【Reporter:はつしも】
本日、相鉄線がJR武蔵小杉駅を経由して渋谷・新宿方面に直通する「相鉄・JR直通線」が開業しました。
JR武蔵小杉駅に相鉄線の新型車両「12000系」が入線し、駅構内の各種案内表示も直通対応に切り替えられました。
■相鉄・JR直通線の路線図
※相模鉄道リリース資料より
相模鉄道が運行する相鉄線(相鉄本線)は、従来横浜駅を始発・終着とする私鉄でした。
神奈川県の私鉄としてはごく順当なルートといえますが、「東京都心方面への直通」が同社の長年の悲願でありました。
今回開業した「相鉄・JR直通線」は、海老名・湘南台方面から二俣川・西谷までは従来の相鉄線のルートを通りますが、そこから横浜駅に向かわず、新駅「羽沢横浜国大駅」からJR線を経由して武蔵小杉駅に停車します。
そののちは湘南新宿ライン同様に大崎・恵比寿・渋谷・新宿方面に直通運転を行い、一部列車は埼京線・川越方面まで直通することになりmす。
■相鉄・JR直通線が運行開始されたJR武蔵小杉駅
■JR武蔵小杉駅の運賃案内
JR武蔵小杉駅のきっぷ売場では、運賃案内が更新されていました。
武蔵小杉駅と羽沢横浜国大駅は、1駅ですが駅間は15分もありまして、運賃310円です。
一方、下部に見える鶴見駅が170円であることに疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
これは、相鉄・JR直通線が途中経由するJRの線路の途上に鶴見駅があるからです。
ちなみに武蔵小杉駅の手前では新川崎も通過しますので、
羽沢横浜国大駅(310円)⇒鶴見駅(170円)⇒新川崎駅(140円)⇒武蔵小杉駅
このような位置関係でひとつの路線上に各駅が並んでいて、距離に応じて運賃が設定されているというわけです。
上記の運賃案内の表記ですと、このような関係を読み取るのは難しいですね。
■駅構内の案内表示
駅のコンコースでは、相鉄線直通による案内表示が更新されていました。
まず、相鉄線直通の表記はもちろんですが、冒頭にお伝えした通り、一部列車は埼京線川越方面まで直通運転を行います。
そのため、従来の「横須賀線」「湘南新宿ライン」に加えて、「相鉄線直通」「埼京線直通」が記載されました。
■武蔵小杉駅の駅名看板
こちらは、JR武蔵小杉駅の駅名看板です。
下りは「羽沢横浜国大駅」(相鉄・JR直通線方面)と「新川崎駅」(横須賀線方面)に分岐しています。
従来は、下り線は基本的にはどの電車に乗っても横浜駅方面に向かいましたが、今後はうっかりすると相鉄線方面に行ってしまいますので、ご注意ください。
■ホームの案内表示
また、ホームでは各種案内表示も全て更新されています。
行き先が非常に多彩になりましたので、わかりやすい案内が必須ですね。
■3番線下り方面 相鉄線直通の乗車位置案内
■4番線上り方面 埼京線直通乗車位置案内
さらに、相鉄・JR直通線開業に伴う乗車位置案内も新たに設置されています。
相鉄線は10両が基本で、横須賀線・湘南新宿ラインの15両とは乗車位置が異なりますのでご注意ください。
埼京線の朝ラッシュ時の電車では、乗車位置案内に記載の通り女性専用車が運用されます。
■相鉄線の新型車両「12000系」
そしてこちらが、直通運転に対応して導入された相鉄線の新型車両「12000系」が4番ホームに入線したところです。
従来のJR横須賀線・湘南新宿ラインとは、だいぶイメージが違いますね。
■埼京線車両
続いてこちらが、3番ホームに相鉄線方面行の埼京線車両が入線するところです。
実際に見慣れない車両がJR武蔵小杉駅に入ってくると、相鉄・JR直通線が開業したことを実感します。
■新しいダイヤ
新しいダイヤは、横須賀線・湘南新宿ラインと相鉄線直通は別個に記載されていました。
基本的には、従来のダイヤを維持しつつ、そこに相鉄線直通のダイヤが少し加わった形です。
15両の横須賀線・湘南新宿ラインが10両の相鉄線に置き換わってしまうと厳しいところがありますので、相鉄線分が増便になったのは一安心です。
■相模鉄道×崎陽軒「相鉄・JR直通線開業記念弁当」
※崎陽軒 リリース資料より
そして今回の開業に伴い、相模鉄道と崎陽軒のコラボレーションによる「相鉄・JR直通線開業記念弁当」が販売開始されました。
武蔵小杉では、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの崎陽軒で販売しています。
初日の本日は、朝から行列ができて150個が即完売となりました。
明日12月1日も150個、12月2日は80個が入荷予定ですが、確実に食べたい方は行列必至ですので、早めに動いてみてください。
■JR武蔵小杉駅連絡通路のポスター
【関連リンク】
・相模鉄道 相鉄・JR直通線特設サイト
・崎陽軒 相鉄・JR直通線開業記念弁当
・2019/11/6エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路に11月30日開業「相鉄・JR直通線」のPRポスターが登場、「よんれつ」など武蔵小杉駅歴代キャラクターが紹介
本日、相鉄線がJR武蔵小杉駅を経由して渋谷・新宿方面に直通する「相鉄・JR直通線」が開業しました。
JR武蔵小杉駅に相鉄線の新型車両「12000系」が入線し、駅構内の各種案内表示も直通対応に切り替えられました。
■相鉄・JR直通線の路線図
※相模鉄道リリース資料より
相模鉄道が運行する相鉄線(相鉄本線)は、従来横浜駅を始発・終着とする私鉄でした。
神奈川県の私鉄としてはごく順当なルートといえますが、「東京都心方面への直通」が同社の長年の悲願でありました。
今回開業した「相鉄・JR直通線」は、海老名・湘南台方面から二俣川・西谷までは従来の相鉄線のルートを通りますが、そこから横浜駅に向かわず、新駅「羽沢横浜国大駅」からJR線を経由して武蔵小杉駅に停車します。
そののちは湘南新宿ライン同様に大崎・恵比寿・渋谷・新宿方面に直通運転を行い、一部列車は埼京線・川越方面まで直通することになりmす。
■相鉄・JR直通線が運行開始されたJR武蔵小杉駅
■JR武蔵小杉駅の運賃案内
JR武蔵小杉駅のきっぷ売場では、運賃案内が更新されていました。
武蔵小杉駅と羽沢横浜国大駅は、1駅ですが駅間は15分もありまして、運賃310円です。
一方、下部に見える鶴見駅が170円であることに疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
これは、相鉄・JR直通線が途中経由するJRの線路の途上に鶴見駅があるからです。
ちなみに武蔵小杉駅の手前では新川崎も通過しますので、
羽沢横浜国大駅(310円)⇒鶴見駅(170円)⇒新川崎駅(140円)⇒武蔵小杉駅
このような位置関係でひとつの路線上に各駅が並んでいて、距離に応じて運賃が設定されているというわけです。
上記の運賃案内の表記ですと、このような関係を読み取るのは難しいですね。
■駅構内の案内表示
駅のコンコースでは、相鉄線直通による案内表示が更新されていました。
まず、相鉄線直通の表記はもちろんですが、冒頭にお伝えした通り、一部列車は埼京線川越方面まで直通運転を行います。
そのため、従来の「横須賀線」「湘南新宿ライン」に加えて、「相鉄線直通」「埼京線直通」が記載されました。
■武蔵小杉駅の駅名看板
こちらは、JR武蔵小杉駅の駅名看板です。
下りは「羽沢横浜国大駅」(相鉄・JR直通線方面)と「新川崎駅」(横須賀線方面)に分岐しています。
従来は、下り線は基本的にはどの電車に乗っても横浜駅方面に向かいましたが、今後はうっかりすると相鉄線方面に行ってしまいますので、ご注意ください。
■ホームの案内表示
また、ホームでは各種案内表示も全て更新されています。
行き先が非常に多彩になりましたので、わかりやすい案内が必須ですね。
■3番線下り方面 相鉄線直通の乗車位置案内
■4番線上り方面 埼京線直通乗車位置案内
さらに、相鉄・JR直通線開業に伴う乗車位置案内も新たに設置されています。
相鉄線は10両が基本で、横須賀線・湘南新宿ラインの15両とは乗車位置が異なりますのでご注意ください。
埼京線の朝ラッシュ時の電車では、乗車位置案内に記載の通り女性専用車が運用されます。
■相鉄線の新型車両「12000系」
そしてこちらが、直通運転に対応して導入された相鉄線の新型車両「12000系」が4番ホームに入線したところです。
従来のJR横須賀線・湘南新宿ラインとは、だいぶイメージが違いますね。
■埼京線車両
続いてこちらが、3番ホームに相鉄線方面行の埼京線車両が入線するところです。
実際に見慣れない車両がJR武蔵小杉駅に入ってくると、相鉄・JR直通線が開業したことを実感します。
■新しいダイヤ
新しいダイヤは、横須賀線・湘南新宿ラインと相鉄線直通は別個に記載されていました。
基本的には、従来のダイヤを維持しつつ、そこに相鉄線直通のダイヤが少し加わった形です。
15両の横須賀線・湘南新宿ラインが10両の相鉄線に置き換わってしまうと厳しいところがありますので、相鉄線分が増便になったのは一安心です。
■相模鉄道×崎陽軒「相鉄・JR直通線開業記念弁当」
※崎陽軒 リリース資料より
そして今回の開業に伴い、相模鉄道と崎陽軒のコラボレーションによる「相鉄・JR直通線開業記念弁当」が販売開始されました。
武蔵小杉では、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの崎陽軒で販売しています。
初日の本日は、朝から行列ができて150個が即完売となりました。
明日12月1日も150個、12月2日は80個が入荷予定ですが、確実に食べたい方は行列必至ですので、早めに動いてみてください。
■JR武蔵小杉駅連絡通路のポスター
【関連リンク】
・相模鉄道 相鉄・JR直通線特設サイト
・崎陽軒 相鉄・JR直通線開業記念弁当
・2019/11/6エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路に11月30日開業「相鉄・JR直通線」のPRポスターが登場、「よんれつ」など武蔵小杉駅歴代キャラクターが紹介