武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2019年
02月10日

南武沿線道路の「小杉御殿町」バス停が屋根・照明・ベンチ・広告スペース付きにリニューアル

【Reporter:はつしも】

東急バス・川崎市バスの「小杉御殿町」バス停がリニューアルされました。
屋根・照明・ベンチおよび広告付きに生まれ変わり、利用しやすくなりました。

■リニューアルされた「小杉御殿町」バス停
リニューアルされた「小杉御殿町」バス停

小杉御殿町バス停

リニューアルされた「小杉御殿町」バス停は、南武沿線道路の小杉御殿町交差点の近くにあります。

ここには武蔵小杉駅と、武蔵中原駅方面等の間を結ぶバスが行き交っていまして、バス停は当然ながら道路の両側にありますが、今回リニューアルされたのは武蔵中原方面等に向かうバス停(南武沿線道路南側)のみです。

東急バス・川崎市バス両方のバスが利用しますが、上記写真の通り、バス停の看板は東急のカラーリングという気がいたします。

■バス停の広告
バス停の広告

リニューアルに伴って、バス停には広告スペースが設置されました。
バス停1か所あたりの単価はそれほど高額ではないでしょうが、バス停の収益化をはかるものとなっています。

■ベンチ
ベンチ

続いてこちらは、バス停に設置されたベンチです。

従来型のバス停には、一見して法的な位置づけもよくわからない、老朽化したベンチが無造作に置かれていることもあります。

今回設置されたようなベンチですと、動いたり倒れてしまったりというリスクもないでしょう。

■路線図と時刻表
路線案内と時刻表

バス停ですから、大切なのはバスの運行案内です。
路線案内と時刻表を掲示する十分なスペースが設けられました。

ロータリーのバス停などですと、バスの接近情報をデジタル表示でお伝えするような場所もありますが、ここは通常の掲示スペースのみでした。

■照明と広告のバックライト
照明とバックライト

また、このバス停は暗くなってくると上部の照明と、広告のバックライトが点灯します。

照明は小さなものですが、広告のバックライトや周辺の街灯などもありますから、この程度で大丈夫なのでしょう。

■「小杉御殿町」バス停と「和田ビル」
「小杉御殿町」バス停と目の前の「和田ビル」

周辺には多くのバス停がありますが、例えばスペースもあって公共施設がある中原区役所前などではなく、なぜこのバス停がリニューアルされたのか、事情はよくわかりません。

歩道のスペースもそう広いわけではない場所ですから、施工上の条件が良かったというわけでもなさそうです。

バス停の周辺環境を見ると、ここは「福祉パルなかはら」や医療系の法人などが入居している「和田ビル」の目の前にありますが、それを決定的な理由とするまでには至らないような気がいたします。

■「小杉御殿町」バス停を反対側から
「小杉御殿町」バス停を反対側から



なお、本サイトでは2017/5/13エントリにおいて、綱島街道の「木月四丁目」バス停のリニューアルをお伝えしておりました。

■リニューアルされた「木月四丁目」バス停
リニューアルされた「木月四丁目」バス停 

この「木月四丁目」バス停も、屋根・ベンチ・広告スペース付きです。

■等々力緑地前のバス停
等々力緑地前のバス停

■東急バス 日吉駅行の「さくらが丘」バス停
東急バス 日吉駅行の「さくらが丘」バス停

また、このほかにも等々力緑地前や、井田山周辺の高台にある「さくらが丘 Isaac(アイザック)日吉」では、ご覧のような屋根付きのバス停があります。

すべてではないでしょうが、ほかのバス停についても今後少しずつ同様の整備が進められていくのではないかと思います。

【関連リンク】
2009/10/9エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が、台風18号で 飛ばされ消失
2010/1/14エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が修復完了
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2016/3/7エントリ 川崎市バスが4月1日の井田方面大幅増便ダイ ヤ・「小杉駅入口グランツリー前」バス停新設を発表、井田病院行無料シャトルバス は3月31日廃止
2017/5/13エントリ 綱島街道拡幅に合わせ、川崎市バス「木月四丁目」バス停が屋根・広報スペース付きの新仕様にリニューアル

Comment(0)

2019年
02月06日

「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」が2019年2月23日(土)開催、参加者主体の座談会でテーマ別グループトークを実施

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉でワーキングマザーの交流活動を推進する「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」が、2019年2月23日(土)に座談会を開催します。
今回は講師を招聘したワークショップではなく、参加者主体の座談会形式で地域の皆さんによる情報交換や親睦をはかる企画となっています。

■「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」
武蔵小杉ワーキングマザー交流会

■「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」の開催概要
日時 2019年2月23日(土) 14:00〜16:00(13:45受付開始)
会場 リエトコート武蔵小杉 リエトプラザII【アクセス
座談会テーマ ●仕事と育児の両立・キャリア構築
●病児・病後児保育(ふれあい子育てサポート事業・ベビーシッターサービス活用を含む)
●習い事
●学童・小1の壁
●その他
※申込み時のアンケートにて興味のあるテーマをお知らせください。
参加費 500円
対象者 武蔵小杉周辺エリアにお住まいのワーキングマザー及びプレワーキングマザーの方
その他 ●お子さま連れでのご参加が可能です。ただし、保育対応は行っておりませんので、お子さまが無理なく同伴していられるご準備をお願いいたします。
●ご夫婦での参加も歓迎です。人数管理しておりますので、配偶者様分は改めてお申し込みください。 ●会場には靴を脱いでお入りいただき、絨毯の上にお座りいただく形式となります。また会場内での食事は不可(水分補給用の飲料は可)です。あらかじめご了承ください。
参加方法 本イベントは事前申込制となっております。2019年2月20日(水)までに下記サイトよりお手続きください。
https://www.kokuchpro.com/
event/kosugiwm190223/
主催 Mothers Be Ambitious
後援 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
※本イベントは事前申込制(先着順)となっております。お申し込みはお早めにお願いいたします。
※本イベントは、参加者同士の交流を目的として開催しています。ネットワークビジネス、その他のビジネスやセミナー、保険、特定の思想・信条等の勧誘目的でのご参加はご遠慮下さい。


■プログラム
14:00-14:10 主催者挨拶
14:10-14:40 テーマ別グループトーク①
14:40-14:50 全体シェア
14:50-15:00 シャッフルタイム
15:00-15:30 テーマ別グループトーク②
15:30-15:50 全体シェア
15:50-16:00 クロージング

「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」は、地域のワーキングマザーによる有志グループ「Mothers Be Ambitious」が運営する交流会です。
2014年9月に第1回ワークショップを開催して以来、武蔵小杉のワーキングマザーの「たて×よこ」のつながりづくりを通じて仕事や子育てについての情報共有・学びを促進しています。

これまで、毎回専門の講師の方を招いて、ノウハウ等をシェアしていただいたうえでワークショップやグループディスカッションを行うことが多かったのですが、今回は講演は行わず、参加者の皆さんによる「座談会」がメインとなります。

これから年度末、新年度を迎えるにあたり、お子さんの入学・進級やご自身のお仕事の異動など、環境変化を迎える方が多いことでしょう。
そんな中で、「仕事と育児の両立」「キャリア構築」「病児・病後児保育」「習い事」「学童」「小1の壁(※)」…などなど、ワーキングマザーの皆さんが気になるトピックについて、情報交換を行う企画となっています。

※「小1の壁」:小学校に入学すると、保育園時代のような夜までの延長保育が利用できなくなり、ワーキングマザーが働き方の変更を余儀なくされることを表した造語。

■今井小学校の「わくわくプラザ」
「今井小学校わくわくプラザ」

「子育て」に関連した施策の内容や充実度は、自治体によってかなり異なります。
例えば前記の「小1の壁」を考えると、学童保育の時間は隣接する自治体でも差があります。

川崎市においては「わくわくプラザ(学童保育)」の長期休み開室が8時に前倒しになり、基本は18時まで、延長は19時までですが、隣接する大田区では長期休み開室が8時半、基本は17時までで延長が18時までとなっています。

一方、横浜市は2019年度中に小学校全校に学童保育が併設となるよう整備中でして、川崎市のように100%併設されているわけではありません。

これはあくまで一例で、全国ネットのメディアで伝わってくる情報が、必ずしも自分の地域に当てはまるとは限りません。
自分が住んでいる地域に特化した情報収集が重要といえるかと思います。

■「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」の開催風景
武蔵小杉ワーキングマザー交流会の過去の開催風景

今回の「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」は、情報交換のテーマをあらかじめ設定はしておりますが、皆さんの関心事を申し込み時のアンケートで聞き取りし、それも反映して「座談会」(テーマ別グループトーク)のグループ分けを行う予定です。

またグループ分けは前半終了後に、内容をシェアしたうえでシャッフルを行いますので、シェアを聞いたうえで聞きたいテーマのグループに移動することも可能です。


専門家の先生による講演ももちろん得るものが多いと思いますが、参加者の皆さん同士の交流や情報交換は、今回の「座談会」のほうが密度が濃くなります。
ご関心のある方は、前掲の開催概要に記載した申込ページより、エントリーください。

※写真提供:武蔵小杉ワーキングマザー交流会

【関連リンク】
(NECワーキングマザーサロン関連)
NECワーキングマザーサロン Facebookページ
NPO法人マドレボニータ ウェブサイト
NECウェブサイト 社会貢献活動 ワーキングマザーサロン
2016/8/15エントリ 「NECワーキングマザーサロン」が2016年8月20日(土)エポックなかはらで開催、参加申し込み受付中

(武蔵小杉ワーキングマザー交流会関連)
武蔵小杉ワーキングマザー交流会 Facebookページ
2014/8/21エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」発足、第1回ワークショップを2014年9月27日(土)開催
2014/10/29エントリ 好評企画「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」第2回ワークショップが2014年12月6日(土)開催、参加申込受付中
2015/6/3エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」第3回ワークショップ「ママの気分が楽になるレッスン」が7月11日(土)開催、参加申込受付スタート
2015/7/3エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」第3回ワークショップが好評につきリッチモンドホテルに会場変更、申込締切は7月4日(土)まで
2016/1/26エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会 第4回ワークショップ『仕事もプライベートもhappyに!』」が2月28日(日)開催、参加申込受付中
2016/8/8エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」が9月3日(土)開催・申込受付中、「元祖イクボス」川島高之氏の特別講演・武蔵小杉で活躍するパパママのパネルディスカッションを実施
2016/12/9エントリ 武蔵小杉ワーキングマザー交流会「職場で活かせる!ハッピー交渉トレーニング」が2017年1月21日(土)開催、先着順で参加申込受付中
2017/6/11エントリ 武蔵小杉ワーキングマザー交流会「解決志向アプローチでみんなの『子育てあるある』楽にしよう♪」が2017年7月9日(日)開催、参加申込受付中
2017/8/3エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会 働くママ、パパのためのちょっと知りたい『中学受験』」が9月3日(日)開催、8月30日(水)まで参加申込受付中
2017/12/26エントリ 武蔵小杉ワーキングマザー交流会「夫婦でナットク!共働き世帯のハッピーマネープラン」が2018年1月14日(日)開催、夫婦参加歓迎・保育サービス付きでエントリー受付中
2018/3/18エントリ 武蔵小杉ワーキングマザー交流会「どうする?!育休復帰後の家事育児~『Teamわが家』を考えよう~」が3月25日(日)開催、参加申込受付中
2018/6/20エントリ 武蔵小杉ワーキングマザー交流会が向河原の上質フレンチ「Patiste」で7月15日開催、「思春期の子どもと向き合うマネジメントスキル」をテーマに男性も歓迎
2018/10/22エントリ 11月9日(金)「NECワーキングマザーサロン」、12月1日(土)「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」が相次いで開催、参加申込受付中

Comment(0)

2019年
02月04日

「こすぎコアパーク・フリーマーケット」が2019年3月21日(木祝)初開催、中原区在住者対象に出店者を先行募集開始

【Reporter:はつしも】

2019年3月21日(木・祝)に、「こすぎコアパーク・フリーマーケット」が初開催されます。
本イベントは、代表者が高校生以上、家庭内のリサイクル品を出品するアマチュアを出店資格者としたもので、中原区民が優先となります。

このたび、中原区在住者を対象とした出店者先行募集が2月1日よりスタートいたしましたので、ご紹介します。

■「こすぎコアパーク・フリーマーケット」
こすぎコアパーク・フリーマーケット
※PDFは【こちら】にあります。

■「こすぎコアパーク・フリーマーケット」の出店募集概要
開催日時 2019年3月21日(木・祝)10:30~15:00
※悪天時は3月23日(土)に延期
会場 東急武蔵小杉駅南口駅前 こすぎコアパーク
募集区画 80区画
出店料金 手持ち出店2,700円(幅2.5m×奥行1.8m)
※電話申込みの方は事務手数料として別途200円を申し受けます。なおインターネット申込みにおいてメールでお送りする出店許可証を印刷して持参できる方は事務手数料はかかりません。
参加条件 ●家庭内のリサイクル・不用品を出品される方に限らせて頂きます。プロ的な出品(在庫処分や仕入れ品)及び飲食品の販売は厳禁とし、コレクション品、骨董品、新品、委託品などが中心の場合もお断りします。手作り品の出品は可とします(※什器・テーブル類の使用不可)。
●商品の陳列においてハンガーラックの使用はできません。ご持参頂いたシートの上に直接並べて頂く形となります。
●一時的な送迎を含む車での来場、及び周辺での積み下ろしは固くお断りします。一般交通機関をご利用のうえ手荷物でお越し頂くことが条件となりますのでご了承下さい。自転車でご来場の際は会場内に止められませんので公共駐輪場をご利用下さい。
●参加人数は、お子様を含め1区画あたり4名以内とします。
●中原区在住者は2/1(金)より優先的に申込み受付を開始し(当日に中原区在住の身分証明書をご提示頂きます)、3/4(月)の時点で定員に達していなかった場合に限り、区外在住者からの申込みを承ります。
●詳細はホームページをご参照下さい。
お申し込み・お問い合わせ先 リサイクル運動推進事業協会
●TEL:045-565-2227
●営業時間:9:00~16:00(火・土・日・祝日は定休)
●インターネット応募受付:
http://www.r-kyokai.com/
共催 こすぎコアパーク管理運営協議会・リサイクル運動推進事業協会
協力 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
後援 川崎市中原区

■会場のこすぎコアパーク
体験ブースが展開されるこすぎコアパーク

「こすぎコアパーク」は、武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業により整備された駅前のオープンスペースです。
行政上の定義としては、かつてこすぎFROMの裏手にあった「小杉第一公園」が移転した「川崎市の公園」であり、民間の企業や団体等の利用には制約があります。

供用開始当初はあまり活用が進まなかったものが、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントと武蔵小杉商店街によって構成される「こすぎコアパーク管理運営協議会」が川崎市から公園の管理運営を委託され、「コスギフェスタ」のメイン会場として使用されるようになりました。

これを突破口として、「コスギオープンカフェ」「こすぎ夏祭」「小杉フードフェス」「In Unityコアパークライブ」など、近年は様々なイベント活用が広がってきています。

フリーマーケットについても以前から構想はありましたが、前述の制約もあってなかなか実現に至りませんでした。
今回はこすぎコアパーク管理運営委員会がリサイクル運動推進事業協会との共催に立ち、地域住民の交流やリサイクル推進のコンセプトのもとに企画することにより、川崎市の許可を得ることができたものです。

■フリーマーケットのイメージ
フリーマーケットのイメージ

「こすぎコアパーク・フリーマーケット」では、こすぎコアパークを80区画に分け、80組の出店者を募集します。
まずは2月1日から3月4日まで、中原区在住者を対象に募集を行ったうえで、まだ空きがあれば区外在住者の募集を行うものとしています。

出店にあたってはいくつかの条件がありますので、詳細は前掲の募集概要に加えてリサイクル運動推進事業協会のウェブサイトをご参照ください。

■リエトプラザで過去に開催されたフリーマーケット
リエトプラザで過去に開催されたフリーマーケット

そういえば、今から10年近く前、2009年7月には、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント事務所前のイベントスペース「リエトプラザ」でフリーマーケットが開催されたことがありました。

この時は来場者プレゼントとして、本サイト「武蔵小杉ライフ」のオリジナルポストカードを協賛配布させていただきました。

■武蔵小杉ライフのオリジナルポストカード
渋川にソメイヨシノが咲く頃

紅葉の南部沿線道路

このポストカードをお持ちの方は、結構レアであります。
今回はこのような企画は準備しておりませんが、ふと懐かしく思い出しました。

出店料金は2,700円ですので、フリーマーケットの売上でペイすることは十分可能かと思います。
この際に、まだまだ使えるリサイクル品を有効活用してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
2009/7/19エントリ 「第1回こすぎフリーマーケット」「第5回なかはらっぱ祭り」開催レポート
2012/7/15エントリ 「ママたちのチャリティバザー in 武蔵小杉」が2012年7月21日(土)開催

Comment(0)

2019年
02月03日

丸子山王日枝神社「節分祭」の福豆まきに多くの方が集まる、大野屋が恵方巻を販売

【Reporter:たちばな・はつしも】

本日は節分でした。
昨年は「東福寺」の節分祭をご紹介しましたが、今年は「丸子山王日枝神社」の節分祭をレポートしてみたいと思います。

■丸子山王日枝神社の「節分祭」のお知らせ
丸子山王日枝神社の「節分祭」 

■丸子山王日枝神社の「節分祭」
丸子山王日枝神社の「節分祭」

武蔵小杉周辺の節分祭は、神社・仏閣ごとに開始時間が異なります。
住吉神社が14:45、東福寺が16:00、丸子山王日枝神社が17:00となっていまして、やろうと思えば複数をはしごすることも可能です。

丸子山王日枝神社は開始時間が遅めですので、すでに少々暗くなってきて、境内の照明が点灯しています。

■節分祭の豆まき
節分祭の餅まき

節分祭の餅まき

節分祭の餅まき

節分祭では、丸子山王日枝神社の境内に高い台が設置されて、そこから「福豆」の豆まきを行います。
豆まきを行うのは町内会の方や市議会議員の方、またお子さんもいらっしゃいました。

■大きな袋でキャッチ
大きな袋でキャッチ

丸子山王日枝神社の節分祭は、これまでご紹介してきた東福寺に輪をかけて多くの方が集まっています。

福豆をキャッチをするのはそれなりに難しいですので、前列では多くの方が大きな袋を掲げていました。
これは東福寺でも見られたシーンですね。

参加された皆さん、うまくキャッチできたでしょうか。



■大野屋の恵方巻
大野屋の恵方巻

大野屋の恵方巻

大野屋の恵方巻

大野屋の恵方巻

大野屋の恵方巻

そして節分といえば昨今、「恵方巻」もだいぶポピュラーになってきました。
今年も武蔵小杉の老舗スーパー「大野屋小杉店」で恵方巻をいただいてみました。

今年の恵方・東北東に向かってかぶりついたのちに、カットした恵方巻を落ち着いていただくのも良いものです。

大野屋の恵方巻は、まぐろなどの海鮮が安定のおいしさです。


さて、節分の2月3日は昨年が土曜日、今年が日曜日と久々の休日となりました。
来年、2020年の節分は月曜日にあたり、また休日にあたるのは当分先になります。

節分祭は当然ながら「曜日優先」ではなく「日付優先」のイベントですから、この2年間は参加者も例年より多かったのではないでしょうか。

【関連リンク】
丸子山王日枝神社 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 東福寺
2009/2/3エントリ 武蔵小杉・東福寺の節分祭2009
2012/1/26エントリ 法政通り商店街「二ヶ領用水発電所」の河童が節分仕様に
2013/1/30エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」が節分仕様に/フロンターレ新春報告&サイン会を2月1日(金)開催
2014/2/3エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」節分仕様と、2月4日(火)フロンターレ新年ご挨拶回り
2015/2/16エントリ 法政通り商店街「ニカッパ君」の節分仕様から、ひなまつり仕様
2016/2/1エントリ 武蔵小杉「東福寺」、新丸子「丸子山王日枝神社」、元住吉「住吉神社」、向河原「三社宮」の2月3日(水)節分祭情報

Comment(0)

2019年
02月02日

JR武蔵小杉駅北口駅舎壁面に川崎フロンターレのエンブレムと川崎ブレイブサンダースのクラブロゴが掲出

【Reporter:はつしも】

2019年1月31日、JR武蔵小杉駅北口の駅舎壁面に、川崎フロンターレと川崎ブレイブサンダースのエンブレムとクラブロゴが掲出されました。

■JR武蔵小杉駅北口の駅舎
JR武蔵小杉駅北口の駅舎

JR武蔵小杉駅北口の駅舎

武蔵小杉には、いくつかのスポーツクラブの拠点があります。

なかでも代表的なのはやはりJ1リーグを連覇中の「川崎フロンターレ」でしょう。

それ以外にもV・プレミアリーグの女子バスケットボールクラブ「NECレッドロケッツ」や、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」もプロリーグ化してから注目度が向上しています。

今回は川崎フロンターレのエンブレムと、川崎ブレイブサンダースのクラブロゴがJR武蔵小杉駅北口に掲出されました。

■川崎フロンターレのエンブレム
川崎フロンターレのエンブレム 

向かって右側に掲出されたのは、川崎フロンターレのエンブレムです。

「ようこそ武蔵小杉へ!」
「スポーツの力で、人を、この町を、もっと笑顔に」

歓迎のメッセージとともに、川崎フロンターレが1997年から実践してきたメッセージが掲示されています。

■川崎ブレイブサンダースのクラブロゴ
川崎ブレイブサンダースのクラブロゴ

そして左側が、川崎ブレイブサンダースのクラブロゴです。

「MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL」
「川崎からバスケの未来を」

これは、同クラブが掲げる下記のミッションをコンパクトなワードにしたものです。

子どもたちは選手に憧れを、バスケットボールに夢を抱き、地域の人たちは街のクラブを誇りに思う。
家族の話題の中心になる。
誰もが知るトッププレーヤーが生まれる。
国際舞台で勝負ができる。

現段階においては相当ハードルが高い夢かもしれませんが、そんなミッションをもって前進するということです。

■「コスギんピック」に特別参加した「川崎ブレイブサンダース」
川崎ブレイブサンダース

■「コスギんピック」開会式
開会式 

■「小杉フードフェス」の川崎ブレイブサンダースPRブース
川崎ブレイブサンダースのPRブース 
※現在、スポンサーは東芝からDeNAに変更されています。

■「小杉フードフェス」に出演した川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」
川崎ブレイブサンダースチアリーダーズ「IRIS」  

川崎ブレイブサンダースは、近年「コスギんピック」や「小杉フードフェス」にイベント参加するなど、武蔵小杉での広報活動を強化しています。

そしてこのたび川崎フロンターレと並んで、武蔵小杉駅の駅舎にクラブロゴが掲出されましたので、また今後、地域での認知度も上がっていくのではないでしょうか。

■武蔵小杉駅北口ロータリーとエクラスタワー武蔵小杉
武蔵小杉駅北口ロータリー

【関連リンク】
川崎ブレイブサンダース ウェブサイト
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(川崎ブレイブサンダース関連エントリ)
2016/10/23エントリ 「コスギフェスタ2016」本祭2日目開催レポート:初開催「コスギんピック」に川崎ブレイブサンダース参戦、初優勝は「チームエクラス」と「バンビーズ」
2018/9/17エントリ 武蔵小杉が食で賑わう「小杉フードフェス」開催レポート:ナチュラと提携、川崎ブレイブサンダースのチアリーダーズ「IRIS」も登場
2019/1/28エントリ 川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2019」開催レポート:大西学園ダンス部&新体操部や一輪車パフォーマンス「ユニサイクルのがわ」などが好演

Comment(1)

2019年
01月29日

府中街道拡幅用地の「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」で、「だし」のペットボトルを自動販売機で販売中

【Reporter:はつしも】

現在、府中街道の武蔵小杉周辺区間において道路拡幅事業が進められています。
用地取得率は徐々に上昇していますが、実際の供用開始まではまだまだ年月がかかることが見込まれるため、取得済みの遊休地は駐輪場やコインパーキングなどとして活用されているところです。

そんな遊休地のひとつ、市ノ坪交差点付近の「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」の奥に、「だし」の自動販売機が稼動していましたので、ご紹介します。

■府中街道の「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」
府中街道の「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」

「三井のリパーク川崎市ノ坪第3」は、市ノ坪交差点の少し北側にあります。
この一帯には従来は「中国料理かんちゃん」などがありましたが、現在は立ち退きが完了しています。

それらの跡地の一部が、コインパーキングとして運用されている形です。

コインパーキングの用地の奥に、何らかドリンクの自動販売機があると思っていたのですが・・・。

■「だし道楽」の自動販売機
「だし道楽」の自動販売機

ある日、自動販売機の横部分に「だし道楽」という文字が大きく書かれているのが目に留まりました。

「だし?」

一体それはどういうことかと近づいてみたところ、確かにだしの自動販売機でした。

■「だし道楽」の「焼きあご入りだし」
「だし道楽」の「焼きあごいりだし」

■宗田節入り「プレミアムだし」
宗田節入り「プレミアムだし」

調べてみると、これは広島県江田島にある「二反田醤油」が「だし道楽」というブランドで製造するだしであることがわかりました。

「二反田醤油」は江田島の小さな醤油屋でしたが、使い勝手の良い「だし」に注目し、穏やかな瀬戸内海の気候のもと、国産素材と製法にこだわるというコンセプトで「だし道楽」を誕生させたということです。

この自動販売機で販売していたのは、薄口醤油と北海道産の昆布をあわせた昆布だしに長崎・平戸産のあごを合わせた「焼きあご入りだし」と、 さらに高知・土佐清水産の「宗田節」を加えた「プレミアムだし」でした。

「だし道楽」では、このほかにもベーシックな「昆布だし」もありまして、都合3種類を製造しています。

■「だし道楽」の用途
「だし道楽」の用途

自動販売機には、「だし道楽」の使用イメージも少し紹介がありました。
ウェブサイトを参照すると、あっさりとした甘めの味はうどん、そうめん、鍋物、煮物、炊き込みご飯、玉子かけご飯など様々な料理に適しているということです。

■「Do not drink」
「Do not drink」

自動販売機は、遠めにはドリンクを販売しているようにしか見えません。
日本語が分かる方であれば「だし」であることは大体気が付くと思いますが、外国人の方ですとそのまま飲んでしまうことも考えられます。

そのため自動販売機には
「Do not drink. This is a vending machine of dashi.」(飲まないでください。これはだしの自動販売機です。)
という英文の注意書きがありました。

■あらためて、自動販売機を見直す
あらためて、自動販売機を見直す

それにしても、「だし」の自動販売機は初めて見かけました。
「だし道楽」のウェブサイトには自動販売機設置場所が紹介されていますが、神奈川県内では横浜市に2箇所、川崎市に3箇所(川崎駅、溝の口、武蔵小杉)しかありません。

大部分が「三井のリパーク」内に設置されているようですので、両者は一定の協業関係にあるようです。
はたしてここで「だし」が売れるのかどうか?正直よくわかりませんが、ご関心ありましたら試してみてください。

【関連リンク】
だし道楽 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道

(府中街道遊休地活用関連)
2017/3/30エントリ 川崎市の府中街道拡幅遊休地活用募集に東武プロパティーズなどが入札、東急武蔵小杉駅南口高架下に時間貸し駐輪場が4月5日(水)頃オープン
2017/4/6エントリ 東急電鉄がフィル・カンパニーとの駐車場複合ビルに「すこやか小杉保育園」2017年8月頃開園を発表/高架下の府中街道拡幅予定地に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープン
2017/5/31エントリ 府中街道拡幅遊休地活用「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が利用料金を「16時間100円」に値下げ、等々力緑地近くに「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープン
2017/11/28エントリ 川崎市が府中街道拡幅用地活用入札「第2回」を実施、「小杉町3丁目」用地を移動販売・露店による物販・飲食店舗等を用途に月額7万円台から募集
2018/4/11エントリ 川崎市が府中街道拡幅遊休地活用を推進、小杉町3丁目の川崎信金前に「TOBU PARK武蔵小杉駅第2駐輪場」がオープン
2018/8/1エントリ 川崎市が府中街道拡幅の遊休地活用を推進、等々力緑地入口に「タイムズ川崎宮内第2」がオープン

(その他府中街道拡幅関連)
2012/3/1エントリ さよなら、リンガーハット川崎武蔵小杉店
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、府中街道拡幅用地の取得進む
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・アミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/8/24エントリ 武蔵小杉「吉岡時計店」の、3万分の1の奇跡。オスの三毛猫「ジロー君」と、「ミケタン」
2016/12/7エントリ 府中街道拡幅区間に残る、「黒焼き」のうなぎ専門店。相撲部屋を移築した「むさし野」
2017/1/8エントリ 相撲部屋を移築した「黒焼き」のうなぎ専門店「むさし野」が、府中街道拡幅のため閉店
2017/10/5エントリ 「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が府中街道拡幅のために一時閉鎖、用地提供の上11月10日(金)再オープンへ
2017/11/15エントリ 府中街道拡幅後の新築ビル「SOARS」「クレスト武蔵小杉Ⅱ」が竣工、「SOARS」2階に洋食ダイニング「さんぐり家」が11月下旬オープン
2017/11/30エントリ 府中街道拡幅:「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が営業再開・「フラワーマルシェ」移転先募集・「むさし野」周辺ビル解体着手
2018/12/11エントリ 府中街道の蕎麦店「満留賀」が道路拡幅のため2018年12月31日をもって閉店、48年の歴史に幕。来年2月4日に横浜市旭区に移転オープン

Comment(3)

2019年
01月27日

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が本日開催、健康推進「プラスケア」のリレーショナルアート「花言葉」で約200人の「大切な言葉」が集まる

【Reporter:はつしも】

本日、武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が開催されました。
今回は一般社団法人プラスケアによるリレーショナルアート「花言葉」がコラボレーション実施され、約200名の方が「大切にしている言葉」とガーベラ1輪を交換しました。

■武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」
武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」 

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」は、毎年6月と1月(一昨年までは12月)に開催されている恒例イベントです。

法政大学相撲部の皆さんを中心としたもちつきを行い、商店街の皆さんによる調味の上で販売を行います。

■プラスケアによるリレーショナルアート「花言葉」でプレゼントされたガーベラ
リレーショナルアート「花言葉」 

「もちつき大会」にコラボ参加をしている一般社団法人プラスケアは、医療者と地域をつなぐ事業「暮らしの保健室」を武蔵小杉周辺で展開しています。
「暮らしの保健室」では、看護師・医師が常駐して病院よりも気軽な健康相談をすることができまして、それがもちつき大会に臨時出店するのが「1day暮らしの保健室」です。

今回は、これに加えて実施されたリレーショナルアート「花言葉」に注目してみました。

リレーショナルアートとは、芸術家が固定的な作品作りをするのではなく、地域の人々なども含めた共同作業を通した関係性、コミュニケーション全体をアートとして表現するものです。

■「大切にしている言葉」とガーベラの交換
「大切にしている言葉」とガーベラを交換 

■集まった「大切にしている言葉」の一部
集まった「大切にしている言葉」

今回のリレーショナルアートでは、元住吉の花屋さん「Bianca」の協力によりあらかじめガーベラを用意し、「あなたが大切にしている言葉」とガーベラ1輪を交換しました。

約200人の方が参加されまして、同じ数だけの言葉がプラスケアのテントに集まりました。

言葉は実に様々ですが、一番多かったのは「ありがとう」など、感謝の言葉でした。
上記写真中で、犬のようなイラストがありますが、これは大切にしているペットを描いたものということです。

事前の告知でもご説明した通り、このリレーショナルアートは並んだカードが成果物ではなく、持ち帰ったガーベラから広がる家族の会話までを含めてリレーショナル(関係性の)アートとなっています。

このリレーショナルアートは、プラスケアの「暮らしの保健室」付属の「社会的処方研究所」の企画として実施されたものです。同研究所では、薬ではなく「街の中のつながり」で健康を促進することを研究しています。
これは決して荒唐無稽な話ではなく、孤独の解消は現実に健康との相関関係など一定の合理性が認められるものです。

なお、カードは今後プラスケアの「暮らしの保険室」で展示されるようです。

■病気や障害をテーマにした絵本の読み聞かせ
病気や障害などをテーマにした絵本の読み聞かせ

その他、プラスケアのテントでは、恒例の健康相談「1day暮らしの保険室」や、病気や障害をテーマにした絵本の読み聞かせも行われていました。

イベントとして華々しいものではないかもしれませんが、毎回確実な需要があります。

■法政大学相撲部の皆さんによるもちつき
法政大学相撲部の皆さんによるもちつき

法政大学相撲部の皆さんによるもちつき

さて、「もちつき大会」ですので、もちろん法政大学相撲部の皆さんによるもちつきも行われました。
相撲部の皆さんの背中が広くて、頼もしいですね。

■商店街の皆さんによる販売
商店街の皆さんによる販売

商店街の皆さんによる調味の上で5種のお餅が販売されまして、今年も人気でした。
寒い1月開催は、つきたてのお餅の温かさがありがたく感じます。

毎回たいへん好評ですので、次回はまた6月に開催されることでしょう。
プラスケアもまた新しい企画を検討されるかもしれませんので、またご案内したいと思います。

【関連リンク】
(もちつき大会関連)
2014/12/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:「+Care Project」が健康企画を展開
2015/6/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:家族の絆モニュメントに「+Care Project」ヤクルト君・チームパーキンソン参加
2015/12/13エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:雨天の法大相撲部もちつきと、「+Care Project」の肌湿度測定など
2016/6/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が本日開催、同商店街・「+Care Project」のカメラによる開催レポート
2016/12/8エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」2016年12月開催が中止決定、ノロウイルス感染問題報道等によりイベント見直し
2017/6/18エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」、「小杉てづくり市」初開催レポート:武蔵小杉に21のハンドメイド作家が集まり大盛況に
2018/1/19エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の冬季「もちつき大会」が12月から時期変更、2018年1月21日(日)に開催
2018/1/21エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が本日開催、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店「宮崎県フェア」から「みやざき犬」「ばいぞーくん」も来場
2018/6/18エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が開催、健康プロジェクト・プラスケアがリレーショナルアート「まちへの手紙」を実施しヤクルトマン登場
2019/1/24エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が1月27日(日)開催、プラスケアのリレーショナルアート「花言葉」でガーベラと「大切な言葉」を交換

(プラスケア関連)
一般社団法人プラスケア ウェブサイト
2017/3/8エントリ 武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」開設を計画、立ち上げ支援金をクラウドファンディングで3月31日まで募集中
2017/5/23エントリ 武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」を「idacafe」などに開設、5月24日(水)は「化粧外来」もスタート
2018/1/12エントリ 地域密着建設会社・大山組本社のレンタルスペース「丸子テラス」で、プラスケアが「暮らしの保健室」と新春アコースティックライブを1月13日(土)開催

Comment(0)

2019年
01月25日

武蔵小杉の老舗「三角堂薬局」が府中街道拡幅により市ノ坪交差点付近に2月1日移転、1940年以来79年間営業した地から立ち退き

【Reporter:はつしも】

府中街道の武蔵小杉周辺区間において、長年にわたって道路拡幅事業が推進されています。
東横化学前~東急線高架下の「市ノ坪工区」は一部が供用開始となり、現在は東急高架下~小杉御殿町交差点の「小杉工区」の用地取得が順次進められているところです。

この事業の進捗に伴って、「小杉工区」内にある「三角堂薬局」が立ち退きを行うことになりました。
同薬局は2019年2月1日をもって市ノ坪交差点付近に完成したビル1階に移転となり、1940年(昭和15年)以来79年にわたって営業を続けてきた地を離れることになります。

■府中街道の「三角堂薬局」
府中街道の「三角堂薬局」

道路拡幅事業には、道路の両側を拡幅するものと、道路の片側の建物は生かし、もう片側のみを立ち退かせて拡幅を行うものの2種類があります。
府中街道の「小杉工区」は後者のパターンで、中原警察署側を生かし、今回立ち退きを行う「三角堂薬局」側を拡幅させる計画となっています。

三角堂薬局側には、2015年6月30日の閉店当時創業50年の歴史があった「エル・アミーゴ」、2018年12月31日の閉店(横浜市栄区に移転)まで48年間にわたって営業してきた「満留賀」など、たいへん古くからの店舗が軒を連ねていました。

■「三角堂薬局」移転のお知らせ
「三角堂薬局」移転のお知らせ

今回移転する「三角堂薬局」は、お知らせにも書いてある通り、1940年からこの場所で営業をしてきたということです。
現在の建物はそう古くはありませんから、途中で建て替えはあったかと思いますが、「エル・アミーゴ」を超える79年間もの歴史があったわけです。

同薬局は閉店ではなく、市ノ坪交差点付近の新築ビルへの移転となります。

移転は「当分の間」ということですから、将来的に現地近くに戻ってくる可能性もありそうですね。

■「三角堂薬局」が移転するビル
三角堂薬局が移転するビル

三角堂薬局が移転するビル

「三角堂薬局」が移転するのは、市ノ坪交差点の少し北側に完成した新築ビルの1階です。
ここはかつて「リンガーハット」などがあった場所で、立ち退きと道路拡幅を行ったのち、残された用地にマンションが3棟相次いで建設されました。

これらのマンションの低層部は、これまでのエントリでご紹介した「さんぐり屋」など、各種店舗が入居しています。

■「三角堂薬局」オープンのお知らせ
「三角堂薬局」オープンのお知らせ

「三角堂薬局」新店舗の入口ドアはすでに完成していまして、オープンのお知らせも掲示されていました。
薬局は大規模な設備工事等は不要でしょうから、あとは薬の在庫とデータベース等をもって移転してくるだけではないでしょうか。

従来の場所からは東急線を挟んで反対側になりますので、利用者層は多少変動があるかもしれません。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道

(府中街道遊休地活用関連)
2017/3/30エントリ 川崎市の府中街道拡幅遊休地活用募集に東武プロパティーズなどが入札、東急武蔵小杉駅南口高架下に時間貸し駐輪場が4月5日(水)頃オープン
2017/4/6エントリ 東急電鉄がフィル・カンパニーとの駐車場複合ビルに「すこやか小杉保育園」2017年8月頃開園を発表/高架下の府中街道拡幅予定地に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープン
2017/5/31エントリ 府中街道拡幅遊休地活用「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が利用料金を「16時間100円」に値下げ、等々力緑地近くに「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープン
2017/11/28エントリ 川崎市が府中街道拡幅用地活用入札「第2回」を実施、「小杉町3丁目」用地を移動販売・露店による物販・飲食店舗等を用途に月額7万円台から募集
2018/4/11エントリ 川崎市が府中街道拡幅遊休地活用を推進、小杉町3丁目の川崎信金前に「TOBU PARK武蔵小杉駅第2駐輪場」がオープン
2018/8/1エントリ 川崎市が府中街道拡幅の遊休地活用を推進、等々力緑地入口に「タイムズ川崎宮内第2」がオープン

(その他府中街道拡幅関連)
2012/3/1エントリ さよなら、リンガーハット川崎武蔵小杉店
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、府中街道拡幅用地の取得進む
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・アミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/8/24エントリ 武蔵小杉「吉岡時計店」の、3万分の1の奇跡。オスの三毛猫「ジロー君」と、「ミケタン」
2016/12/7エントリ 府中街道拡幅区間に残る、「黒焼き」のうなぎ専門店。相撲部屋を移築した「むさし野」
2017/1/8エントリ 相撲部屋を移築した「黒焼き」のうなぎ専門店「むさし野」が、府中街道拡幅のため閉店
2017/10/5エントリ 「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が府中街道拡幅のために一時閉鎖、用地提供の上11月10日(金)再オープンへ
2017/11/15エントリ 府中街道拡幅後の新築ビル「SOARS」「クレスト武蔵小杉Ⅱ」が竣工、「SOARS」2階に洋食ダイニング「さんぐり家」が11月下旬オープン
2017/11/30エントリ 府中街道拡幅:「ニッポンレンタカー中原区役所前営業所」が営業再開・「フラワーマルシェ」移転先募集・「むさし野」周辺ビル解体着手
2018/12/11エントリ 府中街道の蕎麦店「満留賀」が道路拡幅のため2018年12月31日をもって閉店、48年の歴史に幕。来年2月4日に横浜市旭区に移転オープン

Comment(3)

2019年
01月24日

武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が1月27日(日)開催、プラスケアのリレーショナルアート「花言葉」でガーベラと「大切な言葉」を交換

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が、2019年1月27日(日)10:00~に開催されます。
本イベントでは法政大学相撲部の皆さんを中心としたもちつきと即売会が行われるほか、同商店街で利用できるプレミアム商品券の販売も行われます。

また一般社団法人プラスケアによる「1day暮らしの保健室」も引き続きコラボ開催されます。
こちらでは従来の健康相談や絵本の読み聞かせに加えて、新企画として地域の皆さんによるリレーショナルアート「花言葉」が実施される予定です。

■武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」
法政大学相撲部の皆さん  

■「もちつき大会」の開催概要
日時 2019年1月27日(日)10:00~完売次第終了
会場 イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店前(旧清水薬局前)
内容 ●法政大学相撲部によるもちつき(お子さんの自由参加可能)
●つきたてのお餅の即売(きなこ・あんこ・ごま・いそべ・おろし、1パック300円)
●きのこ汁の販売
●「+Cafe Project」(一般社団法人プラスケア)による
・「1day暮らしの保健室」
・リレーショナルアート「花言葉」
・病気や障害に関する絵本の読み聞かせ
Web 武蔵小杉便利帳

■武蔵小杉駅前通り商店街の商品券の販売概要
販売日時 2019年1月27日(日)10:00~(※完売次第終了)
販売場所 イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店前(もちつき大会会場)
内容 1口5,000円で6,000円分の商品券(500円券×12枚)
販売数 限定200口(ひとり4口まで)
使用期限 2019年3月31日(日)まで
利用可能店舗 武蔵小杉便利帳

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」は、毎年6月と1月に開催されている恒例イベントです。
かつては冬は12月に開催されていましたが、年末は商店街各店とも多忙な時期であることも勘案して、昨年から1月開催に変更されました。

■法政大学相撲部の皆さんと一緒にもちつき
お子さんのもちつき 

■つきたてのお餅の即売
お餅の即売   
 
法政大学相撲部の皆さんによるもちつきには、フリーでお子さんなども参加できます。
そのつきたてのお餅は、商店街の方の調味により即売されます。

味付けはきなこ、あんこ、ごま、いそべ、おろしの5種で、これは前回と同様です。

■武蔵小杉駅前通り商店街の商品券販売
武蔵小杉駅前通り商店街の商品券販売

■商品券
商品券

そして今回は、武蔵小杉駅前通り商店街のプレミアム商品券の販売も行われます。
これは1口5,000円で6,000円分の商品券が、ひとり4口まで購入できます。

最大2万円購入で、2万4,000円分の商品券になるというわけです。

商品券の使用期限である3月31日までに何らか購買予定のある方であれば、とりあえず購入しておくとよいでしょう。

■「プラスケア」のコラボ出店「1day暮らしの保健室」
「プラスケア」のコラボ出店  

■健康相談
健康相談 

■絵本の読み聞かせ
プラスケアプロジェクト 

一般社団法人プラスケアは、医療者と地域をつなぐ事業「暮らしの保健室」を武蔵小杉周辺で展開しています。
「暮らしの保健室」では、看護師・医師が常駐して病院よりも気軽な健康相談をすることができます。

それがもちつき大会に臨時出店するのが「1day暮らしの保健室」です。
ここでは健康相談に加えて、病気や健康、障害などをテーマにした絵本の読み聞かせも行われます。

■リレーショナルアート「花言葉」のガーベラ
リレーショナルアート「花言葉」のガーベラ
※写真提供:一般社団法人プラスケア

そして今回、プラスケアのテントで新企画として実施されるのがリレーショナルアート「花言葉」です。

リレーショナルアートとは、芸術家が固定的な作品作りをするのではなく、地域の人々なども含めた共同作業を通した関係性、コミュニケーション全体をアートとして表現するものです。

今回のリレーショナルアートでは、元住吉の花屋さん「Bianca」の協力により300輪のガーベラを用意し、「あなたが大切にしている言葉」とガーベラ1輪を交換していきます。
大切にしている言葉はカードに書いて、プラスケアのテントに掲示しますので、最大で300の言葉が並ぶことになるわけです。

見た目上はこの並んだカードがアートの成果物のように見えますが、それはリレーショナルアートとしては表面的なものです。

ガーベラを持ち帰った方は自宅にご家族がいれば、「そのガーベラ、どうしたの?」とおそらくは聞かれるでしょう。
そうすると「自分が大切にしている言葉」について会話が生まれるきっかけになったり、一人暮らしの方でもガーベラを見て思い出したり…、というところまでがリレーショナル(関係性の)アートの意図となっています。

このリレーショナルアートは、プラスケアの「暮らしの保健室」付属の「社会的処方研究所」の企画として実施されます。
「社会的処方研究所」では、薬ではなく「街の中のつながり」で健康を促進することを研究しています。

例えば、精神的な疾病であれば、孤独な環境よりも人と人のつながりを強めることで、従来よりも健康な状態になることが十分考えられるわけです。

■「ヤクルトマン」
ヤクルトマン

なお、今回はガラガラ抽選会はありませんが、これまで抽選会に商品を提供していたヤクルトの「ヤクルトマン」は今回も登場するということです。
 
武蔵小杉周辺では本イベント以外での登場シーンは多くありませんので、この機会に記念撮影してみてはいかがでしょうか。

なお、毎回のご案内ではございますが、もちつき大会のお餅は、例年では、14時くらいには完売となっています。
昼時には長い行列ができることもありますので、少し早目に来場されると良いと思います。

 【関連リンク】
ヤクルトマン ウェブサイト

(もちつき大会関連)
2014/12/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:「+Care Project」が健康企画を展開
2015/6/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:家族の絆モニュメントに「+Care Project」ヤクルト君・チームパーキンソン参加
2015/12/13エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:雨天の法大相撲部もちつきと、「+Care Project」の肌湿度測定など
2016/6/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が本日開催、同商店街・「+Care Project」のカメラによる開催レポート
2016/12/8エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」2016年12月開催が中止決定、ノロウイルス感染問題報道等によりイベント見直し
2017/6/18エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」、「小杉てづくり市」初開催レポート:武蔵小杉に21のハンドメイド作家が集まり大盛況に
2018/1/19エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の冬季「もちつき大会」が12月から時期変更、2018年1月21日(日)に開催
2018/1/21エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が本日開催、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店「宮崎県フェア」から「みやざき犬」「ばいぞーくん」も来場
2018/6/18エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」が開催、健康プロジェクト・プラスケアがリレーショナルアート「まちへの手紙」を実施しヤクルトマン登場

(プラスケア関連)
一般社団法人プラスケア ウェブサイト
2017/3/8エントリ 武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」開設を計画、立ち上げ支援金をクラウドファンディングで3月31日まで募集中
2017/5/23エントリ 武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」を「idacafe」などに開設、5月24日(水)は「化粧外来」もスタート
2018/1/12エントリ 地域密着建設会社・大山組本社のレンタルスペース「丸子テラス」で、プラスケアが「暮らしの保健室」と新春アコースティックライブを1月13日(土)開催

Comment(0)

2019年
01月22日

「なかはらミュージカル」がアミガサ事件を描く公演「GREIFEN」を3月9日(土)10日(日)上演、1月26日(土)に完売必至のチケット販売

【Reporter:はつしも】

中原区の市民ミュージカル「なかはらミュージカル」の第7回公演「GREIFEN」が、2018年3月9日(土)、10日(日)に中原市民館において開催されます。

1月26日(土)より、同公演チケットの一般販売がスタートいたしますので、ご紹介いたします。

なお、本チケットは毎回人気が高く早々に完売となる可能性があります。
あらかじめご了承ください。

■「なかはらミュージカル」第7回公演「GREIFEN」
「なかはらミュージカル」第7回公演「GREIFEN」

■「なかはらミュージカル」第7回公演「GREIFEN」の開催概要
ストーリー 時は大正4年。御幸村(当時の中原)は多摩川が氾濫する度に村一面が海と 化し、大八車で家財道具を持ち出さなければならないほど、人々は水害に 悩まされていた。東京へ堤防工事を訴えるも折しも第一次世界大戦が勃発。
 帝都東京は守りを固め、工事に回す予算はなく、人々の陳情は先延ばしにさ れていた。御幸村会議員、秋元家の一人娘である小百合は、屋敷で働く女中 の環と一緒に築堤運動に参加。環は5年前の関東大水害の生き残りであり、 そこで支えてくれた一人の男性との再会を願っていた。ある晩、嵐が村を 襲い大きな被害が出る。人々の怒りは頂点へ達し、直接知事へ訴えるべく、 目印に編み笠を被り県庁を目指す。たどり着いた先で小百合と環が出会っ た人物は、環が探していたあの男性だった。約100年前、人々が知恵を 絞り命がけで掴み取った、希望の物語。
公演日時 ●2019年3月9日(土)
・森組12:30開演(開場12:00)
・風組17:00開演(開場16:30)
●2019年3月10日(日)
・森組12:30開演(開場12:00)
・風組17:00開演(開場16:30)
会場 中原市民館2F 多目的ホール【アクセス
観劇料 おとな・こども共通2,000円 全席自由
チケット購入方法 ●販売開始:2019年1月26日(土)18:30~20:30
●販売場所:中原市民館2F多目的ホール
※会場を借りてのチケット販売のため、時間外の来場はご遠慮ください。
※26日以降のチケット販売はウェブサイトをご参照ください。
問い合わせ先 なかはらミュージカル実行委員会
TEL 080-3469-4330
E-MAIL nakaharamusical2019@gmail.com
スタッフ ●プロデュース:森田シゲル
●演出・脚本・演技指導:和泉さな
●音楽:松本麻衣
●歌唱指導:南智子
●振付・ダンス指導:富岡ひかり
主催 なかはらミュージカル実行委員会
後援 川崎市中原区・川崎市教育委員会・公益財団法人川崎市生涯学習財団・「音楽のまち・かわさき」推進協議会・社会福祉法人川崎市中原区社会福祉協議会・中原区文化協会・中原区PTA協議会・中原区子ども会連合会・NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
Web ●なかはらミュージカル 公式サイト
https://www.naka-myu.com/
●なかはらミュージカル facebookページ
https://www.facebook.com/nakaharamusical

「なかはらミュージカル(なかミュー)」は、中原市民館の開館記念事業「NAKAHARA ACT STREET」の企画として2013年に誕生した市民ミュージカルです。

中原区の地域人材を活用した音楽・芸術の振興、中原区の魅力発信を行うとともに、世代をこえた豊かな交流の場づくりや地域への理解を深めること、次世代を担う子どもたちを育てていくことなどを目的としたものです。

出演者は毎年公募制であり、今回も73名もの幅広い年代の地域住民が集まりました。
また本公演は全日程のチケットが短期間で完売するほどで、興行としても高い人気を有しています。

従来は中原区役所の「地域課題対応事業」として公演を続けてきましたが、今回の「第7回公演」からは行政管轄から独立し、新たに「一般社団法人 New Act Society」の事業としてスタートすることになりました。

■第1回公演「水の郷のものがたり」
第1回公演「水の郷のものがたり」

■第5回公演「多摩川伝」
昨年、第5回公演「多摩川伝」

2013年に第1回公演として上演されたのが「水の郷のものがたり」
二ヶ領用水の歴史をテーマにした作品でした。

翌年度からは「NAKAHARA ACT STREET」から中原区地域課題対応事業として独立し、「桃の里のものがたり」「多摩川伝」など、中原区を舞台にしたオリジナル作品の上演を行ってきたところです。

「なかはらミュージカル」は毎年地域の歴史に触れる内容となっていまして、公演を通じて演じる側も、観る側も地域への理解を深めることができます。


そして今回の第7回公演は「GREIFEN(グライフェン)」と題し、「アミガサ事件」をテーマに上演されます。

「アミガサ事件」とは、1914年(大正3年)9月16日、大雨が降るたびに洪水に悩まされてきた橘樹郡御幸村の住民、約200名が「多摩川の築堤」を神奈川県知事に求めるべく決起した事件のことです。
この集団は目印として編み笠をかぶっていたことから、「アミガサ事件」として後世に伝わっています。

道中、より広範囲の住民も加わって500人ほどが神奈川県庁に押し寄せたといわれ、代表者が当時の知事と面談して地域の窮状と築堤の必要性を訴えました。

これをきっかけとして各地で築堤運動が活発となり、御幸村の一帯には道路をかさ上げした「有吉堤」が1916年に完成するなど、現在の多摩川の治水の礎ともなりました。

タイトルの「GREIFEN(グライフェン)」とは、ドイツ語で「掴む」の意味。
自分たちの力で平和な暮らしを掴み取ろうとした先人たちの物語です。

■「アミガサ事件」の決起の場所となった八幡大神
「アミガサ事件」の決起の場所となった八幡大神

■「アミガサ事件百年の碑」
「アミガサ事件百年の碑」

こちらが、決起の場所となった中原区上平間の「八幡大神」です。

「アミガサ事件」から100年が経過した2014年には、この神社の境内に記念碑が設置されました。

■「アミガサ事件」後に築堤された「有吉堤」の遺構と、竣工百年の記念碑(中丸子児童公園)
中丸子児童公園に残る「有吉堤」の遺構と、竣工百年の記念碑

一方こちらは、当時の「有吉堤」の遺構が残る「中丸子児童公園」です。
写真奥が一段高くなっているのが、道路をかさ上げした堤の部分です。

この遺構の前にも、2016年に記念碑が建立されました。こちらは「有吉堤竣工100年」を記念したものです。

つまり、「アミガサ事件」から100年が2014年、「有吉堤竣工」から100年が2016年ということですね。
長年にわたって苦しんできたことを、この事件が2年で動かしたわけですから、振り返ってみると地域にとってたいへん大きなできごとだったことがわかります。

なお、「アミガサ事件」については2016/12/22エントリでもご紹介していますので、ご参照ください。

このような歴史について、100年以上経ってから地域の皆さんが演じるというのは、当時の方にはなかなか想像できなかったことと思います。

郷土本を読むのは億劫かもしれませんが、地域の皆さんが一体となった「なかはらミュージカル」を、純粋にエンターテイメントとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
なかはらミュージカル ウェブサイト
一般社団法人New Act Society
なかはらミュージカル facebookページ
2013/2/16エントリ 「なかはらアクトストリート2013」「中原空襲展」開催レポート
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2017/6/7エントリ 東急武蔵小杉駅の情報発信スポット「こすぎアイ」で地域イベント告知を開始、「なかはらミュージカル」実行委員・ボランティアスタッフ・出演者を募集中
2018/1/26エントリ 「なかはらミュージカル」第6回公演「新・多摩川伝」が2018年3月10日(土)・11日(日)開催、人気のチケット一般販売が1月27日(土)スタート
2018/5/26エントリ 市民ミュージカル「なかはらミュージカル」がアミガサ事件をテーマに「第7回公演」を2019年3月上演、出演者募集の事前説明会を6月17日(日)に開催

Comment(0)