武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
01月07日

「+Care Project」の健康企画「こすぎ発酵倶楽部」が1月17日「味噌作り体験」、2月13日「ぬか漬け&日本酒の会」を開催、参加申込受付中

【Reporter:はつしも】

NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの事業のひとつに「+Care Project」があります。
「+Care Project」では、「病気にならないまち・病気になっても安心して暮らせるまち」をテーマに、さまざまな健康増進の取り組みを展開しています。

その一環として「こすぎ発酵倶楽部」という企画がありまして、これは健康に良いとされる発酵食品を楽しく学んでいくものとなっています。
このたび、「こすぎ発酵倶楽部」の2016年の最初のイベントとして、1月17日(日)に「第1回 味噌作り体験」、2月13日(土)に「第2回 女性でも楽しめる!ぬか漬け&日本酒の会」がそれぞれ開催されることになりました。

■「こすぎ発酵倶楽部」
「こすぎ発酵倶楽部」

■「第1回 味噌作り体験」の開催概要
開催日時 2016年1月17日(日)10:00~12:00
会場 中原市民館 料理室【アクセス
内容 手作り味噌の美味しさは、一度知ってしまったらやめられない!でも味噌造りは、ひとりでは中々大変な作業…。だから、家族や、近隣の方々などとワイワイ交流しながらやるほうが面白い! 前回は大好評につき、早々に満員になってしまったこの企画。今回もぜひお早目にお申し込みください!
講師 クッキングスタジオ『和ごころ食卓』主宰  そが真由美 先生

そが真由美先生

家庭料理家、味噌ソムリエ、栄養士。大手食品会社、チーズアドバイザー、ティールーム、企業栄養士、保育園栄養士として勤務。 自宅教室「和ごころ食卓」にて手作り味噌、味噌料理、発酵食品料理、食育など講師活動を行う。 得意分野は発酵食品(特に味噌、麹食品、紅茶など)、幼児食、家庭料理、食育。
http://plaza.rakuten.co.jp/nukadokolife/

■「第2回 女性でも楽しめる!ぬか漬け&日本酒の会」の開催概要
開催日時 2016年2月13日(土)14:00~16:00
会場 パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー 3階キッチンリビング【アクセス
内容 日ごろ飲むお酒は、ビール?ワイン? でも「日本酒」はなんとなく苦手~と思っている方いませんか?そんなあなたに、とっておきの日本酒を教えます! 女性でも飲みやすい日本酒をご用意しますが、もちろん男性の参加も大歓迎です!そして、日本酒に合う「ぬか漬け」も手作りしてみましょう!
講師 MealinkGroup総代表、 ウイメンズ日本酒会代表 望月祐佳先生

望月祐佳先生

17歳で心身のバランスを崩し、 心と食の関係に関心を持ったことをきっかけに、 20歳で自らを完治させる過程で様々な食療法を学び、現在は、総合商社会社で会社員として勤務しながら、 夜間や休日を利用し「野菜食・日本酒」をキーワードに活動中。
http://ameblo.jp/4461335/

■「第1回」「第2回」共通事項
参加費 各回2,000円
服装、持ち物 三角巾またはバンダナ
申込方法 メール(info@musashikosugi.or.jp)またはFAX(044-431-3135)でお願いいたします。 申込用紙
※タイトルを「こすぎ発酵倶楽部 申込み」としていただき、申込者名、お電話番号、ご住所、パソコンからのメールを受け取れるメールアドレス、参加希望のレッスン(2回ともご希望の場合は「2回全て」と記載)、を明記して下さい。
定員 各回先着30名
Web +Care Project イベント情報 こすぎ発酵倶楽部
問い合わせ先 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
044-433-9180 (火~土:10時~17時)

各回に共通するポイントは、「発酵食品を手作りする」ということです。
講師のレクチャーをいただきながら、「第1回」では味噌を、「第2回」では「ぬか漬け」を作っていきます。

■+Care Project こすぎ発酵倶楽部 昨年の「味噌作り」開催レポート
http://kosugipluscare.jimdo.com/2015/01/17/こすぎ発酵倶楽部-味噌造り/

「こすぎ発酵倶楽部」では、昨年もクッキングスタジオ「和ごころ食卓」による「味噌作り体験」を開催していました。
+Care Projectのウェブサイトに開催レポートが掲載されていますので、こちらが参考になるかと思います。

■中原市民館 料理室
中原市民館 料理室

■麹の塩切り
麹の塩切り

■大豆をつぶして…
大豆をつぶして…

■ひとまず完成
ひとまず完成

味噌作り体験では、麹の塩切りから手作りをしていきます。
もちろん、味噌は発酵食品ですのでその場で食べられるわけではありません。ここから熟成をしていって、夏に食べ頃を迎えます。

■味噌の食べ比べ
味噌の食べ比べ

ただ、味噌の話をしていればやはり味噌をちょっと食べたくなりますよね。
昨年はご覧のようにさまざまな味噌の食べ比べを行っていました。

一口に味噌といっても、非常にさまざな種類があります。
実際に食べ比べてみると、その違いがよくわかると思います。

また、手作りした味噌も、発酵が進むにつれて味わいがどんどん変わっていきます。そんなプロセスも楽しみながら、夏の到来を待つのも良いでしょう。

■「こすぎ発酵倶楽部」ヨーグルトを使った料理教室
http://kosugipluscare.jimdo.com/2015/02/15/
こすぎ発酵倶楽部-ヨーグルトを使った料理教室/

■「こすぎ発酵倶楽部」カクテキ手作り体験
http://kosugipluscare.jimdo.com/2015/03/28/
こすぎ発酵倶楽部-カクテキ手作り体験/

■「こすぎ発酵倶楽部」こすぎ発酵倶楽部×東京ガス 発酵料理教室
http://kosugipluscare.jimdo.com/2015/12/04/
こすぎ発酵倶楽部-東京ガス-発酵料理教室/


「発酵食品」は今回の味噌、ぬか漬けだけではありません。
しょうゆ、みりん、お酢、ヨーグルト、納豆、キムチなどなど、私たちの生活の中にたくさん定着しています。

そんな発酵食品を美味しく・楽しく知りながら、健康によい生活を送るきっかけとして、今回の「こすぎ発酵倶楽部」に参加してみてはいかがでしょうか。

「+Care Project」は、代表の西智弘さん(川崎市立井田病院医師)をはじめ、地域の健康のために皆さん真摯に取り組まれています。
本サイトとしても地域貢献の観点から意義のある取り組みと考えておりまして、継続的にご紹介をしているところです。

※本エントリの写真は全て「+Care Project」より提供を受けております。

【関連リンク】
「+Care Project」ウェブサイト
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント ウェブサイト
2014/10/16エントリ 10月25日(土)開催「コスギフェスタ2014」の「+Care Project」
2014/10/20エントリ 10月25日(土)開催「コスギフェスタ2014」に「KOSUGI CURRY」「SHIBA COFFEE」が共同出店、翌日より「+Care Project」の「Walk & Get」に参加
2014/11/10エントリ 「+Care Project」の女性向け健康レッスン「こすぎ美人教室」が11月21日・28日・12月12日に開催、参加申込受付中
2014/12/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:「+Care Project」が健康企画を展開
2015/5/15エントリ 中原区発祥のスポーツ「リングビー」と、4月11日(土)開催「親子で楽しむリングビー体験教室」
2015/6/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:家族の絆モニュメントに「+Care Project」ヤクルト君・チームパーキンソン参加
2015/12/13エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:雨天の法大相撲部もちつきと、「+Care Project」の肌湿度測定など

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2016年
01月06日

2016年1月10日(日)開催「丸子どんど焼き」の福餅焼き完全攻略ガイド

【Reporter:はつしも】

丸子山王日枝神社の「丸子どんど焼き」が、2016年1月10日(日)16時より多摩川河川敷において開催されます。

今回は、昨年2015/1/11エントリでレポートさせていただいた丸子どんど焼き」の「福餅焼き攻略法」をあらためて事前にご紹介したいと思います。

■平成28年 丸子どんど焼き
平成28年 丸子どんど焼き

■丸子橋から見た「丸子どんど焼き」
丸子橋から見た「丸子どんど焼き」 

「どんど焼き」は、古くから小正月(1月15日)に行われてきた民俗行事です。

その年の門松などのお正月飾り、書き初めなどを地域の皆さんで持ち寄って高く積み上げ、燃やしていきます。
そのおき火でお餅を焼いて食べることで、1年を無病息災で暮らすことができ、書初めを焼いた炎が高く上がると、それにつれて字が上手くなるといわれています。

■丸子どんど焼きと、丸子橋
丸子どんど焼きと、丸子橋

「丸子どんど焼き」は、丸子橋近くの多摩川河川敷で開催されます。
中原街道を通って多摩川の土手の上に出たところで、多摩川河口側にお正月飾りなどの山とひとだかりが見えますので、場所はすぐにわかると思います。



<ポイント① 持参物>

■福餅焼きに持参すべきアルミホイル、海苔、しょうゆ

 

まず大切なのは、持参していくアイテムです。
焼いてもらう正月飾りや書初めはもちろんですが、上記のアルミホイル、海苔、こぼれない容器に入れたしょうゆを持参することを推奨いたします。

海苔としょうゆは福餅の味付けですので、これはお好みで別のものにしてもかまいません。

またこのほか、マスクやカイロなどもあると良いでしょう。
着用する服には相当煙のにおいがつきますので、においがついてもかまわない服を着ていくことをお勧めします。

■持参アイテムの整理
・焼いてもらう正月飾り、書初め
・アルミホイル

・海苔
・こぼれない容器に入れたしょうゆ
・マスク
・カイロ(必要であれば)
・においがついてもかまわない服



<ポイント② 福餅焼きの道具をもらい、準備する>

■福餅焼きの道具
福餅

福餅

会場に着いたら、福餅焼きの道具をもらいましょう。例年、一組200円です。
これは釣竿のようなもので、先端に福餅が取り付けられています。

ただ、もらった状態のままでは福餅がむき出しになっています。

■アルミホイルで、福餅をくるむ
アルミホイルで、福餅をくるむ

ここで登場するのが、持参したアルミホイルです。

福餅をアルミホイルで包むことでにより、直火で焦げたり、炭で汚したりせずに福餅を焼くことができるようになります。

これで準備完了です。



<ポイント③ ポジショニング>

続いて重要なのが、ポジショニングです。
どんど焼きはおき火による熱風と煙が吹き付け、風下はたいへん厳しい環境になります。

会場の風向きを見極め、風上にポジションをとりましょう。

■ポジショニングのコツ・図解
ポジショニングのコツ・図解

■風向きを見極める
どんど焼きを囲む人の輪

上記は昨年開催時のもので、煙が多摩川方面に流れていることがわかると思います。
この場合は堤防側にポジショニングするのが正解でした。



<ポイント④ 熱風を避けて福餅を焼く>

■福餅焼きスタート
福餅焼きスタート

どんど焼きがよく焼けて仕上がってくると、炊き上げの山を崩して炎の裾野をつくり、福餅焼きのスタートです。

うまく風上に陣取ったとしても、福餅を火にあてるために近づくと顔がたいへん熱くなります。
とにかくこの熱風が厳しいですので、下記の図のようなスタイルをお勧めします。

■丸子どんど焼きの福餅焼きのコツ・図解
丸子どんど焼きの福餅焼きのコツ・図解

どんど焼きに近づくとたいへん熱いのですが、足元にはあまり熱気がこないため、しゃがんで福餅を焼くとかなり楽になります。

加えて、ここで重要になるのがさきほどのアルミホイルです。
あらかじめ福餅をアルミホイルで包んでおけば、福餅を遠心力を使って火元奥まで投げ、より熱い火の上に載せて焼くことができます。

このときしゃがんでいる方が遠くまで届きますし、それが熱風を回避することにもなります。

また主に熱いのは外部に露出している顔ですので、持参してきたマスクをするのも良いでしょう。



<ポイント⑤ 味付けをして、福餅をいただく>

最後の仕上げは、味付けです。
前述の通り、福餅は購入した時点では何も味付けがありませんし、現地に味付けサービスは例年ありません。

用意してきた海苔と醤油を使って、味付けして食べると美味しくいただけます。
味付けは何でも良いのですが、野外で手に持って食べることを考えると、海苔と醤油の磯部巻きが一番食べやすいのではないでしょうか。

以上、5つのポイントをお伝えいたしました。


なお、「丸子どんど焼き」の会場では、さまざまな飲食販売の出店が出ています。

さつまスティック・広島焼きなどの販売


■そば・うどんの販売
そば・うどんの販売

■温かいうどん
温かいうどん

昨年確認できたのは、そば・うどん・広島焼き・さつまスティック・ベーコン・ウインナー・マシュマロ・チョコバナナの販売でした。

これに加えて、甘酒が無料でふるまわれています。

「丸子どんど焼き」は16時スタートですが、すぐに福餅が焼けるわけではありません。
これら出店で夕食を済ませてしまっても良いでしょう。

■「丸子どんど焼き」の賑わい
河川敷の賑わい

こうした「どんど焼き」がみられる地域は、現在ではたいへん少なくなり、東横線沿線では「丸子どんど焼き」が唯一存続しているということです。

「丸子どんど焼き」も一旦途絶えましたが30年以上前に復活し、現在は丸子山王日枝神社の年中行事として定着しています。

寒い中、福餅を焼くのは結構大変ですけれども、なかなかできない経験で楽しさもあります。
お正月休みがあけて初の週末、ご家族で正月飾りや書初めを持ち寄って一年の無病息災を「どんど焼き」に願ってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
2009/12/31エントリ 武蔵小杉の2009年大晦日
2010/1/23エントリ 丸子山王日枝神社の「神猿」
2010/1/11エントリ まるこどんど焼き
2010/4/24エントリ 丸子山王日枝神社と住吉神社の「力石」
2011/1/3エントリ 丸子山王日枝神社と川崎大師の初詣
2011/1/9エントリ 武蔵小杉から見る東京スカイツリー
2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
2011/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の年始行事
2012/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の2013年始行事と、大楽院の「川崎七福神」
2015/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2015開催レポート:福餅焼き攻略法を、ここに。
2015/8/15エントリ 丸子山王日枝神社「山王祭」の最終日、「大神輿渡御」レポート

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2016年
01月05日

中丸子のケーヒン川崎工場別館が解体、跡地にナイスグループのマンション建設へ

【Reporter:はつしも】

市ノ坪にあった「ケーヒン川崎工場」が2010年に閉鎖・移転し、跡地に「クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート」「市ノ坪広町公園」「小杉もりのこ保育園」が順次建設・整備されてきたことをこれまでにお伝えしておりました。

ケーヒン川崎工場のうち、一番北側にあった別館だけが解体されずに5年近く塩漬けになっていたのですが、これがこのたび解体完了しまして、跡地にナイスグループのナイスエストによる7階建てマンションが着工することになりました。

■ケーヒン川崎工場の別館(解体前)
ケーヒン川崎工場の別館(解体前)

こちらがケーヒン川崎工場のうち、一番北側にあった別館です。
新幹線の高架と横須賀線・湘南新宿ラインが枝分かれする股の部分にあたり、両側を線路に挟まれています。

■解体中の別館
解体中の別館

■更地になった別館跡地
更地になった別館跡地

更地になった別館跡地

5年近くの間、この建物は使用されずに閉鎖されたまま残っていました。

この建物の北側には駐車場がありまして、とりあえず更地にして駐車場として運用してしまった方が良いようにも思われましたが、なんらか事情があったのでしょう。

建物が解体されたことで、武蔵小杉の再開発ビル等がよく見えるようになりました。

■鉄道に挟まれた土地
鉄道に挟まれた土地

ご覧の通り鉄道に挟まれた立地にあることから土地の活用が難しい面もありましたが、武蔵小杉駅へのアクセスという点ではケーヒン川崎工場跡地の中では一番近い場所にあります。

武蔵小杉駅前の分譲マンションはかなり価格が高騰しており、手が出しにくくなりつつあります。
このロケーションも価格見合いの武蔵小杉周辺ニーズが十分見込めるということかと思います。

■事業計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

現地には、11月になって「事業計画のお知らせ」が掲示されました。
2016年4月25日着工、2017年9月30日完成予定となっています。

■クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート
クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート

■市ノ坪広町公園
市ノ坪広町公園

■小杉もりのこ保育園
小杉もりのこ保育園

これまでにお伝えしたとおり、ケーヒン川崎工場の跡地は「クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート」「市ノ坪広町公園」「小杉もりのこ保育園」に順次更新されてきました。
これにナイスグループのマンションが加わり、工場がニューファミリーをターゲットにした土地利用に転換されたことになります。

■学生寮の建設地
学生寮の建設地

■「ヱビス」本社1階にオープンした「フィットケアデポ」
「ヱビス」本社1階にオープンした「フィットケアデポ」

また、この隣接地では「ヱビス」「富士合成」「東信化工」の工場が取り壊され、跡地に391戸の大規模な学生寮が着工しています。
「ヱビス」は工場移転・本社建て替えにあたり1階にドラッグストア「フィットケアデポ」を入居させ、工業地帯から住宅地への転換に伴う生活ニーズに応えています。

■武蔵小杉再開発地区のリカザイ建替え
武蔵小杉再開発地区のリカザイ建替え 

武蔵小杉再開発地区も、かつては東京機械製作所や不二サッシ等の工場、企業の福利厚生施設などがありました。
ただもはや企業の資産効率を考えれば、交通アクセスが向上し都市化が進む武蔵小杉にそれらの施設を構える経営環境ではなくなっているのでしょう。
再開発地区に残っていた「リカザイ」の本社および工場も、現在マンションと一体化した建て替えが行われているところです。

中丸子にあるこの旧工場街の変化を追っていくと、そんな時代の移り変わりを感じます。

■工場街時代のケーヒン川崎工場周辺
工場街時代のケーヒン川崎工場周辺

■中丸子の工場街変遷マップ
中丸子の工場街変遷マップ

【関連リンク】
2008/9/7エントリ 島忠市ノ坪店閉店
2009/5/21エントリ 島忠市ノ坪店跡地をゴールドクレストが買収
2010/9/7エントリ 島忠市ノ坪店跡地のゴールドクレストマンション計画と、ケーヒン川崎工場閉鎖
2011/7/29エントリ 市ノ坪のケーヒン川崎工場跡地にゴールドクレストがマンション建設、島忠跡地と連続開発へ
2011! /12/5エントリ ケーヒン川崎工場解体完了と、ゴールドクレストのマンション計画公示
2013/1/28エントリ ケーヒン川崎工場跡地「クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート」の提供公園
2013/4/17エントリ クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート竣工、「市ノ坪広町公園」供用開始
2013/7/2エントリ 市ノ坪でJR東海社宅が解体、寝具メーカー・ヱビス本社が建て替え
2013/8/13エントリ ケーヒン川崎工場跡地に「(仮称)小杉もりのこ保育院・・」2014年春開園へ
2014/2/1エントリ 府中街道沿い「フィットケアデポ市ノ坪店」が2014年5月下旬オープンへ
2015/2/9 エントリ 市ノ坪で進む、土地利用転換。「フィットケアデポ市ノ坪店」と、株式会社ヱビスの寝具直販店舗「futon house ebisu」
2015/6/26エントリ 市ノ坪の工場跡地で、伊藤忠都市開発が391戸の大規模学生寮を2017年オープンへ
2015/7/1エントリ 武蔵小杉新駅前のリカザイ本社工場が建替え、6階建ての工場・店舗・共同住宅複合ビルが2016年3月竣工へ

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2016年
01月04日

中原区役所が1日限定ライブハウスに! 川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2016」が1月10日(日)開催

【Reporter:はつしも】

川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2016」が、1月10日(日)に開催されます。

本イベントは毎年3月上旬に「エポックなかはら」のホールで開催されていましたが、今年は同ホールの改修工事が行われ、当該時期に使えなくなります。
そのため今回の「In Unity2016」は時期を前倒しし、中原区役所5階で開催されることになりました。

■「In Unity2016」
「In Unity2016」
※クリックで拡大します。

In Unity2016
※クリックで拡大します。

■「In Unity2016」の開催概要
日時 2016年1月10日(日)13:00~19:00(12:30開場)
会場 中原区役所5階 会議室(椅子席300席)【アクセス
参加費 無料
事前申込 不要。ただし入場制限を行う場合があります。
主催 In Unity2016実行委員会/中原区役所
ウェブサイト http://inunity.jp/

■タイムテーブル
13:10-13:40 ゴッパチ!!コーラス隊
講師:吉田英樹
http://soul-jam.net/
In Unity2015 ゴッパチ!!コーラス隊
13:45-13:53 中原元気クラブ
https://www.facebook.com/%E4%B8%AD%E
5%8E%9F%E5%85%83%E6%B0%97%E3%

nakahara_genki_s
13:55-14:03 PARVANE
http://ameblo.jp/studiodarya/
PARVANE_s
14:13-14:28 橋本聖子
http://ameblo.jp/hashimoto-seiko/
14:33–14:41 スポーツアカデミー新城
スポーツアカデミー新城
14:43–14:51 HIRO
HIRO
15:01–15:16 摩天楼S
https://www.facebook.com/matenrohs2014
摩天楼S
15:26–15:41 かみねりょうこ
https://www.facebook.com/kamineryoko
かみねりょうこ
15:46–15:54 マヒナ ナニ
mahinanani_s
16:04–16:19 和太鼓祗園
wadaikogion_s
16:29–16:37 創作ダンスユニットD.M.C
https://www.instagram.com/d.m.c.d_co/
DMC_s
16:47–17:02 小栗綾子
oguriayako_s
17:12–17:20 CHOCO CHIPS
CHOCO_CHIPS_s
17:22–17:30 Pape Ora
http://ameblo.jp/papeora/
Pape_Ora_s
17:40–17:55 日吉MUSIC EGG
http://art-tutti.seesaa.net/
日吉MUSIC EGG
18:05–18:20 まきあーと
macchiato_s
18:30–18:45 GABU
http://ameblo.jp/gabu-yumemigasaki/
GABU_s
18:48-19:00 フィナーレ(「なかはらの歌」合唱・写真撮影)

「In Unity2016」に出演するのは、市民参加によるゴスペルコーラス隊「ゴッパチ!!コーラス隊」を含め、ミュージシャン・ダンスチーム合計17組です。

ミュージシャン・ダンスチームが交代で、さまざまなジャンルの出演者が登場しますので、幅広い方が楽しめると思います。

■ダンスチーム「中原元気クラブ」
ダンスチー「中原元気クラブ」 

「和太鼓祗園」「マヒナ ナニ」「PARVANE」など常連は安定感がありますし、初出演や久しぶりの出演者に注目してみるのもよいでしょう。

入場無料かつ、イベント開催中は出入自由ですので、関心のあるプログラムだけ鑑賞することも可能です。

■「In Unityこすぎコアパークライブ」に出演「創作ダンスユニットD.M.C」
華やかな女の子たち 

■「In Unityこすぎコアパークライブ」に出演「かみねりょうこ」さん
 「In Unityこすぎコアパークライブ」に出演「かみねりょうこ」さん

また、武蔵小杉駅南口の「こすぎコアパークライブ」の出演者は、その多くが「In Unity2016」出演を果たしています。

久しぶりの出演となる「かみねりょうこ」さんもコアパークライブに出ていましたが、綺麗な歌声がよく通って心地よかったです。
普段は武蔵新城などで活動をされている地元ミュージシャンです。

この機会にちょっと音楽に触れてみるのも良いと思います。

■ボランティアの実行委員の皆さんによるフラッグ
ボランティアの実行委員の皆さんによるフラッグ

また、毎回ご紹介しているように、「In Unity」のステージには、毎年このような巨大なフラッグが設置されています。

このフラッグは、「In Unity実行委員会」の皆さんが手作りで製作をされているもので、2012/1/19エントリでその製作現場をご紹介しておりました。

■当時の巨大フラッグ製作現場
当時の巨大フラッグ製作現場

■「In Unity2015」の手作りの看板等
「In Unity2015」が開催されたエポックなかはら 

その他、会場の看板づくりやウェブサイトの運営等、すべて実行委員の皆さんが支えていらっしゃいます。
ミュージシャン・ダンスチームの舞台を支えるスタッフの皆さんの存在も、ぜひ知っていただければと思います。

■In Unity公式Twitter かわさきFM出演告知
https://twitter.com/inunity_jp/status/681771664028241921
 
なお、明日2016年1月5日(火)17:15より、かわさきFMの番組「かわさきミュートンタイム」において、実行委員の加味根さんが出演されます。

■In Unity facebookページ tvk出演告知

インユニの宣伝で、GABUの皆さんにtvkに出演していただきます!1/6(水)tvk「ありがとッ」13:40頃より中田委員と生出演です!ぜひご覧くださいね〜。

Posted by 川崎市中原区の音楽イベントIn Unity on 2016年1月3日

さらに1月6日(水)には、tvk(テレビ神奈川)の「ありがとッ!」に、出演者の「GABU」と、実行委員の中田さんが生出演されるということです。

開催直前のPRとなりますので、こちらも気になる方はチェックしてみてください。

■スタッフのメッセージが寄せられた「スタッフの木」
「スタッフの木」

「スタッフの木」のメッセージ

「In Unity2016」は、年明け1月10日(日)の開催です。

冷え込みが厳しくなる季節、暖かい室内で音楽とダンスを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
In Unity 公式ウェブサイト
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
tvk ありがとッ! 番組サイト
2009/2/11エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(前編)
2009/2/12エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(後編)
2010/2/20エントリ 「新丸子インユニCafe」開催レポート
2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート
2010/7/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(前編)
2010/7/5エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1)カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(後編)
2010/12/13エントリ 新丸子駅前広場完成記念「Inuni Cafe(インユニカフェ)」開催レポート
2011/3/1エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2011」3月6日(日)開催
2012/1/19エントリ 川崎最強の音楽イベント「In unity2012」の巨大フラッグ製作現場
2012/2/17エントリ 「インユニカフェ at 64Cafe+Ranai」開催レポート
2012/3/4エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2012」開催レポート
2013/3/3エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2013」開催レポート
2014/3/2エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2014」開催レポート
2014/9/6エントリ 「In Unityスペシャルミニライブ」開催レポート+法政通り商店街ストリートライブ+ナイス起震車体験
2015/3/8エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2015」開催レポート
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート
2015/11/5エントリ 「In Unityこすぎコアパークライブ」10月開催レポート/11月7日(土)開催に「川崎市消防音楽隊」「川崎純情小町★」が出演

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2016年
01月03日

「懐かしい沿線写真で訪ねる 南武線・鶴見線 街と駅の1世紀」が出版、武蔵小杉駅など各駅の歴史を紹介

【Reporter:はつしも】

2015年12月に、「懐かしい沿線写真で訪ねる 南武線・鶴見線 街と駅の1世紀」が出版されました。
本書では南武線・鶴見線の駅や沿線の写真を揃え、武蔵小杉駅など中原区内の各駅も紹介されています。

■アルファベータブックス 懐かしい沿線写真で訪ねる 南武線・鶴見線 街と駅の1世紀
http://ab-books.hondana.jp/book/b214216.html

■懐かしい沿線写真で訪ねる 南武線・鶴見線 街と駅の1世紀
懐かしい沿線写真で訪ねる 南武線・鶴見線 街と駅の1世紀

本書の表紙は、南武線などの古い路線図と、川崎駅・立川駅や南武線の写真です。

この路線図では現在の南武線武蔵小杉駅はまだ存在せず、「グラウンド前駅」と、小杉御殿町交差点あたりにあった「武蔵小杉駅」が記載されています。

■昭和2年の「南武鉄道図絵」
昭和2年の「南武鉄道図絵」

昭和2年の南武鉄道図絵

巻頭には、昭和2年の「南武鉄道図絵」が掲載されていました。
「南武鉄道」は、現在の南武線の前進であり、当初は私鉄として発足したものです。

これは正式な路線図ではなくあくまでも「図絵」ですので、この時点での南武線全駅は描かれていません。前述の「グラウンド前駅」「武蔵小杉駅」などは描かれておらず、「向河原駅」「武蔵中原駅」などのほうが扱いが大きくなっています。

■武蔵小杉駅の紹介
武蔵小杉駅の紹介 

本書では、南武線・鶴見線沿線が各駅ごとに紹介されています。
こちらは武蔵小杉駅の紹介です。

■1977年の東急武蔵小杉駅南口
1977年の東急武蔵小杉駅南口

本書は基本的にはJR南武線・鶴見線の紹介ですが、武蔵小杉駅のページでは1977年の東急武蔵小杉駅南口の写真も掲載されていました。

この時点で、すでに「パチンコ 小杉プラザ」の看板が確認できるほか、「キャバレーホンコン」というレトロな看板も見えます。

「小杉プラザ」は、現在は武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業による再開発ビルに入居して、今なお存続しています。

■武蔵中原駅の紹介
武蔵中原駅の紹介 

武蔵中原駅のページで紹介されていたのは、高架化される前の橋上駅舎です。
高架化されたのが1990年ですから、これは意外と最近までこの姿だったわけですね。

■南武支線の紹介
南武支線の紹介

また本書では、もちろん南武支線も紹介されていました。

2015/12/2エントリでご紹介した、戦火に消えた南武線の駅「武蔵中丸子駅」もささやかながら掲載されていまして、細かいところまで行き届いています。

■鶴見線が通る京浜工業地帯
鶴見線が通る京浜工業地帯

鶴見線が通る京浜工業地帯

南武線に加えて紹介されているのが、京浜工業地帯を通る鶴見線です。

利用したことがある方は一般にはあまりいらっしゃらないと思いますが、こちらも湾岸の工業地帯独特の沿線風景がありますね。

■鶴見線沿線マップ
鶴見線沿線のマップ

全景の俯瞰写真は、上記マップの辺りです。

一番海側にある「海芝浦駅」はホームがほぼ海に面しています。
改札の外はすでに企業の事業場内にあたり、一般の方は外には出られませんが、ホームからの風景を見に行く方もいらっしゃるようです。

「懐かしい沿線写真で訪ねる 南武線・鶴見線 街と駅の1世紀」は、武蔵小杉駅周辺の各書店で平積みになっていました。

昔懐かしい南武線沿線の風景が楽しめますので、手に取ってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
(南武線関連)
2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2013/7/3エントリ JR東日本が南武線新型車両導入と各駅乗車人員を発表、武蔵小杉駅は28位に
2014/2/26エントリ JR南武線武蔵小杉駅の発車メロディが本日よりフロンターレ応援歌の原曲、ザ・クロマニヨンズ「ナンバーワン野郎!」に
2014/7/25エントリ 川崎市制90周年ヘッドマーク付の南武線が3編成運行中、デザインに「パークシティ武蔵小杉」が登場
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/8/16エントリ 向河原公園リニューアルで登場、「南武線車両ベンチ」
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/5/7エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」
2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
2015/5/11エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(3):「向河原駅」
2015/7/17エントリ 川崎市が川崎縦貫高速鉄道の計画休止を発表、南武線長編成化を国交省・交通政策審議会に提案へ
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪

(南武支線関連)
2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート
2015/2/5エントリ 川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を2016年3月開業へ
2015/12/22エントリ 南武支線の新駅「小田栄駅」が2016年3月26日開業決定、朝ラッシュ時にダイヤ増発

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2016年
01月02日

NEC玉川ルネッサンスシティの「日電玉川稲荷神社」の改修が完了、NEC玉川事業場は2016年7月に操業80周年へ

【Reporter:はつしも】

NEC玉川事業場にある「日電玉川稲荷神社」の改修工事が、2015年9月から12月にかけて実施されていました。
先日改修工事が完了しまして、社殿の一部が新しい材木に取り換えられていました。

■NEC玉川ルネッサンスシティと日電玉川稲荷神社
NEC玉川ルネッサンスシティと日電玉川稲荷神社

日電玉川稲荷神社は、NEC玉川ルネッサンスシティに隣接した緑地の中に隠れるように鎮座しています。
ここはかつてはルネッサンスシティの公開空地内にありまして、どなたでも歩けるようになっています。

この神社は1939年4月、当時のNEC玉川事業場の工場長が工場の繁栄を願って、京都の伏見稲荷神社から分霊を受けてこの地に建立したものです。
NEC玉川事業場が操業開始したのは1936年6月ですので、工場操業から約3年後につくられたことになります。

■日電玉川稲荷神社の入口
日電玉川稲荷神社の入口

木々の間の小道をわけいっていくと、日電玉川稲荷神社の入口がありました。
ここまでは、改修前と変わっていないように思われます。

■日電玉川稲荷神社の鳥居
日電玉川稲荷神社の鳥居

日電玉川稲荷神社の鳥居

日電玉川稲荷神社には、短い参道があります。
社殿の手前に並んだ鳥居の赤色が、たいへん鮮やかでした。

■一部が改修された社殿
一部が回収された社殿

今回は、社殿の一部が改修されて新しい材木に取り換えられていました。
取り換えられた部分の材木の色が違いますので、一見してすぐにそれとわかります。

■その他、変わらない境内
その他、変わらない境内

その他、変わらない境内

その他、社殿以外の部分を見渡してみると、見たところ改修前とはほぼ変わらないように見受けられました。



伊勢神宮には、古くから「常若(とこわか)」という考え方があります。
これは社殿を20年ごとの「式年遷宮」で作り替え、繰り返し再生していくことで永遠に若々しい姿を保っていくというものです。

「常に変わっていくことで不変の美しさを得る」常若の考え方は、伊勢神宮とは相当の規模の違いはあるにせよ、日電玉川稲荷神社にも受け継がれているのではないでしょうか。
コメントで情報提供いただいたところによると、今回の改修にあたって遷座(ご神体を別の場所に移すこと)も行われたということです。

前述の通り日電玉川稲荷神社の創建は1939年ですから、2016年で77年が経過します。
見たところ、これまでにNEC玉川ルネッサンスシティの整備のタイミングでも一定の改修が行われているのではないかと思います。

今後もどこかの節目で、また改修や遷座が行われるのではないでしょうか。

■NEC玉川事業場
NEC玉川事業場

なお、NEC玉川事業場の操業開始は1936年7月ですから、本年、2016年に操業80周年を迎えます。
NECグループや玉川事業場内限定かもしれませんが、NEC玉川事業場80周年を記念する事業も、何らか行われるかもしれませんね。

2015年には南武線武蔵小杉駅が開業88周年、東急武蔵小杉駅が70周年を迎えました。2015/10/13エントリでご紹介した「多摩川スピードウェイ」は、2016年に80周年を迎えます。
このあたりからも、武蔵小杉周辺はおおよそ70年~90年前あたりの時期から、交通手段や産業、娯楽などが大きく発展してきたことがわかります。

【関連リンク】
2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの日電玉川稲荷神社
2010/9/20エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「丸池」と噴水
2013/10/1エントリ NECが「玉川ルネッサンスシティ」の信託受益権を約575億円で取得
2015/5/7エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」
2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
2015/5/11エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(3):「向河原駅」
2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中

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2016年
01月01日

武蔵小杉ライフ:2016年新年のご挨拶

【Reporter:はつしも】

あけましておめでとうございます。

2007年5月1日にタウン情報サイト「武蔵小杉ライフ」を開設して以来、9回目の年始のご挨拶を申し上げたいと思います。
本サイトをご覧いただき、厚く御礼申し上げます。

まずは、武蔵小杉の2015年を振り返ってみたいと思います。

■等々力陸上競技場メインスタンド
スタジアム各所のブロンズ像

2014年は「ららテラス武蔵小杉」「グランツリー武蔵小杉」と、商業面でのシンボルとなるような施設が相次いでオープンしました。
2015年には商業面においてはそこまでの大きな動きはありませんでしたが、ひとつ、武蔵小杉や中原区、ひいては川崎市全域のシンボルとなるようなスポーツ施設が完成しました。

「等々力陸上競技場」の新たなメインスタンドです。

これは等々力緑地全面改修の一環となる事業で、スタンドの基本構造から「ファミリーシート」など多様なシートの設置など、快適に観戦できるよう多くの工夫が凝らされています。

■大久保嘉人選手が3年連続の得点王を獲得
大久保嘉人選手が3年連続の得点王を獲得 

この等々力陸上競技場をホームグラウンドとして、川崎フロンターレが今年も活躍しました。
残念ながら悲願のタイトル獲得はなりませんでしたが、大久保嘉人選手が3年連続となる得点王に輝きました。

■解体された等々力球場
解体された等々力球場

■解体された等々力プール
解体された等々力プール

等々力緑地の再編整備はまだまだ途上であり、陸上競技場についても今後サイドスタンド・バックスタンドの整備が進められる計画です。

等々力緑地内の「等々力球場」「等々力プール」についても再整備が着手され、従来の施設は2015年中に解体されました。

いずれも古くから市民に親しまれていた施設であり、「等々力プール」については廃止を前提とした計画に対して存続運動も行われました。

現在は、最終決定ではありませんが等々力陸上競技場のサイドスタンド・バックスタンドに複合化してプールを整備することが検討されています。

2016年中の等々力緑地は、「等々力球場」「等々力プール」の周辺を中心として、広範囲で工事が進められていくことになるでしょう。

■小杉町3丁目の「セントア武蔵小杉」と「プラウドタワー武蔵小杉」
小杉町3丁目の「セントア武蔵小杉」と「プラウドタワー武蔵小杉」

武蔵小杉の再開発事業においては、3月に「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業」が完成しました。

同事業は旧中原市民館や周辺の老朽化した建物を更新するとともに都市計画道路の整備を行うもので、高層分譲マンション「プラウドタワー武蔵小杉」、中層賃貸マンション「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」、商業・業務施設「セントア武蔵小杉」が複合施設として建設されました。

2015/12/26エントリでお伝えした通り、同事業は「平成27年度土地活用モデル大賞・国土交通大臣賞」を受賞しています。

■「コスギフェスタ2015」前夜祭の「武蔵小杉カレーフェスティバル」
武蔵小杉カレーフェスティバル

■首都圏初開催「いす-1GP武蔵小杉大会コスギフェスタカップ」
首都圏初開催「いす-1グランプリ武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ」

そして、「プラウドタワー武蔵小杉」も参加して盛大に開催されたのが、10月の「コスギフェスタ2015」です。

今年は初の3日間開催で、前夜祭には「武蔵小杉カレーフェスティバル」の企画「武蔵小杉カレーEXPO」が開催され、たいへんな人気を集めました。

本祭1日目、2日目には事務いすによるレース大会「いす-1グランプリ武蔵小杉大会 コスギフェスタカップ」が首都圏で初開催されました。
こちらも各種メディアで取り上げられるなど、武蔵小杉の街を大いに盛り上げました。

■「武蔵小杉駅開業88周年」記念展示
武蔵小杉駅のポスター 

■「東急武蔵小杉駅70周年記念入場券」と武蔵小杉駅
東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券 

また2015年は、JR東日本・東急電鉄がそれぞれ周年企画を実施していました。

JR南武線は、かつて民営の南武鉄道が川崎駅~登戸駅間、矢向駅~川崎河岸駅間(貨物線)を1927年3月9日に開通させたもので、2015年は南武線各駅の多くにとっては開業88周年にあたりました。
これを記念して、開業88周年を迎える各駅に、駅の歴史を紹介するポスターが展示されていました。

一方東急武蔵小杉駅は1945年6月16日の開業以来70周年にあたり、東急電鉄が同駅において記念入場券を販売するとともに、記念イベントを開催しました。

南武線については、もうすぐ「開業90周年」も到来します。
そのときにはまた、もう少し大きな企画が実施されるかもしれませんね。

■東急武蔵小杉駅高架下商業施設
東急武蔵小杉駅南口高架下の商業施設

そして年末、11月25日には東急武蔵小杉駅高架下に5つの飲食店がオープンしました。

「Public House」「アジアンビストロDai」「BRASSERIE MUH」「和食と立ち喰い寿司ナチュラ」「牛8」が、ぞれぞれ夜を中心ににぎわっています。

この1年間、ご紹介しきれませんがほかにもさまざまな出来事がありましたね。



さて、2016年の武蔵小杉ではどのようなことが予定されているでしょうか。

まず確実に見えているのは、地域の古くからの建物やその中身が、各所で新しく生まれ変わるということです。

■ホテル精養軒の新本館
ホテル精養軒の新本館


こちらは武蔵小杉の老舗「ホテル精養軒」の新本館です。

建て替え工事が続いていましたがすでに12月より営業を再開しており、年明け1月8日にグランドオープンとなります。

■法政大学第二中・高等学校の新校舎
法政大学第二中・高等学校の新校舎


続いて、こちらも長い歴史の転換点となる法政大学第二中・高等学校です。
新校舎が完成するとともに、男女共学化が実施されます。

これにより、同校の男子校としての76年にわたる歴史が終わり、女子生徒も加わって新たな時代をつくっていくことになります。

■大西学園の新校舎
大西学園の新校舎


一方、武蔵小杉駅の北口地区も大きく風景が変わっていきます。
3月には大西学園の新校舎が完成し、4月の新学期より供用開始となります。

こちらも87年の歴史を有する旧「中原高等女学校」でした。
法政二中・高に先行して男女共学化がすでに実施され、定着しています。

■「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト」
「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト」


そして大西学園に隣接して、JX日鉱日赤エネルギー社宅跡地の「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」も、とうとう建物躯体が地上に立ちあがってきました。

2016年はこの鉄骨が徐々に組み上げられ、タワーとしての姿をあらわしてくることでしょう。

■完成が近づく「シティタワー武蔵小杉」
完成が近づく「シティタワー武蔵小杉」


再開発事業では、グランツリー武蔵小杉南側の「シティタワー武蔵小杉」が、3月に完成・入居予定です。
低層部には店舗も入居が予定されており、こちらも周辺の方にとっては気になるところかと思います。

これに隣接した府中街道の拡幅も、市ノ坪交差点から東急線高架下までの区間が事業途上の状態にあります。
この立ち退き・用地確保も、2016年中にある程度進んでいくものと思います。

■日本医科大学武蔵小杉病院再開発
日本医科大学武蔵小杉病院再開発


■小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業
小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業


加えて2016年には、日本医科大学武蔵小杉病院跡地、小杉町3丁目東地区における再開発事業の環境アセスメント手続きも進められていきます。

小杉町3丁目東地区では再開発事業着工を見越した既存店舗の閉店や移転準備も一部で行われていまして、今後一部既存構築物の取り壊しも着手されることになります。

武蔵小杉駅北口地区を中心として、引き続きあちこちで工事が続いていくことになりそうです。



■招福干支みくじ(Common Lifeにて)
招福干支みくじ 

最後に、本サイトのことを申し上げましょう。

本サイトでは、2015年1月より「武蔵小杉ライフfacebook版」を立ち上げ、サイト本体や武蔵小杉ブログではお伝えしきれない情報も含めて情報発信をさせていただいております。

また2015年には、川崎市主催によるによるセミナー講師や地域交流会での講師をつとめさせていただきまして、地域での情報発信などについて僭越ながらお話を申しあげました。
メディア関係では、2014年の朝日新聞の連載「各駅停話」での紹介に続いて、「ラジオ日本」にも出演の機会をいただきました。

■朝日新聞デジタル 各駅停話 武蔵小杉駅 我が町発信、愛があるから
http://www.asahi.com/articles/ASG7X53X7G7XULOB00N.html

今後も機会がありましたら、地域に貢献する観点からご協力をしてまいりたいと思います。

2016年はこれに加えて、本体の「武蔵小杉ライフ」のリニューアルを予定しております。
時期はまだ未定ですがある程度形になってきていますので、なるべく早い段階でリリースできればと思います。

なお、「武蔵小杉ライフ」の公式媒体は以下の通りです。

■武蔵小杉ライフ
http://www.musashikosugilife.com/
■武蔵小杉ライフ facebook版
https://www.facebook.com/musashikosugilife
■武蔵小杉ライフ 公式twiter
https://twitter.com/musashikosugi
■武蔵小杉ライフ 公式Instagram
https://instagram.com/musashikosugi
■武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)
http://musashikosugi.blog.shinobi.jp/

上記各媒体は「武蔵小杉ブログ」の記事更新告知については共通ですが、それ以外は各媒体ごとに別個の動きになっています。
それぞれお好みに合わせて、ご活用いただければと思います。

本サイトでは引き続き、街角の小さなできごとも含め、武蔵小杉に関する幅広い情報を「非営利・無所属」の独自の立場でお伝えしてまいりたいと思います。

2016年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

【関連リンク】
2008/1/1エントリ 新年のご挨拶
2009/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2009年新年のご挨拶
2010/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2010年新年のご挨拶
2011/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2011年新年のご挨拶
2012/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2012年新年のご挨拶
2013/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2013年新年のご挨拶
2014/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2014年新年のご挨拶
2015/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2015年新年のご挨拶

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2015年
12月31日

武蔵小杉・新丸子・元住吉の2015大晦日:グランツリー武蔵小杉の巨大福袋登場と、各商業施設の新春イベント告知

【Reporter:はつしも】

2015年も大晦日となりました。
武蔵小杉の街も、すっかり年末年始モードに突入しています。

■グランツリー武蔵小杉の福袋
グランツリー武蔵小杉の福袋

■各ショップの福袋紹介
各ショップの福袋紹介

クリスマス終了後、グランツリー武蔵小杉の「AQUA DROP」前には巨大な福袋が登場しました。
グランツリー武蔵小杉には多数のショップが入居しており、ショップごとにさまざまな福袋が販売される予定です。

ここではその一部が紹介されていました。

■グランツリー武蔵小杉 2016福袋
http://www.grand-tree.jp/web/fukubukuro/

グランツリー武蔵小杉のウェブサイトでは、福袋が一覧で掲載されています。
狙っている方は、こちらで事前に検討しておくとよいでしょう。

■2015年の紀伊國屋書店洋書初売り
2015年の紀伊國屋書店洋書初売り

2015年には、紀伊國屋書店武蔵小杉店が洋書の初売りをやっていました。
その他各店舗でも、それぞれ新春セールが実施されることでしょう。

■武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉の初売りセール
武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉の初売りセール

■ららテラス武蔵小杉 2016福袋(PDF)
http://www.lalaterrace-musashikosugi.com/htdocs/wp/wp-content/
uploads/2015/12/59374bfac6686b63a92678dc40acb7d7.pdf


東急武蔵小杉駅直結で協力関係にある武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉も、もちろん初売りセール・福袋の販売を行います。
グランツリーを含む3つの大型商業施設のなかでは武蔵小杉東急スクエアが唯一元旦休業していますので、ららテラスが1月1日、東急スクエアが1月2日に初売りを行い、11日までがセール期間となります。

■武蔵小杉周辺商業施設の新春イベント
1日 ●グランツリー武蔵小杉 初売り
●グランツリー武蔵小杉 開運千本引き
●グランツリー武蔵小杉 獅子舞
●ららテラス武蔵小杉 初売り
2日 ●新春グランツリー寄席
●武蔵小杉東急スクエア 初売り
●ビーンズ武蔵中原 干支土鈴プレゼント
3日 ●グランツリー 新春おじゃるずパフォーマンスショー
●グランツリー武蔵小杉 初夢大抽選会
●武蔵小杉東急スクエア 獅子舞
●ビーンズ武蔵中原 干支土鈴プレゼント

各商業施設は、それぞれ「新春 獅子舞練り歩き」やトークショー等のイベントを行います。
商店街や町内会などの催しとあわせて、お楽しみください。

■丸子山王日枝神社
丸子山王日枝神社

そして創建1,200年の歴史が伝わる「丸子山王日枝神社」でも、新春の準備が進められていました。
今年も1月1日(金)に「元旦祭」、1月7日(木)に「びしゃ祭」、1月10日(日)に「丸子どんど焼き」が開催されます。

■丸子山王日枝神社 新春行事のご案内
http://home.n06.itscom.net/hiejinja/

■丸子山王日枝神社の初詣
日枝神社の参拝にならぶ方々

いずれも地域で長く続いてきた行事であり、毎年多くの方が集まります。

■住吉神社
住吉神社

武蔵小杉周辺の大きい神社といえば、元住吉駅前の「住吉神社」もあります。
こちらも周辺に露店が立つなど、年末年始の装いになっていました。

■大晦日の西明寺
大晦日の西明寺

■西明寺の除夜の鐘
西明寺の除夜の鐘

武蔵小杉周辺で除夜の鐘がつけるのは、中原街道の「カギ道」そばにある「西明寺」です。
こちらは昨日、2015/12/30エントリでご紹介いたしました。

ここでは本日、大晦日の23:45頃から読経がはじまり、先着順で鐘をつくことができます。
例年、特段人数制限はしていないようですが、ついてみたい方は少し早めに集合されると良いと思います。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。
初詣にお出かけの際には、温かい格好でどうぞ。

【関連リンク】
丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
2009/12/31エントリ 武蔵小杉の2009年大晦日
2010/1/23エントリ 丸子山王日枝神社の「神猿」
2010/1/11エントリ まるこどんど焼き
2010/4/24エントリ 丸子山王日枝神社と住吉神社の「力石」
2011/1/3エントリ 丸子山王日枝神社と川崎大師の初詣
2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
2011/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の年始行事
2012/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の2013年始行事と、大楽院の「川崎七福神」
2013/12/29エントリ 武蔵小杉周辺の大型店・スーパーマーケットの年末年始営業時間
2014/12/26エントリ 武蔵小杉周辺の大型店・スーパーの年末年始営業時間まとめ:グランツリー・東急スクエア・ららテラス元旦営業揃い踏み
2014/12/31エントリ 武蔵小杉の2014大晦日、グランツリーのおりがみワークショップと福袋
2015/1/1エントリ 2015年元旦・武蔵小杉の初売り模様
2015/12/28エントリ 武蔵小杉周辺の大型商業施設・スーパーマーケットの2015-2016年末年始営業時間まとめ
2015/12/29エントリ 武蔵小杉の2015-2016年末年始診療所まとめ:中原休日急患診療所・中部小児急病センター・中原歯科保健センター・井田病院
2015/12/30エントリ 大晦日の武蔵小杉でつく、除夜の鐘。中原街道の「西明寺」にて先着順受付

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2015年
12月30日

大晦日の武蔵小杉でつく、除夜の鐘。中原街道の「西明寺」にて先着順受付

【Reporter:はつしも】

明日は大晦日です。
武蔵小杉では、毎年中原街道の「西明寺」において除夜の鐘が鳴ります。

西明寺ではどなたでも先着順で鐘つきに参加することができ、毎年多くの方が集まります。

■中原街道沿いの「西明寺」
中原街道沿いの西明寺

西明寺は、中原街道がクランクになっている「カギ道」の近くにあります。
お正月に御朱印を集める「川崎七福神」のひとつに入っていまして、大黒天が祭られています。

■西明寺の行列
西明寺の行列

西明寺では大晦日の23:45頃から読経が始まりまして、先着順で除夜の鐘をつくことができます。

こちらは除夜の鐘の行列ができているところです。

■西明寺の除夜の鐘
西明寺の除夜の鐘

■西明寺の除夜の鐘(動画)


上記は、2009年に西明寺の除夜の鐘を写真と動画にしたものです。
例年、除夜の鐘をつける定員は特段決まっておらず、おおよそ1時半ごろに終了しています。

希望される方は、少し早めに集合しておくとスムーズかと思います。

気温が下がりますので、どうぞ暖かくしてお出かけくださいね。

■日中の西明寺
日中の西明寺

日中の西明寺

■西明寺の門松
西明寺の門松

■西明寺のマップ
中原街道のクランク(地図)

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 西明寺
2008/8/8エントリ 中原街道のカギ道(前編):小杉御殿と西明寺
2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
2009/1/2エントリ 武蔵小杉の2009年除夜の鐘と初詣
2015/12/28エントリ 武蔵小杉周辺の大型商業施設・スーパーマーケットの2015-2016年末年始営業時間まとめ
2015/12/29エントリ 武蔵小杉の2015-2016年末年始診療所まとめ:中原休日急患診療所・中部小児急病センター・中原歯科保健センター・井田病院

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2015年
12月29日

武蔵小杉の2015-2016年末年始診療所まとめ:中原休日急患診療所・中部小児急病センター・中原歯科保健センター・井田病院

【Reporter:はつしも】

年末年始は乾燥や冷え込みが続き、インフルエンザ等が流行します。
本日のエントリでは、年末年始(12月30日~1月4日)に診療が受けられる武蔵小杉周辺の主な施設をまとめておきたいと思います。

■武蔵小杉周辺で年末年始に診療が受けられる施設
診療科 名称および所在地 受付時間 Web
内科・小児科 中原休日急患診療所
(中原区役所敷地内)
9:00~11:30
13:00~16:00
リンク
小児科 中部小児急病センター(日本医科大学武蔵小杉病院内) 18:30~23:00 リンク
リンク
歯科 中原歯科保険センター
(中原区小杉町2-288-4)
9:00~11:30
13:00~16:00
リンク
救急外来 川崎市立井田病院
(中原区井田2-27-1)
24時間
※要事前連絡
リンク

川崎市が2015年12月21日付の「市政だより」において年末年始に診療を受けられる中原区内の施設として案内をしているのは、上記の4施設です。

■「中原休日急患診療所」
「中原休日急患診療所」

「中原休日急患診療所」

休日診療として一番知られているのは、こちらの「中原休日急患診療所」でしょうか。本サイトでも、2009/11/13エントリでご紹介させていただきました(6年前の取材であり、番号札の取り扱い等細かい運用は変更されている可能性がありますので、診療所にご確認ください)。

同診療所は中原区役所の敷地内にあり、川崎市医師会が運営しています。
施設の老朽化が進んでいるため、2017年6月頃には府中街道沿の旧中原消防署跡地に建設される「川崎市医師会館」内に移転する予定です。

■「中部小児急病センター」が入る日本医科大学武蔵小杉病院
「中部小児急病センター」が入る日本医科大学武蔵小杉病院

小児科の急病には、「中部小児急病センター」もあります。
こちらは日本医科大学武蔵小杉病院内に2013年4月1日から設置された、比較的新しい施設です。

なお、日本医科大学武蔵小杉病院による開設告知(前掲の表中にリンク掲載)を参照すると、対象は「内科疾患」であり、「外傷」には対応していないということです。

■「中原歯科保険センター」休日急患診療所
「中原歯科保険センター」

「中原歯科保険センター」

続いて、川崎市歯科医師会が運営するのが「中原歯科保健センター」の休日急患診療所です。
休日急患診療所の「歯科版」のような位置づけで、受付時間もまったく同一です。

こちらは大西学園がある街区の北西角地にあります。

■川崎市立井田病院
川崎市立井田病院

そして最後は、川崎市立井田病院です。
こういった年末年始の救急外来を受け付けるのは、「川崎市立」の病院としての責務でありましょう。

ただ、あくまでも「救急」として命にかかわるような重要な症状への対応を基本としています。詳細は同病院にご相談ください。

■武蔵小杉周辺の年末年始診療施設マップ
武蔵小杉周辺の年末年始診療施設マップ

武蔵小杉周辺の年末年始診療施設マップ

■川崎市ウェブサイト 救急医療機関・救急医療情報センター・かわさきのお医者さん
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000017115.html

また「川崎市救急医療情報センター」では、症状にあわせて診療可能な医療機関の案内を行なっています。
医療相談は行なっていませんが、迷ったときはこちらに相談してみてもよいでしょう。

■中原休日急患診療所の朝の待合室の混雑
中原休日急患診療所の混雑

なお、川崎市が案内している施設以外にも救急等の対応を行っている病院があります。
また本サイトとしては各施設におけるさまざまなケースの診療可否や診療内容等につきまして、当然ではございますが一切の保証は行なっておりません。

年末年始はたいへん混み合うことが予想され、症状によって救急の優先順位が異なったり、他の施設を案内されることもあろうかと思います。

本エントリは年末年始にお困りの際の情報取得の一助としてまとめたもので、前掲の一覧には各診療所等のウェブサイトをリンクしております。
詳細は各診療所やかかりつけ医等にご相談の上、ご判断くださいませ。

そして何よりも、本エントリが皆様にとって無用のものとなるのが一番ですね。
この年末年始、皆様がすこやかに過ごされますように。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院

(中原休日急患診療所関連)
川崎市医師会 ウェブサイト
2009/11/13エントリ 中原区の休日急患診療所
2015/10/9エントリ 府中街道の旧中原消防署跡地に「川崎市医師会館」が移転建設決定、中原区役所から休日急患診療所が会館内に移転整備へ

(日本医科大学武蔵小杉病院関連)
日本医科大学武蔵小杉病院 ウェブサイト
日本医科大学武蔵小杉病院 「中部小児急病センター」開設のお知らせ(25年4月~)

(中原歯科保健センター関連)
川崎市歯科医師会 ウェブサイト

(井田病院関連)
川崎市立井田病院 ウェブサイト
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原市民健康の森と、ホタルの放流
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート
2014/6/7エントリ 井田病院レストラン「ポールライト」の「からだにおいしい定食」
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