武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
07月22日

上小田中6丁目の隠れ家カフェ。望遠鏡・双眼鏡も取り扱う「ASTRO cafe TEMO」

【Reporter:たちばな】

2010/10/2エントリにおいて、上小田中6丁目の隠れ家カフェ「cafe TEMO」をご紹介しました。
その後同店は一時休店やコンセプト変更を経て、現在は望遠鏡・双眼鏡の販売も行う「ASTRO cafe TEMO」として営業をしています。

本エントリでは、6年9か月ぶりに新コンセプトの店舗をご紹介したいと思います。

■「ASTRO cafe TEMO」
「ASTRO cafe TEMO」

「ASTRO cafe TEMO」は、上小田中6丁目の住宅街の裏道にあります。
「スーパー生鮮館TAIGA」からもう少し武蔵中原方面に進み、カーブミラーがある細道を北に入っていきます。

これは非常に場所が分かりにくいですので、エントリ末尾に掲載のGoogleマップを参照するのが良いと思います。

■「ASTRO cafe TEMO」の店内
「ASTRO cafe TEMO」の店内

「ASTRO cafe TEMO」の店内

外からは中の様子がわかりませんので、扉を開くのは少々勇気がいるかもしれませんが、店内は小さいながらも落ち着ける空間が広がっています。

客席はソファなどゆったりとしたものが中心ですので、ついつい長居をしてしまいそうです。

■ドリンクメニュー
ドリンクメニュー

■フードメニュー
フードメニュー

ドリンクメニューは、ソフトドリンクのほかワイン、ビールがあります。

フードメニューはピラフ・パスタ・カレーなど軽食がいくつか用意されています。
こちらはご覧の通り黒板メニューで、その時によって内容が変更されることがあるでしょう。

■カルボナーラ
カルボナーラ

■ドリンク(柚子茶)
柚子茶

今回いただいたのは、カルボナーラ(850円)です。写真のほかにサラダがついています。
基本的に薄めの味付けということで、お好みで塩・コショウが添えられていました。

「隠れ家カフェ」でのんびりした時間を楽しめますので、ふと「オン・オフ」を切り替えたい時など、お勧めできるかと思います。

■店内の猫ちゃん
店内の猫ちゃん

なお、店内には店主さんが飼っている猫ちゃんがいるときがあります。

この日はカルボナーラのお肉が食べたくて、テーブルの上で積極的におねだりをしていました。

猫がお好きな方でしたらそれもまた楽しめますし、もし苦手な方でしたら、お店の方にお声掛けすれば対応はいただけるかと思います。
アレルギーなどのある方もいらっしゃるでしょうし、この点は本当に人ぞれぞれですので、お店の前提としてあらかじめご承知ください。

■望遠鏡・双眼鏡の販売
望遠鏡・双眼鏡の販売

望遠鏡・双眼鏡の販売

また一方、「ASTRO cafe TEMO」では、冒頭でご紹介した通り新たなコンセプトとして「望遠鏡・双眼鏡の販売」を行っています。

ネットショップも運営していますが、店舗ではすべて実物を確認することができます。

■日の出光学 ヒノデ双眼鏡 取扱店舗のご案内
http://bino.hinode-opt.jp/news/shops.html

双眼鏡の「日の出光学」のウェブサイトにおいて、「ASTRO cafe TEMO」が取扱店舗として紹介されていました。
「TEMO」では、同社の双眼鏡の全機種・全色を実物で確認することができます。

良いものは一定以上のお値段がする商品ですから、やはり実際に触って購入を検討したいですね。
専門家の店主さんが1on1で相談に乗ってくれますから、望遠鏡・双眼鏡の購入をされる方には便利なお店かと思います。

■営業日と営業時間
営業日と営業時間

■「ASTRO情報」
天体観測に関する「ASTRO情報」

「ASTRO cafe TEMO」は、木曜日定休で、営業時間は通常12:00~21:00です。
遅くまでやっていますから、望遠鏡を夜空で試してみることも可能です。


なお、6年半前のエントリでも申しあげましたが、同店は店主さんの趣味とこだわりを反映して、自由に運営されているお店です。
営業時間やメニュー、コンセプト等は今後変更される可能性が多分にあります。

実際、前回エントリと今回エントリでは、お店のコンセプト自体が変わっていますので、この点、あらかじめご了解ください!

■「ASTRO cafe TEMO」の店舗情報
●所在地:中原区上小田中6-1-5
●営業時間:12:00~21:00
●定休日:木曜日
●Web:http://temo615.com/

●オンラインショップ:http://astrotemo.thebase.in/

■「ASTRO cafe TEMO」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ「ASTRO cafe TEMO」
2010/10/2エントリ 上小田中の隠れ家カフェ「cafe TEMO」

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2017年
07月21日

子どもたちがありのままの自分でいられるように。禁止事項をなるべく作らない「川崎市子ども夢パーク」

【Reporter:はつしも】

高津区下作延に、「川崎市子ども夢パーク」という施設があります。
子どもが泥んこになって遊べる同施設を、今回はご紹介してみたいと思います。

■「川崎市子ども夢パーク」
「川崎市子ども夢パーク」

「川崎市子ども夢パーク」

川崎市では、「子どもたち一人ひとりが大事にされること」を目的として、子どもたちも策定プロセスに参加した「川崎市子どもの権利に関する条例」を施行しています。
この条例をもとにつくられたのが「川崎市子ども夢パーク」で、条例で決められた「子どもたちとの約束」を実現する場として位置づけられています。

「子ども夢パーク」は、南武線津田山駅(武蔵溝ノ口駅より1駅)から徒歩5分程度の場所にあり、無料で利用できます。
武蔵小杉駅から津田山駅までは、南武線で8分です。

■「子ども夢パーク」のコンセプト
「子ども夢パーク」のコンセプト

「子ども夢パーク」は、「子どもが安心してありのままの自分でいられる場所」として、やりたいと思ったことがチャレンジできるように、なるべく禁止事項をつくらないことをコンセプトにしています。
子どもたちが自分で決めたり、自由な発想でものづくりをしたりして遊べることを大切にしています。

服が汚れたり、小さなけがをすることもあるかもしれませんが、そんな経験を通じて自分の身を守る力を適切に身に着けていけるということです。

■水に飛び込む滑り台
水に飛び込む滑り台

これは、水に飛び込む滑り台です。
プールのウォータースライダーは水着でやったことのある方もいらっしゃると思いますが、これはもっとワイルドなものです。

■「水遊びOK」
「水あそびOK」

「水あそびOK」

パークには子どもたちが好きな「小高い山」がありまして、頂上付近から小川が流れています。
ここももちろん、水遊びOKです。

ただ足元が滑りやすいですので、ご注意ください。

■ターザンロープ
ターザンロープ

ターザンロープ

■ハンモック
ハンモック

ターザンロープやハンモックなど、子どもたちの大好きなアイテムも勿論あります。
皆さん元気いっぱい、楽しそうに遊んでいました。

■工具スペース
工具スペース

工具スペース

また「子ども夢パーク」では、月・水・土・日の週4日間、工具を使ったものづくりができます。
自由な発想で遊んでもらいたいという、パークの趣旨に沿ったものです。

■トンネル
トンネル

パークの中には、トンネルがあります。
こんなトンネルの中を探検したりする場所が、子どものころにあったら楽しかったですね。

■全天候広場「たいよう」
全天候広場「たいよう」

パーク内には野外だけでなく、屋根つきの広場「たいよう」や、屋内で遊べるスペースも用意されています。
「たいよう」は天井に大きな採光部設置された全天候型の施設です。

■「川崎市子ども会議室」
「川崎市子ども会議室」

「子ども夢パーク」の運営にあたっては、子どもの意見を引出して反映させることが必要とされています。
そのため、運営委員は概ね半数以上が「子ども委員」により構成されるよう配慮することが定められています。

「子ども委員」はパークを利用する子どもなら幅広く門戸が開かれていますので、何か実現したいことがある場合、この運営委員に加わってみるのも良いでしょう。
運営の詳細につきましては、「子ども夢パーク」にお問い合わせください。

その他、詳細は「子ども夢パーク」のウェブサイトにも掲載されていますので、ご参照ください。

■物見やぐら
物見やぐら

普通の公園ならば武蔵小杉からわざわざ行くこともありませんが、こういった施設はユニークで、なかなかありませんね。

「あれはダメ」「これはダメ」という制約が少ない場所で思いっきり遊べる機会はいまや貴重ですから、一度お子さんを連れて行ってみるのも良いと思います。
その際は汚れることを前提に、タオルや着替えなどをご用意ください。

利用時間は意外と長く、夜21時まで開いています。

■「川崎市子ども夢パーク」の施設情報
●所在地:川崎市高津区下作延5-30-1
●利用時間:9:00~21:00
●定休日:なし
●利用対象者:0~18歳(家族での来場もできます)
●入場料:無料
●Web:
http://www.yumepark.net/

■「川崎市子ども夢パーク」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:アミューズメント 川崎市子ども夢パーク

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2017年
07月20日

「シン・ゴジラ」週末上映中の川崎市市民ミュージアムで、ゴジラ・キングギドラのクリスタルプレートを展示、「シン・ゴジラ」フィギュアのガシャポン稼働中

【Reporter:はつしも】

川崎市市民ミュージアムの映像ホールにおいて、「シン・ゴジラ」など川崎市を舞台にした作品を中心に、「ゴジラ」映画の上映が7月の毎週末に行われています。

この上映会については2017/6/28エントリでご紹介しまして、7月9日(日)の「シン・ゴジラ」初上映の回は満員となるなど、映像ホールがかつてない盛り上がりを見せています。

好評に応えて、川崎市市民ミュージアムでは急遽7月29日(土)17:00に「シン・ゴジラ」の上映追加を行うことが決定しました。

また映像ホール前には、川崎市のステンドグラス工房「グラスイン」の手による「ゴジラ」「キングギドラ」入りのクリスタルプレートが展示されました。
これに加えて「シン・ゴジラ」のフィギュア入りガシャポンがロビーに設置されていますので、あわせてご紹介します。

■「グラスイン」の手による「ゴジラ」「キングギドラ」入りクリスタルプレート
ステンドグラス工房「グラスイン」のクリスタルプレート

■「グラスイン」からのメッセージ
「グラスイン」からのメッセージ

「グラスイン(Glass-in)」は、幸区西加瀬にあるステンドグラス工房です。
幼稚園や公共施設・医療施設、また個人宅などのステンドグラス製作を行っています。

今回展示されているクリスタルプレートは「ゴジラ」「キングギドラ」があしらわれており、同工房が「ゴジラ2000ミレニアム」の上映にあわせて、200枚を作成したものです。

川崎市市民ミュージアムにおいてこのたびの「ゴジラ再上陸」の企画が行われるにあたり、東宝からの展示許可が下りまして、映像ホール前で展示されることになりました。

■「ゴジラ」のクリスタルプレート
「ゴジラ」のクリスタルプレート

■「キングギドラ」のクリスタルプレート
「キングギドラ」のクリスタルプレート

「ゴジラ」「キングギドラ」のクリスタルプレートは、それぞれ2種あります。
いずれも細部まで描かれた、見事なものです。

これらのプレートは「撮影OK」の取り扱いになっていますので、記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

■「グラスイン」製作「南武線ティッシュケース」
「グラスイン」製作「南武線ティッシュケース」

また、ミュージアムショップにも、「グラスイン」のステンドグラス作品がいくつか置かれていました。

写真は「南武線ティッシュケース」(非売品)です。
他にも販売している作品がありましたので、ご覧になってみてください。



■「シン・ゴジラ」のガシャポン
「シン・ゴジラ」のガシャポン

続いてこちらは、ロビーの一角に設置された「シン・ゴジラ」のガシャポン(1回300円)です。

今回はこのガシャポンもトライしてみました。

■フィギュアのパーツ
フィギュアのパーツ

■「シン・ゴジラ」第4形態
「シン・ゴジラ」第4形態

ガシャポンのフィギュアは東京湾に登場した初期形態と、最終の「第4形態」まで4種類がありました。

初期形態は海面から尻尾しか出ていない状態のもので、それだけだと少々ガッカリ感がありますが、本サイトでは運よく初回から「第4形態」を引き当てることができました。

背びれと尻尾の先端は透過で輝く仕上げになっています。

■下あごのパーツ付け替え
下あごのパーツ付け替え

そして「第4形態」のフィギュアは、下あごの部分が付け替えられるようになっています。

これはゴジラが口からプロトンビームを放出するときの姿で、下あごが2つに割れている状態です。

欲しい形態のフィギュアが出てくるのは4分の1の確率ですので、運試しになりますね。
なかなか欲しいものが出てこないことも十分ありえますので、あらかじめご承知ください。



最後に、「ゴジラ」作品の上映スケジュールをおさらいしておきましょう。

冒頭に申しあげた通り、「シン・ゴジラ」の好評に応えて7月29日(土)17:00の上映会が急遽追加になっています。

この日は、川崎市市民ミュージアムの夜間開館日となっていまして、通常の展示も19:00まで見ることができます。

■「川崎市市民ミュージアム ゴジラ再上陸~『シン・ゴジラ』公開1周年記念特集~」
川崎市市民ミュージアム「ゴジラ再上陸」 
※川崎市市民ミュージアムより

■「ゴジラ再上陸~『シン・ゴジラ』公開1周年記念特集~」の概要
上映日 ●7月8日(土)
11:30~ 「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」
14:30~ 「ゴジラ対ヘドラ」

●7月9日(日)※終了
11:30~ 「ゴジラvsキングギドラ」
14:30~ 「シン・ゴジラ」

●7月22日(土)
11:30~ 「ゴジラvsキングギドラ」
14:30~ 「ゴジラ対ヘドラ」

●7月23日(日)
11:30~ 「シン・ゴジラ」
14:30~ 「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」※上映終了後にトークショーあり

●7月29日(土)
11:30~ 「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」
14:30~ 「シン・ゴジラ」
17:00~ 「シン・ゴジラ」※追加上映決定

●7月30日(日)
11:30~ 「ゴジラ対ヘドラ」
14:30~ 「ゴジラvsキングギドラ」

※各回入れ替え制、15分前開場
入場料金 一般600円/大学・高校生・65歳以上500円/小中学生400円/未就学児、障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者無料
※各種割引料金をご利用の方は、生徒手帳・学生証・障害者手帳など、証明できる書類等を必ずご提示ください。
チケット販売 ●朝の販売時間は 10:30~(12:30まで)→午前・午後の2回分とも販売します。
●昼の販売時間は 13:30~(15:30まで)→午後1回分を販売します。
●夕方(7月29日のみ)の販売時間は 16:00~(売切れ次第終了) →7月29日17時の分を販売します。
※追加上映分の販売を行います。
Web ●川崎市市民ミュージアム 上映スケジュール
●チラシ(PDF)
●川崎市市民ミュージアム 『シン・ゴジラ』追加上映決定のお知らせ(7月29日(土)17:00~の回)

■上映作品の概要
「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」 ●1954年/モノクロ/DCP/スタンダード/97分
●監督:本多猪四郎/出演:宝田明、志村喬、河内桃子、平田昭彦、堺左千夫、村上冬樹

世界の映画史上に影響を及ぼした日本映画の金字塔“ゴジラ”が、デジタルリマスターによって鮮やかにスクリーンに甦る。真髄を極めた特撮と原水爆反対のメッセージが込められた重厚なドラマの衝撃を体感してください。
「ゴジラ対ヘドラ」 ★川崎市ロケ作品★
●1971年/カラー/35mm/シネマスコープ/85分
●監督:坂野義光/出演:山内明、川瀬裕之、木村俊恵、麻里圭子、柴本俊夫

公害問題をテーマにした異色のシリーズ第11作。田子の浦港の汚染された海から生まれた怪獣ヘドラと、怪獣王ゴジラが対決する。駿河湾が主な舞台だが、工場地帯のシーンの一部は川崎市でロケ撮影された。
「ゴジラvsキングギドラ」 ★川崎市市民ミュージアムロケ作品★
●1991年/カラー/35mm/ビスタ/102分
●監督:大森一樹/出演:中川安奈、豊原功補、小高恵美、原田貴和子、土屋嘉男、西岡徳馬、山村聡

開館まもない川崎市市民ミュージアムにおいてロケ撮影が行われたシリーズ第18作。23世紀から1992年にやって来た未来人によってキングギドラは“メカ・キングギドラ”として復活し、ゴジラと対決する。
「シン・ゴジラ」 ★川崎市ロケ作品★
●2016年/カラー/DCP/シネマスコープ/119分
●監督:庵野秀明/出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、市川実日子、高良健吾

怪獣出現に直面した日本政府は巨大不明生物特設災害対策本部を設置して立ち向かう。鎌倉・横浜を縦断して武蔵小杉に現れたゴジラに対して、多摩川河川敷を防衛線とした「タバ作戦」が実行される。

■トークショーのご案内
トークショーのご案内 

また、7月23日(日)14:30からの「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」上映終了後には、上記のトークショーも予定されています。

東京現像所の清水俊文氏が、60年の歳月をこえて「ゴジラ」のデジタルリマスターを行った製作秘話を語ります。

こちらもご関心ありましたら、ご参加ください。

【関連リンク】
ステンドグラス Glass in ウェブサイト

(市民ミュージアム関連)
市民ミュージアム ウェブサイト
2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
2016/9/12エントリ 川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開
2016/12/18エントリ 川崎市市民ミュージアム「アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート:「毛糸のお城」が逍遥展示空間に出現
2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
2017/4/4エントリ 「川崎市市民ミュージアム」が指定管理者制度によりリニューアルオープン、4月16日(日)まで「スプリングイベント」を開催中
2017/5/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで5月中の休日に「古代の火おこし体験」を開催中、5月7日(日)にアイルランドの名作アニメーション「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を小中学生無料で上映
2017/6/28エントリ タバ作戦最寄りの「武蔵小杉の映画館」、川崎市市民ミュージアム映像ホールに「シン・ゴジラ」再上陸!7月の毎週末に川崎市ゆかりのゴジラ作品を連続上映

(シン・ゴジラ関連)
2016/5/31エントリ ゴジラシリーズ最新作「シン・ゴジラ」で武蔵小杉が戦場に。川崎市市民ミュージアムの公開連動企画で過去の川崎市ロケ作品を6月19日(土)より連続上映
2016/6/19エントリ 7/29公開「シン・ゴジラ」が武蔵小杉を席巻!本日よりスタンプラリー・市民ミュージアムでの過去作品上映がスタート、グランツリーには1/60サイズシン・ゴジラ像が登場
2016/6/25エントリ 川崎フロンターレがJ1リーグ1stステージ初優勝を惜しくも逃す、フロンパークでは「シン・ゴジラ」スタンプラリーを開催
2016/6/29エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの公式ウェブサイトが武蔵小杉に襲来する「シン・ゴジラ」仕様に
2016/8/19エントリ 川崎市市民ミュージアム・中原区役所で「シン・ゴジラ」コラボ企画「ゴジラの足跡を探そう!~映画のワンシーン画像をGET!~」を期間延長開催

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2017年
07月15日

等々力陸上競技場で「早慶クラシコ 早慶サッカー定期戦」が開催、早稲田大学が男子6連勝、女子無敗を守る

【Reporter:はつしも】

本日、等々力陸上競技場において「早慶クラシコ」と呼ばれる伝統の一戦、「第68回早慶サッカー定期戦」および「第16回早慶サッカー女子定期戦」が開催されました。

早稲田大学ア式蹴球部と慶應義塾体育会ソッカー部(※)が熱戦を繰り広げ、男子定期戦においては早稲田大学が5-1と圧勝し、6連勝しました。
また女子定期戦においては慶應義塾大学が初勝利を目指したものの、早稲田大学が1-0で勝利をおさめました。

※慶應義塾大学では、サッカー部を「ソッカー部」と表記します。

■「早慶クラシコ 早慶サッカー定期戦」のポスター
「早慶クラシコ 早慶サッカー定期戦」のポスター

「早慶サッカー定期戦」は、毎年等々力陸上競技場で開催されています。

開催が近づくと武蔵小杉周辺の各地の定期戦のポスターが掲示されていましたので、ご覧になった方も多かったと思います。

■慶應義塾大学日吉キャンパスのポスター
慶應義塾大学日吉キャンパスのポスター

慶應義塾大学は、武蔵小杉からほど近く、日吉駅前に日吉キャンパスがあります。

日吉キャンパスの構内にも、もちろん早慶サッカーのポスターが掲示されていました。

■「6連勝は当たり前でしょ。」(早稲田大学)
「6連勝は当たり前でしょ。」(早稲田大学)

■「6連敗もすると思うなよ。」(慶應義塾大学)
「6連敗もすると思うなよ。」(慶應義塾大学) 

この早慶戦のポスターは、早慶両大学がお互いを煽りあうコピーで以前話題になりました。

男子の「早慶サッカー定期戦」においてはこれまで早稲田大学が5連勝をしていまして、今回は6連勝がかかっていました。

早稲田大学が連勝記録を伸ばしたいのはもちろんですが、慶應義塾大学としては何としても止めたいところだったでしょう。

■「慶應女子の皆さん、自撮りの後は応援も忘れずに(笑)」(早稲田大学)
「慶應女子の皆さん、自撮りの後は応援も忘れずに(笑)」(早稲田大学)

■「ワセジョのみなさん、気合の私服、楽しみにしてます(笑)」(慶應義塾大学)
「ワセジョのみなさん、気合の私服、楽しみにしてます(笑)」(慶應義塾大学)

早稲田大学の女子学生は、学内でよく「ワセジョ」と呼ばれます。

一般に「化粧っけがなく、ファッションやスイーツなど女子らしいことに関心がない」「質実剛健で気が強い」といったイメージで使われることが多く、早稲田大学の長い歴史の中でもなかなか死語にはならない「学内用語」です。

それに比べると慶應義塾大学の女子学生はキラキラした印象のようで、ポスターではお互いのイメージを「チャラい」「ダサい」と暗に煽りあう構図として使われています。

もちろん多分に強調されたイメージや偏見という部分もありますので、これは対決を盛り上げる企画として楽しむものかと思います。

■「早慶サッカー定期戦」が開催された等々力陸上競技場
「早慶サッカー定期戦」が開催された等々力陸上競技場

■男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」のショー
男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」

「早慶サッカー定期戦」が開催された等々力陸上競技場では、男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」のショーなども実施されていました。

たいへんクオリティの高い、力強いチアリーディングショーに、多くの方が集まっていました。

■子供向けのサッカー教室
子供向けのサッカー教室

こちらは、子ども向けのサッカー教室です。

観客の多くは早慶両校の学生やOBですが、地域の方でも来場して楽しめるようになっています。

■グッズ販売などのテント
グッズ販売などのテント

競技場の前では、グッズや飲食販売などのテントも並んでいました。
暑い日でしたので、かき氷が多く売れていたようです。

■早慶サッカー女子定期戦
早慶サッカー女子定期戦

■早慶両行のフラッグ
早慶両校のフラッグ

早慶サッカー女子定期戦は15:30キックオフ、早慶サッカー定期戦は18:30キックオフでした。
上記写真は日中の女子定期戦のものです。

バックスタンドには、両校のフラッグが掲出されていました。

■メインスタンドから見える武蔵小杉の高層ビル群
メインスタンドから見える武蔵小杉のタワーマンション

■メインスタンド最上部から見た武蔵小杉の高層ビル群
メインスタンド最上部から見た武蔵小杉の高層ビル群

早慶サッカー定期戦の魅力は、試合自体ももちろんですが、武蔵小杉目線で見たときには、チケットに細かい種別がなく当日券で等々力陸上競技場のほとんどのエリアが自由に行き来できることです。

普段の川崎フロンターレのホームゲームでは購入したチケットのエリアしか入れませんので、これはなかなか新鮮でした。

■早稲田スポーツ・慶應スポーツ
早稲田スポーツ・慶應スポーツ

等々力陸上競技場では、「早稲田スポーツ」「慶應スポーツ」が配布されていました。

普段馴染みがない方でも、各チームの選手や、試合の見所を知ることができます。
 
 ■川崎フロンターレホームゲームへの招待
川崎フロンターレホームゲームへの招待

 ■地元のサライ通り商店街の紹介
商店街の紹介 

配布された資料の中には、川崎フロンターレホームゲームへの招待や、「早慶サッカー定期戦のホームタウン」としてサライ通り商店街の紹介なども同封されていました。

フロンターレホームゲームへの招待は、早慶サッカー定期戦を観戦した方限定で、抽選によりチケットをプレゼントする形式になっています。

等々力陸上競技場でサッカー観戦をしたことをきっかけに、フロンターレの観戦にも来てほしいという意図の企画です。
 
また早慶サッカー定期戦には、今回公式発表で13,880人という多くの方が集まりました。

試合終了後には武蔵小杉駅まで学生の人波ができますので、それが武蔵小杉で祝勝会など、飲食をしてくれれば経済効果もあるでしょう。

早慶サッカー定期戦としても「地域密着」をひとつのコンセプトとして今年から動き出したということで、「武蔵小杉目線」の本サイトとしては、今後の展開にも注目してまいりたいと思います。

【関連リンク】
早慶サッカー定期戦 ウェブサイト
2008/11/8エントリ 陸の王者、武蔵小杉の空を飛ぶ
2016/7/29エントリ 慶應義塾大学日吉キャンパスから見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院

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2017年
07月12日

JR川崎駅の大規模拡張事業が進行中。「中央北改札」が6月18日開業、北口通路・北改札は2018年3月開業予定

【Reporter:はつしも】

2017年6月18日に、JR川崎駅に新たな改札口「中央北改札」が開業になりました。

これは同駅の整備工事のうち一部が先行開業となるもので、今後「北口通路」「北改札」や
駅ナカ商業施設、改札内のバリアフリー設備等の整備が進められます。

■JR川崎駅の従来の「中央南改札」
JR川崎駅の従来の「中央南改札」

JR川崎駅には、従来「中央南改札」1か所がありました。
しかしながら利用者の増加に伴ってキャパシティの限界を生じ、かねてから増設の必要性が指摘されていました。

■新設された「中央北改札」
供用開始された「中央北改札」

新設された「中央北改札」

新設された「中央北改札」は、既存改札の向かい側に整備されました。
券売機7台、自動改札機8台が利用できます。

■開業エリアのマップ
開業エリアのマップ

前述の通り、今回開業となったのは整備事業の一部分です。
上記マップの通り、残りエリアは2018年3月頃開業となる予定です。

ラゾーナ川崎プラザと川崎アゼリアを接続する自由連絡通路が新たに駅北側に整備され、そこに「北改札」が新設されます。

また新たな整備エリアには、川崎市の行政サービス施設を含む「駅ナカ商業施設」も設置されます。

■未開業部分の仮囲い
未開業部分の仮囲い

現在供用開始になったコンコースは、大部分が仮囲いで覆われています。

この仮囲いの部分が、ホームへのバリアフリー設備や「駅ナカ商業施設」の一部になるのでしょう。

■ホームから新コンコースへのアクセス
ホームから新コンコースへのアクセス

■マスキングの残る看板
マスキングの残る看板

ホームと新コンコースは、階段とエスカレーターで接続されています。

看板にはまだ、一部マスキングされた部分が残されています。
ここには駅ナカ商業施設の名称などが入るのかもしれません。

■外側から見た駅舎工事
外側から見た駅舎工事

外側から駅舎の建設工事を見ると、大きな駅ビルであることがわかります。
完成すると川崎駅が、また一層大きくなりますね。

■建設中の北口通路
建設中の北口通路

こちらは、北口通路です。
ラゾーナ川崎プラザと川崎アゼリアを接続し、その途中に「北改札」が新設されます。

■中央北改札の先行開業のお知らせ
中央北改札先行開業のお知らせ

中央北改札の仮囲いには、先行開業のお知らせが掲示されていました。
ここで完成イメージパースも紹介されています。

■北口通路と北改札
北口通路と北改札のイメージパース

こちらは、まだ工事中の北口通路と、北改札です。
大きな吹き抜けがあって、開放感がありますね。

駅ナカ商業施設もガラス張りの綺麗なデザインです。

■アゼリアとの接続部
アゼリアとの接続部

この北口通路は、アゼリアと接続されます。
その接続部の屋根も、ガラス張りで仕上げられるようです。

現在の先行開業はかなり限定的なものですが、2018年3月の追加開業時にはかなりインパクトがあるのではないでしょうか。

商業的な面ももちろんですが、改札口の負荷分散など、日常的に利用されている方は完成を待ち遠しく感じていらっしゃるのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎市 川崎駅北口自由通路等整備事業
2011/2/13エントリ JR川崎駅のエレベーターが供用開始
2012/6/13エントリ ラゾーナ川崎プラザが大規模リニューアルを決定、2012年10月中旬より順次新店舗オープンへ
2017/3/28エントリ JR川崎駅で「南武線開業90周年イベント」階段アートと、「南武線の歴史」展示を大規模展開中

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2017年
07月09日

等々力プールなきあと、中原区に残された市営プール。平間公園の「平間児童プール」が7月10日から8月31日まで利用開始

【Reporter:はつしも】

中原区には、いくつか大きめの公園があります。
最大はもちろん等々力緑地公園、続いて中原平和公園ですが、そこから少々規模感が離れて「平間公園」という公園があります。

ここには市営の「平間児童プール」がありまして、明日7月10日から8月31日まで開館しますので、ご紹介します。

■平間公園の入口
平間公園の入口

平間公園は、中原区上平間にある川崎市の公園です。
1954年に整備され、15,690平米の規模を有しています。

40,740平米の中原平和公園と比べると、公園全体のつくりや遊具等はあまり見るべきものがありませんが、最大の特徴は児童プールがあることです。

■平間公園児童プールの入口
平間公園児童プールの入口

平間公園児童プール

平間公園児童プールは、3歳~中学生が100円、大人が300円で利用できます。

オムツが必要な幼児は水には入れません。また小学校入学前の幼児は、18歳以上の付き添いひとりにつき、2人までの入場が可能です。

上記写真はメインの児童プールで、大人の膝程度の深さです。

■幼児用プール
幼児用プール

またここには、メインの児童用プールに加えて、さらに浅い幼児用プールも2つ整備されています。

ご覧の通り、足首がつかる程度の深さですね。

■プールサイドのベンチ
ベンチ

プールサイドには、ベンチも設置されています。

保護者の方は、ここで子供たちを見守るのも良いでしょう。

■目を洗うための水道
目を洗う水道

■シャワー
シャワー

■利用上の注意
プール利用についてのお願い

平間公園児童プールは、全般的に古いものの、一通りの設備は揃っています。

利用上の注意をお読みの上、ご利用ください。
利用上の注意については川崎市ウェブサイトにも掲載されていますので、関連リンクをご参照ください。

■「平間公園児童プール」
平間公園児童プール

■リエカ市から贈られたブロンズ像「アドリアの少女」
リエカ市から贈られた「アドリアの少女」

平間公園にはプールのほか、川崎市の姉妹都市であるリエカ市(クロアチア)から贈られた、「アドリアの少女」というブロンズ像があります。

この姉妹都市の提携は1977年6月23日に行われ、ブロンズ像は10周年を記念して贈られたものです。

このブロンズ像と交換で、川崎市からは「友情」と題したブロンズ像を贈ったということですので、リエカ市を訪問する機会があれば、見てみたいところです。

平間公園は武蔵小杉からは少々距離がありますが、等々力緑地のプールが廃止された今、児童プールを利用に遠征される方もいらっしゃるかもしれませんね。

■平間公園児童プールの概要
●所在地:中原区上平間1298
●営業時間:9:00~17:00(最終入場15:30)
●営業期間:夏季(7月10日~8月31日)のみ営業
●Web:エントリ末尾関連リンク参照

■平間児童プールのマップ


【関連リンク】
川崎市 平間児童プール
川崎市 プール ※利用上の注意が掲載
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:アミューズメント 平間公園児童プール

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2017年
07月08日

「ファミリーマート武蔵中原店」「ローソン川崎上小田中6丁目店」が南武線高架下に相次いでオープン、ローソンにはイートインスペースと大型駐車場を完備

【Reporter:はつしも】

南武線高架下に、新店舗のオープンが続いています。

2017年6月28日に、「サークルK武蔵中原店」が「ファミリーマート武蔵中原店」に転換オープンしました。
また7月6日(木)には、「ローソン川崎上小田中6丁目店」が新規オープンしました。

■「ファミリーマート武蔵中原店」
ファミリーマート武蔵中原店 

「サークルK」を運営するサークルKサンクスは、2016年9月にファミリーマートとの経営統合を行いました。

これに伴って「サークルK」「サンクス」のブランドが順次「ファミリーマート」に転換されてきまして、南武線高架下の「武蔵中原店」が今回転換される形になりました。

■「ファミリーマート武蔵中原店」の駐車場
ファミリーマート武蔵中原店の駐車場 

このファミリーマートの店内は、それほどの特徴はありません。
ただ、高架下には店舗用の駐車場が用意されています。

■「ローソン川崎上小田中6丁目店」
ローソン川崎上小田中6丁目店

そしてファミリーマートに続いて南武線高架下に7月6日にオープンしたのが、「ローソン川崎上小田中6丁目店」です。

「武蔵中原店」というざっくりした名称がついているファミリーマートに比べて「川崎上小田中6丁目店」と非常に細かい位置を示した店名がついているのは、この一帯にローソンが非常に多いからです。

■大型の店内
大型の店内

■書籍の取り扱い
書籍の取り扱い

「ローソン川崎上小田中6丁目店」の特徴は、店舗面積がコンビニエンスストアとしては非常に大きいことです。

小杉御殿町交差点にも小型のローソンがありますが、それにくらべると3倍程度の売り場があるのではないでしょうか。

■飲食スペースの看板
飲食スペースの看板

■飲食スペース
イートインコーナーの表示

同店ではその広い面積を活かして、店内にイートインスペースを用意しています。

コンビニエンスストアのイートインは、外や売り場からよく見えたりして落ち着かないことが多いのですが、ここは奥まった場所で、ある程度のプライベート感を保った空間づくりになっていました。

一方、逆に言えば「目が届きにくい空間」ともいえるかもしれません。

深夜のたまり場になるなど、好ましくない利用状況にならないためかと思いますが、利用時間は9時~21時までに限定されていますので、ご注意ください。

■「ローソン川崎上小田中6丁目店」の広い駐車場
ローソンの広い駐車場

ローソンの駐車場

そして、「ローソン川崎上小田中6丁目店」のもうひとつの特徴は、駐車場がコンビニエンスストアとしては広大であることです。

南武線高架下に、実に約20台の収容スペースが整備されていました。

この駐車場には課金のための入場ゲートや車止めなどはなく、純粋なローソンの来客用駐車場です。
南武線を通行する車を誘引するための、電飾看板も設置されていました。

前掲の「ファミリーマート武蔵中原店」(旧サークルK)からすると、強力な競合が登場したことになります。

改装オープンと新規オープンの対決の行方が、どのように推移するでしょうか。

■「すき家川崎今井店」
「すき家川崎今井店」

一方、南武線高架下の「びっくり寿司」跡地の「すき家川崎今井店」も、オープン準備が進んできました。

オープン日は2017/6/19エントリでお伝えした通り、7月24日となりました。

■7月24日(火)?
7月24日(火)?

ところで、このオープン日の告知が、「7月24日(火)」となっていました、が…

■正しくは、7月24日(月)
正しくは、7月24日(月)  
 
正しくは、7月24日(月)ですね。
Twitterでもご紹介しましたが、お気づきになられたようで良かったです。

■「すき家川崎今井店」の広い駐車場
広い駐車場

こちらの「すき家川崎今井店」も、広い駐車場があります。

武蔵小杉周辺の牛丼チェーンで、これくらいの駐車場がある店舗はほかにありません。
やはり南武沿線道路からの集客を想定したものでしょう。

この周辺には、キヤノン小杉事業所やサントリー商品開発センター、アルファシステムズ、SUUMO武蔵小杉住宅展示場など、ランチスポットが不足しているオフィス等が多数あります。

そのあたりからも、来店される方がいらっしゃるのではないでしょうか。

■南武線高架下の活用マップ(最近の新設店舗等)
南武線高架下の活用マップ
 
【関連リンク】
ファミリーマート 店舗情報 武蔵中原店
ローソン 店舗情報 川崎上小田中6丁目店
2017/4/15エントリ JR南武線高架下で、相次ぐ新店舗。「びっくり寿司」跡地に「すき家」、上小田中6丁目駐車場跡地に「ローソン」出店決定
2017/4/19エントリ セントア武蔵小杉向かいの南武線高架下に、湘南地区の和ビストロ「臥薪」が2017年5月30日(火)グランドオープン決定
2017/5/6エントリ 今井仲町の南武線高架下「茶々なかまち保育園」隣接地にJR東日本が新たな保育園を2018年4月開園へ
2017/6/19エントリ 南武線高架下の新店舗「ローソン」が7月6日・「すき家」が7月24日オープンへ、「サークルK」は6月28日に「ファミリーマート」に転換し改装オープン

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2017年
07月05日

中原区宮内と目黒通りをつなぐ「(仮称)等々力大橋」と接続道路の予定地を巡る。2017年度は下部工事が着工へ

【Reporter:はつしも】

中原区宮内と世田谷区玉堤を結ぶ、多摩川の新橋「(仮称)等々力大橋」の新設計画があります。

2010年12月27日に川崎市・東京都から報道発表が行われてから、しばらく大きな動きはありませんでしたが、2014年には地質調査、2015年には多摩沿線道路との取付け部の施工方法検討が行われ、2016年には橋梁建設工事の搬入路が整備されるなど、徐々に下準備が進められてきました。

さらに2017年度は1月24日に都市計画の事業認可が下り、これを受けて下部工事が着工になる見込みです。
長年の準備期間を経て、今後工事が本格化してくるものとみられます。
 
■川崎市 川崎都市計画道路の変更(3・3・10号 宮内新横浜線の変更)の告示内容
http://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000005062.html

■宮内新横浜線と等々力大橋の整備マップ
宮内新横浜線と等々力大橋の整備マップ

上記の「都市計画道路の変更」にも記載の通り、「等々力大橋」は、都市計画道路宮内新横浜線と接続される形になり、東京都では目黒通りと直通します。

宮内新横浜線は中原区内では府中街道の「西下橋」交差点まで4車線で開通しており、府中街道から多摩川までの区間はまだ未着工の状態です。

■宮内新横浜線と府中街道が交わる「西下橋」の交差点
宮内新横浜線と府中街道が交わる「西下橋」の交差点

宮内新横浜線は、その名前の通り新横浜から宮内に至る都市計画道路です。
上記写真が府中街道と交わる「西下橋」交差点で、ここから多摩川まで4車線道路を伸ばしていく計画です。

 ■宮内新横浜線整備事業の掲示
宮内新横浜線整備事業の掲示

ただ、府中街道から先は宮内の町工場街で、前述のとおり道路整備はまだまだこれからです。
宮内新横浜線が延伸予定のつきあたりに、整備事業に関する掲示がありました。

■宮内新横浜線延伸と等々力大橋の平面図
宮内新横浜線延伸と等々力大橋の平面図

■等々力大橋と多摩沿線道路の接続部分のイメージパース
等々力大橋と多摩沿線道路の接続部分のイメージパース

宮内新横浜線延伸の平面図を見ると、既存の細い道路を拡幅するのではなく、町工場の真ん中に新しい道路を通していくことがわかります。
イメージパースは多摩沿線道路との接続部分を示したもので、2015年にこの部分の工法が日本工営によって検討されていました。
 
■道路延伸予定地の「西宮内公園」
道路延伸予定地の「西宮内公園」

道路延伸予定地の「西宮内公園」

宮内新横浜線が延伸される予定地を歩いてみると、「西宮内公園」がありました。
これは細長い形状をしていまして、ちょうど道路にあわせた位置になっています。

■「西宮内公園」と連続した道路予定地
「西宮内公園」と連続した道路予定地

また「西宮内公園」と連続して、細長い空き地がありました。
こちらも道路予定地にあたり、公園と合わせて50m程度は用地が確保されている格好です。

■反対側の「廃工場スタジオ」
反対側の「廃工場スタジオ」

反対側には、川崎市による「道路予定地」の立札がありました。
なお、この先は2015/9/11エントリでご紹介した 「廃工場スタジオ」です。

ドラマの撮影などに使われるレンタルスタジオになっていますが、工場としての役割はすでに終えています。
道路工事が始まったら、廃工場スタジオも取り壊されることになるのではないでしょうか。

■等々力大橋の建設予定地
等々力大橋の建設予定地

なお、この整備事業の事業期間は、西下橋の掲示では2021年までとされていますが、これはすでに大幅に遅れています。

2015年12月の川崎市議会では「2024年頃」という時期が示され、2016年3月の東京都の説明会では「2025年頃」という説明がありました。

川崎市側での用地取得はまだ進捗率が高くないようで、上記も予定通りに進捗するかどうかは不確定な部分もが多々あろうかと思います。
着工から10年程度の工期を見込むという話もあり、もう少し遅れるのかもしれません。

まだ当分は、道路予定地の町工場群も稼働を続けることでしょう。

【関連リンク】
2008/12/8エントリ 宮内新横浜線と多摩川新橋
2010/8/31エントリ 二ヶ領用水・西下橋交差点から等々力緑地付近
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
2015/9/11エントリ 「デスノート」「ドS刑事」などロケの定番、宮内の「廃工場スタジオ」

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2017年
07月04日

下小田中で気軽にボルダリングを楽しめる。U14県大会優勝者も輩出「クライミングジムPOCKET」

【Reporter:はつしも】

下小田中の住宅街に、「クライミングジムPOCKET(ポケット)」があります。
フリークライミングの一種「ボルダリング」を気軽に楽しめる同ジムを、ご紹介してみたいと思います。

■「クライミングジムPOCKET」
クライミングジムPOCKET 

「クライミングジムPOCKET」は、武蔵中原駅から徒歩10分、武蔵小杉駅からは徒歩15分ほどの下小田中3丁目に2013年9月にオープンしました。

近隣には目印になりやすい建物などはあまりないのですが、強いて言えば西中原中学校から南に少し離れた場所です。

エントリ末尾のマップを参照いただくのが、一番良いでしょう。

ジムの前には少しですが車や自転車を停められるスペースがあり、車については1日300円で駐車することが可能です。

■「クライミングジムPOCKET」の内部
「クライミングジムPOCKET」の内部

ジムの内部には、壁面いっぱいにボルダリング用の課題が設置されています。
高さは4.5mあり、これは同種の事務の中でも珍しい部類だとか。

これは「スラブ」と呼ばれる90度よりもなだらかな壁から、「バルジ」と呼ばれる大きくせりだした難所まで、幅広い難易度をカバーするものになっています。

■難易度の高い「バルジ」
難易度の高い「バルジ」

こちらが、難易度の高い「バルジ」と呼ばれる課題です。

筋力はもちろんですが、手足をかけるポイント「ホールド」を的確にとらえる判断力も必要となります。

■グレード表
グレード表

■グレードが明示されたホールド
グレードの明示された課題

手足をかけるホールドには、ひとつずつグレードが表示されています。

初心者の方は、初心者向けの手がかりをたどっていくと楽に登れるようになっています。

ハシゴを登る力があれば簡単にクリアできる課題もありますので、初心者の方やお子さんも気軽に参加できます。

■「バルジ」を登るインストラクターの男性
「バルジ」を登るインストラクターの男性

「クライミングジムPOCKET」には、インストラクターの方がいます。

上記は難関の「バルジ」を登っているところで、身軽にスイスイと進んでいけるさすがの実力をお持ちでした。

インストラクターによる、キッズ向けなどクラス別のクライミングスクールも実施しています。
フリーで登るのもよいですし、最初はスクールで指導を受けてみるのも良いでしょう。

■「クライミングジムPOCKET」facebookページ 


先日行われたクライミングの神奈川県大会では、「クライミングジムPOCKET」に通う今井小学校の生徒が、男子14歳以下の部門で優勝しました。

国体育成強化選手にも選ばれましたが、最初は「近所にジムができたので体験してみた」普通の男の子だったそうです。

思わぬところで、出会いがあるものですね。

■クライミングチョーク(初回レンタル無料)
クライミングチョーク(初回レンタル無料)

■クライミングシューズ(初回レンタル無料)
クライミングシューズ(初回レンタル無料)

「ボルダリング」は、ロープなどを使わず基本的に体ひとつで登っていきます。

必要となるのは汚れても良い服と、クライミングチョークとシューズです。

チョークとシューズについては、「クライミングジムPOCKET」でレンタル(初回は無料)をしていますので、最初は手ぶらで体験ができます。

■グッズショップ
グッズショップ

グッズショップ

グッズショップ

ジム内には、グッズショップも併設されています。

2回目以降は、ここでシューズなどを揃えて臨むことになります。
もちろん初回、形から入ってみるのも良いでしょう。

■2階の休憩室
2階の休憩室

ジムの2階(ロフト)には、休憩室もありました。
ここにはクライミングや登山関係の本が揃っていました。

■障害者クライマーのサイン
障がい者クライマーのサイン

クライマーには、障害をお持ちの方もいらっしゃいます。

多様な方が楽しめるスポーツなのですが、一見して障害の有無がわからないことで、危険があった際のクライマー同士の緊急コミュニケーションが遅れる可能性があるのも事実です。

そのようなケースを想定して、上記ポスターのような、障害の種類を示すサイン入りのチョークバッグが作られているということでした。


なお、障害の有無、性別や年齢にかかわらず、「絶対に安全」なクライミング(ボルダリング)というものは存在しません。
「クライミングジムPOCKET」ではインストラクターが安全に配慮しますが、原則は「自己責任」であり、ジム利用にあたっては誓約書に記入することになります。

この点は、あらかじめジムのウェブサイトをご確認くださいね。

■「クライミングジムPOCKET」の営業時間
クライミングジムPOCKET 

また、「クライミングジムPOCKET」は、土日は21時までですが、平日は23時まで営業をしています。

仕事が終わってから、ちょっと着替えボルダリングを楽しむことができるわけです。

木曜日はレディースデイ、金曜日は20時から「初心者セッション」が開催されていますので、そちらで体験してみるのもよさそうです。

■「クライミングジムPOCKET」の店舗情報
●所在地:中原区下小田中3-4-4
●営業時間:平日13:00~23:00 土日祝10:00~21:00
●定休日:月曜日(月曜が祝日の場合は営業、翌日休業)、その他休業日あり
●Web:http://pocket-climbing.com/
●facebook:https://www.facebook.com/pocketclimbing
●twitter:https://twitter.com/pocketclimbing

■「クライミングジムPOCKET」のマップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スポーツ関連 クライミングジムPOCKET

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2017年
06月27日

名門社会人野球チーム「JX-ENEOS野球部」の「ENEOSとどろきグラウンド」と、大西学園多摩川グラウンド

【Reporter:はつしも】

多摩川サイクリングロードを走っていると、等々力緑地の近くで「JX-ENEOS野球部」と、大西学園のグラウンドが目に留まります。

今回は、この両グラウンドをご紹介してみたいと思います。

■「ENEOS」の看板
「ENEOS」の看板

「JX-ENEOS野球部」は、1950年に「日石CALTEX野球部」として創設された、老舗の社会人野球チームです。
都市対抗野球における強豪であり、のちのジャイアンツ・藤田元司氏、ベイスターズの小桧山雅仁氏など、数多くのプロ野球選手を輩出しています。

本拠地は横浜ですが、長年川崎市を練習拠点に活動していまして、現在も等々力緑地近くに練習場「ENEOSとどろきグラウンド」があります。

このグラウンドは看板にもある通り、災害時の一時避難場所にも指定されています。

■「ENEOSとどろきグラウンド」
「ENEOSとどろきグラウンド」

■グラウンドから見える武蔵小杉の高層ビル群
グラウンドから見える武蔵小杉の高層ビル群

「ENEOSとどろきグラウンド」は、綺麗な人工芝と高いフェンスが整備されています。
グラウンドの向こうに、遠く武蔵小杉の高層ビル群が見えました。

この時は慶應義塾大学の野球チームが練習試合をしていまして、外部のチームにもグラウンドを提供しているようです。

■「JX-ENEOS野球部」の合宿所
「JX-ENEOS野球部」の合宿所

またグランドには、野球部の合宿所も併設されています。
ここで密度の濃い練習を積むことが、都市対抗野球などでの実績につながっているのでしょう。

このグラウンドでは、事前連絡の上で見学を受け付けている旨、野球部のウェブサイトに案内があります。
社会人野球にご関心のある方は、問い合わせてみるのも良いと思います。

■大西学園のグラウンド
大西学園のグラウンド

大西学園のグラウンド

一方、こちらは大西学園のグラウンドです。
「ENEOSとどろきグラウンド」に隣接して、約5,000坪の施設が広がっています。

こちらはテニスコート6面、サッカー・ラグビー・野球などができるグラウンドがあります。
またこれにクラブハウスも併設されていました。

■サッカーグラウンド
サッカーグラウンド

■ラグビーゴール
ラグビーゴール

意外だったのは、ラグビー練習場です。

大西学園といえば幼稚園・小学校を除いて長年女子校でしたので、ラグビー練習場があるとは想像していませんでした。

これらのグラウンドの一連の施設については、大西学園のウェブサイトに学園の設備としてPRが掲載されています。


一方、隣接する等々力緑地にも等々力陸上競技場やとどろきアリーナ、サッカー練習場などがあります。
この一帯は行政・民間企業・学校法人のスポーツ拠店が集積しているわけですね。

普段はなかなか目に留まらないエリアかと思いますので、街の一側面としてご紹介してみました。

■「ENEOSとどろきグラウンド」のマップ


【関連リンク】
JX-ENEOS野球部 ウェブサイト
大西学園ウェブサイト 施設紹介
2011/12/23エントリ 大西学園中学・高等学校の建替え工事が竹中工務店に決定、2015年4月供用開始へ
2013/9/13エントリ 大西学園中・高建替工事が2014年4月着工・2016年2月竣工へ
2015/11/27エントリ 武蔵小杉駅北口地区:大西学園中学校・高等学校の新校舎がお目見え、2016年度から供用開始へ
2016/4/12エントリ 2016年4月より同時に新校舎供用開始、両校男女共学となった法政二中・高と大西学園中・高の新学期スタート

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