武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2009年
08月01日

多摩川クラシコの等々力陸上競技場から

hatsushimo.gif

本日、川崎フロンターレ対FC東京のJリーグ公式戦、通称「多摩川
クラシコ」
が開催されまして、等々力陸上競技場で観戦してきました。

■南部沿線道路の多摩川クラシコフラッグ
南部沿線道路の多摩川クラシコフラッグ

南部沿線道路には、多摩川クラシコの開催を告げるフラッグが設置
されていました。普通のフロンターレのフラッグもあるのですが、多摩
川クラシコの場合は特別バージョンになっています。

■等々力陸上競技場から見るパークシティ武蔵小杉
等々力陸上競技場から見えるパークシティ武蔵小杉

等々力陸上競技場のスタンド内からは、武蔵小杉再開発ビル群が
いくつか見えるのですが、パークシティ武蔵小杉はひときわ高い
ためによく見えました。

■等々力緑地の釣池
等々力緑地の釣池

ついついサッカーの試合以外のことにも注目してしまうのですが、
スタジアムからは裏手の釣池もよく見えました。地上から見たときに、
どうも全体の形がよくわからないな、と以前から思っていたものです
から、ちょっと高いところから見えて思わずシャッターを切りました。
釣池の写真など撮っていたのは私だけではないかと思いますが・・・。

・・・で、多摩川クラシコですが、フロンターレは劇的な勝利をおさめ
ました!
 1-1のままドローと思われた終了間際、谷口選手が右足で
ゴールを決めまして、大変盛り上がりました。
スタジアムをブルーで埋め尽くしたサポーターの皆さんも、非常に
熱かった
ですね。いや、まさにこれぞホームという感じです。

■川崎フロンターレ公式サイト ゲーム記録・速報
http://www.frontale.co.jp/goto_game/2009/j_league1/20.html

■川崎フロンターレサポーター
フロンターレサポーター

スタンドを埋め尽くした青、青、青・・・ということで、21,379人の大入り
でした(収容25,000人)。陸上競技場のトラックの外側もブルーで
塗装されています。
写真のエリアはサポーター席で、最も一体感を出してアクティブに
声援を送るシートですね。

なお、今回はエアーツアー(※2009/5/2エントリ参照)ではありません
ので、念のため(笑)。たまたまチケットを頂戴して観戦したものですが、
非常にいい試合を観ることができました。ありがとうございました。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 公式ウェブサイト
2009/5/2エントリ 調布まで1泊2日。海と空翔けるフロンターレ応援ツアー
2009/6/11エントリ 武蔵小杉駅北口のフロンターレカラー

Comment(0)

2009年
07月26日

プール開きとヤゴレスキュー

karejishi.gif

武蔵小杉でも各学校は夏休みに入りました。
夏休み・・・といえばプールですが、6月の始めごろ、各地の小学校で
夏に向けたプール開きの準備が行われています。冬の間に溜まった
落ち葉などのゴミを掃除して、プールを使えるようにするのですが、
このときプールの中にたくさんの生き物がいます。その代表格がヤゴ
(トンボの幼虫)
です。

■小学校のプール
小学校のプール

小学校のプール

トンボの成虫は川や水溜りなどの水中に卵を産み落としますが、
プールの中にもたくさんの卵を産みその幼虫が育ってきた、という
わけです。しかしヤゴが成虫に羽化する時期は6月の終わりから7月
にかけてなので若干間に合いません。
このままでは下水道に流され
てしまい、運よく生き残れたとしても下水管の中では飛び立てないで
しょう。

そこでこのヤゴたちを救おう!と登場するのがヤゴレスキュー隊です。
子供達がプールに飛び込み、下水管に流される前にヤゴたちを捕まえ
ます。この取り組みは全国各地の小学校で実施されており、低学年~
中学年が担当することが多いようです。ここ武蔵小杉周辺の地域の
小学校でも同様の取り組みが行われた模様
です。

武蔵小杉周辺はもともと多摩川二ヶ領用水などの自然に恵まれ
水辺の生き物もたくさん生息しています。子供達がザリガニをとる姿
などはよく見かけますね。しかし野生のヤゴを川で捕獲するのは
容易ではない
ので、子供達にとっては貴重な経験になることでしょう。

さて捕まえたヤゴを川に逃がすのか、学校で飼育するのか、または
各自で持ち帰って育てるのかは、各学校の方針により異なるようです。

■水槽の中のヤゴ
水槽の中のヤゴ

ヤゴの育て方はネットで調べるとすぐ見つけられますが、基本的に
あまり手間のかからない生き物のようです。まあ、あの濁ったプール
の中で育ってきた生き物ですから生命力は強そうですね。エサは
アカムシ、ボウフラ、イトミミズなどの生きたエサがよいみたいです。
武蔵小杉周辺でも南武沿線道路沿いの釣具屋さんなどで売って
います。

■アカムシ(これで105円)
アカムシ(これで105円)

ヤゴは何度か脱皮を繰り返した後、最終的には羽化してトンボに
なります
が、この時自ら登ってきて羽化するための枝(止まり木)が
必要になります。割り箸を継ぎ足したり、ちょっと長めの枝を取って
くるなどして立てかけておくとよいでしょう。

■ヤゴの抜け殻
ヤゴの抜け殻

6月の終わりから7月ごろにかけて、ヤゴがエサをあまり食べなくなり、
時折水面近くに上がってきて上をのぞくような仕草を始めたらまもなく
羽化のサイン
です。ヤゴは夜暗くなってから羽化を始め、明け方には
飛び立ってしまいますので、トンボが見たい場合は、夜そっと観察しに
行くか、水槽を部屋の中に移しておくとよい
でしょう。

■羽化している最中のヤゴ
羽化している最中のヤゴ

■羽化直後のトンボ
羽化直後のトンボ

■トンボの成虫
トンボの成虫

梅雨が明けて多摩川の川べりでもトンボが飛び交う姿が目立つように
なってきました。子供達の育てたトンボもやがて川に帰り、武蔵小杉の
自然を育んでいくことになるのでしょう。

■多摩川(丸子橋と武蔵小杉の高層ビル群)
多摩川(丸子橋と武蔵小杉の高層ビル群)

【関連リンク】
川崎市公式ウェブサイト 環境情報 今年もプールのヤゴを助けました!
HEARTYなひとり暮らし ヤゴレスキュー
トンボ&とんぼ ヤゴの飼い方・育て方

Comment(1)

2009年
07月04日

多摩川河川敷の、ある晴れた日

hatsushimo.gif

2009/7/2エントリにおいて丸子橋を取り上げましたが、今回は丸子
橋付近の多摩川河川敷に来ています。

■丸子橋から見る多摩川
丸子橋から見る多摩川

こちらは丸子橋から見た多摩川です。この付近では東京都大田区
側(写真右)にはほとんど河川敷が存在せず、川崎市中原区側(写
真左)に河川敷が広がっています。
前方に見える橋は、東横線・目黒線の橋梁です。

■丸子橋から見る多摩川河川敷
丸子橋から見る多摩川河川敷

川崎市中原区側の河川敷に視線を移してみると、現在、きれいに
芝生が養生されています。

■芝生養生中
芝生養生中

丸子橋から河川敷に降りてみると、広場がオレンジ色のネットで入れ
ないようになっており、上記の通り「芝生養生中」の掲示があります。
現在、多摩川河川敷では段階的に整備が進められているようです。

■バーベキュー禁止
バーベキュー禁止

河川敷といえばバーベキュー・・・な感じですが、ここでは禁止になっ
ていますのでご注意ください。

■多摩川河川敷の水道
多摩川河川敷の水道

■多摩川河川敷のトイレ
多摩川河川敷のトイレ

一方、この広場には水道やトイレが設置されており、公園としての
設備が整っています。

■多摩川河川敷から見る丸子橋
多摩川河川敷から見る丸子橋

「バーベキュー禁止」の写真でも奥に写っていますが、丸子橋を
河川敷から見上げたところ
です。下から見てみると、また違った
印象があります。

■東横線・目黒線の橋梁
東横線・目黒線の橋梁

一方、こちらは東横線・目黒線の橋梁です。写真に写っているのは
日比谷線直通の下り電車です。

■多摩川サイクリングロード
多摩川サイクリングロード

河川敷から堤防の上にのぼると、多摩川サイクリングロードがあり
ます。ここを颯爽とスポーツサイクルで走る方も多いですね。

このサイクリングロードは東京都側・川崎市側いずれにも整備され
ているのですが、特に東京都側ですと武蔵小杉再開発ビル群が
よく見える
ようです。

■パークシティ武蔵小杉~The Gateway of Musashikosugi~
http://blog.goo.ne.jp/tatsuno2006/e/fb3f20def5fe085a6881a29fd7ce8ec6

上記ブログはパークシティ武蔵小杉にお住まいの方が多摩川サイク
リングをされた記事ですが、非常にきれいに武蔵小杉の再開発ビルを
撮影されています。角度によってビルが重なったりして、見え方が
違います。

■ワンちゃんとお散歩
ワンちゃんとお散歩

堤防の斜面には、ワンちゃんを連れてお散歩中の方がしばし休憩
されていたり、なんとなくゆっくり時間が流れているようでした。

多摩川河川敷に何がある、というわけではないのですが、気候が
良ければなかなか良い場所だと思います。お散歩やサイクリングの
他、グラウンドとして少年サッカーの練習場などにも利用されている
ようです。

■Webなかはらっぱ 多摩ジュニアサッカークラブ
http://nakahara.genki365.net/gnkn04/pub/sheet.php?id=6220

■FC中原公式ウェブサイト

http://fcnakahara.ddo.jp/

多摩川河川敷は川崎市のシンボルとして、まちづくりの一環として
景観の維持や多導線の整備も検討されています。ある程度年月の
かかることとなのでしょうが、市民の憩いの場として利用しやすい
場所になれば良いと思います。

・・・ある晴れた日の、多摩川河川敷レポートでした。

【関連リンク】
川崎市まちづくり局 多摩川景観形成ガイドライン
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 多摩川緑地
2007/6/26エントリ 多摩川景観形成ガイドライン
2008/8/29エントリ 多摩川増水
2009/5/30エントリ 丸子橋公園の「初代丸子橋親柱」
2009/7/2エントリ 丸子橋で、都県境に立つ

Comment(0)

2009年
07月03日

「たんぽぽのはら保育園」中原平和公園隣接で10月16日開園

hatsushimo.gif

先日コメントで情報いただきました通り、中原平和公園に隣接した
「(仮称)元住吉駅周辺保育所」が、「たんぽぽのはら保育園」として
2009年10月16日に開園予定であることが公表されました。

■川崎市公式ウェブサイト たんぽぽのはら保育園の概要
http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info2169/file1.pdf

この保育園は、当初2009年4月開園予定でしたが、周辺の反対運動
により計画が遅れていました。細かな事情は分かりませんが、とりあ
えず無事に開園にこぎつけることができそうで、良かったです。

■たんぽぽのはら保育園(綱島街道側)
たんぽぽのはら保育園

現地では、現在開園に向けて鋭意工事中の状態です。前掲のリンク
にも記載の通り、鉄骨造2階建ての建物になる予定です。写真右側が
マンション、左側が中原平和公園、建物の裏手は市ノ坪中村通公園
です。

■たんぽぽのはら保育園の入口
たんぽぽのはら保育園の入口

正面から工事中の建物を見たところですが、現在はまだ鉄骨が組み
あがっているだけの段階です。綱島街道の歩道から建物までは4,5
メートルくらいでしょうか。

■たんぽぽのはら保育園(裏手)
たんぽぽのはら保育園(裏手)

こちらは保育園の裏手、市ノ坪中村通り公園側から工事中の建物を
見たところです。
こちら側から見ても、建物は敷地一杯に建っていますので、やはり
園庭は隣接する中原平和公園や市ノ坪中村通公園を活用するの
ではないかと思います。

園庭のない保育所ですと、場所の確保に苦心するケースもあります
が、このロケーションですと困ることはなさそうですね。移動中の
安全確保にも神経をつかいますので、近場の方が何かと便利かと
思います。

4月に120名定員で開園した「茶々いまい保育園」に続いての開園で、
定員は90名となります。周辺のニーズをどのくらい吸収できるかは
わかりませんが、この開園を待望していた方もいらっしゃることと思い
ます。

■茶々いまい保育園(今井仲町)
茶々いまい保育園

【関連リンク】
川崎市 保育緊急5か年計画
武蔵小杉ライフ:生活情報:保育園・幼稚園
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 中原平和公園
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 市ノ坪中村通公園
2008/11/2エントリ 武蔵小杉周辺の保育所新設の進捗
2009/4/18エントリ 「茶々いまい保育園」今井仲町に開園

Comment(9)

2009年
07月02日

丸子橋で、都県境に立つ

hatsushimo.gif

2009/5/30エントリで丸子橋公園の「初代丸子橋親柱」をご紹介し
ましたが、今回は現在の丸子橋を見てみたいと思います。

■丸子橋
丸子橋

ここは丸子橋の中原区側の上り口で、道路標識によると、五反田
まで8Km、桜田門まで16km
と表示されています。
武蔵小杉は、山手線から10km圏内だったのですね。

■丸子橋の歩道
丸子橋の歩道

丸子橋で結ばれる中原街道は幹線道路ですが、丸子橋を徒歩で
渡る人影はあまり多くありません。中原区側にも大田区側にもこれ
といって多摩川を歩いて渡るような集客施設がないからで、大抵は
車で都心との行き来をしているのではないかと思います。

多摩川の土手がありますので、ジョギングをしている方を見かける
ことが多いですね。

■神奈川県-東京都の都県境
神奈川県-東京都の都県境

丸子橋のやや大田区寄りに、神奈川県と東京都の都県境があり、
標識が設置されています。特段標識以上の趣向はないのですが、
今回の私の目的地は一応これでした。
なぜ、人は境界線を確認したくなるのでしょうか。「いや、あなただけ
じゃないの?」
と言われるかもしれませんが・・・。

丸子橋ではないですが、登山すると3県境があったりするんですよ
ね。子どもの頃そこに立って、喜んだものでした。

・・・というわけで、ここまで到達して、ごくごく個人的に満足して帰っ
わけなのです。

■丸子橋から見る武蔵小杉の高層ビル群
丸子橋から見る武蔵小杉の高層ビル群

都県境からの帰り道、丸子橋から武蔵小杉の高層ビル群が見えま
す。パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーがひときわ高いですね。
超高層以外のレジデンス・ザ・武蔵小杉シティハウス武蔵小杉
はっきりと確認でき、これも十分高層なマンションであることがわか
ります。

この丸子橋、とりわけお勧めなスポットというわけではありませんの
で、物好きな方でなければ今回のレポートをご覧になれば十分かと
思います。
ただ、冬の時期はここから富士山が見えることがありますので、き
れいです。武蔵小杉の街中ですと建物の影で見えないことが多く
(前掲の高層マンション群の西側高層部などからはよく見えますが)、
このような開けた場所は貴重なんですよね。

また後日、多摩川の河川敷についても取り上げてみたいと思います。

【関連リンク】
2009/5/30エントリ 丸子橋公園の「初代丸子橋親柱」

Comment(0)

2009年
06月22日

ラゾーナ川崎プラザで買う「堂島ロール」と「ぼくのプリン」

hatsushimo.gif

先日、ラゾーナ川崎プラザで評判の「堂島ロール」を食べてみました。
「堂島ロール」とは、大阪市北区堂島浜の名店、「パティシュリー・
モンシュシュ」
の作るロールケーキです。
「パティスリー・モンシュシュ」が大阪から関東に進出するにあたり、
初出店となったのがラゾーナ川崎プラザで、「Travel Cafe」との
コラボレーション店舗でした。その後日本橋や銀座の三越、渋谷の
東急本店などにも店舗を展開しています。

■パティシュリー・モンシュシュ 公式ウェブサイト
http://www.mon-chouchou.com/lazona.html

■堂島ロールのケース
堂島ロールのケース

堂島ロールはいつも人気で、オープン当時は整理券を配っていま
した。現在では整理券はなくなっていますが、販売時間には行列が
できる状態です。
販売時間は大体2時間おきに一定本数が販売されるかたちで、1日の
販売回数を以前より増やしているようです。
(オープン後何度か変更されているようですので、直近の販売時間は
直接ご確認ください)

■「堂島ロール」
堂島ロール

堂島ロールは、ふんわりしたロール生地に生クリームがたっぷり。
食べてみると・・・上質な生クリームで、甘くておいしいです。とにかく
生クリーム、というシンプルな味ですが、人気が出るのもわかります。

■「ぼくのプリン」
ぼくのプリン

モンシュシュでもうひとついただいたのが、「ぼくのプリン」。こちらも
人気商品です。

■「ぼくのプリン」の生クリーム
「ぼくのプリン」の生クリーム

プリンの上にのっているのは、これまた生クリーム。プリンがかなり
濃厚な卵の味わい
で、ふんわり空気の入った生クリームと一緒に
食べると、甘党の私にはたまらない味になります。

ラゾーナ川崎プラザができたとき、「関東に堂島ロールが来る!」
いうことで話題になりました。現在でもラゾーナの一番人気ではない
かと思いますが、こういった求心力のあるお店を引っ張ってこられた
ところにもラゾーナ成功の理由があるのでしょう。

そういう点では、ラゾーナ効果を吸収すべく、川崎駅ビル「川崎BE」
が5月にリニューアルし、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」ができま
した。こちらもまだ日本に8店舗しかないブランドで、おいしいと話題に
(これまた甘いお菓子ですが)なっています。

シネコン観客動員トップクラスのチネチッタもありますし、川崎駅は
結構商業的に成功をおさめつつあるように思います。

【関連リンク】
モンシュシュ 公式ウェブサイト
クリスピー・クリーム・ドーナツ 公式ウェブサイト
チネチッタ 公式ウェブサイト
ラゾーナ川崎プラザ 公式ウェブサイト
2008/3/4エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(前編)
2008/3/5エントリ バスに乗って、ラゾーナへ(後編)
2008/11/29エントリ ラゾーナで食べる「佐世保バーガー」

Comment(0)

2009年
05月30日

丸子橋公園の「初代丸子橋親柱」

hatsushimo.gif

中原街道・綱島街道を北上すると、2つの街道が合流した先に多摩
川を渡る丸子橋があります。これは中原区と東京都大田区を結ぶ
重要な橋であることはご存知の通りですが、この橋梁の高架下には
「丸子橋公園」という公園があります。

■丸子橋公園
丸子橋公園

この丸子橋公園、面積は1,415㎡とそこそこあるのですが、遊具等
は設置されず、広場という感じです。

■丸子橋公園のベンチと・・・
丸子橋公園のベンチと・・・

設備といえば唯一ベンチのようなものが設置されているのですが、
その奥の植え込みの中に少々気になる石造りの物体がありました。

■丸子橋親柱
丸子橋親柱

これは、よく見てみると隣に由来が書いてあり、「初代 丸子橋親柱」
というものでした。1934年に丸子橋が建設された際の橋の一部を
保存してあったのです。

ここに記載されている由来によると、丸子橋の開通は1935年5月で、
アーチ型の美しい形状だったようです。現在の丸子橋にもその景観
イメージは継承されているとのことでした。

■現在の丸子橋と親柱
現在の丸子橋と親柱

これは現在の丸子橋ですが、手前に「丸子橋」という銘が見えるのが
親柱ですね。丸子橋公園に保存されている親柱が、かつてこの位置
にあったのではないかと思います。

この親柱は、中原区側だけでなく、東京都大田区側にも保存されて
いまして、ブログ記事もありました。

■世田谷 玉川村名所物語 初代丸子橋の親柱
http://marukokawa.exblog.jp/2558336/

上記ブログ記事の写真を参照しますと、当然ですが形状は同じです
ね。東京都大田区側には2つ保存されているようですが、そういえば
両側に2つずつ親柱はあるはずです。丸子橋公園には中原区側の
もうひとつの親柱
は見当たらなかったのですが、こちらではひとつし
か保存されていないのかもしれません。調べた範囲では、もうひとつ
の親柱のゆくえはわかりませんでした。

武蔵小杉ライフ:生活情報:公園では、武蔵小杉駅周辺の公園、公開
空地をカバーしうる限り掲載しています。現在78件掲載されているの
ですが、まだ未掲載の公園も存在しています。
丸子橋公園も本エントリと同時に新規掲載を行ったものですが、小さな
ことでも新しい発見があったりします。

現在の丸子橋と多摩川河川敷については、またもう一度取り上げて
みたいと思います。

※追記
やまさんからコメントいただきまして、橋脚に書かれている絵柄から
「ドラえもん公園」と通称されているとのことでした。1枚目の写真です
と小さくて判別しづらいので、拡大写真を追加しておきます。
・・・ちょっとファンキーなドラえもんですね。

■橋脚のドラえもんの絵
橋脚のドラえもんの絵

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 丸子橋公園

Comment(2)

2009年
05月21日

島忠市ノ坪店跡地をゴールドクレストが買収

hatsushimo.gif

2008/9/7エントリにおいて、島忠市ノ坪店の閉店を取り上げましたが、
その後同店舗の跡地をゴールドクレストが買収していることがわかり
ました。
この用地買収は、2009年1月30日に完了しているもので、ゴールド
クレストによるマンション開発が行われるものと思われます。

■島忠市ノ坪店跡地
島忠市ノ坪店跡地

すでに島忠市ノ坪店の取り壊しはほぼ完了している状態で、更地に
なっています。

また、この敷地に加えて、この後背地にあたる株式会社ケーヒン川崎
工場も2010年9月に閉鎖
されることが最近リリース開示されていま
した。

■株式会社ケーヒン 業務効率向上のための事業所再編について
http://www.keihin-corp.co.jp/pressrelease/pdf/
2009/090428_1.pdf


■ケーヒン川崎工場
ケーヒン川崎工場

さて、島忠市ノ坪店とケーヒン川崎工場の位置関係をマップで確認
してみましょう。

■島忠市ノ坪店跡地とケーヒン川崎工場 広域マップ
島忠市ノ坪店跡地とケーヒン川崎工場 広域マップ

■島忠市ノ坪店跡地とケーヒン川崎工場 拡大マップ
島忠市ノ坪店跡地とケーヒン川崎工場 拡大マップ

上記の通り、新幹線・横須賀線・府中街道が交わる三角地帯に大きく
広がる土地であることがわかります。

ケーヒン川崎工場が閉鎖される2010年9月はまだ1年以上先ですが、
島忠市ノ坪店とあわせての土地利用が行われる可能性もあるのでは
ないでしょうか。双方の敷地が一体となればかなり広いものになります。

その場合は、ゴールドクレストがさらにケーヒン川崎工場の土地も
買収する必要があります。ただし、敷地の北端は新幹線と横須賀線の
合流地点に近づき、両サイドに線路が迫ってくるかたちになり、住宅
好適地とはいいにくい場所にあたります。
敷地全体をマンションにする場合、北側は駐車場になる可能性が高い
のでしょうが・・・。

■ケーヒン川崎工場(左)とその他の工場群(右)
ケーヒン川崎工場(左)とその他の工場群(右)

また、三角地帯の右側には上記写真の通り既存の工場群もあり、
基本的には工業地帯ということになるのでしょう。

いずれにせよ、島忠市ノ坪店跡地とケーヒン川崎工場の敷地がまと
まるというのはただの可能性の話で、現時点ではケーヒンの土地は
どこにも売却されていません。

とりあえずは島忠市ノ坪店の跡地はマンションになるのでしょうが、
引き続きケーヒン川崎工場とゴールドクレストの動向をウォッチして
おきたいと思います。

【関連リンク】
株式会社ゴールドクレスト 公式ウェブサイト
株式会社島忠 公式ウェブサイト
株式会社ケーヒン 公式ウェブサイト
2008/9/7エントリ 島忠市ノ坪店閉店

Comment(0)

2009年
05月20日

等々力緑地の竹林で、許されざる・・・

hatsushimo.gif

等々力緑地の南側に、竹林があります。それほど大きなものでは
ないのですが、道路沿いにあるために通ったことのある方もいらっ
しゃると思います。

等々力緑地の竹林

竹林は涼しげな感じがして好きなのですが、先日この竹林で見かけ
たものは・・・。

■竹の子とらないで下さい。
竹の子とらないで下さい。

「竹の子とらないで下さい。」という看板でした。
・・・竹林ですから竹の子がたくさん生えてくると思いますが、公有財
産ということで採ってははいけないのでしょうね。

看板はまだまだありまして、

■警察に通報します。
警察に通報します。

警察に通報します。

「警察に通報します。」ということで、だんだん穏やかではなくなって
きました。どうやら、竹の子泥棒に悩まされているようです。竹の子
泥棒って、やっぱり夜に出没するのでしょうか? それとも、昼間に
普通に採取していたりするのでしょうかね。

公園管理事務所との熱い攻防が繰り広げられていたりは・・・しないと
思いますが、看板から切実なオーラを感じました。

でも、土から採った竹の子って、料理の下ごしらえが結構大変です
よね。掘ってからすぐにやっておかないと、アクが強くなってしまい
ますし。
普段スーパーで買うような竹の子は、下ごしらえがしてあるので
ラクチンですが・・・。

それでもここで竹の子を採っていくのは、採れたての竹の子を食べ
たい竹の子好きの方なのか、それとも自給自足生活をしている方
でしょうか。それとも・・・。

そんなことをつらつらと考えながら、帰途についたのでした。

【関連リンク】
川崎市公式ウェブサイト 川崎市施設案内 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地

Comment(1)

2009年
05月02日

調布まで1泊2日。海と空翔けるフロンターレ応援ツアー

hatsushimo.gif

「エル・クラシコ」といえばスペイン語で「伝統の一戦」という意味で、
サッカー界においてはリーガ・エスパニョーラの雄、レアル・マドリー
ドとFCバルセロナの試合
のことを意味します。
Jリーグの川崎フロンターレ(等々力陸上競技場)とFC東京(味の素
スタジアム)の試合
も、本場エル・クラシコに習って、リーグを盛り上
げるために多摩川を挟んだライバル同士ということで、「多摩川クラ
シコ」
という名前を冠しています。

■等々力陸上競技場と味の素スタジアム
等々力陸上競技場と味の素スタジアム

来る5月24日(日)に、この多摩川クラシコが、調布市の味の素スタ
ジアム
で開催されます。フロンターレにとってはアウェイとなるもの
ですが、この試合には応援ツアーが組まれています。

応援ツアーはごく当たり前のものなので、特段注意を引かれなかっ
たのですが、旅程が気になりました。

「横浜→(1泊2日)→調布→試合観戦」

・・・は? どこで1泊?

首をかしげて詳しく旅程を確認してみると、以下の通りでした。

■多摩川クラシコエアーツアー 参加者募集のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2009/0428_1.html

■多摩川クラシコエアーツアー 旅程マップ
多摩川クラシコエアーツアー 旅程マップ

■多摩川クラシコエアーツアー 旅程
●5/23(土)
横浜大桟橋(22:45集合、23:30発)===(東海汽船 大型客船
2等和室 ※船中泊)===
●5/24(日)
伊豆大島(6:00頃着) === 御神火温泉にて入浴休憩(6:30~
8:30頃) === 大島観光協会様ご提供ミニ島内ツアーとランチ
(8:30~11:30頃) === 大島空港(12:20発、N.C.A104) ===
調布空港(12:45頃着) === 車にて送迎 === 味の素スタ
ジアム(13:00頃着 →試合観戦)

■多摩川クラシコエアーツアーのコンセプト(オフィシャルサイトより)
昨年行われた第13、14回多摩川クラシコに連敗し、背水の陣での
ぞむ第15回多摩川クラシコは味の素スタジアムで行われるアウェイ
ゲーム。JR南武線車内が多摩川クラシコ一色に装飾された「多摩川
クラシコ電車」
、そして多摩川を渡し舟でわたる「船ツアー」など、陸、
川を制して乗り込んだアウェイゲームでは勝利を収めているフロン
ターレ。そこで今回お送りするツアーは、陸・川に続く第三弾『味スタ
に飛行機で乗り込め!アウェイエアーツアー』
を下記の行程にて開催
致します。東京の制空権はフロンターレがいただきます!


・・・なるほど。
一応納得いたしました。これはかなり・・・フロンターレLOVEな企画
あります。
味の素スタジアムの近くには調布飛行場がある。ならば、そこに飛行
機で乗り込もう。等々力には飛行場がないので、伊豆大島から飛び
立ってやろうじゃないかと。
・・・わかります。

オフィシャルサイトにも記載がありますが、このツアーには難点が
あります。

■難点1 史上最小のツアー人数
飛行機の搭乗定員の都合上、17名前後しか参加できません。
(性別、大人・子どもの別によって人数が多少変動します)

■難点2 飛行機が欠航すると試合観戦が不可能
大島からの飛行機が欠航となった場合はジェット船で帰りますが、
こちらも欠航や満席の場合、当日中に大島から離れることができま
せん。

その場合は斡旋された宿に自費で宿泊となります。
また、ジェット船にて当日中に帰れた場合でも、試合は観戦できま
せん。


オフィシャルサイトによると、「この2つの大きな難点をご理解・ご了
承頂ける心の広い方・ノリのいい方の参加をお待ちしています!!」

のことです。

17名を超えると抽選になりますが、・・・でもこれ、結構集まるんでし
ょうね。熱いサポーターの皆さんが意気揚々と、調布とは反対側の
伊豆大島に向かっていく様子が目に浮かぶようです。
このツアーの申し込みは5月6日(水)までとなっており、詳細は前掲
URLを参照ください。

前シーズンは堂々の2位という結果を残したフロンターレ、今季の
活躍も期待されるところです。

■ふろん太くん
ふろん太くん

【関連リンク】
川崎フロンターレ 公式ウェブサイト

Comment(0)