武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2015年
08月12日

夏休みのお出かけ帰りに、確率アップ。グランツリー武蔵小杉「グランピット」のボーナスポイント

【Reporter:はつしも】

お盆の帰省ラッシュになりました。
また、帰省以外でも、電車で各地にお出かけの方が多いのではないでしょうか。

通勤・通学定期区間から武蔵小杉にお帰りの際、ちょっとお得なスポットがあります。

グランツリー武蔵小杉の、「グランピット」です。

■「グランピット」の端末
「グランピット」の端末

グランツリー武蔵小杉の「グランピット」については、2014/12/2エントリでご紹介しておりました。
同施設では公共共通機関の利用を推奨していまして、優待サービスとして導入されているのが「グランピット」です。

■グランツリー武蔵小杉 各種サービス グランピットのご案内
http://www.grand-tree.jp/web/about/service.html#pit

「グランピット」とは、SuicaやPASMOなど交通系ICカードを端末にかざすと、「グランピットポイント」が付与されるサービスです。
「グランピットポイント」は一定以上ためるとnanacoポイントに交換することが可能で、電子マネー「nanaco」の決済に利用することができます。

これは特段電車やバスを利用しなくてもポイントが付与されるのですが、定期区間外から武蔵小杉に来た場合、付与ポイント数にボーナスが付く可能性がぐっと高まるようになっています。

■通常の「5ポイント」
グランピットポイント獲得

上記の通り、付与されるポイントは通常は「5ポイント」です。
これは電車・バスを利用しない場合や、また定期区間内の利用の場合もほとんど確率は変わらないようです。

そのため毎日の通勤・通学の帰りにグランツリーに通ったとしても、ボーナスは見込めないことになります。

■ボーナス「10ポイント」
ボーナス「10ポイント」

■ボーナス「20ポイント」
ボーナス「20ポイント」

ところが、定期区間外からグランピットを利用すると、10ポイント、20ポイントなどボーナスポイントが付与される可能性が大きく高まります。

あくまでも感覚値ですが、10ポイント以上のボーナスが出る確率が50%近くになっているようです。

本サイト「武蔵小杉ライフ」は「武蔵小杉駅」周辺限定のローカルサイトですので、ご覧になっている方の多くはグランツリー武蔵小杉の徒歩・自転車圏内にお住まいかと思います。

ですので通常はグランツリー武蔵小杉に「定期区間外から」公共交通機関で来店する機会はあまりないのではないでしょうか?

ところがこの夏休みの帰省などお出かけからのお帰りの際、あるいは2015/8/2エントリでご紹介した「東急電車スタンプラリー」を回ったついでなどに「グランピット」を利用してみると、お得なチャンスがあるというわけです。

■東急電車スタンプラリーでもらえる「オリジナル電車硬券」
東急電車スタンプラリーでもらえるオリジナル硬券 

「5ポイントしか出たことがない…」という方は、お出かけの帰りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



さて、グランツリー武蔵小杉もオープンしてから9か月近くが経過し、「グランピットポイント」が溜まってきた方も多いかと思います。

2014/12/2エントリでご紹介した通り、同ポイントは「nanacoポイント」に交換することができます。

■「グランピットポイント」のnanacoポイント交換
「グランピットポイント」のnanacoポイント交換 

ポイント交換

グランピットの端末でポイント交換を選択し、ポイントを付与するnanacoカード、またはnanacoモバイルをタッチします。

■nanacoポイント申込完了
nanacoポイント申込完了

nanacoポイント申込完了

端末でのポイント交換の操作は、すぐに完了しますが、即時「nanacoポイント」が使えるようになるわけではありません。

■nanacoのセンターお預かり分に付与されるポイント(モバイルアプリ版)
nanacoのセンターお預かり分に付与されるポイント

「グランピットポイント」から「nanacoポイント」に変換されたポイントは、まずは翌月15日に、「センターお預かり分」に加算されます。

この「センターお預かり分」をお手元のnanacoに反映させる操作を行うことで、初めて利用できるようになります。

ボーナスポイントも活用して「グランピットポイント」が溜まってきたようでしたら、そろそろ「nanacoポイント」に変換してみても良いかもしれません。

■グランツリー武蔵小杉
グランツリー武蔵小杉

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ
2014/12/2エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の公共交通機関利用優待サービス「グランピット」による、nanacoポイント獲得ガイド
2015/8/2エントリ 「親子でめぐろう!東急電車スタンプラリー」開催中、武蔵小杉・日吉の2駅を揃えて「オリジナル電車硬券」プレゼント

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2015年
08月11日

東横線に乗って、みなとみらいの「カップヌードルミュージアム」へ

【Reporter:はつしも】

みなとみらい駅の近くに、日清食品の「カップヌードルミュージアム」があります。
今回は武蔵小杉から東横線・みなとみらい線に乗って、行ってまいりました。

■カップヌードルミュージアム ウェブサイト
http://www.cupnoodles-museum.jp/

■カップヌードルミュージアム
カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアム

カップヌードルミュージアムは、インスタントラーメンに関連するさまざまな展示や体験を行っている施設です。
横浜ワールドポーターズの向かい側にあり、最寄駅はみなとみらい線のみなとみらい駅または馬車道駅(いずれも徒歩8分)です。

武蔵小杉から直通で、特急電車であれば17分ほどでみなとみらい駅に到着します。
入場料は大人500円、高校生以下は無料となっているほか、1,500円の年間パスポートもあります。

■巨大カップヌードル
巨大カップヌードル

巨大カップヌードル

エントランスホールの上で目に留まるのは、巨大なカップヌードルです。
裏面の成分表示や注意書きなども、しっかり再現されています。

展示は主として2階にありますので、1階エントランスで受付をしたら2階にのぼっていきます。
なお、この際に3階の「マイカップヌードルファクトリー」の整理券を先にもらってしまうのがお勧めです(ファクトリーの詳細は後述します)。

■「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」
インスタントラーメン ヒストリーキューブ

インスタントラーメン ヒストリーキューブ

2階で最初に展示されているのは、「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」です。
これはインスタントラーメンの歴代パッケージを時系列で展示したもので、徐々に日清食品の商品ラインナップが拡充されていく様子がわかります。

■1958年「チキンラーメン」登場
1958年「チキンラーメン」登場

ヒストリーキューブは、世界初のインスタントラーメンが発明された1958年からスタートします。
日清食品創業者・安藤百福(あんどう ももふく)氏がひとりで研究を重ね、さまざまな試行錯誤を経て登場した「チキンラーメン」は大ヒット商品となりました。

ここからインスタントラーメンの歴史が始まり、発展していきます。

■1971年「カップラーメン」登場
1971年「カップラーメン」登場

そしてインスタントラーメン業界にとって、もう一つの大きなエポック・メーキングとなるのが、1971年の「カップラーメン」の登場です。
先ほどの「チキンラーメン」は袋に入ったものを容器に移して食べますが、こちらはもともとカップに入っためんにお湯を注いでそのまま食べることができます。

これは安藤百福氏がアメリカ視察に行った際、現地のスーパーマーケット担当者が「チキンラーメン」を小さく割ってカップに入れ、お湯を注いでフォークで食べたことにヒントを得たものです。
同氏は食習慣の違いに驚き、それを取り入れることでインスタントラーメンを世界に広めることに成功しました。

■1987年「初恋タッチ」カップラーメン
1987年「初恋タッチ」カップラーメン

ヒストリーキューブを見ていくと、中には当時の人気漫画をパッケージにしたものもありました。
これは1987年の「初恋タッチ」です。

「タッチ」は1981年から1986年まで「少年サンデー」で連載されていた人気漫画で、同時期の「うる星やつら」とともに同誌の黄金時代を築いた作品とされています。
「初恋タッチ」が販売された1987年はすでに連載が終了していますが、テレビアニメや映画がまだ続き、人気があったのでしょう。

■「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」のパノラマ
インスタントラーメン ヒストリーキューブのパノラマ 
※クリックで拡大します。

「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」は写真1枚では収まり切りませんので、パノラマ画像にしてみました。クリックで拡大してみてくださいね。


このヒストリーキューブに続いて案内されたのは、インスタントラーメンの発明者、「Mr.noodle」安藤百福氏の生涯をまとめた「百福シアター」です。
シアターは撮影禁止ですが、ここで同氏の「クリエイティブシンキング(創造的思考)」の原点となる6つのキーワードが紹介されます。

■カップヌードルミュージアム クリエイティブシンキングボックス
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/04.html

6つのキーワードは、ミュージアムのウェブサイトでも説明されています。

1.まだ無いものを見つける
2.なんでもヒントにする
3.アイデアを育てる
4.タテ・ヨコ・ナナメから見る
5.常識にとらわれない
6.あきらめない


「カップヌードルミュージアム」の展示や体験は、すべて上記の6つのキーワードに沿って企画されています。
「まだ無いものを見つける」というのは、まさに安藤百福氏が発明した「インスタントラーメン」が当てはまりますね。

■「なんでもヒントにする」
「なんでもヒントにする」

■「タテ・ヨコ・ナナメから見る」
「タテ・ヨコ・ナナメから見る」

ミュージアムの総合プロデュースは著名クリエイターの佐藤可士和氏が担当していまして、きちんとテーマ性のある展示、センスの感じられるクリエイティブデザインが徹底されています。
余談ですがミュージアムのロゴと、同氏の出身である博報堂のロゴはなんだか似ているような…。

■「安藤百福ヒストリー」
「安藤百福ヒストリー」

また「百福シアター」で上映されたビデオの内容は、のちほど「安藤百福ヒストリー」の展示でも振り返ることができます。

■安藤百福氏の研究小屋
安藤百福氏の研究小屋

安藤百福氏の研究小屋

こちらは、安藤百福氏が独力で「チキンラーメン」を発明した研究小屋を再現したものです。
「チキンラーメン」が完成に近づいた1958年3月5日の未明、作業を終えた安藤百福氏が眠りについた直後の状態が忠実に再現されているということです。

小屋の中には特別な道具などはなく、同氏がまさに身一つで発明を成し遂げたことがわかります。

ミュージアムの展示スペースには、ご紹介した以外にも多数の展示があり、前掲の「6つのキーワード」に沿ってインスタントラーメンの歴史を知ることができました。



さて、「展示」に続いて、次は「体験」スペースに行ってみたいと思います。

■「マイカップヌードルファクトリー」
「マイカップヌードルファクトリー」

■カップヌードルミュージアム マイカップヌードルファクトリー
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/07.html

体験スペースは3階にありまして、こちらは「マイカップヌードルファクトリー」です。
自分でカップをデザインし、スープや具材を選んでオリジナルのカップラーメンを作ることができます。

このファクトリーは時間帯別の整理券が配布されていますので、入館時に最初に一度3階まで来て整理券をもらい、指定された時間が来るまで2階の展示を見ているとロスが少ないと思います。
またはローソンチケットで事前に利用券を購入しておくことも可能ですので、詳しくはウェブサイトをご参照ください。

■オリジナルカップをデザイン
オリジナルカップをデザイン

まずは税込300円で標準のカップを購入し、テーブルに座ってマジックで彩色をしていきます。

■チキラーズのひよこちゃん
チキラーズのひよこちゃん

こちらはお手本にあった、チキンラーメンのキャラクター・チキラーズのひよこちゃんです。
もちろんカップには何を書いてもOKで、みなとみらいの風景を描いている方なども…。

■カップへのめん投入
カップへのめん投入

カップへのめん投入

カップができたら、自分でハンドルを回してカップへめんを投入します。

この工程において、安藤百福氏が開発の際に苦労したのは「めんがなかなかうまくカップに入ってくれない」ということでした。
それを解決したのが、「めんの上からカップをかぶせたうえで、そのカップをひっくり返す」という方法です。

このファクトリーでもその手法が再現されていまして、同氏の「逆転の発想」を体験することができます。

■4種のスープと、12種のトッピング
4種のスープと、12種のトッピング

続いて、スープとトッピングを選択します。
スープ4種のうちはどれかひとつ、トッピングは12種のうち4つを選択できます。

■一番人気の「ひよこちゃんナルト」
一番人気の「ひよこちゃんナルト」

ちなみに一番人気の具材は、「ひよこちゃんナルト」だそうです。
かわいいですね。

■蓋の圧着
蓋の圧着

■ビニールの把捉
ビニールの把束

ビニールの把束

具材を入れ終わったら蓋を圧着したのち、ビニールでカップ全体を把束します。
この際、ビニールは最初はブカブカしていますが、加熱処理によって縮み、店舗で売っているカップラーメンのようにぴったりフィットします。

■持ち運び用包装
持ち運び用包装

最後に、持ち運び用のエアーバッグに空気を入れて、完成です。
ここまで、平均的なオリジナルカップヌードルの作成所要時間は45分程度とされています。

持ち帰っておいしくいただいたのち、カップは記念にとっておいても良いでしょう。

この「マイカップヌードルファクトリー」は、来館されたお子さんの大半が参加しているように思います。
高校生以下入場無料ですが、この300円が実質的な入場料回収になっているかもしれません。



■「チキンラーメンファクトリー」
「チキンラーメンファクトリー」

■カップヌードルミュージアム チキンラーメンファクトリー
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/06.html

そしてもうひとつの体験スペースは、「チキンラーメンファクトリー」です。
小麦粉をこねるところから始めて、「瞬間油熱乾燥法」で乾燥するまでの工程を体験することができます。

安藤百福氏は、「いかにしてめんを乾燥させてお湯で戻るようにできるか」でも苦心をしました。
それを解決したのが「瞬間油熱乾燥法」なのです。

「チキンラーメンファクトリー」は完全予約制で、ローソンチケットでチケットを購入しておく必要があります。
こちらも詳細はウェブサイトをご参照ください。

■「チキンラーメンファクトリー」のキッチン
「チキンラーメンファクトリー」のキッチン

このように、「マイカップヌードルファクトリー」では「逆転の発想」、「チキンラーメンファクトリー」では「瞬間油熱乾燥法」という、それぞれ安藤百福氏が試行錯誤の末にたどり着いたアイデアを体感できるようになっています。
「単なるモノの展示」「とりあえず体験」ではなく、きちんと「カップヌードルファクトリー」全体で1本筋が通ったテーマが感じられる点がなかなか良いと思いました。

■「ワールド麺ロード」
「ワールド麺ロード」

■カップヌードルミュージアム ワールド麺ロード
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/09.html

さて、10時の開館から展示や体験を回ってくると、そろそろお昼時でおなかがすいてくることでしょう。
そんなときは、「NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード」で食事をしましょう。

■アジアのナイトマーケットをイメージした店内
アジアのナイトイメージした店内

「ワールド麺ロード」は、安藤百福氏が「めん」のルーツを探し求めて世界を旅する途中で出会った、各国のさまざまな麺料理を提供するフードコートです。
店内はベトナムのような、アジアのナイトマーケットをイメージしてつくられています。

■トムヤムクンヌードル(タイ)
トムヤムクンヌードル(タイ)

辛さレベル3段階の一番上は、タイの「トムヤムクンヌードル」です。
レモングラスやコブミカンの葉、ナムプラーの風味がよくきいています。

■ミーゴレン(インドネシア)
ミーゴレン(インドネシア)

こちらはインドネシアの「ミーゴレン」です。
ケチャップマニスで味付けがされていまして、甘味のある焼きそばといった感じでおいしかったです。

辛さレベルは一番下で、お子さんでも十分食べられるでしょう。
その他、辛味が全くないフォー(ベトナム)、パスタ(イタリア)、ラグマン(カザフスタン)などもあります。

各メニューはハーフサイズ(税込300円)ですので、大人であれば2~3種食べられると思います。
せっかくですので、ご家族でいくつかシェアするとよいでしょう。

■商品化されたインスタントの「ミーゴレン」
商品化されたインスタントの「ミーゴレン」

「トムヤムクンヌードル」「ミーゴレン」は、いずれも日清食品から商品化されていましたね。
一番最初にご紹介した「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」でも、海外製品が展示されていました。

■「カップヌードルパーク」
「カップヌードルパーク」

「カップヌードルパーク」

■カップヌードルミュージアム カップヌードルパーク
http://www.cupnoodles-museum.jp/attraction/08.html

そしてこちらは、子供向けの体験型アトラクション「カップヌードルパーク」です。
巨大なカップヌードル工場を模したアスレチック施設で、自分自身が「めん」になって製麺から出荷されるまでの工程を体験できるようになっています。

■スタート地点の「製麺ネット」
スタート地点の「製麺ネット」

スタート地点は、「製麺ネット」です。
「めん」になった子供たちが元気よく登っていきます。

この先には、「味付け」のボールプールや、「瞬間油熱乾燥法」を体感するバーチャルフライヤーがあります。

■具材をカップに入れるゲーム「トッピングキャッチ」
具材をカップに入れるゲーム「トッピングキャッチ」

こちらは、制限時間内に具材をカップに入れる「トッピングキャッチ」というゲームです。
具材を入れたら、いよいよ出荷です。

■出荷する「ケーサースライダー」
出荷する「ケーサースライダー」

完成したカップヌードルは、箱詰めされて出荷されます。
それらの箱をスムーズに運搬するのが、「ケーサースライダー」です。

平たく申し上げると滑り台でして、最期はここから子供たちが出てきます。

ケーサースライダーの奥に、さかさまになったカップヌードルの巨大カップが見えますね。
ここでも、先ほどの「めんをカップに入れるのではなく、カップをめんにかぶせる」という「逆転の発想」を体感できるようになっています。

「カップヌードルパーク」は完全入れ替え制で、1回300円で25分遊ぶことができます。
3歳以上、小学生以下で、身長90cm以上のお子さんが対象ですので、あらかじめご承知ください。



■ミュージアムショップ
ミュージアムショップ

ミュージアムを一通り回ったら、最後は定番のミュージアムショップですね。
ここではさまざまな日清食品のインスタントラーメン関連グッズが販売されています。

■人気の「ひよこちゃん」グッズ
人気の「ひよこちゃん」グッズ

人気の「ひよこちゃん」グッズ

やはり人気は、チキラーズの「ひよこちゃん」グッズです。

■カップラーメンの重し
カップラーメンの重し

こちらは、カップラーメンのふたの重しです。
これを日常的に愛用する食生活にはならないほうが良いかもしれませんが、グッズとして面白いと思いました。

他にもカップヌードル型のおまんじゅうなど、たくさんのグッズが並んでいました。
ついつい、お土産に買ってしまいます。



「カップヌードルミュージアム」のレポートは、以上です。
この日は平日の10時開館から行ったのですが、小学校の団体さんなども多く「マイカップヌードルファクトリー」などはたいへん混雑していました。

そうなると休日はさらに盛況でしょうから、やはり早めに入館して回るのがよさそうです。

■過去エントリでご紹介「キリンビール横浜工場」
過去エントリでご紹介「キリンビール横浜工場」

2015/2/7エントリでは、キリンビール横浜工場「ビアビレッジ」の見学をご紹介しました。
「ビアビレッジ」はあえて「南武支線」経由を楽しむというルートを選択してみましたが、それに比べると「カップヌードルミュージアム」は直通17分・徒歩8分ですから、アクセスはずっと便利です。

武蔵小杉から気軽に半日楽しめるスポットとして、いかがでしょうか。

■安藤百福氏と、カップヌードル
安藤百福氏と、カップヌードル

【関連リンク】
日清食品ホールディングス 2013年8月8日付ニュースリリース 「カップヌードルミュージアム」来館者200万人を達成
2008/3/4エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(前編)
2008/3/5エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(後編)
2008/4/5エントリ グリーンラインで、ノースポートへ(前編)
2008/4/6エントリ グリーンラインで、ノースポートへ(後編)
2008/7/19エントリ バスに乗って、トレッサ横浜へ(前編)
2008/7/20エントリ バスに乗って、トレッサ横浜へ(後編)
2008/8/13エントリ バスに乗って、IKEA港北へ(前編)
2008/8/14エントリ バスに乗って、IKEA港北へ(後編)
2008/11/29エントリ ラゾーナで食べる「佐世保バーガー」
2009/6/22エントリ ラゾーナ川崎プラザで買う「堂島ロール」と「ぼくのプリン」
2009/9/21エントリ ラゾーナ国のナゾーラ総理
2011/4/27エントリ 東急線に乗って、二子玉川ライズへ
2011/5/8エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(リムジンバス編)
2011/5/9エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(羽田空港編) 2015/2/7エントリ 南武支線を経由しても、行ける。「キリンビール横浜工場ファミリーツアー」参加レポート

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2015年
08月10日

本館建替え中「ホテル精養軒」のレストラン「銀杏の木」が、アネックス館でランチ営業中

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉の老舗「ホテル精養軒」が、現在本館の建て替え工事を行なっています。
これに伴って本館内のレストラン「銀杏の木」が、「アネックス館」に移転して営業を続けています。

■建て替え中のホテル精養軒
建て替え中のホテル精養軒

ホテル精養軒は1948年に創業され、武蔵小杉では老舗のホテルです。
これまでのエントリでお伝えしたとおり、すでに写真手前の本館の解体が完了しており、これから新棟の建設工事が本格化していくところです。

■旧本館時代のレストラン「銀杏の木」
旧本館時代のレストラン「銀杏の木」

ホテルといえば、レストランが付き物です。
ホテル精養軒では、旧本館解体までは1階にレストラン「銀杏の木」が営業をしていました。

■アネックス館に増築移転した「銀杏の木」
アネックス館に増築移転した「銀杏の木」

ホテル精養軒は、本館建て替え中も「アネックス館」がホテルとして営業をしています。
その1階を増築する形で、「銀杏の木」が営業を続けています。

■「銀杏の木」の店内
「銀杏の木」の店内

移転営業中の「銀杏の木」は、「アネックス館」前の歩道状の空地を活用して増築されています。
そのため店内はたいへん細長く、奥(上記写真手前)に行くほど狭くなっています。

それでもスペースをうまく活用して、4名テーブル席が3つ、6名テーブル席がひとつ、8名テーブル席がひとつ確保されていました。

■ビーフシチューランチ
ビーフシチューランチ

セットのサラダ

セットのドリンク
※上記写真のほか、ライスがついています。

今回ランチタイムにいただいてみたのは、ビーフシチューランチです。
よく煮込まれたお肉が柔らかくて、美味しかったです。

ビーフシチューのほかにサラダ、ライス、ドリンクがついて税別1,150円です。
ホテルのレストランですので全体の量は多くはありませんが、お値段とのバランスは普通だったかと思います。

■ランチタイムの看板
ランチタイムの看板

ランチタイムは11:30~14:00で、看板のメニュー以外にも季節の品などもあります。
お客さんの層は年配の女性が多く、ゆったりとランチを楽しまれている印象でした。

ここは中心市街地の賑わいからも少し離れて、落ち着いて過ごすにはよいのではないでしょうか。

そういえば近くには「64Cafe+Ranai」がありまして、こちらもスローライフな感じのお店ですね。
駅前商業施設のレストランも選択肢が増えましたけれど、ちょっと離れたお店もたまに選びたくなります。

■ホテル精養軒の新棟イメージパース
ホテル精養軒の新棟イメージパース

なお、ホテル精養軒の新棟は、2016年1月の完成を予定しています。
新棟完成後は、「銀杏の木」はまた新棟のほうに移転する形になるのではないでしょうか。

【関連リンク】
ホテル精養軒 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レストラン 精養軒プルミエ
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レストラン 精養軒ソレイユ
2014/8/15エントリ 武蔵小杉の老舗「ホテル精養軒」の本館建替え、2016年1月営業開始予定
2015/2/8エントリ 府中街道沿いの「小田切病院」「ホテル精養軒」が解体完了、それぞれ新棟建設へ

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2015年
08月09日

「西洋菓子フェリシア」の「ケーキ屋のかき氷」今夏スタートと、猫づくし

【Reporter:はつしも】

法政通り商店街の「西洋菓子フェリシア」で、今年も「ケーキ屋のかき氷」の提供が始まりました。

■西洋菓子フェリシアウェブサイト ケーキ屋のかき氷
http://www15.plala.or.jp/felicia/kisetu/kisetu.html

■「西洋菓子フェリシア」
西洋菓子フェリシア

「西洋菓子フェリシア」は、法政通り商店街の入口近く、中原ブックランドの向かい側にある洋菓子店です。
以前はケーキ販売のみでしたが、2013年7月に併設カフェが2階にオープンしました。2階ではカフェメニューが提供されているほか、1階で販売されているケーキを食べることもできます。

梅雨明けしてからたいへん暑い毎日が続く中、昨年好評を博した「ケーキ屋のかき氷」が2階カフェメニューに帰ってきました。

■「ケーキ屋のかき氷」のポスター
「ケーキ屋のかき氷」のポスター

■「桃あります」
「桃あります」

ポスターには苺ミルク・マンゴーミルク・抹茶ミルク金時・バナナミルクの写真が掲載されていますが、店頭の掲示ではこれに加えて「桃」がお勧めされています。

■「抹茶ミルク金時」(850円)
「抹茶ミルク金時」

昨年、2014/8/31エントリでは、これらのうち「抹茶ミルク金時」をご紹介しておりました。
お値段は850円とかなりお高いのですが、氷がフワフワでシロップもたいへん濃厚な味わいで、確かに美味しくいただけました。

■「かき氷のお客様へ」
「かき氷のお客様へ」

昨年はテレビ番組でも取り上げられるなど話題になりまして、今夏の登場を待っていた方もいらっしゃるのではないかと思います。
人気のためか時間がかかることもあるようで、店頭には「かき氷のお客様へ」と題したメッセージが掲示されていました。

フワフワに削れるかき氷機はひとつしかなく、手もひとつしかないため、一度に複数のオーダーが入ると少々(または少々以上の)時間がかかるということです。

ところで、このメッセージの中に「猫の手は役に立ちません」とありますが…、

■フェリシアの猫の看板
フェリシアの猫の看板

そういえば、「西洋菓子フェリシア」の看板は、猫でした。

■バースデーケーキの黒板の猫
バースデーケーキの黒板の猫

また、バースデーケーキを注文された方の名前が掲載される黒板にも、かき氷を食べている猫ちゃんが…。

■「顔洗い 日がな1日寝る支度。」
「顔洗い 日がな1日寝る支度。」

また店頭のポスターにも、猫の写真が一緒に掲示されていました。

■「ニャンコ・ロール」
「ニャンコ・ロール」

さらにケーキにも、「ニャンコ・ロール」がありました。
「西洋菓子フェリシア」は、猫がお好きなようですね。

猫の手は借りられませんけれども、同店のかき氷は少々待ってみる価値はあると思います。
金額面では仮に家族4人で食べるとそれなりのお支払いになりますので、コスト見合いは人によって評価が分かれるところかもしれませんが…。

ただ、武蔵小杉に滞留する熱気に耐えかねて、法政通り商店街を通るった際には駆け込んで涼みたくなる毎日が続きます。

【関連リンク】
フェリシア 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:洋菓子 西洋菓子フェリシア
2007/8/13エントリ 夏にうれしい、冷たいオヤツ
2008/2/12エントリ フェリシアのオリジナルバースデーケーキ
2008/8/7エントリ 盛夏の味わい<西洋菓子フェリシア編>
2008/9/21エントリ ハロウィンのフェリシアで、勇気があるなら
2013/7/21エントリ 法政通り商店街「西洋菓子フェリシア」2階に併設カフェがオープン
2014/8/31エントリ 西洋菓子フェリシアの「ケーキ屋のかき氷」など、武蔵小杉でお勧めの涼味5種

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2015年
08月08日

武蔵小杉駅南口「こすぎコアパーク」前に郵便ポストが復活

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅南口の「こすぎコアパーク」前の歩道に、郵便ポストが設置されました。
これにより再開発地区の各地に、郵便ポストが揃ってきました。

■武蔵小杉駅南口の「こすぎコアパーク」
武蔵小杉駅南口の「こすぎコアパーク」 

「こすぎコアパーク」は、武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業によって整備された駅前のオープンスペースです。
これとともに2車線の都市計画道路が整備され、その両側に歩道も整備されました。

写真右手に、赤い郵便ポストが見えますね。

■郵便ポストがあった2008年頃の東急武蔵小杉駅南口
郵便ポストがあった頃の武蔵小杉駅南口

再開発前、東急武蔵小杉駅南口にはもともと郵便ポストがありました。
上記は2008年7月頃の写真で、まだABC-MART(現在の「すみれ」)や駅前のパチスロ店(現在の「おかしのまちおか」)などが営業をしています。

写真左手に、郵便ポストが設置されているのがわかります。

ただこれは歩道沿いにありましたので、都市計画道路の拡幅に伴って郵便ポストもなくなってしまいました。

■「こすぎコアパーク」前に復活した郵便ポスト
「こすぎコアパーク」前の郵便ポスト 

東急武蔵小杉駅南口は、多くの人が集まる場所です。

その郵便ポストが道路拡幅によって、なぜ「移転」ではなく「消滅」したのか、また消滅してから今回復活するまでなぜ長期間を要したのかは少々疑問を感じるところです。

事情はよくわかりませんが、とりあえず使いやすい場所に復活して良かったと思います。

■収集は1日2回
収集は1日2回

郵便ポストの収集は1日2回で、土日も実施しています。
ポスト番号は以前のものの復活ではなく、新たに配番されたものでしょうか。

東急武蔵小杉南口をご利用の方は、どうぞご利用ください。



武蔵小杉駅周辺では大規模な再開発が進み、大規模な工場跡地などにタワーマンション、商業施設などが立地してきました。

これにより賑わいが生まれ、各地に郵便ポストの設置も進められてきました。

■武蔵小杉再開発地区の郵便ポスト新設マップ
武蔵小杉再開発地区の郵便ポスト新設マップ 

■中原市民館前の新設ポスト
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー前の郵便ポスト

■グランツリー武蔵小杉前の新設ポスト
新設された郵便ポスト

一番最初に新設されたのは、武蔵小杉新駅前の郵便ポストです。
多くの人が集まるようになった2010年3月の新駅開業後に設置されました。

続いて2012年1月には、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー公開空地(中原市民館前)にも郵便ポストが設置されました。

さらに2014年11月、グランツリー武蔵小杉の開業にあわせて同施設前にも郵便ポストが設置され、これによって再開発地区内にある程度まんべんなくポストが分布するようになってきました。

■今回設置された「こすぎコアパーク」前の郵便ポスト
郵便ポスト 

残すところは武蔵小杉駅の西側駅前でしたので、今回このように復活したことでひとまず郵便ポスト網が完成となります。
メール等の電子的な連絡手段の発達によって郵便物の取扱量は減少しているようですが、まだまだ生活の中で必要なサービスかと思います。

日本郵政も経営効率化が求められる中、郵便ポストの「新設」となるとそれなりにハードルが高いのではないでしょうか。

武蔵小杉駅周辺でこれだけポストが新設されるのは、街自体の活力を感じるところです。

【関連リンク】
2012/1/16エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー前に郵便ポストが本日設置
2014/11/22エントリ 「グランツリー武蔵小杉」本日グランドオープン、セブン&アイ史上最多7,000人が行列 

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2015年
08月07日

「KOSUGI CURRY」のオリジナルチキンカレーレトルトと、夏季限定「メチエ」とコラボの焼きカレーパン販売中

【Reporter:はつしも】

「KOSUGI CURRY」のオリジナルチキンカレーが、2014年11月よりレトルトになって同店舗・移動販売およびAmazonで販売されています。

またこれにあわせてギフト用として、同店のオリジナル巾着もセット販売が行われています。

■おさるセンムの独立計画 【KOSUGI CURRY】『オリジナルチキンカレー』レトルト化決定!!
http://ameblo.jp/osarusenmu/entry-11948550613.html
■Amazon 【コスギカレー】オリジナルチキンカレー(3つセット)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00OV1WE2Q
※アフィリエイトではありません。

■「KOSUGI CURY」のレトルト版
「KOSUGI CURRY」のレトルト版

■レトルト版のご案内
レトルト版のご案内

「KOSUGI CURRY」は、2011年より武蔵小杉周辺でカレーの移動販売をスタートさせた店舗です。
武蔵小杉タワープレイス前から始まり、再開発地区のニーズに応えて武蔵小杉新駅前にも販売場所を拡大したのち、2012年5月には新丸子東2丁目において実店舗もオープンさせました。

「オリジナルチキンカレー」を不動の定番としつつ、週替わりで創作カレーを提供しているのが特徴です。
レトルト販売が行われているのは、定番の「オリジナルチキンカレー」です。

■レトルトの「オリジナルチキンカレー」盛り付け
レトルトの「オリジナルチキンカレー」盛り付け

こちらは、レトルトの「オリジナルチキンカレー」を盛り付けたものです。
同店によると100%ではないということなのですが、濃厚な味わいの再現性はかなり高いと感じました。

1個あたり600円と一般的なレトルトカレーよりも高めになりますが、大手メーカーの大量生産品と単純に比較することは難しいですね。
保存料・合成着色料等も未使用となっています。

また店舗でレトルトカレーを購入した際、小さなメッセージカードが入っていました。
これには「オリジナルチキンカレー」をおうちで作れるレシピと、レトルトカレーを美味しく食べるコツなどが掲載されていました。

■ギフト用オリジナル巾着
ギフト用オリジナル巾着

冒頭に申しあげたとおり、レトルトカレーとセットで同店オリジナルのカレー巾着も販売されています。
これは単品800円ですが、カレーとセットの場合は500円になります。

巾着はギフト用を想定したもので、「I LOVE CURRY」のロゴが入っていました。

■「KOSUGI CURRY」の店舗
「KOSUGI CURRY」の店舗

「KOSUGI CURRY」では12時間をかけた「オリジナルチキンカレー」に加えて毎週新しい創作カレーを生み出しており、これだけでもさまざまな試行錯誤が必要です。
また、個人商店としては難しいレトルトカレーの開発や、既存の商店街組織の枠を超えた有志のコラボレーション「新丸子ゴールデンルートクラブ」の結成、地域イベントへの積極的な参加など、新しいことにチャレンジする姿勢が同店にはあるように思いました。



■ブーランジュリー・メチエとコラボによる「焼きカレーパン」
ブーランジュリー・メチエとコラボによる「焼きカレーパン」

また、今夏も昨年に引き続き、「新丸子ゴールデン・ルート・クラブ」によるコラボレーション企画として、「KOSUGI CURRY」と「ブーランジュリー・メチエ」による焼きカレーパンの販売が「メチエ」においてスタートしています。
こちらも「オリジナルチキンカレー」をベースに、さらに煮込みを加えることで汁気を飛ばしてカレーパンとして仕上げたものです。

8月いっぱいの夏季限定商品となっていますので、希望される方はお早めにどうぞ。
「メチエ」は13日(木)〜18日(火)まで夏季休暇ですので、ご注意くださいね。

■「焼きカレーパン」販売中の「ブーランジュリー・メチエ」(新丸子駅前)
「焼きカレーパン」販売中の「ブーランジュリー・メチエ」

■「KOSUGI CURRY」の店舗情報
▼所在地:中原区新丸子東2-897-11 ラポール新丸子102
▼営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30~22:00(21:30)
▼定休日:月曜日(日曜日はランチのみ)
▼ウェブサイト:
http://yuko25ap.wix.com/kosugicurry
▼Twitter:https://twitter.com/#!/yumochin

■「KOSUGI CURRY」の店舗マップ
「KOSUGI CURRY」の店舗マップ

【関連リンク】
KOSUGI CURRY ウェブサイト
新丸子ゴールデンルートクラブ ウェブサイト
2012/1/23エントリ 濃すぎカレーの移動販売。「KOSUGI CURRY」
2012/7/1エントリ 濃過ぎカレーの移動販売「KOSUGI CURRY」が店舗営業を開始
2013/7/6エントリ 「ブーランジュリー・メチエ」と「KOSUGI CURRY」のコラボレーション「焼きカレーパン」期間限定販売中
2014/7/19エントリ 新丸子周辺6店舗による「新丸子ゴールデンルートクラブ」発足、コラボ第1弾「メチエ×コスギカレーの焼きカレーパン」販売中
2014/9/8エントリ 「新丸子ゴールデンルートクラブ」SHIBA COFFEE×You+コラボ企画「『コーヒーってこんなに味が違うんだ!』を体験する会」が2014年9月11日(木)開催

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2015年
08月06日

元住吉から、全国区へ。「イクミママのどうぶつドーナツ」が2015年8月下旬自由が丘出店決定

【Reporter:はつしも】

元住吉の人気店「イクミママのどうぶつドーナツ」が、2015年8月下旬に自由が丘に出店することが決定しました。

■イクミママのどうぶつドーナツ ウェブサイト
http://ikumimama.com/

■イクミママのどうぶつドーナツ(元住吉本店)
「イクミママのどうぶつドーナツ」元住吉本店

■定番商品「こねこのミケ」
一番人気の定番「こねこのミケ」

「イクミママのどうぶつドーナツ」は、元住吉のブレーメン通り商店街でスタートしたお店です。
創意工夫でつくりだしたどうぶつの形のドーナツがTwiterなどでたいへん話題を集め、現在では各地の百貨店での期間限定販売を行うなどその人気が広がっています。

ちょうど今は8月11日まで銀座三越で「スヌーピードーナツ」の販売を行っているほか、キデイランド原宿店、梅田店では「ふなっしードーナツ」を販売するなど、人気キャラクターとのコラボレーションも行っています。

また現在はラゾーナ川崎プラザ1階に臨時出店をしているため、7月27日から9月3日までは元住吉本店は長期休業に入っています。

■ラゾーナ川崎プラザの「イクミママのどうぶつドーナツ」臨時店舗
ラゾーナ川崎プラザの「イクミママのどうぶつドーナツ」の臨時店舗

これまでの拡大展開はすべて期間限定のものだったのですが、ついに「イクミママのどうぶつドーナツ」の完全な「支店」が自由が丘に誕生することになりました。

これは同店のビジネス上、大きなプラスになる可能性があります。
なぜならば、自由が丘に出店することによって、頻繁に発行される自由が丘特集の雑誌など、メディアへの露出がかなり高まることが想定されるからです。

元住吉でも全国レベルのメディアに載ることが何度もあったのですが、同店であれば「自由が丘特集」に高い確率で入ってくるでしょう。
また元住吉店からの距離も近く、現状の人的・物的リソースを自由が丘店で活用できる点も経営上のメリットです。

■ラゾーナ出店により長期休業中の「元住吉店」
ラゾーナ出店により長期休業中の「元住吉店」

一方で、地元目線でいえば、「地元だけのお店であってほしい」という思いはあるかもしれません。
例えばラゾーナ出店によって1か月以上にわたって元住吉店が休業するのは、地元のファンの方からすると発展を喜びつつも不便を感じるところでしょう。

今回の自由が丘出店による元住吉店への影響はわかりませんが、休業や営業短縮などを伴うものではないと良いですね。

近年、武蔵小杉が商業的に注目されるようになり、他地域から「武蔵小杉出店」が相次いでいます。
そうした中でも「地元発」のお店が発展して、他地域に出店していくのは地元のエネルギーを示すものかと思います。

■武蔵小杉から自由が丘に出店した「スープカレー シュクル」
スープカレー Syukur(シュクル)

武蔵小杉から自由が丘へ出店ということでは、先行事例として「スープカレー シュクル」があります。
同店は最初に武蔵小杉でスタートし、その後自由が丘、新丸子に出店していきました。

また、武蔵小杉駅前のセンターロードでも焼肉店「くろべこ」が9月に溝の口に出店するなど、「地元発」のケースが出てきています。
もちろん店舗を増やすことだけが良いわけではなく、いろいろな形があると思いますけれども、まずはそれぞれの今後の発展を応援したいと思います。

【関連リンク】
イクミママのどうぶつドーナツ ウェブサイト
2009/4/2エントリ 武蔵小杉でスープカレー。「Syukur(シュクル)」
2012/5/5エントリ 新丸子でスープカレー。「シュクル(Syukur)」新丸子店
2012/5/21エントリ 武蔵小杉の中心食線で観測する、金環日食レポート
2012/6/17エントリ 元住吉の話題店「イクミママのどうぶつドーナツ」の父の日バージョン
2013/11/24エントリ 「イクミママのどうぶつドーナツ」の被災犬・猫募金箱と、「トキちゃん」捜索ポスター
2014/7/20エントリ 「イクミママのどうぶつドーナツ」が海の日「海のどうぶつドーナツ」販売、8月4日~9月4日は店舗休業に

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2015年
08月05日

小杉ビルディング地下1階「はなの舞」が閉店、跡地に「塚田農場」系列の海鮮居酒屋「四十八漁場」が10月18日出店

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅北口の小杉ビルディング地下1階の「はなの舞武蔵小杉店」が、2015年7月31日をもって閉店しました。

その跡地に、「塚田農場」を経営するエー・ピー・カンパニーによる海鮮居酒屋「四十八漁場(よんぱちぎょじょう) 武蔵小杉北口店(仮称)」が10月18日(日)に出店予定であることがわかりました。

■「四十八漁場」(五反田店)
「四十八漁場」(五反田店)

■エー・ピー・カンパニー 魚のビジネスモデル
http://www.apcompany.jp/business/fish.php

「四十八漁場」は、首都圏の主要駅を中心に現在14店舗を展開する海鮮居酒屋のチェーン店です。

店名にある「四十八」とは、漁業における「2048年問題」を指しています。
「2048年問題」とは、現状のまま魚介類の過剰漁獲を続けると2048年に漁業資源が底をついてしまうという一部専門家の研究報告です。この報告には異論も複数提示されており研究者の統一見解とはなっていませんが、世界的に漁業資源に懸念があることは間違いないでしょう。

「四十八漁場」では、適切な量を獲る一本釣りや定置網漁など、持続可能な漁法を選択している漁師と直接契約を行っています。
これにより、2048年以降も海産物が食べられる漁業環境づくりに貢献することをコンセプトとしているものです。

■ランチ名物「よんぱち海鮮丼」
ランチ名物「よんぱち海鮮丼」

「四十八漁場」は基本的には夕方からの居酒屋がメインで、ランチ営業をしている店舗は山王パークタワー、五反田など一部店舗に限られています。
「武蔵小杉店」も現段階ではランチ営業が想定されていないようですが、今回は参考までにランチ名物の「よんぱち海鮮丼」(980円)をご紹介したいと思います。

これはご飯の上に豊富な魚種のお刺身を載せた海鮮丼で、まずはわさび醤油で味わったのち、海苔でごまだれの手巻き寿司をつくったり、最後にはだし汁漬けでもいただけるようになっています。
実際にいただいてみると、確かに味付けを変えながら食べるお刺身が美味しかったです。

■オープン予定地の小杉ビルディング
オープン予定地の小杉ビルディング

■オープン予定区画「はなの舞武蔵小杉店」跡地
オープン予定区画「はなの舞武蔵小杉店」跡地

■「はなの舞武蔵小杉店」閉店のお知らせ
「はなの舞武蔵小杉店」閉店のお知らせ

冒頭に申しあげたとおり、「四十八漁場 武蔵小杉北口店」は、小杉ビルディング地下1階の「はなの舞武蔵小杉店」の跡地にオープンします。

「はなの舞」はすでに閉店し、店頭に閉店のご案内が掲示されていました。
同店も海鮮居酒屋ですが、これにかわって出店するエー・ピー・カンパニーの勢いを感じるところです。

■隣接の「宮崎県日南市塚田農場 武蔵小杉北口店」
隣接の「宮崎県日南市塚田農場 武蔵小杉北口店」

■センターロードの「北海道シントク町塚田農場 武蔵小杉南口店」
センターロードの「北海道シントク町塚田農場 武蔵小杉南口店」

小杉ビルディング地下1階では、同じくエー・ピー・カンパニーの「宮崎県日南市塚田農場 武蔵小杉北口店」が2013年11月に出店していました。
同社はさらにセンターロードに「北海道シントク町塚田農場 武蔵小杉南口店」を2014年12月に出店させており、この短期間に3店舗目の出店となります。

「四十八漁場 武蔵小杉北口店」は「宮崎県日南市塚田農場 武蔵小杉北口店」のすぐ向かい側であり、同社が武蔵小杉で一定以上の成功を収めていることがうかがわれます。

■小杉ビルディング地下1階に残る「小杉酒場」
小杉ビルディング地下1階に残る「小杉酒場」

またこれにより、小杉ビルディングがドン・キホーテグループの日本商業施設に買収されて以降、地下1階のテナントが次々と入れ替わり、以前から残るのは「小杉酒場」だけになりました。
これは偶然ではなく、日本商業施設が戦略的に同ビルディングのテナント入れ替えを進めてきたものなのでしょう。



ところで、2015/7/28エントリでセンターロードに出店をお伝えした「とり家ゑび寿」は、本日8月5日(水)にオープンしました。

■大庄ウェブサイト とり家ゑび寿武蔵小杉店
http://search.daisyo.co.jp/shop.php?shop_cd=1852

■「とり家ゑび寿武蔵小杉店」
「とり家ゑび寿武蔵小杉店」

8月5日(水)、6日(木)の2日間は、宮崎産の「若鶏焼き」など一部の看板メニューを除いてドリンク・フード半額となります。

こちらもまた、多くの人が集まりそうですね。

【関連リンク】
(エー・ピー・カンパニー関連)
エー・ピー・カンパニー 四十八漁場 店舗情報
2013/11/16エントリ 「塚田農場武蔵小杉北口店」が2013年11月28日(木)オープン、予約受付開始
2014/10/28エントリ 武蔵小杉駅南口に九州居酒屋「博多満月」11月13日(木)オープン、「北海道新得町塚田農場」12月3日(水)オープン予定

(小杉ビルディング関連)
日本商業施設株式会社 実績紹介
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2013/1/29エントリ 小杉ビルディングをドン・キホーテグループの日本商業施設が取得
2013/2/23エントリ 小杉ビルディングの三井住友銀行が東京機械製作所オフィスビルに2013年5月27日に移転
2013/5/27エントリ 「TKS武蔵小杉ビル」に「三井住友銀行武蔵小杉支店」が本日オープン
2013/11/16エントリ 「塚田農場武蔵小杉北口店」が2013年11月28日(木)オープン、予約受付開始
2014/1/20エントリ 小杉ビルディングにカラオケ店「コート・ダジュール」2店舗目、武蔵小杉北口店が2014年3月上旬オープンへ
2014/2/13エントリ 小杉ビルディングの、怒れるドコモダケ
2014/8/7エントリ ドコモショップ武蔵小杉駅前店が、2014年9月1日に武蔵小杉東急スクエア店に統合
2014/8/26エントリ グランツリー向かい側「ドコモショップ武蔵小杉店」2014年9月1日(月)オープン
2014/9/9エントリ 「北海道新得町塚田農場」が武蔵小杉駅南口・センターロード内に出店
2014/9/15エントリ 武蔵小杉駅北口の「武蔵小杉駅前交番」が2014年11月4日まで閉鎖、「デイリーヤマザキ」が9月10日閉店
2014/10/9エントリ 小杉ビルディングのデイリーヤマザキ跡地に「ファミリーマート武蔵小杉北口店」が2014年10月31日(金)オープン予定
2014/11/11エントリ 武蔵小杉駅北口の小杉ビルディングにスパニッシュバル「BALSA BALSA」、ファミリーレストラン「ガスト」が2014年12月オープン
2014/12/4エントリ 武蔵小杉駅北口・小杉ビルディングのスパニッシュバル「BALSA BALSA」12月12日オープン、ファミリーレストラン「ガスト」12月26日オープン
2014/12/19エントリ 小杉ビルディングのスパニッシュバル「BALSA BALSA」のパスタランチと、「ガスト」12月26日オープン準備中
2014/12/30エントリ 小杉ビルディングの「ガスト」が本日グランドオープン、旧ドコモショップ跡地は2分割に
2015/1/31エントリ 小杉ビルディング1階に「マツモトキヨシ」が出店決定、既存の「武蔵小杉店」が移転へ
2015/2/11エントリ 小杉ビルディング1階・マツモトキヨシ隣に「auショップ武蔵小杉北口」が2月27日移転オープン
2015/2/27エントリ 本日「東急ストア新丸子店」リニューアルオープン、「auショップ武蔵小杉北口」移転オープン
2015/5/2エントリ 小杉ビルディングに「マツモトキヨシ武蔵小杉駅北口店」がオープン、処方箋受付を4月1日開始 2015/6/29エントリ 武蔵小杉のソムリエ対決開幕。府中街道「クレフ」に続き、小杉ビルディング「ビストロランタン」本日オープン

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2015年
08月04日

武蔵小杉から強引に観る、横浜港の「神奈川新聞花火大会」

【Reporter:はつしも】

本日2015年8月4日、横浜港において「第30回神奈川新聞花火大会」が開催されました。
今回は、「武蔵小杉駅周辺の誰でも行ける場所」を条件に、同花火大会が見えるスポットを探してみました。

■神奈川新聞社 神奈川新聞花火大会
http://www.kanaloco.jp/company/event_fireworks/
 
武蔵小杉駅周辺で誰でも入れる展望スポットといえば、グランツリー武蔵小杉の「ぐらんぐりんガーデン」と武蔵小杉東急スクエアの展望スポットが頭に浮かびます。

しかしながら「ぐらんぐりんガーデン」は庭園が身長よりも高い壁に囲まれており、視界が上の方にしか向かないうえにそもそも夏季は19時までで閉園となるため除外されます。

そして武蔵小杉東急スクエアの展望スポットの場合は、横浜港との間にグランツリー武蔵小杉が立ちふさがり、4階では高さが足りず両者とも条件を満たしません。

■武蔵小杉東急スクエア5階からの神奈川新聞花火大会
武蔵小杉東急スクエア5階からの神奈川新聞花火大会 

そこで武蔵小杉東急スクエア5階の外廊下に出てみると、グランツリー武蔵小杉の向こうに少し隠れて、花火が見えました。

■中原図書館6階からの神奈川新聞花火大会
中原図書館6階からの神奈川新聞花火大会

それではもう少し高さを…ということで、中原図書館6階の窓から見ると、花火大会が完全にグランツリー武蔵小杉の奥に見えました。

ここはガラス越しですので、少々見づらくはなります。

建物から見る場合、遮蔽物の状況にもよりますが、5階~6階あたりがボーダーラインになりそうです。

となると、武蔵小杉駅周辺の「建物」に限定すると、「誰でも入れる場所」となると他にはあまり選択肢がなさそうです。

■府中街道「御幸跨線橋」からの神奈川新聞花火大会
府中街道「御幸跨線橋」からの神奈川新聞花火大会

それでは、橋梁の上からではどうかということで、やってきたのが府中街道の「御幸跨線橋」です。
ここは府中街道が横須賀線をまたぐために、跨線橋が大きな弧を描いています。

ここからは近くに大きな建物も少なく、高く上がった花火を見ることができました。

■「御幸跨線橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群
「御幸跨線橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群

この「御幸跨線橋」から反対側には、武蔵小杉の高層ビル群が見えます。
シティタワー武蔵小杉の建設工事が最高部まで達し、タワーマンションの並びにいっそう厚みが出てきましたね。

これらのタワーマンションの南側にお住まいのみなさんは、ご自宅から神奈川新聞花火大会をご覧になっていたのではないでしょうか。

タワーマンションからの花火大会をご紹介することも可能ですが、今回は「誰でも行ける場所から強引に見る」をテーマにしてみました。

■武蔵小杉から見る神奈川新聞花火大会マップ
武蔵小杉から見る神奈川新聞花火大会マップ

今回ご紹介したスポットからの、神奈川新聞花火大会までの視線を直線で表すと上記の通りになります。

これら以外にも「誰でも行ける場所」かつ「神奈川新聞花火大会が見られる場所」が武蔵小杉周辺にあるかもしれません。

やや遠方の花火大会に足をのばさず、地元の観覧スポットを探してみるのもなかなか面白いものです。

【関連リンク】
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2014/8/23エントリ 等々力緑地北側の河川敷で観る、川崎市制90周年記念多摩川花火大会

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2015年
08月03日

武蔵小杉周辺で、変わりゆく社宅をめぐる。「横浜ゴム小杉寮」建替え、「JFE」大規模社宅2棟を積水ハウスのマンションに転換

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺は、都心への交通利便性に比して都内よりは土地も安いことから、大企業の社宅が多数立地していました。
近年は福利厚生施設が縮小・廃止される傾向が強く、その跡地が売却されてマンションなどに建て替えられるケースが多くなってきました。

このたび、「横浜ゴム小杉寮」が建て替えられることになったほか、JFEの大規模社宅2棟が積水ハウスのマンションに転換されることになりました。
このあたりの動きも含めて、周辺地域の社宅・旧社宅を巡っていきたいと思います。

■武蔵小杉周辺の社宅動向マップ
武蔵小杉周辺の社宅動向マップ

こちらは、武蔵小杉周辺の社宅のうち、近年動きのあったものを中心に掲載したマップです。
主に東横線西側の住宅街に、大企業の社宅が多数立地していたことがわかります。

マップにお示ししたとおり、これらの多くがマンション等に転換されてきています。

■今井西町周辺の社宅動向マップ(拡大)
今井西町周辺の社宅動向マップ(拡大)

それではまず、今井西町周辺から見ていきましょう。

■「横浜ゴム小杉寮」
「横浜ゴム小杉寮」

最初にご紹介するのは、今井西町の「横浜ゴム小杉寮」です。
この社宅は廃止されず、このたび新たに建て替えられることになりました。

■「横浜ゴム小杉寮」建て替えの事業計画のお知らせ
「横浜ゴム小杉寮」建て替えの事業計画のお知らせ

現地では、社宅建て替えの事業計画のお知らせが掲示されています。
建物は現在と変わらず5階建てで、2017年3月に完成を予定しています。

■「横浜ゴム小杉寮」の看板
「横浜ゴム小杉寮」の看板

■「横浜ゴム小杉寮」の駐車場
「横浜ゴム小杉寮」の駐車場

最近の社宅は、明確に社名を出さないところも増えてきました。
「横浜ゴム小杉寮」はご覧の通り立派な看板が出ていまして、駐車場スペースは昔テニスコートだったようにも見えます。

昔ながらの社宅という風情ですが、これが建て替えで生まれ変わることになります。

■三菱商事社宅をリノベーションした「レシオン武蔵小杉」
三菱商事社宅をリノベーションした

「横浜ゴム小杉寮」の隣には、低層の大規模マンション「レシオン武蔵小杉」があります。
これは実はかつては三菱商事の社宅だったものをリノベーションして、分譲マンションに転換した物件です。同社宅は建物自体のグレードが高く、リノベーションにより一定以上の資産価値を維持して分譲が行われました。

敷地内に余裕があり、緑も多いのが特徴です。

三菱商事の社宅の子弟は帰国子女が多く、同社宅などを学区内に持つ今井小学校は教育レベルが高いということで、「今井小学校学区」というのが周辺の分譲マンションのセールスポイントにもなっていました。
「レシオン武蔵小杉」は、この地域の歴史の一つを残す物件といえるかもしれません。

■NEC西町アパート・西町寮
NEC西町アパート・西町寮

■NEC社宅の半分を売却して分譲された「ガーデンズコート武蔵小杉」
NEC社宅の半分を売却して分譲された「ガーデンズコート武蔵小杉」

今井西町には、さらにNECの大規模な社宅群があります。
こちらはそのうち約半分の敷地が売却され、三井不動産レジデンシャルの「ガーデンズコート武蔵小杉」として2006年に分譲されました。

またこれにともなって一部区画がガーデンズコート隣接の提供公園「今井西町けやき公園」になっています。

これが先ほどの「レシオン武蔵小杉」のはす向かいで、今井西町はかつては社宅がかなり集中して立地していたことがわかります。



■元住吉周辺の社宅動向マップ(拡大)
元住吉周辺の社宅動向マップ

続いて先ほどのマップに沿って、元住吉方面に移動していきます。
こちらでは商店街の北側にあった「JFEグループ」の大規模社宅2棟が、このたび積水ハウスのマンションに転換されることになりました。

■南側・えばらやがあった「JFEパシオーネ元住吉」
南側・えばらやヴェルがあた「JFEパシオーネ元住吉」

「JFEパシオーネ元住吉」

北側「JFEビラージュもとすみ」
北側「JFEビラージュもとすみ」

北側「JFEビラージュもとすみ」

元住吉のJFE寮は、「JFEパシオーネ元住吉」「JFEビラージュもとすみ」の南北2棟に分かれています。
このうち南側の「JFEパシオーネ」の商店街側には、かつて食品スーパー「えばらやヴェル」が出店していましたがすでに閉店済みです。

■JFE社宅跡地の「事業計画の構想の概要」
JFE社宅跡地の「事業計画の構想の概要」

■土地利用の計画図
土地利用の計画図

現地にはJFE社宅跡地の事業計画、土地利用の計画図が掲示されています。
南側が8階建て、北側が5階建てのマンションとなり、完成は2017年12月を予定しています。

■旧三菱ふそう社宅「プラウドシティ元住吉」
旧三菱ふそう社宅「プラウドシティ元住吉」

そしてJFE社宅のすぐ北側には、大規模マンション「プラウドシティ元住吉」があります。
こちらは2011/3/22エントリでお伝えしたとおり、かつては「三菱ふそうトラック・バス」の社宅でした。

■解体前の三菱ふそう社宅
解体前の三菱ふそう社宅

こちらは、当時ご紹介した解体前の社宅です。

こうしてみると、NEC西町アパートや、かつてのJX日鉱日石エネルギー社宅など、昔の社宅は大体似通った外見をしているものですね。

■ツインタワーマンションに転換されるJX日鉱日石エネルギー社宅(解体前)
ツインタワーマンションに転換されるJX日鉱日石エネルギー社宅跡地(解体前)

また、武蔵小杉周辺では東京機械製作所玉川製造所の移転により、同社の社宅もすべて売却されました。
売却後の跡地は、戸建て住宅やオフィスビルへと転換されています。

■小杉御殿町の「東京機械製作所新生寮」(当時)
小杉御殿町の「東京機械製作所新生寮」(当時)

■「新生寮」跡地の戸建て住宅(現在)
「新生寮」跡地の戸建て住宅(現在)

■武蔵小杉駅東口の「東京機械製作所新丸子社宅」(当時)
「武蔵小杉駅東口の「東京機械製作所新丸子社宅」(当時)

■「新丸子社宅」跡地の「KDX武蔵小杉ビル」(現在)
「新丸子社宅」跡地の「KDX武蔵小杉ビル」(現在)

福利厚生施設の転換ということでは、東京銀行のグラウンド跡地に建設された「パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー」「パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」も当てはまりますね。

今回ピックアップした以外にも、まだ武蔵小杉周辺には社宅が多数残されています。
築年数が経過した物件もありますので、今後も徐々に用途転換や建て替えなどが進められていくことでしょう。

【関連リンク】
2011/3/22エントリ 井田三舞町の三菱ふそう社宅跡地に大規模マンション建設へ
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