武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2018年
06月07日

等々力緑地に設置「ガス橋」への案内標識は、なぜ「丸子橋」ではないのか考える

【Reporter:はつしも】

等々力緑地内の幹線道路において、「ガス橋」への案内標識があります。

同緑地から最寄りの橋といえば「丸子橋」ではないかと思いますが、なぜ「ガス橋」が案内されているのか、ふと考えてみました。

■等々力緑地内の「ガス橋」への案内標識
等々力緑地内の「ガス橋」への案内標識

等々力緑地内の「ガス橋」への案内標識

「ガス橋」への案内標識があるのは、等々力緑地の「ふるさとの森」や「釣池」近くのエリアです。
ここには等々力陸上競技場前から緑地内を縦断する幹線道路がありまして、この道路を北上するとほどなく多摩川沿いの「多摩沿線道路」にぶつかります。

「ガス橋」への案内標識は、多摩沿線道路へ出ることを推奨しています。

■丸子橋・ガス橋のマップ
丸子橋・ガス橋のマップ

ここで周辺マップを参照してみると、皆さまご承知の通り、ガス橋よりもずっと手前に丸子橋があります。

案内標識を見た際、最初に疑問に思ったのはこの位置関係でした。
冒頭に申しあげた通り、ガス橋よりも丸子橋の案内を出しても良いのでは、と思ったのです。

■案内標識通りに、まずは多摩沿線道路に出る
標識通りに、まずは多摩沿線道路に出る

■多摩沿線道路と丸子橋の立体交差
多摩沿線道路と丸子橋の立体交差

そこで、実際に多摩沿線道路を経由して丸子橋・ガス橋まで向かってみると、何となく答えらしきものが見えてきました。

多摩沿線道路と丸子橋は立体交差になっていまして、直接丸子橋に入ることができません。
一旦どこかで右折をして、住宅街を抜けて中原街道に入る必要があります。

■多摩沿線道路からは直接入れない丸子橋
丸子橋
 

それではこのまま多摩沿線道路を直進して、ガス橋に向かってみましょう。

■多摩沿線道路とガス橋の平面交差
多摩沿線道路とガス橋の平面交差

多摩沿線道路は丸子橋とは立体交差になっている一方、ガス橋は平面交差になっています。
ご覧の通り、多摩沿線道路から左折でガス橋に入ることができるのです。

つまり、等々力緑地北端から多摩沿線道路に向けた道路案内をする場合、「丸子橋」を案内してしまうと、距離的には近くてもドライバーが橋げたの下を通過してしまい、ミスリードにつながってしまう。
多摩沿線道路を直進すればガス橋の交差点には必ずぶつかるため、そちらを標識では案内している、ということではないでしょうか。

あくまでも推測ですので、まったく関係のない理由があるのかもしれませんが、普段は見過ごしてしまうポイントに本エントリでは注目してみました。

■多摩沿線道路から左折で入れるガス橋
ガス橋



ついでに、道路標識の話題をもうひとつ。

■中原休日急患診療所の案内(更新前)
中原休日急患診療所の案内標識

府中街道にあるこちらの案内ですが、「中原休日急患診療所」については新築された「川崎市医師会館」に移転のため、しばらくの間矢印が反対向きになっていました。

■中原休日急患診療所の案内(更新後)
中原休日急患診療所の案内標識

現在ではご覧の通り、標識が上書きで更新されています。
何か手続き上のプロセスがあったものか、少々時間がかかりました。

■中原休日急患診療所が移転した「川崎市医師会館」
中原休日急患診療所が移転した「川崎市医師会館」

道路の標識も細かく見ていくと、新しい発見がありますね。

【関連リンク】
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
2017/6/10エントリ 「中原休日急患診療所」が川崎市医師会館に移転完了、大幅拡張された待合室に多数の利用者が集まる

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2018年
05月30日

二ヶ領用水の桃の木に実がなる季節が到来、「中原桃の会」や「ごうじ保育園」の子どもたちによる若木も元気に生育中

【Reporter:はつしも】

二ヶ領用水には、各所に桃の木が植えられています。
5月に入ってから、それらの木々に桃の実がなっていますので、ご紹介します。

■宮内付近の二ヶ領用水
二ヶ領用水の宮内付近 

中原区は、大正から昭和初期にかけて、全国でも有数の桃の産地でした。
南武線から見る桃の木の眺めが美しく、「桃源郷のよう」とも言われていたとされています。

現在では当時のような出荷はありませんが、「桃の里」としての記憶を後世に伝えるため、地域住民による有志グループ「中原桃の会」が1985年頃から桃の植樹を行ってきました。

主に二ヶ領用水の宮内付近に、その桃の木が立ち並んでいます。

■「中原桃の会」のメッセージ
「中原桃の会」のメッセージ 

二ヶ領用水の柵には、「中原桃の会」のメッセージが掲示されていました。

これによると、桃の生産は大正10年(1921年)頃から昭和19年(1944年)2月までとされています。

戦時体制で桃畑が田畑に転換されたということで、確かに1944年2月といえば、太平洋戦争の末期にあたります。

■桃の成木(黒川矢口)
桃の成木

■桃の実
桃の実 

黒川矢口

こちらは桃の成木で、「中原桃の会」が比較的活動の初期に植えたものと思われます。

同会が植樹した桃は11種類に及びますが、そのうち「黒川矢口」という品種です。

■桃の若木(ヤグチモモ)
桃の若木

桃の若木

ヤグチモモ 

桃の木は寿命が短く、農業としての経済性の観点からは15年~20年程度とされています。
純粋な植物としての寿命でいえば、大切に保護すれば30年、50年と生きることもできますが、いずれにせよそう長寿ではありません。

「中原桃の会」では、持続的に二ヶ領用水で桃を育てていくために、既存の成木のケアに加えて、若木の植樹も継続しています。

上記写真は近年植樹された若木で、「矢口桃」です。
花桃の代表的な品種で、大輪八重咲きの花が見事です。生育が早く、この木もたくさんの実がついていました。

■ごうじ保育園の植樹
神地保育園の植樹

ごうじ保育園の植樹

この地域では、近隣の「ごうじ保育園」の園児たちによる植樹も行われていました。

今後成長されたのちにも、記念として残るでしょう。


二ヶ領用水沿いでは宮内付近以外にも、渋川との分岐点あたりなど各所に桃の木が点在しています。

お散歩やサイクリングの際など、ご覧になってみてください。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2009/7/6エントリ 二ヶ領用水の桃の実と空き店舗
2010/4/18エントリ 二ヶ領用水の桃の花
2010/8/31エントリ 二ヶ領用水・西下橋交差点から等々力緑地付近
2012/6/11エントリ 「二ヶ領用水 中原桃の会」による中原区制40周年記念植樹「源平枝垂れ桃」
2014/11/3エントリ 「中原区の木」が「モモ」に決定、シンボルイラストの原画を12月5日(金)まで募集中
2015/3/5エントリ 2015年3月1日制定、「中原区の木・モモ」とシンボルマーク
2015/4/4エントリ 小杉町3丁目中央地区の都市計画道路が供用開始、自転車専用レーンを整備
2015/4/18エントリ 二ヶ領用水の満開八重桜と、「中原区の木」桃の花
2015/6/12エントリ 武蔵小杉・二ヶ領用水などのタチアオイと、桃の実
2016/8/26エントリ 二ヶ領用水の桃の実と、こすぎごてんみどり歩道橋前「選奨土木遺産」認定の案内サイン

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2018年
05月27日

「第49回花と緑の市民フェア」「第52回川崎市畜産まつり」開催レポート:鉢植え野菜の販売や、盆栽展などに多くの来場

【Reporter:はつしも】

2018年5月26日(土)、27日(日)に、「第49回花と緑の市民フェア」(両日)、「第52回川崎市畜産まつり」(27日のみ)が開催されました。

好天のもと、たいへん多くの方が等々力緑地に集まりました。

■「花と緑の市民フェア」「川崎市畜産まつり」が開催された等々力緑地
「川崎市畜産まつり」「花と緑の市民フェア」が開催された等々力緑地

両イベントは、等々力緑地の「催し物広場」で開催されました。
広場にたくさんのテントが並び、畜産や園芸に関する様々な出店が並んでいました。

■「花と緑の市民フェア」の植物販売
植物の販売

盆栽 

本イベントは過去に、「川崎市畜産まつり」を中心にご紹介してまいりました。
そこで今年は、「花と緑の市民フェア」に注目してみました。

「花と緑の市民フェア」では、観葉植物のプランターから盆栽まで、幅広い植物が販売されていました。

■茄子
茄子

■かぼちゃ
かぼちゃ

■トウモロコシ
トウモロコシ

最近は、バルコニーのプランターで野菜を育てる方も多いようです。
会場では、茄子、かぼちゃ、トウモロコシなどの販売も行われていました。

食材としては普段から見慣れた植物ですが、葉っぱの形状などは意外と知らないものも多いですね。

■「幸友さつき会」の盆栽展
幸友さつき会の「盆栽展」 

盆栽展

盆栽展

続いてこちらは、「幸友さつき会」の盆栽展です。
鮮やかな花をつけたものが多く、たいへん見応えがありました。

「幸友さつき会」は、盆栽を愛好されるシニアのグループのようです。

同会を検索したところウェブ上の情報はまったくありません。
子育て世代、働き盛り世代の活動団体はSNSを活用した情報発信が盛んですが、シニア系の活動はそういった情報がほとんどないのが特徴です。

自分のクラスタに最適化されたfacebookなどのSNSが全世界ではないわけでして、市民イベントなどでないと発見できない活動に出会えるのも、ポイントです。

■農業用車両の展示
農業用車両の展示

また会場の中央では、農業用の車両が展示されていました。
これは運転席に乗って、記念撮影ができます。

■かわさきそだちPRキャラクター「菜果ちゃん」
菜果ちゃん

菜果ちゃん

そしてもちろん、川崎市内で生産された農産物「かわさきそだち」のPRキャラクター「菜果ちゃん」もいました。

たいへん日差しの暑い日でしたので、なかなか大変です。

■ディンプルアート体験ブース
ディンプルアート体験ブース 

ディンプルアート体験ブース  
 
 ディンプルアート体験ブース
 
 本イベントでは、畜産や農業、園芸とはちょっと離れたお子さん向けのワークショップも開催していました。

こちらはリサイクルによる絵の具を使ってステンドグラスのような絵を描く「ディンプルアート体験ブース」です。
 
■キャンドルづくり
キャンドルづくり  

ディンプルアートの隣では、キャンドルづくり体験も行われていました。
いずれも色合いがかわいらしく、来場した女の子たちに人気でした。



さて、それでは「川崎市畜産まつり」も見ていきたいと思います。

■卵のつかみ取り
卵のつかみどり 

■もらえる卵
もらえる卵

こちらは恒例の「卵のつかみ取り」です。

実際に見るのは初めてでして、ずっとイベント告知を見て「卵が割れてしまうのでは?」と思っていたのですが、これは卵をつかみ取りするのではなく、卵をもらえる「くじ」(ゴルフボール)をつかみ取りするというものでした。

ここ数年来の謎がとけまして、良かったです。

■家畜の展示:ニワトリ
家畜の展示:ニワトリ

「川崎市畜産まつり」では、家畜の展示も行われていました。
こちらはニワトリです。

展示されている間にも、卵を産んでいるようですね。

■家畜の展示:豚
家畜の展示:豚 

■家畜の展示:乳牛
家畜の展示:乳牛  
 
他にも、豚や乳牛が展示されていました。
乳牛は今年も「乳搾り体験」が行われていたほか、子牛も一緒に見ることができました。

■ふれあい動物園
ふれあい動物園 
 
家畜ではありませんが、定番の「ふれあい動物園」も来ていました。
ヒヨコやウサギとのふれあい、ポニー乗馬など、安定した人気があります。

「花と緑の市民フェア」「川崎市畜産まつり」には、ほかにも飲食出店など多くのテントが並んでいました。

長く続いてきたイベントだけに、これまでの積み重ねを感じたところです。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 花と緑の市民フェア 過去の開催風景
川崎市ウェブサイト 川崎市畜産まつり 過去の開催風景
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:公園 等々力緑地
2015/5/17エントリ 「第46回花と緑の市民フェア」「第49回川崎市畜産まつり」開催レポート
2017/5/24エントリ 「第48回花と緑の市民フェア」「第51回川崎市畜産まつり」開催レポート:牛の乳搾り体験や、卵の品評会で知る「新鮮卵の見分け方」

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2018年
05月25日

等々力緑地近くの、昔ながらの駄菓子屋さん。「ことりどう」のツバメ玩具製造所製ソフトグライダーを飛ばして

【Reporter:はつしも】

府中街道の等々力緑地近くに、「ことりどう」という昔ながらの駄菓子屋さんがあります。
今回はこのお店に、伺ってみました。

■等々力緑地近くの「ことりどう」
等々力緑地近くの「ことりどう」

「ことりどう」は、府中街道沿いの中原小学校正門と等々力緑地の間にあります。
武蔵小杉駅から見て等々力緑地よりも手前にありますから、等々力緑地に向かう際、子どもたちが集まっている姿を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

定休日は基本的には設定せず、朝8時から営業をしています。

■「ことりどう」の店内
「ことりどう」の店内

「ことりどう」の店内

「ことりどう」の入口の扉を開けると、お店の中にベルが鳴り響きます。
お店の方が外から見えない場合も、このベルの音で奥から出てきてくれます。

お店に並ぶのは、駄菓子や安価なおもちゃなど、昔懐かしいものばかりです。

■川崎フロンターレのサインボール
川崎フロンターレのサインボール

■フロンターレ選手の写真など
フロンターレ選手の写真

店内を見渡すと、川崎フロンターレのサインボールや、川崎フロンターレ選手の写真などが展示されていました。
写真を見ると中村憲剛選手も「ことりどう」に来店されたことがあるようです。

このあたり、等々力陸上競技場からすぐ近くの土地柄を感じます。

■読売ジャイアンツのポスター
読売ジャイアンツのポスター

またフロンターレ以外にも、古い読売ジャイアンツのポスターなどもありました。
ジャイアンツもかつて多摩川の大田区側に練習場が、中原区側には合宿所がありましたから、フロンターレのようにお膝元だったわけです。

「ことりどう」はここで古くから営業を続け、そんな地元スポーツクラブの変遷も見守ってきたのではないでしょうか。

ジャイアンツのポスターには、長嶋茂雄さんや、松井秀喜さんのユニフォーム姿がありました。

■100円のソフトグライダー「グラマンA-6A」
100円のソフトグライダー「グラマンA-6A」

さて、今回は100円のソフトグライダー「グラマンA-6A」を買ってみました。
「グラマンA-6A」とは、グラマン社が製造した米国海軍の艦上攻撃機「グラマンA-6」の初期型です。

このソフトグライダーは埼玉県戸田市で戦後から続く「ツバメ玩具製造所」によるもので、長年この姿で親しまれてきました。
同社については、関連リンクに「SAIKYO DIALOGUE LINE」の社長インタビューを掲載しておりますので、詳細はそちらもご参照ください。

■等々力緑地の広場で飛行
等々力緑地の広場で飛行

ソフトグライダーは、きわめてシンプルな構造ですので子供でも簡単に組み立てることができます。
「ことりどう」からはすぐ近くに等々力緑地の広場がありますから、買ってすぐに飛ばして遊ぶことが可能です。

このグライダーはゴムで飛ばすのですが、商品の紙袋のイラストにあるように、最初に宙返りをしてから前方に飛んでいきます。

軽いですのでそう心配はありませんが、意外性のある動きも勘案して、周囲に気を配って遊びましょう。

ワンランク上の飛行機を飛ばしたい方は、300円のゴム動力式エアプレーンもあります。
プロペラを100~150回転ほど巻く手間はありますが、うまく飛んだ時の喜びは大きいものがあります。

他にもなつかしいおもちゃがありますので、好きなものを選んでみてください。

■消費税の計算一覧
消費税の計算一覧

「ことりどう」の入口には、10円から300円までの、消費税8%の計算が10円刻みで掲示されていました。
子どもたちが大切なおこづかいの小銭を出して買いますから、こちらで細かいところまで事前に確認ができるというわけです。

週末になると等々力緑地で遊ぶ子どもたちがお店に集まって、昔と変わらぬ賑わいを見せています。

■「ことりどう」の店舗情報
●所在地:中原区小杉御殿町1-993
●営業時間:8:00~18:00
●定休日:なし(不定休)


■「ことりどう」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:その他 ことりどう
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
SAIKYO DIALOGUE LINE 親子三代で継ぐグライダー ツバメ玩具製作所

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2018年
05月24日

横浜ランドマークタワーから見る、武蔵小杉の高層ビル群と富士山

【Reporter:はつしも】

本サイトでは、いろいろな場所から見える「武蔵小杉」を、これまでにお伝えしてまいりました。
2018年3月に、「横浜ランドマークタワー」から10年ぶりに武蔵小杉を眺めてみましたので、ご紹介します。

■横浜ランドマークタワー
横浜ランドマークタワー 

横浜ランドマークタワーは、三菱地所が1993年に開業させた超高層ビルです。
70階建て、高さ296.33mで、オフィスやホテル、低層部のショッピングモール「ランドマークプラザ」などで構成されています。

竣工から20年あまり、日本で最高層のビルでしたが、2014年に「あべのハルカス」(300m)が開業したことにより、現在は2番目となっています。

■69階から見た武蔵小杉方面
69階から見た武蔵小杉方面

横浜ランドマークタワーには、69階に展望フロア「スカイガーデン」があります。
世界最高速の記録を持つエレベーターに乗ってスカイガーデンの上ると、ここから各方面の眺望を楽しむことができます。

本サイトが最初に見るのは、勿論武蔵小杉方面です。
手前にはみなとみらいの横浜美術館やクイーンズタワー、パシフィコ横浜などが見えました。

■武蔵小杉の高層ビル群
武蔵小杉の高層ビル群

武蔵小杉の高層ビル群

そしてこちらが、武蔵小杉方面をズームして見たものです。
一番左側が現在建設中の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーウエスト」です。

中央の黒いタワーが「シティタワー武蔵小杉」で、ここから見てもその太さがひときわ目を引きます。
その後ろに少し隠れているのが武蔵小杉の最高層、「パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」(203.5m)です。

また武蔵小杉の奥に見えるのは、都心の高層ビル群ですね。

■新横浜駅周辺
新横浜駅周辺

武蔵小杉から少し視線を西側にずらすと、新横浜駅周辺が見えました。
円柱のタワーは、新横浜プリンスホテルです。

■横浜の市街地と富士山
横浜の市街地と富士山

横浜の市街地と富士山

この日は朝から気温が下がり、比較的空気が澄んでいました。
そのため横浜の市街地の向こうに、冠雪した富士山の姿も見ることができました。

なお、スカイガーデンでは、来てから見えなくて落胆されることのないよう、エレベーターでのぼる前に「どこまで見えるか」のステータスもあらかじめ表示されるようになっています。

■みなとみらいのタワーマンション
みなとみらいのタワーマンション

■よこはまコスモワールド
よこはまコスモワールド

■横浜スタジアム
横浜スタジアム 

スカイガーデンからはそれ以外にも、横浜市各方面の眺望が楽しめます。
本サイトのように武蔵小杉に注目するのは少々特異で、通常はみなとみらいや関内の横浜スタジアムなどをご覧になる方が多いかと思います。

■漫画・アニメーション作品「恋は雨上がりのように」のパネル
漫画・アニメーション作品「恋は雨上がりのように」のパネル

ところで、このときのスカイガーデンには、漫画・アニメーション作品「恋は雨上がりのように」のパネルがありました。

2018/5/9エントリでご紹介した通り、同作品は元住吉周辺が主要な舞台のひとつになっていますが、それ以外にみなとみらい周辺も登場するため、いわゆる「聖地巡礼」を横浜市が後押ししています。

このような意外なところにも、地元とのつながりがありました。

※本キャンペーンは3月31日に終了しています。

■住吉書房元住吉店の「恋は雨上がりのように」コーナー
住吉書房元住吉店の「恋は雨上がりのように」特設コーナー

■元住吉駅が登場したシーンの展示
住吉書房元住吉店の「恋は雨上がりのように」特設コーナー

横浜ランドマークタワー「スカイガーデン」のご紹介は、以上です。
横浜にお越しの際は、遠く武蔵小杉方面にもどうぞご注目ください。

【関連リンク】
ランドマークタワー ウェブサイト
恋は雨上がりのように TVアニメ公式サイト
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2011/5/9エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(羽田空港編)
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2013/11/27エントリ 「川崎マリエン」から見る武蔵小杉の高層ビル群と、スバルの自動車
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/8/21エントリ 多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の高層ビルと、富士山の夏景色
2016/2/5エントリ 大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の 鏡面世界パノラマ
2016/4/8エントリ (番外編):旧中原街道「桜坂」から見えるソメイヨシノと、武蔵小杉の高層ビル群
2016/12/27エントリ 多摩川の大田区側河川敷・多摩川浅間神社から見る、マジックアワー武蔵小杉
2016/8/6エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):大田区側「おいと坂」と、「美富士橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群2016/11/5エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート番外編:武蔵小杉の最新パノラマと、元住吉・新川崎・二子玉川など周辺の眺望
2017/5/10エントリ SUUMO住宅展示場武蔵小杉のはしご車から見た、武蔵小杉の高層ビル・アルファシステムズ・ガーデンティアラ武蔵小杉など
2017/10/30エントリ 慶應義塾大学理工学部「矢上キャンパス」から見る、武蔵小杉の高層ビル群と東海道新幹線のトンネル
2018/1/16エントリ ガス橋を起点に、多摩川河川敷を移動しつつ見た武蔵小杉
2018/2/23エントリ 新鶴見操車場跡地をまたぐ「小倉跨線橋」から見た、武蔵小杉の高層ビル群
2018/3/7エントリ 武蔵小杉からリムジンバスで50分。羽田空港国際線ターミナルから見た、武蔵小杉の高層ビル群
2018/5/9エントリ 元住吉が舞台の漫画・アニメ作品「恋は雨上がりのように」の完結巻が発売、実写映画版パネル展がブレーメン通り商店街で5月14日からスタート

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2018年
05月22日

「向河原駅前市場(旧スーパー五光)」跡地に「スギ薬局」がオープン、食品関係も取り扱い

【Reporter:はつしも】

JR南武線の向河原駅前の「向河原駅前市場(旧スーパー五光向河原店)」跡地に、ドラッグストアチェーン「スギ薬局向河原駅前店」が2018年4月26日にオープンしました。

■「スギ薬局向河原駅前店」
「スギ薬局向河原駅前店」 

この場所で食品スーパーマーケットを営業していた「五光」は、同事業から撤退し、2017年12月17日(日)をもって「向河原駅前市場」を含む全店舗が閉店となりました。

そしてその跡地には「スギ薬局」が出店することを、これまでのエントリでお伝えしておりました。

■ドリンク売場
ドリンク売場

■食品売り場
食品売り場

■調味料等売場
調味料等売場

向河原駅前周辺にはスーパーがありませんので、「向河原駅前市場」の閉店は地域住民の方に少なくない影響を及ぼしたかと思います。

しかしながら、最近のドラッグストアはかなり取り扱いが幅広くなっていまして、食品も一定の取り扱いがあります。

さすがに生鮮野菜や鮮肉、鮮魚などはありませんが、ある程度の都市型ニーズはここで満たせるのではないかと思いました。

■化粧品・ドラッグ売場
化粧品・ドラッグ売場

そしてもちろん、全体としては通常のドラッグストアとしての売り場が中心になっています。

向河原駅周辺には大型のドラッグストアもありませんでしたから、こちらはこちらで便利に使われる方も多いでしょう。

■「まいばすけっと」になった「五光古市場店」
まいばすけっとになった五光古市場店

なお、全店舗が閉店したスーパー五光のうち、「古市場店」は「まいばすけっと」になっていました。

こちらも周辺のスーパーが限られていますし、比較的高齢者も多い地域ですから、スーパーがなくならなくてよかったと思います。

それぞれの「五光」の跡地が、有効活用されると良いですね。

【関連リンク】
スギ薬局グループ ウェブサイト
2017/12/12エントリ 川崎市南部の地場スーパー「五光」が事業撤退、「向河原駅前市場」(旧スーパー五光)など全店舗が2017年12月17日(日)閉店へ
2018/4/5エントリ 向河原駅前市場(旧スーパー五光)跡地にドラッグストア「スギ薬局」が2018年4月下旬オープンへ

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2018年
05月21日

川崎市が旧平間配水所用地に建設中「川崎市動物愛護センター」の愛称を5月31日(木)まで募集

【Reporter:はつしも】

川崎市は、川崎市上下水道局の配水設備「平間配水所」の土地利用を進めています。
「川崎市中部学校給食センター」が2017年12月1日より稼動して武蔵小杉周辺の中学校に給食が提供されるようになったほか、2018年1月10日には多目的広場「FUSOグリーンガーデン」がオープンしています。

これに加えてさらに「川崎市動物愛護センター」の工事が進められていまして、2018年度移転予定となっています。
現在、川崎市ではこの動物愛護センターの愛称を募集していますので、ご紹介します。

■川崎市動物愛護センター イメージパース
川崎市動物愛護センター イメージパース

■川崎市動物愛護センター 愛称募集概要(抜粋)
愛称の条件 1.施設全体をイメージできるもの
2.親しみやすく、覚えやすいもの
3.自作の未発表作品で、ほかの商標や施設の名称を模倣していないもの
応募資格 どなたでも応募できます
応募方法 ●応募フォーム●
※その他、郵送・FAX・持参も可能です。詳細は川崎市ウェブサイトをご参照ください。
期間 2018年5月1日(火)~5月31日(木)
※【ハガキ・郵送】 2018年5月31日当日消印有効 【持込み・FA X】 同日17:00まで
審査方法 審査により最大5点を選出後、市民投票(Web投票を8月に予定)の上で最優秀賞1点、優秀賞最大4点を決定します。
なお、同じ愛称の応募があった場合は、抽選により1名を決定します。
審査方法 審査により最大5点を選出後、市民投票(Web投票を8月に予定)の上で最優秀賞1点、優秀賞最大4点を決定します。
なお、同じ愛称の応募があった場合は、抽選により1名を決定します。
表彰 ●最優秀賞 1点 記念品 オープニングセレモニーで表彰
●優秀賞 最大4点 記念品 オープニングセレモニーで紹介
注意事項 ●おひとり様何点でも応募いただけますが、応募1件につき、1点とします。
●応募に使用した用紙などは返却しません。
●切手など応募に必要な費用は応募者の負担とします。
●採用作品に関する著作権などの一切の権利は川崎市に帰属することとします。
●郵送・FAXでの送信中の提案内容の紛失等については、応募者の責任とします。
●応募作品に著作権などに関わる問題が生じた場合は、すべて応募者の責任となります。その場合、選考結果の発表後であっても採用を取り消すことがあります。
●募集に伴う個人情報は、この事業以外の目的には使用しません。ただし、採用者に関する情報は受賞作品とともに、氏名、住所(市町村名)を報道提供し、市広報や市ウェブサイトなどにも掲載します。
●セレモニー及び表彰式への出席にかかる交通費などは自己負担となります。
Web ●川崎市ウェブサイト 川崎市動物愛護センターの愛称を募集しています。

本サイトをご覧の方はほぼウェブでの応募をされることが想定されるため、上記は募集要項のうち、郵送・FAX・持参にかかる部分をカットした抜粋版です。
郵送・FAX・持参を希望される場合など詳細につきましては、川崎市のウェブサイト(上記リンク記載)をご参照ください。

応募はどなたでも、何点でも応募ができます。
最優秀賞、優秀賞には記念品も贈呈されますので、良いアイデアがありましたら応募してみてはいかがでしょうか。

■建設中の「川崎市動物愛護センター」
建設中の「川崎市動物愛護センター」

建設中の川崎市動物愛護センター

建設中の川崎市動物愛護センターは、昨年竣工した川崎市中部給食センターの隣接地にあります。
現在は基礎工事が終わり、建物躯体が建ちあがりつつあるところです。

■動物愛護センター新築工事のお知らせ
動物愛護センター新築工事のお知らせ

現地の仮囲いには、川崎市動物愛護センター新築工事に関するお知らせが掲示されていました。
ここに冒頭でご紹介したイメージパースも掲載されています。

建物は3階建てということですから、高さに関しては現在見えてきている躯体で最上部まで到達しているようです。

川崎市のコンセプトによると、動物愛護センターは「動物を通じて、誰もが集い、憩い、学べる交流施設」として、多様な主体と連携・協働し、「いのちを学ぶ場」・「いのちをつなぐ場」・「いのちを守る場」としての役割を発揮できるような施設を目指しています。
そして、動物を通じて人々の笑顔があふれ、幸せを感じることができ、また命を大切にし、やさしさあふれる「人と動物が共生する心豊かなまち」を実現するための役割を担うものとされています。

■2016年9月掲示の「事業計画のお知らせ」
2016年9月掲示の「事業計画のお知らせ」

2016年9月に掲示された「事業計画のお知らせ」では、工事完了予定が2018年10月末になっていました。
より新しい、前掲のお知らせでは12月末とありますから、表記の上では少し後ろにずれています。

ただ、以前から告知されていた2018年度(2019年3月まで)の移転については、おおよそ予定通りということになりそうです。

■現在の川崎市動物愛護センター(高津区蟹ヶ谷)
現在の川崎市動物愛護センター

■新しい動物愛護センター建設地と、武蔵小杉の高層ビル群
新しい動物愛護センター建設地と、武蔵小杉の高層ビル群

現在の川崎市動物愛護センターは、高津区蟹ヶ谷の矢上川沿いに1974年に建設されました。
築40年以上を数えて老朽化や設備の陳腐化などが進んだことから、建て替えられることになったものです。

現在地も移転先も武蔵小杉からは少々距離がありますが、一応高津区から中原区内に移転してくる形になります。

同センターでは、犬・猫の譲渡会や、地域のボランティア団体も含めた動物愛護に関連する様々な取り組みを新施設で強化していくことを予定しています。
武蔵小杉周辺や川崎市の各地域からも、ここまで足をのばす方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

■中原区役所での「動物愛護フェア」で実施された譲渡会
中原区役所での「動物愛護フェア」で実施された譲渡会

■隣接の「川崎市中部学校給食センター」
隣接の中部学校給食センター 

■「FUSOグリーンガーデン」
多目的広場 

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 動物愛護センター

(平間配水所関連)
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備
2017/12/1エントリ 川崎市立中学校の学校給食が本日より完全実施、中原区内では上平間の中部学校給食センターから配送を開始
2018/2/11エントリ 平間配水所用地に16,000平米の多目的広場「FUSOグリーンガーデン」が供用開始、川崎市中部学校給食センターに続き用地の有効活用が進む
(動物愛護関連)
2016/8/28エントリ 中原区の、知られざる猫スポット。「猫のミュージアム ラッキーフィールド」訪問レポート
2017/9/27エントリ 動物愛護週間の中原区役所で開催、「動物愛護フェアかわさき2017」レポート

(平間関連)
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2015/5/26エントリ  南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2018/1/9エントリ 多摩川近くの風車状交差点「古市場交差点」周辺の、昭和の街並みを巡る
2018/4/25エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(1):中丸子堀跡地の「中丸子緑道」に春の散策シーズンが到来
2018/4/29エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(2):中丸子緑道から分岐「中丸子南緑道」「北谷町緑道」の美しい花壇と南武線

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2018年
05月18日

サクサク食感が上質、完売必至の人気商品第2弾。タルトとケーキのお店「おやつ研究所」の「石臼挽き全粒粉と発酵バターきび糖のスコーン」

【Reporter:はつしも】

今井西町に、タルトとケーキのお店「おやつ研究所」があります。
同店は2016年10月のオープン以来、手作りの上質なお菓子が評判を呼んで地域の人気店になってきました。

本サイトでも同店の人気No.1「ベイクドレアチーズケーキ」などを取り上げてまいりましたが、今回は石臼挽き全粒粉と発酵バターきび糖のスコーンをご紹介したいと思います。

※本日5月19日は11:15焼き上がり予定ということです。
 
■タルトとケーキのお店「おやつ研究所」
「ケーキとタルトのお店 おやつ研究所」

「おやつ研究所」は、武蔵小杉駅からはサライ通り商店街をまっすぐ抜けた、今井西町の住宅街にあります。
道路からは見落としてしまいがちですので、「今井西町けやき公園」の向かい側と覚えておくとよいでしょう。

木の質感を生かした明るい店内に、手作りのタルトやケーキ、焼き菓子などが並んでいるほか、カフェとしても利用できます。

石臼挽き全粒粉と発酵バターきび糖のスコーン
石臼挽き全粒粉と発酵バターきび糖のスコーン 

さっそく、こちらが今回ご紹介する石臼挽き全粒粉と発酵バターきび糖のスコーンです。

スコーンに使われる素材は日によって胡桃が使われていたり、多少変わる時があります。
そこは手作りの個人店ならではのお楽しみというところでしょう。

同店のInstagramをチェックしておくと、焼き上がりの時間やスコーンの素材が予告されていることがあります。

■おやつ研究所 Instagram(※5月12日の投稿です)


直近では、11時台に焼き上がりとなることが多い
ようですが、日によって異なります。先日は午後にも一度焼き上がりがありました。

また一方、毎日必ず作るとは本サイトでは保証はできませんので、あらかじめご了承ください。

■サクサクのスコーン
サクサクのスコーン

このスコーンは、外側のサクサク食感が心地よく、バターの風味に加えてほんのりしたきび糖の甘味があります。

そのままでも美味しくいただけますし、ジャムや生クリーム、はちみつなどを少し添えても良いでしょう。

「ベイクドレアチーズケーキ」同様、こちらのスコーンも完売必至の一品です。

とりわけ焼きたての温かいときを食べるとたまらないものがありますので、「おやつ研究所」に通って焼き上がりの時間を聞いておくと良いかもしれません。

■「おやつ研究所」のカフェ利用(紅玉りんごのバターケーキ)
紅玉りんごのバターケーキ 

また、「おやつ研究所」は前述の通りカフェ利用ができます。
タルト・ケーキのみのオーダーはできませんが、ドリンクオーダーとあわせて店内の商品をその場でいただくことができます。

こちらで焼き上がりをいただくのもありですね。

■「おやつ研究所 タルトとケーキのお店」
「おやつ研究所 タルトとケーキのお店」 

同店の営業時間は11:00~18:00(日祝は17:00)ですが、売り切れ早仕舞いとなります。
実際には営業時間よりも早く完売していることがありますので、ご注意ください。

特に人気商品は早めに売れてしまいますから、焼き上がりに合わせて早めに行くのがポイントです。

最新情報は現在はInstagramが一番こまめなようですので、ご関心ある方はフォローしておくと良いと思います。
 
■「おやつ研究所 タルトとケーキのお店」の店舗情報
所在地:中原区今井西町15-23 グランドール2
●営業時間:11:00〜18:00(売り切れ早仕舞い、日祝は17:00閉店)
●定休日:月曜日ほか不定休(変更の場合あり)
●Instagram: https://www.instagram.com/tarte_gateau/
※最近の焼き上がり情報はInstagramでのチェックが推奨です。
●Web:
http://royatu.exblog.jp/
●Facebookページ:https://www.facebook.com/ROYATUKNNKYUSHO/

■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:洋菓子 おやつ研究所 タルトとケーキのお店
2009/2/27エントリ 武蔵小杉・今井西町のうつわ屋さん「小菊堂」
2017/3/16エントリ 今井西町の住宅街に、手作りタルトとケーキの専門店が登場。手のひらサイズがうれしい「おやつ研究所」
2017/4/20エントリ 口の中でとろける、完売必至の人気商品。タルトとケーキのお店「おやつ研究所」の「ベイクドレアチーズケーキ」
2017/9/12エントリ 武蔵小杉周辺でいただく、ふたつの上質パフェ。「おやつ研究所」の「木苺とサクサクショコラのパフェ」と、「Mui」の「いちじくのパフェ」

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2018年
05月16日

「第8回なかはらフォトコンテスト」最優秀作品1点、優秀・入選作品12点をご紹介

【Reporter:はつしも】
 
中原区の魅力を紹介する写真コンテスト「第8回なかはらフォトコンテスト」の入賞作品が2018年2月に発表されました。

今年は最優秀作品が1点選ばれたほか、「一般部門」「イベント・行事部門」の各部門から優秀作品・入選作品が合計12点、それぞれ選ばれました。

■中原区まちづくり推進委員会 なかまちブログ 「第8回なかはらフォトコンテスト」入賞作品紹介!
https://nmachi.exblog.jp/26475579/

「なかはらフォトコンテスト」は、市民活動団体である中原区まちづくり推進委員会と、中原区役所が協働で主催する地域写真コンテストです。
身近な風景の中に「まちの魅力」を認識することで地元への愛着を持っていただくこと、また中原区の魅力を広くPRすることを目的としています。

本コンテストは川崎市市民ミュージアムの写真担当学芸員の先生や地域で活躍される方等、複数の審査員によって審査が行われており、「武蔵小杉ライフ」も本コンテストの審査員をつとめさせていただきました。

本エントリでは受賞作品を順番にご紹介してまいりたいと思います。

写真下に本サイトの講評を記載しておりますが、本サイト独自のものであり、審査員全体の講評ではありません。この点、あらかじめご了解ください。



<最優秀作品>

ベストショット
タイトル:ベストショット
撮影者:平野昌子 さん
撮影場所:元住吉駅

(武蔵小杉ライフ講評)
元住吉駅の展望デッキ。きわめて日常的な場所が「晴れの舞台」になるという、新しい顔を切り出しています。
またこの場所は武蔵小杉のタワーマンションが毎年増えていくのが見られ、実はそれが年月を特定できるタイムスタンプにもなっていますから、結婚式の写真としても良いのではないでしょうか。

<優秀作品 一般部門>

桜と武蔵小杉
タイトル:桜と武蔵小杉
撮影者:浅井和範 さん
撮影場所:多摩川

(武蔵小杉ライフ講評)
大田区側から、武蔵小杉の高層ビル群を捉えた写真。本サイトも多摩川の土手を移動しながら、タワーの配置が綺麗に見えるアングルを探していますが、この構図がベスト、と思っています。
きっと同じように土手を散策しながら、試行錯誤されたのではないでしょうか?

サッカーを観る幼女
タイトル:サッカーを観る幼女
撮影者:西堀幹人 さん
撮影場所:等々力緑地

(武蔵小杉ライフ講評)
川崎市市民ミュージアムの北側にあるサッカー場です。川崎フロンターレの協力により綺麗な人工芝と夜間照明設備が設置されているのですが、存在を知らない方も多いのではないでしょうか。
フロンターレユースの練習にも使われ、川崎市の未来のスターが誕生する場所に、豊かな将来をお持ちの小さいお子さんを写した構図に魅力を感じました。

中原地区に巨大絵「黒猫の散歩」出現
タイトル:中原地区に巨大絵「黒猫の散歩」出現
撮影者:中野幹夫 さん
撮影場所:等々力緑地

(武蔵小杉ライフ講評)
等々力緑地近くの宮内中学校の美術部による共同製作です。工事中の場所が多い中原区では、各所でこのような仮囲いの活用が行われています。
硬式野球場が完成するまでの、今だけの風景ですし、記録としても残しておきたいと思いました。

<入選作品 一般部門>

夜のシダレザクラ
タイトル:夜のシダレザクラ
撮影者:神田 守 さん
撮影場所:等々力緑地(テニスコート側)

(武蔵小杉ライフ講評)
夜の等々力緑地ですが、一見して場所がどこかわかりませんでした。等々力緑地は日常的に訪れている場所ですが、それでもまだこんな切り取り方があったのですね。
ソメイヨシノの写真の応募が多いのですが、シダレザクラも良いと思います。

せせらぎ花壇
タイトル:せせらぎ花壇
撮影者:平本康治さん
撮影場所:江川せせらぎ

(武蔵小杉ライフ講評)
本サイトでもご紹介してきた、江川せせらぎ遊歩道の花々です。ちょうどこれから綺麗に咲く季節ですね。
せせらぎの水面に映る花々を、普段の人間の視点とは違った切り取り方をしているのが上手でした。

カラフル花壇
タイトル:カラフル花壇
撮影者:山本一夫 さん
撮影場所:中丸子南緑道

(武蔵小杉ライフ講評)
武蔵小杉周辺の応募写真が多い中で、平間寄りの中丸子南緑道にスポットを当てた写真です。この緑道は地域の町内の皆様のご協力により、毎年綺麗な花壇が出来上がっています。

たった一度のクリスマス
タイトル:たった一度のクリスマス
撮影者:近江章行 さん
撮影場所:市民ミュージアム

(武蔵小杉ライフ講評)
本サイトでもご紹介した、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のクリスマスウインドウアートです。完成してしまうともうできませんから、今回だけの風景を残した写真です。
また右側に市民ミュージアムの「トーマス転炉」を入れているのもワンポイント加算です。

フロンターレを応援するすずめたち
タイトル:フロンターレを応援するすずめたち
撮影者:ハピネス さん
撮影場所:等々力緑地公園入り口の信号機の下

(武蔵小杉ライフ講評)
これは「ピコリーノ」という車止めの商品で、小鳥のオブジェがついています。川崎フロンターレのホームゲーム開催時、この小鳥に手編みのフロンターレカラーの服を着せている方が地域にいらっしゃるようで、サポーターの名所のようになっているものです。
本サイトではよくこの写真とは反対側、等々力陸上競技場をバックに撮影することが多いのですが、この周辺はフロンターレブルーで塗装されていますから、こちらのアングルも「あり」だということを教えてくれた写真です。

<優秀作品 イベント・行事部門>

伝承の背
タイトル:伝承の背
撮影者:平本康治さん
撮影場所:神明大神

(武蔵小杉ライフ講評)
近年、クレームリスクを原因として人の顔が写った街の写真を撮ることが難しくなりました。顔を避けた撮影は、本来の街の風景のダイナミズムを失わせてしまうことが多いのですが、この写真はそれに当てはまらず、まさに「背中が雄弁に語る」写真ですね。
華やかなお祭り写真などよりも地味な、静かな風景だと思いますが、地域の力を感じます。

<入選作品 イベント・行事部門>

日枝神社のシンボル
タイトル:日枝神社のシンボル
撮影者:山本一夫さん
撮影場所:日枝神社

(武蔵小杉ライフ講評)
日枝神社のお神輿の写真です。これはストレートに正面からとらえた写真で、皆さんの活力や、楽しそうな空気感が伝わってきます。

ステージ
タイトル:ステージ
撮影者:藤江 健次さん
撮影場所:等々力緑地

(武蔵小杉ライフ講評)
「なかはら“ゆめ”区民祭」のステージです。最近の「コスギフェスタ」など、比較的ニューファミリーを中心としたイベントが増えてきましたが、区民祭はシニア層の参加も多いイベントです。
この写真のように、お子さんからシニアまで、幅広い層が活躍している姿を本サイトもご紹介してきたいと思っています。

輝け小杉
タイトル:輝け小杉
撮影者:加藤晃一さん
撮影場所:コアパーク

本サイトでもご紹介した、こすぎコアパークでの「キリン」のイルミネーションです。
昨年の新しい企画を、いちはやくとらえた写真ですね。



以上、13作品をご紹介させていただきました。

本サイトは、毎回「なかはらフォトコンテスト」での新しい発見があることを楽しみにしてまいりました。
何度も訪問してきた場所でも「しまった、こんな撮り方があったのか!」と驚くことがあり、その「しまった!」の発見がたいへん貴重なものでした。

「なかはらフォトコンテスト」は、これまで8回という回数を重ねてきたこともありまして、次回以降については白紙の状態です。
また開催されるかどうか、現段階ではわかりませんが、ただ、日常の風景を記録に残したり、新しい切り口を見つけたりすることは楽しいですし、将来的振り返った時にも価値の残ることです。

立派なカメラや熟練の撮影テクニックは、全く必要ありません。 携帯電話のカメラで十分かと思いますので、是非気軽に、これからも中原区の風景を撮影していっていただきたいと思います。

【関連リンク】
中原区まちづくり推進委員会公式ブログ なかまちブログ
2011/12/29エントリ 「第2回なかはらフォトコンテスト」入選作品発表
2013/1/21エントリ 「第3回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入賞作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2013/4/18エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」に向けた「写真講座」が2013年5月8日(水)開催
2013/9/5エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2015/1/12エントリ 「第5回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表
2016/1/23エントリ 「第6回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表
2017/3/13エントリ 「第7回なかはらフォトコンテスト」優秀賞6作品・入選12作品発表

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2018年
05月13日

丸子橋・ガス橋間で竣工「H28多摩川中丸子築堤護岸工事」の整備区間を歩く

【Reporter:はつしも】

現在、国土交通省では多摩川の堤防の改修工事を行っています。
2018/4/18エントリでお伝えした、丸子橋とガス橋の間の「H28多摩川中丸子築堤護岸工事」が竣工していますので、ご紹介します。

■堤防の完成区間
 堤防の完成区間 
 
■「H28多摩川中丸子築堤護岸工事」
H28多摩川中丸子築堤護岸工事

 「H28多摩川中丸子築堤護岸工事」は、丸子橋~ガス橋間の一部区間において行われていた堤防の補強工事です。

この工事により、堤防の多摩川側をコンクリートブロックで覆った上に芝が張られ、盛り土によって堤防の幅が広くなりました。

またこれに加えて、河川敷に下りるスロープも整備されています。

■堤防に張られた芝生
  堤防に張られた芝生
 
■河川敷に下りるスロープ
  河川敷に下りるスロープ
 
なお、河川敷に下りるスロープは、自転車・バイク進入禁止となっていました。
これは丸子橋近くで2017年に行われた改修でできたスロープにも明記されていますが、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

多摩川サイクリングは土手の上のサイクリングロードを走行しておきましょう。

■「歩行者に注意」
  歩行者に注意
 
さて、新しくなったサイクリングロードを進んでいくと、「歩行者に注意」との表示がありました。

オレンジ色のラインが引かれているようですが、これは何でしょうか。

■多摩沿線道路からの階段
  多摩沿線道路側からの階段
 
見るとここは、多摩沿線道路からの階段が設置されていたのでした。

多摩沿線道路自体は歩道もなく人が歩くことはほとんどありませんが、道路の向こうに住宅街の路地が見えます。

この路地から多摩沿線道路を横断して堤防にのぼる人がいるのでしょうが、ここは横断歩道もなく、車の交通量も多いので少々危ないですね。

多摩川河川敷は川崎市の重要な資産ですが、そこに至るアクセスは課題も多くあります。
二子玉川ライズなどはマンション側の二子玉川公園と河川敷をデッキでシームレスにつないでいるのが非常に便利でしたが、そこまでできるのはかなりの大規模開発ですね。

■二子玉川公園から多摩川河川敷をつなぐ階段
多摩川河川敷への接続

国土交通省では、今後も段階的に多摩川の堤防改修工事を進めていく予定です。

現在は古市場よりも南側で改修工事を進めていまして、必ずしも連続的に整備していくわけでもないようです。

また中原区内でも、改修が着手されることがあろうかと思います。

【関連リンク】
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2017/5/17エントリ 丸子橋近く・多摩川堤防の改修工事が完了、舗装資材の誤りによる河川敷一時通行止めも解除され完全供用開始
2018/4/18エントリ 国土交通省が多摩川の堤防改修を推進、丸子橋・ガス橋間「H28多摩川中丸子築堤護岸工事」に工事見学所が設置

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