武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
06月19日

南武線高架下の新店舗「ローソン」が7月6日・「すき家」が7月24日オープンへ、「サークルK」は6月28日に「ファミリーマート」に転換し改装オープン

【Reporter:はつしも】

2017/4/15エントリにおいて、南武線高架下の「びっくり寿司」跡地に「すき家」が、同じく高架下の上小田中6丁目付近駐車場跡地に「ローソン」の出店が決定したことをお伝えしました。

当時はまだ求人等も含めて情報が公開されていない段階でしたが、その後現地等に告知が掲示されまして、7月6日(木)に「ローソン」が、7月24日(月)に「すき家」がオープン予定であることがわかりました。

またこれと同時期に近接する「サークルK」が、「ファミリーマート」に業態を転換して6月28日(水)に改装オープンします。

■「びっくり寿司」跡地の「すき家」
「びっくり寿司」跡地の「すき家」」

■「すき家」のアルバイト募集
「すき家」のアルバイト募集

「びっくり寿司」跡地の「すき家」は、「川崎今井店」としてオープンを予定しています。

南武沿線道路の「今井上町」交差点に面し、ちょうど「SUUMO武蔵小杉住宅展示場」の向かい側に位置しています。

この現地掲示ではオープン日が告知されていませんが、別のアルバイト募集サイトでは7月24日(月)がオープン日として案内されていました。

こういった日程は変動することもよくありますが、おおよそそのあたりになるでしょう。

■広い駐車場スペース
広い駐車場スペース

ここは細長い用地になっていまして、「すき家」の店舗の建物はその4割程度の敷地面積を使って建てられました。

残り6割の高架下用地が残り、駐車場スペースを充実させるようです。

■「ローソン川崎上小田中6丁目店」
「ローソン川崎上小田中6丁目店」

■7月6日(木)のオープン告知
7月6日オープン告知

「ローソン川崎上小田中6丁目店」のオープン告知

「すき家」から武蔵中原駅方面に進むと、上小田中6丁目付近(ワークマン向かい)あたりに「ローソン川崎上小田中6丁目店」の建物を確認することができます。

こちらは現地で7月6日(木)オープンが告知されています。

コンビニエンスストアとしては面積が大きく、近隣のローソンの店舗の中でも大型の部類になるのではないでしょうか。

■近隣の「サークルK川崎上小田中店」が「ファミリーマート」に転換
「サークルK」から「ファミリーマート」への転換

ファミリーマート6月28日オープン

新しくオープンする「ローソン川崎上小田中6丁目店」からすぐ近くの場所には、かねてから高架下に「サークルK川崎上小田中店」がありました。
同店はこのたび「ファミリーマート」に転換され、6月28日(水)に改装オープンすることが告知されました。

「サークルK」を運営するサークルKサンクスは、2016年9月にファミリーマートとの経営統合を行いました。
当面は「サークルK」「サンクス」のブランドを維持しつつ、順次「ファミリーマート」への転換を進めてきましたが、「川崎上小田中店」についてはこのタイミングでの転換・リニューアルとなりました。

これは偶然かもしれませんが、近接して真っ向競合店舗となる「ローソン川崎上小田中店」への対応がスケジュールを後押しした側面もあったかもしれませんね。

「サークルK」は中部地区ではたいへん強いチェーン店ですが、首都圏ではそれほどメジャーではありません。
武蔵小杉駅から武蔵中原駅にかけての南武沿線道路沿いでは「ローソン」が集中的な出店攻勢をかけており、「サークルK」あらため全国ブランドの「ファミリーマート」がこれを迎え撃つ形になります。

■「セブンイレブン川崎今井仲町店」
「セブンイレブン川崎今井仲町店」

また、南武沿線道路沿いには、他にも「セブンイレブン川崎今井仲町店」もあります。

ここは以前は「ポプラ」が営業をしていましたが、2010年に増築をしたうえで最大手の「セブンイレブン」に転換されました。
武蔵小杉駅北口では「デイリーヤマザキ」が「ファミリーマート」になりましたし、南武沿線道路だけでも、この数年でのコンビニエンスストアの変遷の激しさを感じるところです。

■「すき家」と競合する「なか卯」
「すき家」と競合する「なか卯」

なお、前述の旧「サークルK」のすぐ近くには、牛丼チェーンの「なか卯」があります。
同店は今回出店す「すき家」との競合ということになりますね。

■今井仲町の新たな保育園整備予定地
今井仲町の新たな保育園整備予定地

武蔵小杉駅から武蔵中原駅にかけての南武線高架下では、最近になって店舗や保育所などの活用が急速に進んでいます。
今後またほかの区画でも、新店舗の導入等があるかもしれません。

■南武線高架下の活用マップ(最近の新設店舗等)
南武線高架下の活用マップ

【関連リンク】
2016/7/8エントリ 武蔵中原駅近くの南武線高架下にジェイアール東日本都市開発の保育園が2017年開園、南武線沿い各所で保育所設置進む
2017/4/15エントリ JR南武線高架下で、相次ぐ新店舗。「びっくり寿司」跡地に「すき家」、上小田中6丁目駐車場跡地に「ローソン」出店決定
2017/4/19エントリ セントア武蔵小杉向かいの南武線高架下に、湘南地区の和ビストロ「臥薪」が2017年5月30日(火)グランドオープン決定
2017/5/6エントリ 今井仲町の南武線高架下「茶々なかまち保育園」隣接地にJR東日本が新たな保育園を2018年4月開園へ

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2017年
06月08日

横須賀線沿い、新川崎駅近くのマンション建設予定空き地でヤギを飼育中。地域で人気の「ECOやぎプロジェクト」

【Reporter:はつしも】

2017/5/25エントリにおいて、武蔵小杉からバスで行けるホームセンター「島忠ホームズ新川崎店」をご紹介しました。

その帰り道のバスから、線路沿いの空き地に「ヤギ」の姿を見かけまして、その正体を追ってみました。

■横須賀線沿いの空き地
横須賀線沿いの空き地

■空き地のヤギ
空き地のヤギ

前回エントリでは、「島忠ホームズ新川崎店」へのルートとして、「小杉駅東口」から臨港バスの「杉51系統」「杉52系統」に乗って「小倉下町」で下車する方法をご紹介しました。

帰り道も同系統のバス「横須賀線小杉駅」行きを利用することができるのですが、この途上で上記写真のような横須賀線沿いの空き地のそばを通りかかりました。

ここでヤギの姿を見かけまして、「なぜこんなところに?」と疑問に思いましたが、その時は全く事情がわからないまま通過してしまいました。

■「ECOやぎプロジェクト」
「ECOやぎプロジェクト」

■ヤギの紹介
ヤギの紹介

後日あらためて現地で確認してみると、ヤギたちはこの敷地でマンション開発を進めているゴールドクレストが、五洋建設の協力を得て「ECOやぎプロジェクト」として飼育しているものなのだそうです。

2014年3月から飼育がスタートし、生後数か月だったヤギたちもすっかり大きく育ちました。

草刈りをしなくてもヤギが草を食べてくれ、周辺地域の癒しにもなるということでした。

■人気のヤギたち
人気のヤギたち

ヤギは人懐っこく、人の姿を見ると寄ってきます。

確かにこの日も、続々と周辺地域のお子さんたちがヤギのところに集まってきていました。

■ヤギ小屋
ヤギ小屋

■小屋でお休み中のヤギたち
小屋でお休み中のヤギたち

空き地の中央部には、ヤギ小屋があります。
今後一層日差しも強くなりますし、日陰で休める場所は必須ですね。

ヤギにとっても快適な場所であること、またいずれはマンションを建設するのですから、プロジェクト終了後についても処遇をきちんと用意しておくことも大切かと思います。

■道路沿いから見える武蔵小杉の高層ビル群
道路沿いから見える武蔵小杉の高層ビル群

この近くの道路沿いからは、武蔵小杉の高層ビル群が見えました。

ということは高層ビルから「超望遠」で見ると、空き地のヤギの姿も角度によっては確認できるのかもしれませんね。

わざわざヤギを見に行くことはないと思いますが、「島忠ホームズ新川崎店」来店などついでがありましたら、立ち寄ってみても良いと思います。

■「ECOやぎプロジェクト」のマップ


■島忠ホームズ新川崎店
島忠ホームズ新川崎店 

【関連リンク】
ゴールドクレスト ECOやぎプロジェクト
2013/8/17エントリ 横須賀線に乗って、夢見ヶ崎動物公園へ
2015/3/26エントリ 武蔵小杉目線で巡る、「新川崎スクエア」本日開業レポート
2017/5/25エントリ 武蔵小杉駅東口から臨港バスに乗って、「島忠ホームズ新川崎店」へ

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2017年
06月05日

「第46回中原消防団消防大会」が等々力緑地で開催、中原区の各分団が救助・出動・消火の技を競い合う

【Reporter:はつしも】

2017年6月4日(日)に、等々力緑地において「第46回中原消防団消防大会」が開催されました。
中原、大戸、住吉、玉川、丸子の各分団が集まり、日頃の訓練の成果を試すさまざまな競技に参加しました。

■「中原消防団消防大会」
「中原消防団消防大会」

「中原消防団消防大会」は、いつも等々力緑地の催し物広場で開催されています。

開催当日は広場の入口に、消防大会の大きな横断幕が掲示されていました。
また横断幕の向こうには、各分団の車両が綺麗に並んでいます。

■各分団の集合
各分団の集合

「消防団」とは、消防組織法に基づいて各市町村に設置される消防機関です。
火災や大規模災害発生時に地域での経験を活かした消火活動・救助活動を行う、非常勤特別職の地方公務員です。

一般に自営業などの方が多く、普段はいち市民として生活をされています。
その中で地域における消防・防災のリーダーとして地域に密着し、コミュニティの維持をはかるなど、常勤の「消防士」ではカバーしきれない重要な役割を担っています。

■救助訓練
救助訓練

消防大会で行われた競技は、救助から消火まで多岐にわたります。
こちらは救助訓練で、倒れている人を的確かつ速やかに救助をするというものです。

救助対象者を運ぶ担架は、棒2本と布地を使い、この場で応急的に作っています。

■出動訓練
出動訓練

続いてご覧いただくのは、消防団の出動訓練です。
最初に消防団の上着をはおって、順番に装備を身に着けていきます。

■ヘルメット装着
ヘルメット装着

■手袋を装着
手袋を装着

■準備完了と審査
準備完了と審査

各分団ごとに装備を身に着けていくスピードを競うものですが、最後に「正しく装備できているか」の審査が入ります。
ただ急ぐだけでは駄目なわけですね。

■秩序だった指揮
秩序だった指揮

一方こちらは、指揮官の先導と指揮に従って行進をしていく競技です。
一見消防活動とは関係が薄いようですが、災害の現場では指揮官の指示による秩序ある行動が生命線となります。

この競技は、各分団がきちんと統制がとれているかを審査するものでした。

■消火訓練
消火訓練

消火訓練

消火訓練

最後にご紹介するのは、消火訓練です。
これがもっとも、一般に多くイメージされる訓練ではないでしょうか。

各分団の中であらかじめ役割が決められ、ホースの接続、モーターの起動、消火地点までの移動、的に向かっての放水まで、きわめて迅速に行動されていたのが印象的でした。

■消防団の皆さん
消防団の皆さん

中原消防団の条例定数は265名ですが、その実際の員数は2017年4月1日現在で213名であり、充足率は約8割です。

50名ほどが不足の状態となっていまして、中原消防団では団員の募集を行っています。

その広報として、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池の仮囲いにおけるポスターの掲示や、人気アイドルグループ「AKB48」の楽曲「恋するフォーチュンクッキー」のダンス動画の作成など、様々な活動を行っていまして、本サイトもご紹介しておりました。

今回開催された「中原消防団消防大会」も、日頃の訓練の成果を見せる競技の場であるとともに、地域向けの広報活動としての側面もあるものと思います。

【関連リンク】
中原消防団 facebookページ
川崎市ウェブサイト 中原消防団
川崎市ウェブサイト 消防団員を募集しています
2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車
2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/27エントリ 中原消防署のミニカー展示
2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練
2010/6/15エントリ 中原消防署が住宅用火災報知機設置を呼びかけ
2011/6/29エントリ 中原消防署に双腕作業機「ASTACO」配備
2013/8/11エントリ 川崎市総合防災訓練によりパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・等々力緑地でヘリ救助訓練等防災イベントを実施
2013/1/2エントリ 中原消防署の消防車ペーパークラフト
2013/11/11エントリ 川崎市消防局の「太助」が、武蔵小杉駅前を歩く
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
2015/3/14エントリ 武蔵小杉の防災一大イベント「こすぎ防災フェス」「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」開催レポート
2015/7/4エントリ 「消五郎」が見守る中原消防署の七夕飾り短冊募集と、消防風鈴・消防車カード・ペーパークラフト配布中
2015/11/16エントリ 中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施
2016/4/22エントリ 夜の東住吉小学校で、中原消防団が消防ホースの巻き取り訓練を実施
2017/4/28エントリ 武蔵小杉東急スクエア前で、中原消防署・中原消防団が消防訓練を実施
2016/6/3エントリ 等々力緑地の仮囲いに中原消防団の団員募集告知が展開、6月4日(日)10時から「第46回消防大会」を催し物広場で開催

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2017年
06月03日

等々力緑地の仮囲いに中原消防団の団員募集告知が展開、6月4日(日)10時から「第46回消防大会」を催し物広場で開催

【Reporter:はつしも】

等々力緑地では、現在硬式野球場とじゃぶじゃぶ池の建設工事が進められています。
その仮囲いに、このたび中原消防団の団員募集が掲示されました。

また、中原消防団による「第46回消防大会」が2017年6月4日(日)10:00~に開催されます。
この消防大会の告知も、同じく仮囲いにおいて展開されていました。

■等々力緑地・硬式野球場とじゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲い
等々力緑地・硬式野球場とじゃぶじゃぶ池の仮囲い

再整備が進められる等々力緑地の仮囲いでは、さまざまな広報活動が展開されています。

本サイトではこれまでに「公園と緑のコンクール」入賞作品の展示や、「セイコーゴールデングランプリ陸上」の写真展、「川崎市小学生下水道コンクール」の応募作品の展示などが行われていることをご紹介してきました。

■「郷土愛」
「郷土愛」 

等々力緑地の正面広場からまず目に入ったのは、大きな「郷土愛」の文字です。

近くでよく見てみると、中原消防団の団員募集の掲示でした。
左下のコードからは、中原消防団のfacebookページにアクセスすることができます。

■中原消防団 消防団員募集中
消防団員募集中

中原消防団 消防団員募集中

仮囲いには、等々力緑地での訓練風景を使った告知も展開されていました。

■双腕作業機「ASTACO」
双腕作業機「ASTACO」

これは中原消防署に配備されている双腕作業機「ASTACO」ですね。

「なかはら“ゆめ”区民祭」「富士通フェスティバル 春まつり川崎」など、地域イベントにもよく出張しています。

■「中原消防団 第46回消防大会」
中原消防団 第46回消防大会

そして中原消防団は、明日2017年6月4日(日)10:00~に、等々力緑地催し物広場で「第46回消防大会」を開催します。

この告知も、仮囲いに掲示されていました。

■等々力緑地催し物広場に集まった消防車
等々力緑地催し物広場に集まった消防車

消防大会は、等々力緑地催し物広場で開催されます。

日ごろの訓練の成果は、なかなか見ごたえがあると思います。

■中原消防団 facebookページ


なお、中原消防団の情報は、前述の通りfacebookページでも発信されています。
ご関心ある方は、こちらもどうぞご参照ください。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 中原消防団
川崎市ウェブサイト 消防団員を募集しています
2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車
2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/27エントリ 中原消防署のミニカー展示
2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練
2010/6/15エントリ 中原消防署が住宅用火災報知機設置を呼びかけ
2011/6/29エントリ 中原消防署に双腕作業機「ASTACO」配備
2013/8/11エントリ 川崎市総合防災訓練によりパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・等々力緑地でヘリ救助訓練等防災イベントを実施
2013/1/2エントリ 中原消防署の消防車ペーパークラフト
2013/11/11エントリ 川崎市消防局の「太助」が、武蔵小杉駅前を歩く
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
2015/3/14エントリ 武蔵小杉の防災一大イベント「こすぎ防災フェス」「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」開催レポート
2015/7/4エントリ 「消五郎」が見守る中原消防署の七夕飾り短冊募集と、消防風鈴・消防車カード・ペーパークラフト配布中
2015/11/16エントリ 中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施
2016/4/22エントリ 夜の東住吉小学校で、中原消防団が消防ホースの巻き取り訓練を実施
2017/4/28エントリ 武蔵小杉東急スクエア前で、中原消防署・中原消防団が消防訓練を実施

(等々力緑地の仮囲い関連)
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2016/11/28エントリ 等々力緑地北側で「等々力水処理センター」高度処理施設建設工事を実施中、仮囲いに「川崎市小学生下水道コンクール」全作品約900点を展示
2017/4/24エントリ 一秒あれば、世界は変わる。「セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎」が5月21日(日)に等々力陸上競技場で開催、競技場前でメモリアル写真展を展開中
2017/4/26エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設地で、川崎市立小中学校児童・生徒による「公園とみどりのポスターコンクール」入賞作品を展示

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2017年
05月29日

等々力緑地北側で、かつて野菜を東京に出荷。「宮内の渡し」探訪と、宮内歩道橋からの多摩川パノラマ

【Reporter:はつしも】

多摩川の等々力緑北側あたりに、かつて「宮内の渡し」がありました。
本エントリでは、その跡地に建てられた記念碑を紹介したいと思います。

■「宮内の渡し」の記念碑
宮内の渡し

多摩川に橋が架けられるようになったのは、近代になってからです。
武蔵小杉周辺では、二子橋が1925年(大正14年)、丸子橋が1934年(昭和9年)、新二子橋が1978(昭和53年)にそれぞれ完成しました。

それまでは多摩川を渡る交通手段として各地で「渡し船」が運行され、物流や対岸での耕作、あるいは通学など、さまざまな用途に使われていました。

この渡し船は、多摩川全域で45か所、川崎市内で20か所ほど運行されていたようです。
武蔵小杉周辺では、これまでにご紹介してきた「平間の渡し」「丸子の渡し」「下野毛の渡し」に加えて、「宮内の渡し」の存在が確認されています。

■「平間」「丸子」「宮内」「下野毛」の渡しマップ
「平間」「丸子」「宮内」「下野毛」の渡し場マップ

しかしながら現在では河川敷、護岸等の整備によりその遺構はほとんど残っておらず、渡し場の位置も一部ではわからなくなっている現状があります。

この歴史を後世にとどめるべく、川崎市とNPO法人多摩川エコミュージアムの「ふるさと資産・遺産活用推進事業」によって、渡し場の跡地に記念碑を建てる取り組みが行われています。

今回ご紹介するのは、その「宮内の渡し」の記念碑です。

■「宮内の渡し」の説明
「宮内の渡し」の記念碑の説明

「宮内の渡し」の記念碑には、渡し場の歴史が簡単に記載されています。

これによると「宮内の渡し」は、大正初めごろ、旧中原村宮内から対岸等々力に渡るために設けられたということです。

利用目的は 野菜などを東京市場へ出荷するためなどで、1935年(昭和10年)に廃止されました。

丸子橋ができたのが1934年ですから、その1年後に廃止されたことになります。

■等々力緑地への宮内歩道橋
等々力緑地への宮内歩道橋 

■宮内歩道橋から見た丸子橋・武蔵小杉方面
宮内歩道橋から見た丸子橋・武蔵小杉方面

宮内の渡しのすぐそばには、等々力緑地方面につながる「宮内歩道橋」があります。
歩道橋の上からは、多摩川の風景を見渡すことができました。

上記写真は宮内歩道橋から丸子橋や武蔵小杉方面を見たものです。
写真右端奥に、武蔵小杉の高層ビル群の姿が写っています。

■宮内歩道橋から見た二子玉川方面
宮内歩道橋から見た二子玉川方面

また反対側には、二子玉川ライズや、第三京浜が見えました。

■宮内歩道橋から見た多摩川パノラマ
宮内歩道橋から見た多摩川パノラマ
※クリックで拡大します。

たいへん眺めがよかったですので、宮内歩道橋から見た風景をパノラマ画像にしてみました。
パノラマ左端に見えるのが二子玉川、右端に見えるのが武蔵小杉の高層ビル群です。

この正面あたりで、渡し船が運行されていたわけですね。

■宮内歩道橋から、等々力緑地方面
宮内歩道橋から、等々力緑地方面

なお、宮内歩道橋から等々力方面に下りると、2016/11/28エントリでご紹介した「等々力水処理センター」の近くに出ます。

等々力緑地散策のついでに、記念碑を見ることもできるでしょう。



■「丸子の渡し」
「丸子の渡し」

■「平間の渡し」
平間の渡し

■「下野毛の渡し」
「下野毛の渡し」

これにて、武蔵小杉周辺に立てられている「丸子の渡し」「平間の渡し」「下野毛の渡し」「宮内の渡し」を、それぞれご紹介したことになります。

多摩川サイクリングロードを自転車で進めば15分ほどで回れると思いますので、サイクリングをしながら順番に見てくのもよいと思います。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト ふるさと資産・遺産活用推進事業
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2016/10/30エントリ 「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場
2017/2/28エントリ 多摩川の「下野毛の渡し」記念碑と、下野毛商店街をめぐる

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2017年
05月25日

武蔵小杉駅東口から臨港バスに乗って、「島忠ホームズ新川崎店」へ

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅周辺には見当たらない大型店舗に、「ホームセンター」があります。

ラゾーナ川崎プラザの「ユニディ」などがアクセスしやすいですが、武蔵小杉駅からバスでアクセスできる店舗として「島忠ホームズ新川崎店」が2010年10月にオープンしていますので、ご紹介します。

■臨港バスの「小杉駅東口」バス停
臨港バスの「小杉駅東口」バス停

「島忠ホームズ新川崎店」に行くには、武蔵小杉駅東口駅前広場から臨港バスを利用します。

臨港バスの「杉51系統」または「杉52系統」の小倉陸橋行きに乗車してください。

■臨港バスの案内画面
臨港バスの案内画面

武蔵小杉駅周辺にお住まいでしたら、普段は臨港バスを利用する機会は川崎市バスや東急バスに比べて少ないと思います。

バス車内の案内画面も、普段見慣れないものですね。

■降車する「小倉下町」バス停
降車する「小倉下町」バス停 

「島忠ホームズ新川崎店」に行くには、終点の小倉陸橋まで行かず、「小倉下町」で降ります。
上記写真がその「小倉下町」バス停です。

歩道を直進するとT字路にぶつかりますので、右折してあとはまっすぐです。

■「小倉下町」バス停を降りて、歩く
「小倉下町」バス停から降りて、歩く 

T字路を右折してから数分、マンション沿いの道を歩いていきます。

この時は植栽のツツジが綺麗でした。

■旧江ケ崎跨線橋の一部
旧江ケ崎跨線橋の一部

歩いていく途中に、「旧江ケ崎跨線橋」の一部が保存されていました。
これは1929年、新鶴見操車場の建設に伴って、旧国鉄が建設したものです。

こんなところで、幸区の歴史の一端を垣間見ることができました。

■横浜市への境界線
横浜市への境界線

「島忠ホームズ新川崎店」は、最寄り駅としては南武線の矢向駅が近く、所在地としては横浜市鶴見区にあります。

そのためバス停から歩いていくと、途中で横浜市への境界線をこえる形になります。

この境界が見えてきたら、目的地はもうすぐです。

■島忠ホームズ新川崎店
島忠ホームズ新川崎店

島忠ホームズ新川崎店

家具コーナー

そして到着しました、島忠ホームズ新川崎店です。

郊外のホームセンターらしく、たいへん大きな店舗です。
売り場は2フロアで、その上が駐車場になっていました。

ガーデニング、屋内装飾、収納、家具、文具、電気製品などなんでもそろいます。

■クロスカットの呼び出しボタン
クロスカットの呼び出しボタン

壁面や床面などのクロスは、好きなサイズでカットするようになっています。

店内はたいへん広いですから、カットしたい場合は店員さんをボタンで呼びだすことができます。

■観賞魚コーナー
鑑賞魚コーナー

1階の片隅に、観賞魚などペットコーナーがありました。

大型ホームセンターの取り扱いの幅広さには今更ながら驚きます。

■2階の家具売り場
2階の家具売り場

2階には、島忠の家具売り場があります。
1階の機能的な収納用品とは異なり、こちらはカリモク家具などのデザイン性の高いものです。

島忠ホームズエリアは以上ですが、ここにはいくつかの店舗が併設で入居しています。
それらの併設店舗も、一通りご紹介しておきましょう。

■1階の「サミット」
1階の「サミット」

■2階の「西松屋」
2階の「西松屋」

■2階の「ファッションセンターしまむら」
2階の「ファッションセンターしまむら」」 

■2階の「東京靴流通センター」
2階の「東京靴流通センター」

■2階の「サイゼリヤ」
2階の「サイゼリヤ」

併設店舗は、1階のスーパーマーケット「サミット」のほか、2階に「ファッションセンターしまむら」「西松屋」「東京靴流通センター」「サイゼリヤ」があります。

安さが売りの店舗が揃い、ホームセンターとセットで使いやすいのではないでしょうか。

■かつて営業していた「島忠市ノ坪店」
かつて営業していた「島忠市ノ坪t年」 

なお、かつて武蔵小杉駅周辺には、家具店「島忠市ノ坪店」がありましたが、2008年9月に閉店となりました。

そんな記憶も呼び起こしつつ、「島忠ホームズ新川崎店」を巡ってみた次第です。

■「島忠ホームズ新川崎店」のマップ


【関連リンク】
島忠ホームズ新川崎店 ウェブサイト
2008/9/7エントリ 島忠市ノ坪店閉店
2009/5/21エントリ 島忠市ノ坪店跡地をゴールドクレストが買収

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2017年
05月24日

「第48回花と緑の市民フェア」「第51回川崎市畜産まつり」開催レポート:牛の乳搾り体験や、卵の品評会で知る「新鮮卵の見分け方」

【Reporter:はつしも】

2017年5月20日(土)、21日(日)に、「第48回花と緑の市民フェア」(両日)、「第51回川崎市畜産まつり」(21日のみ)が開催されました。

■「花と緑の市民フェア」「川崎市畜産まつり」が開催された等々力緑地
「花と緑の市民フェア」「川崎市畜産まつり」が開催された等々力緑地

会場となった等々力緑地でまず目に入ったのは、多種多様な植物です。

催し物広場の大部分を使って、植物の販売やフード類の販売が行われていました。

■トラクターの展示
トラクターの展示

各種テントの先では、トラクターの展示も行われていました。
こちらは運転席に座って、記念撮影ができるようになっていました。

パトカーなどは地域イベントの企画としてよくありますが、農業用の作業車に乗る機会はなかなか無いですね。

■燃料電池車「MIRAI」
燃料電池車「MIRAI」

燃料電池車「MIRAI」

燃料電池車「MIRAI」

続いてこちらは、トヨタの燃料電池車「MIRAI」の展示です。

直接的に「花と緑」「畜産」に関連するものではありませんが、自然環境への負荷を軽減する次世代の車として、展示が行われていました。

■牛の乳搾り体験
牛の乳搾り体験

牛の乳搾り体験

恒例の人気企画、牛の乳搾り体験です。

整理券を事前に配りますが、早い段階でなくなりますので参加したい場合はイベント開始直後から動く必要があります。

お子さんを中心に、乳搾りを実体験していました。

■子牛さん
仔牛さん

乳搾り体験の牝牛の隣には、子牛がいました。
こちらは記念撮影と、軽く触れることができました。生後1か月ほどで、このくらいの大きさにはなるようです。

牛というと白黒のイメージですが、明るい茶色の毛並みもかわいらしいですね。

■お昼寝中の豚さん
お昼寝中の豚さん

「川崎市畜産まつり」ですので、畜産では代表的な存在と言える豚も来ていました。

3匹がぴったりと寄り添ってお昼寝中です。

■「卵の品評会」結果
「卵の品評会」結果

また、「川崎市畜産まつり」では、「卵の品評会」も毎年開催されています。

会場の一角に設置されたテントでは、この受賞作品も展示されていました。

■「金賞」受賞の卵
「金賞」受賞の卵

「金賞」受賞の卵

こちらが「金賞」を受賞した卵です。

「ボリスブラウン」という採卵用の銘柄の鶏で、高津区子母口の養鶏場で採れたものです。

■「タマゴのしくみ」
タマゴのしくみ

■「タマゴの栄養」
「タマゴの栄養」

■「タマゴの鮮度の見分け方」
タマゴの鮮度の見分け方

テントの中には、卵に関する知識も掲示されていました。

「タマゴの鮮度の見分け方」は、すぐにでも活用できそうですね。
さきほどの「金賞」受賞の卵の写真を見返してみると、新鮮な卵であることがわかります。


「花と緑の市民フェア」「川崎市畜産まつり」は、毎年この時期に等々力緑地で開催されています。

都市化が進む武蔵小杉周辺にあって、畜産などに触れる貴重な機会ではないでしょうか。

【関連リンク】
トヨタ自動車ウェブサイト 燃料電池車「MIRAI」
川崎市ウェブサイト 花と緑の市民フェア 過去の開催風景
川崎市ウェブサイト 川崎市畜産まつり 過去の開催風景
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:公園 等々力緑地
2015/5/17エントリ 「第46回花と緑の市民フェア」「第49回川崎市畜産まつり」開催レポート

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2017年
05月17日

丸子橋近く・多摩川堤防の改修工事が完了、舗装資材の誤りによる河川敷一時通行止めも解除され完全供用開始

【Reporter:はつしも】

丸子橋近くの多摩川堤防の改修工事が行なわれ、このたび堤防のサイクリングロード等が供用開始になりました。

工事区間においては、舗装資材の誤りによってやけどの事故が発生したために河川敷が一時通行止めの措置がとられていましたが、こちらも解除されました。

■改修が行なわれた多摩川の堤防
改修が行われた多摩川堤防

改修工事が行なわれたのは、丸子橋の上流側の区域です。

水害に備えて堤防の強化を行なうもので、これに伴って工事実施の間、サイクリングロードや河川敷のランニングコースの一部が通行できなくなっていました。

■堤防上のサイクリングロード
堤防上のサイクリングロード

■多摩川河口より13.8キロ
多摩川河口より13.8キロ

こちらは、堤防上のサイクリングロードです。
従来よりも幅が広がり、反対方向からのすれ違いもしやすくなりました。

多摩川河口より13.8キロの地点であることを示す道標も設置されています。

■改修区間の終わり
改修区間の終わり

改修区間が終わると、ご覧のようにサイクリングロードの幅が狭くなります。

生い茂るハマダイコンなどを鑑賞するには、こちらの方が良いでしょう。

■河川敷に降りる階段
河川敷に降りる階段

堤防の改修より、河川敷に降りる階段もあらためて整備されました。

中央に手すりを配し、従来よりも利用しやすいものになりました。

■河川敷のジョギングコース(事故発生による閉鎖中に撮影)
河川敷のジョギングコース

階段を降りた先の河川敷のジョギングコースは、ご覧の通り4月20日から5月上旬にかけて、通行止めになっていました。

こちらもこのたび通行止めが解除されまして、ジョギング等ができるようになっています。


堤防工事においては、河川敷も作業ヤードなどとして活用したため、工事終了後にジョギングコースの再舗装が行なわれました。
しかしながら再舗装の際に誤って大量の石灰を使用してしまったため、降雨時に石灰が溶け出して強アルカリ性の水溜りを生じることになりました。

この水溜りに触れたジョギング中の方が「化学やけど」を負う事故が発生しまして、国土交通省の調査ののちに通行止めと舗装のやりなおしが行なわれていたものです。

■ジョギングコース工事のお知らせ(通行止め当時)
工事のお知らせ

河川敷における怪我の発生原因について

通行止めの期間、現地には工事のご案内と、自己発生原因についての説明が掲示されていました。

ジョギングをされていた方も思いもよらないことだったのではないでしょうか。

■ジョギングコースの利用案内
ジョギングコースの利用案内

なお、この河川敷のジョギングコースは、「多目的散策路」として整備されたもので、自転車を含む車両の乗り入れは禁止されています。

結構自転車で通行される方も多く、これは意外と知られていないかもしれません。

堤防の改修工事にあわせて、あらためて国土交通省 京浜河川事務所と川崎市による掲示が設置されていましたので、ご紹介しておきます。

■堤防整備エリアのマップ


【関連リンク】
(水害関連)
国土交通省 水管理・国土保全 多摩川の歴史
2008/8/29エントリ 多摩川増水
2016/6/1エントリ 国土交通省が多摩川・鶴見川・相模川水系の洪水氾濫シミュレーションを公開、武蔵小杉等任意地点への洪水到達時間と最大浸水深が検索可能に
2016/7/7エントリ 丸子橋周辺の多摩川水位を、24時間ライブ配信。「国土交通省京浜河川事務所 田園調布出張所」の鉄塔探訪
2016/10/24エントリ 丸子橋近く、多摩川汽水域の境界「調布取水堰」探訪。アユが遡上する魚道と、歴代水位の記録
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる

(多摩川関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:生活情報:公園 多摩川緑地
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。 「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21 日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中
2016/7/17エントリ 中原区の、日本初常設サーキットの記録。市民ミュージアム「多摩川スピードウェイ展」が本日スタート、福田市長も観覧/スピードウェイ遺構には記念パネルが設置
2015/4/22エントリ  多摩川河川敷を白く染める、ハマダイコンの花
2016/4/17エントリ 武蔵小杉周辺の八重桜・ハマダイコンが満開、ツツジの開花がスタート
2017/3/20エントリ 春の多摩川を染める、白い花々。河川敷のユキヤナギが見頃に、ハマダイコンも開花が進む

(「多摩川を下る」連載)
2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
2017/2/19エントリ 多摩川を下る(2):中原区・幸区の境界・多摩川を渡る送電線と、古市場小学校前歩道橋からのパノラマ
2017/4/17エントリ 多摩川を下る(3):ランステーション「多摩川交流センター」から見える、新川崎・武蔵小杉・多摩川大橋・「SHISHAMO」出身校の川崎総合科学高等学校
2017/5/5エントリ 多摩川を下る(4):川崎競馬場の練習馬場・小向トレーニングセンターを駆ける競走馬

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2017年
05月10日

SUUMO住宅展示場武蔵小杉のはしご車から見た、武蔵小杉の高層ビル・アルファシステムズ・ガーデンティアラ武蔵小杉など

【Reporter:はつしも】

先日のゴールデンウィークに、SUUMO住宅展示場武蔵小杉において「はしご車体験」のイベントが開催されていました。

約18mとされるはしごの上から武蔵小杉周辺の風景を眺めてみましたので、ご紹介してみたいと思います。

■SUUMO住宅展示場武蔵小杉のはしご車
SUUMO武蔵小杉住宅展示場のはしご車

SUUMO住宅展示場武蔵小杉では、年間を通してファミリー向けの集客イベントを開催しています。

今年のゴールデンウィークには、「KOSUGI CURRY」や「TOCCO」などの地元飲食店の出店やアクセサリー作りのワークショップが出店をしていました。

それに加えて、5月3日の初日、はしご車の体験イベントが開催されていたものです。

■はしごが下りた状態
はしごが下りた状態

まずは、こちらがはしごが下りた状態です。

ここではしごに乗ってから、命綱を取り付けます。
添乗スタッフに加えて大人ひとり・子どもふたり程度が乗車できました。

■のぼっていくはしご
のぼっていくはしご

安全が確認出来たら、はしごを上げていきます。
多少揺れることもありますので、安全とは思いつつもちょっとドキドキします。

■武蔵小杉の高層ビル群
武蔵小杉の高層ビル群

はしごが最上部に達したら、ぐるりと一回転です。
最初に目に入ったのは、武蔵小杉の高層ビル群でした。

SUUMO武蔵小杉住宅展示場からは、武蔵小杉駅を西側から見ることになります。

現在建設が進められている「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」(写真左)や、「プラウドタワー武蔵小杉」(中央手前)がより大きく見えます。

それよりもずっと手前、住宅展示場の駐車場に隣接しているオフィスビルは、東証一部上場の独立系システムインテグレータ・アルファシステムズの「第2アルファテクノセンター」です。

同社は上小田中に本社がありまして、のちほどご紹介します。

■南武線の高架と今井中学校、法政二中・高方面
南武線の高架と今井中学校・法政二中・高方面

続いて、住宅展示場の南側が視界に入ってきました。
南側には南武沿線道路と南武線の高架がありますが、はしご車の方が高架よりも高く、周辺の風景を見渡すことができました。

高架の先には今井中学校・今井小学校の建物が見えます。
またその先に、法政二中・高の時計塔の姿も小さく確認することができました。

■アルファシステムズ本社と富士通川崎工場本館(富士通本店)
アルファシステムズ本社と富士通川崎工場本館(富士通本店)

もう少しはしごが旋回すると、上小田中方面が見えてきました。

直線状に大きなビルがふたつ見えまして、手前が前述のアルファシステムズの本社ビル、奥が富士通川崎工場本館ビルです。

アルファシステムズは、このほかにも小杉御殿町交差点など、近隣に複数の事業所を有しています。 一方、富士通の本社機能は汐留にありますが、登記上の本店は現在も富士通川崎工場となっています。

上小田中というと中原街道周辺の住宅街というイメージが強いですが、実は複数の東証一部上場企業が本店を置いているというわけです。

■住宅展示場と「ガーデンティアラ武蔵小杉」
住宅展示場のモデルハウスと「ガーデンティアラ武蔵小杉」


そして最後に見えたのは、住宅展示場のモデルハウスと、大型マンション「ガーデンティアラ武蔵小杉」です。

「ガーデンティアラ武蔵小杉」は、2006年11月に竣工したナイス分譲によるマンションです。
総戸数は600戸あり、タワーマンション1棟と同等の規模を有しています。

竣工から11年半が経過しましたが、駅前タワー以外ではいまだに武蔵小杉地区最大規模のマンションです。

■関東労災病院から見たガーデンティアラ武蔵小杉
関東労災病院から見たガーデンティアラ武蔵小杉

■富士通川崎工場から見たガーデンティアラ武蔵小杉
富士通川崎工場から見たガーデンティアラ武蔵小杉

このガーデンティアラ武蔵小杉は、非常に規模が大きく遠くからでも目に留まるため、これまでにも関東労災病院や富士通川崎工場から見える姿をご紹介しておりました。
あらためて、当時の写真もご紹介してきます。

さて、ここからははしごが降下しまして、ふたたび地上に降り立ちました。
本サイトではこれまでにも高層ビルからの風景をご紹介してまいりましたが、また違った風景を眺めて束の間、楽しむことができました。

変わりゆくまちの風景の記録としても、ここに写真を残しておきたいと思います。

【関連リンク】
SUUMO住宅展示場武蔵小杉 ウェブサイト
アルファシステムズ ウェブサイト 事業所アクセス
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 ガーデンティアラ公開空地公園
2008/4/30エントリ 武蔵小杉にツツジが咲く頃
2010/11/21エントリ アルファシステムズの窓掃除
2012/1/10エントリ ガーデンティアラ武蔵小杉公開空地の霜柱
2016/5/3エントリ SUUMO武蔵小杉住宅展示場に、川崎フードと体験教室が集合。「ファミリービッグフェスタ」が5月3日(火)~5日(木)の3連休に開催

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2017年
05月05日

多摩川を下る(4):川崎競馬場の練習馬場・小向トレーニングセンターを駆ける競走馬

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉付近から多摩川サイクリングロードを下流に向かっていく、「多摩川を下る」シリーズの連載第4回です。

今回は多摩川大橋を越えた先の、幸区の小向にある「川崎競馬場」の「練習馬場」と「小向トレーニングセンター」をご紹介したいと思います。

■「川崎競馬場 練習馬場」
「川崎競馬練習馬場」

川崎競馬場 練習馬場

ここまで通ってきた、丸子橋からガス橋、多摩川大橋までの多摩川サイクリングロードは、直線に近いなだらかなカーブを描いていました。

それが多摩川大橋を越えると、幸区の小向が大きく大田区側に食い込むような形で河川が大きく曲がります。

この小向の河川敷付近まで来ると、ムワッと動物系のにおいがたちこめていまして、こんな都市部で何事かと最初は不思議に思います。

あたりを見回すと、河川敷に川崎競馬の広大な練習馬場が広がっていて疑問が氷解しました。

■川崎競馬場の河川占有許可
川崎競馬場の河川占有許可

小向の河川敷は公有地ですので、占有の許可を得る必要があります。
練習馬場の中に、国土交通省による占有許可の看板が掲示されていました。

この掲示の右側に記載されている通り、この練習馬場の一部は10時~17時まで一般に開放されているということです。

■川崎競馬の騎手による練習
川崎競馬の騎手による練習

川崎競馬の騎手による練習

練習馬場では、深夜2時半から朝9時頃まで、騎手による練習が行われています。

さすがに深夜は厳しいですが、朝方、早い時間帯に小向まで来ると、ご覧のような練習風景を多摩川の土手から見学することができます。

■川崎競馬場練習馬場での練習風景(Youtube動画)
 

練習馬場の円形コースを一周するところを、Youtube動画にしてみました。
冬の早朝、澄んだ空気の中を馬が走っていく風景は、たいへんさわやかに感じます。

実際に現地で見学すると臭いが結構しますから、苦手な方は写真と動画でお楽しみください。

■川崎競馬小向トレーニングセンター(小向厩舎)
川崎競馬小向厩舎(小向トレーニングセンター)

■小向トレーニングセンターの競走馬像
小向トレーニングセンターの競走馬像 

川崎競馬場練習馬場のすぐ近くには、多摩沿線道路を挟んで「川崎競馬場小向トレーニングセンター(小向厩舎)」があります。

この入口には、疾駆する競走馬と騎手の像が飾られていました。

■厩舎の競走馬
厩舎の競走馬

■積み上げられた乾草
積み上げられた乾草

多摩川の土手から、厩舎の競走馬や、重機で積み上げられた乾草(ほしくさ)など見ることができました。
大切な競走馬ですから、食事などにも配慮をして健康な生活が送れるようになっているものと思います。

■多摩沿線道路の「馬横断注意」
馬横断注意

■多摩川土手の「馬横断注意」
多摩川土手の「馬横断注意」

小向トレーニングセンターと練習馬場の間を通る多摩沿線道路や土手の上には、「馬横断注意」という道路標識が設置されていました。

練習の前後には、厩舎と練習馬場を行き来する馬が道路を横断するのでしょう。

「馬横断注意」の道路標識は、ここで初めて見ました。

■生田緑地近くの「動物注意」
「動物注意」 

川崎市内では、多摩区の生田緑地近くに「動物注意」の道路標識がありまして、2016/5/13エントリでご紹介しておりました。

こちらはいろんな動物がいる中で、代表してタヌキの絵が描かれていましたが、小向トレーニングセンター前は、完全に「馬指定」の標識となります。

■競走馬の運搬車
競走馬の運搬車 

目の前の練習場であれば馬自身が歩きますが、川崎区の競馬場までの移動などは、さすがに車道を走っていくわけにもいきません。

小向トレーニングセンターには、競走馬の運搬車が用意されていました。

■川崎競馬場練習馬場の全景
川崎競馬場練習馬場の全景 

今回ご紹介した「川崎競馬練習馬場」や「小向トレーニングセンター」は、中原区内では見られない新鮮な風景でした。

多摩川のまた新しい一面を見ることができ、楽しかったです。

さて、「多摩川を下る」シリーズは、まだもう少し続いていきます。
次回また、サイクリングロードでお会いしましょう。

■川崎競馬練習馬場のマップ


【関連リンク】
川崎競馬 ウェブサイト
2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
2017/2/19エントリ 多摩川を下る(2):中原区・幸区の境界・多摩川を渡る送電線と、古市場小学校前歩道橋からのパノラマ
2017/4/17エントリ 多摩川を下る(3):ランステーション「多摩川交流センター」から見える、新川崎・武蔵小杉・多摩川大橋・「SHISHAMO」出身校の川崎総合科学高等学校

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