地区の公園(いずれも禁止区域)マップ 

■新たに自転車等放置禁止区域に指定される区間
新たに自転車等放置禁止区域に指定される区間

■新たに自転車等放置禁止区域に指定される今井上橋付近
新たに自転車等放置禁止区域として指定される二ヶ領用水沿いの区間 

【関連リンク】
(駐輪場・自転車関連)
武蔵小杉ライフ:生活情報:駐輪場
川崎市 中原区の自転車等駐車場及び自転車等放置禁止区域
2014/2/13エントリ 小杉ビルディングの、怒れるドコモダケ
2014/7/28エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の、点字ブロックを覆う放置自転車
2016/5/14エントリ 中原区役所道路公園センターが、小杉町3丁目に放置自転車禁止啓発ポスターを展開
2016/12/15エントリ 二ヶ領用水の「今井上橋~松尾橋」区間が2017年2月1日より自転車等放置禁止区域に指定、慢性化した放置自転車を撤去へ

(中丸子まちかど公園関連)
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園
2010/12/22エントリ 都市再生機構が中丸子地区に公園を新設
2011/1/27エントリ (仮称)中丸子移管公園の工事着工と整備費用
2011/1/31エントリ (仮称)中丸子移管公園に健康器具2点を設置
2011/2/9エントリ (仮称)中丸子まちかど公園の健康器具
2011/2/18エントリ (仮称)中丸子移管公園の正式名称が「中丸子まちかど公園」に
2011/3/19エントリ 「中丸子まちかど公園」が供用開始

Comment(1)

2017年
01月31日

元住吉の、遊び心のある古本と中古CD・自主制作CDのお店。「dekotto bokotto(凸っと凹っと)」

【Reporter:はつしも】

元住吉駅の東側に、古本・中古CD・自主制作CDなどの専門店「dekotto bokotto(凸っと凹っと、でこっとぼこっと)」があります。
なかなかにマニアックなセレクトが特徴の同店を、本エントリではご紹介したいと思います。

■「dekotto bokotto」が入居するビル
「凸っと凹っと」が入居するビル

■「dekotto bokotto」の看板
「凸っと凹っと」の看板

「dekotto bokotto」は、元住吉駅の東側(オズ通り商店街側)に出て、裏通りを少し南下した場所にあります。
綱島街道沿いのモスバーガーよりも南側、ラーメン店「野方ホープ」が入るビルの裏側に看板が出ています。

■店舗の入口
店舗の入口

店舗は2階にありまして、細い階段をのぼっていくことになります。
階段をのぼってすぐ右側に、店舗の入口が見えてきます。

■古本と中古CDが並ぶ店内
古本と中古CDが並ぶ店内

「dekotto bokotto」は、非常にこじんまりとしたお店です。
その中に、古本約500冊・中古CD500枚ほどがぎっしりと詰まっています。

同店がオープンしたのが、2013年9月のことでした。
もともとまったく別のお仕事をされていた店主さんが、ディテールにこだわって始められたお店です。

■こだわりのセレクトの古本
こだわりのセレクトの古本

こだわりのセレクトの古本

同店の特徴はなんといっても、こだわりのセレクトによる品揃えです。

前述の通りスペースが限られていますから商品点数が多いわけではないのですが、サブカルチャーや遊び心のある古本が所狭しと並んでいます。

■「ことば」関係の本
「ことば」関係の本

本棚は明確にジャンルの区切りがあるわけではないのですが、このあたりは「ことば」に関連する本です。

■サブカルチャー関連
サブカルチャー関連

サブカルチャー関連

このあたりは、なんとなくサブカルチャーやテレビ関連ですね。

他にもさまざまなジャンルの本がありまして、本棚を順番に見ていくだけでも、楽しくなります。

■中古CD
中古CD

中古CD

そして同店のもうひとつの柱は、中古CDです。
こちらもテクノ系など、一般のヒットチャートとはまた一味違うラインナップになっています。

また、中古CDに加えて、同店では自主制作CDの販売も行っています。
これは地元で活動するミュージシャンの方などが利用されているようです。

■フィギュアなどの玩具・雑貨
フィギュアなどの玩具・雑貨

フィギュアなどの玩具・雑貨

そしてこちらは、同店で一部取り扱っている玩具・雑貨類です。
なんとなくレトロなテイストのものがセレクトされています。


「dekotto bokotto」における店主さんのこだわりとしては、「昭和」のイメージを大切にされているということです。

紀伊國屋書店や有隣堂、タワーレコードなど一般的な書店・CDショップは武蔵小杉にはありますから、「dekotto bokotto」や、2017/1/16エントリでご紹介した「こどもの本のみせ ともだち」のような、小規模ながら特徴のあるお店もあると楽しいですね。

一般の店舗でで平積みされるようなベストセラーではなく、遊び心のあるアイテムがお好きでしたら、お勧めできるお店かと思います。

■遊び心のあるアイテムが詰まった店内
遊び心のあるアイテムが詰まった店内

遊び心のあるアイテムが詰まった店内

■「dekotto bokotto(凸っと凹っと)」の店舗情報
●所在地:中原区木月2-10-3 ベンチャーマックス205
●営業間:15:00~21:00(日曜日は20:00まで)
●定休日:火曜日(変更される場合あり)
●ウェブ:http://vintarecord.blogspot.jp/
●Twitter:https://twitter.com/dekottobokotto

■「dekotto bokotto(凸っと凹っと)」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:書店 dekotto bokotto(凸っと凹っと)
2017/1/16エントリ 日吉の住宅街で、絵本と児童書を地域につないで44年。「こどもの本のみせ ともだち」

Comment(0)

2017年
01月30日

等々力緑地・とどろきアリーナの窓掃除/大型映像装置の改修工事により2月10日までメインアリーナ閉鎖中

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺ビルの窓掃除を見守る不定期連載シリーズが、またやってまいりました。
通算16回目、2016年最初にご紹介するのは「とどろきアリーナ」の窓掃除です。

■とどろきアリーナ
とどろきアリーナ

とどろきアリーナは、等々力緑地内に1995年に竣工した体育施設です。施設は大きく分けてメインアリーナ・サブアリーナに分かれています。

メインアリーナではバスケットボールの「川崎ブレイブサンダース」「富士通レッドウェーブ」、バレーボールの「NECレッドロケッツ」のホームゲームや、各種スポーツイベント・展示会・文化イベント等が開催されています。
また本施設は個人・団体への貸し出しも行っており、市民のさまざまなスポーツ活動の拠点としても重要な役割を担っています。

■とどろきアリーナの窓掃除
とどろきアリーナの窓掃除

とどろきアリーナの窓掃除

とどろきアリーナは4階建ての構造になっていまして、それなりの高さがあります。
その窓ガラス掃除は、建物屋根からロープを垂らして実施されていました。

■清掃スタッフの装備
清掃スタッフの装備

清掃スタッフの装備

ここはゴンドラがありませんので、清掃スタッフの方は装備を全て身に着ける必要があります。
右腰についている細長いものは、窓掃除のモップを収納する鞘です。

■屋根部分の養生
屋根部分の養生

こちらは、屋根の角部分がロープで擦れてしまうのを防ぐ養生です。
作業上建物を傷つけないことも、清掃サービスとしてはたいへん重要ですね。

■地上から、柄の長いモップで窓掃除
地上から、柄の長いモップで窓掃除

こちらは、とどろきアリーナ側面の部分です。
部分的に壁面がガラス張りになっています。

このような部分は、地上から柄の部分が非常に長いモップで清掃をします。
見たところ、5mくらいありそうですね。

複数のツールを駆使して、とどろきアリーナの窓掃除が行われていることがわかりました。

■大型映像装置の改修工事
大型映像装置の改修工事

なお、とどろきアリーナでは、現在大型映像装置の改修工事を行っています。
そのため、2月10日までメインアリーナを使用することができません。

「窓掃除」は日常的なメンテナンスですけれども、1995年の竣工から20年以上が経過して、今後各所で大規模な改修工事も必要になってくるのではないでしょうか。

以前お伝えした通り、等々力緑地では市民ミュージアムにおいても、指定管理者制度の導入に基づいた改装工事が行われているところです。

■改装工事中の川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアム

【関連リンク】
川崎市とどろきアリーナ ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スポーツ関連 とどろきアリーナ
2009/2/16エントリ パークシティ武蔵小杉の窓掃除
2009/6/8エントリ シティハウス武蔵小杉の窓掃除
2009/7/15エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの窓掃除
2009/9/15エントリ 武蔵小杉タワープレイスの窓掃除
2010/4/13エントリ THE KOSUGI TOWERの窓掃除
2010/5/20エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の窓掃除
2010/9/24エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルN棟の窓掃除
2010/11/21エントリ アルファシステムズの窓掃除
2011/5/22エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の窓掃除
2011/7/15エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルS棟の窓掃除
2011/8/14エントリ 武蔵小杉STMビルの窓掃除
2011/12/10エントリ シティハウス武蔵小杉の窓掃除、ふたたび
2013/05/25エントリ 中原区役所の窓掃除
2013/11/25エントリ セントア武蔵小杉の窓掃除と、沖縄料理店「あかゆら」ランチ営業開始

Comment(0)

2017年
01月29日

川崎最強の音楽イベント「In Unity2017」開催レポート:住吉高出身「上々軍団」司会のもと、地元で活躍する音楽・ダンスグループ18組が熱演

【Reporter:はつしも】

本日、川崎最強の音楽イベント「In Unity2017」が開催されました。

中原区を中心に活躍する音楽グループ・ダンスチーム18組が出演し、熱いパフォーマンスを繰り広げました。

■「In Unity2017」が開催されたエポックなかはら
「In Unity2017」が開催されたエポックなかはら 

ホールの入口

「In Unity2017」は、中原区と市民協働による大規模な音楽イベントです。

毎月武蔵小杉駅前の「コアパークライブ」を開催しつつ、毎年1月~3月頃に「本番」ともいえるライブイベントをエポックなかはら(※昨年は改修により中原区役所)で開催します。

本イベントは実行委員会の皆さんとボランティア、中原区の協力によって行われており、入口の看板などもすべて皆さんの手作りです。

■司会の「上々軍団」(川崎市出身・住吉高校卒)
司会の「上々軍団」(川崎市出身・住吉高校卒)

今回の司会は、例年の「オカピ」さんから、お笑い芸人の「上々軍団」にバトンタッチされました。

左の岡見時秀さんが中原区出身、右の鈴木啓太さんが川崎区出身
またお二人とも神奈川県立住吉高等学校の卒業生で、冒頭の「つかみ」として地元トークを披露されていました。

■中原区長のご挨拶
中原区長のご挨拶

最初のご挨拶は、中原区の鈴木区長からです。

当日の運営には、中原区の職員の皆さんも多数、実行委員の皆さんのサポートに加わられています。

■実行委員長・小川さんの開会宣言
実行委員・小川さんの開会宣言

そして実行委員長・小川竜児さんの開会宣言で、「In Unity2017」がスタートです。

小川さんについては、実行委員の皆さんとともに2016/9/24エントリ「武蔵小杉の『ひと』」インタビューを掲載させていただきました。

また先日、タウンニュースの「人物風土記」でも紹介されていましたので、関連リンクもご参照ください。

■「和太鼓祇園」
「和太鼓祇園」

和太鼓祇園

和太鼓祇園

トップバッターは、「In Unity」の常連、「和太鼓祇園」です。
同グループはたいへんエネルギッシュでステージが盛り上がるためか、トップをつとめることが多いです。

写真の通り、目が活きていると申しますか、表情がいきいきされているのが印象的です。

■幅広い年齢層
幅広い年齢層

音楽・ダンスグループは同年代で構成されていることが多いですが、「和太鼓祇園」はシニアからジュニアまで、幅広いメンバーで活動しています。

この点も魅力の一つではないでしょうか。
 
■「LALAWAY!!」
「LALAWAY!!」
 
「和太鼓祇園」に続いたのは、音楽集団「LALAWAY!!」です。
同グループは今回が初出演となりました。

クラシックからミュージカルまで幅広いジャンルで活動されているとのことですが、今回は懐かしいポップスをオリジナルアレンジで歌ってくれました。

■「ゴッパチ!!コーラス隊」
「ゴッパチ!!コーラス隊」

「In Unity」の名物、市民参加によるゴスペルコーラス隊「ゴッパチ!!コーラス隊」は今年も健在でした。

参加資格から「中原区民限定」が廃止されたとのことで、中原区民の皆さんを中心としつつ、より幅広い約80名のメンバーが集まったようです。

ゴスペルディレクターの吉田英樹先生のもと、限られた練習回数で見事に仕上げられるコーラスには、毎年驚かされます。

■ゴッパチ!!コーラス隊の皆さんのメッセージ
「ゴッパチ!!コーラス隊」の皆さんのメッセージ

ホールのロビーには、「ゴッパチ!!コーラス隊」の皆さんのメッセージが掲示されていました。

コーラス隊は毎年公募をされていますので、ご関心ある方はまた来年、エントリーしてみてはいかがでしょうか。

■「創作ダンスユニットD.M.C」
「創作ダンスユニットD.M.C」

そして初出演の際から本サイトがクオリティの高さに注目していた、コンテンポラリーダンスの「創作ダンスユニットD.M.C」は、今年は新作「野菜なんて大嫌い?」を作り上げてきました。

野菜嫌いの女の子のもとに、色とりどりの「野菜の精」(※本サイトの解釈です)が集まってきて楽しく踊ります。
目が覚めた女の子が目の前にあった野菜を食べると「おいしい!」と感じられるようになっている…というショートストーリーです。

■「レタスの精」
「レタスの精」 

今回の「野菜の精」の衣装は、なんとお手製だということです。

たとえばこちらは、「レタスの精」ですね。

■インタビューに答える皆さん
インタビューに答える皆さん

こちらは、左側奥が「たまねぎの精」、順番に隣が「なすの精」、「トマトの精」、さきほどの「レタスの精」です。

左側手前の女の子が、「野菜嫌いだった女の子」で、今回あこがれていた「In Unity」にデビューということでした。

■「D.M.Cダンスカンパニー」の配役紹介
「D.M.Cダンスカンパニー」の配役紹介

ロビーに掲示されていた出演グループのカードでは、今回の配役が紹介されていました。

毎回「In Unity」に標準をあわせてクオリティの高い新作を準備されて、オリジナルの衣装を用意される「創作ダンスユニットD.M.C」には、個人的にも期待しています。

■「Happi Mamas!」
「Happi Mamas!」

happi mamas!

こちらはママダンスサークル「Happi Mamas!」です。
昨年「コアパークライブ」に出演され、今回「In Unity」初出演となりました。

お子さん連れでも参加できるママ向けのダンスサークルで、パフォーマンスは「カッコ良い!」の一言です。

同サークルのブログ(関連リンクに掲載)では新規加入は停止中とありますが、今回のステージでは加入者の募集告知をされていました。
ステータスは今後変わっていくかと思いますので、ご関心をお持ちの方は問い合わせてみてください。

■ジュニアチアリーディングチーム「レグラス」
レグラス

続いてジュニアチアリーディングチームの「レグラス」です。
川崎市で活動を続けるチームで、チアリーディングの各種大会にも出場しています。

中原区では住吉高校、新城高校、法政二中・高などにチアリーディング部がありますが、ジュニア向けにはバンビーズやレグラスのような学校教育外のチームが活発に活動をされています。

■「上々軍団」のライブ
「上々軍団」のライブ

なお、今回は司会の「上々軍団」によるお笑いライブも挿入されていました。

「上々軍団」は日ごろからネタに音楽を織り込むことが多く、今回も弾き語りを使ったネタを披露してくれました。

地元出身、そして音楽を題材にしたネタは、「In Unity」にはぴったりだったかと思います。

■ステージ奥のモニター
ステージ奥のモニター

■モニターのコントロール
モニターのコントロール

今回は、例年ステージ脇に設置されていたモニターが、ステージ奥に移動していました。
これは視線が左右にぶれることがなく、以前より鑑賞しやすかったように思います。

この画面には上記写真のようにIn Unityのロゴのほか、ステージの映像、またその他のイベントPR映像などが流されていました。

それをコントロールしていたのが、前回まで実行委員長をされていた反町充宏さんでした。

■顔出しパネル
顔出しパネル

また今回、ロビーには新企画として「顔出しパネル」が用意されていました。

最近はスマートフォンで撮影をして、Facebook等のSNSにアップされる方も多いですね。
4種のパネルを選んで、記念撮影をされる方の姿も見受けられました。

今回の「In Unity2017」のレポートは、以上です。
全18組のうちごく一部しかご紹介はできませんが、皆さんオーディションを勝ち抜かれただけあって、いずれも質の高いパフォーマンスだったかと思います。

またそれを支える実行委員、ボランティア、中原区役所の皆さんの尽力も見逃せません。
さらに出演者の皆さんも、会場の案内、整理等のサポートに加わられ、全員でイベントを作っていくということにこだわられていたそうです。

今後も毎月の「コアパークライブ」は継続してきますし、ボランティアスタッフも随時募集されています。
「一緒にイベントを作ってみたい!」という方は、下記の「In Unity」ウェブサイトや、コアパークライブ当日にお声がけをいただいて、ご相談してみてください。

■「エポックなかはら」会場前掲(日吉MUSIC EGG)
会場全景「日吉MUSIC EGG」
 
【関連リンク】
タウンニュース中原区版 人物風土記 音楽とダンスの祭典「In Unity」で今公演から実行委員長を務める 小川 竜児さん 上丸子山王町在住 47歳 

In Unity 公式ウェブサイト
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
2016/9/24エントリ 武蔵小杉の「ひと」(12):川崎最強の音楽イベント「In Unity実行委員会」小川竜児さん、中山芙紗子さん、加味根亮子さん ※ボランティアスタッフ募集中!

(出演者ウェブサイト)
LALAWAY!! ブログ
創作ダンスユニットD.M.C Instagram
Happi Mamas! ブログ
チアリーディングチームレグラス ウェブサイト
アップフロントエージェンシー 上々軍団

(In Unity開催レポート)
2008/3/2エントリ 本日開催、「In Unity2008」
2009/3/8エントリ In Unity2009レポート
2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート
2012/3/4エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2012」開催レポート
2013/3/3エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2013」開催レポート
2014/3/2エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2014」開催レポート
2015/3/8エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2015」開催レポート
2016/1/10エントリ 中原区役所がライブハウスに、驚きの変貌。「In Unity2016」開催レポート

(In Unity関連イベントレポート)
2010/2/20エントリ 「新丸子インユニCafe」開催レポート
2010/12/13エントリ 新丸子駅前広場完成記念「Inuni Cafe(インユニカフェ)」開催レポート
2012/1/19エントリ 川崎最強の音楽イベント「In unity2012」の巨大フラッグ製作現場
2012/2/17エントリ 「インユニカフェ at 64Cafe+Ranai」開催レポート
2014/9/6エントリ 「In Unityスペシャルミニライブ」開催レポート+法政通り商店街ストリートライブ+ナイス起震車体験
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート
2015/11/5エントリ 「In Unityこすぎコアパークライブ」10月開催レポート/11月7日(土)開催に「川崎市消防音楽隊」「川崎純情小町★」が出演
2016/12/3エントリ 「In Unityコアパークライブ」「チャレンジ!昔遊び!」がこすぎコアパークで本日同時開催、1/29「In Unity2017」出演アーティストが登場

(2015までの実行委員長・反町充宏さん関連)
2009/2/11エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(前編)
2009/2/12エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(後編)
2010/7/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(前編)
2010/7/5エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1)カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(後編)

Comment(0)

2017年
01月28日

「かわさきボランティア・市民活動フェア ごえん楽市」開催レポート:ネットでは知り得ないシニア向け活動が満載、川崎商業高が「川崎市歌」をPR

【Reporter:はつしも】

本日、かわさき市民活動センター・中原市民館において「かわさきボランティア・市民活動フェア ごえん楽市」が開催されました。

川崎市内で活動するさまざまな団体が集まり、体験・販売・パネル展示等を通じて活動紹介や交流が行われました。

■かわさき市民活動センター・中原市民館
かわさき市民活動センタ・中原市民館

■「ごえん楽市」
「ごえん楽市」 

「ごえん楽市」は、公益財団法人かわさき市民活動センター主催による市民向けイベントです。年1回開催され、川崎市内の各種ボランティア団体や市民活動団体、NPOが参加し、各団体の発表・活動体験などが行われています。

市民が各種活動に加わるきっかけとしてもらうとともに、団体同士の交流もはかることで活動を活性化していくことを目的としています。

■2階ホールのパネル展示
2階ホールのパネル展示

今回最初に訪れたのは、2階ホールのパネル展示です。
本イベントでは、50団体以上がパネルで活動内容の紹介を行っています。

■「中原老後を良くする会」配食サービス活動
中原老後を良くする会 配色サービス活動

「中原老後を良くする会」では、一人暮らしの高齢者や老夫婦などへの配食活動をしています。

活動場所は、「中丸子老人いこいの家」の厨房で、週1回、月曜日にお弁当を届けているということでした。

■「市ノ坪短絡線」の遺構と「中丸子老人いこいの家」
市ノ坪短絡線の両面橋台

「中丸子老人いこいの家」は、2016/4/25エントリでご紹介した「市ノ坪短絡線」の遺構のすぐそばにある施設です。

施設の前を通ることはあっても、どういった施設なのかよく理解していませんでしたが、このようなボランティア活動も行われているのですね。

■傾聴ボランティア「ネットワーク川崎」
傾聴ボランティア「ネットワーク川崎」

続いてこちらは、傾聴ボランティアを行う「ネットワーク川崎」のパネル展示です。

傾聴ボランティアとは、依頼された介護施設や個人宅などで、高齢者の話し相手になり、相手の気持ちに寄りそう活動をするものです。
高齢者のケアを行うケアマネージャーからの依頼が多いということで、会話の秘密を厳守するのが原則です。

「ネットワーク川崎」は川崎市全域をカバーしており、各地区でメンバーが活動をしています。

こういった活動があることを、今回初めて知りました。

■「かながわカウンセリング研究会」
「かながわカウンセリング研究会」

「傾聴ボランティア」に似たジャンルの活動に、「かながわカウンセリング研究会」があります。
こちらは高齢者向けというわけではなく、悩みを持った方向けのカウンセリングです。

電話相談のほか、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント事務所や、小杉2丁目会館でのおしゃべり活動も行っています。

そういえば、南武線高架下の「小杉2丁目会館」で、「大人のしゃべり場」という看板が出ているのを見かけたことがありました。

■「川崎商業高等学校研究チーム」
川崎商業高等学科商業研究チーム

続いてこちらは、「川崎商業高等学校 商業研究チーム」による川崎市歌のPR活動です。

「川崎市歌」は「川崎市民の歌 好きですかわさき愛の街」に比べるとやや知名度が低いように思いますが、川崎駅の南武線ホームのメロディとして使われています。
 
■ステージでの「川崎市歌」歌唱
ステージでの「川崎市歌」歌唱

ステージでの「川崎市歌」歌唱 

川崎商業高等学校の皆さんは、ステージでも「川崎市歌」を歌唱してPR活動を行っていました。

■川崎市ウェブサイト 川崎市歌
http://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/35-4-0-0-0-0-0-0-0-0.html

初代の「川崎市歌」は、市制10周年を記念して1934年(昭和9年)に制定されました。
この初代市歌は「黒く湧き立つ煙」「響き渡るサイレン」など、工業都市としての川崎市の姿を色濃く反映したものになっていました。

環境保護の発達した現代のイメージにはそぐわない部分があり、改訂された最新版が上記の川崎市ウェブサイトに掲載された歌詞が最新版となっています。

■「かわさき色輪っかつなぎ」
「かわさき色輪っかつなぎ」

また2階のホール前では、本サイトでも以前ご紹介した「かわさき色輪っかつなぎ」も行われていました。

これは、川崎市の地域資産を20色で表現した「かわさき折り紙」を、市内各地でつないでいくという取り組みです。

最終的には、多摩川河川敷でつないだ色輪っかのビッグアートをつくることになります。

■1階のフリーマーケット
1階のフリーマーケット

1階のフリーマーケット

また、1階の「かわさき市民活動センター」の区画では、フリーマーケットが行われていました。

■「武蔵小杉駅マルシェ」チームによる川崎野菜の販売
川崎野菜の販売 

■「かわさき伝統文化を残す会」
「かわさき伝統文化を残す会」

フリーマーケットでは、「武蔵小杉駅マルシェ」チームによる川崎野菜の販売や、「川崎伝統文化を残す会」による昔ながらのおもちゃの販売、また「夢工房」による手芸品のチャリティ販売など、さまざまなお店が並んでいました。

■「NPOを応援しよう!」
NPOを応援しよう!

さて、さまざまなボランティア・市民活動団体の組織形態のひとつに、NPO(特定非営利活動法人)というかたちがあります。

川崎市および「ごえん楽市」では、NPO活動の応援も行っています。

川崎市などの数多くのキャラクターが、NPOサポーターとしてパネルに集結していました。

■NPO応援キャラクター「かにゃお」
NPO応援キャラクター「かにゃお」 

NPO応援パネルの前に登場した「かにゃお」は神奈川県のキャラクターで、まち歩きが好きな魚食系男子ねこです。

NPO支援や企業の社会貢献活動などが仕事で、神奈川県内の「いいこと」をねこなりに見つけ、ねこなりに結びつけ、ねこなりに発信する「いいにゃクリエイター」です。

■NPO応援のエコバッグ
NPO応援のエコバッグ

こちらは「ごえん楽市」でいただいたエコバッグです。

NPO応援キャラクターがシルエットになっていますが、それぞれのキャラクターの名前が、シルエットだけでどのくらいおわかりになるでしょうか。

■「エコちゃんず」
えこちゃんず

NPO応援キャラクターのひとつ、「エコちゃんず」も「ごえん楽市」の会場に来てくれました。
川崎市の地図を背景に、記念撮影です。


「ごえん楽市」では、およそ80団体の活動が紹介されています。
全体を振り返ってみますと、対象または主体がシニア層中心の活動が多く見受けられました。

比較的若い世代の活動は、近年はソーシャルメディアなどを活用するのが一般的になっており、積極的な情報発信を行っている団体が多いです。

しかしながら、「ごえん楽市」に出てきているシニア層のボランティア団体は、ウェブサイトなどもなく、今回のような機会に初めて知る団体が多いです。

これから、武蔵小杉も高齢化社会に向かっていきます。
また今は若い方も、いずれは高齢者となります。

ネットには情報が出ていないボランティア団体・市民活動団体の活動も、なるべくご紹介してまいりたいと思います。

【関連リンク】
かわさき市民活動センター かわさきボランティア・市民活動フェア
2014/2/12エントリ 平成25年度「かわさきボランティア・市民活動フェア」開催レポート
2016/1/30エントリ 「かわさきボランティア・市民活動フェア『ごえん楽市』」開催レポート:ふろん太くんなどマスコットキャラクター多数登場

Comment(0)

2017年
01月27日

セントア武蔵小杉「gooz」跡地の「ミニストップ武蔵小杉店」が2月15日オープンを店頭で正式告知、平日10~16時にたばこ販売を先行実施

【Reporter:はつしも】

セントア武蔵小杉の「gooz武蔵小杉店」の跡地に、「ミニストップ」のホームデリ併設店舗が2月15日にオープン予定であることを、2017/1/10エントリで第一報としてお伝えしました。

このたび、店頭において正式に「ミニストップ」のオープン告知が掲示されました。

■「ミニストップ武蔵小杉店」のオープン予定地
「ミニストップ武蔵小杉店」のオープン予定地 

「gooz武蔵小杉店」が出店していたのは、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業によって建設された商業・業務ビル「セントア武蔵小杉A棟」の1階角地です。

同店は2016年10月5日をもって無期限の休店となり、その後釜として「ミニストップ」が出店することになりました。

■「ミニストップ」2月15日オープンのお知らせ
2月15日オープンのお知らせ

■スタッフ募集
スタッフ募集

そしてこのたび掲示されたのが、これらの告知です。
本サイトでお伝えした通り、オープン日は2月15日(水)となります。

■「ホームデリ」併設店舗
ホームデリのチャレンジ 

■ミニストップが展開する「ホームデリ」
ミニストップが展開する「ホームデリ」

また、こちらも前回エントリでお伝えしましたが、食材の量り売り「ホームデリ」設置店舗であることも、店頭で告知されました。

「ミニストップ」の顧客は比較的男性の比率が高く、女性客を取り込む施策として現在都内を中心に推進しているサービスだということです。

■平日10時~16時にたばこ販売中
平日10時~16時にたばこ販売中

そして店舗の入口には、「たばこ販売中 営業時間平日の10時~16時」という貼り紙が出ていました。

店舗オープンは告知の通り2月15日ですが、それに先立って、たばこの販売のみ行っているようですね。
これはなかなか珍しい運用ですので、注目してみました。

■準備中の店内
準備中の店内

店内にはすでに什器等が運び込まれて、オープンに向けた準備が進んでいます。

「gooz」休店以降にお困りだった近隣の皆さんは、楽しみにされていることと思います。

■「ミニストップ」の既存店
「ミニストップ」の既存店

【関連リンク】
ミニストップ ウェブサイト
スリーエフ 株式会社スリーエフと株式会社ローソンによる合弁会社設立及び運営等に関する事業統合契約締結のお知らせ(PDF)
2015/2/13エントリ セントア武蔵小杉のスリーエフ新業態コンビニ&カフェ「gooz武蔵小杉店」本日オープン
2015/6/22エントリ 「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」本日オープン、「セブンイレブン川崎中原区役所前店」本日着工・7月31日オープンへ
2015/8/1エントリ 武蔵小杉に、かつてない大型コンビニ。「セブンイレブン川崎中原区役所前店」がオープン
2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン2016/10/4エントリ セントア武蔵小杉の「gooz武蔵小杉店」が10月5日(水)18時より無期限休業、今後リフレッシュオープン予定/近隣のデイリーヤマザキに続く休店
2017/1/10エントリ セントア武蔵小杉A棟「gooz武蔵小杉店」跡地に「ミニストップ」店舗が2017年2月15日頃オープン決定

Comment(0)

2017年
01月26日

多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉から多摩川を下っていくシリーズの、第1回です。

丸子橋よりも多摩川河口寄りに、「ガス橋」があります。
ガス橋は中原区上平間と大田区下丸子を結んでいまして、下丸子には「キヤノン」本社の大規模施設が鎮座しています。

平日朝には、南武線平間駅からこのガス橋を渡って、同社に通勤する人々の長い行列ができています。

本エントリではそんな朝のガス橋の風景を、ご紹介してみましょう。

■平間駅・ガス橋・キヤノン本社のマップ
平間駅・ガス橋・キヤノン本社のマップ

キヤノン本社の最寄駅は、東急多摩川線の下丸子駅です。
また同駅に加えて、ガス橋を利用すれば実は南武線平間駅も十分最寄駅として機能しています。

■キヤノン小杉事業所
キヤノン小杉事業所

■キヤノン玉川事業所
多摩沿線道路とキヤノン玉川事業所

同社は「小杉事業所」、武蔵小杉駅から直行バスが出ている「玉川事業所」、また「矢向事業所」「川崎事業所」など、南武線沿線に多くの事業所を有しています。

そのため、南武線が利用でき、加えてキヤノンマーケティングジャパンの本社がある品川にも直結している武蔵小杉や、南武線沿線にお住まいのキヤノン社員の方は多く存在します。

結果として、平間駅からガス橋を渡って本社に出勤されるキヤノン社員の皆さんがたくさんいらっしゃるわけです。

■ガス橋の川崎市側の信号
ガス橋の川崎市側の信号

ガス橋の川崎市側には、交通量の多い多摩沿線道路とガス橋通りの交差点があります。
歩道橋は設置されていますが、ほとんどの方はここで一旦赤信号で滞留することになります。

■ガス橋から本社に向かうキヤノン社員の皆さんの行列
ガス橋から本社に向かうキヤノン社員の皆さんの行列

赤信号で滞留したキヤノン社員の皆さんは、青信号になると一斉にガス橋を渡っていきます。
これはなかなかに壮観です。

■一列に並んでの出勤
一列に並んでの出勤

一列に並んでの出勤

一列に並んでの出勤

ガス橋の歩道は狭いですので、1列に並ばなければなりません。

信号が切り替わるごとに、ガス橋にキヤノン社員の皆さんの行列ができあがります。

行列と行列の切れ目は、信号の切れ目にあたります。
ガス橋の端から端までに、大体信号2回分の行列ができていました。

■キヤノン玉川事業所直行バスの行列
バスの乗車待ち行列

こちらは、武蔵小杉駅東口駅前広場から発着している、キヤノン玉川事業所行の直行バスの行列です。

一定規模以上の事業所があると、そこに通う人の動きが大きなものになりますね。

キヤノンの本社は大田区下丸子にありますけれども、今回ご紹介したことなどから、地元の企業というイメージがあります。

■ガス橋と下部のガス管
ガス橋と下部のガス管

以前ご紹介した通り、ガス橋は現在は2車線道路が通る交通量の多い橋ですが、1931年の開通当初は車両の通行ができない人道橋でした。

当初の目的は「東京ガス鶴見製造所」で製造されたガスを東京に供給することであり、1936年にガス管が設置されました。

その後交通ニーズの増大に対応して現在の2車線のガス橋になったのは、1960年です。
開通当時は、これだけ車も人も通る橋になるとは、思われなかったと思います。

【関連リンク】
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)

Comment(0)